- とり【取り】
- [一](名)
- ①《接尾的》取ること。また、取る人。〈用例〉相撲〜。借金〜。
- ②寄席(よせ)の最後の出演。真打ち。
- ③最後にする、呼びものの番組。
- [二](接頭)語勢を強める語。〈用例〉〜のぼせる。〜つくろう。
- とり【▼酉】
- ①十二支の第10。
- ②昔の時刻の名。今の時間で午後6時、およびその前後の2時間。
- ③方角で、西。
- *とり【鳥・▼禽】
- ①鳥類。bird〈用例〉〜のさえずり。〜のひな。〈数え方〉1羽・1番(つがい)(雌雄2羽)。
- ②《「鶏」とも》ニワトリ。ニワトリの肉。chicken〈用例〉〜なべ。焼き〜。
- 鳥無き里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)
- すぐれた人がいない所で、つまらない者がいばるたとえ。You are a man among the geese when the gander is away.〈比較〉井の中の蛙(かわず)。
- 鳥も通わぬ(とりもかよわぬ)
- 鳥さえ行き来しないということから、絶海の孤島などの形容。
- トリ【tri】(接頭)
- ギリシア語で、3の意。〈用例〉〜クロロメタン。
- どり
- 鳥類の肺臓の俗称。海綿状で赤く、俗に毒があるといわれている。
- ドリア【doria(フランス)】
- ピラフの上に魚介・マッシュルームなどの入ったホワイトソースをかけ、オーブンで焼いた料理。ライスグラタンの一種。
- とり‐あい【取(り)合い】
- とりあうこと。scramble for
- とり‐あ・う【取(り)合う】(五他)
- ①互いに手を取る。互いの手を握る。take each other's hands〈用例〉手を〜・って喜ぶ。
- ②争って取る。争う。compete〈用例〉ボールを〜。
- ③相手にする。応じる。respond〈用例〉笑って〜・わない。
- とりあえ‐ず【取(り)▽敢えず】(副)
- ①すぐに。さっそく。first of all〈用例〉取るものも〜かけつける。
- ②さしあたって。ともかく。まず。for the time being〈用例〉〜応急手当てをしておく。〜お知らせまで。
- とり‐あげ【取(り)上げ】
- 取り上げること。pick up
- とりあげ‐ばば【取(り)上げ▽婆】
- 《俗語》助産婦。産婆(さんば)。
- とり‐あ・げる【取(り)上げる】(下一他)
- ①手に取って上へ上げる。pick up
- ②奪う。没収する。confiscate...of〈用例〉本を〜。
- ③助産婦などが、介添えして子を産ませる。deliver...of〈用例〉男の子を〜。
- ④《「採り上げる」とも》申し出や意見を受理する。採択する。adopt〈用例〉問題として〜。
- とりあし‐しょうま【鳥足升麻】
- ユキノシタ科の多年草。日本北部の山地にはえる。高さ約60cm。茎は細く強い。葉は数回の3出複葉。初夏、白い円錐(えんすい)状の花穂をつける。
- トリアセテート‐せんい【トリアセテート繊維】
- 酢酸の含有率の高い(約62%以上)アセテート繊維。ふつうのアセテート繊維よりも融点(約300℃)が高い。triacetate fiber
- とり‐あつかい【取(り)扱い・取扱】
- 取り扱うこと・方法。処理。disposal〈用例〉〜に困る。〜を知っている。
- とりあつかい‐じょ【取扱所】
- 取り扱いをする事務所・場所。agency...
- とり‐あつか・う【取(り)扱う】(五他)
- ①扱う。handle〈用例〉品物を注意して〜。
- ②処理する。deal with〈用例〉出勤として〜。
- ③業務として受けつける。accept〈用例〉その件は庶務課で〜。
- ④待遇する。〈用例〉男女平等に〜。
- トリアッティ【Palmiro Togliatti】
- (1893-1964)イタリア共産党の指導者。コミンテルン執行委員。党書記長。反ファシズム運動として人民戦線を提唱。スターリン批判後は構造改革論によりユーロコミュニズムへの道を開いた。
- とり‐あつ・める【取(り)集める】(下一他)
- 色々のものを一つに寄せ集める。gather
- とり‐あみ【鳥網】
- 木の枝などに張って鳥を捕らえる網。fowler's net
- とり‐あわせ【取り合(わ)せ・取合(わ)せ】
- 配合。組み合わせ。assortment; combination〈用例〉色の〜。種類の〜。
- とり‐あわ・せる【取り合(わ)せる・取合(わ)せる】(下一他)
- ①ほどよく配合する。assort〈用例〉同系色を〜。
- ②寄せ集める。gather〈用例〉残り物を〜・せて作った料理。
- ドリアン【durian(マライ)】
- キワタ科の常緑高木。熱帯果樹として栽培。高さ約30m。葉は大きな長楕円(だえん)形で、桃色の五弁花を円錐(えんすい)花序につける。果実は人頭大の卵形で褐色。クリーム色の果肉は、独特の臭気があるが甘く美味。マレー半島原産。
- とり‐い【鳥居】
- 神域の表示として神社の入り口に建てる門。〈数え方〉1基。
- とりい‐きよなが【鳥居清長】
- (1752-1815)江戸中期の浮世絵師。江戸の人。俗称市兵衛(いちべえ)。流麗な描線と明快な色調による背丈の高い清長独特の美人をつくる。群像の大画面が多い。役者絵も新方向を開拓。作品『美南見(みなみ)十二候』など。
- とりい‐きよのぶ【鳥居清▽信】
- (1664-1729)江戸前期の浮世絵師。大坂の人。菱川師宣(ひしかわもろのぶ)の画風に狩野(かのう)派・土佐(とさ)派をとり入れ、鳥居派を創立。江戸歌舞伎(かぶき)・遊女を描く。作品『立美人』など。
- とりい‐きよます【鳥居清▽倍】
- (?-?)江戸前期の浮世絵師。丹(たん)絵・漆(うるし)絵による役者絵・美人画にすぐれる。
- とりい‐きよみつ【鳥居清満】
- 江戸中期の浮世絵師。初代(1735-85)は、江戸歌舞伎(かぶき)の芝居絵のほか、紅摺(べにずり)絵による美人画を描く。清長(きよなが)の師。
- ドリーゴ【Riccardo Drigo】
- (1846-1930)イタリアの作曲家・指揮者。バレエ曲『ハーレキンの百万金』(セレナードが有名)など。
- ドリーシュ【Hans Adolf Eduard Driesch】
- (1867-1941)ドイツの動物発生学者。ウニ卵の初期発生において、その割球(かっきゅう)を分離して正常な幼生にまで成育させた。これによってウニが調整卵であることを説いた。
- とり‐いそぎ【取(り)急ぎ】(副)
- 「急いで」を強めた語。in haste〈用例〉〜お知らせいたします。
- とりい‐とうげ【鳥居峠】
- 群馬・長野県境、四阿(あずまや)山南麓(なんろく)にある峠。標高1362m。関東平野と長野盆地を結ぶ重要交通路。
- とりい‐とうげ【鳥居峠】
- 長野県西部、木曽(きそ)川と犀(さい)川上流奈良井(ならい)川の分水嶺(ぶんすいれい)となる峠。標高1197m。ここ以南が木曽路。
- ドリーネ【Doline(ドイツ)】
- 石灰岩台地にできたすり鉢状のくぼ地。石灰岩が流水などで浸食されてできる。底に地表水が流れ込む穴が見えることもある。隣接するドリーネが合体したものはウバーレという。
- とりい‐は【鳥居派】
- 浮世絵の画派。役者絵を得意とし、芝居の看板絵はこの派の専業。鳥居清元(きよもと)に始まり清信(きよのぶ)が鳥居派初代で、今日まで続く。
- ドリーブ【Léo Delibes】
- (1836-91)フランスの作曲家。舞台音楽に成功し、明るい優美な作風。バレエ曲『コッペリア』など。
- ドリーム【dream】
- 夢。夢想。〈用例〉〜ランド。
- とりい‐りゅうぞう【鳥居▼龍蔵】
- (1870-1953)考古学者・人類学者。徳島県生まれ。東大助教授・上智大教授などを歴任。乾板写真を記録手段として本格的に用いた先駆者。台湾・千島・中国南部・モンゴルなどにおける民族誌的な現地調査で成果を挙げる。また、これらの学識をもって日本民族文化形成論を展開。晩年は中国の遼(りょう)の歴史研究を行う。
- とり‐い・る【取(り)入る】(五自)
- へつらって気に入られようとする。make up to〈用例〉上役に〜。
- トリール【Trier】
- ドイツ中西部、モーゼル川沿岸の古都。ローマ時代の城門、中世の教会などがある。ぶどう酒製造で有名。人口9.6万(1989)。
- とり‐いれ【取(り)入れ】
- ①取り入れること。take in
- ②作物を刈り入れること。収穫。harvest〈用例〉イネの〜。
- とりいれ‐ぐち【取(り)入れ口】
- 発電・かんがい・上水道に利用する水を、川・貯水池・湖から取り入れる所。取水口。
- とり‐い・れる【取(り)入れる】(下一他)
- ①取って中に入れる。take in〈用例〉洗濯物を〜。
- ②導入する。introduce〈用例〉新しい技術を〜。
- ③作物を刈り取る。収穫する。harvest
- とり‐い・れる【採(り)入れる】(下一他)
- 取り上げて用いる。採用する。使う。adopt
- とり‐うち【鳥打(ち)・鳥撃(ち)】
- ①銃で鳥を撃つこと・人。shooting of birds
- ②「→鳥打ち帽」の略。
- ③弓の末筈(うらはず)に近く、大きく反った部分。射当てた獲物をこの部分で打つことによるという。
- とりうち‐ぼう【鳥打(ち)帽】
- スポーツキャップの一種。前びさしのある、平たくて丸い帽子。かつて狩猟のとき着用された。ハンチング。hunting cap
- トリウム【thorium】
- 元素記号Th原子番号90。原子量232。天然の放射性元素。銀白色の金属。原子炉用燃料ウラン233をつくるのに利用されるため、資源として重要。
- トリウム‐けいれつ【トリウム系列】
- 放射性核種の崩壊系列の一つ。質量232のトリウムから始まり208の鉛で終わるもの。この系列の核種の質量数はすべて4の整数倍となる。thorium series
- とり‐うら【鳥▽占】
- ①年占(としうら)の一つ。年頭に山で鳥を射て、その腹の中の穀物の有無から豊凶を占った。
- ②鳥の鳴き声や飛びかたなどから天候や吉凶を占うもの。鳥占術(ちょうせんじゅつ)。
- とり‐うら【▽鶏▽占】
- 赤白2羽の鶏を蹴合(けあ)わせ、その勝負によって吉凶を占うもの。
- とり‐え【取(り)柄・取(り)得】
- 才能・技芸・性質の長所。えて。strong point〈用例〉〜のない男。
- トリエステ【Trieste】
- イタリア北東部、トリエステ湾に臨む港湾都市。イタリア領とスロベニア領に2分される。人口22.8万(1992)。
- トリエンナーレ【Triennale(イタリア)】
- 《3年ごとの、の意》3年ごとに開催される国際的な展覧会。「ミラノ‐トリエンナーレ」(デザインが中心)が有名。
- トリオ【trio(イタリア)】
- ①三重奏。三重唱。
- ②メヌエット・スケルツォ・行進曲などの中間部。
- ③3人組み。〈用例〉クリーンアップ〜。
- とり‐おい【鳥追い】
- ①害鳥を追い払うこと。鳥おどし。
- ②小正月に行われる予祝行事。害鳥を追い払うため、若者などが鳥追い棒を持ち、鳥追い唄(うた)を歌い歩く。
- ③江戸時代の門付(かどづ)けの一種。新年に、編み笠(がさ)をかぶり、三味線をひき鳥追い唄を歌いながら、門口(かどぐち)に立って銭をもらい歩いた女芸人。女太夫(おんなだゆう)。
- とり‐お・く【取(り)置く】(五他)
- とりのけておく。残しておく。reserve
- とり‐おこな・う【執り行(な)う・執行(な)う】(五他)
- 行事などを行う。執行する。execute〈用例〉除幕式を〜。
- とり‐おさ・える【取り押(さ)える・取押(さ)える・取(り)抑える】(下一他)
- ①捕らえる。arrest〈用例〉犯人を〜。
- ②押さえて自由にさせない。keep down〈用例〉暴れ馬を〜。
- トリオ‐ソナタ【trio sonata】
- 2つの上声部と低音部の、3つの独立した声部からなるソナタ。バロック時代のもっとも重要な室内楽曲。
- とり‐おどし【鳥▽威し】
- 作物を荒らすスズメなどを追うためのもの。鳴子(なるこ)・かかしなど。scarecrow
- とり‐おと・す【取り落(と)す・取落(と)す】(五他)
- ①取り損なって落とす。let fall〈用例〉球を〜。
- ②うっかり紛失する。lose
- ③うっかり途中を抜かす。omit carelessly〈用例〉名簿1ページ分を〜。
- ドリオピテクス【dryopithecus】
- ヨーロッパ型の化石類人猿。中新世から鮮新世にわたって栄えた。アジア型・アフリカ型の化石類人猿を含め、ドリオピテクス群としてまとめる。
- とり‐おや【取(り)親】
- 〈対義〉取り子。
- ①育ててくれた親。
- ②仮に立てた親。仮親。
- トリオレ【Elsa Triolet】
- (1896-1970)フランスの女流小説家。モスクワ生まれ。アラゴンの妻。作品『赤い馬』『白い馬』など。
- トリガー‐かかく【トリガー価格】
- 《「トリガー」は、銃の引き金の意》アメリカ政府が決めている輸入鉄鋼製品の基準価格。この価格を下回る値段で輸入されたものに対しては、商務省がすぐダンピング調査に入ることができる。1978年から実施。trigger price
- とり‐がい【鳥貝】
- ザルガイ科の海産ニマイガイ。殻長約9.5cm。表面は黄白色で、約40列の毛が並ぶ。食用。本州以南、朝鮮半島・中国の沿岸に分布。egg cockle
- とり‐かえ【取(り)替え・取(り)換え】
- 取り替えること・もの。exchange
- とり‐かえし【取(り)返し】
- もとにもどすこと。もとどおりにすること。〈用例〉〜がつかない。
- とり‐かえ・す【取(り)返す】(五他)
- ①取りもどす。get back〈用例〉損失を〜。
- ②もとどおりにする。recover〈用例〉遅れを〜。
- とりかえばやものがたり【とりかへばや物語】
- 平安末期の物語。現存本は鎌倉(かまくら)初期の改作。作者未詳。権(ごん)大納言は、男性的な姫君と女性的な男君の2人を男女とりかえて育てる。成長して2人はともに破綻(はたん)し、もとの性にかえり幸福になる。
- とり‐か・える【取(り)替える・取(り)換える】(下一他)
- ①新しい物や別の物と替える。renew〈用例〉畳を〜。ドルを日本円に〜。
- ②相手のものと替える。交換する。exchange〈用例〉握り飯と柿(かき)の種を〜。
- とり‐かか・る【取り掛(か)る・取掛(か)る】(五自)
- ①着手する。start〈用例〉仕事に〜。
- ②すがりつく。
- とり‐かご【鳥▼籠】
- 鳥を入れるかご。bird cage
- とり‐かこ・む【取(り)囲む】(五他)
- ぐるりと囲む。surround〈用例〉〜・んで質問する。
- とり‐かじ【取(り)▼舵】
- ①船首を左へ向ける、かじのとりかた。port〈対義〉面(おも)舵。〈用例〉〜いっぱい。
- ②→左舷(さげん)。port side
- とり‐かた【取(り)方】
- 取る方法・手際・ようす。
- とり‐かた【捕(り)方】
- 罪人をつかまえる役人・方法。
- とり‐かたづ・ける【取(り)片付ける】(下一他)
- きちんと片付ける。整理する。tidy
- とり‐かた・める【取(り)固める】(下一他)
- 厳重に守る。かためて守る。defend
- とり‐が‐なく【▽鶏が鳴く】
- [枕ことば]《東国の人のことばがわかりにくく、ニワトリが鳴くように聞こえるから、など諸説ある》「あづま」にかかる。〈用例〉〜吾妻(あづま)の国の御軍士(みいくさ)を(万葉・2・199)。
- とり‐かぶと【鳥▼兜・鳥▽甲】
- ①舞楽の常装束に用いるかぶりもの。
- ②紋所の名。①を紋章化したもの。
- ③キンポウゲ科の多年草。高さ約1m。葉は掌状に深裂し互生。秋、舞楽のかぶとに似た青紫色の花を多数つけ、切り花に使う。根は猛毒だが、干して漢方薬とする。中国原産。カブトギク。ハナトリカブト。
- ④トリカブト属の植物の総称。
- とりかみ‐の‐ところ【鳥上の▽地・鳥髪の▽地】
- 出雲(いずも)神話ゆかりの地。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を斬(き)り割いて天(あま)の叢雲(むらくも)の剣を得た所とされる。
- トリカルボンさん‐かいろ【トリカルボン酸回路】
- 酸素呼吸の反応系。ブドウ糖が分解されてできたピルビン酸が、完全に酸化してエネルギーを得る回路。多くの生物に広く存在し、生体物質の生合成系として重要な役割をはたしている。TCA回路。枸櫞(くえん)酸回路。クレプス回路。tricarboxylic acid cycle
- とり‐かわ・す【取(り)交わす】(五他)
- 互いにやり取りする。交換する。exchange〈用例〉条約を〜。
- とり‐き【取(り)木】
- 株分けの一種。親木についたままの枝を発根させ、独立させる。地上近くの枝に土を高く積み上げる盛り土法、曲げて土中に埋めるふせ枝法、枝を傷つけミズゴケなどで包む高取り法の3種類がある。layering〈参照〉圧条(あつじょう)。
- とり‐きめ【取(り)決め・取(り)▽極め】
- 決定。約束。promise〈用例〉〜に従う。
- とり‐き・める【取(り)決める・取(り)▽極める】(下一他)
- ①決定する。決める。decide
- ②約束する。契約する。promise
- とりくい‐ぐも【鳥▼喰▼蜘▼蛛】
- ハチドリなどを捕食すると信じられているトリクイグモ科の大形のクモ。体長約5cm。網は張らず、昆虫が主食。大きくて毛深いので恐れられるが、人にかみつくことはない。南アメリカに分布。トリトリグモ。bird spider
- とり‐くず・す【取(り)崩す】(五他)
- ①崩して取り去る。
- ②蓄えてあったものを少しずつ取って、なくしてしまう。〈用例〉積立金を〜。
- とり‐ぐち【鳥口】
- ①文書をはさんで位の上の人に差し出す白木(しらき)の杖(つえ)の、先端の物をはさむ部分。鳥のくちばしに似ているところからの名称。
- ②丁字形の鉄床(かなとこ)。
- とり‐くみ【取(り)組み・取組】
- ①真剣に物事の処理に当たること。〈用例〉公害問題への〜。
- ②相撲の組み合わせ。
- ③取引所で、売買の約束。
- とり‐く・む【取(り)組む】(五自)
- ①組み合う。tackle
- ②相手となって争う。grapple with
- ③一生懸命に物事を処理しようとする。tackle〈用例〉難しい問題に〜。
- ④相撲をとる。wrestle with
- とり‐ぐもり【鳥曇(り)】
- 春に、ガン・カモなどの渡り鳥が北に帰るころの曇り空。
- トリクロロエチレン【trichloroethylene】
- 化学式CHCl=CCl2 クロロホルムに似たにおいをもつ無色の液体。有機合成の中間体。溶剤などに利用。トリクレン。
- とり‐けし【取(り)消し・取消】(名・サ変他)
- ①取り消すこと。cancel
- ②すでになされた意思表示や法律行為をさかのぼって無効にする一方的意思表示。cancel〈用例〉〜処分。
- とり‐け・す【取(り)消す】(五他)
- いったん言ったり決めたりしたことを、あとでなかったことにする。あとで否定する。withdraw〈用例〉前言を〜。
- とりげ‐も【鳥毛藻】
- イバラモ科の沈水性一年草。池沼の水中にはえる。長さ約30cm。茎は非常に細く、2つに分枝。葉は線形で鳥毛のように巻く。
- トリケラトプス【triceratops】
- 四脚歩行する植物食性の恐竜。体長約8m、推定体重約8t。鼻の上に短くて太い角、目の上の左右に長くて太い角をもち、口は嘴(くちばし)状。北米の白亜紀後期に生存。
- とりげりゅうじょのず‐びょうぶ【鳥毛立女図▼屏風】
- 正倉院蔵の六扇(ろくせん)の屏風。いずれも樹下美人を描き、天平勝宝(てんぴょうしょうほう)4年(752)の年記が下張りに見られる。衣裳(いしょう)部に鳥の羽毛を張るが、現在は剥落(はくらく)し、顔・手・袖(そで)裏の彩色が残る。とりげたちおんなのずびょうぶ。
- とり‐こ【取(り)子】
- =とりご。
- ①もらい子。養子。
- ②仮親(かりおや)の習俗の一つ。生まれた子が弱かったり、前の子が早死にのときなど、丈夫に育つようにと僧や神官、子だくさんの人などが取り親になる。
- とり‐こ【取(り)粉】
- つきたてのもちにつけて扱いやすくするための米の粉。しろこ。
- とり‐こ【▽虜・▼擒・▼俘▽虜】
- ①生け捕りにした敵。捕虜。prisoner of war
- ②捕らわれて動けない人。captive〈用例〉恋の〜。
- とりごえ【鳥越】
- 〈村〉石川県南部、手取(てどり)川中流の村。稲作、スイカ・ジャガイモの栽培を行う。人口3415(1994)。
- とりこし‐ぐろう【取(り)越し苦労】(名・サ変自)
- むやみに将来のことをあれこれ心配すること。worry about the future
- とり‐こ・す【取(り)越す】(五他)
- ①期日を繰り上げて行う。
- ②先のことをあれこれ考える。
- トリコット【tricot】
- 《編み物を意味するtricot(フランス)(トリコ)から》トリコット編み機で編んだ生地の総称。縦メリヤスの一種。伸縮性があり、ほつれにくい。ストッキング・肌着などのほか、外衣にも用いられる。
- とり‐こぼ・す【取(り)▽零す】(五自他)
- 勝負ごとなどで、負ける相手でないのに負ける。suffer an unexpected defeat
- トリコマイシン【trichomycin】
- 放線菌の産生するポリエン系抗生物質。皮膚のカンジダ症や真菌症・膣(ちつ)トリコモナス症に用いる。
- とり‐こみ【取(り)込み】
- ①取り入れ。take in
- ②冠婚葬祭や不意の出来事のためのごたごた。多忙。confusion〈用例〉お〜中。
- ③金品をだましとること。embezzlement
- とりこみ‐さぎ【取(り)込み詐欺】
- 一時に多額の商品を仕入れ、支払いをしない詐欺。a confidence trick
- とり‐こ・む【取(り)込む】(五自他)
- ①(自)冠婚葬祭や不意の出来事で忙しくしている。busy
- ②(他)
- (ア)取り入れる。take in〈用例〉洗濯物を〜。
- (イ)きげんをとって、まるめこむ。get into favor with
- (ウ)だます。不正に金品をごまかし取る。embezzle
- とり‐こ・める【取(り)▼籠める】(下一他)
- ①中に押し込める。shut in
- ②周りを囲む。包囲する。surround
- トリコモナス【trichomonas】
- 動物性鞭毛(べんもう)虫綱に属する寄生性の原生動物。形は西洋ナシ形。5本の鞭毛のうち1本は後ろに向き、波動膜をつくる。膣(ちつ)トリコモナスは膣炎を起こす。
- トリコモナス‐ちつえん【トリコモナス▼膣炎】
- 原虫の一属である膣トリコモナスの寄生で起こる膣炎。性行為感染症の一つでもある。帯下(たいげ)が増えたり、外陰部のかゆみなどがある。膣トリコモナス症。vaginal trichomoniasis
- とり‐ごや【鳥小屋】
- ニワトリなどを飼う小屋。鶏舎。henhouse
- トリコロール【tricolore(フランス)】
- 《3色の、の意》三色旗。とくに、フランスの国旗。
- とり‐ころ・す【取(り)殺す】(五他)
- 亡霊などが人に取りついて命をとる。haunt...to death
- とり‐こわし【取(り)壊し】
- とりこわすこと。demolition
- とり‐こわ・す【取(り)壊す】(五他)
- 建物を壊す。つぶす。crush
- とり‐ざかな【取(り)▼肴】
- ①1つの器から、めいめいが取って分ける酒の肴。
- ②本膳(ほんぜん)料理の三の膳のあとに、酒とともに出される肴。はさみ肴。台の物。
- ③懐石の→八寸の別称。
- とり‐さげ【取(り)下げ】
- 取り下げること・処置。withdrawal
- とり‐さ・げる【取(り)下げる】(下一他)
- ①差し出したものを取り戻す。withdraw
- ②訴訟など、願い出たことを取り消す。dismiss
- とり‐さし【鳥刺(し)】
- ①竹竿(たけざお)の先に鳥もちを塗り小鳥を捕らえること。また、そうして鳥を捕らえ、売った人。
- ②民俗芸能の一つ。小鳥を捕らえる動作を面白おかしく舞踊化したもの。鳥刺し舞。
- ③16枚の札を使って鳥を捕らえる仕組みの、江戸時代の遊び。
- ④鳥肉の刺身。
- とり‐ざた【取(り)▼沙▼汰】(名・サ変自)
- 世間の評判。うわさ。gossip〈用例〉人事について〜する。
- とり‐さば・く【取(り)▼捌く】(五他)
- 取り扱う。処理する。manage〈用例〉争いごとを〜。
- とり‐ざら【取(り)皿】
- 料理の自分の分を取り分けて入れる小さな皿。individual small plate
- とり‐さ・る【取(り)去る】(五他)
- 取って、なくす。take away