- トン【屯】4画
- 部首 屮くさのめ 常用
- 区点 3854・JIS 4656・シフト 93D4
- [音] トン
→ 字形参照
- ①兵などがとどまる。たむろする。たむろ。たまり。「駐屯」「屯営・屯田兵」
- ②トン(ton)。重さの単位。噸(とん)の略字。
- トン【団】6画
- 部首 囗くにがまえ 教育小5
- 区点 3536・JIS 4344・シフト 9263
- [音] ダン・トン・ドン
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- まるい。かたまり。まるいかたまり。「水団・布団」
→ダン[団]
- トン【▼團】14画→団の旧字
- 囗くにがまえ
- 区点 5205・JIS 5425・シフト 9AA3
- トン【▼沌】7画
- 部首 氺さんずい
- 区点 3857・JIS 4659・シフト 93D7
- [音] トン
- 「混沌(こんとん)・渾沌(こんとん)」は、宇宙の万物が、まだ未分化であるさま。ものごとの区別が、はっきりしないさま。
- トン【▽純】10画
- 部首 糸いとへん 教育小6
- 区点 2967・JIS 3D63・シフト 8F83
- [音] ジュン・シュン・トン
→ 字形参照
- ①つつみ。つつむ。つかねる。
- ②布の、1反。
→ジュン[純]
- トン【豚】11画
- 部首 豕いのこ 常用
- 区点 3858・JIS 465A・シフト 93D8
- [音] トン
- [訓] ぶた
→ 字形参照
- ①ブタ。イノシシ科の家畜。また、ブタの肉。ぶたにく。「豚カツ」「養豚」
- ②自分の子の謙称。「豚児」
- トン【▼敦】12画
- 部首 攵ぼくにょう 人名用
- 区点 3856・JIS 4658・シフト 93D6
- [音] トン・ダン・タイ
→ 字形参照
- ①あつい。てあつい。人情があつい。「敦厚」
- ②さかん。さかんな。
- ③おおきい。
- ④おか。
- ⑤たむろする。陣する。
- ⑥しんがり。最後尾。
- ⑦せめる。正す。
- ⑧とうとぶ。たっとぶ。→ダン・タイ[敦]
- トン【▼遁】12画
- 部首 ⻍しんにゅう
- 区点 3859・JIS 465B・シフト 93D9
- [音] トン・シュン
- ①のがれる。にげる。かくれる。「隠遁」「遁辞・遁世(とんせい)・遁走」
- ②うつる。
- ③かくれる。
- ④さる。さける。
→シュン[遁]
- トン【▼頓】13画
- 部首 頁おおがい
- 区点 3860・JIS 465C・シフト 93DA
- [音] トン・トツ
- ①ぬかずく。お辞儀をする。「頓首」
- ②とみに。急に。すぐに。にわかに。「頓死・頓智(とんち)」
- ③一時に。一度に。「頓服(とんぷく)」
- ④とどまる。じっとしている。「停頓」
- ⑤かたづける。ととのえる。「整頓」
- ⑥つまずく。
→トツ[頓]
- トン【▼遯】15画
- 部首 ⻖しんにゅう
- 区点 7812・JIS 6E2C・シフト E7AA
- [音] トン・ドン
- のがれる。にげる。かくれる。
- トン【▼噸】16画
- 部首 口くちへん 和製漢字
- 区点 3853・JIS 4655・シフト 93D3
- [音] トン
- →トン[ton・噸・瓲・屯]
- トン【▼暾】16画
- 部首 日ひへん
- 区点 5893・JIS 5A7D・シフト 9DFB
- [音] トン
- ひので。あさひ。旭日(きょくじつ)。
- トン【▼燉】16画
- 部首 火ひへん
- 区点 6387・JIS 5F77・シフト E097
- [音] トン
- 火のさかんなさま。
- トン【ton・噸・瓲・屯】
- ①質量の単位。記号t。メートル法では、1トンは1000kg。ヤード‐ポンド法では、1英トンは1.01605t、1米トンは0.907185t。
- ②船舶のトン数。
- ドン【▼呑】7画
- 部首 口くち
- 区点 3861・JIS 465D・シフト 93DB
- [音] ドン・トン・テン
- ①のむ。のみこむ。〈対義〉吐(と)。「呑吐・呑噬(どんぜい)」
- ②とりこむ。あわせる。「併呑」
- ③ほろぼす。「呑噬」
- ④かろんじる。おそれない。
- ドン【▼貪】11画
- 部首 貝かい
- 区点 7637・JIS 6C45・シフト E6C3
- [音] ドン・タン・トン
- むさぼる。欲ばる。欲ふか。「慳貪(けんどん)」「貪欲・貪婪(どんらん)」
- ドン【鈍】12画
- 部首 金かねへん 常用
- 区点 3863・JIS 465F・シフト 93DD
- [音] ドン・トン
- [訓] にぶい・にぶる
→ 字形参照
- ①にぶい。するどくない。〈対義〉鋭(えい)・敏(びん)・利(り)。「利鈍」「鈍感・鈍器・鈍刀」
- ②のろい。利口でない。「愚鈍」「鈍根・鈍才・鈍重(どんじゅう)・鈍物(どんぶつ)」
- ③とがっていない。直角より角度が大きい。「鈍角」
- ドン【▼飩】13画
- 部首 食しょくへん
- 区点 8111・JIS 712B・シフト E94A
- [音] ドン・トン
- ①むしもち。むしまんじゅう。米・小麦の粉をまるめ、なかに肉や野菜などをいれて、むしたもの。
- ②「饂飩(うんどん・うどん)」は、小麦粉を水でかたくこねて、細長くきった食品。
- ドン【▼嫩】14画
- 部首 女おんなへん
- 区点 5336・JIS 5544・シフト 9B63
- [音] ドン
- わかい。やわらかい。うつくしい。
- ドン【▼緞】15画
- 部首 糸いとへん
- 区点 6943・JIS 654B・シフト E36A
- [音] ドン・タン・ダン
- ①練り糸で織った、地が厚く光沢のある絹織物。「緞子(どんす)・緞帳」
- ②くつのかかとにつけるきれ。
- ドン【曇】16画
- 部首 日ひ 常用
- 区点 3862・JIS 465E・シフト 93DC
- [音] ドン・タン
- [訓] くもる
→ 字形参照
- くもる。日が雲にかくれる。くもり。〈対義〉晴(せい)・雨(う)。「曇天」
- ドン【▼壜】19画
- 部首 土つちへん
- 区点 5264・JIS 5460・シフト 9ADE
- [音] ドン・タン
- ①かめ。さかがめ。酒をいれるかめ。
- ②びん。液体などをいれる、口の小さい器。
- ドン【▼罎】22画
- 部首 缶ほとぎへん
- 区点 7004・JIS 6624・シフト E3A2
- [音] ドン・タン
- ①とくり。とっくり。酒をいれる細長い器。
- ②びん。液体などをいれる、口の小さい器。
- どん
- ①明治から昭和初期にかけて、正午を知らせた大砲の音。各地にあったが、東京では江戸城旧本丸で空砲を発射。明治4年(1871)開始され、昭和4年(1929)サイレンにかわるまで続いた。午砲。
- ②《転じて》正午のこと。noon
- どん【▼丼】
- 「→どんぶり」の略。〈用例〉うな〜。
- ドン【don(スペイン)】
- ①スペイン・イタリアなどで聖職者・貴族の敬称。また、スペインで男性の洗礼名の前に付けることば。
- ②首領。ボス。boss〈用例〉政界の〜。
- どん(接頭)
- 《「ど」をさらに強めた語》多く好ましくない意味を強める語。〈用例〉〜じり。〜ぞこ。
- どん(接尾)
- 《「どの」の転》もと、商家で同輩や目下の者の名前に添えて呼んだ語。〈用例〉吉蔵〜。
- とんあ【▼頓▼阿】
- (1289-1372)南北朝時代の歌僧。俗名は二階堂貞宗(さだむね)。京都の人。当時の二条派の代表的歌人。二条為世(ためよ)に歌を学び、為世門の四天王の一人。『新拾遺集』の撰(せん)を二条為明没後引き継ぎ完成。家集『草庵(そうあん)集』、歌学書『井蛙(せいあ)抄』、歌論書『愚問賢注』など。「とんな」ともいう。
- とん‐あい【▼貪愛】
- 《仏教語》迷いの根元としてのむさぼりや執着。
- とん‐えい【屯営】(名・サ変自)
- 《「屯」は、兵士が集まること》兵士が居住していること。また、その施設。兵営。military camp; barracks
- トンガ【Tonga】
- (Kingdom of Tonga)南太平洋、ポリネシアのトンガ諸島からなる王国。首都ヌクアロファ。1970年イギリスから独立。珊瑚(さんご)礁島・火山島で、バナナ・コプラが主産物。面積750km2。人口9.9万(1993)。正称トンガ王国。
- どん‐か【鈍化】(名・サ変自)
- 鈍くなること。become dull〈用例〉輸出の伸びが〜する。
- どん‐かく【鈍角】
- 直角(90度)より大きく2直角(180度)より小さい角。obtuse angle〈対義〉鋭角。
- どんかく‐さんかくけい【鈍角三角形】
- 内角の一つが鈍角である三角形。obtuse triangle
- ドンカスター【Doncaster】
- イギリス、イングランド北部、ドン川に沿う南ヨークシャー炭田地域の工業都市。競馬で有名。人口28.9万(1991)。
- とん‐カツ【豚カツ】
- 豚肉に小麦粉・とき卵・パン粉の順で衣をつけて揚げた、日本独自の料理。ヒレを用いたヒレカツ、ロースを用いたロースカツなど。ポークカツ。
- とんがら‐か・す【▼尖らかす】(五他)
- 《俗語》→とがらす。〈用例〉口を〜。
- とんがらか・る【▼尖らかる】(五自)
- 《俗語》→とがる。
- トンガリロ‐こくりつこうえん【トンガリロ国立公園】
- (Tongariro National Park)ニュージーランド北東中部の山岳国立公園。面積670km2。トンガリロ山・ルアペフ山・ナウルホエ山の3つの活火山とその山麓(さんろく)からなる。
- とんが・る【▼尖る】(五自)
- 《俗語》→とがる。〈用例〉鉛筆のしんが〜。
- ドン‐カルロス【Don Carlos】
- (1788-1855)スペイン王子。兄フェルナンド7世の死後王位を要求、保守反動派と結んで摂政(せっしょう)派に反乱(カルリスタ戦争)を起こしたが、敗れてフランスに亡命。
- ドン‐がわ【ドン川】
- (Don)ロシア西部の川。モスクワ南方からヨーロッパ‐ロシア中部を南に流れ、アゾフ海に注ぐ。長さ2000km。
- どん‐かん【鈍感】(名・形動)
- 感じの鈍いこと・さま。insensibility〈対義〉敏感。
- どん‐き【鈍器】
- ①よく切れない刃物。blunt knife〈対義〉利器。
- ②法律で、刃のついていない道具。人を傷つけるために使ったこん棒・木刀など。obtuse weapon
- ドン‐キホーテ
- ①《原題El ingenioso hidalgo Don Quijote de la Mancha(スペイン)》スペインの作家セルバンテスの小説。また、その主人公。1605年・15年発表。郷士ドン=キホーテと従士サンチョ=パンサの滑稽(こっけい)な冒険を通して、理想と現実との相克を風刺的に描いた。
- ②《転じて》理想と現実をとりちがえている、向こう見ずの人。
- ドンキホーテ‐がた【ドンキホーテ型】
- 理想に向かい、現実を無視してひとりよがりの正義感から向こう見ずな行動をするタイプ。Don Quixote type〈対義〉ハムレット型。
- とん‐きょう【▼頓狂】(名・形動)
- 調子はずれな言動をすること・人・さま。freakishness〈用例〉〜な声。
- トンキン【Tonkin】
- ベトナム北部の旧称。フランスがベトナムを3分割して統治した時代のベトナム北部。中心都市はハノイ。
- トンキン‐わん【トンキン湾】
- (Gulf of Tonkin)南シナ海北西部、中国雷州半島、海南島、ベトナム北東岸に囲まれる湾。北西部にホン川が流入。
- どん‐くさ・い【鈍臭い】(形)
- のろい。まだるっこい。まがぬけている。
- どん‐ぐり【▽団▼栗・▼橡】
- ①ブナ科ナラ属のクヌギ・ナラ・カシ・カシワなどの果実の総称。果実の下部に帽子状の殻斗(かくと)がある。実はタンニンを多く含む。シカなどの動物の食物となる。acorn
- ②《比喩(ひゆ)的に》平凡で優劣がないこと。
- 団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)
- いずれも似たりよったりで平凡なものばかりだ、というたとえ。There's not much to choose among them.
- どんぐり‐まなこ【▽団▼栗眼】
- ぐりっとした大きな目。big round eyes
- どん‐けつ
- 最下位。びり。どん尻(じり)。the lowest rank
- ドンゲン【Kees van Dongen】
- (1877-1968)フランスの画家。オランダ生まれ。印象派風から野獣派へ移行、強い原色調の画風を示す。後年肖像画で社交界の寵児(ちょうじ)となる。作品『リリ=ダミダ嬢』など。
- とん‐ご【▼頓悟】(名・サ変自)
- 《仏教語》すみやかに悟りを開くこと。〈対義〉漸悟(ぜんご)。
- どん‐こ
- 干しシイタケの銘柄の一種。晩冬から初春の気温の低い時期に徐々に育て、かさが開く前に収穫して乾燥したもの。
- どん‐こ【鈍▽甲】
- 河川中流域の水底にすむカワアナゴ科の淡水魚。全長約20cm。暗黄褐色。小魚やエビ類を捕食。美味。本州中部以南に分布。sleeper
- とん‐こう【▼敦厚】(名・形動)
- 人情に厚く、真心があること・さま。正直で親切なこと・さま。
- とんこう【▼敦▼煌】
- 中国本土の辺境、甘粛(かんしゅく)省の都市。シルクロードの中継貿易の基地となり、仏教都市としても有名。南東方に敦煌石窟(せっくつ)寺院がある。
- どん‐こう【鈍行】
- 《俗語》各駅停車の普通列車・普通電車のこと。slow train
- ドン‐コサック‐がっしょうだん【ドン-コサック合唱団】
- ロシアの男声合唱団。1911年結成。重く深い響きでロシア民謡を中心に活躍。
- とん‐こつ【豚骨】
- 鹿児島県の郷土料理。特産の黒豚の骨つき肉の角切りに、大根・芋・こんにゃくなどを加え、焼酎(しょうちゅう)・みそ・黒砂糖で煮込む。
- トンコリ
- (tonkoriアイヌ)アイヌの五弦琴。おもにサハリン(樺太(からふと))で使われた。開放弦のみを使い、両手で弦を弾いて演奏する。現在では北海道各地で製作や演奏が試みられている。
- とん‐コレラ【豚コレラ】
- ウイルスによって起こるブタの急性伝染病。発熱・嘔吐(おうと)・下痢などの症状でほとんど死亡する。家畜法定伝染病の一つ。hog cholera
- ドンゴロス
- 《dungareesから》亜麻糸で平織りに粗く織った布。主に袋にするが、織り目が数えられるので区限刺繍(ししゅう)にも用いられる。
- どん‐こん【鈍根】
- 才知のにぶいこと・性質。slow wit〈対義〉利根。
- とん‐ざ【▼頓▼挫】(名・サ変自)
- ①急に勢いがくじけること。standstill
- ②中途で急に駄目になること。deadlock〈用例〉計画が〜する。
- とん‐さい【▼頓才】
- 時と場合に応じて働く才能。機転のきく才能。wit〈用例〉頓知〜。
- どん‐さい【鈍才】
- 才能のにぶいこと・人。stupidity; dull person〈対義〉秀才。
- とん‐し【▼頓死】(名・サ変自)
- 突然死ぬこと。急死。sudden death
- とん‐じ【豚児】
- 自分の子をけんそんしていう語。愚息。
- とん‐じ【▼遁辞】
- 逃げ口上。言い逃れ。excuse
- とん‐じき【屯食】
- 平安時代、上流階級の催した饗宴(きょうえん)の下働きをした者に、食事を支給するとき、用いた脚付きの台。また、それに載せた酒食。
- とん‐じゃく【▼頓着】(名・サ変自)
- 《仏教語で「貪着(とんじゃく)」と書き、物事をむさぼり、それに執着するの意から》気にかけること。心配。懸念。とんちゃく。anxiety〈用例〉物事に〜しない。
- とん‐しゅ【▼頓首】
- ①中国の昔の礼のしかたで、頭を地面につけてするもの。
- ②手紙文などの終わりに書いて敬意を表す語。〈用例〉再拝〜。
- どん‐じゅう【鈍重】(名・形動)
- 性質・動作などが、にぶくてのろいこと・さま。dullness〈対義〉敏捷。〈用例〉〜な動作。〈派生〉どんじゅうさ(名)
- どんしゅう‐の‐うお【▼呑舟の魚】(連語)
- 《『荘子』「庚桑楚(こうそうそ)」にある語》
- ①舟をのむほど巨大な魚。
- ②すばらしい獲物。
- ③《善悪にかかわらず》大物。
- 呑舟の魚は枝流に游がず(どんしゅうのうおはしりゅうにおよがず)
- 《『列子』「楊朱(ようしゅ)」にあることば》大志を抱く人物は、細かなことにこだわらない。
- とん‐しょ【屯所】
- ①たむろする所。詰め所。
- ②明治初期、警察署の称。
- とんしょう‐ぼだい【▼頓証▼菩▽提】
- 《仏教語》
- ①すみやかに悟りを得ること。頓証仏果。
- ②回向(えこう)文などに用いることば。追善回向の功徳(くどく)によって、死者が成仏(じょうぶつ)するように祈るもの。
- どん‐しょく【▼貪食】(名・サ変他)
- むさぼり食べること。
- ドン‐ジョバンニ【Don Giovanni(イタリア)】
- モーツァルト作曲のオペラ。全2幕。ダ=ポンテ台本。主人公の恋の遍歴とその罪による地獄落ちを描く。アリア『カタログの歌』『セレナーデ』『打ってよマゼット』などが有名。
- どん‐じり【どん▼尻】
- いちばんあとであること。どんけつ。びり。tail end
- とん‐じる【豚汁】
- 豚肉の細切れと、野菜・こんにゃくなどを入れみそ仕立てにした汁。ぶたじる。
- とん‐じん‐ち【▼貪▼瞋痴】
- 《仏教語》貪欲(とんよく)と瞋恚(しんに)と愚痴の三毒。むさぼりといかりと無知の3種の煩悩(ぼんのう)のこと。三惑。
- どん‐す【▼緞子】
- 《「どんす」は唐音》絹の紋織物の一種。表裏に紋様がでる織物で光沢がある。錦(にしき)や金襴(きんらん)・繻珍(しゅちん)などと同類で現在は絹以外もある。帯地・寝具地などとして用いる。〈用例〉金襴〜。
- とん‐ずら(名・サ変自)
- 《俗語。「とん」は遁走(とんそう)、「ずら」はずらかるの意とも》逃げること。〈用例〉〜をきめこむ。
- どん・する【鈍する】(サ変自)
- にぶくなる。ばかになる。鈍す。〈用例〉貧すれば〜。
- とん‐せい【▼遁世・▼遯世】(名・サ変自)
- 《古くは「とんぜい」とも》
- ①世間を避けて仏門に入ること。
- ②隠居して世間に関係しないこと。隠世。
- ③中世、寺院での栄達を避けて、ひとり、いおりに住むこと。
- トン‐ぜい【トン税】
- 流通税の一つ。外国貿易船に、港で受ける便宜に対する受益者負担として課される国税。船のトン数を課税標準とする。tonnage duties〈比較〉特別トン税。
- どん‐ぜい【▼呑▼噬】(名・サ変他)
- ①のみこむことと、かみつくこと。
- ②他国の領土を奪い取ること。
- とん‐そう【▼遁走】(名・サ変自)
- 逃げ走ること。逃走。flight; flee
- どん‐そく【鈍足】
- 走り方や歩き方がおそいこと・人。be slow of feet〈対義〉駿足(しゅんそく)。
- どん‐ぞこ【どん底】
- [一]
- ①いちばん底。nadir〈対義〉絶頂。
- ②最低・最悪の状態。bottom〈用例〉〜の生活。
- [二]《原題Na dne(ロシア)》ゴーリキーの戯曲。1902年作。木賃宿(きちんやど)の下層民を描き、人間の尊厳と幸福とは何かを問いかける。
- とん‐だ(連体)
- ①意外な。思いのほか。とんでもない。〈用例〉〜所で出会った。〜災難。
- ②取り返しのつかない。あきれた。〈用例〉〜人騒がせ。
- ドンタク
- 《zondag(オランダ)(日曜日)から》
- ①日曜日。また転じて、休日。
- ②福岡県福岡市博多(はかた)で5月3・4日に行われる港祭り。七福神の練り物のほか、肥後(ひご)囃子(ばやし)・民謡踊りなど種々の芸能が行われる。博多ドンタク。
- とんだばやし【▽富田林】
- 〈市〉大阪府南東部の市。興正(こうしょう)寺別院の門前町。商工業がさかんで宅地化も進む。PL教団本部がある。人口11万7795(1994)。
- とん‐たんどく【豚丹毒】
- 豚丹毒菌により、主としてブタにおこる伝染病。皮膚に発疹(はっしん)が広がる。家畜法定伝染病。swine erysipelas
- とん‐ち【▼頓知・▼頓▼智】
- 即座の知恵。機転。機知。ウイット。quick wit〈用例〉〜が働く。
- とん‐ちき【▼頓痴気】
- 《俗語》まぬけ。のろま。とんま。人をののしっていう語。〈用例〉この〜野郎。
- どんちゃん‐さわぎ【どんちゃん騒ぎ】
- ①太鼓・笛・三味線の鳴り物入りでの大騒ぎ。
- ②酒を飲んでするばか騒ぎ。
- どん‐ちょう【▼緞帳】
- ①厚地の織物で作った、仕切りや装飾用に用いる布。thick curtain
- ②舞台と観客席を区切って上げ下ろしする幕。drop curtain〈対義〉引き幕。
- どんちょう【曇徴】
- (?-?)高句麗(こうくり)の僧。推古(すいこ)18年(610)来朝。画をよくし、絵の具・紙・墨・碾磑(みずうす)(水力で動く臼(うす))などの製法を伝えたという。
- どんちょう‐しばい【▼緞帳芝居】
- 《江戸時代、引き幕の使用が許されず、かわりに上下する緞帳を用いたことに由来》小芝居(こしばい)の別称。三流芝居。
- どんちょう‐やくしゃ【▼緞帳役者】
- 緞帳芝居の役者。
- とん‐ちん‐かん【▼頓珍漢】(名・形動)
- 《俗語》つじつまが合わないことを言ったりしたりすること・さま。とんまなこと・さま。〈用例〉〜な答え。
- どん‐つう【鈍痛】
- にぶく重苦しい痛み。dull pain〈対義〉激痛。
- どん‐つく【鈍付(く)】
- ①動きのにぶいこと・人。のろま。
- ②《「どんつく布子(ぬのこ)」の略》下等なもめんの綿入れ。
- どん‐づまり【どん詰(ま)り】
- 《俗語》
- ①物事の終わり。最後。end
- ②道が行きどまりになっていること。dead end
- とんでも‐な・い(形)
- ①思いもかけない。astounding〈用例〉〜結果になる。
- ②とほうもない。もってのほかだ。preposterous〈用例〉人をだますとは〜やつだ。
- ③とても考えられない。そんなことはない。absurd〈用例〉彼が犯人だなんて〜。
- どん‐てん【曇天】
- くもった空。cloudy weather〈対義〉晴天・雨天。
- どんでん‐がえし【どんでん返し】
- ①正反対にひっくり返すこと。complete reversal
- ②芝居で、がんどう返し。
- ③物事が一気に逆転すること。〈用例〉〜の結末。
- とんでん‐せい【屯田制】
- 中国、漢代制定の制度。主として辺境の地に耕作者を集団で定住させて荒地を耕作し、食糧の自給を図るというもの。兵士によるものを軍屯、一般人によるのを民屯という。
- とんでん‐へい【屯田兵】
- 明治8年(1875)に設置され北海道の警備・開発にあたった農業兼務の兵士。設置には士族救済の目的もあったが、同37年(1904)に廃止。
- とん‐と【▼頓と】(副)
- ①《下に打ち消しをともなって》いっこうに。少しも。全然。not at all〈用例〉〜わけがわからない。
- ②まったく。すっかり。〈用例〉〜ご無沙汰で。
- どん‐と【▼呑吐】(名・サ変他)
- のんだり吐いたりすること。のむことと吐くこと。
- どん‐と(副)
- ①たくさんなさま。どっさり。so much〈用例〉そのうち〜金が入ってくる。
- ②勢いよく。思いきり。力いっぱい。heavily〈用例〉〜ぶつかってこい。
- どんど
- 小正月の前後に行われる火祭り。門松・注連縄(しめなわ)などを持ち寄って焼き、その火で焼いた餠(もち)を食べる。名称の由来は「尊(とうど)や尊」という囃子(はやし)ことばからの転、あるいは火勢の激しさの形容ともいわれる。どんど焼き。左義長(さぎちょう)。鬼火。道祖土(さいと)焼き。とんど。
- どん‐とう【鈍刀】
- よく切れない刀。なまくら。blunt blade
- トン‐ドク‐タン【Ton Duc Thang】
- (1888-1980)ベトナムの政治家。学生時代から反植民地運動に参加。インドシナ共産党に入党、北部で活動する。1969年に北ベトナムの大統領、76年にはベトナム社会主義共和国大統領に就任。
- ドント‐ほうしき【ドント方式】
- 比例代表制選挙における、各政党への議席数配分算出方法の一つ。ベルギーの数学者ドントが考案。d'Hondt formula
- とん‐とん
- [一](形動)収支などの、つりあいがとれるさま。even〈用例〉もうけは〜だ。
- [二](副)
- ①戸などをたたく音・さま。knock〈用例〉ドアを〜たたく音がする。〜と野菜を切る音。
- ②よどみなくはかどるさま。rapidly〈用例〉話が〜とまとまる。
- どん‐どん(副)
- ①続けて強くたたく音。thump〈用例〉戸を〜とたたく。
- ②物事が勢いよく、また、滞りなく進行するさま。steadily〈用例〉〜上手(じょうず)になる。
- ③次から次へと続くさま。more and more〈用例〉まわりに〜家が建つ。
- とんとん‐びょうし【とんとん拍子】(名・形動)
- 物事が都合よく進むこと・さま。go from success to success〈用例〉〜に出世する。
- とんとん‐ぶき【とんとん▼葺き】
- ①ヒノキ・マキなどを薄くはいだ板で屋根をふくこと。またその屋根。こけらぶき。
- ②トタン葺き。