*どんな(形動)
《連体形「どんなな」は接続助詞「ので」「のに」に続く場合だけに使われる。体言には語幹「どんな」から続く》どのようであるか疑問を持つさま。what kind of; how〈用例〉町のようすは〜だろうか。〜理由があったのですか。
トンネル【tunnel】
[一](名)道路・鉄道・水路・送電線・通信用ケーブルなどを通すため山腹・地表面下・海底につくった通路。隧道(すいどう)
[二](名・サ変他)野球で、野手がボールを股(また)の下から後ろへのがすこと。
トンネル‐がいしゃ【トンネル会社】
身代わりの会社。本当の事業主の存在を表面化させないための、または、中間利益をあげるためだけの形式的・名目的な会社。dummy company〈参照〉ペーパーカンパニー。
トンネル‐がま【トンネル窯】
陶磁器・耐火物などを連続的に焼成するためのトンネル状の窯。被熱物は台車に乗せられ、予熱・強熱・冷却されながら移動する。トンネル炉。tunnel kiln
トンネル‐こうか【トンネル効果】
量子力学に従う粒子が、自分のもつ運動エネルギーより高いエネルギーの山を通り抜ける現象。α(アルファ)崩壊やエサキダイオードの負性抵抗などの量子論的効果をいう。tunnel effect
トンネル‐さいばい【トンネル栽培】
作物を低温期にビニールフィルムで半円筒におおって保温し、促成・早熟させる栽培法。plastic tunnel culture
トンネル‐ダイオード【tunnel diode】
トンネル効果を応用したダイオード。電圧を増すと電流が減少する負性抵抗がある。発明者の江崎玲於奈(えさきれおな)にちなんでエサキダイオードともいう。
ドンバス【Donbass】
→ドネツ炭田の別称。
とんばら【頓原】
〈町〉島根県中部、大田(おおだ)市南東隣の町。農林業が中心。三瓶(さんべ)山への入り口。人口3232(1994)。
とんび【鳶】
①トビの俗称。
②《「とんび合羽(がっぱ)」の略》袖(そで)の広くて長い男性の防寒・防雨用コート。和洋装に合うことから文明開化期に流行。二重まわし。
③店先などから通りがかりに物をかすめとる者。pilferer
鳶が鷹を生む(とんびがたかをうむ)
平凡な親から、すぐれた子どもが生まれることにいう。A black hen lays white eggs.
鳶に油揚を攫われる(とんびにあぶらげをさらわれる)
《油揚を持って歩いていると、不意に鳶に取られることがあるということから》自分の物になると思っていた物を、不意に横合いから奪われてあっけにとられる。
どん‐ぴしゃり(副・形動)
《俗語》ぴたりと合うさま。そのとおり。どんぴしゃ。〈用例〉〜言いあてる。
とんび‐だこ【凧】
和凧の一つ。トビが羽を広げて飛ぶ姿に似せて作られた凧。
ドン‐ファン【Don Juan】
①スペインの伝説上の人物で女たらし。好色で女性をわたり歩き、殺した男の石像に殺される。戯曲・歌劇・詩などの題材とされる。ドン=ジュアン。
②《転じて》→女たらし
とん‐ぷく【頓服】
痛みや発熱などの対症療法として、症状が出たときに、やや強めの1つの薬を、分けずに1回に服用する服薬法。その薬。
トンブクトゥー【Tombouctou】
西アフリカ、マリ共和国中部、ニジェール川北岸に近い商業都市。かつてのサハラ横断隊商路の要地。人口1.9万(1976)。チンブクツ。
とんぷく‐やく【頓服薬】
頓服として用いる薬剤。多くは解熱剤や鎮痛剤。a doze of medicine
どん‐ぶつ【鈍物】
愚かな人。ばか者。fool; dunce〈対義〉才物。
とんぶり
ホウキグサの実。秋田の名産。あえ物・酢の物などに向く。形や色がキャビアに似ている。和製キャビア。
どんぶり【丼】
①厚手で深い1人前用の鉢(はち)。陶磁製がふつう。ふた付きのものもある。
②「→どんぶり物」の略。
③職人のする腹がけの前にある物入れ。
どんぶり(副)
→どぶんと
トンブリー【Thonburi】
タイ中部、メナム川下流の都市。対岸のバンコクを中心に首都圏を構成。マレー半島への鉄道の起点、同国工業の中心地。人口26.2万(1980)。
どんぶり‐かんじょう【丼勘定】
《職人などが腹がけのどんぶりの中にお金を入れておいたことから》手もとの金銭を気ままに使って、帳面に付けもしないこと。大まかな収支計算。rough estimate
どんぶり‐こ(副)
《「こ」は接尾語》
①大きくて重たげなものが、水の中に落ちたり、つかったり、はまったりするときの音・さま。plunging; splashing
②大きなものが川上などから流れてくるさま。どんぶらこ。
どんぶり‐めし【丼飯】
どんぶりに盛った飯。
どんぶり‐もの【丼物】
どんぶり飯に、調理した具をのせた料理の総称。親子どんぶり・鉄火(てっか)どんぶりなど。〈数え方〉1杯・1丁。
ドンブロフスカ【Maria Dbrowska】
(1889-1965)ポーランドの女流小説家。社会小説を書いた。長編『夜と昼』、短編集『暁の星』など。
ドンブロフスキー【Yury Osipovich Dombrovsky】
(1909-78)ソ連の小説家。作品『古代保存官』『無用物学部』など。
トンペイ【東北】
(Dōngběi)→とうほく(東北)
とんぼ【蛉】
①トンボ目の昆虫の総称。2対の翅(はね)は透明で大きく、網目状の翅脈(しみゃく)をもつ。頭部には大きな複眼と短い触角、よく発達した口器をもち、小昆虫を捕食。幼虫はヤゴとよばれ水生。世界に約5000種、日本に約150種。セイレイ。カゲロウ。アキツ。dragon fly
②棒を十字形に渡した物のかつぎ方。
③十字形のしるし。cross
④「→とんぼがえり」の略。somersault〈用例〉〜を切る。
⑤土ならしをする用具の俗称。
とんぼ‐がえり【蛉返り】(名・サ変自)
①手をつかずに宙返りをすること。〈用例〉〜をうつ。
②ある所へ行ってすぐ引き返すこと。
ドン‐ボスコ【Don Bosco】
(1815-88)イタリアのカトリック司祭・教育者・社会事業家。男子修道会サレジオ会を創立。また、勤労青少年のため初の夜間学校を開設。
とんぼ‐そう【蛉草】
ラン科の多年草。高さ約30cm。山林の中にはえる。葉は長楕円(だえん)形で約10cm。夏、穂状に淡緑色の小花を多数つける。名は花形に由来。
とんぼ‐だま【蛉玉】
色ガラスの丸玉の表面に違った色のガラスを象嵌(ぞうがん)したもの。トンボの目玉を連想した呼称。紀元前1500年ごろエジプト・メソポタミアで出現し、以後東方各地から中国を経て日本へ伝来。古墳の副葬品にある。eye beads
トンボロ【tombolo(イタリア)
陸繋(りくけい)砂州(さす)。海岸近くの島と陸を結んで陸繋島を構成している砂州。函館(はこだて)市街はトンボロ上に発達している。
とん‐ま【頓馬】(名・形動)
言動に、どこか抜けているところがあること・人・さま。まぬけ。のろま。とんちき。simpleton; fool; idiot
どん‐ま【鈍麻】(名・サ変自)
感覚がにぶくなること。〈用例〉神経が〜する。
どん‐ま【鈍磨】(名・サ変自)
すり減って、にぶくなること。
ドン‐マイ(感)
《don't mindのなまり》平気だ。気にするな。スポーツなどで、失策した味方の選手を励ますときのかけ声。
とん‐や【問屋】
卸し売りをする商店。荷主・生産者と小売商のあいだで物資の流通を仲介。江戸時代、全国規模の流通機構が発達した結果、中世の問丸(といまる)が資本力の大きい問屋に発展。といや。〈比較〉仲買。
とんやせい‐かないこうぎょう【問屋制家内工業】
家内工業の形態の一つ。商人資本である問屋が、手工業者に原料や道具などを前貸しし、加工賃の支払いにより製品を買い占めるシステム。手工業者は、事実上商人資本に隷属。といやせいかないこうぎょう。
とん‐よく【貪欲】
《仏教語》十悪、また、三毒の一つ。飽きずにむさぼること。
どん‐よく【貪欲】(名・形動)
欲が深いこと・さま。欲深。強欲(ごうよく)。avarice〈対義〉恬淡(てんたん)。〈用例〉〜な男。〜なまでの知識欲。〈派生〉どんよくさ(名)
どんより(副・サ変自)
①空が曇って陰気なさま。leaden〈用例〉〜と曇った空。
②目や色合いなどの濁ったさま。glazed〈用例〉〜したうつろな目。
どん‐らん【婪】(名・形動)
非常に欲の深いこと・さま。むさぼること・さま。とんらん。avarice
どんらん【曇鸞】
(476-542)中国、北魏(ほくぎ)の僧。般若(はんにゃ)思想、仙術を学んだが、菩提流支(ぼだいるし)から授けられた『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』により浄土教に帰依(きえ)。『無量寿経優婆提舎(うばだいしゃ)願生偈註(がんしょうげちゅう)』(『浄土論註』)を著し、浄土教を体系づけた。
トンリヤオ【通遼】
(Tōngliáo)→つうりょう(通遼)
どんりゅう【呑竜】
(1556-1623)江戸初期の浄土宗の僧。武蔵国(むさしのくに)岩槻(いわつき)の人。上野国(こうずけのくに)太田(おおた)の大光院を開基。捨て子の養育に尽力し、子育て呑竜といわれた。
トンレサップ‐こ【トンレサップ湖】
(TonléSap)カンボジア中部、インドシナ半島最大の湖。メコン川の流量調節湖の役割を果たす。