ない‐ない【内内】(名・副)
公式でないこと・さま。こっそり。うちうち。secretly〈用例〉〜に打診する。
ないない‐づくし【無い無い尽くし】
あれもなくこれもなく、まったく何もないこと。ないものだらけ。nothing〈用例〉〜からの出発。
ない‐にゅう【内乳】
胚嚢(はいのう)内に発達し、養分を貯えた組織。一般に、胚乳(はいにゅう)のこと。endosperm
ないねん‐きかん【内燃機関】
燃焼室(シリンダー)内部で燃料を爆発燃焼させて機械的エネルギーをつくる熱機関。ガソリン機関・ディーゼル機関・ガスタービンなど。internal combustion engine
ない‐はいよう【内胚葉】
多細胞生物の発生中に表れる胚葉の一つ。嚢胚(のうはい)期以後のある期間、原腸をつくり、のちに消化管・肝臓・気管・えら・肺などを形成する。endoderm
ない‐はつ【内発】(名・サ変自)
内部から起こること。
ないばつ‐てき【内罰的】
心理学で、うまくいかないことが生じた場合に、自分の責任と考えて、自分を責める傾向があること。intropunitive〈対義〉外罰的。
ないはん‐そく【内反足】
足首が内側に反った足。足裏の親指側が上方に反り、小指側が下方に押しつけられた状態になる。内翻足。内彎尖足(ないわんせんそく)。clubfoot
ないはん‐ちゅう【内反肘】
ひじを伸ばしたとき、前腕軸が上腕軸と1直線にならず内方に開く角をなすもの。上腕骨顆上(かじょう)骨折によることが多い。cubitus varus
ない‐ひ【内皮】
皮層の最内層。
①高等植物の茎や根の中心柱を包む1層の細胞層。endodermis
②脊椎(せきつい)動物の血管・リンパ管・心臓などの内腔(ないこう)壁をおおう上皮。endothelium
ない‐ふ【内府】
→内大臣
ナイフ【knife】
洋風の小刀。〈用例〉くだもの〜。ペーパー〜。〈数え方〉1本・1丁。
ない‐ぶ【内部】
〈対義〉外部。
①中の部分。うちがわ。inside
②組織などの中にあること。うちわ。inside〈用例〉〜の人間。
ないぶ‐エネルギー【内部エネルギー】
物体を構成する分子のもつ位置エネルギーと運動エネルギーの総和。ただし、物体全体の外力による巨視的な位置エネルギーや運動エネルギーを除く。internal energy
ないぶ‐かんさ【内部監査】
経営管理を目的に企業内部の関係者の手で自主的に行う監査。internal audit〈対義〉外部監査。
ないぶ‐きおくそうち【内部記憶装置】
コンピューターの主記憶装置のこと。internal memory
ないぶ‐きせい【内部寄生】
寄生生物が宿主(しゅくしゅ)の体内に侵入して養分をとり、生活すること。endoparasitism
ない‐ふく【内服】(名・サ変他)
薬をのむこと。内用。
ない‐ふく【内福】(名・形動)
外見に比べて、家計が豊かなこと・さま。
ないふく‐やく【内服薬】
飲み薬。a medicine for internal use〈対義〉外用薬。
ないぶ‐けいざい【内部経済】
企業自体の設備投資や経営能率の改善によって生産費が下がり利益となること。internal economies〈対義〉外部経済。
ないぶ‐こうでんこうか【内部光電効果】
光電効果の一種で、光をあてると物質内部に電流が流れる現象。internal photoelectric effect
ないぶ‐こくはつ【内部告発】
組織に属する人間が、内情を明るみに出して世の中に訴えること。accusation from inside
ないぶ‐ていこう【内部抵抗】
電池・電流計・電圧計などの内部にある電気抵抗。交流回路では内部インピーダンスという。internal resistance
ないぶ‐は【内部波】
密度の異なる流体が上下に重なるとき、その界面におこる波。流体の自由表面よりもはるかに大きな振幅で、流体内部の層が昇降する。internal wave
ないぶ‐りゅうほ【内部留保】
→しゃないりゅうほ(社内留保)
ないぶ‐ろうどうしじょう【内部労働市場】
賃金や職位などが、企業内の管理やルールなどによって決定される仕組み。長期雇用が前提となる。企業内労働市場。intra-company labor market〈対義〉外部労働市場。
ない‐ふん【内紛】
内部のもつれ。内争。internal trouble
ない‐ぶん【内分】
[一](名)おもてざたにしないこと。内聞。secret〈用例〉〜にすます。
[二](名・サ変他)1つの線分を2つに分かつ点が、その線分上にあること。線分AB上に、点Pがあるとき、Pは線分ABをAP:PBに内分するという。interior division〈対義〉外分。〈用例〉〜比。
ない‐ぶん【内聞】
①内々に聞くこと。
②表ざたにしないこと。内分。〈用例〉なにとぞ、ご〜に。
ない‐ぶんぴ【内分泌】
→ないぶんぴつ(内分泌)
ない‐ぶんぴつ【内分泌】
生物で、組織がその分泌物(ホルモン)を血液やリンパ液中に直接放出すること。ないぶんぴ。internal secretion〈対義〉外分泌。
ないぶんぴつ‐せん【内分泌腺】
内分泌を行う腺。ヒトでは、脳下垂体・甲状腺・上皮小体・副腎(ふくじん)・精巣・卵巣・胎盤など。endocrine gland
ない‐へき【内壁】
うちがわにあるかべ。壁などのうちがわの面。inner wall〈対義〉外壁。
ない‐へん【内編・内篇】
書物の、主要部分。〈対義〉外編。
ない‐ほう【内包】
哲学・論理学で、概念の外延(適用される事物の範囲)に属する色々な事物が共通に持っている意味・性質。intension〈対義〉外延。
ない‐ほう【内法】
《仏教語》仏教徒が仏教を言う称。〈対義〉外法(げほう)
ない‐ほう【内報】(名・サ変他)
内々に知らせること。また、その報知。confidential information
ナイポール【Vidiadhar Surajprasad Naipaul】
(1932-)イギリスの小説家。トリニダード生まれ。ヒンズー教への親近感が強い。作品『ビスワズ氏の家』『自由国家にて』『到着の謎(なぞ)』など。
ない‐まく【内幕】
内部事情。内情。うちまく。inside fact
ない‐まぜ【綯い交ぜ】
①まぜてなうこと。interweave
②いろいろのものをからみ合わせて、1つの物にまとめること。まとめたもの。blend〈用例〉虚実〜の話。
ない‐ま・ぜる【綯い交ぜる】(下一他)
①種々の糸をまぜて、1つの縄・紐(ひも)にまとめること。interweave
②いろいろのものをまぜ合わせる。〈用例〉英語と日本語を〜・ぜて話す。
ない‐みつ【内密】(名・形動)
秘密にすること・さま。ないしょ。secrecy〈用例〉〜の話。
ない‐む【内務】
①国内の政務。domestic affairs〈対義〉外務。
②内務行政。警察・土木・衛生・地方行政など。
③軍隊内での日常生活のうち、室内での仕事。
ないむ‐しょう【内務省】
地方行政・選挙・警察などの内政をつかさどった中央官庁。明治6年(1873)設置。昭和22年(1947)占領軍の命令により解体。
ないむ‐だいじん【内務大臣】
国務大臣の一人。内務省の長。昭和22年(1947)廃止。内相。
ないむ‐はん【内務班】
旧日本陸軍の兵営内での日常生活上の一まとまりの単位。30〜40名で班長は軍曹または伍長(ごちょう)
ない‐めい【内命】
秘密の命令。内々の命令。secret order
ナイメーヘン【Nijmegen】
→ネイメーヘン
ない‐めん【内面】
〈対義〉外面・外形。
①うちがわ。interior
②内実。inside fact
③精神・心理に関する面。mind
ないめん‐てき【内面的】(形動)
物事の内側、とくに精神・心理に関わるさま。internal〈対義〉外面的。〈用例〉〜な美しさ。
ないめん‐びょうしゃ【内面描写】
文学で、人物の心理・気分などを描写すること。内的描写。inner description〈対義〉外面描写。
ないもうこ‐じちく【内蒙古自治区】
→ないモンゴルじちく(内モンゴル自治区)
ない‐もの【無い物】
実際にないもの。
無い物は無い(ないものはない)
①欠けているものはない。すべてそろっている。なんでもある。have everything
②もともとないものは、いくら考えてもない。You can't get blood out of a turnip.〈用例〉出せと言われても〜。
ないもの‐ねだり【無い物ねだり】(名・サ変自)
そこにないものを、無理をいって欲しがること。asking for the moon
ないモンゴル‐じちく【内モンゴル自治区】
(Nèi Mongol)中国、内モンゴル地区を占める自治区。内モンゴル高原の大半を占め、中央部を黄河が流れる。牧畜、小麦・ジャガイモ栽培がさかん。人口2164.8万(1991)。内蒙古(ないもうこ)自治区。うちモンゴルじちく。
ない‐や【内野】
〈対義〉外野。
①野球場のうち、本塁・一塁・二塁・三塁で囲まれた部分。またその外縁、通常の内野手の守備領域を含めていう。インフィールド。ダイヤモンド。infield; diamond
②「→内野手」の略。
③《「内野席」の略》野球で、一塁側・三塁側の本塁寄りの観覧席。
ないや‐あんだ【内野安打】
野球で、内野に飛んだ打球で、安打になったもの。また、その打球。infield hit
ナイヤガラ‐の‐たき【ナイヤガラの滝】
(Niagara Falls)→ナイアガラたき(ナイアガラ滝)
ない‐やく【内約】(名・サ変他)
内々約束すること。また、その約束。private contract〈用例〉〜があるらしい。
ないや‐しゅ【内野手】
野球で、内野を守備する選手の総称。一塁手・二塁手・三塁手・遊撃手。内野。infielder〈対義〉外野手。
ない‐ゆう【内憂】
内部・国内の心配。内患。domestic trouble〈対義〉外患。
内憂外患(ないゆうがいかん)
国内に起こる心配事と、外国との間に生じる心配事。また、組織の内部に起こる心配事と、外部から加わる心配事。内外の憂い事。troubles both at home and abroad
ない‐よう【内用】(名・サ変他)
薬をのむこと。内服。take a medicine internally〈対義〉外用。
*ない‐よう【内容】
①入れ物や物事・文章などの中に含まれている意味やもの。中にあるもの。なかみ。content〈対義〉形式・外観。〈用例〉箱の〜。話の〜。
②哲学で、形式によって包含される要素のすべて。content〈対義〉形式。
ないよう‐しょうめい【内容証明】
郵政省が郵便物の文書の内容を謄本(とうほん)で公証すること。また、その制度。
ないよう‐てき【内容的】(形動)
〈対義〉外形的・形式的。
①内容に関するさま。substantial〈用例〉〜な問題。
②内容を問題にするさま。in contents〈用例〉〜に不十分である。
ない‐らん【内乱】
一国内の権力をめぐって対立する勢力間の集団的武力抗争。政治闘争が軍事的な闘争に発展したもの。civil war〈比較〉内戦・内訌(ないこう)
ない‐らん【内覧】(名・サ変他)
①内々で見ること。private inspection
②昔、天皇への文書を、摂政・関白などが先に見て、政務を行ったこと。また、その人。
ないらん‐ざい【内乱罪】
国の基本組織を破壊・変革する目的で暴動を起こす罪。
ない‐りく【内陸】
①海岸から奥まった陸地。内地。inland
→大陸。continent
ないりく‐かせん【内陸河川】
内陸にあって、海にまで達しない川。乾燥地域に多くみられ、砂漠中に消失するか、出口のない湖に注いで終わる。inland river
ないりく‐きこう【内陸気候】
雨が少なく、気温の差が激しい気候。内陸性気候。inland climate〈対義〉海岸気候。
ないりく‐こうぎょうちたい【内陸工業地帯】
内陸にあり、主として鉄道・道路に依存して発達した工業地域。一般に原料の陸上輸送が可能な機械・繊維工業などが主。inland industrial region〈対義〉臨海工業地帯。
ないりく‐こく【内陸国】
海に面していない国。
ないりくせい‐きこう【内陸性気候】
→内陸気候。
→大陸性気候の別称。inland climate〈対義〉海洋性気候。
ないりく‐ひょうが【内陸氷河】
→たいりくひょうが(大陸氷河)
ないりく‐ぼんち【内陸盆地】
大陸内部にあって海洋との接触のない盆地。inland basin
ない‐りょく【内力】
物理で、質点集合系内の質点間に働く力。
ないりん‐ざん【内輪山】
複式火山で、カルデラ内にある火口丘。
ナイル‐がわ【ナイル川】
(Nile)アフリカ北東部を北流し地中海に注ぐアフリカ第1の大河。長さ6700km。ビクトリア湖周辺からアルバート湖を経て、南スーダンの湿地帯を白ナイルと呼ばれて北流、ハルツーム付近で青ナイルと合流。河口に広大な三角州を作る。
ナイル‐ブルー【Nile blue】
緑がかったくすんだ青。ナイル川の水の色に由来する色名。
ナイル‐わに【ナイル鰐】
大形で狂暴なワニ科のワニ。全長約7m。背面はやや緑色を帯びた褐色。河川や湖にすみ、小動物を捕食し、時には人をも襲う。アフリカ・マダガスカルに分布。Nilotic crocodile
ナイロビ【Nairobi】
東アフリカ、ケニアの首都。東アフリカ最大の近代工業都市。赤道直下であるが高地で涼しい。標高1700m。郊外に自然保護区として有名な国立公園がある。人口116.2万(1985)。
ナイロン【nylon】
ポリアミド系合成高分子繊維の総称。引っ張り強さ・耐薬品性・染色性などに優れ、衣料・漁網・工業用など多方面に利用。
ない‐わくせい【内惑星】
地球の軌道よりも内側を運行する惑星。水星と金星をさす。内惑星は月のように満ち欠けの現象を起こす。inner planet〈対義〉外惑星。
ナイン【nine】
①9つ。
②野球の1チーム。
な・う【綯う】(五他)
糸などをよって組み合わせる。縄をつくる。あざなう。twist into a rope〈用例〉縄を〜。
ナウ【now】(形動)
現代的で好ましいさま。
ナウ・い(形)
《俗語。「ナウ(now)」の形容詞化》ナウである。ヤング向きである。〈用例〉〜ブレザー。
ナウエルワピ‐こ【ナウエルワピ湖】
(Lake Nahuel Huapí)南アメリカ、アルゼンチン中南部、アンデス山麓(さんろく)の氷河湖。国立公園、保養・観光地。面積540km2
ナウ‐かんじょう【NOW勘定】
《negotiated order of withdrawal accountから》アメリカの預金口座の形態の一つ。譲渡可能払い戻し指図書を振り出すことができる貯蓄預金勘定。当座預金のように小切手で精算でき、利子もつく特別な方式。
な‐うて【名うて】
名高いこと。評判の高いこと。notorious〈用例〉〜の剛の者。
ナウプリウス【nauplius】
エビ・カニ・ミジンコ・フジツボなど、多くの甲殻類の発生の初期に現れる幼生。浮遊生活を行う。
ナウマン【Edmund Naumann】
(1854-1927)ドイツの地質学者。東大の初代地質学教授。日本列島の地質調査を行い、東北日本と西南日本を分ける大断層線をフォッサマグナと命名。
ナウマン【Hans Naumann】
(1886-1951)ドイツの文学史家・民俗学者。著書『原始共同体文化論』『沈降文化説』など。
ナウマン【Joseph Friedrich Naumann】
(1860-1919)ドイツの政治家。第1次大戦中、ドイツを中心とした中欧統合論を唱える。1919年にドイツ民主党を結成し党首となり、ワイマール憲法制定に協力。
ナウマン‐ぞう【ナウマン象】
《ドイツの地質学者ナウマンにちなむ名》化石ゾウ類。日本列島に生息した最後のゾウ。第四紀ごろ、インド・日本・中国大陸に生息。
ナウル【Nauru】
(Republic of Nauru)南太平洋、ミクロネシア南東の島国。首都ナウル。世界最小の共和国。1968年イギリスから独立。燐(りん)鉱石産地で有名。面積21km2。人口1万(1993)。正称ナウル共和国。
なえ【苗・秧】
①種子が発芽してできた幼い植物体。seedling〈数え方〉1株・1本。
②イネの苗。さなえ。
なえ‐いみ【苗忌み】
種まきから42日目、49日目など特定の日、またはこの期間に苗を手にすることを忌む習俗。この間、苗は産屋(おびや)にかかっているといい、田植えを行わない。苗厄(なえやく)
なえ‐うり【苗売り】
草花や野菜などの苗を売って歩く人。seedling peddler
なえ‐ぎ【苗木】
移し植える前の幼い木。seedling
なえ‐しろ【苗代】
→なわしろ(苗代)
なえ‐どこ【苗床】
栽培する草木の苗・苗木を育てるところ。seedbed
なえば‐さん【苗場山】
新潟・長野県境にある山。標高2145m。楯状(たてじょう)火山。スキー場で知られる。
な・える【萎える】(下一自)
①力が抜けて、ぐったりする。get numb〈用例〉気力が〜。足が〜。
②衣服などが、よれよれになる。worn-out〈用例〉〜・えた洋服。
③草木などがしおれる。wither〈用例〉草花が〜。