- なか‐て【中手】
- ①
- (ア)早稲(わせ)と晩稲(おくて)の中間のイネの品種。中稲(なかいね)。〈比較〉早稲・晩稲。
- (イ)作物で早生(わせ)と晩生(おくて)の中間の品種。
- ②はしりの次に出回る野菜。
- なか‐で【中手・▽点】
- 碁で、相手の石の目を一つにするため、目づくりの急所に石を置くこと。また、その石。なかて。〈用例〉五目〜。
- なが‐て【長手】
- ①長いほうのもの。長め。longish〈用例〉〜の火鉢。
- ②長い道のり。long-distance
- なか‐でも【中でも】(副)
- 多くのもののうち、とくに。とりわけ。among; above all
- ながと【長▽門】
- ①→ながとのくに(長門国)。
- ②旧日本海軍の戦艦。八八(はちはち)艦隊の主力艦として大正9年(1920)に完成。3万2720トン、40cm砲8門、26.5ノット。昭和21年(1946)ビキニでのアメリカ原爆実験の標的とされ沈没。
- ながと【長▽門】
- 〈市〉山口県北西部、日本海に臨む市。仙崎港の水産業が活発。観光地として青海(おうみ)島、湯本・俵山(たわらやま)温泉、大寧(たいねい)寺がある。人口2万5461(1994)。
- ながと【長▽門】
- 〈町〉長野県中部、茅野(ちの)市北隣の町。旧宿場町。農林業が主体。畜産がさかん。人口5353(1994)。
- なが‐とうりゅう【長▼逗留】(名・サ変自)
- 長い間滞在すること。long stay
- なかどおり‐じま【中通島】
- 長崎県、五島(ごとう)列島北部の島。面積168.2km2。リアス式海岸をもつ。あぐり網などの漁業がさかん。
- なかとさ【中土佐】
- 〈町〉高知県南西部、須崎(すさき)市南西隣の町。ブリ定置網・カツオ漁などと農林業を行う。人口8126(1994)。
- なか‐とじ【中▼綴(じ)】
- ①和裁で、表と裏の背縫いなどをゆるくとじること。洋裁では裏地をつけるさいの内側のとじ。背とじ。たてとじ。
- ②表紙と本文をそろえて、真ん中を針金などで綴じ2つに折る製本。〈比較〉平綴じ。
- ながと‐たんだい【長▽門探題】
- 鎌倉(かまくら)幕府の職名。蒙古(もうこ)来襲に備え建治(けんじ)2年(1276)以降長門・周防(すおう)両国守護に北条(ほうじょう)氏一門が赴任。中国探題。長門周防探題。
- ながと‐の‐くに【長▽門国】
- 旧国名。現在の山口県北西部。山陽道の一国。「延喜式」では中国、5郡。国府は下関(しものせき)市長府安養寺(ちょうふあんようじ)町、国分寺は同市南部(なべ)町。明治4年(1871)廃藩置県により山口県。長州(ちょうしゅう)。長門。
- なかとみ【中富】
- 〈町〉山梨県南西部、富士川に沿う町。稲作中心の農業を行う。手すき和紙の生産で有名。人口5128(1994)。
- なかとみ‐うじ【中▽臣氏】
- 古代の有力氏族。姓(かばね)は連(むらじ)。のち朝臣(あそん)。宮廷の神事・祭祀(さいし)を管掌。鎌足(かまたり)の大化(たいか)の改新の功績により、子の不比等(ふひと)の子孫は藤原(ふじわら)姓となる。
- ながとろ【長▼瀞】
- 埼玉県北西部、荒川中流の渓谷。古い地層からなり地質学習の好適地。行楽客が多い。
- ながとろ【長▼瀞】
- 〈町〉埼玉県北西部、荒川に沿う町。畜産・養蚕・シイタケ栽培などがさかん。長瀞の景勝とライン下りは有名。人口9021(1994)。
- なかとんべつ【中▼頓別】
- 〈町〉北海道北部の町。酪農・林業が主。人口2906(1994)。
- なか‐なおり【中直り・中治り】(名・サ変自)
- 長わずらいの病人が死ぬ前、一時的に少し快方に向かうこと。
- なか‐なおり【仲直り】(名・サ変自)
- また仲よくなること。reconciliation〈用例〉友人と〜する。
- なか‐なか【中中】
- [一](副)
- ①思った以上に。かなり。ずいぶん。すこぶる。quite; considerable〈用例〉〜よくできている。
- ②《下に打ち消しをともなって》事柄がたやすくは実現しないさま。not easily〈用例〉〜見えない。
- ③{古語}
- (ア)かえって。むしろ。〈用例〉心づきなきことあらんをりは、〜そのよしをも言ひてん(徒然・170)。
- (イ)《強い否定をみちびく》どうしても。とても。〈用例〉〜お宿は思ひもよらぬことにて候ふ(謡曲・鉢木)。
- 〈古語〉
- [二](形動ナリ)
- ①中途半端で心が残るさま。どっちつかずだ。〈用例〉葛城や久米路にわたす岩橋の〜にても帰りぬるかな(後撰・恋5)。
- ②なまじっかそうしないほうがましだ。〈用例〉はかばかしう後ろ見思ふ人もなき交じらひは、〜なるべきことと思ひ給へながら(源氏・桐壺)。
- 〈古語〉
- [三](感)相手のことばを肯定する語。いかにも。そのとおり。そうだ。〈用例〉「茶をまゐるか」「〜」(狂言・薩摩守)。
- 中中でもない(なかなかでもない)
- とんでもない。けしからぬ。
- なが‐なが【長長・永永】(副)
- たいそう長いさま。長い間。for a long time〈用例〉〜と寝そべる。〜お邪魔しました。
- ながなが‐し・い【長長しい・永永しい】(形)
- いかにも長い。ずいぶん長い。長たらしい。lengthy〈用例〉〜前置き。
- ながなき‐どり【長鳴き鳥】
- ニワトリの古名。『日本書紀』にいう「常世(とこよ)の長鳴き鳥」で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天(あま)の岩戸に隠れ、常闇(とこやみ)になったとき鳴かせた鳥。
- ながなき‐どり【長鳴▽鶏】
- 愛玩(あいがん)用ニワトリの一種。長く変化のある鳴き声を楽しむもので、一声が20秒も続くものがある。東天紅(とうてんこう)・声良(こえよし)・唐丸(とうまる)など。
- なかにいだ【中新田】
- 〈町〉宮城県北西部、鳴瀬(なるせ)川に沿う町。商業・稲作のほか酒造・精密機械工業がさかん。人口1万4417(1994)。
- なが‐にし【長▼螺・長▽辛▼螺】
- イトマキボラ科の海産のマキガイ。殻高約14cm、殻径約4.5cm。殻表は白色で黄色の殻皮でおおわれる。卵嚢(らんのう)はさかさほおずきとよばれる。北海道南部から九州に分布。
- なかにし‐ごどう【中西悟堂】
- (1895-1984)野鳥研究家・詩人・歌人・随筆家。石川県生まれ。「日本野鳥の会」の創設者。愛鳥思想を普及させた。著書『定本野鳥記』など。
- なかにし‐ばいか【中西梅花】
- (1866-98)詩人・小説家。本名、幹男。東京生まれ。虚無観の漂う奔放な詩が多い。詩集『新体梅花詩集』。
- なか‐には【中には】(副)
- たくさんあるうちには。among〈用例〉〜粗悪品もある。
- なか‐にも【中にも】(副)
- そのなかでも。とりわけ。especially〈用例〉〜すぐれているのは。
- なか‐にわ【中庭】
- 周囲を建物で囲まれた庭。休息・採光・空気の流通などが目的。courtyard
- なか‐ぬき【中抜き】
- ①なかのものを抜き取ること。また、抜き取ったもの。うろぬき。hollow out
- ②野菜や草花などの間引き。thin out
- ③「→中抜き草履(ぞうり)」の略。
- なかぬき‐ぞうり【中抜(き)草履】
- わらしべを編んで作り、わらに白紙を巻いた緒(お)を付けた草履。
- ながぬま【長沼】
- 〈町〉北海道、石狩平野南部の町。稲作地帯。野菜やリンゴなどの果樹栽培もさかん。人口1万2280(1994)。
- ながぬま【長沼】
- 〈町〉福島県中部、須賀川(すかがわ)市西隣の町。旧城下町。野菜や果樹を栽培。人口6670(1994)。
- ながぬま‐じけん【長沼事件】
- 北海道長沼町の自衛隊ナイキ基地建設に関する自衛隊違憲訴訟事件。自衛隊の基地建設のための保安林指定解除認定を取り消すよう昭和44年(1969)提訴。同57年(1982)原告敗訴の二審判決を最高裁が支持。
- ながぬま‐みょうこう【長沼妙▼佼】
- (1889-1957)宗教家。埼玉県生まれ。本名はマサ。昭和13年(1938)庭野日敬(にわのにっきょう)と大日本立正交成会(現立正佼成会)を創設、のち副会長となり布教に活躍。
- ながぬま‐もりよし【長沼守▽敬】
- (1857-1942)彫刻家。岩手県生まれ。ベネチア美術学校卒。東京美術学校塑造(そぞう)科初代教授。近代洋風彫刻の開拓者。作品『老夫』など。
- なか‐ぬり【中塗り】(名・サ変他)
- 壁・漆器などで、下塗りと上塗りの間にする塗り。the second coating〈対義〉上塗り・下塗り。
- なが‐ねぎ【長▼葱】
- 棒状のネギ。タマネギと区別していう。
- なが‐ねん【長年・永年】
- 長い年月。多年。many years〈用例〉〜住んだ土地。
- なかの【中野】
- 〈市〉長野県北東部、長野盆地東部の町。リンゴ・モモ・ブドウの産地。杞柳(きりゅう)細工が特産。人口4万2302(1994)。
- ながの【長野】
- 〈県〉中部地方中央部内陸の県。県庁所在地は長野市。中央高地の中核で、南北アルプスをはじめ高く険しい山々がそびえる。気候は内陸性。農林業主体で野菜・果樹栽培、木曽(きそ)ヒノキは有名。精密機器工業も発達。面積1万3585km2、人口217万8775(1994)。
- ながの【長野】
- 〈市〉長野県北部、長野盆地の市。県庁所在地。善光寺の門前町・宿場町として発達。商業を中心とし、工業も活発。周辺はリンゴの大産地。人口35万1037(1994)。
- なが‐の【長の・永の】(連体)
- ながい。永久の。eternal
- 永の暇(ながのいとま)
- 主従や夫婦などの関係を絶って、別れ去ること。
- 永の別れ(ながのわかれ)
- ①永い間の別れ。parting forever〈比較〉永の暇(いとま)。
- ②死に別れ。bereavement
- なかのいん‐みちかつ【中院▽通勝】
- (1556-1610)室町末期の古典学者。号は也足軒(やそくけん)。法号素然。細川幽斎(ほそかわゆうさい)に師事。著書に『源氏物語』の注釈書『岷江入楚(みんごうにっそ)』55巻など。
- ながの‐おさみ【永野修身】
- (1880-1947)海軍軍人。元帥。高知県生まれ。海軍大臣・連合艦隊司令長官・軍令部総長などを歴任。第2次大戦後、極東国際軍事裁判での審理中に死去。
- なか‐の‐きみ【中の君】
- 姉妹のうち、2番目の姫君。
- なか‐の‐くち【中の口】
- 玄関と台所口の間の出入り口。
- なかのくち【中▼之口】
- 〈村〉新潟県中部、信濃(しなの)川分流中之口川に沿う村。稲作中心で果樹栽培もさかん。人口6713(1994)。
- ながのけん‐たんきだいがく【長野県短期大学】
- 公立女子短期大学。昭和4年(1929)創立の長野県女子専門学校を前身とし、同25年(1950)より現制。所在地は長野市三輪。
- なかの‐こういち【中野▼浩一】
- (1955-)競輪選手。福岡県生まれ。1977〜86年(昭和52〜61)、世界選手権大会プロスプリントレースで史上最多の10連勝を達成。
- ナカノコーポレーション【(株)ナカノコーポレーション】
- 建設業。建築会社。昭和17年(1942)設立。本社は東京都千代田区九段北。旧称は中野組。
- なかの‐しげはる【中野▽重▽治】
- (1902-79)詩人・小説家。福井県生まれ。東大卒。第2次大戦前はプロレタリア文学運動で、戦後は新日本文学会などで活躍。昭和44年(1969)『甲乙丙丁』で第22回野間文芸賞受賞。詩集『中野重治詩集』、小説『歌のわかれ』『むらぎも』など。
- なかのしま【中▼之島】
- 大阪市北区にある地区。淀(よど)川の中州で、江戸時代には蔵屋敷が置かれ、今は市役所・公会堂などのあるビジネスと文化の中心となっている。
- なかのしま【中▼之島】
- 〈町〉新潟県中部、信濃(しなの)川に沿う町。米どころとして知られる。大凧(おおたこ)合戦は有名。人口1万2781(1994)。
- なかのしま‐きんいち【中▽能島▼欣一】
- (1904-84)山田流箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。東京生まれ。中能島派4世家元。伝統を尊重しつつ東洋音楽を導入。重要無形文化財保持者。作品『ひぐらし』『三つの断章』など。
- なかのじょう【中▼之条】
- 〈町〉群馬県北西部、吾妻(あがつま)川に沿う町。商業・農林業が中心。漬物が特産。人口1万9125(1994)。
- なかの‐しょうよう【中野▼逍▼遥】
- (1867-94)漢詩人。名は重太郎(しげたろう)。愛媛県生まれ。東大卒。大成を期待されたが早世。漢詩集『逍遥遺稿』。
- なかの‐せいごう【中野正剛】
- (1886-1943)政治家。福岡県生まれ。早大卒。新聞記者をへて、大正9年(1920)より代議士。東方会を結成し、全体主義運動を推進。反東条(とうじょう)運動のため検挙されたが、一時釈放されたさい割腹自殺。
- ながの‐だいがく【長野大学】
- 私立大学。昭和41年(1966)本州大学として創立、同49年(1974)より現名。所在地は長野県上田市下之郷(しものごう)。
- なかの‐とものり【中野友▽礼】
- (1887-1965)実業家。福島県生まれ。一高中等教員養成所卒。中野式食塩電解法を完成し、大正9年(1920)日本曹達(ソーダ)を創設、化学工業を中心とした日曹コンツェルンを築き上げる。
- ながのはら【長野原】
- 〈町〉群馬県北西部の町。川原湯(かわらゆ)温泉・吾妻(あがつま)渓谷があり、浅間(あさま)山・草津などへの拠点。人口7209(1994)。
- ながの‐ぼんち【長野盆地】
- 長野県北部、千曲(ちくま)川沿いの盆地。稲作のほか、信州リンゴ生産の中心地として知られる。善光寺平(ぜんこうじだいら)。
- なかの‐みのる【中野実】
- (1901-73)劇作家・小説家。大阪生まれ。おもに新派に喜劇を書き、ユーモア小説もある。戯曲『明日の幸福』など。
- なかの‐よしお【中野▽好▽夫】
- (1903-85)英文学者・評論家。愛媛県生まれ。東大卒。著書『エリザベス朝演劇講話』『シェイクスピアの面白さ』『蘆花(ろか)徳冨(とくとみ)健次郎』など。
- なか‐ば【半ば】
- [一](名)
- ①半分。半分ほど。half〈用例〉〜達成。
- ②中ごろ。中間点。the middle〈用例〉6月〜。
- ③最中。中途。midway〈用例〉宴〜に。業〜に倒れる。
- [二](副)だいたい。ほぼ。half〈用例〉〜あきらめる。
- なが‐ばかま【長▼袴】
- ①裾(すそ)が長く、着用時に30cmほど引きずる袴。素襖(すおう)・大紋(だいもん)・長裃(なががみしも)などに用いる。
- ②平安〜江戸の貴族や上流階級の女性、室町〜江戸末期の武家の男性の礼服。
- ながは‐ぐさ【長葉草】
- イネ科の多年草。高さ約60cmで根茎を横にのばし、多数叢生(そうせい)する。5月に茎の先端に円錐(えんすい)状の緑色をした花穂をつける。明治の初めにヨーロッパより渡来し、現在では山野に普通。
- なか‐ばたらき【仲働き】
- 奥と台所の間の雑用に使われる女性。
- なが‐ばなし【長話】
- 長い時間話すこと。また、その話。long talk
- ながば‐の‐いしもちそう【長葉の石持草】
- モウセンゴケ科の一年草。食虫植物。湿原にはえる。高さ約20cm。葉は細い線形で、短い多数の腺毛(せんもう)で虫を捕らえる。夏、淡紅色の花を数個つける。
- ながば‐の‐もうせんごけ【長葉の毛▼氈▼苔】
- モウセンゴケ科の多年草。食虫植物。高さ約10cm。北海道と尾瀬ケ原に見られる。線状へら形の葉に、紅紫色の腺毛(せんもう)が密生して、虫を捕らえる。夏、白小花が咲く。
- ながはま【長浜】
- 〈市〉滋賀県北東部、琵琶(びわ)湖に臨む市。旧城下町。古くからの機業の町で浜縮緬(はまちりめん)が特産。曳山(ひきやま)祭りの子供歌舞伎(こどもかぶき)が有名。人口5万5755(1994)。
- ながはま【長浜】
- 〈町〉愛媛県西部、肱(ひじ)川河口の町。ミカン栽培などの農業と漁業が行われる。人口1万0879(1994)。
- ナカバヤシ【ナカバヤシ(株)】
- その他製造業。手帳・アルバムなど紙製品、事務機器製造会社。昭和26年(1951)設立。本社は大阪市中央区北浜東。
- なかばやし‐ごちく【中林▼梧竹】
- (1827-1913)書家。佐賀の人。気宇雄大な書風を展開。
- なかはら‐じゅんいち【中原▼淳一】
- (1913-83)挿絵画家。香川県生まれ。独自のファッション‐イラストレーションの分野に活躍。
- なかはら‐ちゅうや【中原中▼也】
- (1907-37)詩人。山口県生まれ。近代の虚無と喪失感を特異な詩のリズムによってとらえた。詩集『山羊(やぎ)の歌』『在(あ)りし日の歌』。
- なかはら‐ていじろう【中原▼悌▽二郎】
- (1888-1921)彫刻家。北海道生まれ。荻原守衛(おぎわらもりえ)・ロダンの影響を受けた。作品『若きカフカス人』など。
- なかはら‐まこと【中原誠】
- (1948-)将棋棋士。宮城県生まれ。永世棋聖。永世十段。24歳で名人位につき、以来各種のタイトルを獲得。
- なかばる【中▽原】
- 〈町〉佐賀県東部、鳥栖(とす)市西隣の町。福岡・久留米(くるめ)両市のベッドタウン。工業化も進む。人口8646(1994)。
- なか‐び【中日】
- ①一定の期間の、まん中にあたる日。ちゅうにち。the middle day
- ②興行期間の、まん中の日。the middle day
- なが‐び・く【長引く】(五自)
- 長くかかる。be prolonged〈用例〉話が〜。病気が〜。
- ながひこ‐の‐かゆ【長▼彦の▼粥】
- お七夜の祝いに用いる粥。子どもの誕生を祝い7世の孫の代まで家内繁栄を願うため。七彦の粥。
- なか‐びしゃ【中飛車】
- 将棋の振り飛車戦法の一つ。飛車を中央に移して戦う。
- なが‐びつ【長▼櫃】
- 衣類・調度などを入れるための蓋(ふた)のついた長方形の大きな箱。脚つきの唐櫃(からびつ)と脚のつかない和櫃とある。運ぶときは胴を紐(ひも)で巻き、これに棒を通して2人でかついだ。〈数え方〉1合。
- なが‐ひばち【長火鉢】
- 長四角形で、引き出しの付いた箱火鉢。居間などで使っていた。
- なかぶさ‐おんせん【中房温泉】
- 長野県西部、穂高(ほたか)町にある温泉。自然美に恵まれ、燕(つばくろ)岳など日本アルプスの登山基地。
- なか‐ぶた【中▼蓋】
- 二重になっている蓋の、中側の蓋。inner lid
- なかふらの【中富▽良野】
- 〈町〉北海道中部、十勝(とかち)岳西麓(せいろく)の町。稲作・畜産・花卉(かき)栽培が主体。ラベンダー畑が有名。人口6009(1994)。
- なかへち【中▽辺▽路】
- 〈町〉和歌山県中部、田辺(たなべ)市東隣の町。林業と梅・シイタケ・コンニャクを生産。人口4124(1994)。
- なが‐ほそ・い【長細い】(形)
- 長くて細い。細長い。ながぼそい。ながっぽそい。long and thin〈派生〉ながほそさ(名)
- なか‐ほど【中程】
- ①時間・距離・場所などの中央のあたり。middle
- ②中間。途中。midway〈用例〉会合の〜で席を立つ。
- なか‐ま【仲間】
- ①いっしょに物事をする人。友人。友だち。一味の者。companion; friend〈用例〉仕事〜。遊び〜。〜に入る。
- ②同類のもの。same kind〈用例〉オオカミは犬の〜だ。
- なかま【中間】
- 〈市〉福岡県、北九州市北西隣の市。炭鉱町として栄えたが、昭和39年(1964)の閉山後は北九州市の衛星都市化。人口5万0086(1994)。
- なかま‐いり【仲間入り】(名・サ変自)
- 仲間に加わること。join others〈用例〉作家の〜をする。
- なかま‐うけ【仲間受け】(名・サ変自)
- 仲間うちでの人気。popular among friends
- なかま‐うち【仲間内】
- 仲間の人たち。そのあいだがら。among one's friends〈用例〉〜の祝い。
- なか‐まく【中幕】
- 歌舞伎(かぶき)で、一番目狂言と二番目狂言の間に演じる、1幕の派手な狂言。
- なかま‐はずれ【仲間外れ】
- 仲間からのけ者にされること。be excluded from〈用例〉〜になる。
- なかま‐われ【仲間割れ】(名・サ変自)
- 仲間の間に仲たがいが起こること。split among friends
- なか‐み【中身・中味】
- ①入れ物の中に入っているもの。content〈用例〉袋の〜。
- ②物事の内容。content〈用例〉〜のない人。話の〜。
- なかみかど‐てんのう【中▽御門天皇】
- (1701-37)第114代天皇(在位(1709-35))。名は慶仁(やすひと)。東山(ひがしやま)天皇の第5皇子。
- なかみがわ‐ひこじろう【▽中▽上川▼彦次郎】
- (1854-1901)実業家。豊前国(ぶぜんのくに)中津藩出身。福沢諭吉の甥(おい)。慶応義塾卒。三井財閥の基礎を築いた。
- なか‐みせ【仲店・仲見世】
- 《「見世」は当て字》社寺の境内で、参詣(さんけい)客を対象に土産物などを売る商店街。東京都台東(たいとう)区浅草の浅草(せんそう)寺参道の商店街が代表的なもの。
- なかみち【中道】
- 〈町〉山梨県中部、笛吹(ふえふき)川に沿う町。モモ・ブドウなどの果樹やトウモロコシの栽培がさかん。人口5433(1994)。
- なか‐みちよ【▼那▼珂▽通世】
- (1851-1908)東洋史学者。岩手の人。慶応義塾卒。中国・朝鮮・日本の古代史を比較研究、日本紀年の誤りを指摘。近代的東洋史学を創始。また蒙古(もうこ)史研究にも画期的業績を残した。著書『上世紀年考』『支那(しな)通史』『成吉思汗(ジンギスカン)実録』など。
- なかみなと【▼那▼珂▼湊】
- 〈市〉茨城県東部、那珂川河口の市。平成6年(1994)11月1日、勝田市と合併し「ひたちなか市」となる。
- なが・む【▽詠む】(下二他)
- 〈古語〉
- 声を長く引いてうたう。吟ずる。〈用例〉かの在原のなにがしの唐衣着つつなれにしと〜・めけん三河の国八橋にもなりぬれば(平家・10・海道下)。
- なか‐むかし【中昔】
- あまり古くない昔。大昔と今の中間の時期。中古。
- なかむら【中村】
- 〈市〉高知県南西部、四万十(しまんと)川下流の市。応仁(おうにん)の乱後に開かれた古都で、小京都とよばれる。アユと青海苔(あおのり)が特産。人口3万5630(1994)。
- なかむら‐あきひこ【中村▽彰▼彦】
- (1949-)小説家。栃木県生まれ。本名は加藤保栄(かとうやすえい)。東北大卒。平成6年(1994)『二つの山河』で第111回直木賞受賞。作品『明治新選組』など。
- なかむら‐うたえもん【中村歌▽右▽衛門】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号成駒(なりこま)屋(3世まで加賀屋)。現在6世まで。初世(1714-91)は京坂の名優。金沢の人。本領は実悪(じつあく)。3世(1778-1838)は文化文政期の京坂の代表的名優。4世(1798-1852)は時代物・舞踊を得意とした幕末の人気役者。5世(1865-1940)は明治末〜昭和前期の女形(おんながた)の代表的名優。新史劇に新境地を開く。6世(1917-2001)は現代の代表的女形。重要無形文化財保持者。昭和54年(1979)文化勲章受章。
- なかむらがくえん‐だいがく【中村学園大学】
- 私立大学。昭和40年(1965)創立。同32年(1957)創立の中村学園短期大学併設。所在地は福岡市城南区別府(べふ)。
- なかむら‐がくりょう【中村岳陵】
- (1890-1969)日本画家。本名、恒吉。静岡県生まれ。東京美術学校卒。昭和37年(1962)文化勲章受章。作品『緑影』『気球揚る』など。
- なかむら‐かんえもん【中村▼翫▽右▽衛門】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号成駒(なりこま)屋。3世まで。3世(1901-82)は歌舞伎革新をめざして前進座を創立。
- なかむら‐かんざぶろう【中村勘▽三郎】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号中村屋。現在17世まで。13世までは中村座の座元を兼ねる。初世(1598-1658)は江戸歌舞伎の開祖。江戸に猿若(さるわか)座(中村座)を創設。4世(1662-1713)はのち初世中村伝九郎。元禄(げんろく)期の名優。17世(1909-88)は広い芸域をもつ。重要無形文化財保持者。昭和55年(1980)文化勲章受章。
- なかむら‐がんじろう【中村▼鴈治郎】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号成駒(なりこま)屋。現在3世まで。初世(1860-1935)は大正・昭和前期の関西劇界に君臨。上方の伝統的和事(わごと)にすぐれる。2世(1902-83)は和事のほか老(ふ)け役・女形(おんながた)も兼ね、映画でも活躍。3世(1931-)は上方歌舞伎の伝統を体現。2世・3世ともに重要無形文化財保持者。
- なかむら‐きちえもん【中村吉▽右▽衛門】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号播磨(はりま)屋。現在2世まで。初世(1886-1954)は、大正・昭和期の名優。6世尾上菊五郎(おのえきくごろう)と「菊吉時代」を現出。中村吉右衛門一座を組織。時代物の悲劇的な役の第一人者。昭和26年(1951)文化勲章受章。2世(1944-)は、初世の孫。
- なかむら‐きちぞう【中村吉蔵】
- (1877-1941)劇作家・演劇学者。島根県生まれ。早大卒。早大教授。近代社会劇の先駆者。戯曲『剃刀(かみそり)』『井伊(いい)大老の死』、著書『日本戯曲技巧論』など。
- なかむら‐くさたお【中村草田▽男】
- (1901-83)俳人。本名、清一郎。中国生まれ。東大卒。高浜虚子(たかはまきょし)に師事。思考力豊かな作風で人間探究派と呼ばれた。『万緑』を創刊主宰。句集『長子』など。
- なかむら‐けんきち【中村憲吉】
- (1889-1934)歌人。広島県生まれ。東大卒。伊藤左千夫(いとうさちお)に師事。『アララギ』の中で潤いのある清澄な写生的歌風を樹立。歌集『林泉集』『しがらみ』など。
- なかむら‐ざ【中村座】
- 歌舞伎(かぶき)劇場。江戸三座の一つ。寛永(かんえい)元年(1624)初世猿若(さるわか)(中村)勘三郎が猿若座として創設、のち中村座と改称、移転改称を経て、明治26年(1893)に焼失・廃座。
- なかむら‐しかん【中村▽芝▼翫】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号成駒(なりこま)屋。現在7世まで。4世(1830-99)は豪快な立役(たちやく)として活躍。7世(1928-)は古典的芸風の女形(おんながた)。
- なかむら‐じゃくえもん【中村▼雀▽右▽衛門】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号京屋。現在4世まで。3世(1875-1927)は名女形(おんながた)。関西で活躍。
- なかむら‐しんいちろう【中村真一郎】
- (1918-97)小説家・評論家。静岡県生まれ。東大卒。戦後文学に西欧的な小説理念の移植を試みた。小説『死の影の下に』『四季』4部作、評論『頼山陽(らいさんよう)とその時代』など。
- なかむら‐つね【中村▼彝】
- (1887-1924)洋画家。水戸(みと)生まれ。レンブラント・ルノワールの影響をうける。作品『エロシェンコ像』『老母像』など。
- なかむら‐ていじょ【中村▼汀女】
- (1900-88)俳人。本名破魔子(はまこ)。熊本県生まれ。日常生活から清朗な句を生む。『風花』主宰(しゅさい)。句集『汀女句集』など。
- なかむら‐ときぞう【中村時蔵】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号萬(よろず)屋。現在5世まで。3世(1895-1959)は女形(おんながた)。本領は世話物。4世(1927-62)は美貌(びぼう)の娘役。
- なかむら‐とみじゅうろう【中村富十郎】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号天王寺(てんのうじ)屋。現在5世まで。京阪の女形(おんながた)。初世(1719-86)は宝暦(ほうれき)〜天明(てんめい)期の代表的名優。『京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)』を創演。2世(1786-1855)は幕末京坂の代表的女形。俗称「難波(なんば)の太夫(たゆう)」。4世(1908-60)は関西歌舞伎の立女形(たておやま)として活躍。5世(1929-)は幅広い役柄をこなす。重要無形文化財保持者。
- なかむら‐なかぞう【中村仲蔵】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。4世まで。初世(1736-90)は天明(てんめい)期江戸の名優。写実的演出を試み「秀鶴型」を残す。『忠臣蔵』の定九郎の新演出を創始。3世(1809-86)は幕末・明治初期の老(ふ)け役・敵(かたき)役の名人。自伝『手前味噌(てまえみそ)』がある。
- なかむら‐ばいぎょく【中村梅玉】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。屋号高砂(たかさご)屋。現在4世まで。2世(1841-1921)は立役(たちやく)と女形(おんながた)を兼ねた。3世(1875-1948)は昭和前期の名女形。
- なかむら‐はくよう【中村白葉】
- (1890-1974)ロシア文学者。本名長三郎。兵庫県生まれ。東京外語卒。19世紀ロシア文学を翻訳・紹介。訳書『チェーホフ全集』『トルストイ全集』など。
- なかむら‐はじめ【中村▽元】
- (1912-99)哲学者・仏教学者。島根県生まれ。東大卒。東大教授。古代インド哲学をはじめ広範な学識と業績は内外に著名。昭和52年(1977)文化勲章受章。著書『仏教語大辞典』など。
- なかむら‐ふくすけ【中村福助】
- 歌舞伎(かぶき)俳優。現在9世まで。初世は4世中村芝翫(しかん)の前名。3世以降は東京の成駒(なりこま)屋系・大阪の高砂(たかさご)屋系が両立。成駒屋系4世以後代々女形(おんながた)。5世(1900-33)は気品ある美貌(びぼう)で知られた。
- なかむら‐ふせつ【中村不折】
- (1866-1943)洋画家・書家。東京生まれ。渡仏しジャン=ポール=ローランスに師事。書は漢魏六朝(かんぎりくちょう)に学び、書道博物館もつくる。作品『建国そう業(そうぎょう)』など。
- なかむら‐ふみくに【中村▽史▽邦】
- (?-?)江戸中期の俳人。尾張(おわり)の人。芭蕉(ばしょう)に師事。編著『芭蕉庵(あん)小文庫』。
- なかむら‐へいや【中村平野】
- 高知県南西部、四万十(しまんと)川下流の平野。稲作などが行われる。
- なかむら‐まさなお【中村正直】
- (1832-91)明治時代の啓蒙(けいもう)学者。江戸の人。号は敬宇。イギリス留学後、『西国立志篇(へん)』『自由之(の)理』を翻訳・刊行し民権思想に影響。明六社の同人。
- なかむら‐まさのり【中村正のり】
- (1928-)小説家。満州(現中国東北部)生まれ。学習院大卒。昭和56年(1981)『元首の謀叛(むほん)』で第84回直木賞受賞。作品『貧者の核爆弾』など。
- なかむら‐みつお【中村▽光▽夫】
- (1911-88)文芸評論家・小説家・劇作家。本名は木庭(こば)一郎。東京生まれ。東大卒。戦後、日本近代文学評論を確立。昭和42年(1967)『贋(にせ)の偶像』で第20回野間文芸賞受賞。評論『風俗小説論』『二葉亭四迷(ふたばていしめい)伝』、小説『わが性の白書』など。
- なかむら‐むらお【中村武羅▽夫】
- (1886-1949)小説家・評論家。北海道生まれ。『新潮』の編集を担当、同人誌『不同調』主宰。評論『誰(だれ)だ? 花園を荒す者は!』、小説『地霊』など。
- なかむらや【(株)中村屋】
- 食料品。製菓会社。ほかに食品など。大正12年(1923)設立。本社は東京都新宿区新宿。
- なかむら‐りゅう【中村流】
- 歌舞伎(かぶき)舞踊の一流派。芝翫(しかん)派、弥八(やはち)・虎治(とらじ)派、中村流本伝・中村流直流にわかれている。