*なみ【波・浪】
①風などのため、水面にできる高低。また、それが移動して行く現象。さざ波・風浪・うねりなどの短周期の波、潮汐(ちょうせき)のような長周期の波、高潮・津波など。wave〈用例〉〜が荒い。大きな〜にさらわれる。〜がたつ。
②音波や電波などの波動・振動。wave
③高低・起伏すること・もの。wave〈用例〉山〜。感情の〜。出来不出来の〜がある。
④1つの方向へ向かう動き。傾向。tendency〈用例〉国際化の〜。不況の〜をかぶる。
⑤たくさんのものの無秩序な動き。〈用例〉人の〜に消える。世間の〜にもまれる。
⑥皮膚のしわ。wrinkle〈用例〉老いの〜。
⑦紋所の名。波を紋章化したもの。
波にも磯にも着かぬ心地(なみにもいそにもつかぬここち)
どっちつかずでおちつかない気持ちのたとえ。
波を切る(なみをきる)
波を押し分けるようにして進む。plow through the waves〈用例〉船が波を切って進む。
なみ【並(み)】
[一](名)
①ならぶこと。row〈用例〉足〜。
②ふつうであること。average〈用例〉〜の品。
[二](接尾)《名詞に付く》
①同じ物事が続くことを表す。…ごとに。〈用例〉軒(のき)〜に。
②同じ程度であることを表す。〈用例〉世間〜。
な‐み【無み】
〈古語〉
《形容詞「なし」の語幹に接尾語「み」の付いたもの。多く「…をなみ」の形で》…がないので。…なさに。〈用例〉一人だに似てし行かねばすべを〜(万葉・2・207)。
なみあい【浪合】
〈村〉長野県南西部、伊那(いな)地方南部山間の村。林業、高原野菜の栽培などを行う。人口767(1994)。
なみ‐あげは【並揚羽蝶】
アゲハチョウ科のなかでも日本各地でもっともふつう、かつ代表的な種。開張は春型約8cm、夏型約12cm。黄色の地に黒斑(はん)があり、後ろ翅(ばね)に尾状突起をもつ。東アジアに広く分布。アゲハチョウ。アゲハ。common swallowtail butterfly
なみ‐あし【並足】
①ふつうの足並み。at a walking pace〈対義〉駆け足・速足。
②馬術で、もっともおそい歩調。
なみ‐あし【歩】
馬術の馬の歩法の一つ。右前・左後ろ・左前・右後ろの順で四肢を1肢ずつ移す4歩調の歩法。walk
なみ‐あみ【波編(み)】
鉤針(かぎばり)編みの技法の一種。ネット編みを、増し目をしてフリル状に波打たせたもの。縁飾りに用いる。frill finishing
なみ‐あめ【並雨】
並みの強さの雨。気象庁の地上気象観測法で3階級に分けたときには、1時間3〜15mmの雨量をいう。
なみ・いる【並(み)居る】(上一自)
その場にならんでいる。present〈用例〉〜人々。
なみうち‐ぎわ【波打(ち)際】
海や湖の波の打ち寄せる所。なぎさ。beach
なみ‐う・つ【波打つ】(五自)
①波が立つ。wave
②波のように次々と上下する。rise and fall〈用例〉胸が〜。〜稲の穂。
なみえ【浪江】
〈町〉福島県東部、太平洋に臨む町。旧宿場町。製材・木工関係の工場が多い。人口2万4072(1994)。
なみおか【岡】
〈町〉青森県、津軽(つがる)平野東部の町。旧宿場町。米・リンゴの生産・集散地。人口2万1429(1994)。
なみ‐おと【波音】
波が打ち寄せたり引いたり、逆巻いて立てる音。sound of the waves
なみ‐がい【波貝】
キヌマトイガイ科のニマイガイ。殻長10cm、殻幅4.5cm。丸みのある長方形で、殻は白く厚いがもろい。日本各地の浅海の砂泥底にすむ。食用。
なみ‐がしら【波頭】
波のいただき。波のほ。wave crest〈用例〉白い〜。
なみ‐かぜ【波風】
①波と風。wind and waves
②争い。もめごと。〈用例〉〜を立てる。
波風が立つ(なみかぜがたつ)
争いごとや騒ぎが起きて、乱れる。もめごとが起こる。get into trouble
なみかた【波方】
〈町〉愛媛県、今治(いまばり)市北隣の町。海運・造船が発達。果樹栽培や沿岸漁業なども行う。人口9871(1994)。
なみ‐がわせ【並為替】
→そうきんかわせ(送金為替)
なみかわ‐そうすけ【濤川惣助】
(1847-1910)七宝(しっぽう)作家。下総(しもうさ)の人。ドイツ人化学者ワーグナーのもとで七宝制作に従事。無線七宝であらわす派手(はで)な作風。作品『富嶽(ふがく)図額』など。
なみかわ‐やすゆき【並河之】
(1845-1927)七宝(しっぽう)作家。京都の人。七宝制作技術を改良し、精巧な有線模様七宝を作る。作品『四季花鳥模様の花瓶』など。
なみ‐き【並木】
1列に植えた木。道に沿って植えた木。街路樹。roadside tree
なみき‐ごへい【並木五瓶】
歌舞伎(かぶき)作者。4世まで。初世(1747-1808)は寛政(かんせい)期の名作者。大坂の人。並木正三(なみきしょうぞう)門下。江戸世話狂言の確立に寄与。世話物を二番目狂言として独立させた。作品『金門五三桐(きんもんごさんのきり)』『五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)』など。
なみき‐しょうぞう【並木正三】
歌舞伎(かぶき)作者。2世まで。初世(1730-73)は宝暦(ほうれき)期京坂の名作者。大坂の人。回り舞台やせり出しを考案。歌舞伎を飛躍的に発展させた。構想は雄大、筋は複雑、機知に富む作風。作品『三十石よふね始(さんじっこくよふねのはじまり)』『けいせい天羽衣(あまのはごろも)』『宿無団七時雨傘(やどなしだんしちしぐれのからかさ)』など。
なみき‐そう【浪来草】
シソ科の多年草。海浜にはえる。根茎から出た枝に長楕円(だえん)形の葉が対生。夏、葉腋(ようえき)に紫色の唇形花を1個ずつ対生させる。
なみき‐そうすけ【並木宗輔】
(1695-1751)江戸中期の浄瑠璃(じょうるり)作者。大坂の人。人形浄瑠璃の最盛期を現出。豊竹(とよたけ)座・竹本座に執筆。豊竹座時代の作品『苅萱桑門筑紫いえづと(かるかやどうしんつくしのいえづと)』。竹本座時代の作品『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』など。
なみ‐ぐも【並雲】
中程度に発達して盛り上がった積雲。頂部には小さなこぶ状の突起がある。mediocris
なみくも‐の【波雲の】
[枕ことば]《波のようなかたちをした雲の愛らしいことからという》「うつくし」にかかる。〈用例〉百(もも)足らず山田の道を〜愛(うつく)し妻と語らはず別れし来れば(万葉・13・3276)。
なみ‐けい【波罫】
波形の罫線。ブル罫。
なみ‐じ【波路・浪路】
海上の船の通る道筋。航路。sea route
なみ‐すう【並数】
→モード④
なみ・する【蔑する】(サ変他)
《「無みする」の意》ないがしろにする。あなどる。〈用例〉師を〜。
なみ‐せい【並製】
ふつうにつくったもの。of medium quality〈対義〉上製・特製。
*なみだ【涙・泪・涕】
①涙腺(るいせん)からの分泌液。角膜を潤し、目の乾燥を防ぎ、眼球表面を洗浄する機能がある。感情の高まりや物理的刺激によってあふれ出る。lacrimation; tear〈用例〉〜を流す。〜がこぼれる。〜を浮かべる。
②泣くこと。weep〈用例〉聞くも〜語るも〜。〜ながらに語る。
③思いやり。なさけ。sympathy; mercy〈用例〉血も〜もない。
④《比喩(ひゆ)的に》苦痛や苦労。〈用例〉汗と〜の結晶。
涙片手に(なみだかたてに)
片手で涙をおさえながら。涙ながらに。
涙に暮れる(なみだにくれる)
悲しみのあまり、涙がとめどなく流れる。泣き暮らす。weep one's eyes out〈類似〉涙に沈む。
涙に沈む(なみだにしずむ)
泣き沈む。〈類似〉涙に暮れる。
涙に咽ぶ(なみだにむせぶ)
息をつまらせて泣く。be choked with tears
涙の雨(なみだのあめ)
雨が降るようにたくさん涙が流れることをいう。ひどく泣くこと。
涙の海(なみだのうみ)
目に涙を多くたたえているさま。深い悲しみに泣き沈むこと。
涙を呑む(なみだをのむ)
涙が出そうになるのをこらえる。勝負に負けるなどして、悔しいのを我慢する。swallow one's tears; pocket an insult
涙を振るう(なみだをふるう)
流れる涙を振りはらう。私情や同情を捨てる。
なみだ‐あめ【涙雨】
①《弔い・別れのときに降る雨をいう》悲しみの涙が化して降ったかと思われる雨。
②少し降る雨。sprinkling rain
なみ‐たいてい【並大抵】(名・形動)
《多く打ち消しをともなって》通りいっぺんであるさま。世間並み。なみなみ。ordinary〈用例〉〜ではない。
なみだ‐きん【涙金】
関係を断ち切るとき与える、わずかな金銭。small sum of consolation money
なみだ‐ぐまし・い【涙ぐましい】(形)
涙をもよおすほど悲しい。また、けなげだ。pathetic〈用例〉〜努力。〈派生〉なみだぐましさ(名)
なみだ‐ぐ・む【涙ぐむ】(五自)
涙を浮かべる。泣きそうなようすになる。be moved to tears
なみだ‐ごえ【涙声】
①泣き出しそうな、おろおろした声。faltering voice
②泣きながら言う声。tearful voice
なみだ・する【涙する】(サ変自)
涙を流す。泣く。cry〈用例〉訃報(ふほう)に接して〜。
なみだ‐たけ【涙茸】
イドタケ科のキノコ。木造家屋の床板・土台などを腐らせる家菌。生育時は柔軟な肉質で、水滴を分泌するのでこの名がついた。乾くともろい革質になる。
なみ‐だ・つ【波立つ】(五自)
①波が立つ。波が高くなる。billow〈用例〉湖面が〜。
②波のように起伏がおこる。〈用例〉草原が〜。
③もめごとがおこる。be in discord〈用例〉家庭内が〜。
なみだ‐ながら(に)【涙ながら(に)】(副)
涙を流しながら。涙とともに。in tears
なみだ‐もろ・い【涙もろい】(形)
涙を流し、感動しやすい。overly sentimental〈派生〉なみだもろさ(名)
なみ‐とう【並等】
ふつうの等級。ふつう。〈対義〉上等・特等。
なみ‐なみ【並並】(名・形動)
《多く打ち消しをともなって》一通りであること・さま。ふつう。ordinary〈用例〉〜ならぬ努力のたまもの。
なみ‐なみ(副)
液体が容器からこぼれるほどいっぱいあるさま。たっぷり。to the brim〈用例〉コップに〜と酒をつぐ。
なみ‐ぬい【並縫い】
手縫いの基本の一つ。布を表裏同一の針目で手で縫うこと。ぐし縫い。running stitch
なみの【波野】
〈村〉熊本県北東端、阿蘇(あそ)外輪山東麓(とうろく)の村。キャベツ・ハクサイなどの野菜栽培と畜産を行う。人口1975(1994)。
なみのこ‐がい【浪子貝】
フジノハナガイ科のニマイガイ。殻は三角卵形で、殻長約2.5cm。殻表は白・黄・褐色など。潮間帯の砂底にすむ。房総(ぼうそう)半島・富山湾以南に分布。
なみ‐の‐はな【波の花】
①砕ける波のあわ。
②《女房ことば。「しお」が死を連想するのを嫌って》→食塩の別称。
なみ‐の‐ほ【波の穂】
→波がしら
なみ‐のり【波乗り】
①波に乗ること。
②板を使って、波の起伏に乗る遊び。サーフィン。surfing
なみ‐はずれ【並外れ】(名・形動)
普通ではないこと・さま。一般とはちがっていること・さま。extraordinary〈用例〉〜た頭脳。
なみ‐はず・れる【並外れる】(下一自)
性質・能力などが、ふつう以上である。uncommon〈用例〉〜・れた語学力。
なみ‐はば【並幅】
ふつうの幅の反物。36cmぐらいの幅。小幅。〈対義〉広幅。
ナミビア【Namibia】
(Republic of Namibia)アフリカ南部、大西洋岸の国。旧ドイツ領南西アフリカ。第1次大戦後南アフリカ連邦(当時)の委任統治領。第2次大戦後、植民地として最後まで残ったが、1990年独立。ダイヤモンド・ウラン・銅の産地。牧畜も盛ん。面積82.4万km2。人口153.7万(1993)。
なみ‐ひととおり【並一通り】(名・形動)
通りいっぺんであること・さま。ふつう。
ナミブ‐さばく【ナミブ砂漠】
(Namib Desert)アフリカ南部、ナミビアの海岸砂漠。ダイヤモンドの産地として有名。
なみ‐ま【波間】
①波と波の間。on the waves
②波の立たない間。between the waves
なみ‐まくら【波枕】
《波の上に寝る、の意から》
①船中に旅寝すること。船旅。
②波の音が枕元で聞こえてくること。
なみ‐もの【並物】
並製の品物。上等とはいえないもの。普通の品物。overage article
ナミュール【Namur】
ベルギー中部、ブリュッセル南東の炭田地帯の中心にある工業都市。重要な河港。刃物の生産で有名。人口10.4万(1993)。
なみ‐よけ【波除け】
①波をよけること・もの。
→防波堤。breakwater
なむ【南無】
《仏教語。namas(梵)の音写。敬礼(きょうらい)・帰依(きえ)・信順の意》仏や菩薩(ぼさつ)・三宝などを敬い、帰依する気持ちを表す語。なも。
な・む【並む】
〈古語〉
[一](四自)ならぶ。つらなる。〈用例〉松の木(け)の〜・みたる見れば(万葉・20・4375)。
[二](下二他)ならべる。つらねる。〈用例〉友〜・めて遊ばむものを馬〜・めて行かまし里を(万葉・6・948)。
なむ
〈古語〉
《=なん》
[一](係助)《種々の語に付く。文末の活用語は連体形をとる。〈参照〉係り結び》上の事柄を強調する意を表す。〈用例〉その人かたちよりは心〜まさりたりける(伊勢・2)。
[二](終助)《用言の未然形に付く》他に対して願い望む意を表す。…て欲しい。…てください。〈用例〉今ひとたびのみゆき待た〜(拾遺・雑秋)。
な‐む(連語)
〈古語〉
《完了の助動詞「ぬ」の未然形に推量の助動詞「む」の付いたもの》…てしまおう。きっと…するだろう。…がいい。〈用例〉盛りにならば、容貌(かたち)も限りなくよく、髪もいみじく長くなり〜(更級)。
なむ‐あみだぶつ【南無陀仏】
阿弥陀仏に帰依(きえ)することを表す語。浄土教では、これを唱えること(称名(しょうみょう))によって極楽へ往生できるとする。六字の名号(みょうごう)
ナムコ【(株)ナムコ】
サービス業。ゲーム機器会社。娯楽施設も経営。昭和30年(1955)設立。本社事務所は東京都大田区矢口。
なむ‐さん【南無三】(感)
→南無三宝」の略。
なむ‐さんぼう【南無三宝】
[一](名)三宝(仏・法・僧)に帰依すること。
[二](感)《このことばを唱えれば危機から逃れることができるとされたことから》物事をし損なったときに発する語。しまった。南無三。
な‐むし【菜虫】
アブラナ科の植物の葉を食べる昆虫の総称。モンシロチョウの幼虫をいうことが多い。青虫。green caterpillar
ナムポ【南浦】
(Namp'o)→なんぽ(南浦)
なむ‐みょうほうれんげきょう【南無妙法蓮華経】
『法華経(ほけきょう)』で説く真理に帰依(きえ)することを表す語。日蓮宗三大秘法の一つで、これを唱えること(唱題)によって成仏できるとする。御題目(おだいもく)。七字の題目。
ナムル
(namul)朝鮮料理の総菜の一種。ダイズもやし・ゼンマイ・青菜類などの和(あ)え物。
なめがわ【滑川】
〈町〉埼玉県中部、東松山市北西隣の町。農業のほか、工業団地造成で工業化も進展。人口1万1797(1994)。
なめくじ【蝓】
ナメクジ科に属する、殻をもたない陸生のマキガイ。頭には大小2対の触角があり、大触角の先端に目がある。体長約6cm。青褐色。野菜や果樹を食害する。塩をかけると、浸透圧で縮む。本州・四国・九州に分布。なめくじら。slug
蛞蝓に塩(なめくじにしお)
苦手にであって、どうにもならないたとえ。
なめくじ‐うお【蝓魚】
海底の砂地にすむ原索動物。体長約3.5cm。シラウオのような形をもち、半透明で脊索(せきさく)をもつ。本州中部以南の浅海に分布。amphioxus
なめ‐げ(形動ナリ)
〈古語〉
《形容詞「なめし」の語幹に接尾語「げ」の付いたもの》ようす・態度が無礼だ。生意気だ。〈用例〉ことば〜なるもの、宮のべの祭文読む人(枕・ことばなめげなるもの)。
なめ‐こ【滑子】
担子菌類モエギタケ科のキノコ。秋に、ブナなどの枯れ木や切り株に群生。高さ約5cm。かさは径が3〜8cm、表面が赤褐色。全体が粘液でおおわれる。食用。なお、エノキタケをナメコということがある。
なめし【鞣】
生の動物皮に理化学的処理を施して革とする操作。腐敗しにくく、柔軟性・通気性・耐熱性などにすぐれたものとなる。使用するなめし剤により、クロムなめし・タンニンなめし・油なめしなどがある。tanning
な‐めし【菜飯】
青菜をきざんでご飯に混ぜ合わせたもの。小松菜・セリ・大根の葉などを用いる。江戸時代の「菜飯田楽(でんがく)」で知られる。愛知県豊橋の名物。
なめ・し(形ク)
〈古語〉
無礼だ。失礼だ。〈用例〉いと〜と思ひけれど、心ざしはいやまさりけり(伊勢・105)。
なめし‐がわ【韋】
漢字を組み立てている部分の名。「韓(かん)」「韜(とう)」などの「韋」。
なめし‐がわ【鞣革】
なめした革。レザー。leather〈対義〉いためがわ。
なめ・す【鞣す】(五他)
毛皮から毛・あぶらを取り除いて、なめらかにする。tan
なめ‐ず・る【舐めずる】(五他)
舌で唇をなめまわす。
なめた‐がれい【滑多鰈】
体表がぬるぬるしているカレイ科の海水魚。全長約40cm。目のある側は暗褐色。口は小さく、肉が厚い。煮つけにすると美味。日本海各地と駿河(するが)湾以北の太平洋岸に分布。ババガレイ。slime dab
なめ‐たけ【滑茸】
→エノキタケの別名。
なめ‐て【並めて】(副)
〈文語的〉
→なべて(並べて)
なめとこ‐けいこく【滑床渓谷】
愛媛県宇和島市、四万十(しまんと)川上流の目黒川に沿う渓谷。多くの滝・深淵(しんえん)などがある景勝地。
なめ‐みそ【嘗(め)味噌】
そのまま副食物となるみそ。ひしお・金山寺(きんざんじ)みそなど。またふつうのみそを加工した、たいみそ・鉄火(てっか)みそなどがある。
なめ‐もの【嘗(め)物】
半固形の副食物。ひしお・なめみそ・塩辛など。
なめ‐らか【滑らか】(形動)
①よくすべるさま。すべすべするさま。smooth〈用例〉〜な岩肌。
②よどみのないさま。すらすらとはかどるさま。smooth〈用例〉〜な口調。〜に動く。〈派生〉なめらかさ(名)
な‐めり(連語)
〈古語〉
《「なるめり」の転「なんめり」の「ん」を表記しない形》…であるようだ。…らしい。〈用例〉子となりたまふべき人〜(竹取)。
なめりかわ【滑川】
〈市〉富山県富山市東隣の市。稲作・畜産・チューリップ栽培などのほか、工業化・宅地化が進む。ホタルイカの産地。人口3万1824(1994)。
な・める【嘗める・舐める】(下一他)
①舌の先で、なでる。ねぶる。lick〈比較〉しゃぶる。〈用例〉犬が手を〜。
②かまずに味わう。lick; eat〈用例〉あめ玉を〜。
③酒などを少しずつ味わう。taste〈用例〉酒をゆっくりと〜。
④苦しみや辛酸などを経験する。体験する。experience〈用例〉苦杯を〜。
⑤あなどる。甘く見る。馬鹿にする。make light of〈用例〉〜・めたまねをする。
⑥炎などがはうように燃え広がって建物などを焼き尽くす。burn up〈用例〉火は商店街を〜・めつくした。