- な‐や【納屋】
- ①農家などの物置小屋。barn
- ②中世、主として海辺に作られた商業用倉庫。
- なや‐しゅう【納屋衆】
- 室町・安土(あづち)桃山時代の都市の豪商。本来、納屋貸しの商人で、多くが船をもち対外貿易で巨富を蓄え、自治都市運営の中心となった。とくに堺(さかい)の豪商・納屋衆36人で組織した会合衆(えごうしゅう)による自治は有名。
- なや‐すけざえもん【納屋助左▽衛門】
- (?-?)安土(あづち)桃山時代の堺(さかい)の豪商。文禄(ぶんろく)2年(1593)ルソンに渡航、翌年帰朝。朱印船貿易で巨富を獲得。のち奢侈(しゃし)のため豊臣秀吉(とよとみひでよし)に罰せられて没落。呂宋(るそん)助左衛門。
- なやま・し【悩まし】(形シク)
- 〈古語〉
- 苦しい。つらい。〈用例〉「いと〜・しきに」とて、大殿籠(おほとのごも)れり(源氏・帚木)。
- なやまし・い【悩ましい】(形)
- ①気分がすぐれない。つらい。languid
- ②色情に心が動かされる。seductive〈派生〉なやましが・る(五自)なやましげ(形動)なやましさ(名)
- なやま・す【悩ます】(五他)
- 苦しめる。困らせる。annoy
- なやみ【悩み】
- ①心の苦しみ。心配。affliction
- ②病気。disease
- なや・む【悩む】(五自)
- ①仕事や人生の問題に当面してどうしたらよいかわからず思い苦しむ。worry〈用例〉恋に〜。
- ②肉体的に苦しむ。病む。suffer〈用例〉神経痛に〜。
- ③《動詞の連用形に付いて》先に進めなくて困る、順調に行かない、の意を表す。be stalemated〈用例〉行き〜。伸び〜。
- なや‐もの【納屋物】
- 江戸時代、諸藩の蔵屋敷などを経ず、民間の商人独自のルートによって集荷・販売された諸国の物産。〈対義〉蔵物。
- な‐やらい【▽追▼儺】
- 疫鬼(えきき)を追い払う行事。ついな。鬼儺(おにやらい)。
- ナヤン【Nayan・乃顔】
- (?-1287)中国、元(げん)の遼東(りょうとう)の王。ハイドゥの乱に呼応し、元朝のフビライに反抗するが敗死。
- なゆた【▼那由他・▼那由多】
- 《仏教語。nayuta(梵)の音写》古代インドの数詞の一つ。数量のきわめて大きい単位。
- な‐よせ【名寄(せ)】
- 作歌の参考書。人・物・名所の名を寄せ集めたもの。
- なよせ‐ちょう【名寄(せ)帳】
- 農民の名前ごとに田地面積・年貢などを記した近世の土地台帳。
- なよ‐たけ【▽弱竹】
- [一]なよやかな竹。若竹。flexible bamboo; young bamboo
- [二]《なよたけ》加藤道夫(かとうみちお)の戯曲。昭和26年(1951)初演。『竹取物語』に取材。青年石上文麻呂(いそのかみふみまろ)と美少女なよたけとの愛を描いた詩劇。
- なよたけ‐の【▽弱竹の】
- [枕ことば]《竹のしなうようす、また、竹の節(ふし)の意の節(よ)と同音ということから》「とをよる・伏し・夜・世」などにかかる。〈用例〉秋山のしたへる妹(いも)〜とをよる児(こ)らは(万葉・2・217)。
- なよ‐なよ【▽弱▽弱】(副・サ変自)
- やわらかく弱々しいさま。feeble〈用例〉見かけは〜しているが、しんは強い。
- なよ‐やか【▽弱やか】(形動)
- なよなよしたさま。〈派生〉なよやかさ(名)
- なよ‐よか(形動ナリ)
- 〈古語〉
- 《衣服の、のり気がなくなったり着なれたりしたさま》やわらかであるさま。なよやか。〈用例〉白き御衣どもの〜なるに(源氏・帚木)。
- なよろ【名▽寄】
- 〈市〉北海道北部、名寄盆地の市。稲作、野菜・薬草栽培、乳業、製材工業がある。人口2万8492(1994)。
- なよろ‐ぼんち【名▽寄盆地】
- 北海道北部、天塩(てしお)川上流の盆地。水田北限地。ジャガイモ・テンサイ・トウモロコシ栽培がさかん。
- なら【▼楢・▼柞・▼枹】
- ブナ科のコナラ・ミズナラなどの総称。
- なら【▼奈▽良・▽寧▽楽】
- 上代、平城京の置かれた地。現在の奈良県奈良市。
- なら【▼奈▽良】
- 〈県〉近畿(きんき)地方中部、内陸の県。県庁所在地は奈良市。北部の奈良盆地以外は平地に乏しく、南部は吉野(よしの)山岳地帯。奈良盆地は古代の政治・文化の中心で、史跡や社寺が多い。吉野地方は美林で知られる。近年都市化が進み人口が増加。面積3692km2、人口141万5222(1994)。
- なら【▼奈▽良】
- 〈市〉奈良県北部、奈良盆地にある市。県庁所在地。和銅(わどう)3年(710)から74年間日本の都。以後、東大寺・春日(かすが)大社など多くの社寺の門前町として繁栄。国家的文化遺産である建造物・美術品が数多い。人口35万5047(1994)。
- なら
- [一](助動)《断定の助動詞「だ」の仮定形》仮定の順接条件を表す。…だとすると。…とすれば。if〈用例〉雨〜中止だ。
- [二](接続)「それならば」のくだけた言い方。if so〈用例〉〜、賛成しよう。
- ならい
- 《漁師の語》冬、東日本の太平洋沿岸で吹く寒冷な強い北寄りの風。もともとは山に沿って吹く風の意味らしい。
- ならい【習い】
- ①習うこと。練習。learning〈用例〉手〜。
- ②ならわし。習慣。habit
- ③世の常。通例。custom〈用例〉世の〜。
- 習い性と成る(ならい、せいとなる)
- 《『書経』「太甲、上」にあることば》習慣が重なると、それが身についてしまい、生まれついての性質のようになる。Habit is a second nature.
- ならい【▼奈▽良井】
- 長野県南西部、楢川(ならかわ)村にある地区。旧中山(なかせん)道の宿場町としてにぎわい、今もおもかげを残す。
- ならい‐ごと【習い事】
- 《読み書き・諸芸などの》けいこごと。accomplishment; lesson
- *なら・う【倣う】(五他)
- あることを手本としてそのとおりに行う。まねる。follow; imitate〈用例〉前例に〜。右に〜。
- *なら・う【習う】(五他)
- ①教えられたことを繰り返し練習して、そのやり方を身につける。practice〈用例〉ピアノを〜。
- ②学ぶ。教わる。learn; study〈対義〉教える。〈用例〉先生に〜。
- 習うより慣れよ(ならうよりなれよ)
- 物事は、教えられるより実際に行うほうが、それを習得する上で効果的である。また、机上の勉学よりも実習を重んずることにもいう。Practice makes perfect.
- なら‐え【▼奈▽良絵】
- 室町時代から江戸時代にかけ、数多く制作された巻子(かんす)や冊子(さっし)形態の物語絵。多色で金箔(きんぱく)も用いた類型的な表現。奈良の絵仏師たちの手になるという。お伽草子(おとぎぞうし)などを描いた冊子は奈良絵本ともよばれる。
- ならえ‐ほん【▼奈▽良絵本】
- 奈良絵を挿し絵とした物語の絵本。室町末期から江戸初期にかけて作られ、お伽草子(おとぎぞうし)を中心とする。
- ならお【▼奈▽良尾】
- 〈町〉長崎県、五島(ごとう)列島中通(なかどおり)島の町。長崎県随一の漁港で、あぐり網の基地。人口4096(1994)。
- なら‐がしわ【▼楢▼柏】
- ①ブナ科の落葉高木。高さ10〜15m。葉は大形の長楕円(だえん)状で長さ約20cm、縁は鋸歯(きょし)状で、裏面は灰白色。開花した翌年に、楕円形で、椀(わん)形の総苞(そうほう)で基部を包まれた堅果(どんぐり)をつける。本州中部以西に分布。
- ②→ナラの異名。
- ならかわ【▼楢川】
- 〈村〉長野県南西部、塩尻(しおじり)市南西隣の村。中心の奈良井(ならい)は中山(なかせん)道の旧宿場町。木曽漆器(きそしっき)が特産。人口3892(1994)。
- なら‐きょういくだいがく【▼奈▽良教育大学】
- 国立大学。昭和18年(1943)創立の奈良師範学校などを前身とし、同24年(1949)より現制、同41年(1966)より現名。所在地は奈良市高畑町。
- ならく【▼奈落・▼那落・▼捺落】
- 《仏教語。naraka(梵)の音写》
- ①→地獄。
- ②物事のゆきつく所。どん底。bottom; hell
- ③劇場で、舞台の床下。舞台を回すしかけや装置がある所。trap cellar
- 奈落の底(ならくのそこ)
- ①地獄の底。bottom of hell
- ②非常に深い所。どん底。abyss
- なら‐く(連語)
- 〈古語〉
- 《助動詞「なり」に接尾語「く」の付いたもの》…ところによると。〈用例〉言ふ〜奈落の底に入りぬれば(十訓抄・5)。
- ならけんりつ‐いかだいがく【▼奈▽良県立医科大学】
- 公立大学。昭和23年(1948)創立、同27年(1952)より現制。所在地は奈良県橿原(かしはら)市四条町。
- ならけんりつ‐しょうかだいがく【▼奈▽良県立商科大学】
- 公立大学。平成元年(1989)創立。所在地は奈良市船橋町。
- なら‐こうえん【▼奈▽良公園】
- 奈良市東部の公園。若草山・三笠(みかさ)山や興福寺・東大寺・春日(かすが)大社がある。シカが名物。
- なら‐こくりつはくぶつかん【▼奈▽良国立博物館】
- 奈良市にある仏教美術を中心にした博物館。明治28年(1895)帝国奈良博物館として開館。国立博物館奈良分館を経て昭和27年(1952)現名に改称。文化庁所管。
- なら‐こくりつぶんかざいけんきゅうじょ【▼奈▽良国立文化財研究所】
- 奈良市にある国立の文化財研究所。昭和27年(1952)文化財保護委員会の付属機関として新設、同43年(1968)文化庁の付属機関となる。文化財に関する調査・研究、資料作成などを目的とする。
- なら‐ざらし【▼奈▽良▼晒▽布】
- 《古来、奈良地方で産したことから》麻布を漂白した着尺(きじゃく)地。
- なら‐さんぎょうだいがく【▼奈▽良産業大学】
- 私立大学。昭和58年(1983)創立。所在地は奈良県生駒(いこま)郡三郷町。
- ならし【▽均し・▽平し】
- ①ならすこと。leveling
- ②平均すること。〈用例〉〜1000円では高い。
- ③衣服を掛けるために、土間の壁や寝室などにつるしておく竿(さお)。ならし竹。
- なら‐じだい【▼奈▽良時代】
- 和銅(わどう)3年(710)から延暦(えんりゃく)3年(784)までの、都が奈良にあった時代。文化史では天平(てんぴょう)時代。また、長岡(ながおか)京に都のあった10年間も含め、延暦13年(794)までとすることもある。律令(りつりょう)国家の最盛期。仏教美術が興隆。
- ならじだい‐びじゅつ【▼奈▽良時代美術】
- 奈良時代の美術は、国家仏教の保護を受けた仏教美術が中心。初唐様式を学んだ白鳳(はくほう)時代(670〜710年、一説に645〜710年)と、盛唐の影響下にある天平(てんぴょう)時代(710〜789年)とに分けられる。建築では天平時代の薬師寺(やくしじ)東塔など。彫刻では白鳳時代に法隆寺の橘(たちばな)夫人厨子(ずし)の『阿弥陀三尊(あみださんぞん)』など。絵画では薬師寺『吉祥天(きちじょうてん)像』など。工芸では正倉院宝物が有名である。
- ならしの【習志野】
- 〈市〉千葉県北西部、千葉市西隣の市。かつての軍都から、第2次大戦後は住宅・学園都市として発展。人口15万0697(1994)。
- なら‐じょしだいがく【▼奈▽良女子大学】
- 国立女子大学。明治41年(1908)創立の奈良女子高等師範学校を前身とし、昭和24年(1949)より現制。本部は奈良市北魚屋東町。
- なら・す【▽生らす】(五他)
- 植物の実をなるようにする。
- なら・す【▽均す・▽平す】(五他)
- ①平らにする。level〈用例〉土を〜。
- ②平均する。average〈用例〉負担を〜。
- なら・す【慣らす・▼馴らす】(五他)
- ①慣れるようにする。順応させる。accustom〈用例〉足を〜。体を〜。
- ②動物などを、飼い慣らす。tame〈用例〉馬を〜。
- なら・す【鳴らす】(五他)
- ①音を出す。sound; ring〈用例〉ベルを〜。のどを〜。
- ②名を広く知らせる。評判をとる。win reputation〈用例〉マラソンで〜・したものだ。
- ③言い立てる。complain〈用例〉不平を〜。非を〜。
- なら‐ず【成らず】(連語)
- 〈文語的〉
- 成立しない。成功しない。be not completed〈用例〉ローマは1日にして〜。
- ならず‐して【成らずして】(連語)
- 〈文語的〉
- …にもならないうちに。〈用例〉日〜。
- ならず‐もの【ならず者・▽破▽落▽戸】
- 定職をもたず、うろついて悪いことをする者。ごろつき。無頼漢(ぶらいかん)。ruffian; scamp; hooligan
- ならせんたんかがくぎじゅつ‐だいがくいんだいがく【▼奈▽良先端科学技術大学院大学】
- 国立大学院大学。平成3年(1991)創立。所在地は奈良県生駒(いこま)市高山町。
- ナラタージュ【narratage】
- 映画技法の一つ。ナレーションによって画面が展開すること。せりふにつれて画面が過去に戻るような回想場面に多く用いられる。
- なら‐だいがく【▼奈▽良大学】
- 私立大学。昭和44年(1969)創立。所在地は奈良市山陵(みささぎ)町。
- なら‐たけ【▼楢▼茸】
- 担子菌類キシメジ科の食用キノコ。樹木の根に寄生し、木を枯らすこともある。かさの径約10cmで、あめ色ないし淡褐色。ひだはほぼ白色。
- なら‐ちょう【▼奈▽良朝】
- ①奈良時代の朝廷。
- ②→奈良時代。
- なら‐づけ【▼奈▽良漬(け)】
- シロウリなどを酒かすに漬けたもの。菜瓜(さいか)類のかす漬け。奈良で創製された。
- 奈良漬けに酔う(ならづけによう)
- 奈良漬けを食べただけで酔ってしまう。酒に非常に弱いことのたとえ。
- なら‐で(連語)
- 〈古語〉
- 《断定の助動詞「なり」の未然形に接続助詞「で」の付いたもの》…でなくて。〈用例〉きみ〜誰にか見せむ梅花(古今・春上)。
- ならで‐は(連語)
- …でなくては。…以外には。unless; except〈用例〉恩師〜の配慮。
- なら‐としなが【▼奈▽良▽利▽寿】
- (1667-1736)江戸中期の金工。江戸の人。清楚(せいそ)な品格で、土屋安親(つちややすちか)・杉浦乗意(すぎうらじょうい)とともに奈良三作とよばれた。縁頭(ふちがしら)の作が多い。作品『大森彦七図鍔(つば)』など。
- なら‐ない(連語)
- 《動詞「なる」に打ち消しの助動詞「ない」が付いたもの》=ならぬ・ならん。
- ①禁止を表す。…してはいけない。must not do〈用例〉取っては〜。
- ②義務や責任を表す。…しないといけない。must〈用例〉約束は守らなければ〜。
- ③…するのを抑えることができない。…でしかたがない。cannot help...〜ing〈用例〉うれしくて〜。
- ④できない。cannot〈用例〉油断〜。
- なら‐にんぎょう【▼奈▽良人形】
- 木彫の彩色人形。一刀彫で素朴な木彫りの味を表現。奈良一刀彫り。
- なら‐ぬ(連語)
- ①《動詞「なる」に打ち消しの助動詞「ぬ」が付いたもの》→ならない。
- ②《断定の助動詞「なり」に打ち消しの助動詞「ぬ」が付いたもの》…でない。〈用例〉神〜身。
- なら‐の‐だいぶつ【▼奈▽良の大仏】
- 東大寺大仏殿の本尊。華厳(けごん)宗の教主毘盧舎那(びるしゃな)仏の座像で、聖武(しょうむ)天皇の発願(ほつがん)により鋳造。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)4年(752)開眼(かいげん)。戦火にあい、当時のものは台座の一部だけで、胴体は鎌倉(かまくら)時代、頭部は江戸時代の改鋳。日本最大の金銅仏。
- なら‐の‐やえざくら【▼奈▽良の八重桜】
- サクラのなかのカスミザクラの八重咲き品種。奈良の知足院にある。
- ならは【▼楢葉】
- 〈町〉福島県東部、いわき市北隣の町。稲作・酪農・製材などを行う。原子力発電所がある。人口8603(1994)。
- ならばやし‐そうけん【▼楢林宗建】
- (1802-52)江戸後期の蘭方(らんぽう)医。佐賀藩医楢林栄哲の二男。文政(ぶんせい)6年(1823)に来日したシーボルトに師事。種痘(しゅとう)接種普及の道を開いた。
- ならばやし‐ちんざん【▼楢林鎮山】
- (1648-1711)江戸中期の医家。長崎でオランダ語の通訳をし、のち医学を学び、蘭方(らんぽう)外科楢林流を興す。
- ならはら‐いっこう【▼奈▽良原一高】
- (1931-)写真家。福岡県生まれ。早大大学院修了。思索的映像は評価が高い。作品『王国』など。
- ならび【並び】
- ①並んでいること。列。row〈用例〉歯の〜がきれい。
- ②一方の側。〈用例〉この〜に花屋がある。
- ③たぐい。比類。class〈用例〉〜のない美しさ。
- ならび‐おこな・う【並び行(な)う】(五他)
- 2つのことを同時にする。並行して行う。〈用例〉恩威〜・われる。
- ならび‐しょう・する【並び称する】(サ変他)
- ある物と並べて同じようにほめる。rank with〈用例〉ダ=ビンチと〜・される画家。
- ならび‐だいみょう【並び大名】
- ①歌舞伎(かぶき)で、大名になって、ただ並んでいるだけの出演者。
- ②人数には入っているが、役に立たない者。陣がさ。
- ならび‐た・つ【並び立つ】(五自)
- 優(まさ)り劣りなく活躍している。be a match for〈用例〉両雄〜・たず。
- ならび‐な・い【並び無い】(形)
- 並ぶものがない。比べるものがない。matchless〈用例〉世界に〜美しさ。
- ならび‐に【並びに】(接続)
- 併列の関係にある2つの物事を結び付ける語。および。また。and〈用例〉住所〜氏名を記入のこと。〈参考〉一般には「及び」との使い分けはとくにしないが、法令・公用文では、3つ以上の物事を結び付ける場合、結び付ける段階の大・小や強・弱に応じて、「時計及び時計側並びにムーブメント」「第6条第1項及び第2項並びに第7条第1項及び第3項の場合」というように、小さい段階の連絡には「及び」を、大きい段階には「並びに」と、はっきりした使い分けをする。
- *なら・ぶ【並ぶ】(五自)
- ①同じ方向に向かって2つ以上のものが列をつくる。stand in a line〈用例〉1列に〜。
- ②隣り合って位置を占める。時間的・空間的に近接する。stand side by side〈用例〉男は右、女は左に〜。祭日が3日〜。
- ③ある場所に色々な物が広げて置かれる。be displayed〈用例〉商品が雑然と〜・んでいる。
- ④程度・力量などが同じである。匹敵する。be a match for〈用例〉彼に〜者はない。
- なら‐ぶぎょう【▼奈▽良奉行】
- 江戸幕府の遠国(おんごく)奉行の一つ。京都所司代(しょしだい)の監督下に置かれ、奈良の町政と寺社を統轄。
- なら‐ぶっきょう【▼奈▽良仏教】
- 奈良時代、律令(りつりょう)制下の国家仏教のこと。国家を護(まも)り、国家に繁栄をもたらすことを祈願する鎮護(ちんご)国家・鎮災致福(ちんさいちふく)の仏教。
- なら‐ぶろ【▼奈▽良風炉】
- 茶道具の風炉の一種。土風炉で、初めは奈良で作られたが、のち、京の西村宗四郎が同形のものを作り、秀吉に天下一の称を許されたという。
- ならべ‐た・てる【並べ立てる】(下一他)
- 一つ一つ並べる。列挙する。list〈用例〉不平を〜。理由を〜。
- *なら・べる【並べる】(下一他)
- ①同じ方向に向けて2つ以上のものを1列に順序よく置く、連ねる。arrange〈用例〉本を順に〜。
- ②2つ以上のものを隣り合うように置く。位置させる。put side by side〈用例〉本物と偽物を〜。
- ③ある場所に色々なものを広げて置く。display〈用例〉店頭に商品を〜。
- ④同じようなことを次々に言う。続けて言う。enumerate〈用例〉文句を〜。
- ⑤比べる。compare with〈用例〉肩を〜。
- なら‐ほうし【▼奈▽良法師】
- 平安時代以降、奈良の興福寺・東大寺など諸大寺の僧侶(そうりょ)・僧兵の異称。とくに興福寺の僧兵をいう。
- なら‐ぼんち【▼奈▽良盆地】
- 奈良県北部の盆地。古代文化・政治の中心地で、条里制の土地割りが広く分布、藤原(ふじわら)京・飛鳥(あすか)京・平城京跡がある。法隆寺など、古建築・古美術の宝庫。農業が主体、宅地化・工業化もすすむ。
- なら‐やま【▼奈▽良山】
- 奈良市の北に東西に長く延びる丘陵地。佐保(さほ)山・黒髪山・阿保(あほ)山など。
- ならやまぶしこう【▼楢山節考】
- 深沢七郎(ふかざわしちろう)の小説。昭和31年(1956)発表。姨捨(おばすて)伝説を題材に、日本人の原型を描く。
- ならや‐もざえもん【▼奈▽良屋茂左▽衛門】
- 江戸時代中期の豪商。江戸深川の材木商で、通称、奈良茂。初代(生没年未詳)は幕府の御用材木商となり、日光東照宮修理で巨富を獲得。2代(1695-1725)は初代の遺産を継ぎ驕奢(きょうしゃ)をきわめたことで有名。
- ナラヤンガンジ【Narayanganj】
- バングラデシュ中部、ブラマプトラ川の支流に沿う河港都市。首都ダッカの外港。人口26.9万(1991)。
- ならわし【習わし・▽慣わし】
- 以前から、続けて行われる事柄。しきたり。風習。custom〈用例〉土地の〜。
- ならわ・す【習わす・▽慣わす】(五他)
- ①なれさせる。make accustomed to
- ②学ぶようにする。teach
- ③《動詞の連用形に付いて》習慣とする。いつも…する。do always〈用例〉呼び〜。
- ならわ・せる【習わせる・▽慣わせる】(下一他)
- ①なれさせる。習慣とさせる。accustom oneself
- ②学ばせる。teach