なり【生り】
実がなること。結実。
なり【成り】
①成ること。
②将棋で、こまが敵陣に入って働きが変わること。
③《上に「お」を付けて》お出まし。
なり【形・態】
[一](名)
①形。形状。form; shape〈用例〉同じ〜の手箱。
②からだつき。figure〈用例〉〜ばかり大きくなる。
③身なり。服装。dress; appearance〈用例〉きれいな〜。はずかしい〜をして出歩けない。
[二](接尾)
①…に似た形、ようすの意を表す。〈用例〉山〜の投球。卵〜の顔かたち。
②…としての立場、…相応の意を表す。〈用例〉子ども〜の見方。ぼく〜の言い分。
③…のとおり、…のままの意を表す。〈用例〉相手の言い〜になる。道〜に進む。
なり【鳴り】
鳴ること。鳴った音。響き。
鳴りを静める(なりをしずめる)
恐れて静かにしている。鳴りをひそめる。fall silent
なり【也】
〈古語〉
[一](助動ナリ型)
①《用言の連体形および体言に付く》断定の意を表す。…だ。…である。〈用例〉この吹く風は、よき方の〜(竹取)。
②《場所をいう体言に付いて》存在や所在を表す。…にある。…にいる。〈用例〉今日もかも都〜せば見まく欲(ほ)り(万葉・15・3776)。
[二](助動ラ変型)《用言の終止形に付く。ただし、ラ変型の活用語は連体形に付く》
①他から伝え聞くことを表す。…だそうだ。…という。〈用例〉大納言の御女(むすめ)なくなり給ひぬ〜(更級)。
②音や声で推定する。…の声が聞こえる。〈用例〉秋の野に人まつむしのこゑす〜(古今・秋上)。
③周囲の状況から判断し推定する意を表す。…のようだ。…らしい。〈用例〉明けはてぬ〜。帰りなむ(枕・故殿の御服のころ)。
なり
[一](接助)
①《動詞の連体形に付いて》ある動作・作用のすぐあとで、次の動作・作用が行われる関係を示す。…すると、すぐ。as soon as〈用例〉部屋にはいる〜、叫んだ。
②《完了の助動詞「た」に付いて》ある動作・状態が継続したまま他の動作が行われる意を表す。〈用例〉テレビをつけた〜、行ってしまった。家を出た〜、帰らない。
[二](副助)《種々の語に付く》
①どれか1つを選ぶ意を表す。or〈用例〉行く〜、帰る〜、好きなように。〈参考〉並立助詞とする説もある。
②他に適当なのがあるかもしれないという気持ちで、事物を取り出して示す。〈用例〉彼に〜私に〜相談してくれたらよかったのに。〈参考〉係助詞とする説もある。
なり‐あがり【成(り)上がり】
《見下げる気持ちでいう》成り上がったこと・人。upstart
なり‐あが・る【成(り)上がる】(五自)
身分の卑しい者が上の地位にのぼる。貧乏から金持ちになる。rise from the ranks
なり‐いし【鳴(り)石】
振るとガラガラと音をたてる石。岩の団塊の内部が収縮して、外殻と離れたためにできたもの。鈴石。
なり‐おお・せる【成(り)果せる】(下一他)
すっかりそのものになりきる。
なり‐かか・る【成り掛(か)る・成掛(か)る】(五自)
今にもなろうとする。途中までなってきた。なりかける。be on the verge of
なり‐かたち【姿】
すがたかたち。身なり。なりふり。なりかっこう。personal appearance
なり‐かっこう【恰好】
→なりかたち(形姿)
なり‐かつよう【ナリ活用】
文語の形容動詞活用の一つ。たとえば、「静かなり」は「なら・なり(に)・なり・なる・なれ・なれ」と活用する。〈比較〉タリ活用。
なり‐かわ・る【成り代(わ)る・成代(わ)る】(五自)
代わる。代理する。take one's place〈用例〉親に〜・って。
なり‐かわ・る【成り変(わ)る・成変(わ)る】(五自)
変わる。変化する。change〈用例〉淵(ふち)は瀬に〜。
なり‐き【生り木】
果物のなる木。
なりき‐ぜめ【成(り)木責め・生(り)木責め】
小正月に行われる行事の一つ。年男が果樹を祝い棒などでたたき、秋の豊作を祈願するもの。木呪(きまじな)い。
なり‐き・る【成(り)切る】(五自)
すっかりそうなる。become...through-and-through〈用例〉役に〜。
なり‐きん【成(り)金】
①将棋で、銀・桂・香(きょう)・歩(ふ)が敵陣に入って成ること。それぞれ本来の性能は消えて金将と同じ働きとなる。
②《転じて》急に金持ちになること・人。upstart
なり‐さが・る【成(り)下がる】(五自)
おちぶれる。fall down and out〈用例〉こじきに〜。
なり‐すま・す【成(り)済ます】(五自)
実際はそうでないのに、そうであるように見せかける。すっかりそのものになる。なりきったふりをする。successfully impersonate〈用例〉画家に〜。
なりた【成田】
〈市〉千葉県北部の市。成田山新勝(しんしょう)寺の門前町として発展。新東京国際空港がある。人口8万9748(1994)。
なりた‐くうこう【成田空港】
→新東京国際空港の通称。
なりた‐さん【成田山】
→新勝(しんしょう)の通称。
なりた‐そうきゅう【成田蒼きゅう】
(1761-1842)江戸後期の俳人。金沢の人。高桑闌更(らんこう)の門に入る。芭蕉(ばしょう)堂2世。天保(てんぽう)三大家の一人。句集『対塔庵蒼きゅう句集』など。
なり‐たち【成(り)立ち】
①できあがり。成立するまでの経過・順序。なり始め。〈用例〉この世の〜。
②成分。要素。component; element〈用例〉文の〜。
なり‐た・つ【成(り)立つ】(五自)
①条件を満たす。成立する。be formed〈用例〉総会が〜。仮説が〜。
②できている。構成される。consist of
③暮らしや事業がやっていける。〈用例〉商売が〜。
なり‐たて【為(り)立て】
そのものになったばかりであること。soon after one becomes...〈用例〉中学生に〜のころ。
なりた‐ともみ【成田巳】
(1912-79)政治家。香川県生まれ。東大卒。日本社会党書記長を経て昭和43年(1968)同党委員長となり、9年2か月在任する。
なりた‐ふどう【成田不動】
→新勝(しんしょう)の別称。
なり‐て【為り手】
…になろうとする人。one who is willing to become...〈用例〉会長の〜がない。
なり‐と(副助)
《種々の語に付く》
①例示して、他に適当なものがあるかもしれぬが、という気持ちを言外に表す。でも。なり。〈用例〉わたしに〜言ってもらいたかった。
②最小の望みを表す。…だけでも。〈用例〉声〜聞きたい。
なり‐どし【生り年】
果物がたくさん実る年。〈対義〉裏年。〈用例〉ことしはモモの〜だ。
なり‐は・てる【成(り)果てる】(下一自)
おちぶれて、そうなる。be reduced to...
なり‐ひび・く【鳴(り)響く】(五自)
①音が響きわたる。resound
②名声が広く聞こえる。be widely known
なりひら【業平】
→ありわらのなりひら(在原業平)
なりひら‐だけ【業平竹】
タケの一種。観賞用。稈(かん)は直立し高さ約5m、径約3cm。稈面は紅緑色。1節から数本の短い枝を出す。葉は皮針形で上面は緑、下面は白緑色。
なり‐ふり【形振り】
服装や態度。身なり。かっこう。personal appearance
形振り構わず(なりふりかまわず)
身なりや態度を、いっさい気にかけない。1つのことに没頭して、はたから見た見苦しさなどは全く顧みない。do not care about how one looks〈類似〉形にも振りにも構わず。
なり‐もの【生り物】
①田畑にできるもの。
②果物のなる木。果物。
なり‐もの【鳴(り)物】
①楽器の総称。
②《一般に》三味線以外の楽器の合奏で、囃子(はやし)の別称。とくに歌舞伎(かぶき)などで、打楽器や笛ではやすこと。
なりもの‐いり【鳴(り)物入り】
①芝居・歌舞などに楽器の伴奏を入れて拍子をとったり、にぎやかにすること。musical accompaniment
②大げさな宣伝。flourish of trumpets〈用例〉〜で売り出す。
なり‐ゆき【成(り)行き】
物事が移り変わって行くようす・経過・結果。course; consequence〈用例〉〜を見守る。〜次第。
なりゆき‐ちゅうもん【成(り)行き注文】
委託売買などの注文で、価格をとくに指定せず、その時の相場にしたがった価格で売買をまかせるやり方。market order
なりゆき‐ねだん【成(り)行き値段】
市場の相場の成り行きのままに成立した値段。market price
なりわ【成羽】
〈町〉岡山県西部、高梁(たかはし)市西隣の町。旧城下町・宿場町。今は農業と商業中心。人口6475(1994)。
なり‐わい【業】
①生活のための職業。家業。calling; ocupation〈用例〉農業を〜とする。
②{古語}耕作のわざ。農業。また、その作物。〈用例〉〜は天下の大きなる本なり(日本書紀・崇神)。
なり‐わた・る【鳴(り)渡る】(五自)
①鳴ってあたり一面に伝わる。resound
②名声が広く伝わる。be widely known
ナリン【nalline】
→ナロルフィン
なる【奈留】
〈町〉長崎県五島(ごとう)列島、奈留島などからなる町。アジ・サバ・イカなどの漁業がさかん。人口4768(1994)。
な・る【生る】(五自)
実ができる。bear fruit〈用例〉リンゴが〜。
*な・る【成る】
[一](五自)
①物事が新たにできあがる。完成する。complete〈用例〉新しい都が〜。
②望みが果たされる。完成する。be achieved〈用例〉功〜・り名遂(と)ぐ。
③ある要素で組み立てられている。全体がつくられる。consist of〈用例〉水は水素と酸素とから〜。
④将棋で、王将・金将以外の駒(こま)が敵陣に入って、働きが変わる。〈用例〉歩(ふ)が〜。飛車が〜。
[二](補動)《「お(ご)…になる」の形で》他人の動作に対する敬意を表す。〈用例〉お書きに〜。ご覧に〜。
成らぬ内が楽しみ(ならぬうちがたのしみ)
成しとげようと努力しているときのほうが、達成してしまったあとよりも楽しみがある。〈類似〉待つ間が花。
成らぬ堪忍するが堪忍(ならぬかんにんするがかんにん)
《「堪忍の成る堪忍は誰もする、成らぬ堪忍するが堪忍」の上略》我慢できないところを我慢することが、ほんとうの堪忍である。True patience lies in bearing the unbearable.
成るか成らずに(なるかならずに)
①ある時刻・時期や状態などに、なるかならないうちに。〈用例〉5歳に〜両親を亡くした。
②ある物事が達成するかしないかのうちに。
成るは厭也、思うは成らず(なるはいやなり、おもうはならず)
成就したものは気に入らず、いいと思うものは成就しない。物事が思うようにまとまらないことをいう。
*な・る【為る】(五自)
①他の状態・もの・身分・地位などに変わる。become; get〈対義〉する。〈用例〉商人に〜。美しく〜。
②役立つ。serve〈用例〉苦労が薬に〜。ために〜。
③ある時がくる。達する。come〈用例〉夜に〜。春に〜。
④ある数量に達する。amount to〈用例〉全部で2万円に〜。
⑤我慢する。許せる。bear〈用例〉言っては〜・らない。負けて〜ものか。
為る様に為る(なるようになる)
《あきらめの気持ちでいう》じたばた、また、くよくよしても結果は同じである。必然的ななりゆきになるものだ。Let nature take its course.
*な・る【鳴る】(五自)
①音がする。音が出る。sound〈用例〉鐘(かね)が〜。
②名声・評判が世に広まる。resound; be noted for〈用例〉厳格をもって〜。
③音がしたように感じる。ring〈用例〉耳が〜。
な・る【慣る・馴る】(下二自)
〈古語〉
→なれる(慣れる)→なれる(馴れる)
なる
〈文語的〉
《助動詞「なり」の連体形》
①状態などを示す。…な。〈用例〉遠大〜計画。
②所在を示す。…にある。〈用例〉信濃(しなの)〜善光寺。
③名称を示す。…という。〈用例〉石川某〜男。
なる‐かみ【鳴神】
[一]→雷の古称。
[二]歌舞伎(かぶき)十八番の一つ。『雷神(なるかみ)不動北山桜』の一場から独立。安田蛙文(あぶん)ほか合作、現行のものは岡鬼太郎(おかおにたろう)の改訂。寛保(かんぽう)2年(1742)初演。朝廷を恨む鳴神上人が竜神を滝壺(たきつぼ)に封じこめ干魃(かんばつ)を招くが、雲の絶間姫の誘惑に負け、雨が降る。
なるかみ‐の【鳴神の】
[枕ことば]《雷は音がすることから》「音」などにかかる。〈用例〉〜音のみ聞きし巻向(まきむく)の檜原(ひはら)の山を今日見つるかも(万葉・7・1092)。
ナルキッソス【Narkissos(ギリシア)
ギリシア神話の美少年。泉にうつる自分の容姿に恋いこがれて死に、スイセンの花と化した。ナルシシズムの語源。ナルシス。Narcissus
なる‐こ【鳴子】
作物を荒らす鳥獣を追い払う道具。小さな板に木片などを下げたものを縄で連ね、遠くから引いて鳴らし驚かす。引き板。clapper
なるこ【鳴子】
〈町〉宮城県北西部の町。鳴子・鬼首(おにこうべ)など5つの温泉と、鳴子峡などの景勝地に恵まれた観光の町。こけしが有名。人口1万0579(1994)。
なるこ‐おんせんきょう【鳴子温泉郷】
宮城県玉造郡鳴子町にある温泉。鳴子・東鳴子・中山平(だいら)・川渡(かわたび)温泉からなる温泉郷で、湧出(ゆうしゅつ)量、泉質の種類とも日本有数。中心となる鳴子温泉は9世紀に始まるといわれる。
なるこ‐すげ【鳴子菅】
カヤツリグサ科の多年草。渓流沿いにはえる。高さ約30cm。葉は淡緑色で線形。5月、数個の花穂が鳴子のように連なって下がる。
ナルコチン【narcotine】
→ノスカピンの旧称。
なるこ‐ゆり【鳴子合】
ユリ科の多年草。山地の林の下などにはえる。茎は円柱状で高さ約1m。葉は卵状皮針形で約15cm。5〜6月に緑白色の花を下垂。
ナルコレプシー【narcolepsy】
異常睡眠の一種。昼間は耐えがたい眠気により睡眠に陥り、夜は睡眠障害を起こす病気。脱力発作や幻覚もみられる。脳幹網様体の覚醒(かくせい)・睡眠調節機構の障害が原因といわれる。居眠り病。
なるさわ【鳴沢】
〈村〉山梨県南部、富士吉田(ふじよしだ)市西隣の村。キャベツ・ダイコン・高冷地花卉(かき)栽培がさかん。人口2750(1994)。
ナルシシズム【narcissism】
《ギリシア神話のナルキッソスに由来》
①精神分析で、リビドー(性的エネルギー)が自分自身に向けられた状態。自己愛。
②《転じて》自己陶酔。
ナルシス【Narcisse(フランス)
→ナルキッソス
なるしま‐りゅうほく【成島柳北】
(1837-84)漢詩人・随筆家・新聞記者。本名、惟弘(これひろ)。江戸の人。幕府の会計副総裁。のちに朝野新聞社長として鋭い文明批評を展開。『花月新誌』を創刊。漢文随筆集『柳橋新誌(りゅうきょうしんし)』など。
なるせ【鳴瀬】
〈町〉宮城県東部、石巻(いしのまき)湾に臨む町。キュウリなどの野菜栽培、カキ・海苔(のり)養殖を行う。人口1万1973(1994)。
なるせ‐じんぞう【成瀬仁蔵】
(1858-1919)教育家。女子高等教育の開拓者。山口県生まれ。日本女子大学校を創立、初代校長をつとめた。
ナルセス【Narses】
(480ごろ-574ごろ)ビザンチン帝国の軍人。552年ユスティニアヌス1世のイタリア遠征軍を指揮し、東ゴート王国を滅ぼしてイタリアを回復する。
なるせ‐みきお【成瀬巳喜男】
(1905-69)映画監督。東京生まれ。作品『めし』『浮雲』など。
なるたき‐じゅく【鳴滝塾】
シーボルトが長崎の鳴滝に設けた診療所兼学塾。文政(ぶんせい)7年(1824)開設。シーボルト自ら臨床講義と自然科学全般の講義を行い、高野長英(たかのちょうえい)ら多数の蘭(らん)学者を育成。
なる‐たけ【成る丈】(副)
できるだけ。なるべく。なるだけ。as...as possible〈用例〉〜がまんする。
ナルテックス【narthex】
初期のキリスト教教会堂の回廊に囲まれた前庭に続く正面入り口の間(ま)。ざんげをする人または洗礼希望者のたまり場であった。
なる‐と【鳴門・鳴戸】
①潮のみちひきのとき、流れがうずまいて鳴りひびく瀬戸。
②「→鳴門巻き」の略。
③「→ナルトミカン」の略。
なると【鳴門】
〈市〉徳島県北東端、鳴門海峡に臨む市。中心の撫養(むや)は港町として発展。ワカメが特産。四国八十八か所1番札所(ふだしょ)霊山(りょうぜん)寺がある。人口6万5230(1994)。
なるとう【成東】
〈町〉千葉県、九十九里(くじゅうくり)平野にある町。稲作・落花生・野菜栽培などがさかん。モウセンゴケなど多種の食虫植物自生地がある。人口2万3303(1994)。
なると‐かいきょう【鳴門海峡】
兵庫県淡路(あわじ)島南西端と徳島県鳴門市の間の海峡。幅1350m。潮流が最大10ノットと速く、渦潮(うずしお)が有名。大鳴門橋が架かる。
なると‐きょういくだいがく【鳴門教育大学】
国立大学。昭和56年(1981)創立。所在地は徳島県鳴門市鳴門町。
なると‐まき【鳴門巻(き)】
かまぼこの一種。赤く着色した魚のすり身を白いすり身で巻いて蒸したもの。切り口に赤い渦巻きが見える。鳴門。
なると‐みかん【鳴柑】
ナツミカンの一種。淡路島原産。4〜7月に熟す。果実はやや酸味が強く、種子が多い。ナルト。
ナルビク【Narvik】
ノルウェー北部、ベスト湾の湾奥にある港湾都市。不凍港で、スウェーデンのキルナ・エリバレの鉄鉱石の積み出し港。人口1.9万(1989)。
なるひと‐しんのう【仁親王】
(1960)平成の皇太子。昭和35年(1960)2月23日誕生。幼称浩宮(ひろのみや)。平成3年(1991)立太子礼が行われた。
なる‐べく【成る可く】(副)
できるだけ。できるかぎり。なるたけ。as...as possible〈用例〉〜早く来てください。〜そうしないほうがいい。
なる‐ほど【成る程】
[一](副)まことに。ほんとうに。いかにも。indeed
[二](感)同意する意を表す語。また、あいづちとしても用いる。I see.
なるみ‐しぼり【鳴海絞(り)】
鳴海地方(今の愛知県名古屋市)に産する木綿の絞り染め。浴衣(ゆかた)やへこ帯などに用いた。有松(ありまつ)絞り。
なれ【慣れ・馴れ】
慣れること。経験を積むこと。習熟。get accustomed to〈用例〉何事も〜が大切だ。試合〜。
なれ【汝】(代)
〈古語〉
おまえ。〈用例〉朝井堤(あさゐで)に来(き)鳴く貌鳥(かほとり)〜だにも(万葉・10・1823)。
なれ‐あい【馴(れ)合い】
なれあうこと。collusion〈用例〉〜の政治。
なれ‐あ・う【馴(れ)合う】(五自)
①親しみ合う。be intimate with
②悪だくみをするためにしめしあわせる。ぐるになる。conspire with; become an accomplice〈用例〉〜・って値をつり上げる。
③男女がひそかに情を通じる。
ナレーション【narration】
①語ること。語り。
②舞台や場面などの進行を補う解説。
③話術。話法。
ナレーター【narrator】
語り手。舞台や場面などの進行や解説をする人。
なれこ‐まい【馴(れ)子舞・馴(れ)講舞】
①社寺の前を通る旅人が、手向(たむ)けとして舞った舞。
②親睦(しんぼく)のため、寄り集まって歌舞を行い宴を開くこと。また、その舞。
なれ‐ずし【馴(れ)鮨・熟(れ)鮨】
塩をふった魚とご飯を重ねて漬けて、発酵させたすし。滋賀県のふなずし、青森県のにしんずしなど。
なれ‐そ・む【馴れ初む】(下二自)
〈古語〉
なれ始める。なじみとなる。恋仲になる。〈用例〉わたるとなしに身〜・めけむ(古今・恋5)。
なれ‐そめ【馴(れ)初め】
恋し合ったはじめ。beginning of love
なれっ‐こ【慣れっこ・馴れっこ】
すっかり慣れていること。familiarity
なれ‐ど(接続)
けれども。であるが。しかし。なれども。
なれ‐ども(接続)
けれども。しかし。なれど。
なれなれ‐し・い【馴れ馴れしい】(形)
失礼と思われるくらい遠慮がない。ぶしつけだ。over familiar〈用例〉〜態度。〈派生〉なれなれしげ(形動)なれなれしさ(名)
なれ‐の‐はて【成れの果て】
おちぶれた結果。the wreck of one's former self〈用例〉放蕩(ほうとう)息子の〜。
な・れる【馴れる】(下一自)
①動物などが訓練などによって親しみなつく。be tamed〈用例〉人に〜・れた犬。
②《「狎れる」とも》親しみすぎて礼を欠く。get too familiar with
*な・れる【慣れる】(下一自)
①何回も繰り返したり、経験したりして、特別な気持ちをもたずにいられる。習慣になる。be accustomed to; get used to〈用例〉ひとり暮らしに〜。先輩の悪口にも〜・れた。
②経験を積んで熟達する。失敗しなくなる。become skillful〈用例〉仕事に〜。自動車の運転に〜。〜・れた手つき。
③使い続けているうちに、具合の悪いところがなくなる。become comfortable〈用例〉靴が足に〜。
④《動詞の連用形に付いて》なじんで具合がよくなる意を表す。〈用例〉使い〜。住み〜。見〜。
な・れる【熟れる】(下一自)
①混じり合って味がよくなる。熟成する。be matured〈用例〉よく〜・れたすし。
②衣服が古くよれよれになる。worn out〈用例〉〜・れた服。