- ナロード【narōd(ロシア)】
- 国民。民衆。民族。
- ナロードナヤ‐さん【ナロードナヤ山】
- (Gora Narodnaya)ロシア中部、ウラル山脈北部の高峰。標高1894m。トナカイの牧場がある。
- ナロードニキ【narodniki(ロシア)】
- 《人民主義者、の意》19世紀後半ロシアの革命運動の一派。農村共同体(ミール)を基礎とする独自の共同体社会主義を主唱。「人民の中へ」運動から、テロリズムを容認する「人民の意志」派に発展。
- ナロルフィン【nalorphine】
- 麻薬の一つ。モルヒネその他各種の麻薬に拮抗(きっこう)作用がある。麻薬の急性中毒の治療などに用いる。ナリン。
- なわ【縄・▽索】
- ①わら・麻(あさ)などをより合わせて、細長くし、縛ったり測ったりするのに使う具。rope
- ②罪人を縛る具。policeman's rope〈数え方〉1筋・1条・1本・1把(わ)。
- 御縄を頂戴する(おなわをちょうだいする)
- 《罪人が、しばる側の役人を敬っていう》捕縛される。御縄を戴(いただ)く。
- 縄に掛かる(なわにかかる)
- 犯罪人がつかまる。be arrested
- 縄を入れる(なわをいれる)
- 土地の測量のために、なわをはる。
- 縄を打つ(なわをうつ)
- ①罪人などを、縄をかけてしばる。arrest
- ②田畑を測量する。measure
- 縄を掛ける(なわをかける)
- ①物を縄でしばる。また、荷造りする。tie up with a rope
- ②罪人などをつかまえて、縄でしばり上げる。縄を打つ。arrest
- なわ【名和】
- 〈町〉鳥取県西部、大山(だいせん)北麓(ほくろく)にある町。ブロイラーの飼育がさかん。名和神社は桜の名所。人口7947(1994)。
- なわ‐あみ【縄編(み)】
- 棒針編みの技法の一種。左右の編み目を交差させて、縄のような捻(ねじ)れ合った組紐(くみひも)の模様を表現する。cable stitch
- なわ‐しろ【苗代】
- イネの種をまいて苗を育てる田。水苗代・畑苗代・折衷苗代などがある。苗代田。なえしろ。苗床。〈対義〉本田。
- なわしろ‐いちご【苗代▼苺】
- バラ科の落葉低木。原野に自生する。茎は匍匐(ほふく)し、長さ約1.5m。葉は3枚の小葉からなる複葉。春に、淡紅色の五弁花が咲き、果実は赤熟して食用となる。日本全土に分布。サツキイチゴ。
- なわしろ‐ぐみ【苗代▼茱▼萸・苗代▼胡▼頽▽子】
- グミ科の常緑低木。高さ約2.5m。秋に開花し、果実は翌年の初夏に赤く熟し、食用となる。コタイシ。
- ナワ‐ぞく【ナワ族】
- ナワトル語を話す部族の総称。メキシコ中央高原を中心に居住。かつては狩猟、現在はトウモロコシ農耕に従事。Nahua
- なわ‐つき【縄付(き)】
- 捕らえられたこと・人。罪人。criminal
- なわ‐て【▼畷・縄手】
- ①まっすぐな長い道。long straight road
- ②畔道(あぜみち)。たんぼ道。
- なわ‐とび【縄跳び・縄飛び】
- 回る縄を跳ぶ運動またその遊び。自分で縄を回して1人で跳ぶものと、2人が両端をもって回し、他が跳ぶものなどがある。skipping rope
- なわ‐ながとし【名和長年】
- (?-1336)南北朝時代の武将。伯耆国(ほうきのくに)名和の豪族。後醍醐(ごだいご)天皇の隠岐(おき)脱出を援助し、建武(けんむ)政権で重用されたが、九州から再上洛する足利尊氏(あしかがたかうじ)を京都で迎撃し敗死。
- なわ‐ぬけ【縄抜け】
- 縛られた縄から抜けて、逃げること・人。また、その奇術。slip one's bonds
- なわ‐のび【縄延び】
- 土地台帳記載の面積よりも実際の面積のほうが多いこと。また、その増し分。本来は、検地に関する用語。竿(さお)延び。
- なわのり‐の【縄▽海▼苔の】
- [枕ことば]《「なわのり」は、海藻のウミゾウメンという。縄のりが切れやすいことから、また、頭音が韻を踏むことから》「引かば絶ゆ・名」などにかかる。〈用例〉大海(わたつみ)の沖に生(お)ひたる〜名はさね告(の)らじ恋ひは死ぬとも(万葉・12・3080)。
- なわ‐のれん【縄▽暖▼簾】
- ①竹などを横棒にして、そこに縄を幾筋も垂らしてつくった暖簾。
- ②縄暖簾を下げた居酒屋、一膳飯屋(いちぜんめしや)などの通称。
- なわ‐ばしご【縄▼梯子】
- 縄で作り、一方のはしのかぎをひっかけて使うはしご。ropeladder
- なわ‐ばり【縄張(り)】
- ①土地などに縄を張り回して境を定めること。
- ②建築のさい、建物の位置を定めるため、図面通りに敷地に縄を張ること。rope off
- ③博徒・やくざ・暴力団などの親分の勢力範囲。〈用例〉〜争い。
- ④学問などの専門分野・領域。territory
- ⑤動物の個体あるいは集団が占有して生息する領域・領分。テリトリー。territory
- なわ‐め【縄目】
- ①縄の結び目。knot
- ②縄で縛られること。arrest〈用例〉〜の恥。
- なわ‐やすし【名和▼靖】
- (1857-1926)昆虫学者。美濃(みの)の人。岐阜農学校卒。昆虫研究所を創設、昆虫・農作害虫の予防・駆除の研究と普及に尽力。
- ナン【男】7画
- 部首 田た 教育小1
- 区点 3543・JIS 434B・シフト 926A
- [音] ダン・ナン
- [訓] おとこ
→ 字形参照
- ①おとこ。おのこ。お。〈対義〉女(にょ)。「下男(げなん)・善男善女(ぜんにょ)・美男・老若男女(ろうにゃくなんにょ)」
- ②むすこ。おとこの子。せがれ。〈対義〉女(じょ)。〈用例〉《接尾的》一〜一女(いちじょ)・三〜・次〜・長〜。
→ダン[男]
- ナン【南】9画
- 部首 十じゅう 教育小2
- 区点 3878・JIS 466E・シフト 93EC
- [音] ナン・ナ・ダン
- [訓] みなみ
→ 字形参照
- みなみ。みなみの方角。〈対義〉北(ほく)。「東南」「南極・南蛮・南風(なんぷう)・南洋」
→ナ[南]
- ナン【納】10画
- 部首 糸いとへん 教育小6
- 区点 3928・JIS 473C・シフト 945B
- [音] ノウ・ナッ・ナ・ナン・トウ・ドウ
- [訓] おさめる・おさまる
→ 字形参照
- いれる。おさめる。いれておく。「納戸(なんど)」→ノウ・ナッ・ナ・トウ[納]
- ナン【軟】11画
- 部首 車くるまへん 常用
- 区点 3880・JIS 4670・シフト 93EE
- [音] ナン・ゼン・ネン
- [訓] やわらか・やわらかい
→ 字形参照
- ①やわらか。やわらかい。〈類似〉柔(じゅう)。〈対義〉硬(こう)。「柔軟」「軟化・軟禁・軟弱」
- ②男女間のことを主にしたもの。「軟派(なんぱ)・軟文学」
- ナン【▼喃】12画
- 部首 口くちへん
- 区点 5139・JIS 5347・シフト 9A66
- [音] ナン・ダン
- ①しゃべる。かたる。ぺちゃくちゃはなす。また、その声。「喃喃」
- ②のう。もしもし。よびかける声。
- ナン【▼楠】13画
- 部首 木きへん 人名用
- 区点 3879・JIS 466F・シフト 93ED
- [音] ナン・ダン
→ 字形参照
- クスノキ。クスノキ科の常緑高木。くす。
- ナン【難】18画
- 部首 隹ふるとり 教育小6
- 区点 3881・JIS 4671・シフト 93EF
- [音] ナン・ダン・ダ・ナ
- [訓] かたい・むずかしい
→ 字形参照
- ①むずかしい。かたい。〈対義〉易(い)。「困難」「難解・難渋・難題・難点」〈用例〉(名)易より〜へ。《接頭的》〜問題。《接尾的》住宅〜。
- ②くるしむ。くるしみ。わざわい。「苦難・災難・多難・盗難」「難破(なんぱ)」〈用例〉(名)〜をのがれる。
- ③なじる。せめる。「非難・論難」
- ④欠点。「難点」〈用例〉(名)〜をいえば。
→ダ[難]
- 難に臨んで遽かに兵を鋳る(なんにのぞんでにわかにへいをいる)
- 《『晏子(あんし)春秋』「内篇、雑」にあることば。敵に攻められてから武器をつくる、の意から》危険がせまってから、あわてて準備をしても間に合わない、という戒めの語。〈類似〉盗人を見て縄を綯(な)う。
- 難を構える(なんをかまえる)
- 物事をむずかしくする。
- ナン【nahn(ヒンディー)】
- インドのパン。小麦粉を練って大きな楕円(だえん)形にのばし、かまどの内側の壁にはりつけて焼く。
- なん【何】
- [一](代)《「なに(何)」の転》「なに」が「だ・です・で・と・の・に・か」などに続くときの形。とくに、話しことばで用いられる。〈用例〉これは〜だ。〜でやめるの。〜のために。〜ということだ。
- [二](接頭)
- ①数量が疑問であること、不定であることを表す。some〈用例〉〜十。〜回。〜グラム。
- ②物事が不特定であることを表す。どのような。any〈用例〉〜人(ぴと)といえども。
- なん(係助・終助)
- 〈古語〉
- <項目参照 refid="010639900" kariid"10639900">なむ項目参照>
- なんア‐せんそう【南ア戦争】
- 1899年イギリスによる南アフリカ侵略戦争。ボーア人系のトランスバール共和国支配を企図したイギリスに対し、同国はオレンジ自由国と同盟して抵抗したが、1902年降伏。両国ともその植民地となった。ボーア戦争。ブール戦争。the Boar War
- なん‐い【南緯】
- 赤道を零度とし、南極を90度として測った、南半球上の位置・緯度。south latitude〈対義〉北緯。
- なん‐い【難易】
- むずかしいことと、やさしいこと。hardness and easiness〈用例〉〜度。
- なん‐えつ【南越】
- 中国、秦(しん)の南海郡尉趙佗(ちょうだ)が広東(カントン)・広西からベトナム北部地方を支配下におさめ、紀元前203年に建てた国。番禺(ばんぐう)(広東)に都し、南海貿易で利をあげ栄えたが、前111年漢により滅亡。
- なん‐エックスせん【軟X線】
- 波長が長く、薄い空気層でも容易に吸収されるほど透過能が小さいX線。波長領域は数千〜数十マイクロメートルである。soft X-rays
- なん‐えん【南▼燕】
- 中国、五胡(ごこ)十六国の一国。鮮卑(せんぴ)の慕容徳(ぼようとく)が398年に建国。400年に帝位についたが、410年、2代にして東晋(とうしん)の劉裕(りゅうゆう)に滅ぼされた。
- なん‐おう【南欧】
- ヨーロッパの南部地方。南部フランス・スペイン・イタリア・ギリシアなど。南ヨーロッパ。Southern Europe〈対義〉北欧。
- なん‐か【南下】(名・サ変自)
- 南方へ進むこと。go south〈対義〉北上。
- 南柯の夢(なんかのゆめ)
- 《唐の淳于ふんが庭の大木の下に寝て、20年の間国を治めた夢を見たという唐の李(り)公佐の伝奇小説『南柯記』の故事から》夢のようにはかないこと。
- なん‐か【軟化】(名・サ変自)
- 〈対義〉硬化。
- ①やわらかくなること。soften
- ②態度などがおだやかになること。soften
- ③相場が下がりぎみになること。weaken
- なん‐か【軟貨】
- 〈対義〉硬貨。
- ①鋳造貨幣以外の通貨。紙幣。さつ。bill(米); note(英)
- ②国際金融上、金または金に裏づけられた外国通貨(とくに米ドル)と自由に交換できない通貨。soft currency
- なん‐か(副助)
- 《「なにか」の転。副助詞「など」とほぼ同じ用法》
- ①同種の物の中から、1つを例として示す。〈用例〉この作品〜、彼の最高傑作といえよう。
- ②ある事物を取り立てて、軽視・無視する意を表す。〈用例〉あの人〜どうでもよい。
- なん‐が【南画】
- ①江戸中期に始まる中国、明(みん)・清(しん)代絵画の影響を受けた画派の絵の総称。南宗画(なんしゅうが)を源泉とし、独自な展開をみせた。文人画とよばれることもある。画家に池大雅(いけのたいが)・与謝蕪村(よさぶそん)など。
- ②南宗画の略称。中国山水画の一様式。北宗画または北画に対する名称。
- なん‐かい【何回】
- ①回数を問う語。どれほどの回数。何度。何遍。how many times
- ②多くの回数。たびたび。often〈用例〉〜やってもうまくいかない。
- なん‐かい【南海】
- ①南の海。southern sea
- ②「→南海道」の略。〈用例〉〜の雄。
- なん‐かい【難解】(名・形動)
- わかりにくいこと・さま。むずかしいこと・さま。difficulty〈対義〉平易。〈用例〉〜な文章。〈派生〉なんかいさ(名)
- なんがい【南外】
- 〈村〉秋田県中南部、大曲(おおまがり)市西隣の町。稲作を中心にタバコ栽培・肉牛飼育などを行う。人口5162(1994)。
- なんかいききないほうでん【南海寄帰内法伝】
- 中国、唐代の僧義浄(ぎじょう)の著。広州から船でインドに留学、その帰途スマトラのシュリービジャヤに滞在して著した、インド・東南アジアの見聞記。南海寄帰伝。
- なんかい‐じしん【南海地震】
- 昭和21年(1946)、潮岬(しおのみさき)沖を震源とし中部以西をおそった大地震。マグニチュード8.1。死者と行方不明者1432名。
- なんかいでんきてつどう【南海電気鉄道(株)】
- 大阪市難波(なんば)を起点に、大阪府南部や和歌山県に路線をもつ鉄道会社。営業キロ数206.3km(1994)。明治28年(1895)設立。
- なんかい‐どう【南海道】
- 七道(しちどう)の一つ。紀伊(きい)・淡路(あわじ)・阿波(あわ)・讃岐(さぬき)・伊予(いよ)・土佐(とさ)の6か国。南海。
- なんかい‐トラフ【南海トラフ】
- フィリピン海プレートが、日本列島の下にもぐりこむことによる小規模な海溝。日本の南岸沖に、日本列島に沿って存在。
- なんがく‐えじょう【南岳▽懐譲】
- (677-744)中国、唐代の禅僧。六祖慧能(えのう)門下の偉才で、日常生活に即した独自の禅風をたてた。
- なんがく‐は【南学派】
- 江戸初期、土佐(とさ)におこった朱子学派。室町末期、南村梅軒(みなみむらばいけん)が創始、門流に谷時中(たにじちゅう)・野中兼山(のなかけんざん)・山崎闇斎(やまざきあんさい)らがある。海南学派。海南朱子学。
- なんか‐さいばい【軟化栽培】
- 光を当てずに生育させ、根や茎が白くやわらかい野菜を得る栽培法。blanching culture
- なんかしんきょう【南華真経】
- 『荘子(そうじ)』の別称。
- ナンガ‐パルバット【Nanga Parbat】
- ヒマラヤ西部、カシミールにある、パンジャブヒマラヤの最高峰。標高8126m。
- なん‐かん【難関】
- ①通りにくい関所・所。barrier
- ②切り抜けるのに苦しい場面・事柄・事態。difficulty〈用例〉5倍の〜を突破する。
- なん‐かん【南漢】
- 中国、五代十国の一国。後梁(こうりょう)の南海王劉隠(りゅういん)の弟げんが917年に建国。大漢と号した。交趾(こうし)・占城を征し、南海貿易の利を収め威をふるったが、内紛や宦官(かんがん)の専横により乱れ、971年宋(そう)に滅ぼされた。
- なんかん【南関】
- 〈町〉熊本県北西部の町。旧宿場町。古来交通の要地で、関所が置かれた。稲作、野菜栽培のほか、そうめんの生産がさかん。人口1万2444(1994)。
- なん‐ぎ【難儀】(名・形動・サ変自)
- ①困難なこと・さま。面倒なこと・さま。difficulty〈用例〉〜な仕事。〜をかける。
- ②苦しむこと・さま。なやむこと・さま。affliction〈用例〉泥道に〜する。貧乏で〜する。
- なん‐きつ【難詰】(名・サ変他)
- 欠点をあげて、なじること。blame
- なんき‐ぶんこ【南▼葵文庫】
- 徳川頼倫(とくがわよりみち)が東京都港区麻布の自邸に旧紀州徳川家収蔵の図書を中心に設立、明治41年(1908)公開。現在は東京大学図書館所蔵の特殊文庫の一つ。
- なん‐きゅう【軟球】
- 軟式野球・軟式庭球などで用いる、軟らかく軽いゴム製のボール。soft ball; rubber ball〈対義〉硬球。
- なん‐きゅう【難球】
- 球技で、処理しにくいたま。〈用例〉〜を軽くさばく。
- なん‐ぎょう【難行】
- つらい修行。多く仏道修行にいう。penance〈対義〉易行(いぎょう)。
- なんぎょう‐くぎょう【難行苦行】
- ①種々のつらさ・苦しさに耐えて行う修行。多く仏道修行にいう。penance
- ②非常に苦労すること。hardship
- なんぎょう‐どう【難行道】
- 《仏教語》自力で修行して、悟りに達する方法。〈対義〉易行(いぎょう)道。
- なん‐きょく【南曲】
- 中国、明(みん)代中期以降に盛行した戯曲。北方の元曲(げんきょく)を北曲とよぶのに対し、南方系音楽を基調とするので南曲という。明(みん)・清(しん)時代の脚本はふつう伝奇とよばれる。南宋(なんそう)のころ浙江(せっこう)省の民間に起こる。明初に高明(こうめい)の「琵琶記(びわき)」が出て隆盛、「崑曲(こんきょく)」が創始され南曲の主流となる。影響は清(しん)代後期の演劇にまでおよんだ。南戯(なんぎ)・戯文・明曲ともいう。
- なん‐きょく【南極】
- 〈対義〉北極。
- ①→南極点。South Pole
- ②地球の自転軸の南への延長が天球と交わる一端。
- ③磁石(じしゃく)の南方をさす端。
- ④→南極圏。
- ⑤南極大陸とその付属諸島。Antarctic Continent
- なん‐きょく【難曲】
- 歌いにくい、また、演奏しにくい、むずかしい楽曲。difficult tune
- なん‐きょく【難局】
- さばきにくい場合・できごと。difficult situation〈用例〉〜を打開する。
- なんきょく‐あざらし【南極▽海▼豹】
- 南極周辺に生息するアザラシ類。ウェッデルアザラシ・ヒョウアザラシ・カニクイアザラシ・ロスアザラシ・ミナミゾウアザラシの5種。
- なんきょく‐おきあみ【南極沖▼醤▼蝦】
- 南氷洋に多いエビに似た甲殻(こうかく)類。体長約5cm。ヒゲクジラ類などの主食。
- なんきょく‐かい【南極海】
- 南極大陸をとり囲み、太平洋・インド洋・大西洋の南緯50〜60度以南の海域。冬期は海氷におおわれる。南氷洋。Antarctic Ocean
- なんきょく‐かんそく【南極観測】
- 1957〜58年の国際地球観測年を契機としてはじめられた南極地域の観測。超高層大気現象研究への貢献と未知の大陸の解明という立場から取り組まれている。Antarctic research
- なんきょく‐かんそくきち【南極観測基地】
- 南極大陸やその周辺の自然現象などを国際協同観測するために設けられた基地。日本の昭和基地のほか、アメリカ・ロシア・フランス・イギリス・アルゼンチンなど13か国の基地がある。
- なんきょく‐く【南極区】
- 動物の生物分布の一区分。南緯50度以南の海域と南極大陸を含み、クジラ類・アザラシ類・ペンギン類などがすむ。Antarctic Region
- なんきょく‐けん【南極圏】
- 南極を中心に、南緯66度33分の緯線とその南の地域。夏至(げし)には太陽が1日以上地平線上に現れず、冬至(とうじ)には太陽は没しない。Antarctic Circle〈対義〉北極圏。
- なんきょく‐じょうやく【南極条約】
- (Antarctic Treaty)1959年に日本・アメリカ・ソ連など12か国が締結した、南極の領土権や平和利用についての条約。1987年現在、加盟35か国。
- なんきょく‐しょくぶつくけいかい【南極植物区系界】
- 植物区系界の一つ。南半球の高緯度地方を含む。高等植物の種類は少なく、寒帯草本のカヤツリグサなど百数十種。Antarctic floral kingdom
- なんきょく‐せい【南極星】
- 中国の伝説で、人の寿命をつかさどるという星。竜骨座のα(アルファ)星カノープスの別称。南極老人。
- なんきょく‐たいりく【南極大陸】
- 南極点を中心に広がる大陸。東半球側は古生代初期に形成された楯状(たてじょう)地。西半球側は環太平洋造山帯の一部でアンデス山脈に連なる若い褶曲(しゅうきょく)山地。推定面積約1360万km2。大陸のほとんどは厚い氷河(ひょうが)におおわれている。気候は寒冷。Antarctica
- なんきょく‐てん【南極点】
- 南緯90度の地点。地軸が地球南端の地表面と交わるところ。the South Pole〈対義〉北極点。
- なんきょく‐はんとう【南極半島】
- (Antarctic Peninsula)南緯75度付近から北に南緯63度15分の間に伸びる細長い半島。太平洋と大西洋を分ける。
- なんきょく‐ろうじん【南極老人】
- ①南極星の化身。現れれば治安、現れなければ戦乱があるという。
- ②→寿老人の別称。
- なん‐きん【軟禁】(名・サ変他)
- 身体は自由にし、外部との接触を禁ずること。informal confinement〈比較〉監禁。
- なんきん【南▽京】
- ①(Nánjīng)中国、江蘇(こうそ)省の省都。長江(ちょうこう)右岸に沿う重化学工業都市。古く、呉(ご)・東晋(とうしん)・南朝の国都とされ、明(みん)代には国都北京(ペキン)に対して副都南京とよばれた。近代にも、辛亥(しんがい)革命の臨時政府、国民党政府などの所在地となる。人口252.2万(1991)。
- ②→カボチャ。トウナス。pumpkin
- ③《接頭的》昔、中国・東南アジア方面から渡来したものであることを表す語。〈用例〉〜ネズミ。〜米。
- なんきん‐こくみんせいふ【南▽京国民政府】
- 1927年4月、蒋介石(しょうかいせき)が上海(シャンハイ)クーデターによって国民党右派と南京に樹立した政府。9月には左派の武漢政府を吸収し、翌年列国に承認された。
- なんきん‐じけん【南▽京事件】
- ①中国南京で、北伐中の1927年3月に起きた国際事件。南京撤退中の北方軍閥軍が外国領事館・居留地を攻撃、これに対しイギリス・アメリカ軍艦が市内を砲撃。
- ②昭和12年(1937)南京を占領した日本軍による略奪虐殺事件。
- なんきん‐じょう【南▽京錠】
- 箱形の錠前。棒状や曲がったかんぬきの一方を箱に押し込むと、かけ金がかかり、錠が締まる。巾着(きんちゃく)錠。西洋錠。padlock
- なんきん‐じょうやく【南▽京条約】
- 阿片(あへん)戦争の結果、1842年南京でイギリス・清(しん)両国間に結ばれた条約。清はイギリスに対し、香港(ホンコン)の割譲、広州など5港の開港、公行制度の廃止、賠償金支払いなどを承認。中国の半植民地化の発端となった。江寧(こうねい)条約。
- なんきん‐せいふ【南▽京政府】
- 中華民国時代に南京を首都とした政権。
- ①1912年成立の孫文(そんぶん)を臨時大総統とする中華民国臨時政府。
- ②1927年以降の蒋介石(しょうかいせき)を首班とする国民政府。
- ③1938〜40年の梁鴻志(りょうこうし)を首班とする維新政府。
- ④1940〜45年の汪兆銘(おうちょうめい)を首班とした国民政府。
- なんきん‐だま【南▽京玉】
- 首飾りや指輪などの材料にする、ガラス・陶器の小さい玉。glass beads
- なんきん‐たますだれ【南▽京玉▼簾】
- 手品の一つ。すだれ状の竹細工を、独得の口上(こうじょう)を言いながらあやつって、いろいろな形を作る芸。
- なんきん‐ねずみ【南▽京▼鼠】
- 実験・愛玩(あいがん)用に飼われる小形のネズミ。ハツカネズミの飼育変種。体長約7cm。生後約2か月で繁殖が可能。中国原産。
- なんきん‐はぜ【南▽京▽黄▼櫨】
- トウダイグサ科の落葉高木。高さ約15m。葉は菱(ひし)状卵形で、紅葉が美しい。初夏、総状に黄色の小花を開く。秋、果実は熟して開裂、種子を出す。種子のまわりの脂肪と種子をしぼった油脂をろうそく・せっけんなどの原料に用いる。中国原産。ウキュウ。
- なんきん‐ばと【南▽京▼鳩】
- 家禽(かきん)バトの一品種。小形で、羽色は灰白色。中国原産。
- なんきん‐まい【南▽京米】
- 東南アジアや中国から輸入された米の俗称。
- なんきん‐むし【南▽京虫】
- ①→トコジラミの別名。人畜の血を吸う。
- ②《俗語》女性用小形の外国製時計。
- なん‐く【難句】
- 意味のわかりにくい詩句・文句。difficult phrase
- 難癖を付ける(なんくせをつける)
- わざと欠点を見つけ出して、あれこれ言う。難癖付ける。find fault with
- なん‐くん【難訓】
- ①読み方がむずかしいこと。
- ②漢字の訓読みがむずかしいこと。
- なん‐け【南家】
- 藤原四家(しけ)の一つ。藤原不比等(ふじわらのふひと)の長男、武智麻呂(むちまろ)の子孫の家系。〈参照〉藤原四家。
- なん‐けん【難件】
- 処理・解決のむずかしい事件。difficult case
- なん‐げん【南限】
- 生物が生息・繁殖できる南方の限界。the southern limit〈用例〉リンゴ栽培の〜。
- なん‐こ【何個・▽蔵▼鉤】
- 子どもの遊びの一つ。2人以上の者が小石などを握り、何個持っているか数を当てる。中国の漢時代に起こり、平安ごろ伝来。広く普及した。
- なん‐ご【▼喃語】(名・サ変自)
- ①ぺちゃくちゃしゃべること。chatter
- ②男女が仲よくささやき語ること。むつごと。lovers' talk
- ③《babblingの訳語》乳児が生後2〜3か月から発するアーアーとかブブブというような繰り返し音。言語音の習得に先立って生理的に発せられる音声。
- なん‐ご【難語】
- わかりにくいことば。difficult word
- なん‐こう【軟▼膏】
- 脂肪・ワセリン・ろう・樹脂・高級アルコールを基剤に薬物を配合し、皮膚への塗布が容易なようにやわらかくつくった半固形の外用剤。皮膚の保護・炎症の緩和などの目的に用いる。ointment〈対義〉硬膏(こうこう)。〈用例〉ペニシリン〜。
- なん‐こう【軟鋼】
- 炭素含有量が0.13〜0.2%の炭素鋼。焼き入れはできない。船舶・車両用外板・亜鉛鉄板などに用いる。炭素量0.12%以下を極軟鋼、0.21〜0.35のものを半軟鋼という。mild steel〈参照〉硬鋼。
- なん‐こう【難航】(名・サ変自)
- ①船が悪条件のため航行に苦しむこと。また、むずかしい航海。rough voyage
- ②交渉・会議などの進行がはかどらないこと。tough going
- なんこう【南光】
- 〈町〉兵庫県西部、千種(ちくさ)川に沿う町。農林業のほか、繊維・鉄工・電機などの工業がある。人口4876(1994)。
- なんごう【南郷】
- 〈町〉宮城県北部、鳴瀬(なるせ)川下流の町。農業経営の先進地。稲作がさかん。イトミツバが特産。人口7612(1994)。
- なんごう【南郷】
- 〈町〉宮崎県南部、日南(にちなん)・串間(くしま)両市の間の町。ミカン栽培中心の農業と漁業を営む。人口1万3150(1994)。
- なんごう【南郷】
- 〈村〉青森県南東部、八戸(はちのへ)市南隣の村。稲作のほか、果樹・タバコの栽培がさかん。人口7103(1994)。
- なんごう【南郷】
- 〈村〉福島県南西部、伊南(いな)川に沿う村。稲作・トマト栽培などを行う。特産に茶櫃(ちゃびつ)がある。人口3316(1994)。
- なんごう【南郷】
- 〈村〉宮崎県中北部、西都(さいと)市北隣の村。茶・シイタケ・クリの栽培、肉牛の飼育を行う。人口3109(1994)。
- なん‐こうがい【軟口▼蓋】
- 口蓋で、硬口蓋の後方の軟らかい部分。口腔(こうこう)と鼻腔(びこう)の仕切りに口蓋垂があり、嚥下(えんげ)時に鼻孔をふさいで食物が鼻腔に入るのを防ぐ。soft palate; velum〈対義〉硬口蓋。
- なんこうがい‐おん【軟口▼蓋音】
- 音声学で調音位置による子音の分類の一つ。軟口蓋と後舌を用いてつくる。[k][g][x][ŋ][w]など。velar
- なんこう‐ふらく【難攻不落】
- 攻めるのがむずかしく、なかなか落ちないこと。impregnability〈用例〉〜の城。
- なんこう‐ほくてい【南高北低】
- 日本付近の夏型の気圧配置。太平洋高気圧が広く日本付近をおおい、日本海の北部と大陸側が低圧部となる。
- なんこく【南国】
- 〈市〉高知県、高知平野東部の市。中心は後免(ごめん)。米の2期作発祥地。野菜の促成栽培がさかん。オナガドリの飼育地。人口4万7687(1994)。
- なん‐ごく【南国】
- 南方の国。southern country〈対義〉北国。
- なんごく‐じょうちょ【南国情緒】
- 南国らしい、明るくて刺激の強い風光や特有の植物などのかもす気分。南国じょうしょ。southern atmosphere
- なんこ‐けんりつしぜんこうえん【南湖県立自然公園】
- 福島県白河市、阿武隈(あぶくま)川上流域の南湖公園を中心とする県立公園。南湖公園は松平定信(さだのぶ)が享和(きょうわ)年間(1801〜04)に中国の洛陽(らくよう)を模して造園。昭和23年(1948)指定。
- なん‐こつ【軟骨】
- 脊椎(せきつい)動物の骨のうち、やわらかく弾性に富む骨。骨格系を形成する支持組織の一つ。軟骨細胞と軟骨基質からなる。cartilage〈対義〉硬骨。
- なんこつぎょ‐るい【軟骨魚類】
- 脊椎(せきつい)動物の一綱。サメ・エイ類など。骨格は軟骨からなり、うろこは楯(たて)状で、雄には交尾器があり、うきぶくろがない点などが硬骨魚と異なる。cartilaginous fish
- なんこつ‐しゅ【軟骨▼腫】
- 軟骨にみられる良性腫瘍(しゅょう)、または増殖して軟骨状になった良性腫瘍。外傷が誘因となって発生することがある。chondroma
- なんこつ‐そしき【軟骨組織】
- 軟体動物の頭足類や脊椎(せきつい)動物にみられる支持組織の一種。きわめて弾力性に富み、軟骨細胞と軟骨基質とからなる。cartilage tissue