- なんさ‐ぐんとう【南▼沙群島】
- 南シナ海中部の珊瑚礁(さんごしょう)群。中国に属するが、フィリピン・ベトナムも領有権を主張。水産資源が豊富。ナンシャー群島。
- なん‐ざん【南山】
- ①南方の山。
- ②→高野山。
- ③中国の終南山のこと。
- ④長生きを祝う語。
- なん‐ざん【難産】(名・サ変自)
- ①出産が通常以上に困難なこと。また、困難な出産。difficult delivery〈対義〉安産。
- ②物事がたやすくできないこと。difficulty
- 難産色に懲りず(なんざん、いろにこりず)
- 苦しかったはずなのに、また繰り返して同じことをする。〈類似〉のど元過ぎれば熱さを忘れる。
- なんざん‐だいがく【南山大学】
- 私立大学。昭和21年(1946)創立の南山外国語専門学校を前身とし、同24年(1949)より現制。所在地は名古屋市昭和区山里町。
- なん‐し【難死】(名・サ変自)
- 災難で死ぬこと。無意味な死。
- なん‐じ【何時】
- 時刻を問うとき、また時刻を特定しないで言うときに用いる語。いくじ。what time〈用例〉〜になっても帰らない。
- なん‐じ【難事】
- 処理のむずかしい事柄。difficult things
- なんじ【▼汝・▼爾・▽女】(代)
- 《「なむぢ」の転。同年ぐらいか年下に使う》おまえ。な。なれ。thou
- 汝の敵を愛せよ(なんじのてきをあいせよ)
- 《新約聖書『マタイによる福音書』『ルカによる福音書』にあることば》自分に悪意や敵意を抱く者をこそ愛しなさい。より難しいことを、自ら求めて行えば、受ける報いも大きく、また、自分自身も高められる、という教えを背景とした語。
- 汝の隣人を愛せよ(なんじのりんじんをあいせよ)
- 《西洋のことわざ》自分のまわりにいる人々を愛せよ。「己のごとく」に続き、あとに「されど垣根を取りのぞくなかれ」と続く。それらを含めると、なれなれしくなりすぎて、かえって仲が悪くなることへの警句。Thou shalt love thy neighbor as thyself.
- 汝自らを知れ(なんじ、みずからをしれ)
- 《ギリシアの格言》自らの無知をさとったうえで、真の知識を得よ。know thyself
- ナンシー【Nancy】
- フランス北東部の商工業都市。ロレーヌ地方の文化・商工業の中心。人口10.2万(1990)。
- なんしき‐テニス【軟式テニス】
- 日本で考案された、軟球を用いるテニス。コートの大きさは硬式と同じで、種目はダブルスのみ。
- なんしき‐やきゅう【軟式野球】
- 軟球を用いる日本独特の野球。硬式より安全度が高く、一般に普及。
- なん‐しちょう【難視聴】
- テレビなどが見えにくかったり、聞きにくかったりすること。〈用例〉〜地区。
- なん‐しつ【軟質】
- やわらかな性質。物がやわらかいこと。soft〈対義〉硬質。
- なんしつ‐ゴム【軟質ゴム】
- ふつうの軟らかいゴム。soft rubber〈対義〉硬質ゴム。
- なん‐じゃく【軟弱】(名・形動)
- ①やわらかいこと・さま。soft〈用例〉〜なグラウンド。
- ②弱々しいこと・さま。弱気。timid; weak-kneed〈対義〉強硬(きょうこう)。〈用例〉〜外交。〈派生〉なんじゃくさ(名)
- なんじゃ‐もんじゃ
- 関東地方で、その近辺にはみられない大木や珍しい木をさしていう語。千葉県香取郡神崎町神崎神社のクスノキ、茨城県筑波山のアブラチャン、東京都明治神宮外苑のヒトツバタゴなどが有名。
- なんじゃもんじゃ‐ごけ【なんじゃもんじゃ▼苔】
- 日本の北アルプスで発見されたコケ。高さ約1cm。葉は棍棒(こんぼう)状で背腹の区別はない。もっとも原始的なコケ類と考えられる。
- なん‐しゅう【南宗】
- 《仏教語》中国の禅宗の一派。六祖慧能(えのう)に始まる。江南を中心に活躍し、頓悟(とんご)成仏を唱えた。〈対義〉北宗。
- なん‐じゅう【難渋】(名・形動・サ変自)
- ①苦しむこと・さま。難儀。affliction〈用例〉雪道に〜する。
- ②すらすらと進行しないこと・さま。しぶること・さま。retard〈用例〉交渉が〜する。
- なん‐しょ【難所】
- けわしくて、通行に困難な所。dangerous spot
- なん‐しょう【難症】
- 治りにくい症状。難病。incurable disease
- なんしょう【南▼昌】
- 中国、江西省の省都。水陸交通の要地。米・綿花などの集散地で、電力・機械工業なども発達。1927年中国共産党が武装蜂起(ほうき)した土地。人口137.1万(1991)。ナンチャン。
- なんしょう【南詔】
- チベット‐ビルマ族の王国。7世紀中ごろ、雲南省の大理を中心に建国。902年滅亡。
- なんじょう【南条】
- 〈町〉福井県中部、武生(たけふ)市南東隣の町。稲作、シイタケ・ナメコ栽培、繊維工業など。人口5773(1994)。
- なん‐じょう【何条】(副)
- 〈文語的〉
- 《反語。「なにとふ」の転。「条」は当て字》どうして。なんで。いかで。
- なんじょう‐のりお【南▼條▽範▽夫】
- (1908-)小説家・経済学者。本名は古賀英正。東京生まれ。東大卒。時代小説で残酷ものの先鞭(せんべん)をつけ、推理小説にも活躍。昭和31年(1956)『燈台鬼(とうだいき)』で第35回直木賞受賞。作品『武士道残酷物語』『細香(さいこう)日記』など。
- なんじょう‐ぶんゆう【南条文雄】
- (1849-1927)梵語(ぼんご)学者。真宗大谷派の学僧。岐阜県生まれ。イギリスに留学しマックス=ミュラーに師事、梵語・梵文仏典を研究。大谷大学学長。『大明(だいみん)三蔵聖教(しょうぎょう)目録』(南条目録)の訳補などで知られる。
- なんしょう‐ほうき【南▼昌▼蜂起】
- 中国共産党最初の武装蜂起。第1次国共合作崩壊後、国民党の攻勢に対し、1927年8月1日南昌を攻略したが、国民党軍の攻撃で広州に撤退(てったい)。この日は建軍記念日とされる。八・一起義。
- なん‐しょく【男色】
- 男性の同性愛。衆道(しゅどう)。だんしょく。鶏姦(けいかん)。ホモ。homosexual
- なん‐しょく【難色】
- それはむずかしい、または、それに不賛成だというような顔つき・ようす。disapproval〈用例〉〜を示す。
- なん‐しん【南進】(名・サ変自)
- 南方へ進むこと。南下。go south〈対義〉北進。
- なん‐じん【南人】
- 中国、元(げん)代における南宋(なんそう)の遺民の呼称。
- なんしん‐ろん【南進論】
- 日本が南方地域へ進出すべきであるという、第2次大戦前の議論。古くは明治時代から唱えられ、台湾領有や第1次大戦後の南洋諸島の委任統治のさいにも論じられた。さらに日中戦争開始後、陸軍が強硬に南方進出を主唱した。
- なん・す
- 《「なさります」の転。近世遊里の女性語から一般に広まった》
- [一](特活他)「する」の尊敬語。なさいます。せられます。
- [二](補動)《動詞の連用形に付いて》尊敬の意を表す。お…なさいます。…なさいます。
- なん‐すい【軟水】
- 天然の水で、カルシウムイオン、マグネシウムイオンの含有量の少ない水。せっけんの泡立ちがよい。soft water〈対義〉硬水。
- なん・ずる【難ずる】(サ変他)
- 他人のあやまちを非難する。なじる。そしる。難じる。難ず。blame; speak ill of〈用例〉非を〜。
- なんすれ‐ぞ【何▽為れぞ】(連語)
- 〈文語的〉
- 《反語。「なにすれぞ」の転》どうして。なぜ。
- なん‐せ【何せ】(副)
- 《「なにせ」の転》なにしろ。anyhow
- なん‐せい【南西】
- 南と西の中間の方角。西南。ひつじさる。southwest〈対義〉北東。
- なん‐せい【軟性】
- やわらかい性質。softness〈対義〉硬性。
- なん‐せい【南斉】
- 中国、南北朝時代の南朝の一国。南朝宋(そう)の権臣蕭道成(しょうどうせい)(高帝)が479年建国。502年7代で蕭衍(しょうえん)(梁(りょう)の武帝)に譲位して滅亡。
- なんせい【南勢】
- 〈町〉三重県南東部、熊野灘(くまのなだ)に臨む町。五ケ所(ごかしょ)湾は景勝地。真珠養殖がさかん。ミカンの産地。人口1万1756(1994)。
- なんせい‐げかん【軟性下▼疳】
- 軟性下疳菌の感染による性病の一種。はじめ外陰部に紅色の小さい丘疹(きゅうしん)ができ、しだいに潰瘍(かいよう)となる。鼠径(そけい)リンパ節がはれて痛むことも多い。chancroid
- なんせい‐けんぽう【軟性憲法】
- 憲法改正にあたって、他の一般の法律と同様の手続きだけですむ憲法。flexible constitution〈対義〉硬性憲法。
- なんせいこうくう【南西航空(株)】
- 沖縄周辺の離島便を中心とする日本の国内線航空会社。昭和42年(1967)設立。SWAL。Southwest Airlines Co. Ltd.
- なんせい‐しょとう【南西諸島】
- 九州南端と台湾の間に連なる島群。鹿児島・沖縄両県に属する。ほぼ全域が亜熱帯。琉球(りゅうきゅう)列島。琉球弧。
- なん‐せん【難船】(名・サ変自)
- あらしなどで、船がこわれ、転覆または沈むこと。また、その船。難破船。shipwreck
- ナンセン【Fridtjof Nansen】
- (1861-1930)ノルウェーの探検家・政治家。1888年グリーンランドを横断、93年北極探検に向かい、北緯86度14分の地点に到達。のちに政治家となり、難民救済や軍縮に努力。1922年ノーベル平和賞受賞。
- なんせん‐ざんみょう【南泉▼斬▽猫】
- 禅宗で、悟りの手がかりとして与えられる公案の一つ。唐の南泉禅師が猫をとりあっていた弟子に問いを発し、即答できなかったので猫を切り殺したというもの。
- なんぜん‐じ【南禅寺】
- 京都市左京区南禅寺福地町にある、臨済宗南禅寺派の大本山。京都五山の上位の寺。もと亀山(かめやま)上皇の離宮で、正応(しょうおう)4年(1291)無関普門(むかんふもん)の開山。
- なんせんしょう‐そまひと【南▼杣笑▼楚▽満人】
- (1749-1807)江戸後期の戯作(げさく)者。本名、楠彦太郎。江戸の人。黄表紙(きびょうし)界に敵討(かたきう)ち物の新風を導入。作品『敵討義女英(ぎじょのはなぶさ)』など。
- ナンセンス【nonsense】(名・形動)
- 無意味なこと・さま。たわいもないこと・さま。ばかげたこと・さま。ノンセンス。
- ナンセン‐ひなんみんこくさいじむきょく【ナンセン避難民国際事務局】
- (Nansen International Office for Refugees)ナンセンを称(たた)えてその没後に設立。国際連盟の法的保護を受け、難民の飢餓救済などを目的として活動。1938年ノーベル平和賞受賞。
- なんせん‐ほくば【南船北馬】
- 《中国で、南は川が多いので船で行き、北は陸続きなので馬で行く、の意から》絶えず方々を旅行していること。
- なん‐ぞ【何ぞ】
- 《「なにぞ」の転》
- 〈文語的〉
- [一](連語)なにものか。なにごとか。〈用例〉哲学とは〜。
- [二](副)
- ①《反語的に》どうして。なにゆえに。〈用例〉〜知らん。
- ②なにかしら。なんでも。〈用例〉〜いうことはないか。
- [三](副助)《種々の語に付く》など。なんか。なぞ。〈用例〉彼〜人間のくずだ。
- なん‐そう【南▼宋】
- 中国の統一王朝。1127年の靖康(せいこう)の変により江南に移った以後の宋朝をいう。
- なんそうさとみはっけんでん【南総里見八犬伝】
- 滝沢馬琴(たきざわばきん)の読本(よみほん)。98巻。文化(ぶんか)11〜天保(てんぽう)13年(1814〜42)刊。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい)の徳を象徴する八犬士が里見家の臣として活躍する、勧善懲悪(かんぜんちょうあく)思想の強い伝奇小説。江戸読本の最高峰。里見八犬伝。八犬伝。
- なんだ【▽涙】
- 《古風な言い方》「→なみだ」の転。
- なんだ(助動特殊型)
- 《動詞などの未然形に付いて》過去における打消しの意を表す。…なかった。〈用例〉知ら〜。言わ〜。〈参考〉関西方面で使われる。
- なん‐だ
- [一](連語)《「なん(何)」に断定の助動詞「だ」の付いたもの》
- ①疑問・質問の意を表す。〈用例〉これは〜。
- ②はっきり言いにくいとき、また適当な言葉が見つからないときなどになんとなく入れる語。〈用例〉こう言うのも〜が。
- ③大した問題ではない、の意を表す。〈用例〉あらしが〜、台風が〜。
- [二](感)
- ①とがめたり、反発したりする気持ちを表す語。〈用例〉〜、こんなことも知らないのか。
- ②予想外・期待はずれの気持ちを表す語。〈用例〉〜、これだけか。
- ③はっきり言うかわりに、または、ためらいながら言うときに用いる語。〈用例〉すると、〜な、やりたくないというのか。
- なん‐だい【難題】
- ①むずかしい問題・事件。knotty problem
- ②無理な言いがかり。unreasonable demand〈用例〉〜をふっかける。
- なんたい‐さん【男体山】
- 栃木県北西部にある火山。標高2484m。円錐(えんすい)形火山。山頂に二荒山(ふたらさん)神社奥宮がある。二荒山。
- なんたい‐どうぶつ【軟体動物】
- 動物界の一門。体は柔軟で体節が明らかでなく、頭部・足部・胴部・外套(がいとう)からなる。タコ・イカ・マキガイ・ニマイガイなど。mollusk
- なん‐だ‐か【何だか】(副)
- ①なぜだかわからないが。somehow〈用例〉〜ようすが変だ。
- ②なんとなく。どことなく。somewhat〈用例〉〜寒けがする。
- なんだ‐かんだ(連語)
- あれこれ。あれやこれや。ああだこうだ。なんだかだ。〈用例〉〜で、ずいぶん費用がかかった。〜言ってもまだ子どもだ。
- ナンダ‐デビ【Nanda Devi】
- インド中北部、中国とネパール国境に近いヒマラヤ山脈の高峰。標高7817m。
- なん‐たる【何たる】(連体)
- 《とがめる気持ちでいう》なんという。どうした。〈用例〉〜ことだ。
- なん‐たん【南端】
- 南のはし。southern end〈対義〉北端。
- なんだん【南淡】
- 〈町〉兵庫県、淡路(あわじ)島南端の町。タマネギ・花卉(かき)栽培と漁業がさかん。中心は福良(ふくら)港。人口2万1523(1994)。
- なん‐ち【難治】
- なおりにくいこと。なんじ。obstinacy〈用例〉〜のやまい。
- なん‐ちゃくりく【軟着陸】
- 宇宙船が着陸時の衝撃を避けるため、逆噴射ロケットなどを使って速度を落とし、天体上に静かに着陸すること。soft landing
- なん‐ちゅう【南中】
- 太陽・星などの天体が天の子午線に到達すること。transit
- なんちゅう‐こうど【南中高度】
- 天体が真南にきたときの高度角。southing height
- なんちゅう‐じ【南中時】
- 天体が真南にきたときの時刻。southing time
- なんちゅう‐の‐なん【難中の難】(連語)
- きわめてむずかしいこと。
- なん‐ちょう【軟調】(名・形動)
- ①やわらかな調子。〈対義〉硬調。
- ②相場が下がりぎみなこと・さま。〈対義〉堅調。
- なん‐ちょう【難聴】
- ①聴覚の低下した状態。障害の部位により伝音難聴・感音難聴などに分けられる。hearing loss
- ②《俗に》ラジオなどが聞きとりにくいこと。poor reception〈用例〉〜地域。
- なん‐ちょう【南朝】
- ①中国の南北朝時代、漢族が江南に立てた宋(そう)・斉(せい)・梁(りょう)・陳(ちん)の4王朝(420〜589)。
- ②南北朝時代、吉野(よしの)を中心に置かれた大覚寺統(だいかくじとう)の朝廷。持明院統(じみょういんとう)の北朝と対立。延元(えんげん)元年(1336)後醍醐(ごだいご)天皇が吉野に移って以来、元中(げんちゅう)9年(1392)に南北両朝合一まで続く。吉野朝。
- なん‐て【何て】
- [一](副)なんとまあ。what; how〈用例〉〜美しい花だろう。
- [二](連語)「→なんという」の略した言い方。〈用例〉〜ことはない。〜名前なの。
- なんて(副助)
- 《種々の語に付く》
- ①軽んじる気持ちを表す。〈用例〉あの人〜どうでもよい。
- ②意外の気持ちを表す。〈用例〉これが100円で買える〜。
- なん‐で【何で】(副)
- どうして。なんのために。なぜ。why〈用例〉〜そんなことをしたのか。
- なん‐でい【軟泥】
- ①湿原などにみられる、やわらかい泥質の土。
- ②プランクトンなどの遠洋性生物の遺骸を30%以上含む軟らかい泥。石灰質軟泥と珪質(けいしつ)軟泥に大別される。ooze
- なん‐てき【難敵】
- てごわい競争相手。formidable enemy
- なん‐てつ【軟鉄】
- 炭素の含有量がきわめて少なく、純鉄に近いもの。炭素が少ないため焼き入れができず、軟らかく加工しやすいが強さはない。電磁気材料に使われる。鍛鉄。soft iron
- なん‐でも【何でも】
- 《「なにでも」の転》
- [一](連語)どういうことでも。すべて。everything〈用例〉父は〜よく知っている。
- [二](副)
- ①どうしても。by all means〈用例〉なにが〜勝つ。
- ②よくはわからないが。どうやら。〈用例〉〜、結婚したそうです。
- なんでも‐かでも【何でも▽彼でも】(副)
- =なんでもかんでも。
- ①なにもかも。すべて。なんでも。everything〈用例〉〜捨ててしまう。
- ②どうしても。by any means〈用例〉〜見にいく。
- なんでも‐ない【何でも無い】(連語)
- どうということはない。〈用例〉そんなこと〜。
- なんでも‐や【何でも屋】
- ①一通りなんでもできる人。また、なんにでも手を出す人。
- ②日用品などをいろいろ並べて売る店。general store
- なん‐てん【南天】
- ①南の空。
- ②メギ科の常緑低木。高さ約2m。葉は羽状複葉。初夏に、茎頂に小さい6弁の白花を円錐(えんすい)状につける。果実は球形で赤色。庭木や生け花、薬用などにする。中国原産。
- ③紋所の名。ナンテンの葉と実を組み合わせて紋章化したもの。
- なん‐てん【難点】
- ①むずかしいところ。扱いにくい点。difficult point
- ②→欠点。fault〈用例〉色の悪いのが〜だ。
- なんでん‐だいぞうきょう【南伝大蔵経】
- スリランカ・タイなどの上座部に伝わったパーリ語の原始仏教聖典『三蔵(ティピタカ)』の日本での呼称。若干の蔵外典籍を加えたものの日本語訳がある。全65巻70冊。
- なんてん‐はぎ【南天▼萩】
- マメ科の多年草。山野にはえる。高さ約50cm。2枚の長楕円(だえん)形の小葉からなる複葉が互生。初夏紅紫色の蝶形(ちょうけい)花を総序につける。タニワタシ。フタバハギ。
- なん‐と【南斗】
- 南天のいて座の主要部をなす6星を、「ひしゃく」に見立てたもの。観望好期は8〜9月。南斗六星。
- なん‐と【南都】
- ①南方にある都。
- ②→奈良の別称。京都に対して言う。〈用例〉〜七大寺。
- ③奈良の→興福(こうふく)寺。延暦寺を「北嶺(ほくれい)」というのに対する。〈対義〉北嶺。
- ナント【Nantes】
- フランス西部、ロアール川下流の商工業都市。ブルターニュ地方の中心。中世の建造物が有名。1598年、フランス王アンリ4世が「ナントの勅令」を発した土地。人口25.2万(1990)。
- なん‐と【何と】
- 《「なにと」の転》
- [一](副)
- ①なんとまあ。なんて。〈用例〉〜立派な建物でしょう。
- ②《驚き・あきれる気持ちを表す》なにものと。なにごとと。what; how〈用例〉〜いう人か。
- ③どのように。どう。what〈用例〉〜しよう。
- [二](感)
- ①驚きを表す語。まあ。what〈用例〉〜、これが噂(うわさ)の…。
- ②呼びかけるのに使う語。もし。〈用例〉〜、そこの人。
- 何としても(なんとしても)
- どのようにしても。どんな手段をとっても。〈用例〉〜やめさせたい。
- なん‐ど【何度】
- ①度数・目盛りなどを問う語。
- ②回数を問う語。何回。何遍。how many times
- ③たびたび。often〈用例〉〜読んでもわからない。
- なん‐ど【納戸】
- ①衣類・調度・家具・寝具などを収納する部屋。かつては屋内の物置をいい、寝室としても使用した。おなんど。closet
- ②「→納戸色」の略。
- なん‐ど【難度】
- 体操・新体操・フィギュアスケートなどの採点競技で、技の難しさの度合いを示す採点基準。degree of difficulty
- なんと‐いう【何と言う】(連語)
- ①内容や名称などが不明な場合に用いる。what〈用例〉〜花ですか。
- ②《打ち消しをともなって》取りたてて言うほどでもない意を表す。not worthy of special mention〈用例〉〜こともない絵だ。
- ③強い感動や驚きを表す。What ...!; How ...!〈用例〉〜美しい海。
- なんと‐いっても【何と言っても】(連語)
- 他の判断をすべて排除して、その事柄を強調する気持ちを表す。どう考えても。なんだって。なんてったって。after all〈用例〉〜彼の記録には及ばない。
- なんど‐いろ【納戸色】
- ねずみ色を帯びたあい色。お納戸色。納戸。grayish blue
- なん‐とう【南東】
- 南と東の中間の方角。東南。たつみ。southeast〈対義〉北西。
- なん‐とう【軟投】(名・サ変他)
- 野球で、投手がゆるい球種をいろいろ投げ分けること。
- なん‐とう【南唐】
- 中国、五代十国の一国。呉に仕えた李(りべん)が睿帝(えいてい)から譲位され、937年に建国。都は金陵(南京(なんきん))。長江(ちょうこう)下流域から江西・湖南・福建を領し、繁栄したが、975年宋(そう)に降(くだ)り3代で滅亡。
- なんとう【南島】
- 〈町〉三重県南部、熊野灘(くまのなだ)に臨む町。沿岸漁業と養殖漁業がさかん。ミカンなどを栽培。人口9724(1994)。
- なんとう‐ぼうえきふう【南東貿易風】
- 南半球で、南東向きに吹く貿易風。southeast trade wind
- なん‐とか【何とか】
- 《「なにとか」の転》
- [一](連語)名前の不定を示す。〈用例〉〜という人。
- [二](副)どうにか。somehow〈用例〉〜考えましょう。
- なん‐どき【何時】
- ①どのようなとき。いつ。when〈用例〉いつ〜。
- ②「→なんじ」の古い言い方。what time〈用例〉今、〜か。
- なんとぎんこう【(株)南都銀行】
- 金融業。地方銀行。昭和9年(1934)設立。本店は奈良市橋本町。
- なん‐どく【難読】
- 読み方がむずかしいこと。difficult to read〈用例〉〜語。
- なんと‐なく【何と無く】(副)
- ①はっきりしないが。どことなく。for some reason or other〈用例〉〜元気がない。
- ②無意識のうちに。軽い気持ちで。casually〈用例〉〜口をすべらしてしまった。
- なんと‐なれば【何となれば】(接続)
- なぜかというと。なぜなら。because
- ナント‐の‐ちょくれい【ナントの勅令】
- 1598年、フランス王アンリ4世がナントで発した勅令。新教徒に信仰と礼拝の自由を認め、これによりユグノー戦争は終結。1685年ルイ14世により廃止。Edict of Nantes
- なん‐とも【何とも】(副)
- 《「なにとも」の転》
- ①《下に打ち消しをともなって》どのようにも。どうであるか。not a bit〈用例〉今のところ〜言えない。
- ②まったく。まことに。quite〈用例〉〜申し訳ない。
- なんど‐やく【納戸役】
- 江戸幕府の、金銀・器物・衣服の出し入れなどを扱った職。納戸方。
- なんと‐ろくしゅう【南都六宗】
- 奈良仏教諸宗の総称。華厳(けごん)・法相(ほっそう)・三論・律・倶舎(くしゃ)・成実(じょうじつ)の6宗。