なん‐なく【難無く】(副)
たやすく。楽に。easily〈用例〉〜すり抜ける。
なん‐なら【何なら】(副)
《「なになら」の転》
①お望みなら。必要なら。if you like〈用例〉〜私が行きます。
②具合が悪ければ。if it's inconvenient〈用例〉5日が〜、6日でもけっこうです。
なん‐なり(連語)
〈古語〉
→ななり
なんなり‐と【何なりと】(副)
なんであろうと。なんでも。anything〈用例〉〜お申しつけください。
なん‐なん【喃】(形動トタル)
むにゃむにゃ、ぺちゃくちゃ語るさま。〈用例〉喋喋(ちょうちょう)〜。
なん‐なんせい【南南西】
南と南西の中間の方向。south-southwest〈対義〉北北東。
なん‐なんとう【南南東】
南と南東の中間の方向。south-southeast〈対義〉北北西。
なんなん‐と・する【垂んとする】(サ変自)
〈文語的〉
《「なりなんとする」の転》もうすぐしようとする。まさになろうとする。〈用例〉真夜中に〜時刻。
なんなん‐もんだい【南南問題】
発展途上国間に生じる諸問題。資源に恵まれた国やニーズ(新興工業経済地域)と、他の資源のない諸国との経済力格差が原因。South-South problem〈比較〉南北問題。
なん‐にち【何日】
①日数がわからないときの語。いくにち。how many days〈用例〉〜かかってもやる。
②どの日。what day〈用例〉それは〜でしたか。
なん‐にも【何にも】(副)
①なにごとにも。nothing〈用例〉それでは〜ならない。〜増して。
②《下に打ち消しをともなって》なにも。少しも。なにひとつ。nothing〈用例〉〜知らない。
なん‐にょ【男女】
男と女。男も女も。だんじょ。men and women〈用例〉老若(ろうにゃく)〜。
なん‐にん【何人】
《「なにびと」「なんぴと」は別語》人数を問う語。how many people
ナンニン【南寧】
(Nánníng)→なんねい(南寧)
なんねい【南寧】
中国、広西壮族自治区の首都。ベトナムに近く、水陸交通の要地。農産物の集散地。人口108.6万(1991)。ナンニン。
なん‐ねん【何年】
年号・年数・学年を問う語。
なんねん‐かこう【難燃加工】
火がついても燃え広がらない性質を繊維に与える加工。おもに、セルロース系の繊維を燐(りん)・塩素・臭素などを含む化合物で処理する。flame proof
なん‐の【何の】
《「なにの」の転》
[一](連語)
①《疑問表現として》どういう。〈用例〉〜花ですか。
②《否定表現として》どれほどの。少しの。any〈用例〉〜おかまいもせず。
③なんのための。what's for〈用例〉酒なくて〜人生ぞ。
[二](副)
①あれこれ。とやかく。one thing or another〈用例〉行くの〜と。
②《「…のなんの」の形で》言いようがない、という気持ちを表す。〈用例〉やかましいの〜って。
[三](感)《たいしたことでないという気持ち》どうして。いや。not at all〈用例〉〜、これくらい。〜、〜。
何のこった(なんのこった)
①《相手に問い返す語》どういうことだ。
②拍子抜けする意を表す。何だそれだけのことか。何たること。〈用例〉〜、心配するのではなかった。
何の事は無い(なんのことはない)
大したことはない。どれほどのこともない。あれこれ論ずる必要もない。
何の変哲も無い(なんのへんてつもない)
とくに他と変わったところはない。代わり栄えがしない。凡庸である。ordinary〈用例〉〜眺め。
なんのう【南濃】
〈町〉岐阜県南西端、揖斐(いび)川に沿う町。稲作・畜産・ミカン栽培と、各種工業がある。人口1万7877(1994)。
なんの‐かの【何の彼の】(連語)
なにやかや。あれこれと。なんのかんの。one thing or another〈用例〉〜と口うるさい。
なんの‐その【何の其の】(連語)
なんでもない。かまわない。not care about〈用例〉悪天候も〜。
なん‐ば【難場】
→難所
→難関
なんば【難波】
大阪市中央区から浪速(なにわ)区にかけての繁華街。諸鉄道が交差する交通の要地で、「ミナミ」の中心。
なん‐ぱ【軟派】
〈対義〉硬派。
[一](名)
①軟弱な意見・主張の党派。the moderate party
②異性に興味をもち、遊興にふける青少年。masher
③新聞・雑誌で、社会面や文学・芸能などの分野を担当する記者。
[二](名・サ変自)異性を誘って遊興にふけること。
なん‐ぱ【難破】(名・サ変自)
あらしなどで、船体がひどく壊れること。shipwreck
ナンバー【number; No.】
《No.は数を意味するnumerō(ラテン)の略》
①数字。番号。〈用例〉自動車の〜。カードに〜をうつ。
②定期刊行物などの号数。〈用例〉バック〜。
③曲目。〈用例〉タイトル〜。
ナンバー‐スクール
《和製語》設立順の数字を校名に冠した一校から八校までの旧制高等学校。第一高等学校(所在地は東京、現在は東京大学)、以下、第二(仙台、東北大学)、第三(京都、京都大学)、第四(金沢、金沢大学)、第五(熊本、熊本大学)、第六(岡山、岡山大学)、第七(鹿児島、鹿児島大学)、第八(名古屋、名古屋大学)。
ナンバー‐プレート【number plate】
自動車・機械などにつける、登録番号を記した金属板。license plate
ナンバー‐ワン【number one】
①第1号。第1番。
②もっともすぐれた人。第一人者。〈用例〉卓球界の〜。
なんば‐としぞう【難波三】
(1936)小説家。島根県生まれ。関西外語大中退。昭和59年(1984)『てんのじ村』で第91回直木賞受賞。作品『地虫』『漫才ブルース』など。
なんばら‐しげる【南原繁】
(1889-1974)政治学者。香川県生まれ。東大卒。内務省に入り日本最初の労働組合法案を起草。第2次大戦後の混乱期に東大総長を務める。貴族院議員・教育刷新委員会委員長として、大学教育改革に貢献。著書『国家と宗教』など。
ナンバリング
《numbering machineの略》番号打ち出し器。番号器。
なん‐ばん【何番】
順序・順番・番数・番号を問う語。what number
なん‐ばん【南蛮】
①《南方の蛮人、の意》中国で、南に住む異民族をさした語。〈対義〉北狄(ほくてき)
②シャム(タイ)・ルソン(フィリピン)・ジャワ(インドネシア)など南方地域の旧称。
③《オランダ人を「紅毛(こうもう)」といったのに対して》近世、ポルトガル人・スペイン人をいった語。〈比較〉紅毛。
→唐辛子の異名。
⑤「→南蛮煮」の略。
⑥《近畿(きんき)地方で》→トウモロコシのこと。
⑦《接頭的。南方から来たので》ポルトガル・スペインから来た、また西欧風の、の意を表す。〈用例〉〜漬け。〜鉄。
なんばん‐え【南蛮絵】
桃山時代の前後に渡来した西洋画。また、それらの手法をまねて西洋の風俗などを描いた絵。
なんばん‐がく【南蛮学】
戦国時代から江戸初期にかけて、ポルトガル人・スペイン人など、南蛮人によって移入された西洋の学術。
なんばん‐がらし【南蛮辛子】
→唐辛子の異名。ナンバンゴショウ。
なんばん‐ギセル【南蛮管】
ハマウツボ科の一年草。山野にはえ、ススキなどの根に寄生する。高さ約15cm。秋、花茎に紅紫色でつぼ形の花をつける。オモイグサ。
なんばん‐きび【南蛮黍】
→トウモロコシの異名。トウキビ。
なんばん‐げきぜつ【南蛮鴃舌】
《「鴃舌」は、モズの鳴き声》外国人の言語を見下げていう語。
なんばん‐じ【南蛮寺】
16世紀後半、日本各地に建立(こんりゅう)されたキリシタン聖堂の俗称。豊臣秀吉(とよとみひでよし)の禁教により破壊。
なんばん‐じん【南蛮人】
室町末期から江戸時代、来日したポルトガル人・スペイン人などに対する異称。
なんばん‐せん【南蛮船】
南方から来た、西洋人の乗り組んだ外国船。
なんばん‐づけ【南蛮漬(け)】
魚などを油で揚げ、タマネギ・唐辛子などといっしょに合わせて酢につける料理。モロコ・ワカサギ・小アジなどを使う。油で揚げて用いることから、また、渡来の野菜を使うことからの名という。
なんばん‐てつ【南蛮鉄】
南蛮渡来の精錬された鉄。刀剣などに用いられた。
なんばん‐に【南蛮煮】
野菜・鶏肉などをそのまま、または油で揚げ、ネギ・唐辛子などといっしょに煮た煮物。
なんばん‐はこべ【南蛮はこべ】
ナデシコ科の多年草。山野にはえる。他のものによりかかって成長し、茎は1.7m余にもなる。葉は卵形でとがる。晩夏、枝先に小さい白色の五弁花をつける。
なんばん‐びじゅつ【南蛮美術】
安土(あづち)桃山時代から江戸時代初めにかけて流行した西洋風美術の総称。最盛期は16世紀末から17世紀初め。のち寛永(かんえい)年間(1624〜44)の禁教政策によって実質的な活動は終わる。作品は絵画・工芸に限られる。
なんばん‐びょうぶ【南蛮屏風】
近世初期来航した「南蛮人」の諸風俗を描いた屏風絵。南蛮船の入港、南蛮人一行の行進、教会風景などを描いた金地濃彩画が多い。
なんばん‐ぶんか【南蛮文化】
安土(あづち)桃山時代から江戸初期にかけて、ポルトガル・スペイン人の来航を通して移入されたヨーロッパの学術・文化の総称。
なんばん‐ぼうえき【南蛮貿易】
16世紀中期以降の、主としてポルトガル人との間に行われた貿易。糸割符(いとわっぷ)の施行、キリシタン禁制の強化により急速に衰退し、鎖国で途絶。
なん‐ぴと【何人】
〈文語的〉
《「なにびと」の転。「なんにん」は別語》どういう人。いかなる人。〈用例〉〜といえども。
なん‐びょう【難病】
原因不明、有効な治療法がない、慢性的で後遺症のおそれが多い、などの特徴をもった病気の総称。厚生省では特定疾患を指定して調査・研究している。スモン・再生不良性貧血など。intractable disease
なん‐ぴょうよう【南氷洋】
→南極海の旧称。Antarctic Ocean〈対義〉北氷洋。
なん‐ぴん【難平】
《難(損)を平均化する、の意から》株式売買などで、相場の変動が予想に反し上がり下がりがあったときに、さらに買い増し売り増しして平均化をはかり、損失を少なくしようとすること。買い増しが難平買い、売り増しが難平売り。averaging
なん‐ぶ【南部】
①南の部分。southern part〈対義〉北部。
②盛岡(もりおか)を中心として岩手・青森・秋田にまたがる、南部氏の旧領地。馬・鉄瓶などの産地として有名。
なんぶ【南部】
〈町〉青森県南東部、馬淵(まべち)川に沿う町。リンゴなどの果樹や、ナガイモ・食用のキクの産地。人口6720(1994)。
なんぶ【南部】
〈町〉山梨県南西部、富士川に沿う山間の町。スギ・ヒノキを産し、茶の産地としても知られる。人口7147(1994)。
なん‐ぷう【南風】
①南から吹く風。はえ。south wind
②南方の勢力。
南風競わず(なんぷうきそわず)
《『左伝』「襄公(じょうこう)十八年」にあることば》
①昔の中国で、南方の国々の勢力がふるわない。
②中世の日本で、南朝(吉野(よしの)朝)の勢力が、北朝に比べてふるわない。
なん‐ぷう【軟風】
①風力階級が3の風(毎秒3.4〜5.4m)。木の葉や細い枝がたえず動く程度の風。そよかぜ。微風。breeze
②海軟風と陸軟風の総称。
なんぶ‐うしおいうた【南部牛追(い)唄】
日本民謡。旧南部領の岩手県和賀郡・下閉伊(しもへい)郡地方の民謡。牛方(うしかた)が牛を追いながら歌う。牛方節。
なんぶ‐うま【南部馬】
岩手の南部地方とその周辺(青森・秋田)に産する日本在来馬。肩高1.3m内外。体質強健。
なんぶ‐ごよみ【南部暦】
奥州(おうしゅう)南部藩領で用いられた絵暦。文字の読めない人でもわかるように、すべてを絵で示した一枚刷りの暦。南部盲(めくら)暦。
なんぶ‐そう【南部草】
メギ科の多年草。山野にはえ、高さ約30cm。葉は根生し、柄の先端に3枚からなる小葉をつける。夏に、花弁や萼(がく)のない小形の白花を穂状につける。東北以北に分布。
なんぶ‐ちゅうへい【南部忠平】
(1904-97)元陸上競技選手。北海道生まれ。早大卒。1932年(昭和7)ロサンゼルスオリンピックで三段跳びに優勝。
なん‐ぶつ【難物】
①処理のむずかしいもの。difficult matter
②扱いにくい人。困りもの。うるさがた。fussy person
なんぶ‐てつびん【南部鉄瓶】
《「南部」は南部藩領の意》岩手県の盛岡(もりおか)市や水沢(みずさわ)市で製造される鉄瓶。宝暦(ほうれき)年間(1751〜64)、小泉仁左衛門(こいずみにざえもん)が始めたという。
なんぶ‐はん【南部藩】
江戸時代、外様(とざま)大名の一つ。藩主は鎌倉(かまくら)以来の豪族南部氏。藩祖は南部利直。関ケ原の戦いののち、徳川家康(とくがわいえやす)に所領安堵(あんど)され、陸奥国(むつのくに)岩手郡など10郡を支配。はじめ10万石、のち20万石に増封。盛岡(もりおか)藩。
なんぶ‐ふじ【南部富士】
→岩手山の異称。
なんぶ‐みんよう【南部民謡】
岩手県中部以北、青森県八戸(はちのへ)など旧南部領に属する地域の民謡の総称。盆踊り唄(うた)『なにゃどやら』『さんさ踊り』、『南部牛追い唄』など。
なんぶ‐よういちろう【南部陽一郎】
(1921-)理論物理学者。福井県生まれ。東大卒。シカゴ大教授。素粒子論において、「対称性の自発的破れ」の概念やカラー量子数の導入などで知られる。昭和53年(1978)文化勲章受章。
なん‐ぶん【難文】
むずかしくて、わかりにくい文・文章。読解に苦しむ文章。difficult sentence
なん‐ぶんがく【軟文学】
おもに恋愛・情事などを主題とした文芸作品。
なん‐べい【南米】
→南アメリカの別称。
なん‐べん【何遍】
①度数を問う語。何回。何度。how many times
②たびたび。often〈用例〉〜言ったらわかるのか。
なん‐べん【軟便】
やわらかな大便。loose passage
なん‐ぼ【何ぼ】(副)
《俗語》=なんぼう。
①どの程度。どのくらい。〈用例〉費用は〜かかりますか。
②《「なんぼ…ても(でも)」の形で》どんなに…しても。いくら…しても。〈用例〉〜言ってもむだだ。
③《「なんぼでも」の形で》いくらでも。〈用例〉〜でも説明に出向く。
なんぽ【南浦】
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)、平安南道大同江河口の港湾・工業都市。平南工業地域にあり同国随一の良港。人口37万(1987)。ナムポ。
なん‐ぼう【何ぼう】(副)
《俗語》→なんぼ(何ぼ)
なん‐ぽう【南方】
①南の方。the south
②南の方にある国。第2次大戦当時には、東南アジアの諸国や南洋諸島をいった。southern countries
なんぼう‐そうけい【南坊宗啓】
(?-?)茶人。堺(さかい)の人。千利休(せんのりきゅう)の高弟。著書に『南方録』全7巻がある。
なんぽう‐ぶっきょう【南方仏教】
南インド・スリランカやタイ・ミャンマーなど東南アジアに広まった仏教。一般に小乗仏教をさす。南伝仏教。上座部仏教。〈対義〉北方仏教。
なんぼうろく【南方録】
千利休(せんのりきゅう)の茶の湯の教えについて伝える書物。南坊宗啓(なんぼうそうけい)著。利休の高弟宗啓が、師の教えを聞き書きし、利休の認証を得たというもの。現在では、黒田藩士の立花実山(たちばなじつざん)の手が加わっていると考えられている。全7巻。
なん‐ぼく【南北】
南と北。the north and the south
なんぼく‐かくさ【南北格差】
北半球に属する先進工業国が繁栄し、南半球に属するアジア・アフリカ・ラテンアメリカの発展途上国が立ち遅れるという、南北間の不均衡な経済的関係。economic differentials of North-South
なんぼく‐せんそう【南北戦争】
(American Civil War)1861〜65年、アメリカ合衆国の北部と南部間に起こった内戦。農業を主とし奴隷制存続を主張する南部と、商工業を主とし奴隷制廃止を唱える北部が対立。1860年、リンカーンの大統領当選とともに南部諸州が連邦を離脱し、これを機に開戦。南部はゲティスバーグで大敗して65年に降伏。奴隷制は廃止された。
なんぼくちょう‐じだい【南北朝時代】
①中国、5世紀前半から6世紀後半まで、南北それぞれに王朝が交代した時代。南朝は、東晋(とうしん)のあと漢族の建てた宋(そう)・斉(せい)・梁(りょう)・陳(ちん)と続き、北朝は、鮮卑(せんぴ)族の北魏(ほくぎ)が東魏・西魏に分裂、さらに北斉・北周と続き、隋(ずい)が受け継いで天下を統一。南北それぞれ特色ある文化が発展。
②日本で、建武(けんむ)3年=延元(えんげん)元年(1336)後醍醐(ごだいご)天皇が吉野(よしの)山に南朝を開いてから元中(げんちゅう)9年=明徳(めいとく)3年(1392)後亀山(ごかめやま)天皇が京都に戻るまで、京都(北朝)と吉野(南朝)に2つの朝廷があって対立していた約60年間。吉野朝時代。
なんぼくちょう‐せいじゅんろん【南北朝正閏論】
南北両皇統のどちらが正統であるかの議論。とくに、明治44年(1911)国定教科書で南北両朝を対等に扱ったことが議会で問題となり、南朝を正統とするよう改訂させられたときのものをいう。
なんぼく‐もんだい【南北問題】
南半球に多い発展途上国と北半球の先進国との間の大きな経済格差から生まれる政治的・経済的諸問題。North-South problem〈比較〉南南問題。
なんぽ‐じょうみょう【南浦紹明】
(1235-1308)鎌倉(かまくら)時代の臨済宗の僧。正元(しょうげん)元年(1259)入宋(にっそう)して径山寺(きんざんじ)の虚堂智愚(きどうちぐ)に参禅。文永(ぶんえい)4年(1267)帰国し、崇福寺・建長寺などに住まう。純禅に徹して俊秀を輩出し、臨済宗興隆の基を開いたとされる。大応国師。
なんぼ‐なんでも【何ぼなんでも】(連語)
《俗語。とがめる気持ちでいう》いくらなんでも。〈用例〉〜ひどい。
なんぽろ【南幌】
〈町〉北海道、石狩平野中部の町。稲作中心で畜産も行う。札幌(さっぽろ)市のベッドタウン。人口8116(1994)。
なんまいだ
→なむあみだぶつ」の転。
なんマンガン‐こう【軟マンガン鉱】
マンガンの酸化鉱物。正方晶系。柱状・繊維状・塊状・粉状の結晶。金属光沢をもち、鉄黒色や青黒色。海底堆積(たいせき)物やマンガン鉱床などから産出する。pyrolusite
なん‐みん【難民】
①貧しくて生活に苦しんでいる人々。the poor
②戦災・天災などで困っている人々。
③戦争や政治的・宗教的迫害などによる国外への避難民。sufferers; refugees
なんみん‐じょうやく【難民条約】
( Convention Relating to the Status of Refugees)1951年国連で採択され、54年に発効した「難民の地位に関する条約」の通称。本国の庇護(ひご)がおよばない難民の保護を規定した条約。日本は昭和57年(1982)に加入。
なん‐めい【南溟】
南方の大海。
なん‐めり(連語)
〈古語〉
→なめり
なん‐めん【南面】(名・サ変自)
①南方に向くこと。
②《中国で、天子は南面して座ることから》帝位につくこと。〈対義〉北面。
なんめん‐の‐くらい【南面の位】
→帝位
なんもく【南牧】
〈村〉群馬県南西部、長野県に接する村。農林業が主体。コンニャク・砥石(といし)・石灰石を産出。人口4208(1994)。
なん‐もん【難問】
解答・解決がむずかしい質問・問題。difficult question〈用例〉〜奇問。〜にぶつかる。
なん‐やく【難役】
むずかしい役割・役目。difficult role〈用例〉〜をこなす。
ナンヤン【南陽】
(Nányáng)→なんよう(南陽)
なん‐よう【南洋】
①太平洋中、赤道を境としてその南北に沿う海洋。South Seas〈対義〉北洋。
②「→南洋諸島」の略。
なんよう【南陽】
〈市〉山形県南部、米沢(よねざわ)盆地にある市。赤湯温泉が中心。ブドウの産地として知られる。人口3万7190(1994)。
なんよう【南陽】
中国、河南省南西部の都市。漢水の支流白河に臨み、古来交通の要地。人口36.5万(1991)。ナンヤン。
なんよう‐いにんとうちりょう【南洋委任統治領】
パリ講和会議(1919年)の結果、日本が国際連盟から統治を委任された赤道以北の南洋群島。もとドイツ領で、1920年から第2次大戦終了まで日本の植民地となった。
なんよう‐ぐんとう【南洋群島】
①ミクロネシア・マレー諸島など、日本の南方にある熱帯の島々の総称。
②第2次大戦までの日本の南洋委任統治領の呼称。
なんよう‐ざい【南洋材】
東南アジア・オセアニア地域に産する木材。ラワン・アピトン・チーク・コクタンなど。south sea timber; tropical wood
なんよう‐しょとう【南洋諸島】
赤道の北にある太平洋の諸島。South Sea Islands
なんよう‐すぎ【南洋杉】
→アローカリア
なんよう‐はぎ【南洋剥】
ニザダイ科の海水魚。体は著しく扁平(へんぺい)で、色は青、尾びれは黄色い。全長約30cm。珊瑚(さんご)礁や岩礁域にすみ、動きはすばやい。高知県以南の暖海に分布。
なん‐ら【何等】(副)
《「なにら」の転》
①《「なんらの」の形で、下に打ち消しをともなって》どのような。any〈用例〉〜の処置もとらない。
②《下に打ち消しをともなって》なにも。少しも。not at all〈用例〉〜困らない。
なんら‐か‐の【何等かの】(連語)
なにかの。いくらかの。something; anything; somewhat〈用例〉〜措置を講ずる。
ナンリム‐さんみゃく【ナンリム山脈・林山脈】
(Nangrim)→ろうりんさんみゃく(狼林山脈)
ナンリン‐さんみゃく【ナンリン山脈・南嶺山脈】
(Nán Lĩng)→なんれいさんみゃく(南嶺山脈)
なんれい‐さんみゃく【南嶺山脈】
中国南部、広東(カントン)・広西・江西・湖南の4省にまたがり、華中と華南を分ける5山脈の総称。最高峰ユワンパオ山は標高2050m。ナンリン山脈。
なん‐ろ【難路】
けわしい道。rough road
なん‐ろう【軟鑞】
約400℃以下の低融点の鑞付け合金。主として、はんだをさす。soft solder〈対義〉硬鑞。
なん‐ろん【軟論】
弱気な意見や議論。weak argument〈対義〉硬論。
なん‐ろん【難論】
①むずかしい議論。
②議論で、相手を非難すること。論難。