に‐き【二季】
①春と秋。または、夏と冬。two seasons〈用例〉〜咲き。
②盆と暮れ。
に‐き【二期】
2つの期間。two terms
にき【仁木】
〈町〉北海道西部、積丹(しゃこたん)半島の町。リンゴ・ブドウなどの果樹栽培がさかん。人口4538(1994)。
に‐き(連語)
〈古語〉
《完了の助動詞「ぬ」の連用形に過去の助動詞「き」の付いたもの》…てしまった。〈用例〉かしこまりゆるされて、もとのやうになり〜(枕・うへにさぶらふ御猫は)。
にぎ【和】(接頭)
《古くは「にき」》やわらかな、細かいの意を表す。〈対義〉荒(あら)。〈用例〉〜みたま。
ニキーチン【Ivan Savvich Nikitin】
(1824-61)ロシアの詩人。作品『御者(ぎょしゃ)の妻』など。
にき‐えつこ【仁木悦子】
(1928-86)小説家・童話作家。本名、二日市三重。東京生まれ。本格推理小説を書いた。作品『猫は知っていた』『赤い猫』など。
にき‐かい【二期会】
オペラの研究・上演を目的に昭和27年(1952)柴田睦陸(むつむ)らが結成した団体。すぐれた人材を集めて日本音楽界に貢献。
にき‐さく【二期作】
年に2回、同一の作物を同一の耕地に作ること。ふつう、イネについていう。〈比較〉二毛作。
ニキシュ【Arthur Nikisch】
(1855-1922)ハンガリーの指揮者。ドイツで活躍。作曲者の指示を絶対視せず、指揮者の主観を作品上に投影した。
に‐ぎす【似義須・似鱚】
ニギス科の海水魚。全長22cm。水深200mほどの砂泥底にすむ。体は細長く円筒状で、背面は淡青色、腹面は銀白色。眼(め)は大きく、吻(ふん)がとがる。鮮魚として利用するほか、干物・練り製品の原料。相模(さがみ)湾以南・富山湾以南に分布。
にき‐せい【二期制】
1年を2期に分ける制度。two-term system
にきたつ【熟田津】
古代、伊予国(いよのくに)道後(どうご)温泉付近の船着き場。にきたづ。
にぎ‐てき【二義的】(形動)
根本的でないさま。二の次にしてもよいようなさま。secondary〈対義〉一義的。〈用例〉〜に考える。
にぎ‐にぎ【握握】
①《幼児語》
(ア)赤ん坊が手を、握ったり広げたりすること。
(イ)握りこぶし。
(ウ)握り飯。
②《俗語》わいろ。
にぎにぎ‐し・い【賑しい】(形)
たいへんにぎやかである。prosperous〈用例〉〜・く来場する。〈派生〉にぎにぎしさ(名)
にぎはやひ‐の‐みこと【饒速日命・芸速日命】
日本神話の神。天孫降臨に先立って河内国(かわちのくに)に降った。大和国(やまとのくに)の長髄彦(ながすねびこ)の妹を妻としたが、神武東征にさいし、長髄彦を殺して帰順したとされる。
にきび【皰】
毛穴に脂肪がつまり、毛包に炎症を起こしたもの。思春期に顔・胸・背など皮脂の分泌の多い部位に多発する。尋常性ざ瘡(ざそう)。acne vulgaris〈用例〉〜面(づら)
にきび‐だに【皰だに】
俗に、にきびの原因とされるニキビダニ科のダニ。体長約0.4mm。ふつうダニは楕円(だえん)形だが、本種は胴の後部が伸びて蛆虫(うじむし)状。人の皮脂腺(せん)や毛嚢(もうのう)に寄生。にきびの原因ではないとされるが、病原性については不詳。follicle mite
にぎ‐みたま【魂】
穏和な神霊。神霊の働きの消極的な一面。にきみたま。〈対義〉荒御魂(あらみたま)
にぎ‐やか【賑やか】(形動)
①人がたくさんいてにぎわしいさま。さかんなさま。bustling〈用例〉〜な町の通り。
②陽気ではなやかなさま。gay〈用例〉〜な人。〜な笑い声。
③派手であるさま。〈用例〉〜に飾りたてる。〈派生〉にぎやかさ(名)
にぎやか‐さ【賑やかさ】
にぎやかなこと・程度。
に‐きゅう【二級】
①第2位の等級。the second class〈用例〉〜河川。
②二級品。とくに、二級酒。second-grade article
に‐きょう【二教】
《仏教語》教説の分類法の一つ。大乗教と小乗教、頓教(とんぎょう)と漸教(ぜんぎょう)、顕教と密教、聖道(しょうどう)教と浄土教などの2種類の教え。
に‐ぎょう【二業】
芸者屋と料理屋の2つの営業。
にきょう‐ゆうずい【二強雄蕊】
→にちょうゆうずい(二長雄蕊)
にきょく‐かん【二極管】
→にきょくしんくうかん(二極真空管)
にきょく‐しんくうかん【二極真空管】
陰極と陽極とを1つの真空容器中に封入した電子管。陽極の電位が陰極より高いときだけ電流が流れる整流作用をもち、電源回路や検波回路に使う。二極管。diode
にぎら・す【握らす】(五他)
→にぎらせる(握らせる)
にぎら・せる【握らせる】(下一他)
=握らす。
①手に握るようにさせる。let a person take hold of
②金品を賄賂(わいろ)として、与える。つかませる。bribe〈用例〉いくらか〜。
にぎり【握り】
①握ること。また、その力。grasp〈用例〉〜方。〜が弱い。
②握った太さ・長さ・分量。handful〈用例〉1(ひと)〜。
③器物の握る所。柄(え)。handle〈用例〉バットの〜。かなづちの〜。
④「→握りずし」の略。〈用例〉〜3人前。
⑤「→握り飯」の略。〈用例〉お〜。
にぎり‐ぎんたま【握り金玉・握り丸】
《俗語》懐手をして、何もしないこと。
にぎり‐こぶし【握り拳】
①握り固めたこぶし。げんこつ。clenched fist
②お金を持っていないこと。てぶら。empty-handed
にぎり‐し・める【握り締める】(下一他)
①力を入れて握る。強く握る。hold firmly
②大切にして、手放さない。keep
にぎり‐ずし【握り鮨】
新鮮な魚介類や卵焼きなどをたねにして一口大に握るすし。江戸前ずし。にぎり。〈数え方〉1個・1人前・1折り・1皿。
にぎり‐つぶし【握り潰し】
提出された計画などを、うやむやにしてしまうこと。shelving
にぎり‐つぶ・す【握り潰す】(五他)
①強く握って、つぶす。crush in the hand
②提出された計画・文書などを手もとに置いて、うやむやにする。公にしない。shelve〈用例〉要求を〜。
にぎり‐ばさみ【握り鋏】
握って使う、U字形の鋏。糸切り鋏。和鋏(わばさみ)。日本鋏。
にぎり‐ばし【握り箸】
子どもなどが箸を2本の棒をにぎるようにして持つこと。
にぎり‐ぶと【握り太】
握って、太いと感じること・もの。
にきり‐みりん【煮切(り)味醂】
アルコール分を蒸発させたみりん。なべでみりんを煮立て、なべの中に火をつけてアルコール分を燃やす。にきり。
にぎり‐めし【握り飯】
飯をてのひらで丸・三角・俵形などの形に握ったもの。携帯食や軽食にする。おむすび。おにぎり。
にぎり‐や【握り屋】
《握って離さない、の意》→けちんぼう。tightfisted person; miser
に‐き・る【煮切る】(五他)
料理で、酒や味醂(みりん)などを熱してアルコール分を蒸発させる。boil off
*にぎ・る【握る】(五他)
①手の指を強く内側に曲げて固める。手の中につかむ。clasp; grasp〈用例〉ペンを〜。
②自分のものとする。hold〈用例〉権力を〜。
③人の弱点や知られると困るような情報を手に入れる。知っている。get〈用例〉弱みを〜。
④握り飯・握りずしをつくる。〈用例〉すしを〜。
にぎわい【賑わい】
にぎやかなこと。また、繁栄して豊かであること。〈用例〉枯れ木も山の〜。
にぎわ・う【賑わう】(五自)
①にぎやかになる。さかえる。繁盛する。prosper
②こみあう。be crowded〈用例〉初詣(もう)での人出で〜。
にぎわし・い【賑わしい】(形)
多くあって、はなやかである。にぎわっている。bustling; thriving〈派生〉にぎわしさ(名)
にぎわ・す【賑わす】(五他)
=にぎわせる・にぎわわす。
①にぎやかにする。make prosperous〈用例〉新聞紙上を〜。
②豊かにする。〈用例〉食膳(しょくぜん)を〜。
③恵む。施す。give in charity
にぎわ・せる【賑わせる】(下一他)
→にぎわす(賑わす)
にぎわわ・す【賑わわす】(五他)
→にぎわす(賑わす)
ニク【肉】6画
部首 肉にく 教育小2
区点 3889・JIS 4679・シフト 93F7
[音] ニク・ジク
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

①しし。骨や種のまわりにある、やわらかい組織。〈対義〉皮(ひ)。「果肉・牛肉・魚肉・筋肉」「肉質・肉食」〈用例〉(名)〜を食う。〜の厚いスイカ。
②じか。そのまま。直接。「肉眼・肉声・肉筆」
③からだ。なま身。〈対義〉霊(れい)。「肉体・肉弾・肉欲」〈用例〉(名)〜の誘惑。
④ものの厚み。「肉太(にくぶと)・肉細(にくぼそ)
⑤からだの太さ。「中肉中背(ちゅうぜい)
⑥印肉のこと。「朱肉」「肉池」〈用例〉(名)〜を貸してください。
⑦血すじ。「肉親」
〈参考〉漢字の偏になると、月の形となる。
ニク【月】4画→肉の異体字
にくづき
肉が落ちる(にくがおちる)
体がやせる。lose weight〈用例〉大病で、すっかり〜。
肉が付く(にくがつく)
体が太る。肥える。put on weight〈用例〉腹のあたりに〜。
肉を斬らせて骨を斬る(にくをきらせてほねをきる)
自分の体の肉を斬らせる危険をおかして、相手を骨まで斬って倒す。捨て身で敵に向かって勝つ。
肉を付ける(にくをつける)
①体を太らせる。make fat
②骨組みに実質を付け加える。内容をより豊かにし、厚みをつける。flesh out
ニク【宍】7画
部首 宀うかんむり
区点 2821・JIS 3C35・シフト 8EB3
[音] ニク・ジク

しし。ししむら。けものなどの肉。
に‐く【二苦】
《仏教語》内苦と外苦。四百四病などの内からの苦と、盗賊虎狼(ころう)などの害、雨寒熱などによる災いの、外からの苦をいう。
に・ぐ【逃ぐ・遁ぐ・迯ぐ】(下二自)
〈古語〉
→にげる(逃げる)
にく‐あつ【肉厚】(形動)
肉が厚いさま。thick〈用例〉〜な唇。
*にく・い【憎い・悪い】(形)
①こらしめてやりたいほど許しがたい。かわいげがない。憎らしい。hateful〈用例〉犯人が〜。私を裏切った〜男。
②《反語的に》感心だ。みごとだ。excellent〈用例〉〜できばえ。〜ことを言う。〈派生〉にくが・る(五自)にくげ(形動)にくさ(名)
にく・い【難い・悪い】(接尾)
《動詞の連用形に付いて形容詞をつくる》…するのがむずかしいの意を表す。なかなか…できない。difficult〈対義〉やすい。〈用例〉書き〜。読み〜。
にく‐いれ【肉入れ】
印肉を入れるもの。肉池。seal-padcase
にく‐いろ【肉色】
黄色を帯びた、薄紅色。肌色。
にく‐えん【肉縁】
→血縁
にく‐が【肉芽】
①腋芽(えきが)の一種。芽に多くの養分を蓄え、芋のようになったもの。落ちて繁殖に役立つ。ヤマノイモなど。珠芽(しゅが)。むかご。brood bud
②「→肉芽組織」の略。
にく‐かい【肉界】
①身体と、その働きの及ぶ範囲。
②宗教で、肉体の世界。〈対義〉霊界。
にく‐かい【肉塊】
①肉のかたまり。lump of meat
②肉体。body
にくが‐そしき【肉芽組織】
《医学では、「にくげそしき」》線維芽細胞・組織球・各種白血球・リンパ球などからなる増殖の盛んな若い結合組織。傷が治るときにみえる紅色の顆粒(かりゅう)状組織で、組織の再生と病変に重要な働きをする。granulation tissue
にくから‐ず【憎からず】(連語)
愛情がなくはない。かわいい。好ましい。〈用例〉互いに〜思う。
にく‐が・る【憎がる】(五他)
憎いと思う。hate
にく‐かん【肉感】
①身体の感覚。
②性欲をそそられるような感じ。sensualness
にく‐がん【肉眼】
生まれつきの目。また、眼鏡や望遠鏡などの助けを借りない生来の視力。naked eye〈用例〉〜では見えない。
にくかん‐てき【肉感的】(形動)
性欲をそそるさま。sensual〈用例〉〜な女優。
にく‐ぎゅう【肉牛】
肉を食用とする家畜牛。ヘレフォード・アバディーン‐アンガス・黒毛和種などの品種がある。beef〈比較〉乳牛・役牛。
にくきり‐ぼうちょう【肉切(り)包丁】
肉を切るのに使う包丁。刃渡りが長く、先端がとがっている。牛刀。
にく‐げ【憎げ】(形動)
憎らしいさま。にくにくしいさま。hateful
にく‐けい【肉刑】
身体の一部を傷つける刑。入れ墨をしたり、鼻の頭を切ったりするなど。身体刑。
にく‐けい【肉桂】
→にっけい(肉桂)
にくげ‐そしき【肉芽組織】
→にくがそしき(肉芽組織)
にく‐さ【憎さ】
憎いこと・程度。hatred〈比較〉憎しみ。〈用例〉かわいさ余って〜百倍。
憎さも憎し(にくさもにくし)
ひじょうに憎い。very hateful
にくさ‐げ【憎さげ】(形動)
いかにも憎らしいさま。にくらしげ。
にく・し【憎し】(形ク)
〈古語〉
《「心にくし」と違う》
①気に入らない。心に染まない。いやだ。〈用例〉紫草(むらさき)のにほへる妹(いも)を〜・くあらば(万葉・1・21)。
②醜い。見苦しい。〈用例〉これは、この比(ごろ)やうの事なり。いと〜(徒然・208)。
③無愛想だ。つれない。〈用例〉文やるに、〜・からず返りごとはしながら(宇治拾遺・50)。
④感心だ。あっぱれだ。〈用例〉〜・き剛の者かな(保元)。
にく‐じき【肉食】(名・サ変自)
人間が、鳥・獣の肉を食べること。meat diet
にくじき‐さいたい【肉食妻帯】
僧が肉を食べ、妻を持つこと。
にく‐しつ【肉質】
①肉の多い性質。fleshiness
②肉のある部分。fleshy portion
③肉の善し悪(あ)し。quality of meat
にくし‐み【憎しみ】
憎く思うこと・気持ち。憎悪。hatred〈比較〉憎さ。〈用例〉〜を買う。
にく‐しゅ【肉腫】
悪性腫瘍(しゅよう)のうち、筋肉・骨・血管など非上皮性起源のものの総称。増殖がさかんで転移が早い。sarcoma〈比較〉癌(がん)
にく‐じゅう【肉汁】
①肉からしぼりとった液。meat juice
②肉を煮出した汁。ブイヨン。スープ。broth
③肉を焼くとき出る汁。gravy
にく‐じゅばん【肉袢】
俳優などが着る、肌にぴったりつく肉色の下着。肉ジバン。fleshings
にく‐しょく【肉食】(名・サ変自)
①人間が動物、ことに鳥・獣の肉を食べること。にくじき。meat diet〈対義〉菜食。
②動物が他の動物を食物とすること。flesh-eating〈対義〉草食・穀食。
にくしょく‐じゅう【肉食獣】
→にくしょくどうぶつ(肉食動物)
にくしょく‐せい【肉食性】
主食として脊椎(せきつい)動物の肉をとる性質。広義には昆虫を主食とする虫食性なども含める。carnivorousness
にくしょく‐どうぶつ【肉食動物】
動物食動物の異称。動物質を食べる動物の総称。獲物を捕食するために、大きな口、鋭い歯や爪(つめ)、鋭敏な嗅覚(きゅうかく)を備えたものが多い。肉食獣。carnivorous animal〈対義〉草食動物。
にく‐しん【肉親】
身近な血族の人々。親子・兄弟・姉妹など。immediate relative
にくすい‐かじょ【肉穂花序】
無限花序の一種。中軸が太い肉質となり、表面に柄のない花が密生したもの。マムシグサ・ミズバショウ・パイナップルなど。spadix
にく‐ずく【肉ずく】
ニクズク科の常緑高木。高さ約20m。葉は長楕円(だえん)形。雌雄異株(いしゅ)。芳香のある黄白色の花を開く。果実は洋ナシ形。種子をナツメグ、種子を包む仮種皮をメースといい、ともに香辛料・薬用とする。モルッカ諸島原産。シシズク。nutmeg tree
に‐くずれ【荷崩れ】(名・サ変自)
縄などが外れて、積み荷が崩れること。fall of the load from a truck〈用例〉トラックの〜事故。
に‐くずれ【煮崩れ】(名・サ変自)
煮ているうちに、煮物の形が崩れること。break into pieces while cooking
にく‐せい【肉声】
ラジオなどを通じて聞く声に対して、直接、人の口から出る声。natural voice
ニクソン【Richard Milhous Nixon】
(1913-94)アメリカの政治家。共和党。第37代大統領(在任(1969-74))。対中国国交回復やベトナム戦終結など外交面で成果をあげた。1974年ウォーターゲート事件で辞任。
にく‐たい【肉体】
なま身のからだ。魂や精神に対して物質的なからだ。body; flesh〈対義〉精神・霊魂。
にくたい‐てき【肉体的】(形動)
〈対義〉精神的。
①肉体に関するさま。physical〈用例〉彼には〜な仕事は向かない。
→肉欲的。sensual〈用例〉〜欲望。
にくたいのもん【肉体の門】
田村泰次郎(たむらたいじろう)の小説。昭和22年(1947)発表。敗戦後の娼婦(しょうふ)たちの生態を描き、「肉体文学」の語を生む因となった。
にくたい‐び【肉体美】
肉体の美しさ。physical beauty
にくたい‐ぶんがく【肉体文学】
人間活動のただ一つの根拠として肉体を重視し、その原始的要求の中に人間の真実を探り、そこから再出発しようとする文学。第2次大戦後に、田村泰次郎(たむらたいじろう)らによって首唱されたもの。
にくたい‐ろうどう【肉体労働】
体力を使う労働。physical labor; manual labor〈対義〉頭脳労働。
にく‐たらし・い【憎たらしい】(形)
いかにも憎らしい。hateful〈用例〉〜ことを言う。〈派生〉にくたらしが・る(五自)にくたらしげ(形動)にくたらしさ(名)
にく‐だん【肉弾】
《桜井忠温(さくらいただよし)作の、日露戦争を扱った戦記物の題名から》肉体を弾丸の代わりとして敵陣に突入すること。〈用例〉〜戦。
にくだん‐さんゆうし【肉弾三勇士】
昭和7年(1932)上海(シャンハイ)事変中につくられた勇猛3兵士の逸話。敵陣に対し決死の作業を実施して戦死した3名の工兵を国民的英雄とし、将兵の士気高揚をはかった。爆弾三勇士。
にく‐ち【肉池】
印肉を入れる器。肉入れ。
にく‐ちゅう【肉柱】
ニマイガイの左右の殻を閉じる筋肉。貝柱(かいばしら)閉殻筋。
にく‐づき【肉月】
漢字を組み立てている部分の名。「肝・肥・育」などの「月」。
にく‐づき【肉付き】
肉のつき具合。太り具合。〈用例〉〜のいい人。
にく‐づ・く【肉付く】(五自)
肉がつく。太る。put on flesh; get fat; gain weight
にく‐づけ【肉付け】(名・サ変自他)
①肉をつけること。put on flesh; model
②文章などに手を入れて、内容をさらに豊かにすること。flesh out
にく‐てい【憎体】(名・形動)
①憎らしい態度・さま。
②《「憎体口(ぐち)」の略》にくまれぐち。〈用例〉〜を言う。
にく‐てき【肉的】(形動)
肉体・肉欲に関係するさま。〈対義〉霊的。
にく‐なべ【肉鍋】
①鳥・獣の肉を煮るなべ。
②鳥・獣の肉を煮ながら食べる料理。
→牛なべ
にくにく‐し・い【憎憎しい】(形)
ひどく憎らしい。hateful〈用例〉〜口をきく。〈派生〉にくにくしげ(形動)にくにくしさ(名)
にく‐ばえ【肉蠅】
ニクバエ科に属する大形のハエの総称。腐敗した魚・肉類に集まる。体長約1cm。灰色。胸背に黒い縦縞(たてじま)がある。卵胎生。幼虫も腐肉につく。世界各地に分布。flesh fly
にく‐はく【肉薄・肉迫】(名・サ変自)
《「薄」は、迫るの意》
①身をもって敵に近づくこと。接近すること。close in upon
②詰め寄ること。press hard upon
にく‐ばなれ【肉離れ】
筋肉を構成している筋線維が損傷すること。また、その状態。急に激しい運動を行ったりして筋肉に過度の負担がかかったときに起こる。torn muscle
にく‐ひつ【肉筆】
印刷でなく手で書かれた書画。handwriting〈比較〉直筆。〈用例〉〜の原稿。
にく‐ぶと【肉太】(名・形動)
文字を太く書いてあること・さま。bold-faced〈対義〉肉細。〈用例〉〜な文字。
にく‐ぶとん【肉布団・肉蒲団】
[一]同衾(どうきん)する女性を布団になぞらえていう語。
[二]《肉蒲団》中国の風俗小説。明(みん)末清(しん)初の李漁(りぎょ)の作とされる。赤裸々な性描写のため、しばしば発禁となった。一名『覚後禅(かくごぜん)』。
にく‐ぼそ【肉細】(名・形動)
文字を細く書いてあること・さま。light-faced〈対義〉肉太。
にくまれ‐ぐち【憎まれ口】
人から憎まれるような言い方。悪口。offensive remark〈用例〉〜をたたく。
にくまれっ‐こ【憎まれっ子】
人から嫌われる子ども・人。bad boy
憎まれっ子、世に憚る(にくまれっこ、よにはばかる)
憎まれっ子のほうが、社会に出ると勢力をもつようになる。Ill weeds grow apace.
にくまれ‐やく【憎まれ役】
人に嫌がられる役。ungracious part〈用例〉〜を買って出る。
にくま・れる【憎まれる】(下一自)
憎しみを受ける。be hated
にく‐まんじゅう【肉頭】
小麦粉をこねて皮とし、味をつけたひき肉、きざんだ野菜などを包んで蒸したまんじゅう。にくまん。豚饅頭。steamed meat bun