- ニザーミー【Niẓāmī】
- (1141-1209)ペルシアの詩人。ロマンチックな叙事詩の第一人者。『五つの詩(ハムセ)』は新しいジャンルをつくる。
- ニザーム‐アルムルク【Niẓām al-Mulk】
- (1018-92)イラン人の政治家。セルジュク朝の宰相としてすぐれた政策を行い、王朝の黄金時代を築く。著書『政治の書』。
- にサイクル‐きかん【二サイクル機関】
- 2行程(ピストン1往復)のうちに、吸入・圧縮・爆発・排気のすべてを終える内燃機関。two-cycle engine
- に‐さいぼうき【二細胞期】
- 発生段階において受精卵が第一卵割(らんかつ)を終え、2個の細胞になった状態。
- に‐ざかな【煮魚】
- 煮た魚。boiled fish
- にざ‐だい【仁座▼鯛】
- ニザダイ科の海水魚。体は団扇(うちわ)形で暗灰色、尾柄に黒色の骨性板が3〜5個並ぶ。全長約40cm。吻(ふん)はやや突出する。沖合いの岩礁域に群棲(ぐんせい)。食用。本州中部以南に分布。
- に‐さばき【荷▼捌き】(名・サ変自)
- ①荷物の始末をすること。disposal of goods
- ②入荷品を売りさばくこと。sale of goods
- に‐ざまし【煮冷まし】
- 煮た食べ物を冷ますこと。また、冷ましたもの。
- に‐さん【二三】
- 2つか、3つ。いくらか。少し。a few〈用例〉〜質問する。
- ニザン【Paul Nizan】
- (1905-40)フランスの小説家。評論『アデン‐アラビア』、小説『陰謀』など。
- にさん‐えんき【二酸塩基】
- 水溶液中で電離したとき、1分子の塩基から2個の水酸化物イオンを生じる塩基。diacidic base
- にさんか‐いおう【二酸化硫黄】
- 化学式SO2 無色で刺激臭がある有毒の気体。工業地帯での公害の原因物質の一つ。亜硫酸ガス。sulfur dioxide
- にさんか‐けいそ【二酸化▼珪素】
- 化学式SiO2 天然に石英などの結晶として存在。かたく、もろい。プリズム・理化学用器具・シリカゲルなどに利用。無水珪酸。シリカ。silicon dioxide
- にさんか‐たんそ【二酸化炭素】
- 化学式CO2 無色無臭で不燃性の気体。有機化合物の燃焼、呼吸などで発生。ドライアイス・清涼飲料水に利用。炭酸ガス。無水炭酸。carbon dioxide
- にさんか‐ちっそ【二酸化窒素】
- 化学式NO2 赤褐色の気体。水に溶けて硝酸となる。強い酸化作用をもち酸化剤に利用。nitrogen dioxide
- にさんかちっそ‐ちゅうどく【二酸化窒素中毒】
- 二酸化窒素ガスの吸入による中毒。職業病として、またサイロの中で発生する。急性では肺水腫(すいしゅ)をおこし、呼吸困難に陥り重症となる。nitrogen dioxide intoxication
- にさんか‐なまり【二酸化鉛】
- 化学式PbO2 茶褐色の粉末。鉛蓄電池の正極板に利用。酸化鉛(IV)。lead dioxide〈参照〉酸化鉛。
- にさんか‐マンガン【二酸化マンガン】
- 化学式MnO2 天然には軟マンガン鉱として産出。灰黒色の粉末。乾電池の材料、マッチの製造に利用。酸化マンガン(IV)。manganese dioxide〈参照〉酸化マンガン。
- *にし【西】
- ①四方の一つ。日の沈むほう。南に向かって右のほう。西方。the west〈対義〉東。〈用例〉日が〜に傾く。犬が〜向きゃ、尾は東。
- ②「→西風」の略。
- ③西方(さいほう)極楽浄土。
- 西の海へさらり(にしのうみへさらり)
- 《やっかいなものを西の海へ流してしまう、の意から》厄払いの末尾にいうことば。転じて、古いものをあっさり捨てさること。
- 西も東も分からない(にしもひがしもわからない)
- ①土地の事情・ようすがまるでわからない。また、地理にうとく、方角がわからない。be a complete stranger〈用例〉〜町。
- ②物事の道理を理解する能力がまったくない。分別がない。cannot tell "which is which"〈用例〉〜子ども。
- にじ【▼虹・▼霓】
- にわか雨や雨あがりの日などに、太陽を背にしたときに空中に見える7色からなる円弧。大気中に浮遊している水滴により、太陽光線が屈折し分散してできる。主虹と副虹の2種類がある。rainbow
- 虹が懸かる(にじがかかる)
- にじが空にあらわれる。虹が立つ。虹吹く。A rainbow appears.
- に‐じ【二字】
- ①2つの字。
- ②《多く漢字2字からなるのでいう》→実名のこと。
- 二字蒙った者(にじこうむったもの)
- 《名乗りをさずかった者、の意から》武士。
- に‐じ【二次】
- ①2番め。second〈用例〉〜試験。
- ②根本的なものに対して付随的であること。副次。secondary〈用例〉〜効果。
- ③数学で、次数が2であること。quadratic〈用例〉〜方程式。
- にしあいづ【西会津】
- 〈町〉福島県北西部の町。旧宿場町。縄文期の敷石住居跡・土器・石器が豊富。人口1万0225(1994)。
- にし‐あかり【西明(か)り】
- 日没後、しばらく西の空が明るいこと。
- にしあざい【西浅井】
- 〈町〉滋賀県琵琶(びわ)湖北岸の町。農林業・漁業が行われ、エンジン関係工業もある。人口5304(1994)。
- にし‐アジア【西アジア】
- アジア西部、パキスタンからアラビア半島、地中海東岸までの地域。乾燥地域が広がり、イスラム教徒が多い。West Asia
- にしアジア‐けいざいしゃかいいいんかい【西アジア経済社会委員会】
- (Economic and Social Commission for Western Asia)国連経済社会理事会の地域経済委員会の一つ。イランとイスラエル以外の西アジア12か国が加盟し、1974年に発足。ESCWA。
- にし‐アフリカ【西アフリカ】
- アフリカ西部、ギニア湾以北の地域。海岸地域はかつての奴隷貿易の中心地。West Africa
- にしアフリカしょこく‐けいざいきょうどうたい【西アフリカ諸国経済共同体】
- (Economic Community of West African States)域内の関税撤廃、域外への共通関税設定などによる経済的結束の強化を目的とした西アフリカ16か国による統合体。事務局はラゴス(ナイジェリア)。1976年発足。ECWAS。
- にし‐あまね【西▽周】
- (1829-97)明治の哲学者・啓蒙(けいもう)思想家。石見国(いわみのくに)津和野(つわの)の人。江戸幕府の蕃所調所(ばんしょしらべしょ)に出仕中、オランダに留学。明治6年(1873)明六社創立に参加、西洋哲学を紹介。「哲学」などの訳語をつくった。著書『百一新論』など。
- にしあらい‐だいし【西新井大師】
- 東京都足立(あだち)区西新井にある真言宗豊山派の寺。正称は総持寺。弘仁(こうにん)11年(820)空海の開基といわれ、厄除(やくよ)け大師として尊崇される。
- にしありえ【西有▽家】
- 〈町〉長崎県島原半島南東部の町。そうめんが特産。ミカンの産地。人口9634(1994)。
- にしありた【西有田】
- 〈町〉佐賀県西部、伊万里(いまり)市南隣の町。果樹栽培がさかん。隣の有田町につぐ窯業の町。人口9638(1994)。
- にしあわくら【西▼粟倉】
- 〈村〉岡山県北東端、兵庫・鳥取両県に接する村。杉材のほか林産物が多い。人口1921(1994)。
- にしいず【西▼伊豆】
- 〈町〉静岡県、伊豆半島西岸の町。花卉(かき)栽培がさかん。漁港の田子(たご)はカツオ漁・鰹節(かつおぶし)生産で有名。景勝地堂ケ島(どうがしま)がある。人口8624(1994)。
- にしいややま【西▽祖▽谷山】
- 〈村〉徳島県西部、四国山地の村。祖谷渓・かずら橋・大歩危(おおぼけ)などの名勝がある。平家落人(おちゅうど)の村としても有名。人口2093(1994)。
- にしインド‐がいしゃ【西インド会社】
- (West India Company)17世紀、東インド会社にならい、アメリカおよびアフリカ貿易の独占を図り設立された特許会社。オランダ西インド会社は1621年設立され、スペイン・ポルトガル植民地の襲撃に終始。フランス西インド会社は64年設立。いずれも負債のため74年解散した。
- にしインド‐しょとう【西インド諸島】
- (West Indies)南北アメリカ大陸間、フロリダ半島沖からベネズエラ沖まで、弧状に3000km連なる列島。バハマ・大アンティル・小アンティルの3諸島からなる。バハマ・キューバ・ジャマイカなど、11の独立国がある。
- にしうみ【西海】
- 〈町〉愛媛県南西部、西海半島南部を中心とする町。水産業主体。真珠養殖や漁業が活発。野生のサル・シカがいる鹿島(かしま)や、防風のための石垣のある民家など、観光資源が多い。人口4066(1994)。
- にしうら‐おんせん【西浦温泉】
- 愛知県蒲郡(がまごおり)市、三河湾に臨む温泉。湾の眺めがよい。
- ニジェール【Niger】
- (Republic of Niger)西アフリカの内陸にある共和国。首都ニアメ。国土の大半はサハラ砂漠で、農耕地は少ないが、ウラニウムの埋蔵量は豊富。面積126.7万km2。人口851.6万(1993)。正称ニジェール共和国。
- ニジェール‐がわ【ニジェール川】
- (Niger)西アフリカを流れるアフリカ第3の大河。長さ4200km。ギニアからマリ・ニジェール・ナイジェリアを経てギニア湾に注ぐ。
- にじ‐エネルギー【二次エネルギー】
- 電気・石油などの一次エネルギーを変換・加工したエネルギー。電力・ガソリンなど。
- にしお【西尾】
- 〈市〉愛知県南部、矢作(やはぎ)川下流の市。旧城下町。織物・鋳物工業が発達。抹茶(まっちゃ)の産地。人口9万7391(1994)。
- にしおこっぺ【西興▽部】
- 〈村〉北海道北部、北見山地の村。酪農・林業・ミンク飼育・石灰石採掘がさかん。人口1295(1994)。
- にしお‐すえひろ【西尾末広】
- (1891-1981)政治家。香川県生まれ。昭和21年(1946)日本社会党書記長。党内での右派指導者であったが、同35年(1960)に脱党して民主社会党を結成、委員長に就任。
- にしお‐みのる【西尾実】
- (1889-1979)国文学者・国語教育者。長野県生まれ。東大卒。東京女子大・法政大教授。国立国語研究所初代所長。国語教育・中世文学などに関する業績を残す。
- に‐しか(連語)
- 〈古語〉
- 《完了の助動詞「ぬ」の連用形に終助詞「しか」の付いたもの。下に「な」をともなって使われることが多い》自己の希望を表す。…たいなあ。にしが。〈用例〉伊勢(いせ)の海にあそぶあまともなり〜(後撰・恋5)。〈参照〉しかな。
- にじ‐かい【二次会】
- 会合または宴会が終わったあと、また別の所で開く酒宴など。a party after a party
- にし‐かぜ【西風】
- 西のほうから吹いてくる風。せいふう。にし。the west wind
- にしかた【西方】
- 〈町〉栃木県南西部、鹿沼(かぬま)市南東に接する町。イチゴ栽培などの園芸農業がさかん。工業も行われる。人口6885(1994)。
- にしかつら【西▼桂】
- 〈町〉山梨県東部、都留(つる)・富士吉田(ふじよしだ)両市に接する町。農業のほか甲州織の産地。人口4846(1994)。
- にしかわ【西川】
- 〈町〉山形県中部、月山(がっさん)南東麓(なんとうろく)の町。稲作、ブドウなどの果樹栽培がさかん。人口8380(1994)。
- にしかわ【西川】
- 〈町〉新潟市南西隣の町。蒲原(かんばら)穀倉地帯にあり、西川米の集散地。工業化も進む。人口1万2036(1994)。
- にし‐がわ【西側】
- ①西のほう。westward
- ②《ソ連の西にあったことから》冷戦時代に、ヨーロッパの資本主義諸国をさしたことば。the West〈用例〉〜諸国。
- にしかわ‐こいさぶろう【西川▼鯉▽三郎】
- 日本舞踊家。名古屋西川流の家元。初世(1823-1900)が流風を大成。2世(1909-83)は東京・京阪神に進出し活躍。
- にしかわ‐こうじろう【西川光▽二郎】
- (1876-1940)明治後期の社会運動家。兵庫県生まれ。キリスト教社会主義者として活動。のち運動を離れ、精神修養家に転じた。
- にしかわ‐しょうじ【西川正治】
- (1884-1952)物理学者。東京生まれ。東大卒。東大教授。X線回折に関する研究は国際的に高く評価される。昭和26年(1951)文化勲章受章。
- にしかわ‐じょけん【西川如見】
- (1648-1724)江戸中期の天文学者。長崎の人。中国や西洋の天文暦算を研究。将軍徳川吉宗(とくがわよしむね)に招かれ、経世家としても活躍。著書『華夷(かい)通商考』『町人嚢(ぶくろ)』。
- にしかわ‐すけのぶ【西川▼祐▽信】
- (1671-1750)江戸中期の浮世絵師。京都の人。上方浮世絵界の代表作家。大和絵の系統をひく美人画は有名。作品『百人女郎品定』など。
- にしかわ‐せんぞう【西川仙蔵】
- (1698-1756)日本舞踊西川流家元。歌舞伎(かぶき)の鳴物師、のち振付師になり西川流を立てる。2世以後扇蔵。
- にしかわ‐やすし【西川▽寧】
- (1902-89)書家・学者。東京生まれ。慶大卒。中国書道を研究、現代感覚に基づく書風を創始した。昭和60年(1985)文化勲章受章。著書『支那(しな)の書道』など。
- にしかわ‐りゅう【西川流】
- 歌舞伎(かぶき)舞踊の流派。元禄(げんろく)期に西川仙蔵(扇蔵)が創始。現在10世扇蔵が宗家。名古屋西川流と正派西川流の2別派がある。
- にじ‐かんすう【二次関数】
- 二次式f (x) =ax2+bx+cで表される関数。そのグラフは放物線となる。quadratic function
- にじ‐かんせん【二次感染】
- ①ある病原菌に感染して抵抗力の弱っている人が、さらにつづいて他の病原菌の感染を受けること。secondary infection
- ②集団では初発群に続いて、次に伝染して発病した人をいう。secondary infection
- にしき【▼錦】
- ①色糸や金・銀糸などで複雑な模様を織り出した厚地絹織物。brocade
- ②高級で美しい紋様のある絹織物の総称。唐(から)織物。
- ③美しい紋様のたとえ。〈用例〉もみじの〜。
- 錦を飾る(にしきをかざる)
- 成功して故郷に帰る。return home in glory
- 錦を着て故郷へ帰る(にしきをきてこきょうへかえる)
- 《唐の李延寿の『南史』「劉之りん伝」にあることば》立身出世して故郷へ帰る。return home in glory〈類似〉錦を飾る。
- 錦を着て夜行くが如し(にしきをきてよるゆくがごとし)
- 《『漢書』「項籍伝」にあることば。故郷に錦を着て夜帰る意》出世して故郷に帰っても、栄誉を人々に知られなければ甲斐(かい)がない。
- にしき【西木】
- 〈村〉秋田県中部、田沢湖西岸の村。稲作を中心に畜産、シイタケ・ナメコ栽培、林業を行う。人口6537(1994)。
- にしき【▼錦】
- 〈町〉山口県東部、徳山市北東隣の町。農林業が行われ、ワサビ・コンニャクが特産。人口4728(1994)。
- にしき【▼錦】
- 〈町〉熊本県南部、人吉(ひとよし)盆地にある町。稲作、スイカ・ナシ・モモ・茶を栽培。工業化も進む。人口1万2251(1994)。
- に‐じき【二食】
- 1日に2度だけ食事をすること。にしょく。two meals a day
- にしき‐うつぎ【二色▽空木・▼錦▽空木】
- スイカズラ科の落葉低木。本州・四国・九州の山地にはえる。高さ約2m。葉は卵状楕円(だえん)形で縁には細鋸歯(きょし)。晩春、葉腋(ようえき)に白花を散房状につける。
- にしき‐え【▼錦絵】
- 多色摺(ず)りの浮世絵版画の呼称。一般に浮世絵版画をいう。明和(めいわ)2年(1765)鈴木春信(すずきはるのぶ)らが多色摺りの技法を生み出した。色彩豊かなことから錦にたとえられた。江戸絵。
- にしき‐えび【▼錦▽海▽老】
- もっとも大きなイセエビ科のエビ。体長約55cm。暗緑色で、腹部各節の背側には黄褐色模様がある。食用。インド洋から太平洋の熱帯海域に多い。日本では三重県沿岸が分布北限だが、数は少ない。spiny lobster
- にしき‐がい【▼錦貝】
- イタヤガイ科のニマイガイ。ホタルガイに似るがはるかに小さく扇形。殻長約4cm、殻高約4.5cm。表面にはとげが多く、褐色地に白いジグザグ模様を装うが、白・黄・赤など変異が多い。房総半島以南の沿岸岩礁に付着。
- にしき‐が‐うら【▼錦ケ浦】
- 静岡県熱海(あたみ)市南部、相模灘(さがみなだ)に臨む海岸。40mもの絶壁をなす景勝地。
- にしき‐がわ【▼錦川】
- 山口県東部の川。長さ110km。莇ケ岳(あざみがたけ)に発し、岩国市で広島湾に入る。錦帯橋(きんたいきょう)がある。岩国川。
- にしき‐ぎ【▼錦木】
- ニシキギ科の落葉低木。山野にはえる。高さ約3m。枝にコルク質の翼がある。葉は楕円(だえん)形で、秋の紅葉が美しく庭木として植栽される。5月に淡黄緑色の花が咲く。ゴシキギ。
- にしき‐ごい【▼錦▼鯉】
- 美しい色彩をもつ、コイの品種。中国産のヒゴイやキゴイと普通の黒いマゴイとを交雑してつくる。体色によって紅色・黄金・大正三色・昭和三色などに区別。主産地は新潟県。イロゴイ。ハナゴイ。
- にしき‐ごろも【▼錦衣】
- シソ科の多年草。山地の木陰にはえる。高さ5〜15cm。葉の表は葉脈にそって紫色、裏は紫色で3〜4対を対生する。初夏、上部の葉の脇(わき)に淡紅色の花をつける。キンモンソウ。
- にしき‐そう【▼錦草・▽地▼錦】
- トウダイグサ科の一年草。茎は地をはい、長さ約20cm。畑や路上にはえる。葉はゆがんだ長楕円(だえん)形。茎の紅と葉の緑の対照が美しいので、この名がある。
- にし‐きた【西北】
- 西と北との中間の方角。北西。せいほく。いぬい。north-west
- にしき‐たけ【▼錦▼茸】
- 担子菌類ベニタケ科のキノコ。かさの径は約10cm。夏から秋、ブナ・マツ林に発生する。色あざやかで美しい。食用。
- にしき‐たまご【二色卵・▼錦卵】
- 和風料理の一つ。ゆで卵を黄身と白身に分けて裏ごしし、巻きすで巻くか、押し枠に重ねて入れて押し、形を作って蒸したもの。
- にしき‐づた【▼錦▼蔦】
- ウコギ科キヅタの園芸品種。葉辺に白い斑(ふ)が入る。
- にしき‐の‐みはた【▼錦の▽御旗】
- ①朝敵征討のさい、官軍の標章として用いられた、赤い錦の布に金糸・銀糸で日・月を刺繍(ししゅう)した旗。
- ②天皇旗。
- ③自分の行動や発言に対して、だれも反対できない口実。大義名分。〈用例〉人権擁護を〜とする。
- にしき‐ぶんりゅう【▼錦文流】
- (?-?)江戸前期の浄瑠璃(じょうるり)・浮世草子(うきよぞうし)作者。姓は山村。西鶴(さいかく)の門弟。浄瑠璃『本海道虎石(とらがいし)』、浮世草子『棠大門屋敷(からなしだいもんやしき)』など。
- にしき‐へび【▼錦蛇】
- ①ボア科ニシキヘビ亜科のヘビ類の総称。体長約10mと大形。無毒。皮は皮革製品などに用いる。世界の熱帯・亜熱帯に分布。パイソン。python
- ②→ヤマカガシの別名。
- にしき‐べら【▼錦▽遍羅】
- 赤・青・緑の美しい色彩のベラ科の海水魚。全長約20cm。日本中部以南の暖海に分布。
- にしき‐まさあき【西木正明】
- (1940-)小説家。本名は鈴木正昭。秋田県生まれ。早大中退。昭和63年(1988)『凍(しば)れる瞳(ひとみ)』『端島(はしま)の女』で第99回直木賞受賞。作品『オホーツク諜報(ちょうほう)船』『首相官邸のトンネル』など。
- にしきゅうしゅう‐だいがく【西九州大学】
- 私立大学。昭和43年(1968)佐賀家政大学として創立、同49年(1974)より現名。所在地は佐賀県神埼(かんざき)郡神埼町。
- にじ‐きょくせん【二次曲線】
- 2元2次方程式で表される平面曲線。楕円(だえん)・双曲線・放物線・2直線などの総称。quadratic curve
- にじ‐きょくめん【二次曲面】
- 3元2次方程式で表される空間図形。楕円(だえん)面・双曲面・放物面・2平面などの総称。quadratic surface
- にじ‐ぐち【二字口】
- 《「二」の字の形になっているところから》相撲で、土俵の東西の、段になっている上がり口。
- に‐じげん【二次元】
- 次元の数が2つであること。長さと幅だけの広がり。平面の広がり。two dimensions〈対義〉一次元・三次元・四次元。
- にし‐げんぽ【西玄▼甫】
- (?-1684)幕府の医官。長崎の人。最初オランダ語通訳、のち医術をフェレイラに学ぶ。江戸前期の蘭方(らんぽう)外科の名医として有名。
- にしごう【西郷】
- 〈村〉福島県南部、白河(しらかわ)市西隣の町。農業・工業が行われる。甲子(かっし)温泉郷で知られる。人口1万7201(1994)。
- にじ‐こうがい【二次公害】
- 副次的に発生する公害。たとえば、公害病治療のために用いた薬物が、さらに引き起こした、別の新しい公害。
- にしごうし【西合志】
- 〈町〉熊本市北隣の町。稲作、タバコ・スイカなどの栽培がさかん。宅地化が進む。人口2万4203(1994)。
- にしゴート‐ぞく【西ゴート族】
- ゲルマンの一部族。4世紀後半フン族の圧迫を受け、黒海(こっかい)北岸からローマ帝国領に入り、民族大移動の発端をなした。5世紀にイベリア半島に王国を建国、8世紀まで存続。Visigoth
- にし‐サハラ【西サハラ】
- (Western Sahara)アフリカ北西部、旧スペイン領サハラ。大部分が砂漠。1976年サハラ‐アラブ民主共和国が樹立され独立を宣言したが、隣接するモロッコが替わって領有権を主張、武力紛争が続く。国連の仲介で独立か併合かの住民投票の実施が合意されたが、投票資格を持つ住民の確定で対立が再然、投票は延期されている。人口21.3万(1993)。
- にし‐サモア【西サモア】
- (Western Samoa)南太平洋、ポリネシア南東部の小島群からなる国。首都アピア。1962年ニュージーランドから独立。火山島と珊瑚礁(さんごしょう)の島々で、コプラ・ココア・バナナが主産物。面積0.3万km2。人口16.3万(1993)。
- にしざわ‐いっぷう【西沢一風】
- (1665-1731)江戸中期の浮世草子(うきよぞうし)・浄瑠璃(じょうるり)作者、本屋。大坂の人。浮世草子界の重鎮となり、また豊竹座(とよたけざ)座付き作者となる。浮世草子『御前義経(ごぜんぎけい)記』、著書『今昔(こんじゃく)操(あやつり)年代記』など。
- にしざわ‐いっぽう【西沢一▼鳳】
- (1801-52)江戸後期の歌舞伎(かぶき)脚本作者・随筆作者。大坂の人。一風(いっぷう)の曾孫(そうそん)。随筆『伝奇作書』など。
- にしざわ‐じゅんいち【西▼澤潤一】
- (1926-)工学者。宮城県生まれ。東北大卒。東北大教授。ほとんど損失なしで交流を直流に変換する半導体のpinダイオードの開発者。光通信の分野での業績も大きい。平成元年(1989)文化勲章受章。
- にじ‐しき【二次式】
- 次数が2次の整式。quadratic expression
- にしシベリア‐ていち【西シベリア低地】
- (Zapadno-Sibirskaya Nizmennost)ロシアのシベリア西部、ウラル山脈からエニセイ川までの広い低地。中央をオビ川が流れる。
- にじ‐しょうひしゃ【二次消費者】
- 食物連鎖で、消費者のうち、バッタなどの一次消費者を食べて生活するような小形の肉食動物。カエルなど。secondary consumer
- にし‐じん【西陣】
- ①《応仁(おうにん)の乱に、西軍の山名宗全(やまなそうぜん)が本陣をおいて「西陣」と称したことから》京都市上京区の堀川(ほりかわ)から西、一条通りから北の地区。平安時代から絹織物業がさかん。
- ②「→西陣織」の略。
- にしじん‐おり【西陣織】
- 京都市西陣地区産出の高級で精巧な絹織物の総称。伝統があり、技術がすぐれ、他の地方の追随を許さない。西陣。
- にし・する【西する】(サ変自)
- 西の方へ行く。〈対義〉東する。
- にじ‐せいちょう【二次成長】
- 根・茎の先端の分裂組織による伸びである一次成長に対し、形成層の分裂による側方への太さの増加。secondary growth
- にじ‐せんい【二次遷移】
- 極相、または遷移の途中の段階にある植物群落が、人為的に破壊されたあとに進行する遷移。土壌に種子や根株が残っている耕作跡地・伐採跡地などにあらわれる。secondary succession
- にしせんぼく【西仙北】
- 〈町〉秋田県中部、雄物(おもの)川沿いの町。かつて河港として栄えた。大綱引きが有名。人口1万2135(1994)。
- にしそのぎ‐はんとう【西▽彼▼杵半島】
- 長崎県大村湾の西にある半島。サツマイモ・ミカンの栽培、真珠養殖がさかん。
- にじ‐たいこう【二次体▼腔】
- 動物の体腔のうち、嚢胚(のうはい)期以後に、中胚葉に由来する組織に囲まれてできる体腔。真体腔。secondary body cavity
- にしだ‐きたろう【西田幾多郎】
- (1870-1945)哲学者。石川県生まれ。東大選科卒。京大教授。仏教哲学をはじめとする東洋的思想の伝統の上にカント・ヘーゲルらの西洋哲学を摂取し、独自の西田哲学を樹立。昭和15年(1940)文化勲章受章。著書『善の研究』『無の自覚的限定』など。
- にし‐たけいち【西竹一】
- (1902-45)馬術競技選手。軍人・男爵(だんしゃく)。東京生まれ。1932年ロサンゼルスオリンピックで馬術大賞典障害飛越に優勝。第2次大戦中、硫黄(いおう)島で戦死。
- にしだ‐しゅうへい【西田修平】
- (1910-)元陸上競技選手。和歌山県生まれ。1936年(昭和11)ベルリンオリンピックで棒高跳び2位となる。
- にしだ‐てんこう【西田天香】
- (1872-1968)一灯園の創始者。滋賀県生まれ。明治38年(1905)京都に道場を創立。光明祈願による新生活を提唱。著書『懺悔(ざんげ)の生活』。
- にしだ‐みつぎ【西田▽税】
- (1901-37)右翼運動家。元陸軍少尉。鳥取県生まれ。北一輝(きたいっき)に共鳴し猶存社に参加、国家改造運動を指導。二・二六事件に連座し死刑。