ぬ【ぬ・ヌ】
五十音図な行第3の仮名。平仮名「ぬ」は「奴」の草体。片仮名「ヌ」は「奴」の右。
ぬ【野】
〈古語〉
のはら。〈用例〉千葉の〜の児手柏(このてがしは)の含(ほほ)まれど(万葉・20・4387)。〈参考〉「野」にあてられている万葉仮名「努」「怒」などを、江戸時代の国学者が「ぬ」と訓読したもの。用例の歌の表記は「奴」で、これは一説に上代東国方言としている。
ぬ【寝】(下二自)
〈古語〉
→ねる(寝る)
ぬ(助動特殊型)
〈文語的〉
《古語の助動詞「ず」の連体形が口語に残ったもの》打ち消しの意を表す。…ない。〈用例〉見知ら〜人。あら〜方(かた)
ぬ(助動ナ変型)
〈古語〉
《用言の連用形に付く》
①動作や作用が完了する意を表す。…た。…てしまった。〈用例〉はや、舟に乗れ、日も暮れ〜(伊勢・9)。
②《多く推量の助動詞「む」「らむ」「べし」などをともなって》きっと…にちがいない。〈用例〉風も吹き〜べし(土佐)。
③《命令形で》強調や念を押す意を表す。きっと…。さあ…。〈用例〉月もいと明(あ)かければ「おりね」としひてのたまへば(和泉式部日記)。
④《中世以後》動作や作用を並列する意を表す。…たり…たり。〈用例〉なき〜わらひ〜ぞし給ひける(平家・10・藤戸)。
ヌアー‐ぞく【ヌアー族】
スーダン南部のナイル川上流に住むナイロート系民族。牛の放牧・狩猟・漁労に従事。ヌエル族。Nuer
ヌアクショット【Nouakchott】
アフリカ北西部、モーリタニアの首都。大西洋岸に位置し、生ゴム・岩塩などの集散地。人口39.3万(1988)。
ぬい‐あげ【縫(い)揚げ・縫(い)上げ】(名・サ変他)
子どもの着物の肩や腰にひだをとって縫い止めておくこと。あらかじめ大きめにつくっておき、成長に対処するための方法。縫い揚げる場所によって、肩揚げや腰揚げなどという。揚げ。
ぬい‐あ・げる【縫(い)上げる】(下一他)
①縫い終える。finish sewing〈用例〉着物を1日で〜。
②ぬいあげをする。
ぬい‐あわ・せる【縫い合(わ)せる・縫(わ)せる】(下一他)
2つのものを縫ってつなげる。縫合する。sew up
ぬい‐いと【縫(い)糸】
裁縫用の糸の総称。布地・縫い方・針に応じて、素材・太さを選ぶ。管巻きのミシン糸と紙カード巻きの手縫い糸がある。sewing thread
ぬい‐かえ・す【縫(い)返す】(五他)
①縫ってあったものをほどき、改めて縫う。縫い直す。sew anew
②縫い終わったとき、逆の方向に少し縫って、糸が抜けないようにする。
ぬい‐かた【縫(い)方】
①縫う方法。how to sew〈用例〉〜を工夫する。
②縫う係の人。sewer
ぬい‐ぐるみ【縫(い)包み】
①動物などに扮(ふん)するためにかぶる、そのものの形をした袋状の衣装。animal costume
②動物などの形に縫った袋に詰め物をした玩具(がんぐ)や装飾品。stuffed toy
ぬい‐こ・む【縫(い)込む】(五他)
①縫い合わせた布の端が、縫い目の奥に隠れるように縫う。sew in
②中にものを入れて縫う。包み込んで縫う。
ぬい‐しぼり【縫(い)絞り】
絞り染めの方法の一つ。模様の輪郭や曲線などにそって糸で縫い、糸を引き締めて染色する。
ぬい‐しろ【縫(い)代】
衣服の構成上、縫い合わせ、または揚げのために必要な布のゆとり。表にはあらわれないで、ほとんどが裏側に縫い込まれる。seam allowance
ぬい‐つ・ける【縫(い)付ける】(下一他)
縫ってつける。sew on
ぬい‐とり【縫(い)取り】(名・サ変他)
布地の上に、色糸で模様を縫い表すこと。また、そのもの。刺繍(ししゅう)。embroidery
ぬい‐なおし【縫(い)直し】
縫ってある物を1度ほどいて、改めて縫うこと。また、そのもの。resew
ぬい‐なお・す【縫(い)直す】(五他)
縫ってあるものをほどいて、改めて縫う。縫い返す。sew anew
ぬい‐はく【縫(い)箔】
①刺繍(ししゅう)と摺箔(すりはく)で模様を表す技法。また、その染織品。
②①の技法を用いた能装束の一つ。〈参照〉摺箔(すりはく)
ぬい‐ばり【縫(い)針】
衣服その他の物を縫うために用いる針。鋼鉄製。手縫い針は和裁用と洋裁用に大別される。needle
ぬい‐め【縫(い)目】
①縫い合わせた部分。seam〈用例〉〜がほどける。
②縫った糸の目。stitch〈用例〉〜がきれいだ。
ぬい‐もの【縫(い)物】
①衣服などを縫うこと。裁縫。sewing〈用例〉〜ができない。
②縫った物。仕立物。needlework〈用例〉〜を届ける。
③縫い取りをすること。また、縫い取りをするものや縫い取りをしたもの。embroidery
ぬい‐もよう【縫(い)模様】
縫い取りにした模様。
ぬい‐もん【縫(い)紋】
刺繍(ししゅう)であらわした紋。羽織や長着に、一つ紋・三つ紋の略式紋あるいはしゃれ紋として入れる。〈対義〉染め抜き紋・描き紋。
*ぬ・う【縫う】(五他)
①糸のついた針で布と布をつなぎ合わせる。またそのようにして衣服などを作る。sew〈用例〉ほころびを〜。洋服を〜。
②縫い取りをする。刺しゅうする。embroider〈用例〉花模様を〜。
③外科で、傷口を糸のついた針でとじ合わせる。sew up〈用例〉3針〜。
④物と物との間をぶつからないように曲がりくねって通りぬける。thread one's way〈用例〉人波を〜・って進む。
⑤針のように先が尖ったものが突きさす。〈用例〉槍(やり)が鎧(よろい)を〜。
ヌー【gnu】
アフリカの草原に群棲(ぐんせい)するウシ科のレイヨウ。肩高約1.3m。体重約250kg。ウシレイヨウ。ウシカモシカ。ワイルドビースト。
ヌース【nūs(ギリシア)
《古代ギリシア哲学の用語。精神・心・理性、の意》最初に用いたアナクサゴラスでは世界の原理の意。プラトン・アリストテレスは人間の魂、理性の意で用いた。nous
ヌー‐チアン【怒江】
(Nù Jiāng)→どこう(怒江)
ぬうっ‐と(副)
①のろい動作で薄気味悪く、不意に現れるさま。creepy〈用例〉暗やみの中から〜人が現れる。
②のっぺりとしたさま。
ヌーディスト【nudist】
裸で暮らすのがもっとも自然で美しいという主張をもち、実践している人たち。アメリカでは1950年代の後半、ヌーディストクラブが公認されている。裸体主義者。
ヌード【nude】
はだか。とくに、芸術作品の裸体画・裸体像。
ヌード‐しゃしん【ヌード写真】
裸体を撮影した写真。女性ヌード写真は他の造形芸術と異なる映像表現を成立させた。nude photo
ヌード‐ショー
《和製語》女性の裸体を見せるショー。昭和22年(1947)東京新宿で「額縁ヌードショー」が行われ、モデルが十数秒静止したまま裸体を見せたのがはじまり。striptease
ヌード‐スタジオ
《和製語》写真撮影とか絵を描くという名目で、入場料をとって女性の裸体を見せるところ。
ヌード‐マウス【nude mouse】
全身無毛のマウス(ハツカネズミの飼育品種)の一系統。先天的に胸腺(きょうせん)不全なので、免疫反応における胸腺の役割や腫瘍(しゅよう)の研究に欠かせない実験動物。
ヌートリア【nutria】
カプロミス科の水生の哺乳(ほにゅう)類。体長約40cm。茶褐色。後脚に水かきがある。夜行性で植物食性。毛皮獣で、日本でも野生化。南米原産。カイリネズミ。
ヌードル【noodle】
めん類、とくに押し出し方式でつくられた帯状のめん。日本農林規格では、マカロニ類のうちの帯状のもの。
ヌーベル‐クリティック【nouvelle critique(フランス)
フランスの新しい文学批評。作品のテーマや構造分析を通して批評の自立をめざす。プーレ・リシャール・バルトなど。
ヌーベル‐バーグ【nouvelle vague(フランス)
《新しい波、の意》1950年代後半のフランス映画界の新しい映画運動の呼称。青年監督たちが、旧来の映画作法にとらわれない個性的な作品を発表したが、この現象は数年で消滅した。ゴダール・トリュフォーなど。
ヌーボー【nouveau(フランス)
[一](名)《新しい、の意》
①曲線的で、装飾性に富んだ美術様式。Art Nouveau〈参照〉アールヌーボー。
②当年産のワインのこと。
[二](形動)《音の感じから、ぬうっとしてぼうっとしたの意にかけて》とらえどころがないさま。vague〈用例〉〜とした人物。
ヌーボー‐ロマン【nouveau roman(フランス)
1950年代以来のフランスの前衛小説の一群に与えられた名称。従来の小説への方法的懐疑に基づき、大胆な実験的手法で世界の「意味」を重層的多角的に追究する。ロブ=グリエ・ビュトール・サロート・シモンなど。アンチロマン。
ヌーメア【Nouméa】
太平洋南西部、ニューカレドニア島南部の港湾都市。人口6.0万(1983)。
ぬえ【鵺】
→トラツグミの別名。
②源頼政(みなもとのよりまさ)が退治したといわれる伝説上の怪物。頭部はサル、胴はタヌキ、尾はヘビ、手足はトラに似ていたという。
③態度や考え方などがよくわからない人・物のたとえ。
鵺の様(ぬえのよう)
鵺のように正体不明なさま。
ぬえこ‐どり【ぬえ子鳥】
→トラツグミの別名。
②[枕ことば]《トラツグミの鳴き声が悲しげなことから》「うら泣く」にかかる。〈用例〉村肝(むらきも)の心を痛み〜うらなけ居(を)れば(万葉・1・5)。
ヌエット【Noël Nouët】
(1885-1969)フランスの詩人・エッセイスト。来日し日仏文化交流に尽くす。詩集『無限に渇(かつ)える心』など。
ぬえ‐てき【ぬえ的】(形動)
正体が不明であるさま。あいまい。ぬえの様。mysterious〈用例〉〜存在。
ぬえどり‐の【ぬえ鳥の】
[枕ことば]《「ぬえどり」は、トラツグミの別名。その鳴き声が悲しげなことから》「うらなく・のどよふ・片恋」などにかかる。〈用例〉〜片恋つま朝鳥の通はす君が夏草の思ひ萎(しな)えて(万葉・2・196)。
ぬか【糠】
①玄米などを精白するとできる果皮・種皮・胚芽(はいが)の砕粉物。一般には米ぬか。肥料・飼料・ぬか漬けなどや、洗顔・つや出しに使う。rice bran
②《接頭的》細かい、はかない、頼りないなどの意を表す。vain〈用例〉〜喜び。
糠に釘(ぬかにくぎ)
手ごたえ・反応や効果・効き目のないたとえ。just like plowing the sands〈類似〉豆腐に鎹(かすがい)。暖簾(のれん)に腕押し。
糠を舐りて米に及ぶ(ぬかをねぶりてこめにおよぶ)
外からだんだんと害が中心におよんでくるたとえ。
ぬか【額】
〈古語〉
①ひたい。〈用例〉〜をつき祈り申す(更級)。
②ぬかずくこと。〈用例〉うちおこなひたる暁の〜など、いみじうあはれなり(枕・あはれなるもの)。
ぬ‐か(連語)
〈古語〉
《上代語。打ち消しの助動詞「ず」の連体形に終助詞「か」の付いたもの。多く「…も…ぬか」の形で》願望の意を表す。…てくれないかなあ。…てほしい。〈用例〉わが命も常にあら〜昔見し象(きさ)の小川を行きて見むため(万葉・3・332)。
ヌガー【nougat(フランス)
キャンデーの一種。砂糖・水あめ・アルブミン・ゼラチン・各種ナッツ類を原料として作る。昔はアーモンドとはちみつで作った。nougat
ぬか‐あぶら【糠油】
→こめぬかあぶら(米糠油)
ぬか‐あめ【糠雨】
ぬかのように細かい雨。霧雨。0.2〜0.5mmほどの雨粒が、低い連続した濃い層雲から降る。こぬか雨。drizzle
ぬか‐えび【蝦】
淡水産のヌマエビ科のエビ。体は褐色または暗褐色で、体長約3cm。佃煮(つくだに)、釣りえさに利用。本州中部に分布。
ぬか‐か【糠蚊】
ヌカカ科のカの総称。体長約2mm。蚊帳(かや)の網目も通過し、吸血する。幼虫は水生。本州・四国・九州に分布。
ぬか‐ご【余子】
→むかごの別称。
ぬか・す【吐かす】(五他)
《俗語》人のいうことばを見下げていう。いいやがる。〈用例〉生意気を〜な。
ぬか・す【抜かす】(五他)
①抜いて取り去る。漏らす。omit〈用例〉遅れた人を〜。
②間をとばす。skip〈用例〉2ページ〜。
ぬが・す【脱がす】(五他)
他人の身につけているものをとる。また、そのようにさせる。strip〈用例〉服を〜。
ぬか‐ずき【漿】
→ホオズキの異名。
ぬか‐ず・く【額突く】(五自)
①ひたいを地につけて拝む。〈用例〉神前に〜。
②丁寧にお辞儀する。make a deep bow
ぬかた【額田】
〈町〉愛知県東部、岡崎市東隣の町。林業が中心で、スギ・ヒノキ材やシイタケ・シメジなどを産出。人口9755(1994)。
ぬかた‐の‐おおきみ【額田王】
(?-?)『万葉集』初期の代表的宮廷女流歌人。父は鏡王(かがみのおおきみ)。大海人皇子(おおあまのおうじ)(天武天皇)に愛され十市皇女(とおちのひめみこ)を産み、のち天智(てんじ)天皇に召される。豊かな情感と確かな技巧をもち、『万葉集』に長歌・短歌合わせて11首を残す。
ぬか‐づけ【糠漬(け)】
→ぬかみそづけ(糠味噌漬け)
ぬか‐どこ【糠床】
→ぬかみそ(糠味噌)
ぬかびら‐おんせん【糠平温泉】
北海道中部、上士幌(かみしほろ)町の温泉。大雪(たいせつ)山系の山ふところ、糠平湖畔の原生林に囲まれた温泉。
ぬか‐ぶくろ【糠袋】
米ぬかを入れた布袋。美容上の目的で入浴・洗顔などに用いたり、木床や柱のつや出しに使用する。
ぬか‐ぼ【糠穂】
イネ科の多年草。道端にはえる。高さ約40cm。葉は線形で、5〜6月に円錐(えんすい)形の花穂を立て、緑色ときに紫色の小穂を多数つける。
ぬか‐ぼし【糠星】
①大空に、ぬかのように散らばって光る、たくさんの小さな星。
②兜(かぶと)の鉢の小さな突起。
ぬかぼし‐そう【糠星草】
イグサ科の多年草。山野の路傍にはえる。長さ10〜15cmの細く柔らかな葉を叢生(そうせい)。4〜5月、20〜30cmの花茎をのばし、枝分かれした先に淡褐緑色の小さな花をつける。
ぬか‐みそ【糠味噌】
野菜類を漬けるため、米ぬかに塩水などをまぜて練り、発酵させたもの。ぬかどこ。
糠味噌が腐る(ぬかみそがくさる)
《多く、あざけっていう》歌声が悪声である。また、歌が調子はずれである。poor song
ぬかみそ‐くさ・い【糠味噌臭い】(形)
①ぬかみそのにおいがする。
②所帯じみている。a frumpy housewife
ぬかみそ‐づけ【糠味噌漬(け)】
ぬかみそに漬けた漬け物。関西ではどぶ漬け。ぬかづけ。
ぬ‐かも(連語)
〈古語〉
《上代語。打ち消しの助動詞「ず」の連体形に終助詞「かも」の付いたもの》願望の意を表す。…であってほしいなあ。…ないかなあ。〈用例〉梅の花今咲けるごと散り過ぎずわが家(へ)の園(その)にありこせ〜(万葉・5・816)。
ぬか‐よろこび【糠喜び】(名・サ変自)
当てがはずれて、喜んだかいがなくなること。そらよろこび。premature joy
ぬからぬ‐かお【抜からぬ顔】
①抜け目のない顔つき。
②そしらぬふりの顔つき。
ぬかり【抜かり】
抜かること。手落ち。油断。blunder; miss; carelessness〈用例〉準備に〜はない。
ぬか・る【抜かる】(五自)
油断して、しくじる。〈用例〉〜なよ。
ぬか・る【濘る】(五自)
道がどろんこになる。ぬかるむ。be muddy
ぬかる‐み【濘】
ぬかった所。どろ道。mud
ぬかる・む【濘む】(五自)
→ぬかる(泥濘る)
ぬき【抜き】
①抜くこと。omission〈用例〉朝食〜。
②ふつう入れてあるものを入れないこと。without〈用例〉わさび〜の鮨(すし)
③ドジョウの骨を抜くこと。
ぬき【貫】
垂直の柱と柱を貫いてつなげる横木。住宅の柱の太さがほぼ定まった最近では、柱を固めるための、できあいの薄い木板の建築用材をいう。
ぬき【緯】
横糸。ぬきいと。〈対義〉縦。
ぬき‐あし【抜(き)足】
音のしないようにそっと足を上げて歩くこと。stealthy step
抜き足差し足(ぬきあしさしあし)
他人や相手に気づかれないなどのために、そっと歩くようす。with stealthy steps〈用例〉〜忍び足。
ぬき‐あわ・せる【抜き合(わ)せる・抜合(わ)せる】(下一他)
両方が刀を抜いて向き合う。
ぬき‐いと【抜(き)糸】
縫い物をほどいて抜き取った糸。
ぬき‐いと【緯糸】
織物の横糸。〈対義〉縦糸。
ぬき‐うち【抜(き)打ち】
①刀を抜くと同時に斬りつけること。whip out a sword and slash at
②不意に行うこと。without notice〈用例〉〜のテスト。
ぬきうち‐かいさん【抜(き)打ち解散】
政府が自分の都合のよい時期をねらって、前触れなく急に行う衆議院の解散。〈対義〉予告解散。
ぬきうち‐スト【抜(き)打ちスト】
法律や労働協約で定められている予告期間を無視して、抜き打ち的に行われるストライキ。surprise strike
ぬき‐えもん【抜(き)衣紋】
和服の後ろ襟を背側におし下げ、襟足を多く見せるように着ること。抜き襟。
ぬき‐えり【抜(き)襟】
→ぬきえもん(抜き衣紋)
ぬき‐がき【抜(き)書き】(名・サ変他)
ところどころを書き抜くこと。書き抜いた文章。extract
ぬぎ‐か・ける【脱(ぎ)掛ける】(下一他)
①服を脱いで物の上にかける。
②身につけているものを脱ぎ始める。一部分を脱ぐ。脱ぎかかる。
ぬき‐さし【抜き差し】
①抜き取ることと差しこむこと。
②始末。処置。
抜き差しならない(ぬきさしならない)
どうにもならない。のっぴきならない。fall into a fix; inevitable
ぬき‐さ・る【抜(き)去る】(五他)
①抜いて取り除く。すっかり抜く。pull out
②追い越して先に進む。pass〈用例〉一気に5人〜。
ぬぎ‐す・てる【脱(ぎ)捨てる】(下一他)
脱いでそのままにしておく。throw off
ぬき‐ずり【抜(き)刷り】(名・サ変自他)
雑誌や論文集の印刷のさい、ある部分だけを、別に増し刷りすること。また、その印刷物。
ぬき‐だ・す【抜(き)出す】(五他)
①抜いて出す。draw out〈用例〉書類を〜。
②多くの中から選び出す。select〈用例〉該当者を〜。
ぬきつ‐ぬかれつ【抜きつ抜かれつ】(連語)
追い抜いたり追い抜かれたり。ほぼ互角の勝負をしているさま。nip and tuck〈用例〉〜の大接戦。
ぬき‐つ・れる【抜(き)連れる】(下一他)
大勢が一度に刀を抜く。抜きつらねる。
ぬき‐て【抜(き)手】
日本古来の泳法の一種。頭は水面上に出したまま、左右の手で交互に水をかいて水面上に腕を抜き出し、脚はあおり足を用いる。ぬきで。overarm stroke〈比較〉クロール。
抜き手を切る(ぬきてをきる)
抜き手で泳ぐ。
ぬきとり‐けんさ【抜(き)取り検査】
品質管理の方法の一つ。製品からサンプルを抜き取って判定基準と比較し、合格・不合格を決める検査。sampling inspection
ぬき‐と・る【抜(き)取る】(五他)
①一部を抜いて、または選んで取り出す。pull out
②中身を引き抜いて盗む。盗み取る。pilfer
ぬきな‐かいおく【貫名海屋】
(1778-1863)江戸後期の儒者・書家・画家。阿波(あわ)の人。名は苞(しげる)、晩年は菘翁(すうおう)。幕末の三筆の一人で、山水画もよくした。書『白玉井銘』など。
ぬき‐に【抜(き)荷】
①商品の中から、こっそりと抜き取って売ること。また、その品。pilfered goods
②抜け荷。smuggled goods
ぬき‐はな・つ【抜(き)放つ】(五他)
一気に刀を抜く。unsheathe
ぬき‐み【抜(き)身】
さやから抜いた刀。白刃(しらは)
ぬき‐よみ【抜(き)読み】(名・サ変他)
とばして必要な部分だけを読むこと。
ぬきん・でる【抜きんでる・抽んでる・擢んでる】(下一自)
《「ぬきいづ」の転》飛び抜けている。ひいでる。excel〈用例〉運動能力が〜。