- ね‐さがり【値下がり】(名・サ変自)
- 値段が安くなること。fall in price〈対義〉値上がり。
- ね‐さげ【値下げ】(名・サ変他)
- 値段を安くすること。値引き。reduction in price〈対義〉値上げ。
- ね‐ざけ【寝酒】
- 寝るときに飲む酒。寝つきをよくするために飲む酒。nightcap〈比較〉晩酌。
- ね‐ざさ【根▼笹】
- イネ科の常緑のタケ。山野に群生し、稈(かん)は高さ約3m。節から数本の枝を出し、2〜10片の皮針形の葉をつける。本州西南部以南に分布。
- ね‐ざし【根挿し】
- 植物の挿し木法の一つ。若い根を短く切り取り、土中に斜めに埋めて発根・発芽させるもの。root cutting
- ね‐ざ・す【根差す】(五自)
- ①植物が根をおろす。根がつく。take root
- ②もとづく。be based on〈用例〉宗教に〜・した民族間の対立。
- ③深く定着する。be deeply rooted〈用例〉民主主義が〜。
- ね‐ざめ【寝覚め】
- 眠りから覚めること。目覚め。wake up〈対義〉寝付き。
- 寝覚めが悪い(ねざめがわるい)
- ①眠りから覚めたあとの気分が悪い。
- ②過去の行いが反省されて、良心に責められる。feel remorseful
- ねざめのとこ【寝覚ノ床】
- 長野県南西部、木曽(きそ)川にある景勝地。花崗(かこう)岩の河床が浸食されて、奇景を呈する。
- ね‐ざや【値▼鞘】
- ①同一銘柄の、旧株と新株との値段の開き。margin
- ②東京と大阪の取引所間でみた、同一銘柄の株価の開き。difference
- ③各銘柄間の株価の相違。difference
- ④売値と買値の開き。spread
- ねじ【▼螺子・▼捻子・▼捩子・▼螺▽旋】
- ①しめつけて物を固定するための部品。円筒または円錐(えんすい)の側面にらせん状の突起(ねじ山)をつけた雄(お)ねじと、それにちょうど合うように円筒の内側に溝をつけた雌(め)ねじとがある。スクリュー。screw
- ②時計などのぜんまいを巻く装置。spring
- ③緊張。しまり。strain
- 螺子が緩む(ねじがゆるむ)
- 気持ちがたるんでいる。be loose
- 螺子を巻く(ねじをまく)
- 強く注意して、緊張させる。get...moving
- ねじ‐あ・ける【▼捩(じ)開ける】(下一他)
- ねじって無理にあける。こじあける。wrench open
- ねじ‐あ・げる【▼捩(じ)上げる】(下一他)
- ねじって上へ上げる。ひねり上げる。ねじり上げる。twist hard〈用例〉腕を〜。
- ねじ‐あっしゅくき【▼螺子圧縮機】
- 互いにかみ合い、相互に逆回転する2つのスクリューによって、ケーシング(容器)とローターの間の空気を圧縮する装置。スクリュー圧縮機。screw compressor
- ねじ‐あやめ【▼捩▼菖▼蒲】
- アヤメ科の多年草。庭にうえる。葉は剣状でねじれる。春、アヤメに似た淡碧紫(へきし)色の花を開く。中国原産。バリン。
- ねじ‐き【▼捩木】
- ツツジ科の落葉小高木。山地にはえる。高さ5〜6m。幹はややねじれる。葉は卵形。6月ごろに鐘形の白花をたくさん下向きにつける。
- ねじ‐きり【▼螺子切り】
- ボルトの材料にねじの溝をつける作業。また、その工具。thread cutting
- ねじ‐き・る【▼捩(じ)切る】(五他)
- ねじって切り離す。twist off
- ねじ‐くぎ【▼螺子▼釘】
- 足の部分が雄(お)ねじになっている釘。ねじまわしなどでねじ込む。screw
- ねじ‐く・れる【▼拗くれる・▼捩くれる】(下一自)
- ①ねじけて曲がる。
- ②ひねくれる。
- ねじ・ける【▼拗ける・▼捩ける】(下一自)
- ①曲がりくねる。be twisted
- ②ひねくれる。ひがむ。become perverse; warp
- ねじ‐こ・む【▼捩(じ)込む】(五自他)
- ①(他)ねじって、無理に入れる。screw in
- ②(自)相手の落ち度につけこんで責める。苦情を言う。protest against
- ね‐しずま・る【寝静まる】(五自)
- 人々がみな眠ってしまって、静かになる。fall asleep
- ね‐しな【寝しな】
- 寝るとき。寝ぎわ。just before going to bed
- ねじ‐はぐるま【▼螺子歯車】
- 歯がらせん状にねじれている歯車。2軸が平行でなく、かつ交わらない場合の動力伝達に用いるもの。screw gear
- ねじ‐はちまき【▼捩じ鉢巻(き)・▼捩鉢巻】
- 《威勢よく見せるために、また、懸命なときなどにする》ねじって頭に巻きつける手ぬぐい。また、そのようにしたさま。ねじり鉢巻き。
- ねじ‐ばな【▼捩花】
- 《花が、花穂上にねじれて並ぶことからの名》ラン科の多年草。日本全土の日当たりのよい草地にはえる。葉は根生し、広線形で、長さ10cm内外。初夏に約10cmの花穂を1本だし、らせん状に淡紅色の小花を多数つける。ヒダリマキ。モジズリ。
- ねじ‐ふ・せる【▼捩(じ)伏せる】(下一他)
- ①腕をねじって組み伏せる。twist one's arm〈用例〉賊を〜。
- ②強引に納得させる。〈用例〉反対意見を〜。
- ねじ‐ま・げる【▼捩(じ)曲げる】(下一他)
- ①ねじってまげる。twist
- ②物事を、故意にゆがめる。無理にまげる。distort〈用例〉事実を〜。
- ねじ‐まわし【▼螺子回し】
- ねじを締めたりゆるめたりするのに用いる工具。ドライバー。screw driver
- ねじ‐む・ける【▼捩(じ)向ける】(下一他)
- 無理にねじって、向かせる。twist toward
- ね‐じめ【音締(め)】
- 琴・三味線などの糸をまき、締めて音の調子を合わせること。その結果の音のさえ。〈用例〉粋(いき)な〜。
- ね‐じめ【根締(め)】
- ①植えた木の根もとの土をかためること。
- ②庭木、鉢植えの木の根もとに植える小草。
- ③生け花で、さした草花の根もとの形をととのえるために、さしそえる草花。
- ねじめ【根占】
- 〈町〉鹿児島県大隅(おおすみ)半島にある、鹿児島湾に臨む町。サヤエンドウ・ミカン栽培がさかん。人口7660(1994)。
- ねじめ‐しょういち【ねじめ正一】
- (1948-)小説家・詩人。本姓は祢寝(ねじめ)。東京生まれ。青山学院大中退。昭和56年(1981)詩集『ふ』で第31回H氏賞受賞。平成元年(1989)『高円寺(こうえんじ)純情商店街』で第101回直木賞受賞。作品『香港(ホンコン)物語』『黄色い旗』など。
- ねじ‐やま【▼螺子山】
- ねじの、らせん状の突起。screw thread; ridge
- ね‐しょうが【根生▼姜】
- ショウガの、食用とする根の部分。すりおろしたり、きざんだりして、料理の薬味などにする。
- ね‐しょうがつ【寝正月】
- 正月にどこへも外出をしないで過ごすこと。
- ね‐しょうべん【寝小便】
- 眠っているうちに無意識に漏らす小便。おねしょ。bed-wetting
- ねじり‐あみ【▼捩り編み】
- 手編みの技法の一つ。一つ一つの編み目をねじりながら編むもの。ふつうの編み方のときの編み目よりも固く仕上がり、伸縮性が減る。twist stitch
- ねじり‐しけん【▼捩り試験】
- 材料試験の一種。材料の剪断(せんだん)抵抗・ねじり強さ・弾性率などを求めるために、試料にねじりモーメントを加え、応力やひずみを測定する。torsional test
- ねじり‐ばかり【▼捩り▼秤】
- 金属や石英の細い糸の、ねじれに対する復元力を利用して、微小な力を測定する装置。torsion balance
- ねじ・る【▼捩る・▼拗る・▼捻る】(五自)
- ①両端をつかんで、互いに逆の方向に回す。また、片端を固定して、もしくは、片端の固定された他方を一つの方向にだけ回す。ひねる。twist; screw〈用例〉手ぬぐいを〜・って鉢巻きにする。栓を〜。
- ②ひねり曲げる。〈用例〉からだを〜。
- ねじれ【▼捩れ・▼拗れ・▼捻れ】
- ①ねじれること。
- ②一端を固定した柱状の弾性体に偶力を作用させたときに生じる変形。torsion
- ねじれ‐ばね【▼撚▼翅】
- ハチやウンカなどに寄生する特殊なネジレバネ目の微小昆虫群。雄は体長2〜3mm、前翅は退化して棍棒(こんぼう)状、後翅は膜質で飛べる。雌は蛆(うじ)状で肢(あし)も翅もなく、宿主から一生離れない。世界に約300種、日本に約10種がいる。strepsipteron
- ねじ・れる【▼捩れる・▼拗れる・▼捻れる】(下一自)
- ①くねり曲がる。よじれる。twist〈用例〉ネクタイが〜。
- ②ひねくれる。become perverse〈用例〉心が〜・れている。
- ね‐じろ【根城】
- ①本拠とする城。stronghold〈対義〉出城。
- ②経営などの活動のもととなる所。根拠地。base of operations
- ねず【▼杜▽松】
- ヒノキ科の常緑針葉高木。西日本の山地にはえる。高さ約10m。葉は針状で3本輪生。雌雄異株(いしゅ)。球果は杜松子(としょうし)といい、薬用。材は建築用。ムロ。ネズミサシ。
- ねず‐が‐せき【▽念▽珠ケ関・▼鼠ケ関】
- 古代、奥羽(おうう)三関の一つ。北陸道から出羽(でわ)への入り口で、日本海に面したところにあった関所。現在、山形県西田川郡と新潟県岩船郡との境の鼠ケ関に跡がある。
- ね‐すぎ【寝過ぎ】
- 一定の時間以上に寝込んでしまうこと。oversleeping〈用例〉〜で体が痛くなる。
- ね‐す・ぎる【寝過ぎる】(上一自)
- ①普通の時間以上に寝る。sleep too much
- ②起きるはずの時刻を過ごす。寝過ごす。oversleep
- ネス‐こ【ネス湖】
- (Loch Ness)イギリス、スコットランド北部、モア峡谷にある細長い淡水湖。面積57km2。水深230m。首長竜に似た動物が生息するといわれるが、未確認。
- ねずっ‐ぽ【▼鼠▽坊】
- 浅海の砂泥底にすむネズッポ科の海水魚の総称。また、その一種。体長約16cm。背側は灰褐色で、黒・白の斑点(はんてん)が散在。底引き網で漁獲。てんぷら・煮つけなどにして食用。日本全土に分布。ヌメリゴチ。
- ネスト‐テーブル【nested tables】
- 同形・同デザインでサイズの異なる3、4個からなる組み合わせテーブル。使用しないときには入れ子にして収納できる。
- ネストリオス【Nestórios】
- (?-451ごろ)コンスタンチノープルの総主教。ネストリオス派の祖。キリストの人性(じんせい)を強調したために、キリストの神性の信仰を弱体化したとして異端(いたん)宣告を受け、エジプトに追放されて客死。ネストリウス。
- ネストリオス‐は【ネストリオス派】
- コンスタンチノープル総主教ネストリオスのキリスト論を継承し、異端宣告を受けたキリスト教の一派。ペルシア・アラビア・インドへ伝えられ、中国では景教と称した。Nestorianism
- ネストル【Nestōr(ギリシア)】
- ギリシア神話のピュロスの王。トロイヤ戦争ではギリシア軍の最年長で、相談役として争いを調停したりする。
- ネストロイ【Johann Nepomuk Nestroy】
- (1801-62)オーストリアの喜劇作家・俳優・歌手。民衆劇の代表者。作品『ユーディットとホロフェルネス』など。
- ねず‐の‐ばん【寝ずの番】
- 寝ないで番をすること・人。不寝番。night watch
- ねずみ【▼鼠】
- ①ネズミ科の哺乳(ほにゅう)類。体長5〜35cm。体毛は灰色・黒褐色など。生涯伸びつづける1対の門歯と3対の大臼歯(きゅうし)をもつ。繁殖力が旺盛(おうせい)。器物をかじり、農作物・食料品を食いあらし、病菌のなかだちをする。便宜上、クマネズミなどのイエネズミ、ハタネズミなどのノネズミに分類する。全世界に分布。猫に弱い。rat; mouse
- ②「→ねずみ色」の略。dark gray〈用例〉〜のコート。
- ③ひそかに害をなす悪人。
- ④いたずらもの。
- 鼠が塩を引く(ねずみがしおをひく)
- ほんの少しずつでも積み重なって大量になる。鼠が塩を嘗(な)める。
- 鼠、壁を忘る、壁、鼠を忘れず(ねずみ、かべをわする、かべ、ねずみをわすれず)
- ネズミは、壁をかじって穴をあけたことを忘れているが、壁についた跡は消えずに残っている。害を加えたものは、とっくに忘れてしまっていても、加えられたほうはいつまでも覚えている。
- 鼠に引かれそう(ねずみにひかれそう)
- 家の中に1人きりでいてさびしいことのたとえ。
- ねずみ‐いらず【▼鼠入らず】
- ネズミが入らないように作った、食物や食器用の棚。meat safe
- ねずみ‐いろ【▼鼠色】
- 青色をおびた薄黒い色。また、灰色。ねずみ。ねず。gray(米);grey(英)
- ねずみ‐がえし【▼鼠返し】
- ネズミの侵入を防ぐための装置。穀倉の床下の柱などにわたした横板など。
- ねずみ‐がや【▼鼠▼茅】
- イネ科の多年草。やや日陰の草地・路傍(ろぼう)にはえる。高さ約20cm。稈(かん)の基部は少し地をはってから立ち上がる。葉は線形で柔らかい。小穂がネズミの尾に似ていることからの名。
- ねずみ‐カンガルー【▼鼠カンガルー】
- カンガルー科の動物の小形なものの総称。オーストラリアに9種分布。体長35〜50cm。尾は短く、後脚はめだって長い。体色は種類によって黄色・灰色・褐色などさまざま。多くは草地にくらし、夜行性で植物食。巣穴を掘るものもある。
- ねずみ‐きど【▼鼠木戸】
- 江戸時代、興行場の木戸などに取り付けた、小さなくぐり戸。
- ねずみ‐こう【▼鼠講】
- 鼠算式に会員を増やすことを条件にして、会員に大きな利益を与える、金銭の融通を目的とした組織。無限連鎖講。昭和54年(1979)禁止される。
- ねずみこぞう‐じろきち【▼鼠小僧次▽郎吉】
- (?-1832)江戸後期の盗賊。武家屋敷だけを襲い、盗んだ金は貧民に与えたという義賊伝説で有名。獄門に処された。
- ねずみ‐ごち【▼鼠▼鯒】
- ネズッポ科の海水魚。全長25cm。沿岸の砂泥底にすむ。頭部は縦扁(じゅうへん)し、尾部に向かって細くなる。鱗(うろこ)はなく、皮膚は粘液に富む。背面は茶褐色、腹面は白色。美味。北海道以南に分布。ノドクサリ。
- ねずみ‐ざめ【▼鼠▼鮫】
- ネズミザメ科の海水魚。胴が太めで、全長約3m。全体は赤黒い感じで、腹面に黒褐色の斑点(はんてん)が散在する。背びれと尾びれの上部を海面上に出して遊泳するという。食用。北太平洋に分布。モウカ。ラクダザメ。mackerel shark
- ねずみ‐ざん【▼鼠算】
- ①和算で、1月に1対のネズミが12匹の子を生み、2月に親子それぞれが12匹ずつ生むということを、12月まで繰り返せば何匹になるかという等比級数的計算問題。geometric progression
- ②急にはげしくふえることのたとえ。rapid increase〈用例〉〜式にふえる。
- ねずみ‐せん【▼鼠銑】
- 破断面が灰色の銑鉄。組織中に多量の黒鉛を含み、鋳造性・被切削性にすぐれる。gray pig iron
- ねずみ‐とり【▼鼠取り・▼鼠捕り】
- ①ネズミを捕らえる道具や薬剤。道具には、ばね仕掛けでネズミを捕らえるもの、針金製の籠(かご)で、入ったら出られない仕組みのものなどがある。rattrap
- ②ネズミを取って殺すこと。
- ③→アオダイショウの異名。
- ④《俗語》スピード違反の取り締まりのこと。
- ねずみ‐なき【▼鼠鳴き】(名・サ変自)
- ①ネズミの鳴く声。
- ②口をすぼめて出す、「チュッ」という声。ねず鳴き。
- ねずみ‐の‐お【▼鼠の尾】
- イネ科の多年草。道端や荒地にはえる。高さ約60cm。少数の葉が根生。秋に、茎頂に長さ約30cmで緑色の小穂を密につける。
- ねずみ‐のみ【▼鼠▼蚤】
- ネズミに寄生するノミの総称。多くの種類があるが、衛生害虫としてとくに有名なのはケオプスネズミノミ。これは人からも吸血し、ペストを媒介する。mouse flea
- ねずみのよめいり【▼鼠の嫁入り】
- 昔話の一つ。ネズミの夫婦が天下一の婿を求め歩き、最後に同じ仲間のネズミを選ぶ話。
- ねずみ‐はなび【▼鼠花火】
- 花火の一つ。紙縒(こより)の中に火薬を詰め、輪にしたもの。点火すると、ネズミのように地面を走り回り破裂する。
- ねずみ‐もち【▼鼠▼黐】
- モクセイ科の常緑低木。山地にはえ、庭植えもされる。高さ約5m。葉は卵形で対生。初夏に白花をつける。果実は黒紫色で、ネズミの糞(ふん)に似る。ヒメツバキ。タマツバキ。テラツバキ。
- ネスラー‐しやく【ネスラー試薬】
- ネスラーが発見したアンモニアの検出・定量用の試薬。アンモニアと反応して橙(だいだい)色から赤褐色の沈殿を生じる。Nessler's reagent
- ネスレ【Nestlé S.A.】
- スイスの食品会社。1866年設立。本社はベベ。ネッスル。
- ね‐ぜり【根▼芹】
- 《根を食用とすることからの名》→セリの別名。
- ね・せる【寝せる】(下一他)
- 寝させる。寝かす。put...to sleep