ね‐びえ【寝冷え】(名・サ変自)
眠っているうちに、からだが冷えること。風邪や腹痛の原因となる。chill caught in asleep
ねびえ‐しらず【寝冷え知らず】
幼児の寝巻きの一種。寝冷えを防ぐための、胸掛け・腹掛け兼用のもの。
ね‐びき【値引(き)】(名・サ変他)
値を安くすること。reduction in price
ね‐びき【根引き・根曳き】(名・サ変他)
①草木の根を引いて抜くこと。
②遊女などを身請けすること。
ね‐びらき【値開き】
同じ品物についての値段の違い。高値と安値の差。また、売り値と買い値との差。difference in prices
ね‐びる【蒜】
→ノビルの異名。
ね・びる【成る】(上一自)
年のわりに、おとなびる。〈用例〉〜・びた子。
ねぶ【歓】
→ねむのき(合歓の木)
ね・ぶ(上二自)
〈古語〉
①年をとっている。〈用例〉〜・び給ふままに、ゆゆしきまでなりまさり給ふ御ありさまかな(源氏・紅葉賀)。
②年よりもふけている。大人びる。〈用例〉御年の程よりはるかに〜・びさせ給ひて(平家・11・先帝身投)。
ね‐ぶか【根深】
→ネギの別名。
②「→根深ネギ」の略。
ね‐ぶか・い【根深い】(形)
①根が土中深くまではいっている。deeprooted
②原因が古くから強くある。inveterate〈用例〉〜恨み。〈派生〉ねぶかさ(名)
ねぶか‐じる【根深汁】
ネギを実としたみそ汁、またはすまし汁。
ネブカドネザル【〈2世〉Nebuchadnezzar II】
(?-BC562)新バビロニア国王(在位(BC604-BC562))。アッシリアを滅ぼし、シリア・パレスチナを征服、バビロン捕囚を行い、首都バビロンを復興。ジッグラト・空中庭園・神殿などを建設。
ねぶか‐ねぎ【根深葱】
ネギの品種の一つ。株分かれはほとんどしない。白くやわらかい葉鞘(ようしょう)部を食用とする。ネブカ。
ね‐ぶくろ【寝袋】
→シュラーフザック
ね‐ぶそく【寝不足】
寝足りないこと。睡眠不足。lack of sleep
ね‐ふだ【値札】
商品に値段を書いて付ける、小さな札。price tag
ねぶた
青森県津軽(つがる)地方で、8月1〜7日にかけて行われる七夕(たなばた)の行事。また、木や竹で作った枠に紙を張った大きな灯籠(とうろう)のこと。この灯籠を町内中練り回し、最終日にねぶり流しといって海や川へ流す。青森市のものが有名。ねぶたまつり。
ねぷた
青森県弘前(ひろさき)市でいう「→ねぶた」のこと。扇ねぷた。〈参照〉ねぶた。
ネプチューン【Neptune】
→ネプトゥヌス。
→海王星
ネプツニウム【neptunium】
超ウラン元素の一つ。元素記号Np原子番号93。質量数237。銀白色の金属。人工放射性元素であるが、ウランの核反応中に微量に生成する。
ね‐ぶと【根太】
《「ねだ」は別語》癰(よう)の一種。太ももなどにできる根の大きいはれもの。boil
根太は敵に押させよ(ねぶとはかたきにおさせよ)
ねぶとのうみを出すときは、思いきり強くおさなければならない。〈類似〉根太は仲の悪(わる)なるほど押すべし。
ネプトゥヌス【Neptūnus(ラテン)
古代ローマの古い水の神。ギリシア神話のポセイドンと同一視される。配偶神の泉の女神サラキアとともに祭られた。Neptune
ネフド‐さばく【ネフド砂漠】
(Nafūd)サウジアラビア北部の砂漠。中部アラビアの大砂漠の延長で、標高700〜1000mの赤砂地。ナフド砂漠。
ねぶ‐の‐き【歓の木】
→ネムノキの異名。
ね‐ぶみ【値踏み】(名・サ変他)
見積もって値段をつけること。評価。値づもり。estimation
ネブラスカ【Nebraska】
アメリカ中部の州。州都リンカーン。大半がプレーリーに属する農牧業州。人口159.3万(1991)。
ねぶ・る【舐る】(五他)
しゃぶる。なめる。lick〈用例〉あめを〜。
ねぶ・る【眠る・睡る】(四自)
〈古語〉
ねむる。また、目をつぶる。〈用例〉夜居(よゐ)にさぶらひて〜・りたる(源氏・総角)。
ネフローゼ【Nephrose(ドイツ)
腎臓(じんぞう)の糸球体濾過(ろか)膜の異常により起こる病気。尿中に多量のたんぱく質が排出され、全身、とくに顔面にむくみが現れる。尿量が減り、血液中のコレステロールが増加する。nephrosis
ネフロレピス【Nephrolepis(ラテン)
ツルシダ科タマシダ属の総称。暖地にはえるタマシダのほか、ヤンバルタマシダなど。温室観葉植物として栽培されるものにスコットタマシダ・ボストンタマシダがある。
ネフロン【nephron】
腎臓(じんぞう)の構造・機能上の最小単位。腎小体と細尿管からなる。腎小体では濾過(ろか)、細尿管では、糖や水の再吸収が行われ、尿素・塩イオンが分泌される。ヒトでは約100万個。腎単位。
ネベーロフ【Aleksandr Sergeyevich Neverov】
(1886-1923)ソ連の小説家。作品『タシケントはパンの町』『ボリシェビークのマリア』など。
ネベリスク【Nevelsk】
ロシア、サハリン(樺太(からふと))南西部、日本海沿岸の港湾都市。大規模な漁港をもち、水産加工などがさかん。不凍港。人口2.3万(1973)。旧称本斗(ほんと)
ね‐ぼう【寝坊】(名・形動・サ変自)
《「朝寝坊」の略》朝、遅くまで寝ていること・人・さま。oversleep; a late riser
ね‐ぼけ【寝惚け】
睡眠中、とつぜん起き上がり、変な行動をすること。
ねぼけ‐まなこ【寝惚け眼】
ねぼけた目つき。ぼんやりした目つき。drowsy look
ね‐ぼ・ける【寝惚ける】(下一自)
=ねとぼける。
①就寝中に、無意識に起き上がったりして妙な行動をする。
②目が覚めても、まだぼんやりしている。be half asleep
③訳のわからないことを言ったり、したりする。talk nonsense〈用例〉〜・けたことを言う。
④色がぼけてはっきりしない。〈用例〉〜・けた色の布地。
ね‐ほしょう【根保証】
将来の債務に対する保証。継続的取引関係から生じる変動する債務の保証と、将来発生するかもしれない債務の保証の2つがある。
ネポス【Cornelius Nepos】
(BC99ごろ-BC24ごろ)古代ローマの伝記作者。『名士伝』のうち『外国名将伝』『カトー伝』『アッティクス伝』などが現存。
ねぼ‐すけ【寝坊助】
《俗語》朝寝坊する人をからかって人名のようにいった語。
ネポチズム【nepotism】
縁者びいき。同族登用。情実。
ねほり‐はほり【根掘り葉掘り】(副)
事細かに問いただすこと。根問い葉問いするさま。すっかり。何から何まで残らず。inquisitively〈用例〉〜聞く。
ね‐ほん【根本】
歌舞伎(かぶき)の正本(しょうほん)(脚本)の京坂での呼称。台詞・ト書・舞台書などからなる。江戸では台本・正本。
ね‐ま【寝間】
寝る部屋。寝室(しんしつ)。bedroom
ねまがり‐だけ【根曲竹】
イネ科の多年生常緑のササ。本州中部から北海道の山地に群生。横走する根茎から茎は曲がってのび、高さ1〜2m。枝は各節から1個ずつ出る。葉は枝端に数個つき、長楕円(だえん)形。タケノコは食用。チシマザサ。
ね‐まき【寝巻(き)・寝間着】
就寝用の衣服。和服形式は対丈(ついたけ)の単(ひとえ)の着物。洋服形式はパジャマ(ズボン型)とネグリジェ(ワンピース型)がある。ねまぎ。sleeping wear
ね‐まち【寝待ち】
①眠ってその事のなるのを待つこと。
②「→寝待ちの月」の略。〈比較〉居待ち・立ち待ち。
寝待ちの月(ねまちのつき)
《月の出が遅いので寝て待つ月、の意》陰暦19日の月。伏し待ちの月。ねまち。〈比較〉居待ちの月・立ち待ちの月。
ね‐まつり【子祭(り)】
陰暦11月の子の日に行われる大黒天の祭り。ネズミの子が増えるように商売が繁昌(はんじょう)するよう祈願する。とくに、11月の甲子(きのえね)の日を甲子祭りといって重んじる風習がある。
ネマトーダ【Nematoda(ラテン)
線虫類の異名。カイチュウ・ギョウチュウ・コウチュウなどの人体寄生虫もこの仲間。このような動物寄生種のほか、体長1mm以下の植物寄生種や自由生活種を含むが、とくに植物寄生種をさすことが多い。
ねま・る(四自)
〈古語〉
①横になる。寝る。座る。〈用例〉涼しさをわが宿として〜なり(奥の細道)。
②平伏する。ひれ伏す。〈用例〉これ軍右衛門が〜・り申して手をつかへる(浄瑠璃・心中宵庚申)。
ね‐まわし【根回し】(名・サ変他)
①植物の移植前にあらかじめ根をある長さで切断し、そこから細根が生じたら移植すること。また、その方法。root-pruning prior to transplanting
②交渉や会議がうまく運ぶように、事前に手を打つこと。下工作。maneuver behind the scenes
ね‐まわり【根回り】
木の根のまわり。また、そこに植える草や木。
ねみだれ‐がみ【寝乱れ髪】
寝たために乱れた髪。ねくたれがみ。sleep-tousled hair
ね‐みだ・れる【寝乱れる】(下一自)
寝たために、着ているものや髪の毛などが乱れる。sleep-tousled〈用例〉〜・れた姿。
ね‐みみ【寝耳】
寝ている間の耳。また、夢うつつに聞くこと。
寝耳に入る(ねみみにいる)
眠っている間に、聞こえてくる。転じて、思いがけず手にはいる。hear while one is asleep
寝耳に水(ねみみにみず)
不意で驚くことのたとえ。a bolt from the blue
ネミロビチ‐ダンチェンコ【Vladimir Nemirovich-Danchenko】
(1858-1943)ソ連の演出家。1898年、スタニスラフスキーとともにモスクワ芸術座を創立。古典・新作の演出に名作を残す。
ねむ【歓】
→ねむのき(合歓の木)
*ねむ・い【眠い】(形)
眠ってしまいたい気持ちだ。眠たい。sleepy〈用例〉早起きしたので〜。〜・くなるような授業。〈派生〉ねむが・る(五自)ねむげ(形動)ねむさ(名)
ねむ‐け【眠気】
眠たい気分。sleepiness〈用例〉〜を催す。
ねむけ‐ざまし【眠気覚(ま)し】
眠けを覚ます方法・もの。keep awake
ねむた・い【眠たい】(形)
ねむい。sleepy〈用例〉まだ〜のをがまんして起きる。〈派生〉ねむたが・る(五自)ねむたげ(形動)ねむたさ(名)
ねむ‐ちゃ【歓茶】
カワラケツメイの別名。茎葉を摘んで茶の代用とするのでこの名がある。マメチャ。ハマチャ。
ねむ‐の‐き【歓の木】
マメ科の落葉高木。山野にはえる。高さ6〜10m。葉は2回羽状複葉。夜間は葉をとじる。夏の夕方ごろ、雄蕊(ゆうずい)の長い紅花が咲く。樹皮は薬用。材は器具用。ネム。ネブ。ネブノキ。ゴウカン。silk tree
ね‐むらさき【根紫】
→ムラサキの異名。ムラサキの根を紫染めに使用することによる。
ねむら・す【眠らす】(五他)
→ねむらせる(眠らせる)
ねむら・せる【眠らせる】(下一他)
=眠らす。
①眠るようにする。put into sleep
②《俗語》殺す。kill
③物を活用しないでおく。〈用例〉倉庫に〜・せておく。
ねむり【眠り・睡り】
①眠ること。睡眠。sleep〈用例〉〜が浅い。
②死ぬこと。〈用例〉永遠の〜につく。
③カイコが脱皮前、桑を食べないでじっとしていること。みん。
ねむりきょうしろうぶらいひかえ【眠狂四郎無頼控】
柴田錬三郎(しばたれんざぶろう)の時代小説。昭和31〜33年(1956〜58)発表。円月殺法(えんげつさっぽう)の剣技をもつニヒルな浪人が活躍する物語。
ねむり‐ぐさ【眠り草】
→オジギソウの別名。葉が刺激に感応して開閉運動をするのでこの名がある。
ねむり‐ぐすり【眠り薬】
①眠れるようにする薬。催眠剤。sleeping pill
②麻酔薬。anesthetic
ねむり‐こ・ける【眠りこける】(下一自)
ぐっすりと眠る。fall fast asleep
ねむり‐こ・む【眠り込む】(五自)
よく寝入る。ぐっすり眠る。sleep deeply
ねむり‐ながし【眠り流し】
七夕(たなばた)に、灯籠(とうろう)を川や海へ流す行事。秋の収穫期の前に、仕事の妨げとなる「ねむり(眠気(ねむけ))」を払う意味で、形代(かたしろ)を海などへ流して神送りをする。東北・関東にみられる習俗。ねぶた流し。
ねむり‐びょう【眠り病】
→トリパノソーマしょう(トリパノソーマ症)
*ねむ・る【眠る・睡る】(五自)
①目がとじられ、心身の活動が一時的にやんで、無意識の状態になる。sleep〈対義〉さめる。〈用例〉たっぷり〜。
②ある物が活用されず、そのまま放置された状態である。lie idle〈用例〉地下に〜財宝。
③死ぬ。永眠する。pass away; die〈用例〉山に〜友。
ねむれるもりのびじょ【眠れる森の美女】
《原題Spyashchaya krasavitsa(ロシア)》バレエ作品。チャイコフスキー作曲。プティパ振り付け。1890年初演。ペローの童話による古典バレエの代表作。作曲者自身が抜粋・編曲した組曲は有名。
ねむろ【根室】
〈市〉北海道東部、根室半島にある市。イワシ・サケ・マスなど北洋漁業の中心。コンブ産地。人口3万5887(1994)。
ねむろ‐かいきょう【根室海峡】
北海道と国後(くなしり)島の間の海峡。タラ・イカなどの漁場だが浅く、大型船航行不能。
ねむろ‐はんとう【根室半島】
北海道東端の半島。先端に納沙布(のさっぷ)岬。放牧・沿岸漁業が中心。花咲(はなさき)半島。
ねむろ‐ほんせん【根室本線】
JR北海道の鉄道幹線の一つ。道央の滝川(たきかわ)と道東の根室(ねむろ)を結ぶ。長さ443.8km。大正10年(1921)開通。
ネメシス【Nemesis(ギリシア)
ギリシア神話の女神。人間の無礼な行為に対する神の怒りと罰を擬人化した神とされる。
ねめ‐つ・ける【睨め付ける】(下一他)
→にらみつける。glare at〈用例〉相手を〜。
ねめ‐まわ・す【睨め回す】(五他)
にらみまわす。stare at
ね・める【睨める】(下一他)
→にらむ。glare
ねもころ【懇ろ】
〈古語〉
《「ねんごろ」の古形》
[一](副)心から。熱心に。〈用例〉〜見れど飽かぬ川かも(万葉・9・1723)。
[二](形動ナリ)→ねんごろ(懇ろ)
ね‐もと【根本・根元】
①草木の根のもと。root
②物事のいちばんもと。source
ね‐ものがたり【寝物語】
《多く夫婦・愛人の間で》寝ながらする話。talk in bed
ネモフィラ【Nemophila(ラテン)
ハゼリソウ科の一年草。よく枝分かれし、直径約2cmの濃青・紫・白色の花を密生。草丈が低く毛氈(もうせん)花壇用。秋まきと春まきがある。北米原産。ルリカラクサ。
ね‐や【閨】
《「寝屋」の意》寝る部屋。寝室。bedroom
ねやがわ【寝屋川】
〈市〉大阪府北東部、淀(よど)川に沿う市。住宅・学園地区が広がるほか、工業もさかん。人口25万5428(1994)。
ね‐ゆき【根雪】
降ったあととけないで積もり、春または初夏まで残っている雪。continuous snow cover
ねらい【狙い】
①ねらうこと。aim〈用例〉〜を定める。
②ねらった目標。目的。aim〈用例〉企画の〜が当たる。
狙いを付ける(ねらいをつける)
①的や目標に命中するように、見当をつける。aim at
②対象を選んで、決める。また、得ようとする対象に向けて、計画や行動を的確に合わせる。aim at
ねらい‐うち【狙い撃ち】(名・サ変他)
目標を定めて撃ったり、攻撃したりすること。sharp-shooting
ねらい‐すま・す【狙い澄ます】(五他)
よくねらいを定める。take careful aim at
ねらい‐どころ【狙い所】
ねらうべき点。もっともだいじな目標。the point aimed at
ねら・う【狙う】(五他)
①めざすものに当てようとする。aim〈用例〉的を〜。
②めざすものを得ようとする。aim〈用例〉優勝を〜。
③なにかをするためにチャンスをうかがう。watch for〈用例〉留守を〜。すきを〜。