- ねり【練り】
- ①《「煉り」とも》練ること。練ったもの。knead
- ②→ねりぎぬ(練り絹)。
- ③行列などが静かに歩くこと。行道(ぎょうどう)。march
- ねり‐あ・げる【練(り)上げる】(下一他)
- ①よく練り固める。knead well
- ②よく考えてつくる。ponder (over) 〈用例〉計画を〜。
- ねり‐ある・く【練(り)歩く】(五自)
- 列をつくって、ゆっくり歩く。parade〈用例〉みこしが〜。町内を〜。
- ねり‐あわせ【練り合(わ)せ・練合(わ)せ】
- 練り合わせること。練り合わせたもの。knead together
- ねり‐あわ・せる【練り合(わ)せる・練合(わ)せる】(下一他)
- 2種類以上のものを火にかけ、または、こねまぜて、1つにする。とかして、こね合わせる。knead together
- ねり‐あん【練(り)▼餡】
- 小豆(あずき)を煮てつぶし、こして砂糖を入れ、火にかけ、こねた食品。
- ねり‐いと【練(り)糸】
- 生糸に含まれる硬たんぱく質のセリシンを除去し、特有の白い光沢と柔らかい手ざわりを出した絹糸。除去されたセリシンの程度で、半練り糸、本練り糸に分類。練り絹。degummed yarn
- ねり‐うし【練(り)牛】
- ゆっくりと歩く牛。牛の歩みの遅いこと。
- 練り牛も淀迄(ねりうしもよどまで)
- 《「淀」は京都南郊の地名》遅速の差はあるが、帰りつくところは同じであることのたとえ。〈類似〉早牛(はやうし)も淀、遅牛も淀。
- ねり‐うに【練(り)▽雲▽丹】
- ウニを加工した食品。塩漬けしたウニの卵巣をすりつぶし、砂糖などの調味料およびアルコールを添加して攪拌(かくはん)して作る。
- ねり‐え【練(り)▼餌】
- ①ぬか・魚粉・さなぎ粉と、小麦粉またはふかし芋などを練り合わせた釣りのえさ。ねりえさ。paste bait
- ②→すりえ(擂り餌)
- ねり‐おしろい【練(り)▽白▽粉】
- おしろいの粉末原料を水・油脂・保湿剤などで練り合わせたもの。舞台用の厚化粧や襟化粧に用いる。
- ねり‐おりもの【練(り)織物】
- 練り糸で織った織物。銘仙(めいせん)・博多(はかた)織など。
- ねり‐がし【練(り)菓子】
- 和菓子のうち、練り固めてつくったものの総称。ようかん・ういろうなど。
- ねり‐かた・める【練(り)固める】(下一他)
- 練って固くする。練って固める。harden by kneading
- ねり‐ぎぬ【練(り)絹】
- 精練して、光沢と柔らかさを出した生糸。また、それで織った絹布。練り。〈対義〉生絹(きぎぬ・すずし)。
- ねり‐きり【練(り)切り】
- 練り菓子の一つ。白あんに、求肥(ぎゅうひ)やヤマノイモなどを加えて練りあげたもの。形を整え、彩色したりして仕上げる。
- ねり‐ぐすり【練(り)薬】
- 蜂蜜(はちみつ)・水あめなどで練り合わせて固めた薬。練薬(れんやく)。electuary
- ねり‐くよう【練(り)供養】
- ①二十五菩薩(ぼさつ)の来迎(らいごう)の姿で仮装してねりあるく仏教法会(ほうえ)。横川(よかわ)の源信(げんしん)の創始という。5月14日の奈良県当麻(たいま)寺のものなどが有名。来迎会(らいごうえ)。迎接会(ごうしょうえ)。
- ②仏事のさいの行列。
- ねり‐こう【練(り)香】
- 香道の薫(た)き物の一種。鑑真(がんじん)が伝えた中国の合わせ香を基本にして、日本人の感覚に合わせて調合されたもの。沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)・麝香(じゃこう)を基調とし、松煙と蜜(みつ)で丸く黒い粒に練り上げた香。
- ねり‐せいひん【練(り)製品】
- 水産加工品の一種。魚肉をすりつぶし、食品添加物を加えて形をつくり、加熱して固める。かまぼこ・ちくわなど。fish-paste product
- ねり‐なおし【練(り)直し】
- 練り直すこと。練り直したもの。reexamination〈用例〉案の〜を命じられる。
- ねり‐なお・す【練(り)直す】(五他)
- ①もう一度よく練る。knead again
- ②もう一度よく考え、工夫する。examine again〈用例〉計画を〜。
- ねり‐ぬき【練(り)▽貫】
- 生糸を縦糸、練り糸を横糸として織った絹布。
- ネリネ【Nerine(ラテン)】
- ヒガンバナ科の夏植え球根草。半耐寒性で初秋に葉と花茎を伸ばし、先端に6〜8個の花をつける。花色は豊富。南アフリカ原産。
- ねり‐はみがき【練(り)歯磨き】
- チューブに入れたペースト状の歯磨き剤。主成分は沈降炭酸カルシウム。toothpaste
- ねり‐べい【練(り)塀】
- 瓦(かわら)とねった土を交互に積み重ねて築き上げ、上を瓦でふいた土塀。
- ねりま‐だいこん【練馬大根】
- ダイコンの代表的な品種。根は太く長く、肉がしまり甘味がある。葉は深裂し、地に伏すように出る。東京都練馬区原産。
- ねり‐みそ【練(り)味▼噌】
- みそに砂糖・酒・だしなどを加え、弱火で練り上げたもの。ゆずみそ・木の芽みそなどを作る。
- ねり‐もの【練(り)物】
- ①《「煉り物」とも》練り固めた物の総称。とくに、生菓子のあん、魚肉のすり身を練り混ぜて作るかまぼこなど、練った加工食品。
- ②《「煉り物」とも》さんご・宝石などを人工的に作ったもの。float〈用例〉〜師。
- ③祭礼などのときに、練って歩く、山車(だし)・かざり物・行列など。
- ねり‐ようかん【練(り)羊▼羹】
- 和菓子の一つ。あん・砂糖・寒天を練りながら煮詰め、金属箔(はく)の容器などに流し込んで固めたもの。
- ネル
- 《「フランネル」の略》平織りか綾(あや)織りで、両面に少し起毛した織物。柔軟性・保温性があり、肌着や寝巻きなどに使用される。毛織りの本ネルと綿製の綿ネルがある。flannel
- ね・る【練る】(五自他)
- ①(他)
- (ア)絹を灰汁(あく)で煮て、やわらかくする。gloss
- (イ)詩文や計画の内容・表現をよくしようと努める。polish〈用例〉案を〜。
- (ウ)《「煉る」とも》火にかけて、こね固める。knead〈用例〉あんを〜。
- (エ)《「錬る」とも》きたえる。訓練する。train〈用例〉心身を〜。技を〜。
- (オ)《「捏る」とも》こねてなめらかで粘り気のあるものにする。knead〈用例〉粉を〜。
- ②(自)
- (ア)人に見せるために列を組んで、ゆっくり歩く。march〈用例〉みこしが町を〜・って行く。
- (イ)金属を焼く。精錬する。〈用例〉刀を〜。
- *ねる【寝る】(下一自)
- 《語幹と語尾に分けられない》
- ①横になる。lie down〈用例〉診察台に〜。
- ②横にたおれた状態になる。lie down〈用例〉台風で稲が〜。
- ③眠る。sleep〈用例〉よくねている。
- ④病気で床につく。be sick in bed〈用例〉風邪で〜。
- ⑤こうじが熟する。ferment
- ⑥金や商品が活用されない状態になる。lie idle〈用例〉金がねている。
- ⑦《俗語》男女が情を交わす。同衾(どうきん)する。sleep with〈用例〉女と〜。
- 寝て花をやる(ねてはなをやる)
- 《こうじをむろにねかせて花(こうじかび)を咲かせることから》寝て楽しい夢をみることのたとえ。
- 寝る子は育つ(ねるこはそだつ)
- よく寝る子は、健康で、大きく丈夫に育つものである。Sleep brings up a child well.
- 寝る程楽は無かりけり(ねるほどらくはなかりけり)
- この世の中、のんびり寝ていることほど楽なことはない。寝るは極楽。There is nothing better than sleeping.
- 寝れば一畳、起きれば半畳(ねればいちじょう、おきればはんじょう)
- どんな人でもひとりで占められる畳は、寝ているときで1畳、起きているときで半畳という、わずかな広さである。身のほどをわきまえ欲を張るなという戒め。起きて半畳、寝て一畳。〈類似〉千畳にも一畳。
- ネルー【Jawaharlal Nehru】
- (1889-1964)インドの政治家。イギリス留学後、インド国民会議派左派として、ガンジーの下で独立反英闘争に参加。1947年独立後初代首相。議会制民主主義の育成と非同盟外交を推進。アジア‐アフリカ会議で中心的役割を果たした。ネール。
- ネルー【Motilal Nehru】
- (1861-1931)インドの政治家。インド初代首相ネルーの父。カシミール出身の弁護士。ガンジーに協力して政界に入り、国民会議派議長を務める。
- ネルウァ【Marcus Cocceius Nerva】
- (30ごろ-98)ローマ皇帝(在位(96-98))。ドミティアヌス帝の暗殺後、元老院に推されて即位。老齢であったが貧農保護・水道整備などの政策を実施し、五賢帝の初代とされる。
- ネルーダ【Pablo Neruda】
- (1904-73)チリの詩人。近代派・シュールレアリスムを経て社会性の強い詩風に移行。1971年ノーベル文学賞受賞。作品『地上のすみか』『大いなる歌』など。
- ネルソン【nelson】
- レスリングの技の一つ。背後から相手の脇(わき)に手を入れ、首のうしろへ回して固める。首攻め。
- ネルソン【Nelson】
- ニュージーランド、南島北部、クック海峡に臨むタスマン湾の港湾都市。果樹・園芸地域の中心。人口3.4万(1983)。
- ネルソン【George Nelson】
- (1908-)アメリカのデザイナー。金属を使った家具のデザインで注目された。また、実験住宅を発表。グラフィックデザインもてがけ、理論家として著作活動もする。
- ネルソン【Horatio Nelson】
- (1758-1805)イギリスの提督。フランス革命中は地中海で活躍。1798年アブキール湾の海戦でフランス艦隊を撃滅。1803年以降ツーロン港を封鎖、1805年脱出したフランス艦隊をトラファルガー沖で撃破したが、戦死。
- ネルダ【Jan Neruda】
- (1834-91)チェコスロバキアの小説家。リアリズム文学の基礎を築く。短編集『小地区の物語』、詩集『金曜日の歌』など。
- ネルチンスク【Nerchinsk】
- ロシア中部、アムール川支流沿岸の都市。1689年、ロシアと中国の清(しん)朝がネルチンスク条約を結んだ地。人口2万(1983)。
- ネルチンスク‐じょうやく【ネルチンスク条約】
- 1689年ネルチンスクで締結されたロシア・清(しん)国間の条約。アルグン川・外興安嶺(こうあんれい)を国境と定め、通商規定、逃亡者処理に関する規定などが成立。清が西欧諸国と結んだ最初の対等的条約。Treaty of Nerchinsk
- ネルトリンゲン【Nördlingen】
- ドイツ南部、ロマンチック街道に沿う都市。中世の城郭や門が残り、中世都市の姿をとどめていることで有名。人口1.8万(1989)。
- ネルバル【Gérard de Nerval】
- (1808-55)フランス後期ロマン派の詩人・小説家。神秘的・幻想的な作風により象徴派やシュールレアリスムの先駆者とされる。詩集『幻想詩集』、短編集『火の娘』、小説『オーレリア―夢と人生』など。
- ネルボ【Amado Nervo】
- (1870-1919)メキシコの詩人。感覚的な詩から透明で霊的な詩風に移る。作品『黒い真珠』『静けさ』など。
- ネルンスト【Walther Hermann Nernst】
- (1864-1941)ドイツの物理化学者。熱力学の第三法則を発見。電気化学をはじめ、物理化学全般にわたり貢献。1920年ノーベル化学賞受賞。
- ネレウス【Nēreus(ギリシア)】
- ギリシア神話の老いたる海神。50人の娘たち(ネレイデス)の父で、海底に住む。知恵深く、予言能力をもつ。
- ね・れる【寝れる】(下一自)
- 寝ることができる。〈参考〉寝る(下一段動詞)の可能動詞形として一般的に用いられだした語形。五段動詞「漕ぐ」「取る」などの可能動詞形「漕げる」「取れる」などからの類推で発生した語であるが、規範的な文法の立場からは「寝られる」というべきもの。
- ね・れる【練れる】(下一自)
- ①よく練った状態になる。よくできる。〈用例〉〜・れた文章。
- ②人柄が円満になる。円熟する。become mellowed〈用例〉〜・れた人。
- ネロ【Franco Nero】
- (1941-)イタリアの映画俳優。主演作『続‐荒野の用心棒』『哀(かな)しみのトリスターナ』など。
- ネロ【Nero Claudius Caesar Augustus Germanicus】
- (37-68)ローマ皇帝(在位(54-68))。初めセネカなどの後見のもとに善政を行ったが、のち暴政にはしり、64年、ローマの大火の責任をキリスト教徒に負わせ大虐殺を行った。のち各地に反乱が起こり自殺。暴君の典型とされる。
- ね‐わけ【根分け】(名・サ変他)
- 根を分けて移し植えること。株分け。
- ね‐わざ【寝技・寝業】
- ①柔道・レスリングで2人が床に倒れ込んだ状態のまま、相手を攻める技の総称。柔道では、袈裟固(けさがた)めなどの抑え技、十字絞めなどの絞め技などがある。〈対義〉立ち技。
- ②裏のかけひき。裏工作。secret negotiation
- ねわざ‐し【寝業師】
- 裏面工作にたけている人。〈用例〉政界の〜。
- ね‐わす・れる【寝忘れる】(下一自)
- 寝過ごす。oversleep oneself
- ね‐わら【寝▼藁】
- 家畜の寝床に敷くわら。litter
- ネン【年】6画
- 部首 干かん 教育小1
- 区点 3915・JIS 472F・シフト 944E
- [音] ネン
- [訓] とし
→ 字形参照
- ①時間の、とし。太陽が春分点に対して天球を1周する周期。約365.2422日。〈比較〉歳(さい)。〈対義〉月(げつ)。日(じつ)。「去年・新年・毎年・明年(みょうねん)」「年鑑・年季・年始・年度」〈用例〉(名)〜に3回。《接尾的》太陽〜。回帰〜。
- ②年季のこと。〈用例〉(名)〜が明ける。
- ③経過する。としや学年を数えるのに用いる。〈用例〉(助数)5〜。4〜生になる。
- ④人間の、とし。よわい。〈比較〉歳・齢(れい)。「成年」「年功・年齢」
- ⑤みのる。みのり。「祈年祭」
- ネン【念】8画
- 部首 心こころ 教育小4
- 区点 3916・JIS 4730・シフト 944F
- [音] ネン
→ 字形参照
- ①おもう。いつももつ、おもい。「観念・記念・残念・信念」「念頭・念仏・念力(ねんりき)」〈用例〉(名)〜を入れる。感謝の〜をいだく。
- ②おぼえ。後日の証拠。「念書」〈用例〉(名)〜のため。
- ③仏教で、きわめて短い時間。「一念(いちねん)」「念念」
- 念が入る(ねんがいる)
- 注意が行き届いている。きちょうめんである。非常にていねいである。用意周到である。elaborate
- 念が残る(ねんがのこる)
- あきらめきることができない。未練がのこる。
- 念が晴れる(ねんがはれる)
- 心のこりがなくなる。思いが晴れる。
- 念には及ばぬ(ねんにはおよばぬ)
- 念を押すまでもない。心配は無用である。no use worrying
- 念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)
- よくよく注意して、丁寧にせよ。念には念を入れ。Make assurance double sure.
- 念の過ぐるは無念(ねんのすぐるはぶねん)
- 念入りも、あまりにすぎると、かえって、大事なことに注意がいきとどかない結果となる。〈比較〉過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し。
- 念の為(ねんのため)
- わざわざ言ったり、したりするまでもないが。確かめる意味で。just to make sure
- 念も無い(ねんもない)
- ①分別がない。
- ②おもいもかけない。とほうもない。もってのほか。
- ③おもしろみがない。ものたらない。
- ④無念である。くやしい。
- 念を入れる(ねんをいれる)
- 細心の注意をする。丁寧にする。pay attention
- 念を押す(ねんをおす)
- 確かめるために問う。make sure of
- ネン【▼拈】8画
- 部首 氵てへん
- 区点 5732・JIS 5940・シフト 9D5F
- [音] ネン・デン
- ひねる。ねじる。また、つまむ。「拈出」
- ネン【▼捻】11画
- 部首 氵てへん
- 区点 3917・JIS 4731・シフト 9450
- [音] ネン・ジョウ
- ①ひねる。ねじる。「捻挫(ねんざ)」
- ②「捻出(ねんしゅっ)」は、ひねりだすこと。やりくりしてだすこと。
- ネン【粘】11画
- 部首 米こめへん 常用
- 区点 3920・JIS 4734・シフト 9453
- [音] ネン・デン
- [訓] ねばる
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ねばる。ねばねばする。「粘液・粘菌・粘性・粘着・粘土(ねんど・へなつち)・粘膜」
- ネン【▼黏】17画→粘の異体字
- 黍きび
- 区点 8354・JIS 7356・シフト EA75
- ネン【▼棯】12画
- 部首 木きへん
- 区点 6012・JIS 5C2C・シフト 9EAA
- [音] ネン・デン・ジン
- 果実の名。
- ネン【然】12画
- 部首 爫れっか 教育小4
- 区点 3319・JIS 4133・シフト 9152
- [音] ゼン・ネン
→ 字形参照
- そのまま。そのようなさま。「自然(じねん・しぜん)・天然・本然(ほんねん・ほんぜん)」
→ゼン[然]
- ネン【▼稔】13画
- 部首 禾のぎへん 人名用
- 区点 4413・JIS 4C2D・シフト 96AB
- [音] ネン・ジン・ニン
→ 字形参照
- ①みのる。みのり。穀物が実をむすぶ。
- ②とし。穀物が1回みのる期間。1年。
- ネン【▼撚】15画
- 部首 氵てへん
- 区点 3918・JIS 4732・シフト 9451
- [音] ネン・デン
- ①ひねる。ねじる。
- ②こより。紙をひねったもの。よる。より。
- ネン【燃】16画
- 部首 火ひへん 教育小5
- 区点 3919・JIS 4733・シフト 9452
- [音] ネン・ゼン
- [訓] もえる・もやす・もす
→ 字形参照
- もえる。もやす。もす。「可燃性」「燃焼・燃料」
- ネン【▼鯰】19画
- 部首 魚うおへん 和製漢字
- 区点 8248・JIS 7250・シフト E9CE
- [音] ネン
- ナマズ。ナマズ目に属する淡水魚。
- ねん‐いちねん【年一年】(副)
- 一年一年。1年ごと。年がたつにつれて。year by year〈用例〉植林が〜と育つ。
- ねん‐いり【念入り】(名・形動)
- 注意が行き届くこと・さま。careful〈用例〉〜な仕上げ。
- ねん‐えき【粘液】
- ①ねばりけのある液体。viscous liquid
- ②生物体内で生成される粘りのある液の総称。mucilage; slime
- ねんえき‐さいきん【粘液細菌】
- 原核菌類に属する一群。名は、細胞が粘液層に包まれ、すべるように動くことによる。黄や赤の子実体は腐植土に多いが、魚・藻にも寄生。
- ねんえき‐しつ【粘液質】
- 冷静で勤勉、感情の起伏が少なく、粘り強い気質。ヒポクラテスの四体液説に基づく分類の一つ。phlegm
- ねんえき‐しゅ【粘液▼腫】
- 灰白色ゼリー状の粘液組織からなる、多くは良性の腫瘍(しゅよう)。皮下・骨膜・腹腔(ふくこう)内などでもみられるが、典型は心臓内部に発生する。myxoma
- ねんえき‐すいしゅ【粘液水▼腫】
- 臨床的に明らかな甲状腺(せん)機能低下症。皮膚が冷たく乾燥し、ざらざらして厚くむくんだようになる。myxedema
- ねんえき‐せん【粘液▼腺】
- 消化管・気道・卵管などにみられる粘液分泌腺。粘膜の表面をなめらかにし、かつ保護する。mucous gland
- ねん‐が【年賀】
- ①新年の祝い。また、新年を祝って訪問、あいさつすること。New Year's greeting
- ②長寿の祝い。
- ③俳諧(はいかい)で、正月吉日に開く歳旦(さいたん)開き。
- ねん‐かい【年会】
- 1年に1度の集会。annual meeting
- ねん‐がく【年額】
- 1年間の額・総額。annual amount
- ねんが‐じょう【年賀状】
- 年始の祝賀状。年賀状を書く風習は平安時代からあるが、今日の年賀郵便の形態は、明治初期に郵便はがきが発行されてからのもの。New Year's card
- ねん‐がっ‐ぴ【年月日】
- ①年と月と日。date
- ②はがき・手紙などの日付。date
- ねんが‐とくべつゆうびん【年賀特別郵便】
- 郵便物特殊取扱の一つ。年末の一定期間に出された年賀状を、翌年1月1日の日付にして元日から配達するもの。
- ねんが‐はがき【年賀葉書】
- 年賀状用の葉書。一般には、昭和24年(1949)暮れから郵政省が売り出した、お年玉つきのものをいう。
- ねんがら‐ねんじゅう【年がら年中】(副)
- 一年じゅう、いつも。年百年じゅう。all the year round〈用例〉〜出歩いている。
- ねん‐かん【年刊】
- 1年に1回の刊行。annual〈比較〉日刊・週刊・月刊・季刊。
- ねん‐かん【年官】
- 平安中期以降、朝廷が特定の人に任官者の推挙権を与え、任料などの利益獲得を認めた制度。売官の一種。年給。
- ねん‐かん【年間】
- 1年間。a year〈用例〉〜計画。
- ねん‐かん【年鑑】
- 一定の項目・分野ごとに1年間のできごと・統計・調査などをまとめ、解説を加えた年1回の定期刊行物。イヤーブック。yearbook; almanac
- ねん‐がん【念願】(名・サ変他)
- いつも心にかけて願うこと。また、その望み。one's heart's desire〈用例〉〜がかなう。
- ねん‐き【年忌】
- 《仏教語》人の死後、年を経てまわってくる忌日(きにち)。この日、仏事供養が行われる。一回(周)忌・三回忌・五十回忌など。回忌。〈用例〉〜の法要を営む。
- ねん‐き【年季】
- ①奉公人などを使う年限。1年を1季とする。apprenticeship
- ②「→年季奉公」の略。apprenticeship
- 年季が明ける(ねんきがあける)
- ①年季奉公の期限が終わりになる。年季明けになる。年(ねん)が明く。年が明ける。
- ②縁が切れる。
- 年季が入る(ねんきがはいる)
- 長い間の修練で、熟練している。be experienced in
- 年季を入れる(ねんきをいれる)
- 修練を積む。have long experience
- ねん‐き【年期】
- 1年を単位と決めた期間。term〈用例〉〜小作。
- ねんき‐あけ【年季明け】
- 年季が終わること。また、その奉公人。年明き。年明け。
- ねんき‐ぼうこう【年季奉公】
- 年限を定めて奉公すること。徳川幕府は元和(げんな)2年(1616)年季の年限を3年と規定し、のち10年に延長、これが慣例となった。apprenticeship
- ねんき‐むこ【年期婿・年季▼聟】
- 婚姻成立後、婿が一定の年限を決めて嫁方のために労働し、その年限を勤めあげてから妻を自分の家に迎える習慣。出帰り婿。
- ねん‐きゅう【年給】
- ①1か年の俸給。年俸。annual salary〈対義〉月給・週給・日給。
- ②→ねんかん(年官)
- ねん‐ぎょ【年魚】
- ①寿命が1年の魚。ふつう、→アユのこと。
- ②サケの古称。サケも産卵後死ぬので、寿命が1年と思われたらしい。
- ねん‐きん【年金】
- 老齢・障害・死亡などについて、有資格者に対し定期的に一定金額を給付する制度。また、その金銭。公的年金・私的年金に大別される。pension; annuity
- ねんきん‐ききん【年金基金】
- 年金制度の加入者から集められ、年金支払いの元手となる資金。信託銀行と生命保険会社が運用する。pension fund
- ねんきん‐こうさい【年金公債】
- 利子と元金の一部の支払いが年金の形で行われる公債。annuity bond
- ねんきんふくし‐じぎょうだん【年金福祉事業団】
- 厚生年金・国民年金などの被保険者と受給権者の福祉施設を設置運営し、そのための資金貸し付けなどの事業を行う特殊法人。昭和36年(1961)設立。
- ねんきん‐ほけん【年金保険】
- 保険金が一時払いでなく、年金として被保険者の死亡まで、または一定期間、毎年一定額ずつ支払われる生命保険。定期年金保険。annuity insurance〈対義〉資金保険。
- ねん‐ぐ【年貢】
- ①平安末期以降、領主によって農民に課された租税。米納、または絹・布・塩・鉄などを貢納。13世紀後半以降、しだいに銭納化。
- ②明治以降、→小作(こさく)料のこと。
- 年貢の納め時(ねんぐのおさめどき)
- 《年貢の滞納を清算すべきとき、の意から》長く悪事を続けていた者が、とうとう捕らえられて、罪に服し、悪事のつぐないをすべき時期。転じて、あることに見切りをつけて、観念すべきとき。The game is about to be over.
- ねんぐ‐まい【年貢米】
- 年貢として納める米。1年ごとの貢租(こうそ)の米。
- ねん‐げつ【年月】
- 年と月。としつき。光陰。years and months
- ねんけつ‐せい【粘結性】
- ①石炭のもつ性質の一つ。乾留したときに軟化溶融し、粒子相互が粘り着き、同時に発生する分解ガスで膨張し変形する性質。粘着性。coking property
- ②石炭が良質のコークスになるかどうかという適性。コークス化性。
- ねんけつ‐たん【粘結炭】
- 乾留すると軟化溶融する性質(粘結性)の石炭。溶融後、揮発成分を発生し多孔質のコークスとなる。coking coal
- ねんげ‐みしょう【▼拈華▽微笑】
- 禅宗で、ことばを用いず以心伝心で仏法の真理を師から弟子へ伝えること。釈迦(しゃか)が霊鷲山(りょうじゅせん)で説法し華(はな)を/拈(ひね)ってみせたとき、迦葉(かしょう)ひとりがその意を悟り微笑したので、仏法の真髄を授けたとされる故事による。
- ねん‐げん【年限】
- いつまでと決めた年の期限。term〈用例〉修業〜。