- のせ【▽能▽勢】
- 〈町〉大阪府北西部、能勢山地にある町。稲作などの農業や林業が行われる。丹波栗(たんばぐり)の産地。人口1万3434(1994)。
- のせ‐あさじ【▽能▽勢朝次】
- (1894-1955)国文学者・能楽研究家。京都生まれ。京大卒。演劇研究の基本的名著を残す。著書『能楽源流考』など。
- のせ‐か・ける【乗せ掛ける・載せ掛ける】(下一他)
- ①からだや物の重みを乗せるようにする。lean on
- ②口車に乗せる。おだてる。flatter
- のせがわ【野▽迫川】
- 〈村〉奈良県南西部、和歌山県に接する村。林業が主体。シイタケ・ワサビを栽培。人口769(1994)。
- *の・せる【乗せる】(下一他)
- ①人や物を運ぶために乗り物に移す。乗らせる。take on board〈用例〉馬に〜。
- ②仲間に加える。let join〈用例〉一口〜・せてください。
- ③調子のいいことを言って計略にかける。相手をだまして自分の思うとおりにする。take in〈用例〉うっかり〜・せられた。
- ④うまく調子を合わせる。tune up with〈用例〉三味線に〜。
- ⑤調子づかせる。感激させたり興奮させたりする。elate〈用例〉観衆を〜。
- ⑥伝達する。send〈用例〉電波に〜。
- *の・せる【載せる】(下一他)
- ①物を上に置く。put on〈用例〉机の上に〜。
- ②荷物などを積む。load〈用例〉トラックに〜・せて運ぶ。
- ③書き記す。紙面に出す。publish〈用例〉新聞に〜。記録に〜。
- のぞえ‐てつお【野▽副鉄▽男】
- (1902-96)化学者。宮城県生まれ。東北大卒。台北大学・東北大教授。タイワンヒノキから世界で初めて、共役二重結合をもつ七員環化合物のヒノキチオールを発見。トロポイド化学を開拓し、非ベンゼン系芳香族化合物の分野に貢献。昭和33年(1958)文化勲章受章。
- のぞか・せる【▼覗かせる・▼覘かせる】(下一他)
- ①ものの一部が現れるようにしておく。show part of〈用例〉ポケットからハンカチを〜。
- ②ちらりと見せる。ちょっと見せる。reveal for a moment〈用例〉素顔を〜。
- 覗きを呉れる(のぞきをくれる)
- のぞきこむ。のぞき見をする。peep into
- のぞき‐こ・む【▼覗き込む】(五他)
- 首をのばすようにして中を見る。顔を近づけて見る。look into〈用例〉屋内を〜。読んでいる本を〜。
- のぞき‐まど【▼覗き窓】
- 訪問者の確認などのために、ドアなどに付ける小さな窓。また、外から内側のものをのぞいて見るための小さな窓。peephole
- のぞき‐み【▼覗き見】(名・サ変他)
- すき間や穴などから、こっそりのぞくこと。peep
- のぞき‐めがね【▼覗き眼鏡】
- ①見世物(みせもの)の一つ。長方形の箱の中に数枚の絵を納め、それを順次転換させながら、備えつけた眼鏡で客にのぞかせる装置。江戸中期ごろからさかんとなり、昭和初期まで存続。のぞき機関(からくり)。peep show
- ②水中を見るための箱形の眼鏡。箱眼鏡。hydroscope
- のぞ・く【除く】(五他)
- ①とりのける。take away〈用例〉不安を〜。
- ②中に加えない。exclude〈用例〉未成年者を〜。
- ③殺す。kill〈用例〉邪魔者を〜。
- のぞ・く【▼覗く・▼覘く】(五自他)
- ①(他)
- (ア)すきまからそっと見る。うかがう。peep〈用例〉ふし穴から〜。
- (イ)一部分を知る。少しばかり学ぶ。have smattering of〈用例〉哲学を〜。
- (ウ)高い所から身をのり出して低い所を見下ろす。look down〈用例〉谷底を〜。
- (エ)ちょっと立ち寄る。drop in〈用例〉本屋を〜。
- ②(自)一部分が外に現れる。show〈用例〉すそから下着が〜。
- のぞ・ける【▼覗ける】(下一他)
- 一部分を現して見せる。のぞかせる。visible〈用例〉顔を〜。
- の‐そだち【野育ち】
- ①野で育つこと。
- ②しつけを受けずに育つこと・人。wild
- のそ‐のそ(副・サ変自)
- 動作がにぶくて、ゆっくりしているさま。きびきびしていないさま。のっそり。sluggishly〈用例〉彼は〜と起き上がってきた。
- のぞまし・い【望ましい】(形)
- 願わしい。そうあってほしい。desirable〈用例〉勧告の実施が〜。〜・くない人物。〈派生〉のぞましさ(名)
- のぞみ【望み】
- ①そうしたい、そうありたいという願い。こころざし。desire〈用例〉〜を果たす。
- ②見込み。可能性。prospect〈用例〉まだ〜はある。
- ③期待。人望。popularity〈用例〉彼に寄せる〜は大きい。
- 望みの綱(のぞみのつな)
- 望みがかなえられるための、頼みとするもの。また、最後のよりどころとするもの。the last hope〈用例〉〜が絶たれる。
- 望みを託す(のぞみをたくす)
- 自分の望みの達成を、他の人にゆだねる。また、希望をかける。expect a great deal of〈用例〉我が子に〜。
- のぞみ‐うす【望み薄】
- のぞみのかなう可能性が少ないこと。期待がかけられないこと。little hope〈用例〉横綱昇進は〜だ。
- *のぞ・む【望む】(五他)
- ①遠くをながめる。view〈用例〉富士山を〜。
- ②そうしたい・そうありたいと願う。期待する。欲する。desire; wish〈用例〉平和を〜。
- のぞ・む【臨む】(五自)
- ①風景や物などを目の前にする。向かい合う。face〈用例〉海に〜。
- ②その場所に行く。出席する。attend〈用例〉開会式に〜。
- ③支配者として一般の者や下位の者に対する。reign over; deal with〈用例〉天下に〜。厳罰で〜。
- ④ある場面や状況に出合う。ぶつかる。meet; be confronted by〈用例〉別れに〜・んで。危機に〜。
- のぞむらく‐は【望むらくは】(連語)
- 〈文語的〉
- 望むところは。どうか…であるように。
- のぞり‐こ【野反湖】
- 群馬県北西部の湖。面積1.8km2。最深25m。中津川上流の野反ダムの建設による人造湖。湖畔にキャンプ場がある。
- のそり‐と(副)
- 動作がのろく、きびきびしないさま。のっそり。slowly〈用例〉〜歩く。
- のだ【野田】
- 〈市〉千葉県北西部、利根(とね)川と江戸川にはさまれた市。江戸初期以来のしょうゆ醸造の町。人口11万7218(1994)。
- のだ【野田】
- 〈町〉鹿児島県北西部、八代(やつしろ)海に臨む町。柑橘(かんきつ)類の栽培がさかん。北東部はツルの飛来地。人口5124(1994)。
- のだ【野田】
- 〈村〉岩手県北東部三陸海岸、久慈(くじ)市南隣の村。養豚、ホタテガイ・ワカメ養殖などを行う。人口5733(1994)。
- の‐だ(連語)
- 《格助詞「の」に断定の助動詞「だ」の付いたもの》
- ①断定あるいは命令の意を表す。〈用例〉そうな〜。さっさと行く〜。
- ②ある事柄についての理由・根拠を示す。〈用例〉実は休みだった〜。これがいけなかった〜。
- ③《意志的な動作を表す語に付いて》話し手の決意を表す。〈用例〉どうしてもそれが欲しい〜。
- の‐だいこ【野太鼓・野▼幇▽間】
- 素人のたいこもち。転じて「たいこもち」を悪くいう語。
- のたうち‐まわ・る【のたうち回る】(五自)
- 苦しみもがいて転げまわる。writhe〈用例〉腹が痛んで〜。
- のた‐う・つ(五自)
- 苦しみもがいて、転がる。writhe〈用例〉苦しみ〜。
- のだがわ【野田川】
- 〈町〉京都府北西部、宮津(みやづ)市西隣の町。丹後縮緬(たんごちりめん)の主産地。農業もさかん。人口1万1270(1994)。
- のだ‐きゅうほ【野田九浦】
- (1879-1971)日本画家。本名、道三。東京生まれ。東京美術学校卒。歴史人物画が得意。作品『辻(つじ)説法』など。
- のた‐く・る(五自他)
- ①(自)
- (ア)からだをくねらせて進む。wriggle〈用例〉ヘビが〜。
- (イ)のたうつ。writhe
- ②(他)文字・絵などを乱暴に書く。scrawl〈用例〉ペンで〜。
- の‐だけ【野竹】
- セリ科の多年草。高さ約1m。山野にはえる。葉は羽状複葉。葉柄は広がって茎を抱き、紫色。秋に、紫黒色の多数の細花が複散形花序になって開く。根は「前胡(ぜんこ)」とよばれ、薬用。
- の‐だち【野太刀】
- ①昔、野外に出るときなどにおびた、さやまきの刀。
- ②衛府(えふ)の官人のおびた刀。
- の‐だち【野立ち】
- =野立て。
- ①貴人が野外で休むこと。
- ②野外に物を立てること。〈用例〉〜看板。
- の‐だて【野▽点】
- 《千利休(せんのりきゅう)が催した「野掛(のが)け」に由来》野外で茶をたてること。また、その茶。自然の風物を背景とし、茶筵(ちゃむしろ)などを敷いて茶事を催す。outdoor tea ceremony
- のだ‐ひでお【野田▽英▽夫】
- (1908-39)洋画家。アメリカ生まれ。ディエゴ=リベラに壁画技法を学ぶ。作品『都会』など。
- のたま・う【▽宣う】(四他)
- 〈古語〉
- 《「のりたまう」の転》
- ①「言ふ」の尊敬語。おっしゃる。〈用例〉いよいよ恥づかしと思して、ものも〜・はず(源氏・少女)。
- ②《下位の者に対して》申し聞かせる。〈用例〉女に内侍(ないし)〜(竹取)。
- のたまわ‐く【▽宣わく】(連語)
- 〈古語〉
- 《「く」は名詞化する接尾語》のたまうことには。おっしゃるには。〈用例〉御子〜(竹取)。
- のたり‐のたり(副)
- 波などが、ゆるやかにうねり動くさま。undulate slowly〈用例〉春の海ひねもす〜かな(蕪村)。
- のたれ‐じに【野垂れ死に】(名・サ変自)
- 《「野垂」は当て字》
- ①行きだおれ。行路病死。die on the street
- ②落ちぶれてみじめに死ぬこと。
- のち【後】
- ①時間的に、あと。later〈対義〉先・前。〈用例〉晴れ、〜曇り。
- ②将来。未来。future〈対義〉前。〈用例〉10年の〜を期待する。
- ③{古語}
- (ア)子孫。〈用例〉火酢芹命(ほのすせりのみこと)の〜、諸(もろもろ)の隼人等(はやひとら)(日本書紀・神代下)。
- (イ)死後。〈用例〉この人の〜には、誰にか問はむ(徒然・168)。
- のち‐じて【後ジテ・後仕手】
- 能で、曲の中入り後に出る主役。あとジテ。〈対義〉前ジテ。
- の‐ぢしゃ【野▼萵▼苣】
- オミナエシ科の一、二年草。帰化植物。高さ約20cm。二またに分枝し、葉は対生でへら形。晩春に、薄青色の小花が枝先に集まって咲く。根出葉はサラダとして食べる。ヨーロッパ原産。corn salad
- のち‐ぞい【後添い】
- 後妻。後連れ。one's second wife
- の‐ちどめ【野血止】
- セリ科の多年草。暖地の野原にはえる。高さ約10cm。細い茎が横に走り、節からひげ根を出す。夏に、茎の前端が立ち上がり、白い小花の球状のかたまりをつける。
- のち‐のち【後後】(名・副)
- それより後。将来。after that; in the future〈用例〉〜困るよ。
- のち‐の‐つき【後の月】
- 陰暦八月十五夜の名月に対して、陰暦九月十三夜の名月。
- のち‐の‐ひな【後の▼雛】
- 3月節句の雛人形に対して、8月朔日(ついたち)の八朔(はっさく)に飾る雛や、9月9日の重陽(ちょうよう)の菊雛(きくびな)のこと。
- のち‐の‐よ【後の世】
- ①未来。future
- ②死後。死後の世界。あの世。the next world
- のち‐の‐わざ【後の業】
- 死後の供養。葬儀。法事。
- のち‐ほど【後程】(名・副)
- あとで。後刻。later〈用例〉〜お伺いします。
- の‐ちょう【野帳】
- ①江戸時代に検地の現場で作成された一種の手控え。
- ②野外で調査研究するとき、現場で気付いたことを書き留めておくノート。fieldwork note
- のつ【野津】
- 〈町〉大分県南東部、大野川支流野津川に沿う町。農林業が主。風連(ふうれん)鍾乳洞(しょうにゅうどう)がある。人口1万0842(1994)。
- ノッカー【knocker】
- ①玄関などの扉に取り付ける金属製や木製の器具。外来者はそれをたたいて来訪を知らせる。
- ②野球で、守備の練習のためにボールを打つ人。
- のっ‐かか・る【乗っ掛(か)る】(五自)
- 「→のりかかる」の転。
- のっか・る【乗っかる】(五自)
- 《俗語》乗る。ride
- ノッキング【knocking】
- 内燃機関のシリンダー内で起こる異常燃焼で、金属をたたくような音を発する現象。爆燃。
- ノック【knock】(名・サ変他)
- ①たたくこと。打つこと。
- ②入室の許しを求めて、戸をたたくこと。
- ③野球で、守備の練習にボールを打つこと。
- ノックアウト【knockout】(名・サ変他)
- ①ボクシングで、相手を打って、10秒以内に立ち上がらせなくすること。KO。カウントアウト。
- ②野球で、打ちまくって投手を交替させること。
- ③完全に打ち負かすこと。
- ノック‐オン【knock-on】
- ラグビーの反則の一つ。プレーヤーがパスを落球するなどして、ボールをからだに当て、相手ゴール方向に進めてしまった場合。
- ノックス【John Knox】
- (1505ごろ-72)スコットランドの宗教改革者。ジュネーブでカルバンの影響を受け、帰国後カトリック教会を攻撃、長老派教会を開いた。
- ノックダウン【knockdown】(名・サ変他)
- ①ボクシングで、打ちたおされること。ダウン。
- ②「→ノックダウン輸出」の略。
- ノックダウン‐ゆしゅつ【ノックダウン輸出】
- 《「ノックダウン」は、組み立ての意》自動車・機械などを部品や半製品の形で輸出し、現地で組み立てて製品とし販売する方式。KD輸出。knockdown export
- のっけ
- 《俗語》最初。冒頭。〈用例〉〜からおどろかされる。
- のつけ‐ざき【野付崎】
- 北海道東部、根室海峡に突出する岬。長さ約28km。日本最大の分岐砂嘴(さし)。放牧地。ハクチョウの飛来地。
- のっ・ける【乗っける・載っける】(下一他)
- 《俗語》のせる。put on
- のっ‐こみ【乗っ込み】
- 魚が産卵のために浅い場所へ寄り集まってくること。
- のっし‐のっし(副)
- 《「のしのし」の転。「のしのし」を強調した言い方》体の重いものがゆっくりと地面をふみしめて歩くさま。walk heavily〈用例〉力士が〜と歩く。
- のっそり(副)
- 《「のそり」の転》
- ①動作がにぶく、ゆっくりしているさま。sluggishly〈用例〉〜と立ち上がる。
- ②ぼんやり立っているさま。
- ノッチド‐ラペル【notched lapel】
- 《「ノッチ」は、V字形の切り目の意》襟型の一つ。ラペル(下襟)の先が自然に下がっている形。背広の襟型のもっとも一般的なもの。菱襟(ひしえり)。ノッチドラペルカラー。ノッチドカラー。
- ノッティンガム【Nottingham】
- イギリス、イングランド中部、トレント川に沿う工業都市。レース・洋品類生産がとくにさかん。人口26.4万(1991)。
- ノット【knot・節】
- 船の速さを表す単位。1ノットは1時間に1海里(1.852km)進む速さ。手用測程儀の測程索に付けた結び目 (knot) に由来する。記号kt
- のっ‐とり【乗っ取り】
- ①乗っ取ること。capture
- ②企業を買収して経営を支配すること。takeover
- ③運航中の船や航空機を略取すること。ハイジャック。hijack
- の‐つ‐とり【野つ鳥】
- [枕ことば]《野にいる鳥、の意。キジをさすことが多い》「きぎし(キジ)」にかかる。〈用例〉〜雉(きぎし)はとよみ家つ鳥鶏(かけ)も鳴くさ夜は明けこの夜は明けぬ(万葉・13・3310)。
- のっ‐と・る【乗っ取る】(五他)
- 《「乗り取る」の転》
- ①攻めて奪いとる。capture〈用例〉城を〜。
- ②無理に自分のものにする。take over〈用例〉会社を〜。
- のっ‐と・る【▽則る・▽法る】(五自)
- 《「のりとる」の転》手本として従う。follow〈用例〉規則に〜。
- のっ‐ぱら【野っ原】
- 《「のはら」の転》「→野原」を荒っぽくいう語。field
- のつはる【野津▽原】
- 〈町〉大分市西隣の町。稲作・畑作・畜産・シイタケ栽培などがさかん。都市化が進む。人口5716(1994)。
- のっぴき‐ならない【▽退っ引きならない】(連語)
- あとへ引けない。さけられない。のっぴきならぬ。inevitable〈用例〉〜立場。
- のっ‐ぺい【▽能平・▽濃▼餠】
- くず粉でとろみをつけた汁物。材料は油揚げ・サトイモ・シイタケ・ニンジン・ダイコンなど。のっぺい汁。
- のっぺら‐ぼう
- [一](名・形動)
- ①なめらかで、すべすべしていること・もの・さま。smoothness
- ②変化のないこと・さま。flatness
- [二](名)目・鼻・口のない化け物。
- のっぺり(副・サ変自)
- ①顔などが、整ってはいるがしまりのないさま。〈用例〉〜した顔。
- ②起伏がなくて変化に乏しいさま。平面的なさま。flat
- のっぽ(名・形動)
- 背の高いこと・人・さま。〈対義〉ちび。
- の‐づみ【野積み】
- 資材や品物を屋外に積むこと。pile up out in the open