のめ・す(五他)
①前へ倒す。転ばす。push down
②《動詞の連用形に付いて》すっかり…する。do completely〈用例〉たたき〜。
のめ‐のめ(副)
あつかましいさま。おめおめ。shamelessly〈用例〉よくも〜と顔を出せるな。
のめり‐こ・む【のめり込む】(五自)
①抜け出せないほど深く前へ倒れ込む。go deep into
②すべてを忘れて熱中する。be completely absorbed in〈用例〉宗教に〜。
のめ・る(五自)
前へ倒れる。傾く。つんのめる。fall forward
の・める【飲める】(下一自)
①酒をたくさん飲むことができる。drink much〈用例〉あの人は〜くちだ。
②飲んでおいしい。be good to drink〈用例〉この酒は〜。
ノモグラフ【nomograph】
早見計算表。計算図表。
のもざき【野母崎】
〈町〉長崎県、長崎半島先端の町。漁業がさかんで、県下有数の遠洋漁業基地。人口8580(1994)。
ノモス【nomos(ギリシア)
《法律・慣習・社会制度、の意》古代ギリシアで、伝来の慣例として守られていたもの。ソフィストによってフィシス(自然)に対立させられ、相対的・偶然的・主観的なものとされた。
の‐も‐せ【野面】
〈古語〉
《「野も狭(せ)」から。野も狭いほどいっぱい、の意》野原一面。野づら。〈用例〉よられつる〜の草のかげろひて(新古今・夏)。
のも‐はんとう【野母半島】
→長崎半島の別称。
の‐もり【野守】
野の番人。禁猟の野を守る人。
のもり‐ぐさ【野守草】
→ハギの異名。
ノモンハン‐じけん【ノモンハン事件】
昭和14年(1939)5月、満蒙(まんもう)国境(現在の中国東北部とモンゴルの境)のハルハ川付近で起きた日ソの武力衝突。日本軍はソ連の機械化部隊によって壊滅的な打撃を受け、以後対ソ開戦論は後退。
の‐やき【野焼(き)】
新しい草がよく生えるように、早春に野を焼くこと。burning of a field
の‐やま【野山】
野と山。野や山。hills and fields
のら
①なまけること・人。のらくら。
②身をもち崩すこと・人。
飲めや歌え(の)(のめやうたえ(の))
仕事をおこたる。さぼる。なまける。のらをこく。油を売る。
の‐ら【野良】
《「ら」は接尾語》
①野。野原。field
②田畑。farm〈用例〉〜仕事。
ノラ【Nora】
ノルウェーの劇作家イプセン作『人形の家』の女主人公。自我にめざめた近代的女性の典型とされる。
のら‐いぬ【野良犬】
飼い主のない犬。宿なし犬。stray dog〈対義〉飼い犬。
のら‐え【野良荏】
→シソの古名。
のら‐ぎ【野良着】
田畑で農作業をするときに着る衣服。smock frock
のら‐くら(名・副・サ変自)
①働かないで遊んでいること・人・さま。ぶらぶら。idly〈用例〉〜して時を過ごす。
②態度がはっきりしないこと・さま。ぬらくら。vaguely〈用例〉〜とつかみどころがない。
のらくろ
田河水泡(たがわすいほう)作の子ども漫画・その主人公。野良犬(のらいぬ)黒吉が軍隊に入り活躍する物語。昭和6年(1931)から同16年(1941)に『少年倶楽部(クラブ)』に連載。
のら‐ごえ【野良声】
のら仕事のときに出すような、太くて高い声。vulgar thick voice
のら‐しごと【野良仕事】
田畑や野山に出て仕事をすること。野働き。farm work
のら‐ねこ【野良猫】
飼い主のない猫。宿なし猫。a stray cat
のら‐まめ【野良豆】
→エンドウの古名。
→ツルマメの異名。
→ソラマメの異名。
のら‐むすこ【のら息子】
働かないで遊びずきの息子。どらむすこ。
のらり‐くらり(副)
①怠けて、ぶらぶらしているさま。lazy〈用例〉〜遊んでいる。
②態度がはっきりしないさま。つかまえどころのないさま。as slippery as an eel〈用例〉〜と言い逃れる。
のり【法・式・規・則・憲・典・範・矩】
①一定の道理。おきて。法則。law; rule
②手本。もはん。model
③さしわたし。その寸法。length〈用例〉内〜。
④《仏教語。「法」で》仏の教え。仏法。
のり【乗り】
[一](名)
①乗ること・もの。ride〈用例〉2人〜。
②おしろい・絵の具・染料・ペンキなどのなじみぐあい。spread〈用例〉〜のよい板。
③謡曲で、うたいと拍子の合わせ方。partnership
④芝居で、せりふを、三味線や相方の調子に合わせること。
⑤他のものの調子にうまく合わせること。〈用例〉若い人はリズムの〜がいい。
[二](接尾)《人数を表す語に付いて》乗り物がその人数だけ乗ることができることを表す。〈用例〉60人〜のバス。
乗りが来る(のりがくる)
調子がでてくる。乗り気になる。
のり【苔】
①食用とする藻類の総称。海藻のアサクサノリ・アオノリ・アマノリ、淡水藻のスイゼンジノリ・カワノリなど。栄養価が高い。
②アサクサノリなどを漉(す)いてかわかしたもの。〈数え方〉1枚・1帖(じょう)(10枚)・1箱・1缶。
のり【糊】
①水とでんぷんを熱してできるねばり気のある物質。接着、洗濯物や織物の仕上げ、捺染(なっせん)に用いる。でんぷんのり。paste
②接着剤の総称。adhesive agent
糊が利く(のりがきく)
①布などにのりがよくついていて、ぴんとしている。well-starched〈用例〉糊が利いたワイシャツ。
②《転じて》緊張してかたくなる。しゃちほこばる。become stiff
糊と鋏(のりとはさみ)
《切ることと、はることから》人の説を安直につぎはぎして述べるたとえ。
のり‐あい【乗(り)合い・乗合】
①乗り物に一緒に乗ること。乗り合わせた人。fellow passenger
②「→乗合自動車」「→乗合馬車」などの略。
のりあい‐じどうしゃ【乗合自動車】
多数の客を乗せ、一定路線を規定の運賃で走行する自動車。バス。bus
のりあい‐ばしゃ【乗合馬車】
一定路線を有料で運行する2頭立ての四輪馬車。鉄道馬車・乗合自動車の出現によって消滅。omnibus
のりあい‐ぶね【乗合船】
[一]大勢の客を一緒に乗せる船。渡し舟や釣り船などにある。passenger boat
[二]歌舞伎(かぶき)舞踊。常磐津(ときわず)。本名題『乗合船恵方万歳(えほうまんざい)』。天保(てんぽう)14年(1843)初演。
のり‐あ・げる【乗(り)上げる】(下一自)
船・車が進んでいて、物に当たってその上に上がる。run on〈用例〉暗礁に〜。
のり‐あわ・す【乗り合(わ)す・乗合わす】(五自)
→のりあわせる(乗り合わせる)
のり‐あわ・せる【乗り合(わ)せる・乗合(わ)せる】(下一自)
=乗り合わす。
①偶然その乗り物に乗る。take the same car
②同じ乗り物の中で出会う。share the car with〈用例〉偶然、かれと〜・せた。
のり‐いれ【乗(り)入れ】
①乗り物に乗ったままで入っていくこと。drive into〈用例〉乗用車の〜禁止。
②電車・バス・航空機などが路線を延長すること。とくに他社の路線に入って運転すること。extension〈用例〉相互〜。
のり‐いれ【糊入れ】
本来は、手漉(す)き和紙をつくるときに、コウゾ繊維に米のりを加えること。現在の製紙は、機械生産で木材パルプや上質の廃紙に変性でんぷんなどを加える。〈参照〉アート紙・生紙(きがみ)
のり‐い・れる【乗(り)入れる】(下一他)
①乗り物に乗ったまま、入っていく。drive in〈用例〉構内に〜。
②電車・バス・航空機などが、他の路線やある地点まで延長される。run in〈用例〉バスが団地まで〜。
のり‐うち【乗(り)打ち】(名・サ変自)
馬やかごに乗ったまま、社寺・貴人の前を通り過ぎること。
のり‐うつぎ【空木】
ユキノシタ科の落葉低木。山地にはえる。高さ約3m。葉は楕円(だえん)形で対生か輪生。夏に飾り花のある白い花が咲く。樹皮から製紙用ののりをとる。北海道ではサビタという。
のり‐うつ・る【乗(り)移る】(五自)
①一つの乗り物から降りて他の乗り物に乗る。乗り換える。change〈用例〉車から車へ〜。
②神仏・霊魂が人間にとりつく。inspire
のり‐おく・れる【乗(り)遅れる・乗(り)後れる】(下一自)
①時間に遅れて乗れなくなる。miss〈用例〉飛行機に〜。
②時代・環境・流行などの変化から、取り残される。〈用例〉時流に〜。
のり‐おり【乗り降り】
乗ることと降りること。get on and off
のり‐かえ【乗(り)換え・乗換】
①別の乗り物に乗り換えること。transfer
②乗り継ぐために用意しておく予備の馬。spare horse
③有利な方に心を移すこと。change of mind
のりかえ‐えき【乗換駅】
別の路線に乗り換える駅。transfer station
のり‐か・える【乗(り)換える】(下一他)
①ほかの乗り物、または別系統の路線に移る。transfer〈用例〉バスで来て、ここで地下鉄に〜。
②有利なほうに心を移す。くら換えをする。switch〈用例〉高配当の株に〜。
のり‐かか・る【乗り掛(か)る・乗掛(か)る】(五自)
①ちょうど乗ろうとする。be about to get on
②着手しようとする。set one's hand to
乗り掛かった船(のりかかったふね)
いったん始めた以上、途中でやめられないたとえ。be already in it with both feet
のり‐か・ける【乗(り)掛ける】(下一自他)
①(自)乗ろうとする。be about to get on
②(他)乗り物に乗ったままで、他の物に衝突して乗り上げる。ride against
のり‐き【乗(り)気】
しようと心がはずむこと。熱心。eagerness〈用例〉〜になる。
のり‐き・る【乗(り)切る】(五自)
①乗ったままで進む。ride through
②困難を押し切る。難局を突破する。tide over〈用例〉危機を〜。
③すっかり乗る。〈用例〉あぶらの〜・った年代。
のり‐くみ【乗(り)組み・乗組】
いっしょに乗ること。また、いっしょに乗った人。crew
のりくみ‐いん【乗組員】
同じ船などに乗り合わせて仕事をする人々。crew〈比較〉搭乗員。
のり‐く・む【乗(り)組む】(五自)
運航の仕事などのため、船などにいっしょに乗る。be on board
のりくら‐かざんたい【乗鞍火山帯】
中部地方、立山(たてやま)大池付近から御嶽(おんたけ)山にいたる火山帯。主峰は乗鞍岳・焼岳(やけだけ)・御嶽山。
のりくら‐コロナかんそくじょ【乗鞍コロナ観測所】
国立天文台(旧東京天文台)付属の観測所。乗鞍岳の海抜2876mのところにある。昭和63年(1988)7月より、国立天文台乗鞍コロナ観測所に名称変更。
のりくら‐だけ【乗鞍岳】
長野・岐阜県境、飛騨(ひだ)山脈南部にある火山。標高3026m。22の峰が連なり、コロナ観測所がある。
のり‐こ・える【乗(り)越える】(下一自)
①乗ったまま通り越す。ride across
②物を越えて向こう側に行く。get over〈用例〉塀を〜。
③うちかって先へ行く。tide over〈用例〉苦難を〜。
④力量などで、上の人を追いぬく。outrun〈用例〉先達を〜。
のり‐ごこち【乗(り)心地】
乗った具合・気分。feel comfortable to ride in〈用例〉〜は満点。
のり‐こし【乗(り)越し】(名・サ変自)
所持している乗車券の区間より先の駅まで乗ること。ride past
のり‐こ・す【乗(り)越す】(五自)
①乗ったまま目的地よりも先へ通り過ぎる。乗り過ごす。ride past〈用例〉下車駅を〜。
②物の上に乗って越す。乗り越える。get over〈用例〉塀を〜。
のり‐こな・す【乗(り)熟す】(五他)
自由自在に操って乗る。manage〈用例〉荒馬を〜。
のり‐こ・む【乗(り)込む】(五自)
①勢いよく入っていく。march into〈用例〉敵地に〜。
②乗り物の中に入る。join〈用例〉新幹線に〜。
のり‐しろ【糊代】
紙などを張るとき、のりをつけるための部分。flap
ノリス【Frank Norris】
(1870-1902)アメリカの小説家。アメリカで最初の自然主義文学の傑作を残す。作品『マクティーグ』、3部作『たこ』『小麦取引所』(第3部は未完)、評論『小説家の責任』など。
のり‐すご・す【乗り過(ご)す・乗過(ご)す】(五自)
目的の駅より先の駅まで行ってしまう。乗り越す。ride past one's station
のり‐すて【乗(り)捨て】
乗り捨てること。また、その乗り物。leave
のり‐す・てる【乗(り)捨てる】(下一他)
①降りて、乗り物をそのまま放置する。leave〈用例〉車を〜・てて逃げる。
②降りて、さっさと行く。get off〈用例〉駅でタクシーを〜。
のり・する【糊する】(サ変自)
①のりをつける。starch
②やっと暮らす。get one's living
口を糊する(くちをのりする)
→くち(口)
のり‐ぞめ【糊染(め)】
のりで防染や着色する染色技法の総称。紅型(びんがた)・友禅・茶屋染めなどに利用。
ノリタケカンパニーリミテド【(株)ノリタケカンパニーリミテド】
窯業。食器・工業用機材・電子部品などを製造。大正6年(1917)設立。本社は愛知県名古屋市西区則武(のりたけ)新町。
のり‐だ・す【乗(り)出す】(五自他)
①(自)
(ア)乗って出て行く。ride out
(イ)進んで始める。set about〈用例〉新事業に〜。
②(他)前へ出す。lean over〈用例〉窓からからだを〜。
のり‐ちゃ【苔茶】
→のりちゃづけ」の略。
のり‐ちゃづけ【苔茶漬(け)】
焼きのりをのせた飯に熱い茶をかけたもの。のりちゃ。
のり‐つ・ぐ【乗(り)継ぐ】(五他)
途中で別な乗り物に乗り換えて進む。change
のり‐づけ【糊付け】(名・サ変自他)
①(他)のりで付けること。paste〈用例〉ポスターを〜する。
②(自)洗濯した布に、のりを付けること。starch〈用例〉シーツに〜する。
のり‐つ・ける【乗(り)付ける】(下一自)
①乗りなれる。get used to riding〈用例〉飛行機には〜・けていない。
②乗り物に乗ったまま、玄関・戸口まで行く。drive up to〈用例〉車で玄関まで〜。
のり‐て【乗(り)手】
①乗り物の客。乗る人。passenger
②馬などに、じょうずに乗る人。rider〈用例〉なかなかの〜だ。
のり‐と【祝詞】
祭祀(さいし)のときに神前で唱えることば。文学史上は「延喜式」所載のものを中心とする古代祝詞をさす。のっと。のと。
のり‐と・る【乗(り)取る】(五他)
→のっとる(乗っ取る)
のり‐なら・す【乗(り)慣らす・乗(り)馴らす】(五他)
車・馬などを、乗ってならす。自在に乗りこなすようにする。break in
のり‐にげ【乗(り)逃げ】(名・サ変自)
①他人の乗り物に乗って逃げること。ride away with
②乗った代金を払わないで逃げること。bilk a ride
のり‐ば【乗(り)場】
タクシー・バスなど、乗り物に乗る所。car stop
のり‐まき【苔巻(き)】
海苔にすし飯を広げ、かんぴょうやキュウリなどを細長くのせて巻きすで巻いたすし。
のり‐まわ・す【乗(り)回す】(五他)
乗り物をあちこち走らせる。ride about〈用例〉外車を〜。
のり‐まわ・る【乗(り)回る】(五自)
いろいろな乗り物に乗って回る。drive around
のり‐めん【法面】
掘削または盛り土によってできた土の傾斜面。face of slope
のり‐もの【乗(り)物】
①人を乗せてはこぶもの。電車・バス・飛行機・船など。vehicle; vessel
②江戸時代では、とくに貴人用の駕籠(かご)のこと。
のりもの‐よい【乗(り)物酔い】
飛行機・船・自動車など、乗り物に乗ったときに起こる症状。乗り物の揺れや加速度が内耳の前庭・半規管を刺激して引き起こされる。顔面蒼白(そうはく)・吐き気など。神経質な人に多い。動揺病。加速度病。motion sickness
ノリリスク【Noril'sk】
ロシア、シベリア中北部の鉱業都市。世界最北部の都市の一つ。人口16.5万(1992)。
*の・る【乗る】(五自)
①人が物の上に上がる。get on; mount〈対義〉おりる。〈用例〉屋根に〜。ひざに〜。
②乗り物に身を置く。ride; get on〈対義〉おりる。〈用例〉電車に〜。
③相手になる。耳を傾ける。参加する。join〈用例〉相談に〜。一口〜。
④他からの誘い・相談・企画などに応ずる。その結果、だまされる。be deceived〈用例〉計略に〜。口車に〜。
⑤よく調子が合う。be in harmony with〈用例〉三味線に〜。リズムに〜。
⑥インクやクリーム状のものがよくなじむ。よくつく。spread well〈用例〉化粧が〜。
⑦あるものと一緒に、あるいはその勢いを利用して動く。be carried on〈用例〉風に〜。時流に〜。
*の・る【載る】(五自)
①物が上に置かれる。be placed on〈用例〉資料が机に〜・っている。
②積まれる。be loaded on〈用例〉荷物がトラックに〜。
③書かれる。掲載される。be printed in〈用例〉新聞に〜。
の・る【宣る・告る】(四他)
〈古語〉
言う。述べる。〈用例〉家聞かな名〜・らさね(万葉・1・1)。
ノルアドレナリン【noradrenalin】
交感神経末梢(まっしょう)の伝達物質。アルテレノール。ノルエピネフリン。
ノルウェー【Norway・諾威】
(Kingdom of Norway)スカンジナビア半島西半を占める立憲君主国。首都オスロ。国土の大部分はスカンジナビア山脈や高原で、海岸部は氷河の浸食を受けたU字谷やフィヨルドが発達。世界的な水産国で、海運や林業とアルミニウム・造船などの工業がさかん。面積32.4万km2。人口430.8万(1993)。正称ノルウェー王国。
のるか‐そるか【伸るか反るか】(連語)
成功するか、失敗するか。一か八か。all or nothing
ノルチェピング【Norrköping】
スウェーデン南東部、モタラ川河口の港湾都市。織物業の中心地。人口12.1万(1991)。
ノルデ【Emil Nolde】
(1867-1956)ドイツの画家。表現主義絵画を代表。版画も多い。「橋」派に参加。好んで宗教的主題を扱い、激しい色彩対比と荒々しい表現による画風を展開。作品『五旬節』など。
ノルディック‐きょうぎ【ノルディック競技】
ノルウェーで発達したスキー競技の総称。距離・リレー・ジャンプ・複合(距離15kmと70m級ジャンプ)の4種目。ノルディック種目。Nordic events〈比較〉アルペン競技。
ノルディック‐しゅもく【ノルディック種目】
→ノルディックきょうぎ(ノルディック競技)
ノルディック‐セーター【Nordic sweater】
雪の結晶・針葉樹・トナカイなどの北欧風な図柄を大胆に編みこんだセーター。
ノルデンシェルド【Nils Adolf Erik Nordenskiöld】
(1832-1901)スウェーデンの探検家・地理学者。王立博物館鉱物学部長。北極を探検、1878年に北東航路を開く。
ノルト‐オストゼー‐うんが【ノルト-オストゼー運河】
(Nord-Ostsee-Kanal)ドイツ北部、北海とバルト海を結ぶ運河。長さ99km、幅100m。キール運河。
ノルトビジョン【Nordvision】
ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・アイスランドの北欧5か国の放送機関で構成される国際ネットワーク。
ノルトライン‐ウエストファーレン【Nordrhein-Westfalen】
ドイツ西部の州。州都デュッセルドルフ。ルール炭田を控え、同国経済のもっとも重要な地域。人口1751万(1992)。
ノルビット【Cyprian Kamil Norwid】
(1821-83)ポーランドの詩人。貧窮のうちに死んだが、20世紀に入ってからようやく知的叙情詩人として評価された。作品『わが歌』『黒い花々』など。
ノルマ【norma(ロシア)
→基準。norm
②労働の責任量。norm
ノルマ【Norma(イタリア)
ベリーニ作曲のオペラ。2幕。1831年初演。ロマーニ台本。若い尼僧(にそう)ノルマの悲劇。『清らかな女神よ』が有名。
ノルマル【Normal(ドイツ)
→きてい(規定[二]①)
ノルマン‐コンクェスト【Norman Conquest】
1066年、ノルマンディー公ウィリアムによるイングランド征服。エドワード懺悔(ざんげ)王の死後、ウィリアムは王位を要求して侵入、ヘースティングズでハロルドを破ってノルマン朝を開き、ウィリアム1世となった。
ノルマン‐じん【ノルマン人】
《「ノルマン」は、北方の人の意》ゲルマン民族の一派。原住地は北欧。狩猟・漁労・海上交易に従事。ときに海賊行為に及んだ。ヨーロッパ各地に王国を建設。11世紀、北米に航海。デーン人。Norman
ノルマン‐ちょう【ノルマン朝】
中世イングランドの王朝。ノルマン‐コンクェストにより、1066年ウィリアム1世が創始。中央集権的封建制度を確立。1154年ヘンリー2世のプランタジネット朝創設をもって終わった。House of Normandy
ノルマンディー【Normandie】
フランス北西部のイギリス海峡に臨む地方。中心都市ルーアン。9世紀よりノルマン人が侵入、10世紀ノルマンディー公国となるが、13世紀にフランス領となった。第2次大戦における、英・米・加・仏連合軍の上陸作戦で知られる。
ノルマンディー‐こうこく【ノルマンディー公国】
911年、ノルマンの首長ロロが西フランク王シャルル3世に封じられて建国。1066年ノルマン‐コンクェスト以後イギリス領となったが、13世紀初めフランスに併合。Normandy
ノルマンディー‐じょうりくさくせん【ノルマンディー上陸作戦】
第2次大戦の1944年6月、連合軍が決行した北フランス、ノルマンディーへの大規模な上陸作戦。Normandy Invasion
ノルマントンごう‐じけん【ノルマントン号事件】
明治19年(1886)イギリス船ノルマントン号が紀州沖で沈没のさい、イギリス乗員だけが脱出し、日本人乗客全員が死亡した事件。領事裁判の処置をめぐり、条約改正運動が高まった。
ノルマン‐ようしき【ノルマン様式】
11世紀にフランスのノルマンディー地方で確立された、ロマネスク美術の一様式。ノルマン朝イングランドの教会堂建築に顕著で、グロスター大聖堂がその典型。Normanesque
ノルム【norme(フランス)
→法則→規範
ノルン【Norn】
北欧神話の運命の女神たち。ウルド・ベルダンディ・スクルドの3人姉妹。宇宙樹ユグドラシルの根本の泉に住し、糸を紡ぎながら、人間の運命を定める。ギリシア神話のモイラにあたる存在。