はご‐の‐き【羽子の木】
→ツクバネの別名。果実を羽根つきの羽根に見たてたもの。
パゴ‐パゴ【Pago Pago】
南太平洋、ポリネシア西部のツツイラ島にある、アメリカ領東サモアの首都。南太平洋屈指の良港。軍港。人口0.3万(1985)。パンゴパンゴ。
はこ‐ばしゃ【箱馬車】
箱形の馬車。〈比較〉幌(ほろ)馬車。
はこび【運び】
①物事の進みぐあい。progress〈用例〉仕事の〜が遅い。
②歩行・表現などの方法。pace〈用例〉筆の〜。
③はかどり。順序。arrangements〈用例〉完成の〜に至る。
運びとなる(はこびとなる)
物事が進んで、ある状態・段階に達する。物事の段取りがつく。〈用例〉開店の〜。
はこ‐ひだ【箱襞】
→ボックスプリーツ
はこ‐ひばち【箱火鉢】
木製の箱形火鉢。金属板を内側に張って灰を入れ、炭火で暖をとる。
はこび‐や【運び屋】
①物資の運搬を業とする人。carrier
②麻薬・密輸品などの運搬人。trafficker
*はこ・ぶ【運ぶ】(五自他)
①(自)物事がすらすらとはかどる。物事が進む。progress〈用例〉話がすらすらと〜。仕事がうまく〜。
②(他)
(ア)物などを他の場所に移す。運送する。carry; transport〈用例〉荷物を〜。
(イ)物事をうまく進める。おし進める。advance〈用例〉事を〜。話を〜。
(ウ)道具を使って動作をする。〈用例〉筆を〜。
足を運ぶ(あしをはこぶ)
→あし(足)
はこ‐ふぐ【箱豚】
体が硬い甲でおおわれたハコフグ科の海水魚。全長約40cm。黄褐色の地に白斑(はくはん)が散在。体の横断面は四角形。無毒で食用とすることもある。本州中部以南の日本沿岸に分布。
はこ‐ぶね【箱船・方舟】
四角い形の船。ark〈用例〉ノアの〜。
はこべ【縷】
ナデシコ科の一、二年草。道ばた・畑などにはえる。高さ約20cm。茎はよく分枝。葉は卵形で対生。枝先に多数の白色の五弁小花が咲く。春の七草の一つ。食用・小鳥のえさ用。ハコベラ。ハクベラ。アサシラゲ。
はこべ‐ら【縷】
→ハコベの別名。
は‐こぼれ【刃毀れ】(名・サ変自)
刃が欠けること。nick〈用例〉〜した刀剣。
はこ‐まくら【箱枕】
箱形の木製の枕。台形の箱の上に、小さな括(くく)り枕をのせ、その上に当て紙を重ねて、結んで用いる。
はこ‐めがね【箱眼鏡】
水中・水底を透視するための眼鏡。防水した箱の底部にガラスまたはレンズがはめこんである。water glass
は‐ごも【葉薦】
マコモの葉を粗く編んだ莚(むしろ)
はこ‐や【箱屋】
①箱を作り、それを売る店。また、それを職業とする人。box maker
②三味線の入った箱を持ち、御座敷に出る芸妓(げいぎ)の供について歩く男。箱回し。箱。
はこ‐やなぎ【箱柳】
《箱を作ることから》ヤナギ科の落葉高木。高さ約5m。山野にはえる。葉は互生し、広卵形。基部に蜜腺(みつせん)があり、葉柄は平たく長い。春は葉の出る前にひも状の花穂(かすい)を出す。街路樹・防風林用。材は軽く柔らかい。ヤマナラシ。
はこや‐の‐やま【射の山】
①中国の神仙説による想像上の山。仙人が住むという。姑射山。
②上皇の御所。仙洞(せんとう)
バコロド【Bacolod】
フィリピン中部、ネグロス島北西岸の都市。同国最大のサトウキビ栽培地域の中心地。人口33.6万(1990)。
は‐ごろも【羽衣】
[一]
①天人が空を飛ぶために着るという非常にうすく軽い衣。あまのはごろも。あまごろも。
②ハゴロモ科の昆虫の総称。前翅(ぜんし)は三角形で、開張約2cm。ベッコウハゴロモは作物や果樹などを加害。日本全土に分布。
[二]
①謡曲の曲名。三番目物。作者不明。羽衣伝説に取材した曲。三保(みほ)の松原で天女(てんにょ)が漁夫にとられた羽衣を返してもらい、そのお礼に東(あずま)遊びを舞い、天に昇っていく。
②謡曲『羽衣』による三味線音楽。長唄(うた)・一中節(いっちゅうぶし)・常磐津(ときわず)など。
はごろも‐かんらん【羽衣甘藍】
→ケール
はごろも‐ぐさ【羽衣草】
バラ科の多年草。高山にまれにはえる。高さ約30cm。根出葉は長柄をもち腎臓(じんぞう)形。夏茎の頂に黄緑色の小花を密生。
はごろも‐そう【羽衣草】
→ノコギリソウの別名。
はごろも‐でんせつ【羽衣伝説】
天女が水浴中に男にみつかって羽衣を隠され、しばらく妻として生活するが、のちに羽衣を得て天に帰る話。天人女房(てんにんにょうぼう)の昔話と類似する。
はごろも‐ぼたん【羽衣牡丹】
→ハゴロモカンランの別名。
はごろも‐も【羽衣藻】
スイレン科の多年生水草。茎は水中に長く伸び、葉は対生し、腎臓(じんぞう)形で深裂。夏、水面上に白小花が咲く。俗称キンギョモで、金魚鉢に入れて観賞。
は‐こん【破婚】(名・サ変自)
婚約・結婚関係をなくすこと。破鏡。離婚。
はさ【架】
刈り取ったイネを乾かすために掛けておくもの。いなかけ。はざ。
ば‐さ【婆娑】(形動トタル)
《当て字》
①舞う袖(そで)のひるがえるさま。
②影などのちらつくさま。fluttering
③竹の葉などに雨や風があたって音をたてるさま。rustle
バザー【bazaar】
①公共団体や慈善団体などが資金集めを目的に、無料で提供された品物を展示即売する市。慈善市。
→バザール①
ハザード【hazard】
ゴルフコースの中の障害地域。バンカーや池・川・海などをいう。
バザーリ【Giorgio Vasari】
(1511-74)イタリアの画家・建築家・美術史家。ミケランジェロに師事。著作『イタリア美術家列伝』は最初の美術史的文献として名高い。
ハザール【Khazar】
カフカス山脈の北方、ボルガ川とドン川に囲まれた地域に拠(よ)った遊牧系民族。7世紀に強大な国家を建設。東西交通の要路を占め繁栄したが、9世紀にオグズ、10世紀後半にロシアの侵攻を受け、11世紀初めにビザンチンとロシアにより滅ぼされた。
バザール【bāzār(ペルシア)
①イスラム文化圏で、→市場。バザー。
②《転じて》→市場
③商店などの安売り。
は‐さい【破砕・破摧】(名・サ変自他)
くだけ壊れること。くだき壊すこと。
パサイ【Pasay】
フィリピン、ルソン島南西部の都市。マニラに南接し、大マニラ圏の一部をなす。人口35.4万(1990)。
はさい‐い【破砕胃】
食物をかみくだく働きをもつ特殊な胃。鳥類や昆虫の砂嚢(さのう)など。またエビやカニなどの甲殻類では胃の中に胃歯という食物をくだく突起がいくつかある。咀嚼(そしゃく)胃。masticatory stomach
はさい‐き【破砕機】
鉱石など塊状の固体原料を必要な大きさに砕く機械。粉砕機。クラッシャー。crusher
はさい‐たい【破砕帯】
①構造線の一つ。断裂や圧砕などの作用により、岩が砕かれてできる割れ目が一定の幅で帯状をしているもの。fracture zone
②土木工事で、水が激しく吹き出て、岩などがくずれるところ。
ハサウェー【Donny Hathaway】
(1945-79)アメリカの黒人歌手・歌曲作家・編曲者。多彩な活躍で新しい黒人意識を示した。
はざかい‐き【端境期】
①9〜10月ごろの古米と新米との交替期。between-crop season
②その年の産物が、前年の産物に代わって出始めようとする時期。between-crop season
③ものごとの入れ替わりの時期。off-crop season
は‐さき【刃先】
刀剣などの刃の先端。きっさき。point of a sword
はさき【波崎】
〈町〉茨城県南端、利根(とね)川河口の町。漁業基地で、水産加工業がさかん。北部は鹿島臨海工業地域の一部。人口3万8373(1994)。
は‐ざくら【葉桜】
花が散って若葉が出始めたころの桜。
は‐ざし【ハ刺し】
《縫い目がハの字形になるところから》洋裁の技法。斜め仕付けを繰り返して、テーラード仕立ての身頃(みごろ)や襟に芯(しん)をすえるために用いる。
ば‐さし【馬刺(し)】
馬肉の刺身(さしみ)
はさつ‐おん【破擦音】
音声学で、破裂音と摩擦音が結合した、1つの単音とみなされる音。「ツ」や、語頭の「ズ」などの出だしの子音、[ts][dz]など。affricate
ばさ‐つ・く(五自)
①乾いたものが触れ合ってばさばさ音がする。rustle
②髪に油けがなく、ばさばさして乱れている。dry and loose hair
ぱさ‐つ・く(五自)
水気・油気が少なく乾ききった感じになる。ぱさぱさする。dry up〈用例〉髪が〜。
パサディナ【Pasadena】
アメリカ西部、カリフォルニア州南部、ロサンゼルス北東の住宅都市。人口13.2万(1990)。
ばさ‐ばさ(副・形動・サ変自)
①乾いた物が触れ合って発する音。
②すっかり乾いてしまっているさま。とくに、髪につやがなくて乱れたさま。dry and brittle〈用例〉髪が〜になる。
ぱさ‐ぱさ(副・形動・サ変自)
水気・油気が少ないさま。乾ききったさま。ぼそぼそ。be all dried out〈用例〉〜の髪。〜したごはん。
はさま【迫】
〈町〉宮城県北部、迫川に沿う町。稲作・畜産が主。西部の長沼、ハクチョウの飛来する伊豆(いず)沼一帯は低湿地。人口2万3074(1994)。
はさま【挾間】
〈町〉大分県中部、大分・別府市に接する町。農業がさかん。住宅団地造成などで都市化が著しい。由布(ゆふ)川峡谷がある。人口1万3376(1994)。
はざ‐ま【硲】12画
部首 石いしへん 和製漢字
区点 4003・JIS 4823・シフト 94A1

たにあい。谷間。
はざ‐ま【狭間・迫間】
①物と物に挟まれた、せまい所。interval〈用例〉雲の〜。生死の〜。
②《「峡」「硲」とも》たにあい。谷間。valley
③弓矢を射、鉄砲などを撃つために城壁などに設けた穴。さま。銃眼。loophole
はさま‐がわ【迫川】
宮城県北部を流れる川。長さ86km。栗駒(くりこま)山南東麓(なんとうろく)に発し、箆岳(ののだけ)丘陵東方で北上川に合流。
はざまぐみ【(株)間組】
建設業。建築・土木会社。昭和5年(1930)設立。本社は東京都港区北青山。ハザマ。
はざま‐じゅうじろう【間十次郎】
(1678-1703)赤穂(あこう)義士の一人。父喜兵衛・弟新六とともに参加。炭小屋に隠れていた吉良上野介(きらこうずけのすけ)を刺したといわれる。
はさま・る【挟まる】(五自)
①物と物との間に入る。get between〈用例〉歯に〜。
②対立する両者の間に入る。stand between
はさみ【挟み・挿み】
挟むこと・もの。〈用例〉紙〜。
はさみ【鋏・刀】
①2枚の刃をすり合わせて、てこの原理でものを切断する道具。洋ばさみとにぎりばさみ(和ばさみ・日本ばさみ)の型式に分かれる。scissors〈数え方〉1丁。
→パンチ。punch〈用例〉切符に〜を入れる。
③じゃんけんで、石に負け紙に勝つ形。scissors
鋏を入れる(はさみをいれる)
①はさみで切る。cut with scissors〈用例〉開通式でテープに〜。
②樹木を剪定(せんてい)する。trim
③乗車券・入場券などに穴をあけたり、きざみ目をつける。punch
はさみ【螯・鉗】
カニ・エビ・サソリなど節足動物の大きな前足で、鋏(はさみ)状になった部分。えさなどを、はさんで運ぶ。鉗脚(かんきゃく)。claws
はさみ【波佐見】
〈町〉長崎県、佐世保(させぼ)市東隣の町。一帯が近世以来の窯業地(ようぎょうち)で、波佐見焼で知られる。人口1万5746(1994)。
はさみ‐うち【挟み撃ち】(名・サ変他)
敵を中間において、両面から攻撃すること。attack from both sides
はさみ‐ことば【挟(み)詞・挿(み)語】
江戸時代、花柳界で用いられた隠語の一種。ことばの各音の下にその音と同列のカ行の音をはさんで、聞きとりにくい言い方にするもの。「しつこい」を「しキつクこコいキ」などという。のち児童のことば遊びにもなった。唐言(からこと)
はさみ‐こみ【挟み込み】
中に挟み入れたもの。insertion
はさみ‐こ・む【挟み込む】(五他)
ものの間に入れる。ものの間に挟む。挟み入れる。insert
はさみじょう‐かかくさ【鋏状価格差】
→きょうじょうかかくさ(鋏状価格差)
はさみ‐しょうぎ【挟み将棋】
将棋の遊び方の一つ。盤の両端に駒(こま)を横1列に並べ、双方が交互に前後・左右に駒を動かし、相手の駒を挟んで取る。相手から駒を取り尽くすと勝ちとなる。
はさみ‐ばこ【挟み箱】
昔、着替えの衣服などを入れ、棒の先につけて従者に担がせた箱。
はさみ‐むし【鋏虫】
腹部末端にはさみがあるハサミムシ科の昆虫。体は黒褐色で、翅(はね)は退化。体長2.3cm内外。母虫が卵や幼虫を保護する。世界各地に分布。earwig
*はさ・む【挟む・挿む】(五他)
①物と物との間やすきまなどに、他の物を入れる。さしこむ。put between; insert〈用例〉しおりを〜。
②間に入れて落ちないようにする。nip〈用例〉箸(はし)で〜。わきの下に〜。
③間におく。hold between〈用例〉川を〜。道を〜。
④文章・話などの中途に、さらに文章・話を入れる。put in〈用例〉口を〜。
⑤聞きこむ。hear〈用例〉うわさを小耳に〜。
⑥心の中にある考えを浮かべもつ。〈用例〉疑いを〜。
⑦うっかり手や指などを入れて、両側から強くおさえる。be caught in〈用例〉ドアに手を〜。
はさ・む【剪む・鋏む】(五他)
はさみで切る。つむ。pick〈用例〉枝を〜。
ばさら【折羅・折羅・日羅】
《仏教語。vajra(梵)の音写》
→こんごう(金剛)。
②薬師(やくし)十二神将の一尊。丑(うし)の時に配される。伐折羅大将。
ばさら【婆娑羅】
《室町時代の流行語》
①遠慮なくふるまうこと。乱暴。
②はでに飾りたてて、いばること。だて。
ばさら‐がみ【婆娑羅髪】
結わないで、ばさばさに乱れた髪。loose hair
ばさり‐と(副)
①平たくて大きな物が動いたり落ちたりするときの音。with a crush〈用例〉書類が〜落ちる。
②思いきって、勢いよく物を切るときの音・さま。ばっさり。slash
バサロキック‐えいほう【バサロキック泳法】
背泳ぎの泳法の一つ。スタート直後から水中に潜り、そろえた脚のキックで進む。アメリカの個人メドレー泳者バサイオが考案したもの。underwater kick
は‐ざわり【歯触り】
ものをかみ切るときの、歯の感触。touch of teeth〈用例〉〜のよいくだもの。
は‐さん【破産】(名・サ変自)
①財産全部をすっかりなくすこと。bankruptcy
②債務者が債務を完済できなくなったとき、債務者の総財産から債権者全員に公平に弁済するための裁判上の手続き。bankruptcy
は‐さん【破算】
→ごはさん(御破算)
ばさん【馬山】
韓国(かんこく)南東部、慶尚南道(けいしょうなんどう)、釜山(ふざん)の西方にある港湾都市。農水産物の集散地で、工業化も進展している。人口44.9万(1985)。旧称合浦(がっぽ)。マサン。
バザン【Hervé Bazin】
(1911-)フランスの小説家。作品『蝮(まむし)を手に』『愛せないのに』など。
バザン【René Bazin】
(1853-1932)フランスの小説家。農民や地方労働者の生活を描く。作品『インキの汚点』『滅びゆく土地』など。
はさん‐かんざいにん【破産管財人】
裁判所に任命され、その監督の下に破産者の財産を管理・処分する者。bankruptcy administrator
はさん‐さいけん【破産債権】
破産手続きにおいて破産財団から平等な弁済を受けることができる債権。claim in bankruptcy
はさん‐ざいだん【破産財団】
破産宣告を受けた者の財産。破産管財人の管理下におかれる。estate in bankruptcy
はさん‐せんこく【破産宣告】
破産手続きを開始する旨を言い渡す裁判所の決定。adjudication of bankruptcy
*はし【端】
①ものの周辺。まん中からもっとも遠い部分。へり。ふち。はじ。edge〈用例〉机の〜。道の〜を歩く。パンの〜を残す。
②細長いものの、先の部分。はしっこ。end〈用例〉ロープの〜につかまる。廊下の〜にトイレがある。
③部分。断片。part〈用例〉ことばの〜をとらえる。
④初め。起こり。beginning〈用例〉〜から始める。
⑤いらないものとして切り捨てた一部分。broken piece〈用例〉木の〜。布の〜。
⑥書物などの初めのほう。beginning〈対義〉奥。〈用例〉〜書き。
はし【箸】
2本1対の棒状の食事用具。中国文化の影響を受けて発達。祝い箸、懐石の利休箸、調理用の真魚(まな)箸・菜箸、取り箸のほか菓子箸、割り箸がある。材料は木材・竹・骨角など。chopsticks〈用例〉〜をつかう。〈数え方〉1膳(ぜん)・1組み・1揃(そろ)い・1具。
箸が転んでも可笑しい年頃(はしがころんでもおかしいとしごろ)
日常のちょっとしたことでもおかしく感じる年のころ。思春期の娘にいう。
箸が転んでも笑う(はしがころんでもわらう)
ほんのちょっとしたことでも笑う。be ready to laugh at anything
箸が進む(はしがすすむ)
おいしくてたくさん食べる。
箸で含める様(はしでふくめるよう)
十分にわかるよう、言い聞かせるさま。噛んで含める様。
箸と箸で物を遣り取りするな(はしとはしでものをやりとりするな)
火葬場で骨を拾うとき、箸と箸で挟み合うところから、箸で食物をやりとりすることを忌み嫌っていう。箸で挟み合うものでない。
箸にも棒にも掛からない(はしにもぼうにもかからない)
持て余すたとえ。be difficult to handle
箸の上げ下ろし(はしのあげおろし)
《こまかなことまで取り上げて、文句を言うときに用いる語》日常の、ほんのちょっとした動作。こまかな一挙一動にいう。every little thing one does
箸より重い物を持った事が無い(はしよりおもいものをもったことがない)
箸よりも重い物は持ったことがないくらい労働の経験がない。また、過保護に育てられることのたとえ。
箸を下ろす(はしをおろす)
食べはじめる。
箸を付ける(はしをつける)
はしで食べかける。食べはじめる。
箸を取る(はしをとる)
食事をはじめる。
箸を持って食う許りに(はしをもってくうばかりに)
それ以上はできないほどに、世話のよく行き届いているさま。
はし【嘴・觜】
→くちばし。〈用例〉いすかの〜の食い違い。
*はし【橋】
①河川・海峡・道路などの上を横断して架設する構造物。人や車、鉄道の交通路とするものが多い。橋梁(きょうりょう)。bridge〈用例〉〜をかける。〜を渡る。〈数え方〉1本。
②かけわたすもの。仲介。媒介。go-between
橋が無ければ渡られぬ(はしがなければわたられぬ)
目的を達するには、手段が必要であるたとえ。
橋を架ける(はしをかける)
関係をつける。橋を渡す。
橋を渡す(はしをわたす)
①橋を架ける。build a bridge
②わたりをつける。仲介する。橋わたしをする。lay a bridge across
はし【波斯】
中国、六朝(りくちょう)・隋(ずい)・唐時代のペルシアの呼称。波斯国。
*はじ【恥・辱】
①面目・名誉を失うこと。体面を損なうこと。はずかしめ。shame; disgrace〈用例〉〜を受ける。〜を忍ぶ。男の〜。
②恥ずかしいことを恥ずかしいと思う心。honor〈用例〉〜を知れ。
恥有り(はじあり)
恥を知る。名誉を重んじる。
恥隠る(はじかくる)
恥をかかないで済む。恥が人に知られないで済む。
恥無し(はじなし)
①恥ずかしくない。立派だ。
②恥をわきまえない。厚かましい。
恥の上の損(はじのうえのそん)
恥をかいただけでなく、さらに損をすること。
恥の上塗り(はじのうわぬり)
恥をかいたうえに、さらに恥をかくこと。
恥の掻き上げ(はじのかきあげ)
→恥ノ上塗リ」と同意。
恥の恥(はじのはじ)
→恥ノ上塗リ」と同意。
恥も外聞も無い(はじもがいぶんもない)
恥ずかしいと感じる気持ちもなければ、世間がどう見るかなどということもいっこうに気にしない。ある目的のためにはなりふり構わず行うさまにいう。without caring about appearances
恥を掻く(はじをかく)
人前で、恥ずかしい思いをする。be put to shame
恥を晒す(はじをさらす)
①人前で、恥ずかしいことをしてしまう。恥さらしをする。disgrace
②秘めていた恥を、人にうちあける。
恥を知る(はじをしる)
恥ずべきことを、わきまえる。have a sense of shame
恥を雪ぐ(はじをすすぐ)
失った名誉を取り返す。雪辱する。vindicate one's honor
恥を捨つ(はじをすつ)
恥を気にしない。
恥を恥とも思わぬ(はじをはじともおもわぬ)
恥ずべきことを恥とも思わない。まったく恥を知らない。厚顔無恥である。impudent〈用例〉〜所業。
はじ【端】
→はし(端①)
はじ【櫨・櫨】
→ハゼノキの別名。
②「→はじ色」の略。
③襲(かさね)の色目の名。表は赤で、裏は黄。また、表は黄で、裏は萌黄(もえぎ)
→ヤマウルシの古名。
はじ【土師】
古代の氏族。埴輪(はにわ)・土器などを作って朝廷に仕えた氏(うじ)。土師部を率いた伴造(とものみやつこ)。はにし。
は‐じ【把持】
[一](名・サ変他)手に握り持つこと。
[二](名)心理学で、記憶が潜在的に心に残っていること。
ばし(副助)
〈古語〉
《体言・助詞に付く。多く疑問・推量・禁止・仮定などの表現とともに用いる》強調する意を表す。…なんか。…など。〈用例〉是〜出し参らすな(平家・6・小督)。〈参考〉鎌倉(かまくら)・室町時代に主として用いられた。
パジ
(baji)朝鮮の衣服で、ズボン状の袴(はかま)の総称。とくに男子の下ばきをいう。正倉院御物の袴にも同型のものがあり、騎馬民族の衣服に由来するという。