*はな・す【話す】(五他)
①あるまとまった内容をしゃべる。口に出して言う。語る。speak; talk〈用例〉おもしろおかしく〜。電話で〜。
②互いに語り合う。談話する。また、相談する。converse〈用例〉〜に足りない。
③言って納得させる。explain〈用例〉〜・せばわかる。
④ある言語を使う。speak〈用例〉中国語を〜。
*はな・す【放す】(五他)
①閉じ込めたり、つないでおいたものを解放する。自由にする。set free〈用例〉池にコイを〜。鳥を〜。
②持っていたり、握っていたりするのをやめる。let go〈用例〉手を〜。ハンドルを〜。
③矢・銃などを発射する。shoot〈用例〉矢を〜。
④汁などに入れて散らばらせる。〈用例〉ナスを水に〜。
⑤《動詞の連用形に付いて》そのままにほうっておく。その状態を続ける。〈用例〉開け〜。
*はな・す【離す】(五他)
①くっついていたもの、結んであったものを解き分ける。はなればなれにする。separate; part〈用例〉握った手を〜。
②物と物との間をあける。keep apart〈用例〉机と机を〜。5m〜・してゴールインする。
③自分の手の届く所から遠ざける。手ばなす。part with〈用例〉片時も手元から〜・さない。
目を離す(めをはなす)
注意を怠る。take one's eyes off
はな‐ずおう【花芳】
マメ科の落葉小高木。高さ約4m。庭木などに栽培。葉は円形で互生。4月に、紅紫色の蝶形(ちょうけい)花が咲く。中国原産。
はな‐すげ【花菅・母】
ユリ科の多年草。葉は根生で狭線形、スゲに似る。夏約90cmの花茎に淡紫色の小花を穂状につける。根茎は「知母(ちも)」といい、解熱剤。中国原産。ヤマシ。
はな‐すじ【鼻筋】
眉間(みけん)から鼻の先までの線。ridge of the nose
鼻筋が通る(はなすじがとおる)
眉間から鼻の先までの線がまっすぐである。顔だちが、すっきり整っているさまにいう。with a shapely nose
はな‐すすき【花薄】
①穂の出たススキ。
②[枕ことば]《「穂」と同音を含むことから》「ほに出(い)づ・ほのか」にかかる。〈用例〉〜ほにいでてこひば名を惜しみ下ゆふひものむすぼほれつつ(古今・恋3)。
はな‐ずもう【花相撲】
本場所以外の相撲興行。勝負は、力士の番付や給金に関係がなく、本場所には見られない余興なども行われる。巡業・引退・慈善などの興行。
はな‐ぜきしょう【花石菖】
ユリ科の多年草。山地の湿った岩上にはえる。高さ14〜30cm。根出葉は線形。7月ごろ、白花を花茎に多数つける。関東以西に分布。
はな・せる【話せる】(下一自)
こちらの言わんとするところに理解を示す。ものわかりがよい。sensible〈用例〉彼は〜男だ。
パナソニック‐グローブざ【パナソニックグローブ座】
→とうきょうグローブざ(東京グローブ座)
はな‐ぞの【花園】
花の咲く草木を植えた庭。flower garden
はなぞの【花園】
京都市右京区、衣笠(きぬがさ)山南麓(なんろく)の地区。南北朝時代、花園天皇の勅願で創建された妙心寺や、竜安(りょうあん)寺・仁和(にんな)寺などがある。
はなぞの【花園】
〈町〉埼玉県北西部、熊谷(くまがや)市の西方にある町。荒川沿いの農業の町で、花卉(かき)栽培がさかん。人口1万2343(1994)。
はなぞの【花園】
〈村〉和歌山県北部、有田(ありだ)川最上流部にある村。昭和28年(1953)の大水害後過疎化。人口648(1994)。
はなぞの‐おどり【花園踊(り)】
京都の北郊、花園村(現左京区岩倉花園町)周辺で盆に行われた念仏踊りの一種。少年少女や新婦が、大きな灯籠(とうろう)を頭に載せ、笛・太鼓に合わせて念仏を唱えながら踊る。
はなぞの‐だいがく【花園大学】
私立大学。明治44年(1911)創立の臨済宗大学を前身とし、昭和24年(1949)より現制。所在地は京都市中京区西ノ京壺ノ内(つぼのうち)町。
はなぞの‐てんのう【花園天皇】
(1297-1348)第95代天皇(在位(1308-18))。伏見(ふしみ)天皇の皇子。持明院(じみょういん)統に属した。和歌をよくし『風雅和歌集』の撰者(せんじゃ)。日記『花園天皇宸記(しんき)』は鎌倉(かまくら)末期の重要史料。
はなだ【縹】
《「縹色」の略》薄いあい色。花色。pale blue
はな‐だい【花代】
芸者や娼妓(しょうぎ)などを揚(あ)げて遊ぶ料金。玉代(ぎょくだい)。線香代。
はな‐だいこん【花大根】
アブラナ科の多年草。高さ約80cm。長楕円(だえん)形の葉が互生。春、芳香のある淡紫色の十字花が開く。ヨーロッパ原産。明治初年に渡来した。観賞用として栽培。
はな‐たうえ【花田植(え)】
中国地方山間部で5月下旬〜6月中旬に行う田植え行事。古風な囃子(はやし)をともない、飾りつけた牛が代掻(しろか)きをしたあと、早乙女(さおとめ)が田植え歌を歌い苗を植える。広島県山県郡千代田町壬生(みぶ)のものは有名。囃子田(はやしだ)
はな‐たかだか【鼻高高】(形動)
たいへん得意なさま。very proud〈用例〉1位になって〜だ。
はなだ‐きよてる【花田清輝】
(1909-74)文芸評論家。福岡市生まれ。京大卒。マルクス主義と前衛芸術の総合につとめた。評論『復興期の精神』、小説集『鳥獣戯話』など。
はなだ‐ぐさ【縹草】
→ツユクサの異名。
はな‐たけ【鼻茸】
鼻腔(びこう)中にできる炎症性のはれもの。鼻づまりがひどく、完全に通らなくなることもある。上顎癌(じょうがくがん)などとの鑑別が必要。鼻ポリープ。びじょう。nasal polyp
はな‐たちばな【花橘】
①タチバナの花の美称。
②襲(かさね)の色目の名。表は朽ち葉、裏は青。
はな‐たて【花立て】
①花をさす器。花生け。
②墓前の花生け。
はな‐たで【花蓼】
タデ科の一年草。山野にはえる。高さ約50cm。葉は狭卵形、黄緑色で互生。秋、枝の先に細い花穂を出し、淡紅色の花をつける。ヤブタデ。
はな‐たば【花束】
何本もの花を束ねたもの。ブーケ。bouquet; bunch of flowers
はな‐だより【花便り】
花の咲いているようすを知らせる便り。花信。tidings of blossoms
はな‐たらし【洟垂らし】
=はなったれ・はなたれ。
①いつも、鼻汁を垂らしていること・子ども。sniveler
②若者や経験の浅い者をあざけっていう語。kid
はな‐たれ【洟垂れ】
→はなたらし(洟垂らし)
はな‐ぢ【鼻血】
鼻腔(びこう)または副鼻腔からの出血。また、その血。原因は外傷・炎症・血管腫(しゅ)・悪性腫瘍(しゅよう)のほか、血液疾患(しっかん)・循環器疾患など。鼻出血。nosebleed
はなち‐いで【放ち出で】
→こざしき(小座敷②)
はなち‐がい【放ち飼い】
→はなしがい(放し飼い)
はな・つ【放つ】(五他)
〈文語的〉
①解き放す。自由にする。〈用例〉虎(とら)を野に〜。
②捨てる。追放する。〈用例〉罪人を島に〜。
③《「発つ」とも》発射する。出す。〈用例〉悪臭を〜。
④あらわす。show〈用例〉異彩を〜。
⑤火をつける。〈用例〉野に火を〜。
⑥送り出す。〈用例〉密偵を〜。
はな‐づくし【花尽(く)し】
①種々の花の名をあげること。
②種々の花を描いた模様。
はなっ‐つら【鼻っ面】
《俗語》→はなづら(鼻面)
はな‐づな【鼻綱】
牛をつなぐために鼻輪につけた綱。鼻がい。
バナッハ【Stefan Banach】
(1892-1945)ポーランドの数学者。リボフ大教授。バナッハ空間を定義し、ハーン‐バナッハの定理などを確立、関数解析学を創始する。
はなっ‐ぱし【鼻っぱし】
見かけの元気。負けん気。はなっぱしら。
はなっ‐ぱしら【鼻っ柱】
きかん気。向こう気。はなっぱし。はなばしら。
鼻っ柱が強い(はなっぱしらがつよい)
頑固で主張を曲げない。強情だ。defiant
鼻っ柱をへし折る(はなっぱしらをへしおる)
負けまいとして張り合う相手の、自信・高慢な心を屈伏させる。鼻柱(はなばしら)を折る。鼻を折る。take a person down a peg
はな‐つまみ【鼻摘み】
《鼻をつまんで、くさいにおいを避けることから》嫌われ者。disgusting fellow〈用例〉町内の〜。
はな‐づまり【鼻詰(ま)り】
鼻の中がはれたり、鼻汁がたまったりして、鼻で呼吸することができないこと。nasal obstruction
はな‐つみ【花摘み】
草花をつみとること。flower picking
はな‐つめくさ【花詰草】
→シバザクラの別名。
はな‐づら【鼻面】
鼻先。鼻のはし。はなっつら。muzzle
鼻面を引き回す(はなづらをひきまわす)
他人を、自分の思うままに支配する。lead a person by the nose
はな‐つんぼ【鼻聾】
病気などのため、鼻がにおいを感じないこと。
はな‐でんしゃ【花電車】
①祝い事や記念日などのパレードのために、周囲を造花などで美しく飾って走る電車。streetcar float
②カンザシウミウシ科の海生動物。刺激を受けると青白い光を放つ。
はな‐どき【花時】
春、種々の花、とくに、サクラの花の咲く時期。
はな‐どけい【花時計】
①円形を12等分して、開花期の違う花を右回りに順に植えた花壇。
②文字盤を花壇にした時計。花壇に時計を内蔵させて、花壇上で大きな針を回転させて時刻を示す。flower clock
はなと‐こばこ【花登筐】
(1928-83)劇作家・演出家・小説家。滋賀県生まれ。同志社大卒。関西を題材とする劇で有名。喜劇『番頭はんと丁稚(でっち)どん』など。
はな‐とらのお【花虎尾】
→フィソステギアの別名。
はな‐どり【花鳥】
ハナドリ科の鳥の総称。南アジア・オーストラリアに約60種が分布。全長は7〜19cm。くちばしは短くやや下に曲がる。尾は短い。雄の羽色は、赤・黄・青・紫色など鮮やかだが、雌はオリーブ褐色。昆虫のほかヤドリギの花蜜(かみつ)や果実を好む。植物繊維などを使い、洋ナシ形の吊(つ)り巣をつくる。
バナナ【banana】
バショウ科の多年草。品種は多い。高さ1mから数メートル。地下茎から長大な偽茎(ぎけい)を出す。葉は大きな楕円(だえん)形。雌雄同株(どうしゅ)。果実は食用となり栄養に富む。東南アジア原産。〈数え方〉1房・1本。
バナナ‐せせり【バナナせせり】
大形のセセリチョウ。開張約6cm。幼虫の食草はバナナなどバショウ科の植物。東洋熱帯に分布。沖縄でも繁殖。
はな‐にら【花韮】
ユリ科の耐寒性球根草。葉は広線形、灰緑色で根生。春夏に、星形で、白に淡青色を帯びる花を開く。ニラに似た臭気がある。南米原産。庭園用。
はな‐の【花野】
花の咲いている野原。とくに、秋草の咲く野。field full of flowers
はな‐の‐あに【花の兄】
→ウメの雅称。
はな‐の‐おう【花の王】
→ボタンの雅称。
はな‐の‐おとと【花の弟】
→キクの雅称。
はな‐の‐き【花の木】
カエデ科の落葉高木。山間の湿地にまれにはえる。高さ約12m。葉は浅く3裂し、秋に、紅葉。雌雄異株(いしゅ)。春、新葉に先だって紅色の花が咲く。ハナカエデ。
はな‐の‐ごしょ【花の御所】
室町幕府3代将軍の足利義満(あしかがよしみつ)が、京都室町に造った新邸宅。永和(えいわ)4年(1378)完成。庭園に多くの草花を植えたことによる呼称。室町殿。室町幕府の称はこの室町殿の名に由来。
はな‐の‐さいしょう【花の宰相】
→シャクヤクの雅称。
はな‐の‐じょうざ【花の定座】
連歌・連句の1巻で、花の句を詠むべきところ。
はな‐の‐みやこ【花の都】
栄えて華やかな都会。〈用例〉〜パリ。
はな‐の‐もと【花の下】
①花の咲いている木の下。
②鎌倉(かまくら)期の地下(じげ)層の連歌愛好者の称。のち、連歌の宗匠の尊称となり、室町期に、将軍から公認された連歌界最高の指導者の称号となった。
はな‐の‐やど【花の宿】
①花の美しい宿。
②りっぱな宿。
はな‐ばさみ【花鋏】
花や木の小枝を切るはさみ。florist's scissors
はな‐ばしら【鼻柱】
①鼻の左右の穴を分けている中央の肉。bridge of the nose
②鼻を隆起させている骨。nasal bone〈比較〉鼻筋。
→はなっぱしら(鼻っ柱)
はな‐はずかし・い【花恥ずかしい】(形)
花もはじらうほどういういしい。年若い女性がはじらっているようすである。charmingly naive〈用例〉〜年ごろ。
はなはだ【甚だ・太だ】(副)
普通の程度を大きく超えているさま。非常に。大層。大変。extremely〈用例〉〜遺憾である。
はな‐ばたけ【花畑】
草花を栽培する畑。flower garden
はなはだ‐し・い【甚だしい・太だしい】(形)
普通の程度を過ぎている。ひどい。extreme〈用例〉非常識も〜。〈派生〉はなはだしさ(名)
はなはだ‐もって【甚だ以て】(連語)
《「甚だ」の強意》まことに。まったく。すこぶる。greatly〈用例〉〜遺憾に思う。
はな‐ばち【花蜂】
花に集まるミツバチ上科のハチの総称。一般に雌に花粉採集用の毛が発達。花粉や蜜(みつ)で幼虫を育てる。ミツバチ・ヒメハナバチなど。bumblebee
はなばな‐し・い【花花しい・華華しい】(形)
非常にはなやかである。はでやかだ。glorious〈用例〉〜・く火花が散る。〈派生〉はなばなしさ(名)
はな‐び【花火・煙火】
黒色火薬類を調合して玉や筒などに詰めた、空中で火花を放ったり音響を発生したりするのを観賞するもの。打ち上げ花火・仕掛け花火・玩具(がんぐ)花火(線香花火など)など多種。fireworks
はな‐びえ【花冷え】
春、サクラの花の咲くころに来る一時的な寒さ。
はな‐びし【花菱】
①文様の一種。4つの菱形を構成して花のように見せたもの。奈良時代から平安時代にかけて流行。格調高く優美。
②紋所の名。①を紋章化したもの。
はなびし‐あちゃこ【花菱アチャコ】
(1897-1974)漫才師。本名、藤木徳郎。大阪生まれ。横山エンタツとのコンビで人気を得、関西漫才を代表した。第2次大戦後は幅広い芸能人として活躍。
はなびし‐そう【花菱草】
ケシ科の観賞用の多年草。高さ約50cm。葉は糸状に細裂し柔らかい。初夏に、大形の黄花を開く。北米原産。カリフォルニアポピー。California poppy
はなび‐せんこう【花火線香】
《方言》関西などで、→線香花火
はな‐びら【花弁・花瓣】
花冠(かかん)をつくっている薄片。花被(かひ)の内側にある内花被が大きくなり、色素が集積して着色し、美しくなったもの。かべん。petal〈数え方〉1枚・1ひら。
はなひり‐の‐き【嚏の木】
ツツジ科の落葉低木。中部以北にはえる。高さ約1m。葉は長楕円(だえん)形で毛状の鋸歯(きょし)をもつ。夏、淡緑色壺状(つぼじょう)の花を垂らす。葉は有毒で、殺虫剤に使う。葉の粉末で、くしゃみが出ることからの名。
はな・ひる【嚏る】(上一自)
〈古語〉
くしゃみをする。〈用例〉正月一日(ついたち)に最初(さいそ)に〜・ひたる人(枕・したり顔なるもの)。〈参考〉上代は「はなふ」で上二段活用。
はな‐ぶえ【鼻笛】
①鼻で笛をふくこと。また、そうして施しを請うこじき。
→鼻歌
③呼び子の笛。
鼻笛を吹く(はなぶえをふく)
①鼻歌をうたう。
②得意になったようす。
はな‐ぶさ【花房】
①植物の萼(がく)。calyx
②フジの花などのように房状にさく花。
はなぶさ‐いっちょう【英一蝶】
(1652-1724)江戸前期・中期の画家。初名は多賀朝湖(ちょうこ)。京都の人。江戸で狩野安信(かのうやすのぶ)に学ぶ。幕府の忌諱(きい)に触れ、三宅(みやけ)島へ流罪。軽妙な風俗画で有名。作品『朝暾曳馬(ちょうとんえいば)図』など。
はなぶさそうし【英草紙】
近路行者(きんろぎょうじゃ)(本名、都賀庭鐘(つがていしょう))作の読本(よみほん)。5巻。寛延(かんえん)2年(1749)刊。中国小説の翻案。和漢混交文体で、読本の祖といわれる。
はな‐ふだ【花札】
花合わせ②に用いるカルタ。1月から12月までの各月に、松・梅・桜・藤(ふじ)・杜若(かきつばた)と菖蒲(あやめ)・牡丹(ぼたん)・萩(はぎ)・薄(すすき)と月・菊・紅葉(もみじ)・柳と雨・桐(きり)を描いた札をあて、各4枚計48枚からなる。花ガルタ。
はな‐ふぶき【花吹雪】
サクラの花びらが乱れ散るさまを、吹雪にたとえた語。〈比較〉花あらし。
はな‐へん【鼻偏】
漢字を組み立てている部分の名。「鼾(いびき)」などの左にある「鼻」。
パナマ【panama】
①「→パナマ草」の略。
②「→パナマ帽」の略。
パナマ【Panama・巴奈馬】
(Republic of Panama)南北アメリカを結ぶパナマ地峡部の共和国。首都パナマ。1903年大コロンビアから分離し独立。国土の中央部にパナマ運河があり、アメリカからの運河使用料が大きな収入源。面積7.7万km2。人口256.3万(1993)。正称パナマ共和国。
パナマ【Panama】
〈市〉パナマの首都。太平洋岸、パナマ運河入り口の港湾都市。国際商業都市。16世紀初めから18世紀中ごろまで、ペルーとスペインの貿易中継地として繁栄。人口41.2万(1990)。
パナマ‐うんが【パナマ運河】
(Panama Canal)パナマ中部のパナマ地峡にあり、太平洋と大西洋(カリブ海)を結ぶ閘門(こうもん)式運河。1914年アメリカ工兵隊の手で完成。長さ67.5km。現在アメリカが管理しているが、1999年末にパナマへ返還される予定。
パナマうんが‐ちたい【パナマ運河地帯】
(Panama Canal Zone)パナマ運河の両側各8kmの地域。現在アメリカの租借地となっている。
はな‐まがり【鼻曲(が)り】
《俗語》
①鼻が曲がっていること。bent nose
②つむじ曲がり。へそ曲がり。perverse fellow
③秋に川をのぼる雄ザケで、繁殖期に上あごが鉤(かぎ)状に曲がっているもの。
はなまき【花巻】
〈市〉岩手県中部、北上川沿いの市。農林業・工業がさかん。花巻温泉郷で知られる。宮沢賢治(みやざわけんじ)の生地。人口7万1487(1994)。
パナマ‐クロス【panama cloth】
粗い目で織ってある毛織物。薄地で軽く、硬い感じで通気性に富む。また、木綿物は婦人帽子の芯(しん)に使用。パームビーチ。
パナマ‐そう【パナマ草】
南米原産のヤシに似たパナマソウ科の多年草。葉は掌状で径約1m。葉柄の長さ約4m。繊維作物として知られ、若葉でパナマ帽などを編む。パナマ。Panama hat palm
はな‐まち【花街】
料亭・揚げ屋などが集まっている町。色町。色里。red-light district
パナマ‐ちきょう【パナマ地峡】
(Isthmus of Panama)中央アメリカのパナマ中部、パナマ運河がある狭い陸地。もっとも狭い所で幅55km。
はな‐まつり【花祭(り)】
→灌仏会(かんぶつえ)の通称。
②愛知県北設楽(きたしたら)地方で、年末から正月にかけて行われる神事。湯立ての神楽(かぐら)を奉納し、生命の復活と五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願するもの。
パナマ‐ぼう【パナマ帽】
中南米産のパナマ草を細くし漂白した繊維で編んだ夏用の帽子。化繊やヤシ科の繊維でも作る。パナマ。panama hat
はな‐み【花見】
花、とくにサクラの花をながめながら、飲食し楽しむこと。春の耕作開始に先だつ神祭で、特定の日に行われたが、のち行楽化。
はな‐み【花実】
花と実。名と実(じつ)。name and reality〈用例〉死んで〜が咲くものか。
花実が咲く(はなみがさく)
栄誉に輝く。よい結果を得る。bear fruit
は‐なみ【歯並(み)】
歯のならんだ形。歯ならび。dentition
はなみ‐こそで【花見小袖】
昔、花見に婦女が着た派手な小袖。サクラの木の間に掛け渡して仮の幕とし、その前で酒宴を催した。
はなみ‐ざけ【花見酒】
花見をしながら飲む酒。
はな‐みず【鼻水】
水っぽい鼻汁。mucus
はな‐みずき【花水木】
庭木などに栽培されるミズキ科の落葉小高木。高さ約5m。葉は広楕円(だえん)形で対生し、秋に紅葉。春に、花弁状の白または淡紅色の総苞(そうほう)を4枚つける。アメリカヤマボウシ。アメリカハナミズキ。American dogwood
はな‐みぞ【鼻溝】
鼻の下から上くちびるの上にかけて、縦にくぼんだ部分。人中(にんちゅう)
はな‐みち【花道】
①歌舞伎(かぶき)劇場独特の舞台設備。舞台に向かって観客席の左側を通る通路。おもに俳優の舞台の出入りに使われる。
②相撲で、力士が土俵へ出入りする通路。
③はなばなしい働きをした人などが引退する時期。〈用例〉人生の〜。
はなみ‐づき【花見月】
陰暦3月の異称。
はな‐みどう【花御堂】
《仏教語》4月8日の灌仏会(かんぶつえ)のときに、釈迦(しゃか)誕生の立像を安置し、花で飾った小さい堂。
はな‐みょうが【花茗荷】
ショウガ科の多年草。暖地の林中にはえる。高さ約50cm。広皮針形のミョウガに似た数枚の葉をつける。夏、茎頂に白色で紅色の斑(ふ)入りの花を穂状につける。種子は胃薬。
はな‐むぐり【花潜】
花に集まるコガネムシ科のコウチュウ。体長約2cm。濃緑色の体に小白斑と淡褐色の毛がある。春から夏に出現。日本全土に分布。
はな‐むけ【餞・贐】
《「馬の鼻向け」の意。旅立つ人の安全を祈って、その行く先のほうへ馬の鼻を向けた風習から》
①旅立つ人に金品や詩歌などを贈ること。その品。餞別(せんべつ)
②旅立つ人のために送別の宴を行うこと。
はな‐むけ【鼻向け】
においをかぐために、鼻をその方に向けること。
鼻向けもならぬ(はなむけもならぬ)
くさくてたまらない。いやらしく、汚らわしくて、見るにたえない。我慢ができない。be disgusted with
はな‐むこ【花婿・花聟・花壻】
婿の美称。新郎。bridegroom〈対義〉花嫁。
はな‐むしろ【花筵・花蓆】
イグサで織った敷物。色を染めたイグサで織り合わせ模様を作る。カーペットのように使用。花茣蓙(はなござ)
はな‐むすび【花結び】
①ひもの結び方の一つ。2本のひもの、一方の端を引けば簡単にほどける結び方。〈対義〉小間結び。
②丸打ちの組みひもをいろいろな花の形に結ぶこと。また結んだ物。また、花結びを職業とする人。