はる‐くさ【春草】
春になって芽を出す草。若草。spring grass
はるくさ‐の【春草の】
[枕ことば]《春の草の愛らしいこと、また、生い茂ることから》「いやめづらし・繁(しげ)し」にかかる。〈用例〉〜繁きあが恋大き海の辺(へ)にゆく波の千重(ちへ)に積もりぬ(万葉・10・1920)。
パルグレーブ【Francis Turner Palgrave】
→ポールグレーブ
バルク‐ワイン
《和製語。「バルク」が、ばら積みの船舶貨物であることから》樽(たる)のまま輸入されるワイン。国産ワインと混ぜ合わせて瓶詰にされる。barreled wine
ハルゲイサ【Hargeisa】
アフリカ、ソマリア北西部、標高1200mの高地にある都市。イギリス領時代の首都。人口40万(1987)。
はる‐け・し【遥けし】(形ク)
〈古語〉
遠い。はるかだ。久しい。〈用例〉ほととぎす鳴く音〜里遠みかも(万葉・17・3988)。
はる‐ご【春蚕】
春に飼うカイコ。〈対義〉夏蚕・秋蚕。
パルコ【parco(イタリア)
→公園→広場
②多くの専門店が入ったデパート形式の販売店。
パルコ【(株)パルコ】
商業。衣料専門のショッピングセンター経営。劇場・映画館を兼営。昭和28年(1953)設立。本部は東京都渋谷(しぶや)区宇田川町。
はる‐こう【春荒】
→しゅんこう(春荒)
はる‐ごえ【春肥】
春から初夏にほどこす肥料。新芽の発生をうながすので芽出し肥ともいう。
はる‐ごと【春事】
近畿(きんき)・中国地方で2月から4月ごろにかけて行われる春の節日(せちにち)。野山で遊んだり、御馳走(ごちそう)を作って食べたりして過ごす。事祭(ことまつ)り。春の事。梅若忌(うめわかき)
バルコニー【balcony】
=バルコン。
①洋風建築で、建物の階上から戸外に張り出した床の部分。屋根がなく手すりで囲まれている。露台(ろだい)
②劇場の、2階以上の客席。
はる‐ごま【春駒】
①春の野原で走り回る馬。
②正月に作り物の馬を腰につけ、民家を訪れて祝言を唱えて踊る門付け芸。馬に乗って歳神(としがみ)が来訪するとの信仰と、馬が蚕の守護神で、邪気を払う霊力をもつとの伝承が背景にある。新潟・山梨・沖縄に残る。
③子どもの玩具(がんぐ)の一種。馬の頭の形に作ったものの下に、下端に車輪のある竹の棒を差し、またがって遊ぶ。
バルコン【balcon(フランス)
→バルコニー
バルサ【balsa】
キワタ科の常緑高木。高さ約15m。5〜7裂した葉を互生。花は黄または黄褐色で大形。中南米に分布。材は非常に軽く、救命具・模型飛行機などに使用。
パルサー【pulsar】
一定の短い周期で規則正しくパルス状電波を放射している星。高速で回転する磁場をもつ中性子星で、高速度星と考えられている。パルスの間隔については、1987年現在、0.0011秒から4秒以上のものまで知られている。
はる‐さき【春先】
春の初め。早春。初春。early spring
はる‐さく【春作】
春から初夏に収穫できる農作物。spring crops
バルザック【Honoré de Balzac】
(1799-1850)フランスの小説家。リアリズム文学の祖。豊かな空想力と創造力で現実社会の全貌(ぜんぼう)を小説群のうちにとらえ、全作品の総題を「人間喜劇」とよんだ。作品『あら皮』『絶対の探究』『ゴリオ爺(じい)さん』『谷間の百合(ゆり)』『従妹(いとこ)ベット』など。
バルザック【Jean Louis Guez de Balzac】
(1597-1654)フランスの文学者。『書簡集』で模範的な散文作家とされた。
ハルサヌイ【John Harsany】
(1920-)アメリカの経済学者。ハンガリー生まれ。カリフォルニア大教授。経済における「非協力的なゲーム理論」を発展させる。ナッシュ・ゼルテンとともに、1994年ノーベル経済学賞受賞。
バルサム【balsam】
樹幹から分泌する流動状の樹脂、および精油と天然樹脂の混合物の総称。粘性の液体またはのり状。松脂(まつやに)・カナダバルサムなど。
バルサム‐の‐き【バルサムの木】
マツ科の常緑高木。カナダと北米東部にはえる。高さ約25m。葉は線形で、先端がわずかに2裂。球果は約6cmで長楕円(だえん)形。樹脂からカナダバルサムがとれる。バルサムファー。balsam fir
はる‐さめ【春雨】
[一]
①春の暖かいころに、しとしと降る雨。spring drizzle〈対義〉秋雨。
②緑豆(りょくとう)・芋などのでんぷんから作る、すきとおった糸状の食品。なべ物・酢の物・吸い物などに用いる。
[二]端唄(はうた)・歌沢の曲名。柴田花守(しばたはなもり)作詞。作曲は長崎の丸山の遊女といわれる。端唄の代表曲。
はるさめ‐あげ【春雨揚(げ)】
肉・魚などに小麦粉・卵白・春雨をつけて油で揚げた料理。
はるさめものがたり【春雨物語】
上田秋成(うえだあきなり)の読本(よみほん)。10編。寛政(かんせい)12〜文化(ぶんか)6年(1800〜09)ごろ成立。前期読本の傑作。
はる‐さんばん【春三番】
春、サクラが散るころに吹く南風。サクラの咲くころが春二番。
はる‐じおん【春紫苑】
→ハルジョオンの別名。
はる‐しぐれ【春時雨】
春のしぐれ。断続して降る春のにわか雨。ときに春雷をともなう。
パルシファル【Parsifal】
中世の『アーサー王伝説』で「聖杯」を探しに出かけた騎士の名。中世以来、彼を主題に多くの芸術作品がつくられた。
ハルシャ‐ぎく【波斯菊】
キク科の春まき一年草。花壇に群植され、高さ30〜100cm。花色は多く、黄・赤など。アメリカ原産。クジャクソウ。ジャノメソウ。
ハルシャ‐バルダナ【Harṣa-vardhana】
(?-?)古代インドのバルダナ朝の創始者(在位(606-647))。カナウジを都に北インドの大部分を支配。仏教を信奉し、文芸を保護奨励した。漢訳は戒日王。
はる‐じょおん【春女苑】
キク科の二年草。北アメリカ原産の帰化植物。高さ60cm。葉は長楕円(だえん)形で互生し、毛がある。晩春、茎上に多数の頭花を開く。ヒメジョオンに似るが、つぼみが垂れるので区別され、花期も1か月早い。ハルジオン。Philadelphia fleabane
ハルス【Frans Hals】
(1580ごろ-1666)オランダ最大の肖像画家。対象の性格を鋭くとらえた個人や集団の肖像画を描く。作品『聖ヨーリスの士官たちの祝宴』『ボヘミア女』など。
ハルス【Russell A. Hulse】
(1950-)アメリカの物理学者。プリンストン大プラズマ物理研究所研究員。1974年に発見した2つの中性子星からなる連星パルサーの電波を精密に観測し、重力波の存在を間接的に証明した。テイラーとともに93年ノーベル物理学賞受賞。
パルス【pulse】
①ごく短時間に流れる衝撃的な電流または電圧。また、その波形。
→脈搏(みゃくはく)
パルス‐かいろ【パルス回路】
パルスを発生・整形・変形する電子回路。データ通信・交換器などに使用。pulse circuit
パルス‐ジェット
《pulse-jetengineから》ジェットエンジンの一種。空気の圧縮装置をもたず、燃焼室に噴射される燃料を継続的に爆発させ、発生した燃焼ガスを大気中に噴射して推力を得るエンジン。
はる‐すすき【春薄】
→ヤナギの異名。
パルス‐は【パルス波】
急な立ち上がりと降下をもつ波形の波。パルス波に変調した電波には、振幅を変えるものとパルスの継続時間を変えるものがあり、通信に利用。pulse wave
パルスふごう‐へんちょう【パルス符号変調】
→ピーシーエム(PCM)
ハルスマン【Philippe Halsman】
(1906-79)アメリカの写真家。ロシア生まれ。モード・広告・報道と多才。『ライフ』誌の表紙が多い。
はる‐ぜみ【春蝉】
4〜6月ごろ発生するセミ科の昆虫。雄は体長約3cm、雌は約2.5cm。黒褐色で翅(はね)は透明。松林にすみ、「ギーギー」と鳴く。本州・四国・九州に分布。マツゼミ。
バルセロナ【Barcelona】
スペイン北東岸、カタルーニャ地方の商工業都市。地中海に臨む同国一の貿易港。人口162.6万(1991)。
バルダ【Agnès Varda】
(1928-)フランスの女流映画監督。ベルギー生まれ。作品『幸福』『五時から七時までのクレオ』など。
バルダイ‐きゅうりょう【バルダイ丘陵】
(Valdayskaya Vozvyshennost')ロシア西部、モスクワ北西の丘陵。標高180〜300m。ボルガ川・ドニエプル川などの水源地。
はる‐たうち【春田打(ち)】
田遊びの一種。年の初めに、稲作作業を模擬的に演じる行事。
はる‐たま【春玉】
→スイゼンジナの別名。
バルダマーナ【Vardhamāna】
(?-?)ジャイナ教の教祖。釈迦(しゃか)と同時代の自由思想家。六師外道の一人。ニガンタ=ナータプッタ。マハービーラ。ジナ。大雄。
バルタン【Sylvie Vartan】
(1944-)フランスの女性シャンソン歌手。1963年以来高い人気がある。ヒット曲『アイドルを探せ』など。
パルダン【Jacob Paludan】
(1896-1975)デンマークの小説家・批評家。古典派の重鎮(じゅうちん)で、翻訳や文芸双書の編集にもたずさわった。作品に叙事詩的小説『ユルゲン=スタイン』など。
パルチア【Parthia】
カスピ海南東岸地方に、紀元前248年イラン系のアルサケスが創始した王国。首都はクテシフォン。前2世紀中葉に最盛。ローマと抗争を続け、ササン朝ペルシアにより225年滅亡。アルサケス朝。漢訳は安息。
パルチザン【partisan(フランス)
労働者・農民などで組織され、ゲリラ活動を行う不正規兵。遊撃兵。別働隊員。
バルチスタン【Baluchistan】
パキスタン南西部からイラン高原東部にかけての地域名。乾燥地域で、農業も未発達で人口も少ない。ベルチスタン。
バルチック‐かんたい【バルチック艦隊】
バルト海に配置された帝政ロシアの主力艦隊。日露戦争中、東洋艦隊支援のため極東に派遣され、明治38年(1905)の日本海海戦で、日本の連合艦隊により壊滅的打撃を受けた。Baltic Fleet
ハルツーム【Khartoum】
アフリカ中東部、スーダンの首都。白ナイル川と青ナイル川の合流点に位置。河川交通の要地。人口47.6万(1983)。カルツーム。
はるつげ‐うお【春告魚】
→ニシンの異名。
はるつげ‐どり【春告鳥】
→ウグイスの異名。
ハルツ‐さんち【ハルツ山地】
(Harz)ドイツ中央部にある山地。ゲーテの『ファウスト』の舞台となった。最高峰ブロッケン山は標高1142m。
バルディーズ‐げんそく【バルディーズ原則】
企業が環境問題に関して果たすべき原則。1989年にアメリカの市民団体連合CERES(セレス)が、タンカー「バルディーズ号」の原油流出事故を契機に提唱。生体系の保護、廃棄物の削減と再利用、損害賠償など10項目の倫理綱領からなる。The Valdez principles
パルテノン【Parthenon】
古代ギリシアの女神アテネの神殿。紀元前447〜前438年に、アテネのアクロポリスに建てられたドーリア式の建築物。
ハルデンベルク【Karl August Fürst von Hardenberg】
(1750-1822)ドイツの政治家。プロイセン国王の宰相として、ナポレオンの重圧下の国家再興に尽力。近代化政策を推進するが、ユンカーの諸特権を打破できず不徹底に終わる。
バルト【Karl Barth】
(1886-1968)プロテスタント神学者。スイス生まれ。弁証法神学運動の推進者。ナチズムに反対しドイツ告白教会を指導。著書『教会教義学』など。
バルト【Roland Barthes】
(1915-80)フランスの文芸批評家・記号学者。新批評の第一人者。作品を意味構造の総体として把握しようとした。著書『零度のエクリチュール』『モードの体系』『文学の記号学』など。
バルトゥー【Jean-Louis Barthou】
(1862-1934)フランスの政治家。公共事業相などを歴任し、1913年首相に就任。34年外相としてドイツ封じ込め政策を推進するが、マルセイユで暗殺される。
バルドゥング【Hans Baldung-Grien】
(1484ごろ-1545)ドイツのルネサンスの画家。デューラーに学び、色彩的な画風で、祭壇画や裸婦を配した幻想的寓意(ぐうい)画を描いた。作品『死と少女』など。
バルドー【Brigitte Bardot】
(1934-)フランスの映画女優。のち、熱心な動物愛護運動家。愛称ベベ (BB) 。主演作『素直な悪女』『私生活』など。
バルトーク【Bartók Béla】
(1881-1945)ハンガリーの作曲家。おもに東欧の民族音楽と独自の現代的技法とを結合した、両大戦間最大の作曲家の一人。作品『弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽』など。
バルト‐かい【バルト海】
(Baltic Sea)北ヨーロッパ、大西洋の付属海。北海東方の大湾。東部はフィンランド湾、北部はボスニア湾に続き、海岸線は複雑で湾入が多い。面積42万km2
バルト‐ごは【バルト語派】
インド‐ヨーロッパ語族の一つ。スラブ語派ともっとも近く、バルト海沿岸のリトアニア語・ラトビア語、17世紀に死滅した古プロイセン語を含む。Baltic languages
バルト‐さんごく【バルト三国】
第1次大戦後に帝政ロシアから独立したバルト海東岸のエストニア・ラトビア・リトアニア3国の総称。1940年独ソ秘密議定書に基づきソ連に併合されたが、91年ソ連の武力干渉をはねのけ次々に独立。
はるとしゅら【春と修羅】
宮沢賢治(みやざわけんじ)の詩集。大正13年(1924)刊。作者に映じた風景や心象を、独自のスタイルで宇宙的・仏教的交感のうちに描きだす。
バルト‐たてじょうち【バルト楯状地】
北欧一帯にひろがる、ほとんどが先カンブリア時代の地層からなる安定地域。Baltic shield
パルド‐バサン【Emilia Pardo Bazán】
(1851-1921)スペインの女流小説家。自然主義の普及に貢献。作品『ウリョーアの館(やかた)』など。
バルドビネッティ【Alesso Baldovinetti】
(1425-99)イタリアのフィレンツェ派の画家。風景描写にすぐれた。作品『聖母子』など。
ハルトマン【〈アウエの〉Hartmann von Aue】
(1165ごろ-1215ごろ)ドイツ中世の叙事詩人。騎士物語『エーレク』『イーワイン』、宗教伝説『グレゴリウス』『哀れなハインリヒ』など。
ハルトマン【Nicolai Hartmann】
(1882-1950)ドイツの哲学者。現象学の影響のもとに、認識論の基礎としての批判的存在論を創唱。
はる‐とらのお【春虎尾】
タデ科の多年草。山地の樹下にはえる。根茎は地上をはい、葉は卵形で長柄をもつ。高さ約10cm。春、白色の六弁小花が穂状に咲く。
バルトリハリ【Bhartṛhari】
(?-?)古代インド、5世紀ごろの文法学者・哲学者。『文章単語編』などを著し、当時衰微していたインドの文法学を復興、哲学学派にまで発展させる。
バルドル【Baldr】
北欧神話の春光の神。主神オーディンの息子。神々の中でもっとも美しく知恵があり万人に愛されたが、邪神ロキの奸計(かんけい)のため、盲目の兄弟である冬の神ホドルによって殺され、神々の運命が傾きだす。
バルトルス【Bartolus de Saxoferrato】
(1313-57)イタリアの法学者。ペルージア大学教授。国際私法の祖。スコラ哲学の演繹(えんえき)法を用いて法の体系化を行い、後期注釈学を創設した。
バルトロ‐ひょうが【バルトロ氷河】
(Baltoro Glacier)パキスタン領カシミール東部、カラコルム山脈南斜面の大氷河。長さ55km。
バルトロメオ【Fra Bartolommeo】
(1472-1517)イタリアのフィレンツェ派の画家。微妙な陰影をもつ荘重な画風。作品『ピエタ』など。
はる‐な【春菜】
春に芽を出す草のうち、とくに食用になるもの。セリ・ナズナ・ハコベなど。若菜。
はるな【榛名】
〈町〉群馬県中西部、榛名山南麓(なんろく)の町。畜産・養蚕・果樹栽培が主で、ナシの生産がさかん。人口2万2078(1994)。
バルナ【Varna】
ブルガリア北東部、黒海に臨む港湾都市。ブルガスと並ぶ重要な貿易港。保養地としても有名。人口31.6万(1992)。
バルナーブ【Antoine Barnave】
(1761-93)フランスの政治家。三部会の第三身分議員となるが、ルイ16世の逃亡事件後は君主制支持に転向。国王と革命勢力の妥協を図るが、宮廷との通謀嫌疑で逮捕され刑死。
はるな‐こ【榛名湖】
群馬県中西部、榛名山山頂部にある火口原湖。面積1.2km2。最深13.3m。冬はワカサギの穴釣りで知られる。
はるな‐さん【榛名山】
群馬県中西部の複式火山。標高1449m(掃部ケ岳(かもんがだけ))。中央火口丘は榛名富士(標高1391m)とよばれる。火口原湖の榛名湖がある。赤城(あかぎ)山・妙義山とともに上毛三山の一つ。
パルナシアン【parnassiens(フランス)
→高踏派
パルナソス‐さん【パルナソス山】
(Parnassós)ギリシア南部の山。標高2457m。神話のアポロンとミューズの居住地とされる。南西麓(なんせいろく)にデルフォイがある。
ハルナック【Adolf von Harnack】
(1851-1930)ドイツの神学者・教会史家。ベルリン大学教授。著書『教理史教本』など。
パルナッス【Parnasse(フランス)
《神話で、パルナソス山の意》→詩壇。Parnassus
はる‐にれ【春楡】
→ニレの別名。
バルネラビリティ【vulnerability】
脆弱(ぜいじゃく)性。こわれやすさ。
はるの【春野】
〈町〉静岡県西部の町。林業の町で、木材パルプ工業発祥の地。火祭りで名高い秋葉神社がある。人口7255(1994)。
はるの【春野】
〈町〉高知県中部、仁淀(によど)川河口の町。平野と水利に恵まれた先進農業地域で、園芸農業がさかん。人口1万5314(1994)。
はるのうみ【春の海】
宮城道雄作曲の箏(そう)と尺八の二重奏曲。昭和4年(1929)作。新日本音楽の代表的作品で、のどかな海辺を描く。
ハル‐ノート【Hull Note】
太平洋戦争直前の日米交渉で、米国務長官ハルによって提示された米側最終案。日本軍の中国・仏印からの撤退、諸外国との不可侵条約締結、中国重慶(じゅうけい)政府の承認などを提示。これによって東条(とうじょう)内閣は対米開戦を決意。
はるのさいてん【春の祭典】
《原題Vesna Svyashchennaya(ロシア)》ストラビンスキー作曲のバレエ作品。2場。ニジンスキー振り付け。1913年パリ初演。古代ロシアの春を喜ぶ感謝と犠牲の祭典を描き、音楽・バレエともに斬新(ざんしん)さで論議をよんだ。
はる‐の‐ななくさ【春の七草】
正月7日に食べる七種粥(ななくさがゆ)に入れる若菜。芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)(母子草(ははこぐさ))・はこべ・仏座(ほとけのざ)(田平子(たびらこ))・菘(すずな)(蕪(かぶ))・蘿蔔(すずしろ)(大根)の7種をいう。〈対義〉秋の七草。
はる‐の‐のげし【春の野芥子】
→ノゲシの別名。
はるのひ【春の日】
山本荷兮(かけい)編の俳諧撰集(はいかいせんしゅう)。貞享(じょうきょう)3年(1686)刊。尾張蕉門(しょうもん)の連句と発句を収録。『波留濃日』とも。『俳諧七部集』の第2集。
はるのめざめ【春の目ざめ】
《原題Frühlingserwachen(ドイツ)》ウェデキントの戯曲。1906年初演。思春期の少年少女の性の問題と社会道徳の虚偽性を告発する。
はるのや‐おぼろ【春朧】
→坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の別号。
ハルハ【Khalkha・喀爾喀】
中国、明(みん)代以降史上に出現したモンゴルの一部族。ハルハ川流域に拠(よ)っていたが、清(しん)に服属。現在のモンゴル人民共和国住民の多くを占める。
バルハシ‐こ【バルハシ湖】
(Ozero Balkhash)中央アジア、カザフスタン東部の湖。面積1.9万km2。西部のイリ川河口付近は淡水、東部は塩水。
はる‐ばしょ【春場所】
大相撲の本場所の一つ。毎年3月に大阪で行われる興行。三月場所。〈参照〉本場所。
ハルバックス【Wilhelm Ludwig Franz Hallwachs】
(1859-1922)ドイツの物理学者。ドレスデン工大教授。金属に光を当てると電子が放出される現象(光電効果)を発見し、量子論の発展に貢献。
バルバドス【Barbados】
西インド諸島東端の島国。首都ブリッジタウン。1966年イギリスから独立。製糖と観光産業が中心。面積430km2。人口26万(1993)。
はるはな‐の【春花の】
[枕ことば]《春の花が美しく咲きほこる意、散る意、また、春の花をめでる意、などから》「盛(さか)り・移ろふ・貴し・めづらし」などにかかる。〈用例〉〜盛りもあらむと待たしけむ時の盛りそ(万葉・18・4106)。
はる‐はやち【春風】
→はるはやて(春疾風)
はる‐はやて【春風】
春、急に激しく吹く風。日本海を低気圧が発達して進むとき、強い南風と寒冷前線通過時の疾風が吹く。春はやち。
バルバラ【Barbara】
(1930-97)フランスの女性シャンソン歌手・作詞家・作曲家。自作を独特の声で詩的に歌う。作品『黒い鷲(わし)』など。
バルパライソ【Valparaíso】
チリ中部、太平洋岸の港湾都市。同国最大の貿易港。アンデス横断鉄道の起点。人口27.7万(1992)。
はる‐ばる【遥】(副)
①はるかに遠いさま。at a great distance〈用例〉〜と見渡す。
②遠くから来る、また、遠くへ行くさま。all the way〈用例〉南米から〜やってくる。
バルバロイ【barbaroi(ギリシア)
《わけのわからないことを話す人、の意》古代ギリシア人の非ギリシア人に対する呼称。ローマでは主としてゲルマン人をさした。
はるひ【春日】
〈町〉愛知県北西部、名古屋市の北西に位置する町。産業は農業と工業で、都市化が著しい。人口7184(1994)。
はるび【帯】
《「はらおび」の転》馬のはらおび。
バルビゾン‐は【バルビゾン派】
フランスの画派。19世紀中ごろ、パリ近郊フォンテンブローの森の一寒村バルビゾンに居住した写実的な風景画家の一派。自然への復帰を主張。静かな自然風物を素朴(そぼく)に、詩情豊かに描出。ミレー・テオドル=ルソー・ドービニー・コローら。1830年派。フォンテンブロー派。Barbizon school
バルビタール【barbital】
バルビツル酸誘導体の睡眠薬。1903年にドイツで開発された。長時間作用型。
バルビツル‐さん【バルビツル酸】
化学式C4H4N2O3 水に可溶の無色結晶。この酸の誘導体は、睡眠薬として用いられる。barbituric acid
バルビツルさん‐ゆうどうたい【バルビツル酸誘導体】
バルビツル酸を基本構造とする合成睡眠薬。大脳皮質や脳幹部に対する抑制作用が強く、連用すると蓄積作用や耐性を生じる。barbituric acid derivative
はるひ‐の【春日の】
[枕ことば]《春の日のかすむ意で、「かすむ」と同音を含むことから》「春日(かすが)」にかかる。〈用例〉〜春日の国に麗(くは)し女(め)を有りと聞きて宜(よろ)し女(め)を有りと聞きて(日本書紀・継体)。
バルビュス【Henri Barbusse】
(1873-1935)フランスの小説家。社会主義文学運動をおこした。作品『地獄』『砲火』『クラルテ』など。
ハルビン【哈爾浜】
(Hārbīn)中国黒竜江(こくりゅうこう)省の省都。松花江に沿い、交通・商工業の要地。1898年ロシアが東清鉄道の敷設基地として以来発展。日本統治時代に拡大。人口284.4万(1991)。
バルブ【bulb】
→球根
→電球
③カメラで、シャッターの目盛りの一つ。
バルブ【valve】
①配管内の流体の流れを調節する部品。弁。
→真空管
パルプ【pulp】
木材、その他の繊維原料を機械的または化学的に処理してとり出したセルロース繊維。製紙・化学繊維の原料。
バルフォア【Arthur James Balfour】
(1848-1930)イギリスの政治家。保守党指導者。1902〜05年首相。第1次大戦中外相。1917年「バルフォア宣言」を発表。
バルフォア‐せんげん【バルフォア宣言】
第1次大戦中の1917年、イギリス外相バルフォアが、ユダヤ人の戦争協力を期待してパレスチナにユダヤ民族国家建設を約束した宣言。アラブ人に約した「マクマホン宣言」と矛盾し、ユダヤとアラブの対立を惹起(じゃっき)。Balfour Declaration
パルプ‐マガジン【pulp magazine】
安価なざら紙で作られた低俗な雑誌。