はん‐すい【半睡】
なかば眠っていること。be half-asleep〈用例〉〜状態。
ばんずいいん‐ちょうべえ【幡随院長衛】
(?-?)江戸初期の侠客(きょうかく)。肥前(ひぜん)の人。江戸の町奴(まちやっこ)の頭領。旗本奴(はたもとやっこ)の水野十郎左衛門(みずのじゅうろうざえもん)と争い、殺された。
はん‐すう【反芻】(名・サ変他)
①いったん胃に入れた食物を再び口に戻し、かみなおすこと。シカ・キリン・ウシ・ラクダなどウシ目の動物にみられる。rumination
②くり返し味わったり、考えたりすること。rumination; meditation〈用例〉師のことばを〜してみる。
はん‐すう【半数】
①全体の半分の数。half the number
②配偶子および配偶体がもつ1組の染色体数。減数分裂によって半減した染色体数に等しい。一倍数。haploid number
はんすう‐い【反芻胃】
ウシなどの反芻類にみられる胃。4室に分かれ、前胃(瘤胃(こぶい)・蜂(はち)の巣胃)に入った食物は細菌で分解されたのち、口に戻され、かみ直して本来の胃(葉胃・皺胃(しわい))で消化される。ruminant stomach
はんすう‐るい【反芻類】
ウシ目ウシ亜目の動物。植物食性で、食物を摂取するとき反芻を行う。シカ・キリン・ウシなど。ラクダも反芻するが、分類上はウシ亜目には含めない。ruminant
ハンスウルスト【Hanswurst(ドイツ)
ドイツ演劇の道化の名。ウルスト(腸詰め)のような太っちょ野郎の意。16世紀に登場、18世紀初めに定着した。
ハン‐スト
→ハンガーストライキ」の略。
パン‐スト
《商標名》「→パンティーストッキング」の略。
はん‐ズボン【半ズボン】
(ひざ)の位置より短い丈のズボン。shorts
はんスラブ‐しゅぎ【汎スラブ主義】
帝政ロシアの主導下に全スラブ民族を統合しようとする政治思想。汎ゲルマン主義と対立。オーストリア・トルコの支配からの独立運動に発展。Pan-Slavism
ハンスリック【Eduard Hanslick】
(1825-1904)オーストリアの音楽学者・批評家。音楽それ自体に美を求め、反ワーグナーでシューマン・ブラームスを擁護。著書『音楽美について』。
はん・する【反する】(サ変自)
=反す。
①反対である。be opposed to〈用例〉予想に〜。
②規則や約束などに違反する。infringe〈用例〉規則に〜・した行動。
③《「叛する」とも》そむく。rebel〈用例〉道理に〜。忠告に〜。
はん・ずる【判ずる】(サ変他)
=判じる・判ず。
①見分ける。判断する。judge〈用例〉事の是非を〜。
②推し量る。推察する。guess〈用例〉吉凶を〜。
③考えて意味を解く。solve〈用例〉暗号を〜。
パンセ【Pensées(フランス)
《思考、の意》パスカルの遺著。1670年刊。晩年書いた断片的なノートを、死後、編集したもの。人間性の矛盾についての根本的思索とキリスト教に関しての洞察が示されている。『瞑想(めいそう)録』。
はん‐せい【反省】(名・サ変他)
①自分の行いを振り返って、よしあしを深く考えてみること。reflection〈比較〉内省。〈用例〉〜の色が見えない。
②心理学で、自分で自分を観察すること。reflection
はん‐せい【半生】
人生の半分。また、その時までの生涯。half one's life〈用例〉前〜。〜を顧みる。
はん‐せい【藩政】
藩主が藩の中で行う政治。feudal politics
はん‐ぜい【反噬】(名・サ変自)
①動物が飼い主にかみつくこと。
②恩人にはむかうこと。
はん‐ぜい【半済】
南北朝時代、室町幕府が軍費調達のため、寺社本所領・国衙(こくが)領などの年貢(ねんぐ)の半分を武士に与えた制度。
ばん‐せい【万世】
永久。永世。万代。〈用例〉〜一系。
ばん‐せい【伴星】
二重星または連星系のうち、光度が低い天体のこと。companion
ばん‐せい【晩生】
①おくて。late maturity〈対義〉早生。
②後輩が、先輩に対して自分をさす語。小生。
ばん‐せい【晩成】(名・サ変自)
①おそくできあがること。late completion
②年をとってから成功すること。belated success〈用例〉大器〜。
ばん‐せい【蛮声】
荒っぽく下品な大声。coarse voice〈比較〉胴間声。〈用例〉〜をはりあげる。
ばんせい‐いっけい【万世一系】
永久に同一系統が続くこと。天皇家の血統が有史以来続いていることが記紀神話を基に主張され、明治以降、天皇制の一典拠とされた。
はんせい‐いでん【伴性遺伝】
性染色体上にある遺伝子による遺伝。遺伝のしかたや遺伝形質が雌雄により異なる。ヒトの色盲や血友病など。十文字遺伝。sex-linked inheritance
はん‐せいき【半世紀】
1世紀の半分。50年。half century
はん‐せいすう【半整数】
整数に0.5を加えるか減じるかして得られる数。奇数の半分の数。
ばんせい‐せつ【万聖節】
キリスト教で、全聖人の完徳と偉大さを記念する祝日。11月1日。諸聖徒日。諸聖人の祝日。All Saints' Day
はん‐せいだい【范成大】
(1126-93)中国、南宋(なんそう)の政治家・詩人。号は石湖(せきこ)居士。呉郡の人。南宋四大家の一人で「四時田園雑興」の連作は有名。紀行文にもすぐれた。詩集『石湖詩集』。
はんぜい‐てんのう【反正天皇】
記紀で第18代天皇(在位(406-410))。仁徳(にんとく)天皇の第3皇子。名は多遅比瑞歯別(たじひのみずはわけ)。『宋書(そうしょ)』「倭国(わこく)伝」に記載された倭の五王の珍(弥)とされる。
はん‐せいひん【半製品】
なかばまでできている品物。加工が途中までで、まだ完成してない品物。half-finished goods
はん‐せき【犯跡】
犯罪の証拠。罪跡。〈用例〉〜をくらます。
はん‐せき【版籍】
①領土と戸籍。territory and register
②土地と人民。land and people
はんせき‐ほうかん【版籍奉還】
明治初頭、諸藩主による土地(版)と人民(籍)の朝廷への返還。明治2年(1869)維新政府が中央集権化のため実施。廃藩置県(はいはんちけん)の前提となる。
はん‐せつ【反切】
中国で、ある漢字の字音を他の2字の音を借りて表す方法。求める音と同頭音の字を先に、同韻の字を次におく。たとえば「東」は「徳紅反(または、徳紅切)」で示し、「徳」 (de) の[d]と「紅」 (hong) の[ong]で「東」の[dong]を表す。かえし。
はん‐せつ【半切・半截】
①半分に切ること。cut into two
②唐紙(とうし)・画仙紙(がせんし)などの全紙を縦半分に切ったもの。それにかいた書画。
ばん‐せつ【晩節】
①晩年。
②晩年の節操。〈用例〉〜を全うする。
はんぜつ‐おん【半舌音】
中国音韻学における声母(頭子音)の分類の一つ。[l]の音。
はん‐せん【反戦】
戦争に反対すること。antiwar〈比較〉厭戦(えんせん)。〈用例〉〜思想。
はん‐せん【半銭】
①明治時代の銅貨の一つ。1銭の2分の1。5厘。
②少しばかりのお金。
はん‐せん【帆船】
帆で風を受けて風力で走る船の総称。帆のつけ方でいろいろに区別される。帆掛け船。帆前船。ほぶね。sailing ship; sailboat
ハンセン【Alvin Harvey Hansen】
(1887-1975)アメリカのケインズ派を代表する経済学者。ハーバード大教授。長期停滞理論を唱えた。著書『財政政策と景気循環』など。
ハンセン【Armauer Gerhard Hansen】
(1841-1912)ノルウェーの医学者。ライ菌を発見。ハンセン病はその名にちなむ。ベルゲン病院院長としてハンセン病絶滅にも尽力。
ハンセン【Emil Christian Hansen】
(1842-1909)デンマークの植物学者。酵母菌の純粋培養法を考案。ビール醸造・酵母工業に貢献。
ハンセン【Martin Hansen】
(1909-55)デンマークの小説家。グロテスクな作風が特徴。作品『蛇(へび)と牡牛(おうし)』など。
はん‐ぜん【判然】(形動トタル)
はっきりとよくわかるさま。明らか。distinct〈用例〉意図が〜としない。
はん‐ぜん【幡然】(形動トタル)
軽くひるがえるさま。心などががらりと変わるさま。翻然。
ばん‐せん【番船】
①港口や関所などで警備にあたる船。ばんぶね。
②新綿や新酒を大坂から江戸に運ぶ到着順を競った年中行事の回船(新綿番船・新酒番船)。
ばん‐せん【番線】
①もと、針金の太さを表した単位。今は、ミリメートルで表す。〈用例〉8〜で、柵(さく)を結う。
②駅のホームの、番号をつけた線路。
ばん‐ぜん【万全】(名・形動)
全く手落ちのないこと・さま。completeness〈用例〉〜の措置を講ずる。
はんせん‐うんどう【反戦運動】
戦争に反対する運動。戦争開始に反対するもの、戦争の拡大に反対するもの、停戦をもとめるものなどさまざまな内容がある。平和運動。antiwar movement
ハンセン‐びょう【ハンセン病】
《菌がノルウェーの医学者ハンセンによって発見されたことからの名》ライ菌による慢性伝染病。菌が皮膚の傷から入り、皮膚と末梢(まっしょう)神経を冒す。感染力は弱い。かつては不治の病といわれたが、現在はスルフォン剤などの内服で治る。癩(らい)病。leprosy; Hansen's disease
はんせん‐ろん【反戦論】
戦争に反対する論。pacifism〈比較〉非戦論。〈対義〉主戦論。
はん‐そ【反訴】(名・サ変自)
民事訴訟の被告が原告を相手どり、進行中の訴訟(本訴)と併合して審理することを求めて起こす訴え。counter claim
はん‐そう【半双】
2つで1組みとなるものの一方。対(つい)のものの片方。1双の半分。
はん‐そう【帆走】(名・サ変自)
①船が帆に風を受けて航行すること。sailing
②大気の流れを利用して飛行すること。滑空。gliding
はん‐そう【搬送】(名・サ変他)
交通手段・電波などを用いて運び送ること。conveyance〈用例〉ピアノを〜する。
はんぞう【楾】13画
部首 木きへん 和製漢字
区点 6025・JIS 5C39・シフト 9EB7

→はんぞう[半挿・楾]
はん‐ぞう【半挿・楾】
①湯や水を注ぐための道具。柄が器の中に挿しこまれていて、湯は柄の中の穴をとおって注がれる。はぞう。はにぞう。
②口や手を洗ったり、お歯黒(はぐろ)をつけるときに用いる角だらい。みみだらい。
はん‐ぞう【范増】
(?-BC204)中国、楚(そ)の項羽(こうう)の謀臣。戦功をたて信任されたが、鴻門(こうもん)の会で劉邦(りゅうほう)刺殺に失敗。
ばん‐そう【伴走】(名・サ変自)
マラソン・帆船競技などで、車や船に乗って競技者について走ること。〈用例〉〜車。
ばん‐そう【伴奏】(名・サ変自)
主旋律や主要声部の補佐・強調・和声づけを目的とする声部および演奏。一般には、声楽や器楽に合わせて、他の楽器で補助的に演奏すること。accompany〈用例〉ピアノ〜。
ばん‐そう【晩霜】
→おそじも(遅霜)
ばんそう‐こう【絆創膏】
傷口の保護や、つけた薬・包帯の固定に用いる医薬品。布・紙などに粘着剤をぬったもの。牽引(けんいん)にも用いる。adhesive tape
はんそう‐つうしん【搬送通信】
多数の音声通話路信号をおのおの異なる周波数の搬送波で送信し、送受端のフィルターでそれぞれ選別して対応する方式の通信。carrier frequency communication
はん‐そく【反則・犯則】(名・サ変自)
①法令や規則に違反すること。infringement〈用例〉〜を犯す。
②ゲーム・競技などで、ルール違反をすること。ファウル。foul〈用例〉〜負け。
はん‐そく【反側】(名・サ変自)
寝返りをうつこと。turn over in bed〈用例〉輾転(てんてん)〜。
はん‐ぞく【反俗】
世間並みなことには従わないこと。通俗なことに逆らうこと。resistance to convention〈用例〉〜精神。
ばん‐ぞく【蛮族・蕃族】
文明の開けていない種族。savage tribe
ばん‐そつ【番卒】
番をする兵士。番兵。
はん‐そで【半袖】
ひじまでの長さの袖。また、その衣服。half sleeves〈対義〉長袖。
パンソリ
(P'anssori)《「パン」は人の集まる場所、「ソリ」は音の意》朝鮮の伝統的な歌唱芸。歌い手が鼓手の伴奏にあわせて自然や物語をうたいあげる。
ハンソン【Hanson PLC】
イギリスの工業会社。とくに建設資材。1947年設立。本社はロンドン。
はんぞん‐しゅ【汎存種】
地球上の広い範囲にわたり分布・自生する動植物の種。ふつう2大陸以上にわたるものをさす。ubiquitous species
はん‐た【煩多】(名・形動)
物事のわずらわしく多いこと・さま。troublesomeness〈用例〉〜な手続き。
はん‐た【繁多】(名・形動)
用事が多くて忙しいこと・さま。pressure of business〈用例〉御用〜の身。
はんだ【半田・陀】
軟鑞(なんろう)の一種。金属接合用の錫(すず)と鉛の合金。しろめ。はくろう。solder; pewter
はんだ【半田】
〈市〉愛知県知多(ちた)半島東岸にある市。衣浦(きぬうら)臨海工業地域の中心であり、食酢などの醸造業や知多木綿(もめん)でも知られる。人口10万4874(1994)。
はんだ【半田】
〈町〉徳島県西部、吉野(よしの)川中流の町。農林業が主で、そうめん・敷物の産地としても知られる。人口6584(1994)。
ばん‐た【番太】
《「番太郎」の略》江戸時代、都市での夜番や、町村での水門の警戒、火の番、浮浪人の取り締まりなどにあたった者。江戸で番小屋に住んだ者は、小商いをしながら任にあたった。
ばん‐だ【万朶】
《「朶」は、垂れさがった枝または花》多くの花の枝。多くの花。〈用例〉〜の桜。
バンダ【Vanda(ラテン)
ラン科バンダ属の着生ランの総称。約30種知られる。花は径5〜10cmで、色や形は変化に富む。葉は扁平(へんぺい)または棒状。北インド・インドネシア・ニューギニアに分布。観賞用に温室で栽培。
バンダ【Julien Benda】
(1867-1956)フランスの哲学者・小説家・文明批評家。徹底した主知主義に立ち感性を排した。著書『聖職者の背任』など。
パンダ【panda】
《もと、ネパール語》
①アライグマ科とクマ科の双方の特徴を備えた原始的な哺乳(ほにゅう)類。現存種はジャイアントパンダとレッサーパンダの2種があるが、一般にはジャイアントパンダをさし、高山の竹林などにすみ、笹や竹の葉が主食。大熊猫。
→レッサーパンダ
ハンター【hunter】
①猟師。かりゅうど。
②あさり求める人。探し回る人。〈用例〉ラブ〜。
ハンター‐キラー【hunter killer】
潜航中の潜水艦を探知し、撃沈するための作戦。また、それに参加する対潜哨戒(しょうかい)機・ヘリコプター・艦艇など。
*はん‐たい【反対】
[一](名・形動)位置・方角・順序・意味などが逆の状態であること・さま。あべこべ。さかさま。逆。reverse; opposite〈用例〉子どもが靴を左右〜にはく。〜の方向。〜に持つ。
[二](名・サ変自)他の考えに対して、同意しないこと。さからうこと。opposition objection〈対義〉賛成。〈用例〉〜を唱える。
はん‐だい【飯台】
①ちゃぶ台。数人でかこむ食事用の台。
→箱膳(はこぜん)
ばん‐だい【万代】
いつまでも続くこと。永久。よろずよ。万世。eternity
ばん‐だい【番台】
ふろ屋などで、見張りをする人が座る台。また、その人。watch stand
ばん‐だい【盤台】
魚屋が使う、浅く大きな長円形の木製たらい。小型のものは、飲食店などで料理を入れるのに使う。はんだい。oval tub
ばんだい【梯】
〈町〉福島県北西部、磐梯山南西麓(なんせいろく)の町。稲作が中心。日橋(にっぱし)川流域には発電所・工場がある。山地は磐梯朝日国立公園の一部。人口4414(1994)。
バンダイ【(株)バンダイ】
その他製造業。玩具(がんぐ)会社。昭和25年(1950)設立。本社は東京都台東区駒形(こまがた)
ばんだいあさひ‐こくりつこうえん【梯朝日国立公園】
新潟・山形・福島の3県にまたがり、磐梯・吾妻(あずま)、出羽(でわ)三山・朝日山地、飯豊(いいで)山地を含む広大な国立公園。面積1897km2。原始林と山岳景観で知られる。昭和25年(1950)指定。
ばんだいあずま‐こうげん【吾妻高原】
福島県北部、磐梯山の北側一帯の名称。五色沼(ごしきぬま)などの景勝で知られ、磐梯朝日国立公園に属する。裏磐梯。
ばんだいあずま‐スカイライン【吾妻スカイライン】
福島県の高湯温泉と土湯(つちゆ)峠を結ぶ観光有料道路。長さ28.8km。昭和34年(1959)開通。
ばんだいあたみ‐おんせん【海温泉】
福島県郡山(こおりやま)市北西部、安達太良(あだたら)山南麓(なんろく)にある温泉。国道49号に沿う保養・行楽地。
ばんだい‐きのり
高山の樹上にはえるサルオガセ科の地衣。全体は灰白色または淡褐色。高さ約8cm。体表はやや平ら。食用となり、北海道を除く日本全土に分布。
はんたい‐きゅうふ【反対給付】
一つの給付があると、それにみあう反対方向の給付があるという経済原理。または、反対に給付されるもの。売買契約で引き渡された商品に対する代価など。performance in return
はんたい‐ご【反対語】
→対義語。antonym
ばんだい‐さん【梯山】
福島県北部、猪苗代(いなわしろ)湖北方の火山。標高1819m。明治21年(1888)に大爆発し、北側に檜原(ひばら)湖や五色沼(ごしきぬま)などの湖沼群ができた。磐梯朝日国立公園の一部。会津富士。
はんたい‐しょく【反対色】
→ほしょく(補色)
はんたい‐じんもん【反対尋問】
証人に対し、証人申請をした者が最初に行う尋問の後に、反対の当事者がなす尋問。cross-examination
はん‐たいせい【反体制】
①統一的な秩序をもった社会の全体的構造を否定すること。根本的な変革を要求する社会運動を提起する。antiestablishment
②時の政治支配体制に反対すること。antiestablishment〈用例〉〜知識人。
ばんだいなごんえまき【伴大納言絵巻】
応天門(おうてんもん)の変に基づいた絵巻物。12世紀後半、常盤光長(ときわみつなが)の作とされる。絵所の本格的な作風を示す。自由な描線と彩色が調和し、群衆描写がすぐれている。伴大納言絵詞(えことば)
ばんだい‐ふえき【万代不易】
→ばんこふえき(万古不易)
バン‐ダイン【S. S. Van Dine】
(1888-1939)アメリカの推理小説家。美術評論家ライトの筆名。緻密(ちみつ)な構成、衒学(げんがく)的作風で知られる。作品『グリーン家殺人事件』など。
パンタクール【pantacourt(フランス)
《「パンタロン」と、短いの意の「クール」を合わせた語》膝(ひざ)下程度の短い丈のズボン。ガウチョパンツ。
はん‐だくおん【半濁音】
は行のかなに半濁点をつけて表す音。頭子音は[p]。江戸時代初期、外国人宣教師が日本語表記の手引きとしてつくった『落葉集』に、その早い使用例がある。〈対義〉清音。
はん‐だくてん【半濁点】
は行のかなの右肩に付けるしるし。頭子音が[p]であることを示す「°」。〈比較〉濁点。〈参考〉「カ°」のようにして、か行の鼻濁音を示すことがある。
パンタグラフ【pantograph】
①電車・電気機関車の集電器。ひし形の装置で屋根の上に取り付け架線から電流を導く。
②拡大縮小図を作る器具。パントグラフ。
パンタグリュエル【Pantagruel】
ラブレー作の物語。『ガルガンチュア』の続編。4巻。1532〜64年刊。巨人王ガルガンチュアの子パンタグリュエルの冒険中心の物語。
はんだ‐こうげん【飯田高原】
大分県西部、九重火山群の北に広がる大草原。標高800〜1200m。温泉が多く、別府・阿蘇(あそ)道路が通る。
はんだ‐づけ【半田付け】
半田で金属を接合すること。solder
バンダナ【bandana】
《ヒンズー語のバンドニュ(絞り染め)が語源》更紗(サラサ)染めの、大きく派手なハンカチーフ。首に巻いたり、頭にかぶったりする。
パン‐だね【パン種】
パンを作るときに入れるイースト。ふくらませ、かおりをつける。yeast
バンタム‐おうこく【バンタム王国】
インドネシアのジャワ島西部のバンタム(現バンテン)を中心としたイスラム教国。ハサヌディンが1556年に建国。一時繁栄したが、16世紀末以降はオランダに圧迫され、1752年その保護国となった。バンテン王国。
バンタム‐きゅう【バンタム級】
体重制競技の階級の一つ。アマチュアボクシングは51〜54kg、プロボクシングは53.5kg以下。bantamweight
はんだゆう‐ぶし【半太夫節】
古浄瑠璃(じょうるり)の曲種名。江戸半太夫が始祖。河東(かとう)節の祖ともいわれ、地歌(じうた)・長唄(ながうた)・義太夫(ぎだゆう)節などにとり入れられている。
はんだ‐よしゆき【半田之】
(1911-70)小説家。神奈川県生まれ。群馬県立前橋中卒。昭和14年(1939)『鶏騒動』で第9回芥川(あくたがわ)賞受賞。自殺。作品『国鉄幹線』『自然の祭り』など。
バンダラナイケ【Sirimavo Bandaranaike】
(1916-)スリランカの政治家。首相であった夫が暗殺されたのち、自由党総裁に選任。1960年の総選挙の結果、世界最初の女性首相。65年まで在任。
バンダラナイケ【Solomon West Ridgeway Dias Bandaranaike】
(1899-1959)スリランカの政治家。1951年自由党を結成、56年の総選挙に勝ち首相に就任。非同盟外交など進歩的政策を展開するが、59年暗殺される。
はんだ‐りょうへい【半田良平】
(1887-1945)歌人。栃木県生まれ。東大卒。終生教職にたずさわり、批評的な人事の歌に特色がある。歌集『野づかさ』『幸木(こうぼく)』など。
バンダル‐アッバース【Bandar 'Abbās】
イラン南部、ホルムズ海峡に臨む港湾都市。人口20.2万(1986)。
バンダル‐スリブガワン【Bandar Seri Begawan】
東南アジア、ブルネイの首都。ブルネイ湾に臨み、近代化が著しい。ゴム交易の中心地。人口2.1万(1991)。
バンダル‐ぞく【バンダル族】
ゲルマン民族の一派。バルト海沿岸から南下し、4世紀には現在のハンガリー地方に定住。民族大移動にさいしイベリア半島から北アフリカへ入り、王国を建設。6世紀中ごろビザンチン帝国により滅亡。Vandal
バンダル‐ホメイニ【Bandar-e Khomeyni】
イラン南西部の港町。イラン革命後、宗教指導者名に改められた。旧称バンダルシャープール。
パンタ‐レイ【panta rhei(ギリシア)
《すべてのものは流転(るてん)する、の意》ヘラクレイトスの思想をあらわした語。世界の真理を、永遠の理法たるロゴスに支配される万物の生成変化に見たもの。万物流転。
ばん‐たろう【番太郎】
→ばんた(番太)
パンタロン【pantalon(フランス)
《ズボンの意》
①裾(すそ)広がりの、おもに女性用の長ズボン。
②19世紀の婦人用の下着ズボンまたは長ズロース。
ハンタン【邯鄲】
(Hándān)→かんたん(邯鄲)
はん‐だん【判断】(名・サ変他)
①真偽・善悪・可否などを考えて決めること。judgment〈用例〉〜をくだす。
②吉凶をうらなうこと。〈用例〉姓名〜。
③論理学で、いくつかの概念の間の関係を肯定または否定する働き。概念と並ぶ思考の根本形式。定言的・仮言的・選言的の3判断に分かれる。判断を言語で表現したものを命題という。judgment
ばん‐たん【万端】
あらゆる物事・手段。everything〈用例〉用意〜怠りなし。
ばん‐だんえもん【塙団衛門】
(1567-1615)安土(あづち)桃山・江戸初期の武将。本名は塙直之(はなわなおゆき・ばんなおゆき)。文禄(ぶんろく)の役に従軍し、関ケ原(せきがはら)の戦いののち小早川秀秋(こばやかわひであき)・福島正則(ふくしままさのり)に仕えた。慶長(けいちょう)19年(1614)豊臣(とよとみ)方につき大坂入城。翌年の夏の陣で戦死。
はんだん‐ちゅうし【判断中止】
→エポケー
はんだんりょくひはん【判断力批判】
《原題Kritik der Urteilskraft(ドイツ)》カントの三批判書の一つ。美や生命の合目的性を主観の先験的形式によって解釈したもの。1790年刊。