- び‐う【▼眉宇】
- 《「宇」は、軒(のき)の意。眉(まゆ)を目の軒と見立てていう》まゆ。まゆのあたり。〈用例〉決意を〜に浮かべる。
- び‐う【微雨】
- 細かに降る雨。雨の強さで分けたとき、1時間雨量1mm以下、1日5mm以下の雨。a little rain
- ひ‐うお【氷魚】
- 《氷のようにすきとおっていることから》アユの稚魚の異名。半透明で体長約2〜3cm。秋から冬にかけて琵琶(びわ)湖でとれたものが有名。ヒオ。ヒノイオ。コオリノイオ。
- ピウス【〈7世〉Pius VII】
- (1742-1823)ローマ教皇(在位(1800-23))。前名はキアラモンティ。イタリア人。フランスのカトリック復興に尽力。教皇領を併合したナポレオンを破門し対立。一時監禁されるが、ローマに帰り教権の回復に努める。
- ピウス【〈9世〉Pius IX】
- (1792-1878)ローマ教皇(在位(1846-78))。前名はフェッレッティ。イタリア人。はじめ、教皇領の自由主義的改革を推進するが、のち放棄。また、教皇不可謬(びゅう)性の教理を採択するなど教権回復に尽力。
- ピウス【〈12世〉Pius XII】
- (1876-1958)ローマ教皇(在位(1939-58))。前名はパチェーリ。イタリア人。「平和の教皇」と呼ばれ、第2次大戦中はイタリアの参戦回避に努め、戦後は反共的立場で世界の復興に尽力。
- ピウスーツキ【Józef Piłsudski】
- (1867-1935)ポーランドの軍人・政治家。社会党に入党するがのち対立し、独自の軍事組織を結成。第1次大戦後、国家元首に就任して対ソ戦争を指導。1926年クーデターを起こして軍部独裁体制を確立。
- ひ‐うち【火打(ち)】
- ①火打ち石で火を出すこと。また、その道具。
- ②建築で、土台などの直交する2材を組み合わせて角をつくる場合、その角に強度をもたせる斜(ななめ)材や板。horizontal angle brace
- ひうち‐いし【火打(ち)石・▼燧石】
- 発火する道具の一種。石英の一種の燧石(すいせき)を使用。石どうしを打ち合わせたり鋼鉄片(火打ち金)と打ち合わせたりして発火させる。flint
- ひうち‐かえ【火打(ち)替え】
- 死や出産の穢(けが)れを浄(きよ)めるため、かまどや囲炉裏(いろり)の火を替えて新しくすること。また、年末などに炉の火を替えて新しくすること。火替え。
- ひうち‐が‐たけ【▼燧ケ岳】
- 福島県南西端にある火山。標高2356m。この山の噴火が只見(ただみ)川を堰止(せきと)め、尾瀬(おぜ)沼・尾瀬ケ原をつくった。
- ひうち‐ざい【火打(ち)材】
- 部材の直交する部分を補強するために取り付けた斜(ななめ)材。horizontal angle brace
- ひうち‐なだ【▼燧▼灘】
- 愛媛県、東予地方沖合いの海域。北は備後灘(びんごなだ)につづく瀬戸内海の7つの灘の一つ。
- ピウラ【Piura】
- ペルー北西部、ピウラ川流域の都市。付近は同国最大の油田地域・大綿作地帯。1532年にスペイン人により建設された同国最古の都市。人口28.6万(1993)。
- ビウレット‐はんのう【ビウレット反応】
- たんぱく質の呈色反応の一つ。たんぱく質を含む溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えて希塩基性にし、硫酸銅溶液を数滴加えると青紫色ないし赤紫色になる。biuret reaction
- ひ‐うん【非運・否運】
- 運が開けないこと。ふしあわせ。不運。〈対義〉幸運。〈用例〉〜を嘆く。
- ひ‐うん【悲運】
- かなしい運命。不幸な運命。misfortune〈用例〉〜をかこつ。
- ひうん‐かく【飛雲閣】
- 京都の西本願寺にある国宝の建物。豊臣秀吉(とよとみひでよし)が造営した聚楽第(じゅらくだい)の一部を移築したものといわれ、3階の楼閣建築。
- ひえ【冷え】
- ①つめたくなること・程度。become cold
- ②腰から下がつめたくなること。ailment caused by coldness〈用例〉〜性(しょう)。
- ひえ【▼稗】
- イネ科の一年草。高さ1〜1.5m。穂は紡錘形・円筒形など多種ある。耐旱(たいかん)性が強く、子実にはうるちと、もちがある。食用または飼料用とする。barnyard millet
- びえい【美▼瑛】
- 〈町〉北海道中部、上川(かみかわ)・富良野(ふらの)両盆地の中間の町。稲作とテンサイ・ジャガイモ・アズキなどの栽培がさかん。人口1万2348(1994)。
- ひえい‐ざん【比▼叡山】
- ①京都市北東部、滋賀県との境の山。標高848m。日枝(ひえ)山。日吉山。
- ②→延暦(えんりゃく)寺の山号。
- 冷え板を暖む(ひえいたをあたたむ)
- 冷たい板敷の上にすわる。
- ひエーひビーがた‐かんえん【非A非B型肝炎】
- A型・B型のどちらでもないウイルスによる肝炎。現在、C・D・Eなどの型に分けられている。そのうちの90%以上をC型肝炎がしめる。non-A, non-B hepatitis
- ひ‐えき【▼裨益】(名・サ変自他)
- 役立つこと。助けとなること。
- ひえ‐き・る【冷(え)切る】(五自)
- すっかり冷える。be chilled〈用例〉〜・った手足。
- ひえ‐こ・む【冷(え)込む】(五自)
- ①急に気温が下がる。寒さがきびしくなる。become very cold〈用例〉朝晩は〜。
- ②寒さが身にしみる。体がすっかり冷える。feel very cold
- ひえ‐しょう【冷え症・冷え性】
- 身体の一部が異常に冷えやすい症状。また、その体質。手・足・下半身に冷えを感じる。自律神経の機能失調で、その部分が血行不良になるために生じる。oversensitive to the cold
- ひえ‐じんじゃ【日▽枝神社】
- 東京都千代田区永田(ながた)町にある旧官幣大社。祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)ほか3神。太田道灌(おおたどうかん)が江戸城築城のさいに川越の日吉(ひえ)神を勧請(かんじょう)したもの。徳川家の産土(うぶすな)神とされた。山王権現(ごんげん)。山王社。
- ピエタ【Pietà(イタリア)】
- 《敬虔(けいけん)な哀悼(あいとう)、の意》キリスト教美術で、聖母マリアが刑死したキリストを膝(ひざ)に抱いて悲しむ光景を表現した作品。中世末期にドイツで独立した図像として成立し、やがてヨーロッパ各地に広まる。ミケランジェロの『ピエタ』(ローマ、サン‐ピエトロ大聖堂)など。
- ひえだ‐の‐あれ【▼稗田▼阿▽礼】
- (?-?)大和・奈良時代の人。天武天皇側近の舎人(とねり)。抜群の記憶力をもち、天皇の命により帝紀や旧辞を誦習(しょうしゅう)。これを太安万侶(おおのやすまろ)が撰録(せんろく)して『古事記』が成った。
- ひ‐えつ【飛越】(名・サ変自)
- 陸上競技や馬術などで、障害物をとびこすこと。ハードリング。hurdling
- ひえづ【日▽吉津】
- 〈村〉鳥取県北西部、美保(みほ)湾に臨み、三方を米子(よなご)市に囲まれる村。園芸農業がさかんで、花卉(かき)・野菜などを産出。人口2828(1994)。
- ひえつき‐ぶし【▼稗▼搗(き)節】
- 民謡の曲名。ヒエをつきながら歌った作業唄(うた)。各地にあったが、現在は宮崎県椎葉(しいば)村のものが有名。
- ひえ‐づくり【日▽吉造(り)】
- 神社建築様式の一つ。切り妻造りの正面と左右に庇(ひさし)をつけたもの。滋賀県大津市坂本の日吉大社が代表例。
- ビエニアフスキ【Henryk Wieniawski】
- (1835-80)ポーランドのバイオリン奏者・作曲家。パガニーニに続くバイオリンの名手。作品『バイオリン協奏曲』など。
- ひえ‐びえ【冷え冷え】(副・サ変自)
- ①空気などが冷たく感じられるさま。〈用例〉〜した山の大気。
- ②むなしいさま。さびしいさま。〈用例〉〜とした関係。
- ひえ‐まき【▼稗▼蒔(き)】
- 盆栽で、鉢にヒエを蒔いて発芽させ、青田に見立てるもの。
- ひえ‐まつり【日▽吉祭(り)・比▼叡祭(り)】
- 滋賀県大津市の日吉大社の例祭。3月1日の神輿(みこし)あげに始まり、4月14日の例大祭、神輿の琵琶(びわ)湖上渡御(とぎょ)、15日の酉(とり)の神事まで、1か月半にわたりさまざまな神事が続く。山王(さんのう)祭り。
- 冷え物で御座い(ひえものでござい)
- 《江戸時代、銭湯の湯ぶねに入るときにする、あいさつのことば》体が冷えていて、せっかくの湯がさめますが、ごめんなさい。
- ピエモンテ【Piemonte】
- イタリア北部、ポー川上流域の州。州都トリノ。東部の平野部は大工業地域、丘陵部ではぶどう酒の生産がさかん。人口430.4万(1992)。
- ヒエラルヒー【Hierarchie(ドイツ)】
- 位階制。階層性。上位・下位関係に整序されたピラミッド型の秩序や組織。軍隊組織・官僚制組織など。ヒエラルキー。hierarchy
- *ひ・える【冷える】(下一自)
- ①温度が下がってつめたくなる。become cold〈用例〉よく〜・えたビール。
- ②つめたく感じる。寒くなる。become cool〈用例〉足が〜。夜に入って〜・えてきた。
- ③熱中する気持ちや情熱がなくなる。密接だった関係がうまくいかなくなる。cool down〈用例〉2人の仲が〜。
- ピエルネ【Gabriel Pierné】
- (1863-1937)フランスの作曲家・指揮者。軽やかな作風。オラトリオ『少年十字軍』、バレエ曲『シダリーズと牧羊神』など。
- ビエレグリファン【Francis Viélé-Griffin】
- (1864-1937)フランス象徴派の詩人。アメリカ生まれ。詩集『白鳥』『いのちの光』など。
- ピエロ【pierrot(フランス)】
- ヨーロッパの道化(どうけ)の一種。演劇やサーカスに登場。独特の扮装(ふんそう)を特徴とする。道化役者。道化師。
- ヒエログリフ【hieroglyph】
- 象形文字。一般にエジプト古王朝の碑文に用いられたものをさす。フランスのシャンポリオンがロゼッタストーンにより解読。ハイエログリフ。聖刻文字。神聖文字。
- ピエロ‐デラ‐フランチェスカ【Piero della Francesca】
- (1415/20-92)15世紀イタリアのウンブリア派の画家。理知的な空間構成、豊かな量体表現・明るい色彩により、初期ルネサンス絵画の形成に貢献。作品にアレッツォの『聖十字架伝説』のフレスコ画連作など。
- ヒエロニムス【Eusebius Sophronius Hieronymus】
- (347ごろ-419-20)古代教会のラテン教父の一人。聖人。ラテン語訳聖書『ウルガタ』作成で知られる。ジェローム。
- ヒエロニムス【Hieronymus von Prag】
- (1365ごろ-1416)ボヘミアの宗教改革者。コンスタンツ公会議でフスを弁護し、異端者として処刑。
- ひ‐えん【飛▼燕】
- 飛んでいるツバメ。〈用例〉〜の早技。
- ひ‐えん【飛▼檐・飛▼簷】
- ①高い軒。高くそり上がった軒。飛宇(ひう)。
- ②仏殿の内陣に接する両側の部屋。
- び‐えん【鼻炎】
- 鼻腔(びこう)内の炎症。鼻づまりや鼻じるを主症状とする。鼻かぜなどの急性鼻炎、その繰り返しの慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎などがある。鼻の中のはれの著しいものを肥厚性鼻炎という。鼻カタル。rhinitis
- ひえん‐そう【飛▼燕草】
- キンポウゲ科の一年草。切り花用。高さ約90cm。初夏に、青紫・桃・白などの一重または八重の花を穂状につける。南ヨーロッパ原産。チドリソウ。デルフィニウム。ラークスパー。larkspur
- ビエンチャン【Vientiane】
- ラオスの首都。メコン川上流の左岸にあり、同国の政治・経済・文化の中心。農産物の集散地で、工業は未発達。人口44.2万(1990)。
- ビエンナーレ【biennale(イタリア)】
- 《2年に1度、の意》国際的な美術展など、恒例の行事に利用される隔年制の開催形式。ベネチア‐ビエンナーレ、東京国際版画ビエンナーレ展など。
- ビエン‐ホア【Bien Hoa】
- ベトナム、ホーチミン市北東、ドンナイ川沿岸の都市。ゴム・農産物の集散地。
- ビオ【Jean-Baptiste Biot】
- (1774-1862)フランスの物理学者。コレージュ‐ド‐フランス教授。電磁気学に関する「ビオ‐サバールの法則」や円偏光の発見などの業績を残す。
- ビオイ‐カサーレス【Adolfo Bioy Casares】
- (1914-)アルゼンチンの小説家。愛を幻想的な雰囲気の中で描く。作品『モレルの発明』『脱獄計画』など。
- ひ‐おう【秘奥】
- たやすくは知りえないこと。奥義。
- ひ‐おうぎ【▼檜扇】
- ①ヒノキの薄板二十数枚を白糸でとじた扇。衣冠や直衣(のうし)などの服飾品とし、また、笏(しゃく)の代用とした。女性用は彩色した衵扇(あこめおうぎ)。
- ②アヤメ科の多年草。高さ約1m。観賞用として栽培。葉は広剣状で長さ約40cm。夏、黄赤色に赤色の斑点(はんてん)の六弁花が咲く。黒色の種子を「ぬばたま」という。カラスオウギ。
- ひおうぎ‐あやめ【▼檜扇▼菖▼蒲】
- アヤメ科の多年草。高さ50〜80cm。山地の湿原にはえる。葉は剣状、幅約2cm。夏に、青紫色で径約8cmの花が1〜3個咲く。園芸品種が多い。
- ひおうぎ‐がい【▼緋扇貝】
- イタヤガイ科の扇形のニマイガイ。浅海の岩礁に足糸で付着する。殻長約13cm、殻高約12cm。殻は褐色が多く、黄・赤・紫色をおびているものは観賞用。殻表にはもり上がった太いすじが放射状に走る。肉は食用。房総(ぼうそう)半島以南に分布。
- びおう‐きゅう【▽未央宮】
- 中国、漢の高祖が長安城内に造営した宮殿。唐代長安城では禁苑(きんえん)(宮中の庭園)中に置かれた。
- ビオー【Théophile de Viau】
- (1590-1626)フランスの自由思想の詩人。韻文悲劇『ピラムスとチスベ』など。
- ひ‐おおい【日覆い】
- 日光をさえぎるための覆い。日よけ。ひおい。
- ひ‐おけ【火▼桶】
- 木製で、筒形の火鉢。wooden brazier
- ビオコ‐とう【ビオコ島】
- (Bioko)アフリカ、ギニア湾奥の火山島。面積2000km2。1968年リオムニとともにスペインから独立、赤道ギニア共和国を構成する。旧称フェルナンド・ポー島。
- ビオ‐サバール‐の‐ほうそく【ビオ-サバールの法則】
- 定常電流のまわりに生ずる磁場の大きさと向きを決定する法則。Biot-Savart's law
- ビオチン【biotin】
- ビタミンB複合体の一つ。炭酸固定および炭酸転移反応の補酵素。腸内細菌によって合成されるので、皮膚炎などの欠乏病はおきにくい。ビタミンH。
- ビオッティ【Giovanni Battista Viotti】
- (1755-1824)イタリアのバイオリン奏者・作曲家。作品『バイオリン協奏曲』『弦楽四重奏曲』など。
- ひ‐おどし【▼緋▼縅・火▼縅】
- まっかな糸や皮で、よろいの札(さね)をつづること。そのよろい。
- ひおどし‐ちょう【▼緋▼縅▼蝶】
- タテハチョウ科のチョウ。開張約6.5cm。赤橙(せきとう)色の地に黒斑(こくはん)がある。樹液に集まる。食草はエノキ・ヤナギなど。日本全土に分布。
- ピオネール【pioner(ロシア)】
- ソ連の共産主義少年団。コムソモールの指導下に10〜15歳の少年少女で組織し、キャンプなど学校外の集団的な自由活動を系統的に行った。ピオニール。pioneer
- ビオラ【viola(イタリア)】
-
- ①ルネサンス・バロック期に擦弦(さつげん)楽器(ビオル属、バイオリン属)の総称として用いられた語。
- ②現代の擦弦楽器の一つ。バイオリン属で、バイオリンの下の音域を受けもつ。バイオリンよりやや大きく、音は5度低い。
- ビオラ‐ダ‐ガンバ【viola da gamba(イタリア)】
- →ビオル
- ビオラ‐ダモーレ【viola d'amore(イタリア)】
- 擦弦(さつげん)楽器。形はビオルに似るが、奏法はバイオリンと同じ。優美な音色で17〜18世紀に広く使用。
- ビオル【viol】
- 擦弦(さつげん)楽器の総称(ビオル属)だが、ふつうビオラ‐ダ‐ガンバをさす。外見はバイオリンに似るが、相違点も多く、ひざの間にはさんで弾く。15世紀末〜18世紀中ごろにさかんに奏された古楽器。バス‐ビオルは低音楽器。
- び‐おん【美音】
- きれいな音。美声。beautiful voice
- び‐おん【微温】
- ①なまぬるいこと。lukewarm
- ②にえきらないこと。てぬるいこと。indecisive; lenient
- び‐おん【鼻音】
- ①鼻にかかった声。nasal voice
- ②音声学で、呼気が鼻腔(びこう)を通り、その共鳴をともなう有声子音。[m][n][ŋ]など。nasal
- ビオン【Bion】
- 紀元前100年ごろ活躍したギリシアの牧歌詩人。主題はおもに愛、文体は平易でことばは素朴。作品『アドニス哀悼(あいとう)歌』など。
- びおん‐てき【微温的】(形動)
- 手ぬるいさま。物事が中途半端なさま。tepid〈用例〉〜な態度。
- ピオンボ【Sebastiano del Piombo】
- (1485ごろ-1547)イタリアの画家。ベネチア派だが、堅固な構成と量感ある人物描法を加味。作品『ピエタ』など。
- ひ‐か【皮下】
- 皮膚の下にある層。皮下組織。under the skin〈用例〉〜出血。
- ひ‐か【悲歌】
- ①悲しい歌。哀歌。エレジー。elegy
- ②悲しんで歌うこと。
- ひ‐が【非我】
- 自我に対する外的世界で、環境・自然など。自我以外のもの。nonego; not-self〈対義〉自我。
- ひが【▼僻】(接頭)
- 道理に合わない、まちがいの、などの意を表す。〈用例〉〜ごと。
- び‐か【美化】(名・サ変他)
- 美しくすること。きれいにすること。beautification〈用例〉校内〜運動。
- び‐か【美果】
- ①おいしい果物。tasty fruit
- ②いい結果。好結果。good result
- ピカール【Auguste Piccard】
- (1884-1962)スイスの物理学者。チューリヒ大・ブリュッセル大教授。気球による成層圏の気象・宇宙線を研究、また深海調査船バチスカーフを製作し深海観測調査を行う。
- ピカール【Charles-Emile Picard】
- (1856-1941)フランスの数学者。トゥールーズ大・パリ大教授。群論・解析関数・微分方程式・積分方程式の理論などで独創的な研究を行う。著書『解析学研究』など。
- ひがい【▼鰉】
- 水のきれいな砂礫(されき)底を好むコイ科の淡水魚。全長約20cm。春、雌は産卵管を伸ばして、ニマイガイ内に卵を産みつける。本来は愛知県以西の本州と九州の分布であるが、現在では、移殖により関東・東北にも分布。美味。明治天皇が賞味したので「鰉」の字が当てられたという。
- ひ‐がい【▼梭貝】
- ウミウサギガイ科のマキガイ。浅海の砂泥底にすむ。長さ約10cm、幅2.5cm。紡錘形の殻は上下が嘴(くちばし)状に細く伸びる。殻の色は淡桃色で、房総(ぼうそう)半島以南に分布。
- ひ‐がい【被害】
- 害を受けること。damage〈対義〉加害。〈用例〉台風の〜。
- ひがい‐しゃ【被害者】
- ①天災などで損害を受けた人。sufferer
- ②他人の不法行為や犯罪によって、権利の侵害や脅威・損害を受けた者。victim〈対義〉加害者。
- ひがい‐ち【被害地】
- 天災などを受けた地域。damaged area
- ぴか‐いち【▽光一】
- ①花札のゲームで、八八(はちはち)の手役の1つ。7枚の手札のうち1枚だけが20点札、残りが「かす」札か「雨」の組み合わせ。20点札は「光り物」とよばれ俗に「ぴか」という。
- ②多数のなかで際立って優れた存在。ナンバーワン。number one
- ひがい‐もうそう【被害妄想】
- 自己が不当な迫害を受けているという妄想。病的なものは、関係妄想と結びつくことが多い。精神分裂病のもっとも典型的な症状。delusion of persecution
- ひかえ【控え】
- ①書き留めておくもの。覚え書き。memo〈用例〉〜を取る。
- ②急な必要のために用意しておくもの・人。reserve〈用例〉〜の選手。
- ③出番・順番がくるまで待つこと。また、待つための場所。〈用例〉〜の間。〜の力士。
- ひかえ‐しつ【控(え)室】
- 待つために控えている部屋。waiting room
- ひかえ‐め【控え目】(形動)
- ①遠慮深いさま。reserved〈用例〉〜な人。
- ②少なめにするさま。内輪。moderate〈用例〉塩分は〜に。
- ひ‐がえり【日帰り】(名・サ変自)
- 1日で往復すること。day's trip〈用例〉〜の出張。
- ひか・える【控える】(下一自他)
- ①(自)
- (ア)とどまって自分の番を待つ。待機する。wait〈用例〉次の間に〜。
- (イ)じっとしてそばにいる。attend〈用例〉主君のそばに家来が〜・えている。
- ②(他)
- (ア)押さえて引き止める。hold back〈用例〉そでを〜。
- (イ)見合わせる。中止する。give up〈用例〉旅行を〜。歌舞音曲を〜。
- (ウ)少なめにする。抑制する。refrain from〈用例〉出費を〜。酒を〜。
- (エ)忘れないように書き留める。note〈用例〉要点を〜。
- (オ)すぐ近くにある。near at hand〈用例〉眼前に大島を〜・えた港。
- (カ)すぐあとにせまっている。be close〈用例〉出発を1週間後に〜。年の瀬を〜・えて。
- ひかかく‐きょうそう【非価格競争】
- 市場競争のうち、製品の高品質化や広告宣伝、販売・サービス網の整備など、価格以外の条件によるもの。寡占的大企業の間に特徴的に現れる。non-price competition〈対義〉価格競争。
- ひ‐かき【火▼掻き】
- ①かまどやストーブの灰をかき出すための小さなシャベル型の道具。
- ②→十能(じゅうのう)。
- ひ‐がき【▼檜垣・▼菱垣】
- 薄いひのき板を網代(あじろ)のように編んだ垣根。
- ひがき‐かいせん【▼菱垣▼廻船】
- 《荷が落ちないよう舷側(げんそく)にヒノキの角材で菱(ひし)形の垣を作ったことから》江戸時代、大坂・江戸間の貨物輸送にあたった回船。樽(たる)廻船とともに二大回船の一つ。
- ひ‐かく【比較】(名・サ変他)
- 他の物事と比べあわせること。comparison〈用例〉日米の国力を〜する。
- ひ‐かく【皮革】
- ①なま皮。
- ②動物の皮をなめして得られる製品。皮のうち真皮(しんぴ)層が用いられる。衣料・はきもの・装身具などに広く利用。革。leather
- ひ‐かく【皮殻】
- 皮とから。skin and shell
- ひ‐かく【非核】
- 核兵器を否定すること。non-nuclear
- ひ‐がく【碑学】
- 中国、清(しん)代におこった書道の主張。法帖(ほうじょう)を根拠とする帖学に対し、真跡に近い碑の拓本を学ぶべきだという碑学がおこる。篆(てん)・隷(れい)・楷(かい)を主体に表現した作品が多い。日本では明治初年楊守敬(ようしゅけい)の来朝以来、書道界の主流を占める。
- び‐がく【美学】
- ①芸術、または自然や人生の上にひろく感じとられる美について、その本質や法則を明らかにする学問。aesthetics
- ②個々人に特有の美意識。taste for beauty
- ひかく‐きゅう【比較級】
- 西欧語で、形容詞・副詞の変化形のうち、普通に比べて程度の強いことを表す形。comparative degree〈対義〉原級・最上級。
- ひかく‐げいじゅつがく【比較芸術学】
- 諸民族・諸地域の芸術を相互に比較し、それぞれの様式に現れる民族性・風土性・世界観などの特性を明らかにする学問。comparative science of art
- ひかく‐げんごがく【比較言語学】
- 言語学の一分野。2つ以上の言語を、構造や音韻組織、語彙(ごい)にわたって比較研究するもの。狭義には諸言語の系統を論じ、共通祖語の再構築を目的とする比較文法をさす。comparative linguistics
- ひかく‐けんぽう【非核憲法】
- 核兵器の製造・持ち込みや核廃棄物の投棄などの全面禁止を明文化した憲法。1981年にパラオ諸島自治政府によってはじめて制定された。non-nuclear constitution
- ひかく‐さんげんそく【非核三原則】
- 核兵器は「持たず、作らず、持ち込ませず」という日本独特の方針。昭和43年(1968)佐藤(さとう)内閣が表明し、同47年(1972)の国会で決議された。
- ひかく‐しそうがく【比較思想学】
- 種々の文化圏における思想をその差異・類似、あるいは成立・発展・伝播(でんぱ)・影響などに関して比較し、それらの間の関係を研究する学問。
- びかく‐しだ【▼麋角▽羊▽歯】
- ウラボシ科の熱帯性着生シダ。掌状に裂ける長さ20〜40cmの胞子葉と扇形に広がる保水葉をもつ。観賞用として栽培。原産地はオーストラリア。
- ひ‐がくしゃ【非学者】
- ①無学な者。
- ②《仏教語》大乗・小乗の学を行わない者。
- 非学者、論に負けず(ひがくしゃ、ろんにまけず)
- 学のない者は、理屈に合わないことを言って、かえって議論に負けない。
- ひかく‐しゅうきょうがく【比較宗教学】
- 宗教学の一部門。種々の宗教を相互に比較研究する学問で、19世紀以降本格的に始まったもの。
- ひかく‐しんりがく【比較心理学】
- ①人間と他のいろいろな動物の行動について、その類似点や相違点を比較研究する心理学の一分野。狭義には動物心理学と同義。
- ②人種・性・階級などがちがう集団や個人の行動について、その類似点や相違点を比較研究する心理学の一分野。
- ひかくせいさんひ‐せつ【比較生産費説】
- 国際分業と貿易がなぜ行われるのかを説明する理論。各国が他国に比べて安く生産できる財を輸出し、逆に高くつく生産物を輸入しあうことが有利になるとする。リカードが提唱。比較優位説。theory of comparative costs
- ひかく‐てき【比較的】(副)
- 他と比べ合わせた結果であるさま。わりあいに。comparatively〈用例〉〜やさしい。
- ひかく‐てつがく【比較哲学】
- 諸哲学、とくに東洋と西洋の哲学の比較研究を通して、人類共通の課題をさぐろうとする学問。1923年フランスのマソン=ウルセルが初めて用いたことば。comparative philosophy
- ひかく‐びがく【比較美学】
- ①諸種の芸術ジャンルを比較検討し、その独自性や共通性などを明確にすることで新しい芸術体系を構成しようという美学的研究。comparative aesthetics
- ②→比較芸術学のこと。comparative aesthetics
- ひかくぶそう‐ちたい【非核武装地帯】
- 核兵器の製造・貯蔵・実験・配置・行使を禁止した特定の地域。非核地帯。nuclear-free zone
- ひかく‐ぶんがく【比較文学】
- ある文学思潮や運動や個人作家などの、横への広がり、他国の文学への影響関係を研究しようとする学問。comparative literature