- ひっ‐ぱが・す【引っ▼剥がす】(五他)
- 引っ張ってはがす。無理にはがす。ひきはがす。ひっぱぐ。ひっぺがす。tear off
- ひっ‐ぱく【▼逼迫】(名・サ変自)
- ①さしせまること。imminent〈用例〉事態が〜する。
- ②金回りが苦しくなること。窮迫。tightness〈用例〉生活が〜する。
- ひっ‐ぱ・ぐ【引っ▼剥ぐ】(五他)
- 引っ張ってはぐ。ひっぱがす。ひきはぐ。tear off
- ひっ‐ぱた・く【引っ▼叩く】(五他)
- 《「たたく」を強めた語》強く打つ。力をこめてたたく。slap
- ひっぱり‐こ・む【引っ張り込む】(五他)
- 引っ張って中へ入れる。無理に仲間に引き込む。drag into
- ひっぱり‐しけん【引っ張り試験】
- 細長い試験片を両端で引っ張り、その材料の伸び、極限の荷重などの引っ張り強さを測定する試験。tension test
- ひっぱり‐だこ【引っ張り▼凧】
- 多くの人々が争って欲しがること・もの・人。be in great demand
- ひっぱり‐だ・す【引っ張り出す】(五他)
- ①引っ張って外へ出す。ひき出す。pull out〈用例〉物置からストーブを〜。
- ②無理に表立った場所にひき出す。bring up〈用例〉候補者に〜。
- ひっぱり‐もち【引っ張り▼餠】
- 兄弟など2人の人が1つの餠を引っ張り合って食べる食い別れの風習。葬式のあと、四十九日ごろまでに行われるもので、日常は忌まれる行為。
- ひっ‐ぱ・る【引っ張る】(五他)
- ①自分のほうへ強く引く。pull; draw〈用例〉ドアを手前に〜。
- ②物を引いて前へ進む。tug〈用例〉貨車を〜。手を〜・って行く。
- ③布・ひもなどを引き伸ばして張る。stretch〈用例〉布地にのりをつけて〜・って干す。
- ④仲間に入るように誘う。勧誘する。invite〈用例〉仲間に〜。
- ⑤期限や間を長く延ばす。put off〈用例〉支払いを〜。語尾を〜。
- ⑥無理に連れていく。take〈用例〉犯人を警察に〜。
- ⑦野球で、右打ちがレフトへ、左打ちがライトへ球を打つこと。pull〈対義〉流す。〈用例〉外角球を三塁線に〜。
- ヒッパルコス【Hipparchos】
- (BC190ごろ-BC125ごろ)ギリシアの天文学者。恒星表の作成、離心円による太陽運動の説明などで知られる。
- ヒッパロス‐の‐かぜ【ヒッパロスの風】
- インドとアラビア半島および地中海の航海に利用された季節風。紀元前1世紀に、ギリシア人船長のヒッパロスが発見したという伝承による。Hippalos' wind
- ひつ‐び【必備】(名・サ変他)
- 備えつける必要があること。necessities〈用例〉〜の書。
- ヒッピー【hippie】
- 既成の社会体制・文化・習慣などからぬけ出し、自分の好むままに生きることを信条とする人々。1967年ごろから、まずアメリカに現れ、世界的に影響をおよぼした。
- ひっ‐ぷ【匹夫】
- 〈対義〉匹婦。
- ①身分の低い男。lowly man
- ②ものの道理のわからない男。uncultured man
- 匹夫の勇(ひっぷのゆう)
- 《『孟子(もうし)』「梁(りょう)恵王」にあることば》あさはかで、血気にはやる勇気。brute courage
- 匹夫も志を奪う可からず(ひっぷもこころざしをうばうべからず)
- 《『論語』「子罕(しかん)」にあることば》たとえ匹夫であっても、志がしっかりしていれば、誰もそれを動かすことはできない。
- ひっ‐ぷ【匹婦】
- 〈対義〉匹夫。
- ①身分の低い女。lowly woman
- ②ものの道理のわからない女。uncultured woman
- ヒップ【hip】
- ①尻(しり)。腰。
- ②腰回りの寸法。洋服の製図では、Hの略記号で表す。
- ビップ【VIP】
- 《very important personの略》重要人物。要人。ブイアイピー。
- ぴっぷ【▽比布】
- 〈町〉北海道中央部、上川(かみかわ)盆地の北東にある町。石狩川上流に沿う農業の町で、米のほかメロン・イチゴも産出。スキー場がある。人口4786(1994)。
- ひっぷ‐ひっぷ【匹夫匹婦】
- 身分の低い男女。教養のない者たち。lowly men and women
- ヒップボーン【hipbone】
- ①腰骨。
- ②ウエストラインから5〜6cm下の、腰骨の位置で支え止めてはくスカートやスラックス。
- ひっ‐ぺが・す【引っ▼剥がす】(五他)
- 《俗語》→ひっぱがす。peel off
- ひっ‐ぽう【筆法】
- ①筆の運び方。書法。style of penmanship
- ②文章の書き方。表現の方法。style of writing〈用例〉春秋の〜。
- ③物事のしかた。方法。manner
- ひっ‐ぽう【筆▼鋒】
- ①筆の穂先。
- ②文字・文章の勢い。筆勢。effect of writings〈用例〉〜鋭く論評する。
- ひつ‐ぼく【筆墨】
- ①筆とすみ。
- ②文字を書いたあと。
- ヒッポリュトス【Hippolytos(ギリシア)】
- ギリシア神話のアテネ王テセウスの子。父の後妻パイドラに恋されるがこれを拒絶、パイドラは事実を偽った遺言を残して自殺。父は海神に彼の死を願い、彼は父の呪(のろ)いによって死ぬ。
- ひ‐づめ【▼蹄】
- 爪(つめ)の一種。ウシやウマなどの有蹄(ゆうてい)類で、趾骨(しこつ)先端を包むように発達した角質のかたい形成物。hoof
- ひつ‐めい【筆名】
- 文筆家などが用いる名。雅号。ペンネーム。pen name〈対義〉本名・実名。
- ひつ‐めつ【必滅】(名・サ変自)
- かならずほろびること。mortality〈用例〉生者(しょうじゃ)〜。
- ひつもん‐ひっとう【筆問筆答】
- 質問を書いて相手に渡し、その問いに書いて答えること。また、そうした問答形態。Q. and A. in writing
- ひつ‐よう【必用】
- かならず使わなければならないこと。
- ひつ‐よう【必要】(名・形動)
- かならずいること・さま。なくてはならぬこと・さま。need; necessary〈対義〉不要。〈用例〉〜条件。〜品。〜にせまられる。〈派生〉ひつようさ(名)
- 必要にして十分な条件(ひつようにしてじゅうぶんなじょうけん)
- 必要条件であるとともに十分条件であること。同等・同値であるための条件のこと。必要十分条件。a necessary and sufficient condition
- 必要は発明の母(ひつようははつめいのはは)
- その物事の必要があったから、発明がなされる。必要・希求や切迫の度合いが強ければ、よいアイデアも生まれるものである。Necessity is the mother of invention.
- ひつよう‐あく【必要悪】
- よくないことではあるが、現実の社会生活や組織の運営において、やむを得ず必要であるとされる物事。necessary evil
- ひつよう‐けいひ【必要経費】
- 所得税法上、売上原価・販売費・一般管理費など、収入を得るために必要とされる費用の額。necessary expenses
- ひつようじゅうぶん‐じょうけん【必要十分条件】
- 必要にして十分な条件。AがBの必要かつ十分条件であるとき、BもAの必要十分条件といい、両者は等価の関係にある。necessary and sufficient condition
- ひつよう‐じょうけん【必要条件】
- ①目的遂行・実現のために、満たしていることが必要である条件。
- ②命題「AならばBである」が成り立つとき、BをAの必要条件という。necessary condition〈対義〉十分条件。
- ひつよう‐ろうどうじかん【必要労働時間】
- 労働時間のうち、労働者が受け取る賃金に相当する価値を生むとみなされる部分。necessary labor hours
- ひつ‐りょく【筆力】
- ①書かれた文字の勢い。strength of the brush stroke
- ②書かれた文章から感じられる力。文章の勢い。power of the pen〈用例〉人を動かす〜がある。
- 筆力鼎を扛ぐ(ひつりょく、かなえをあぐ)
- 《韓愈(かんゆ)の詩「病中、張十八に贈る」の一節。筆の力が、重い鼎を持ちあげるぐらいである、の意》文章の力強いことの形容。
- ひつ‐ろく【筆録】(名・サ変他)
- 文字に書いて記録として残すこと・もの。written record
- ビデ【bidet(フランス)】
- 陶製の婦人用局部洗浄器。器内底部から水や適温の湯が噴出する機構で、通常浴室内に設置される。
- ひ‐てい【比定】(名・サ変他)
- ①他の似かよったものと比べて、それがなにか推定すること。
- ②→アイデンティティ
- ひ‐てい【否定】(名・サ変他)
- 〈対義〉肯定。
- ①打ち消すこと。denial〈用例〉うわさを〜する。
- ②論理学で、主語と述語の結びつきを妥当でないとすること。negation
- ③→うちけし(打ち消し)②
- ひてい‐かいろ【否定回路】
- 0と1だけの2種類の値で行われる論理演算の一つで、入力に1が入ると出力に0が、逆に入力に0が入ると出力に1が出る回路。NOT(ノット)回路。NOT circuit
- ひていけい‐せいしんびょう【非定型精神病】
- 発病の原因が不明な内因性精神病のうち、分裂病とも躁鬱(そううつ)病とも区別しがたいもの。atypical psychosis
- ひてい‐てき【否定的】(形動)
- 否定に近いさま。negative〈対義〉肯定的。〈用例〉〜な回答。
- ビティレブー‐とう【ビティレブー島】
- (Viti Levu)太平洋中南部、フィジーの主島。火山島。面積1万km2。同国の首都スバがある。コプラ・バナナなどを生産。
- ビデオカセット【videocassette】
- テレビなどからの映像信号と音声を記録する磁気テープをおさめた小箱。ビデカセ。
- ビデオカメラ【videocamera】
- 固体撮像素子を内蔵し、映像を電気信号に変換するカメラ。
- ビデオディスク【videodisk】
- 音声・画像をデジタル信号で記録した円盤。レーザー光を使う非接触方式と、磁気による接触方式がある。プレーヤーを通しテレビに音と映像を再生する。
- ビデオテープ【videotape】
- 音と映像信号を記録する磁気テープ。ビデオ。
- ビデオテープ‐レコーダー【videotape recorder】
- 磁気テープを使ってテレビ映像と音声を記録・再生する装置。ベータ方式とVHS方式があり、8ミリビデオも商品化されている。ビデオ。VTR。
- ビデオテックス【videotex】
- テレビ受像機と外部の情報センターを電話回線で結び、利用者の要望する情報を受像機に表示させる方法。
- ビデオ‐パッケージ
- 《和製語》テレビ番組や映画などをビデオテープ・ビデオディスクに記録し、広く一般に配布する新しい映像情報システムの総称。
- ビデオ‐マガジン
- 《和製語》映像誌として定期刊行されるビデオソフト。出版界を中心に昭和61年(1986)ごろから売り出され、内容も自動車・音楽・ファミコンゲーム・ビジネス情報など多岐にわたる。
- ピテカントロプス【pithecanthropus】
- 《ピテカントロプス‐エレクトゥス(直立した猿人)の略》化石人類の一つ。1891年ジャワ島中央部トリニールでデュボアが化石骨を発見。現在はシナントロプスなどとともに原人に分類される。直立猿人。ジャワ原人。
- び‐てき【美的】(形動)
- 美に関するさま。美という意識で物事に対するさま。aesthetic〈用例〉〜な感覚。
- びてき‐せいかつ【美的生活】
- 美を人生の理想としてそれを求めようとする生活。aesthetic life
- ひてつ‐きんぞく【非鉄金属】
- 鉄以外の金属の総称。主要なものはアルミニウム・銅・亜鉛・鉛・錫(すず)など。厳密な分類ではないが比重の大小によって重金属と軽金属に分類、また特殊なものを貴金属という。nonferrous metal
- ひてつきんぞく‐こうぎょう【非鉄金属工業】
- 鉄以外の諸金属の精錬・加工を行う産業。中心は銅とアルミニウム。nonferrous metals industry
- ビテプスク【Vitebsk】
- ヨーロッパ東部、ベラルーシ北東部の工業都市。西ドビナ川流域にあり、繊維・家具工業などがさかん。11世紀以来の古都。人口36.9万(1991)。
- ひ‐でり【日照り・▼旱】
- ①晴天続きで水がかれること。かんばつ。drought
- ②《他の語に付いて》そのものが不足すること。〈用例〉女〜。
- ひでり‐あめ【日照(り)雨】
- 日がさしているのに降る雨。狐(きつね)の嫁入り。天気雨。そばえ。
- ひでり‐ぐも【日照(り)雲】
- 日照り続きのときにでる雲。巻雲(けんうん)や夕方の積雲(せきうん)など。
- ひでり‐こ【日照子】
- カヤツリグサ科の一年草。田の畔(あぜ)にはえる。茎の高さ約40cm。葉は細く平たい。夏から秋に、茎の先端に2mmほどの球形の小穂が多数出る。イネとともに分布する。
- ひ‐てん【批点】
- ①詩文を訂正・批評すること。それに加える点数。
- ②詩文の要所・妙所に打つ傍点。
- ③訂正すべき箇所。欠点。
- 批点を打つ(ひてんをうつ)
- ①詩文に評点を加える。
- ②欠点を指摘する。非難する。
- ひ‐てん【飛天】
- 天空を飛んで仏陀(ぶっだ)を礼賛する天人。仏教美術で、しばしば散華(さんげ)や奏楽(そうがく)の姿で表現される。中国の隋(ずい)唐(とう)以後優雅な女性の姿として表現され、天女(てんにょ)ともよばれた。その後、伝説の仙女像に似せて描かれるようになった。
- ひ‐でん【飛電】
- ①→いなずま。lightning
- ②→電報。telegraph
- ひ‐でん【秘伝】
- ①容易に人に伝えない秘密の事柄。secret〈用例〉〜の妙薬。
- ②秘密の伝授。奥義。
- ひ‐でん【悲田】
- 《仏教語》三福田の一つ。貧者・病者など、困窮状態にあってあわれみ救うべきとされる人のこと。
- び‐てん【美点】
- すぐれている点。よいところ。merit
- び‐でん【美田】
- よく肥えた田地。肥田。fertile field〈用例〉児孫のために〜を買わず。
- ひでん‐いん【悲田院】
- 上代、貧困者・病人・孤児などを救うために設けた施設。養老(ようろう)7年(723)、奈良興福寺内に設けられたのが初めといわれる。平安京では施薬院の別所として置かれた。
- ひ‐でんか【比電荷】
- 電子や陽子など荷電粒子の、電気量の質量に対する比。荷電粒子線が電場および磁場から受ける曲がりの大きさから実験的に求められる。specific charge
- ひ‐でんかいしつ【非電解質】
- 溶液にしたときイオンに解離しない物質。メタノール・蔗糖(しょとう)などの水溶性の有機化合物など。nonelectrolyte
- ひでん‐けい【皮電計】
- 皮膚の電気抵抗をはかる装置。鍼灸(しんきゅう)でつぼをさがすのに使う。dermometer
- ひてん‐しゅうさ【非点収差】
- 1点から発した光が球面に斜めに入射すると、屈折、反射のあとは光が1点に収束しなくなる現象。ザイデルの5収差の一つ。astigmatism
- ひと【一】
- ①いち。1つ。one
- ②《接頭的》
- (ア)1つの。1回の。〈用例〉〜続き。
- (イ)ある…。〈用例〉〜ころ。
- (ウ)ちょっと。〈用例〉〜眠り。〜走り。
- *ひと【人】
- ①2本足で直立し、手を使う動物。知能があり、ことばを持ち、道具を作り使用する。人間。人類。mankind; human being〈用例〉天は〜の上に〜をつくらず。〜として生まれる。
- ②世間の人。世人。people〈用例〉〜の目がうるさい。
- ③→他人。others〈用例〉〜のまねをする。
- ④おとな。成人。adult〈用例〉〜となる。
- ⑤人物。性質。nature〈用例〉〜となり。〜が悪い。
- ⑥ひとびと。みんな。people〈用例〉〜も知る。
- ⑦すぐれた人物。man of talent〈用例〉この会社には〜がいない。
- ⑧自分。〈用例〉〜の気も知らないで。
- ⑨特定の人をさす語。
- (ア)ある人。a person〈用例〉ちょっと〜をたずねる。
- (イ)必要な人手。hand〈用例〉〜を求める。
- (ウ)恋人。lover〈用例〉いい〜。
- (エ)→夫(オット)。husband〈用例〉うちの〜。
- 人の口には戸が立てられない(ひとのくちにはとがたてられない)
- 世間の人が取り沙汰するのは防ぎようがない。うわさをとめることはできない。
- 人も無げ(ひともなげ)
- 人を人とも思わないようす。傍若無人(ぼうじゃくぶじん)なさま。〈用例〉〜なふるまい。
- 人悪しかれ(ひとあしかれ)
- 《自分にだけはよいように、の気持ちで》自分以外の、ほかの人は、悪いようになるとよい。人を悪しかれ。
- 人ある中にも人無し(ひとあるなかにもひとなし)
- 人はたくさんいるが、真のすぐれた人物はなかなかいないものである。
- 人至って賢ければ友無し(ひと、いたってかしこければともなし)
- 《『孔子家語』「入官」にあることばから》あまりにりこうすぎると、他人からは敬遠され、親しまれもしないので、友達ができることもない。
- 人衆ければ天に勝つ(ひと、おおければてんにかつ)
- 《『史記』「伍子胥(ごししょ)伝」にあることば》天の力にかなうはずがない人の力も、その数が多く、勢いがあるときには、一時的に天の道理に勝つことがある。
- 人が好い(ひとがいい)
- 気立てがよい。好人物である。また、お人好しである。good natured〈用例〉〜だけが取り柄。
- 人が変わった様(ひとがかわったよう)
- 同一人物とは思えないほどの、以前とはまったく変わった態度・行動の形容。be not what one was
- 人必ず自ら侮りて然る後に人之を侮る(ひとかならずみずからあなどりてしかるのちにひとこれをあなどる)
- 《『孟子(もうし)』「離婁(りろう)」にあることば》自分で自分を侮る者は、必ず世間の人からも侮られるようになる。
- 人が悪い(ひとがわるい)
- ①性質が悪い。人柄がよくない。意地悪である。ill-natured
- ②いたずら好きだ。
- 人と入れ物は有り次第(ひとといれものはありしだい)
- 人と器物はあればあるで、また、なければないで用が足りる。
- 人と成る(ひととなる)
- ①成長して、一人前になる。grow up
- ②正気に返る。come to oneself
- 人と屏風は直ぐには立たず(ひととびょうぶはすぐにはたたず)
- 《屏風は、曲げなければ立てることができないように》人は、ときには意志を曲げ、妥協することを知らないと、世の中を渡っていくことはできない。また、正しい道理を言うばかりでも、世間に暮らしてはいけない。
- 人には添うて見よ馬には乗って見よ(ひとにはそうてみようまにはのってみよ)
- つきあってみなければ、その人の本性はわからない。
- 人の頭の蠅を追う(ひとのあたまのはえをおう)
- 人事に、あれこれ干渉する。interfere
- 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し(ひとのいっしょうはおもにをおうてとおきみちをゆくがごとし)
- 《徳川家康(とくがわいえやす)の遺訓の一つとされる》人生は、苦しく長い道のりであるから、これを立派に歩み通すには不断の努力と忍耐(にんたい)が必要である。
- 人の海(ひとのうみ)
- 人が大勢いることを、海に見たてて言ったもの。人海(じんかい)。
- 人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)
- うわさは一時のことで、長続きしないこと。
- 人の皮を被る(ひとのかわをかぶる)
- 《人の姿はしているが人間ではないもの、の意から》人間らしい心のかけらももっていない者を、ののしっていう語。〈用例〉人の皮をかぶった犬畜生め。
- 人の尻馬に乗る(ひとのしりうまにのる)
- 《「尻馬」は、他人の乗った馬の後ろに乗ること》他人のすることに便乗(びんじょう)して、行動する。他人をまねて、軽率な言動をとる。follow suit
- 人の尻を拭う(ひとのしりをぬぐう)
- 他人の失敗や不始末・非行などの後始末をする。尻拭いをする。make up for a person's mistake
- 人の疝気を頭痛に病む(ひとのせんきをずつうにやむ)
- 自分に関係のない事を心配する。
- 人の宝を数える(ひとのたからをかぞえる)
- 人の持つ宝を数える。自分にとってなんの益にもならないことをすることを言う。
- 人の蠅を追うより己の蠅を追え(ひとのはえをおうよりおのれのはえをおえ)
- 他人のことに口出しする前に、まず自分のことを省みよ。人事言わんより我が頭の蠅を逐(お)え。Mind your own business.
- 人の風見て我が風直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)
- 他人の行状のよしあしを見て、自分の行状を反省せよ。One man's fault is another's lesson.
- 人の褌で相撲を取る(ひとのふんどしですもうをとる)
- 他人の物を利用して自分の利益をはかる。benefit oneself at the expense of another
- 人の将に死なんとするや、其の言や善し(ひとのまさにしなんとするや、そのげんやよし)
- 《『論語』「泰伯」にあることば》人の死に際に残すことばには真実があって、胸に迫るものがある。
- 人は一代、名は末代(ひとはいちだい、なはまつだい)
- 人間は一生で終わるが、名は後代に残る。Worthy men shall be remembered.
- 人は落ち目が大事(ひとはおちめがだいじ)
- ①他人がおちぶれたときに、同情や助けを与えるのが、本当の友情だということ。
- ②おちぶれたときは、とくに言動に注意して、再び立ち上がれるよう努力しなければならないということ。
- 人は善悪の友に因る(ひとはぜんあくのともによる)
- 人は、つき合う友だちの善しあしによって、善くなったりも悪くなったりもする。仲間からの影響・感化の小さくないことをいったもの。
- 人は其の友に依って知られる(ひとはそのともによってしられる)
- 人は、その交際している友人によって、どのような人物であるかがわかる。〈類似〉その子を知らざればその友を見よ。
- 人は互い(ひとはたがい)
- 人は、互いに助け合っていかなくてはならない。
- 人は情け(ひとはなさけ)
- 人は、互いに思いやることが大切である。One good turn deserves another.
- 人はパンのみにて生くるものに非ず(ひとはパンのみにていくるものにあらず)
- 《新約聖書『マタイによる福音書』第4章のことば》人は物質的生活だけを目的に生きるものではなく、精神的生活が大切である。Man shall not live by bread alone.
- 人は人、我は我(ひとはひと、われはわれ)
- 他人がどうであろうと、自分の思いどおりにせよ。going one's own way
- 人は見掛けに依らぬもの(ひとはみかけによらぬもの)
- 人の本性は、外見だけではわからない。A man is not to be judged by his appearance.
- 人は眉目より唯心(ひとはみめよりただこころ)
- 人は容姿の美しさより、心の美しさが大切である。
- 人は病の器(ひとはやまいのうつわ)
- 人が病気にかかりやすいことのたとえ。
- 人木石に非ず(ひと、ぼくせきにあらず)
- 《白居易の新楽府(しんがふ)「李(り)夫人詩」の一節》人には、木や石と異なり必ず喜怒哀楽の感情がある。Man is made of flesh and blood.
- 人増せば水増す(ひとませばみずます)
- 家族の人数が多ければ、出費もまた多くなる。
- 人もあろうに(ひともあろうに)
- 他に適当な人もいるだろうに。よりによって。
- 人我に辛ければ、我又人に辛し(ひとわれにつらければ、われまたひとにつらし)
- 他人が自分につらく当たれば、自分もその人につらく当たる。
- 人を射んとせば先ず馬を射よ(ひとをいんとせばまずうまをいよ)
- 《杜甫(とほ)の詩「前出塞」の一節》相手を打ち負かすには、まず、相手が頼りにしているものを、打ち負かすことである。〈類似〉将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。
- 人を怨むより身を怨め(ひとをうらむよりみをうらめ)
- 他人をうらむ前に、わが身をふりかえって、よく反省せよ。何かにつけて、他のせいにすることを戒めることば。Everyone is the son of his own works.
- 人を思うは身を思う(ひとをおもうはみをおもう)
- 他人に情けをかけてやれば、それはやがて自分に返ってきて、人の情けを受けることになる。〈類似〉情けは人の為(ため)ならず。
- 人を食う(ひとをくう)
- 人をこばかにする。make a fool of
- 人を逸らさない(ひとをそらさない)
- 人の心をたくみに引き付けて、注意がほかへ移らないようにする。attract one's attention
- 人を立てる(ひとをたてる)
- ①使者・代理人として、人を差し向ける。send
- ②仲裁のために、当事者の間に人を立ち入らせる。call
- ③自分が退いて、他人によい立場を与えたり、上位に据えたりする。pay due respect to a person
- 人を使うは苦を使う(ひとをつかうはくをつかう)
- 他人を使うということは、とても苦労がいるものである。
- 人を呑む(ひとをのむ)
- 相手を見下す。人をばかにしたり、軽蔑(けいべつ)したりして大胆に振る舞う。人を食う。make light of〈用例〉人を呑んでかかる。
- 人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)
- 他人を呪えば、結局自分もその報いで、呪われる。A curse will rebound on yourself as well.
- 人を馬鹿にする(ひとをばかにする)
- 人を愚か者のように扱う。人を見下し、また、あなどりさげすむ。look down on
- 人を人とも思わぬ(ひとをひとともおもわぬ)
- 相手をあなどり、いばり返ったさま。disdain
- 人を見たら泥棒と思え(ひとをみたらどろぼうとおもえ)
- 人を軽々しく信用してはいけない。Don't trust a stranger.
- 人を見て法を説く(ひとをみてほうをとく)
- 人に働きかけるときは、相手をよく見て、その人にふさわしい手段方法を選ぶことが大切である。Suit your speech to the audience.
- 人を見る目(ひとをみるめ)
- 人物・能力などを見抜くこと・能力。good judge of character
- 人を以て言を廃せず(ひとをもってげんをはいせず)
- 《『論語』「衛霊公」にあることば》つまらない人の言ったことでも、その内容がすぐれていればとり上げるべきである。