- ひめ‐つげ【姫▽黄▼楊】
- ツゲ科のツゲの変種。自生はなく庭植え。高さ約60cm。葉は小形で長楕円(だえん)形。春に、淡黄緑色の小花が多数咲く。
- ひめど【姫戸】
- 〈町〉熊本県、天草(あまくさ)上島東端の町。農業・漁業を中心とするが、林野が多く耕地は少ない。石灰石の採掘なども行う。人口4014(1994)。
- ヒメネス【Juan Ramón Jiménez】
- (1881-1958)スペインの詩人。外面的装飾を捨てた純粋詩をめざす。1956年ノーベル文学賞受賞。散文詩『プラテーロとわたし』、詩集『石と空』など。
- ひめ‐ねずみ【姫▼鼠】
- ネズミ科の山林に多い小形の野ネズミ。体長約9cm。地下道を掘ってすむ。また木に登って小鳥の巣を荒らす。日本全土に分布。
- ヒメノカリス【Hymenocallis(ラテン)】
- ヒガンバナ科の球根草。花壇・鉢植え用。カラティーナ・ササガニユリなどの種類がある。中南米原産。
- ひめ‐のぼたん【姫野▼牡丹】
- ノボタン科の多年草。近畿(きんき)以西の草原にはえる。高さ約50cm。茎葉に剛毛。葉は広皮針形でとがる。晩夏、紅紫色の四弁花が咲く。
- ひめ‐のり【姫▼糊】
- 飯粒で作ったのり。洗い張りのときに使う。
- ひめ‐はぎ【姫▼萩】
- ヒメハギ科の常緑多年草。山野にはえる。高さ約20cm。茎は根元で分枝。葉は楕円(だえん)形。春に、紫色の花が葉腋(ようえき)に咲く。
- ひめ‐ばち【姫▼蜂】
- ヒメバチ科に属する昆虫の総称。すべて寄生性。宿主はチョウやガの幼虫や蛹(さなぎ)が多い。世界に約6万種、日本に数千種。ichneumon fly
- ひめ‐はるぜみ【姫春▼蝉】
- シイやカシの林で夏に鳴くセミ科の昆虫。全長約3.5cm。林そのものが鳴くように多数がいっせいに鳴き出す。本州以南に分布。茨城県片庭・千葉県鶴枝(つるえ)・新潟県能生(のう)の3か所の発生地は天然記念物。
- ひめ‐ひおどし【姫▼緋▼縅】
- タテハチョウの一種、→コヒオドシの異名。
- ひめ‐びし【姫▼菱】
- ヒシ科の一年生水草。葉は卵状ひし形で鋸歯(きょし)がある。葉は茎の上部で四方に広がり、水面に浮く。葉柄に気嚢(きのう)がある。夏に、白花が咲く。
- ひめ‐ひまわり【姫▽向▽日▼葵】
- キク科の一年草。北アメリカ原産で明治末渡来。観賞用。高さ約2m。茎葉に短い剛毛。夏秋に、ヒマワリに似た径約8cmほどの頭花が咲く。
- ひめ‐ぼたる【姫蛍】
- ホタル科の小形の昆虫。体長約6mm内外。黒色で、前胸は淡赤色。雌は後翅(こうし)が退化し飛べない。幼虫は湿地にすみ、カタツムリを捕食。卵・幼虫とも発光。本州以南に局地的に分布。
- ひめ‐ます【姫▼鱒】
- ベニザケの陸封(りくふう)型。全長約40cm。背側は灰青色、腹側は銀白色。肉は赤い。明治以降十和田(とわだ)湖など各地の湖に移植。阿寒(あかん)湖・チミケップ湖が原産。
- ひめ‐まつたけ【姫松▼茸】
- 担子菌類ハラタケ科のキノコ。かさは径約7cm、表面に鱗片(りんぺん)を生じる。食用。
- ひめまる‐かつおぶしむし【姫円▼鰹節虫】
- カツオブシムシ科のコウチュウ。成虫は体長約3mm。幼虫は毛織物・動物標本などの害虫。幼虫で越冬する。赤褐色。春、マーガレットの花に多い。日本全土に分布。
- ひめ‐むかしよもぎ【姫昔▼艾】
- キク科の二年草。北アメリカ原産の帰化植物。高さ約1m。葉は細長い皮針形。秋に、茎の上部に白色の小頭花が多数咲く。テツドウグサ。
- ひめ‐やか【秘めやか】(形動)
- ひっそりと内に秘めているさま。enshrind
- ひめ‐ゆり【姫▽百▽合】
- ユリ科の多年草。高さ50〜100cm。茎も葉も細く、葉は互生し、夏、朱色で径約5cmの花が数個咲く。山野にはえ、観賞用にも栽培。近畿(きんき)以西に分布。
- ひめゆり‐の‐とう【ひめゆりの塔】
- 沖縄県糸満(いとまん)市にある、沖縄戦で集団自決したひめゆり部隊の慰霊碑。
- ひめゆり‐ぶたい【ひめゆり部隊】
- 第2次大戦末期、沖縄で悲劇的最期をとげた野戦看護婦隊の呼称。昭和20年(1945)米軍の沖縄上陸を前に、県立第一高女、師範学校女子部の職員生徒二百余人で編成された。
- ひめ‐よもぎ【姫▼艾】
- キク科の多年草。高さ約1m。葉はヨモギに似ているが細く、裏に白毛がある。秋、褐色鐘状の小頭花が多数咲く。
- ひ・める【秘める】(下一他)
- 隠して見せない。内部に保っている。keep to oneself〈用例〉胸に〜・めた思い。可能性を〜。
- ひめ‐わらび【姫▼蕨】
- ワラビに似たウラボシ科の落葉多年生シダ。日当たりのよい山野にはえる。高さ約1mで、広卵形、3回羽状複葉を密にはやす。宮城県以南に分布。
- ひ‐めん【罷免】(名・サ変他)
- 職務をやめさせること。免職。dismissal; fire
- ひめん‐けん【罷免権】
- 内閣総理大臣が他の国務大臣をやめさせる権限。right to dismiss
- ひも【▼紐】
- ①物を束ねたり、結んだり、縛ったり、つないだりする細長い線状のもの。素材は繊維類・紙・皮・プラスチックなど。string; cord〈数え方〉1本・1筋・1条。
- ②《俗語》女を働かせて収入をしぼりとる情夫。pimp〈用例〉あの男は彼女の〜だ。
- ③条件をつけるなど、かげで支配しているもの。〈用例〉〜付きの援助。
- ひもがた‐どうぶつ【▼紐形動物】
- 無脊椎(せきつい)動物の一門。潮間帯や浅海の砂泥の中などにすむ、やや平たい紐状の伸縮性に富む動物群。体長はふつう5〜30cm(最大数メートル)。体色の鮮やかなものが多い。体内に長い吻(ふん)を収め、それを体外に反転して小動物を捕食。世界に約600種があり、寒海に種類が多い。紐虫類。ヒモムシ。nemertean
- ひもかわ‐うどん【▼紐革▼饂▼飩】
- 平たく作ったうどん。関東でのよび方。名古屋地方の名産きしめんは、ひもかわをやや細くしたもの。
- ひ‐もく【皮目】
- 樹木の幹や根のコルク層にあって、呼吸の働きをしている隆起した組織。lenticel
- ひ‐もく【費目】
- 支出の名目。費用の名目。item of expenditure
- び‐もく【▼眉目】
- ①まゆと目。また、顔かたち。eyes and eyebrows
- ②面目。名誉。
- びもく‐しゅうれい【▼眉目秀麗】(名・形動)
- 男のみめうるわしいこと・さま。handsome〈用例〉〜な若武者。
- ひも‐げいとう【▼紐鶏頭】
- ヒユ科の一年草。高さ約90cm。夏から秋にかけて茎の先端に紅色の小花を多数つけて穂状になり、垂れ下がる。種子は白色で周囲が紅色で縁どられ、食用になる。メキシコ原産で、江戸末期に渡来、庭園などに植えられる。センニンコク。
- ひもじ・い(形)
- 《「ひだるし」の女房ことば「ひもじ(ひ文字)」の形容詞化した語》空腹である。ひだるい。hungry〈派生〉ひもじが・る(五自)ひもじげ(形動)ひもじさ(名)
- ひ‐も‐すがら【日もすがら・▽終▽日】(副)
- 一日じゅう。ひねもす。all day long〈対義〉夜もすがら。
- ひ‐もち【日持ち・日▽保ち】
- 食べ物などを何日も保存できること。〈用例〉〜がいい。
- ひ‐もち【火持ち・火▽保ち】
- 炭火などが消えずに長くもつこと・程度。〈用例〉〜のいい炭。
- ひも‐つき【▼紐付き】
- ①ひもが付いていること。その着物。
- ②《俗語》情夫のあること。その女。
- ③条件付き。いわくつき。conditioned
- ひ‐もと【火元】
- ①火のある所。fire
- ②出火した元。火事を出した家。origin of a fire
- ③事件・騒ぎ・うわさなどの出どころ。
- ひも‐とおし【▼紐通し】
- ①ひもを通すための穴。eyelet
- ②ひもを通すための道具。
- ひも‐と・く【▼繙く・▼紐解く】
- [一](五他)《書物の帙(ちつ)の紐を解く、の意》書物を開く。本を読む。read
- 〈古語〉
- [二](四自)《「紐解く」で》
- ①つぼみが開く。〈用例〉ももくさの花の〜秋ののに(古今・秋上)。
- ②衣服のひもを解く。とくに下ひもを解く。〈用例〉〜・かず丸寝(まろね)をすれば(万葉・9・1787)。
- ひ‐もの【干物・▽乾物】
- 魚介類を日光や熱風などで乾燥させ、日持ちをよくした食品。素干し・煮干し・塩干し・調味干し・焼き干し・生干しがある。dried fish
- ひもろぎ【▽神▼籬・▼胙・▼膰】
- =ひもろき。
- ①《「神籬」で》古代、神霊が宿るとされた森・山・老木の回りに常磐木(ときわぎ)を植え、玉垣(たまがき)を巡らした所。のち、それに似せて室内や庭に作り、神の宿る神聖な所とする。
- ②《「胙」「膰」で》神に供える物。
- び‐もん【鼻紋】
- ウシの鼻づらにある凹凸(おうとつ)の紋様。人の指紋と同じく、それぞれ異なり、一生不変。インキをつけ、紙に写し取り、個体識別に使う。muzzle print
- ひもんじ【▼緋文字】
- 《原題The Scarlet Letter》ホーソーンの小説。1850年刊。17世紀中期、姦通(かんつう)を犯した女主人公へスターをめぐり、罪の意識を追及する。ひもじ。
- ひや【冷や】
- ①つめたい水。〈用例〉お〜をどうぞ。
- ②燗(かん)をしていない酒。〈用例〉〜で1杯。
- ③《接頭的》つめたい、寒い、の意を表す。〈用例〉〜飯。
- ひ‐や【火矢・火▼箭】
- 城や館(やかた)などに放火するための矢。矢先に油をひたした布や火薬をつけ、火をつけて射るもの。
- ひや‐あせ【冷や汗】
- 恥・恐れ・緊張などのためににじみ出る汗。cold sweat
- 冷や汗を掻く(ひやあせをかく)
- 恥・恐れ・不安や相手への気遣いなどで、はらはらする。be in a cold sweat
- ビヤ‐ガーデン【beer garden】
- 屋外や屋上などに設けられた、おもにビールを飲ませる飲食店。ビールがよく売れる夏の間だけ開くものが多い。
- ひや‐かし【冷やかし・▽素▽見し】
- ①人を、おもしろ半分にからかうこと。jeering
- ②買うつもりはないのに、店の品物を見たりねぎったりすること。merely asking the price; just looking at goods
- ひや‐か・す【冷やかす・▽素▽見す】(五他)
- ①からかう。banter〈用例〉新婚の友人を〜。
- ②買う気がないのに、店の品物を見たり、値段を聞いたりする。〈用例〉夜店を〜。
- ヒャク【百】6画
- 部首 白しろ 教育小1
- 区点 4120・JIS 4934・シフト 9553
- [音] ヒャク・ハク
→ 字形参照
- ①ひゃく。数の単位。十の10倍。「二百十日」「百分比」〈用例〉(名)〜では足らない。
- ②おおい。たくさん。もも。「凡百(ぼんぴゃく)」「百貨店・百害・百出・百姓(ひゃくせい・ひゃくしょう)・百聞・百方(ひゃっぽう)」
- ③十分。例外なしに。「百発(ひゃっぱつ)百中」〈用例〉(名)〜も承知。
- 百に一つ(ひゃくにひとつ)
- 百の中の1つ。確率が極めて少ないこと。〈用例〉可能性は〜もない。
- 百も承知(ひゃくもしょうち)
- ちゃんと心得ていること。in the full knowledge
- ひ‐やく【非役】
- 勤め・役目がないこと。役目をやめさせられること。
- ひ‐やく【飛躍】(名・サ変自)
- ①とびあがること。jump
- ②順序・段階を経ないこと。jump of logic〈用例〉きみの結論は〜している。
- ③急に進歩すること。rapid progress〈用例〉〜を遂げる。
- ひ‐やく【秘薬】
- ①調合を秘密にした薬。secret medicine
- ②よく効く薬。妙薬。wonder drug
- ひ‐やく【秘▼鑰】
- ①秘密の鍵。secret key
- ②秘密を明らかにする手段。神秘を解き明かす手がかり。
- ビャク【白】5画
- 部首 白しろ 教育小1
- 区点 3982・JIS 4772・シフト 9492
- [音] ハク・ビャク
- [訓] しろ・しら・しろい
→ 字形参照
- しろ。しろい。「黒白」「白衣(びゃくえ・はくい)・白虎(びゃっこ)」
→ハク[白]
- び‐やく【▼媚薬】
- 相手に恋慕の情や性欲を催させる惚(ほ)れ薬・催淫(さいいん)剤などの総称。大部分は心理的効果をねらった民間薬。兎糸子(としし)・山薬(さんやく)・鹿茸(ろくじょう)など。aphrodisiac
- ひゃく‐いん【百韻】
- 連歌や俳諧(はいかい)で、発句(ほっく)から挙句(あげく)までの1巻(ひとまき)が100句からなるもの。
- びゃく‐え【白▽衣】
- =びゃくい。
- ①白い衣服。はくい。white robe
- ②白い小袖(こそで)に指貫(さしぬき)・袴(はかま)などを着ただけの装束。
- ③僧に対して、ふつうの人。
- 白衣の天使(びゃくえのてんし)
- 看護婦の美称。はくいの天使。びゃくいの天使。
- びゃくえ‐かんのん【白▽衣観音】
- 《仏教語》三十三観音の一つ。白衣を着て左手に白蓮華(びゃくれんげ)を持つ姿で表される観音。
- ひゃく‐がい【百害】
- 多くの弊害。much harm
- 百害有って一利無し(ひゃくがいあっていちりなし)
- 悪いことばかりで、よいことは1つもない。
- びゃく‐ごう【白▼毫】
- 《仏教語》仏の三十二相の一つ。仏の眉間(みけん)にあって、光明を放つという白いまき毛。
- ひゃくごぎんこう【(株)百五銀行】
- 金融業。地方銀行。明治11年(1878)設立。本店は三重県津市岩田。
- びゃく‐さん【白散】
- 正月に飲む酒に入れる屠蘇散(とそさん)の一種。
- びゃく‐し【白し】
- 漢方薬の一つ。セリ科のヨロイグサの根を干したもの。感冒・歯痛に用いる。
- ひゃくじつ‐こう【百日紅】
- 《花期の長いことから》→サルスベリの別名。
- びゃくし‐ぶつ【▼辟支仏】
- 《仏教語》仏の教えによらず、自分で悟りを開き、他を教化することはしない者。縁覚(えんがく)。独覚。
- ひゃくしゃく‐かんとう【百尺▼竿頭】
- 長い長いさおの先。
- 百尺竿頭一歩を進める(ひゃくしゃくかんとう、いっぽをすすめる)
- 《『無門関』にある石霜(せきそう)和尚のことばから》最善をつくした上、さらにくふうをこらす。
- ひゃく‐じゅう【百獣】
- 多くの種類の、また、すべての種類のけもの。all kinds of animals
- 百獣の王(ひゃくじゅうのおう)
- 獣の中で、もっともすぐれた、また強いもの。とくにライオンをいう。king of animals; lion
- ひゃくじゅうきゅう‐ばん【119番】
- 消防署に消防車・救急車の出動要請など、緊急連絡をするときの電話番号。いちいちきゅう。119 for fire or ambulance service
- ひゃくじゅうしぎんこう【(株)百十四銀行】
- 金融業。地方銀行。大正13年(1924)設立。本店は香川県高松市亀井(かめい)町。
- ひゃくしゅ‐うた【百首歌】
- 題を定め、または時を限って100首の歌をつくったもの。1人で100首、また、数人で100首ずつつくる場合もある。平安末から鎌倉(かまくら)初期に形式も整備され、さかんに行われた。のち、『堀川院御時百首和歌』で組題を加えた多人数類聚(るいじゅう)百首に発展。
- ひゃく‐しゅつ【百出】(名・サ変自)
- いろいろと出ること。arise in great numbers〈用例〉疑問〜。
- びゃく‐じゅつ【白▼朮】
- オケラの若い根の外皮を取り除き乾燥させた生薬(しょうやく)。芳香性で健胃薬・屠蘇(とそ)散などの材料として用いられる。蒼求(そうきゅう)。
- ひゃく‐しょう【百姓】
- ①農民。farmer
- ②《卑語》田舎者。田舎の人。
- ③中世では、荘園の名主(みょうしゅ)および作人のこと。ひゃくせい。はくせい。
- ④近世、検地で石高(こくだか)をつけられ、また領主の年貢(ねんぐ)を負う農民。
- ひゃくじょう‐いいんかい【百条委員会】
- 地方自治法第100条に基づいて、地方議会がみずからの行政事務について調査する必要があると判断した場合に設置する委員会。
- ひゃくしょう‐いっき【百姓一▼揆】
- 江戸時代、とくに17世紀半ば以後、農民が幕府・大名など領主に対して悪政の廃止、重税の減免などを要求して、暴動・強訴(ごうそ)・越訴(おっそ)・逃散(ちょうさん)などで、大規模に反抗した集団行動。〈比較〉一向一揆(いっこういっき)・土一揆(つちいっき)。
- ひゃくじょう‐えかい【百丈▽懐海】
- (720/749-814)中国、唐代の禅僧。百丈山に住み、禅院の修行生活のための制度や規則を定めた『百丈清規(しんぎ)』を著す。大智禅師。
- ひゃくじょうしんぎ【百丈▽清規】
- 禅書。唐の禅僧百丈懐海(えかい)が禅宗寺院の生活の規範を著したもの。当初のものは宋(そう)代までに散失。元代、勅命で復元改修した『勅修百丈清規』が伝わる。
- ひゃくしょう‐だい【百姓代】
- 江戸時代、村役人の一つ。名主(なぬし)・組頭(くみがしら)とともに地方(じかた)三役として、郡代や代官の下で村内を監督し、同時に村民を代表。
- ひゃくしょう‐や【百姓家】
- 農民の家。農家。farm family; farmhouse
- ひゃくしょう‐よみ【百姓読み】
- 漢字を、偏や旁(つくり)などから推量して、誤って読むこと。その読み。「膏肓(こうこう)」を「こうもう」と読むなど。
- びゃく‐しん【▼柏▼槙】
- ヒノキ科の常緑針葉高木。海岸・山地などにはえる。高さ約10m。分枝が多く、葉は鱗片(りんぺん)状または針状。雌雄異株(いしゅ)。春に、開花。建築・器具材に利用。イブキ。
- ひゃく‐せい【百姓】
- 《もろもろの姓(かばね)を有する公民、の意》一般の人民。公民。庶民。common people
- ひゃく‐せん【百戦】
- たびたびの戦い。many battles
- ひゃく‐せん【百選】
- すぐれたものを百だけ選ぶこと。best 100〈用例〉名所〜。
- ひゃくせんがっかい【百川学海】
- 中国、宋(そう)代の左圭(さけい)が編集した叢書(そうしょ)名。1273年刊。随筆・詩話・書画・博物など約100点を収録。著名なために叢書の祖とみなされる。
- ひゃくせん‐ひゃくしょう【百戦百勝】
- 戦うたびに勝つこと。何をやってもうまくいくこと。invincibility
- ひゃくせん‐れんま【百戦錬磨】
- 何回も戦ううちにきたえられること。veteran〈用例〉〜のつわもの。
- ひゃく‐たい【百態】
- さまざまの状態・すがた。various phases
- ひゃく‐だい【百代】
- 長い年月・時代。はくたい。long time
- びゃく‐だん【白▼檀】
- ①ビャクダン科の常緑高木。熱帯地方に分布。高さ約10m。葉は長楕円(だえん)形で対生。花は内側が赤色、外側が黄色。材は香気があり、細工物に利用。香料。sandalwood
- ②→センダンの異名。
- びゃくだん‐ゆ【白▼檀油】
- ビャクダンの材から得られる精油。淡黄色の粘液。インドが主産地。香料の原料に利用。sandalwood oil
- ひやく‐てき【飛躍的】(形動)
- 成長や発展が非常に速いさま。rapid〈用例〉科学技術の〜進歩。
- ひゃく‐ど【百度】
- ①100回。hundred times
- ②温度の高さ。水の沸点。one hundred degrees
- ③《「百度参り」の略》
- (ア)社寺の境内のある場所から神前・仏前までを1日に100回往復して、祈ること。お百度。
- (イ)《転じて》目的をもって何度も通うこと。〈用例〉お〜を踏む。
- ひゃくとお‐ばん【110番】
- 警察に事件の通報など、緊急連絡をするときの電話番号。いちいちれい。いちいちゼロ。110 for police
- ひゃく‐にち【百日】
- ①1日の100倍。a hundred days
- ②多くの日々を経ること。経たこと。
- 百日の説法、屁一つ(ひゃくにちのせっぽう、へひとつ)
- 長い苦労も、1つの失敗で、無駄になるたとえ。
- ひゃくにち‐かずら【百日▼鬘】
- 歌舞伎(かぶき)で使う、髪の伸びたかつら。盗賊・囚人役用。
- ひゃくにち‐ぜき【百日▼咳】
- 百日咳菌による急性呼吸器系伝染病。小児に多い。痙攣(けいれん)性の咳発作(ほっさ)が反復し、発作の終わりに笛を鳴らすような独特の吸気がある。ひゃくにちせき。whooping cough
- ひゃくにち‐そう【百日草】
- 《花期が長いところから》キク科の一年草。高さは40〜60cm。花は径1〜2.5cm、赤・紫・黄など色も豊富で、初夏から晩秋まで咲く。観賞用。メキシコ原産。ジニア。zinnia
- ひゃくにち‐てんか【百日天下】
- 1815年、エルバ島を脱出したナポレオン1世が3月20日パリで帝位に復し、ワーテルローの戦いに敗れて退位した6月29日までの約100日間の支配をいう。The Hundred Days of Napoleon's restoration
- ひゃくにん‐いっしゅ【百人一首】
- 歌人100人の秀歌を1首ずつ集めたもの。『小倉(おぐら)百人一首』がもっとも有名。
- ひゃくにん‐ひゃくよう【百人百様】
- 人はそれぞれ容姿・性格・好み・考え方などがみんな違っていること。十人十色(といろ)。
- ひゃくにん‐りき【百人力】
- 100人分の力をもっていること。また、たいへん心強く思うこと。tremendous strength〈用例〉きみが加勢してくれれば〜だ。
- ひゃく‐ねん【百年】
- ①100の年。100歳。a hundred years
- ②多くの年。many years
- ③一生。lifetime
- 百年河清を待つ(ひゃくねん、かせいをまつ)
- 《『左伝』「襄公(じょうこう)八年」のことばから》できる見込みのないたとえ。
- 百年の計(ひゃくねんのけい)
- 遠い将来を見越した計画。far-sighted policy
- 百年の恋も冷める(ひゃくねんのこいもさめる)
- 相手の悪い面を知ったりして、長い間抱いてきた恋心が、いっぺんに冷めてしまう。
- ひゃくねん‐き【百年忌】
- 死後、100年目に行う法事。百回忌。centenary
- ひゃくねん‐さい【百年祭】
- 起こった時から100年たった記念の祭り。centennial
- ひゃくねん‐せんそう【百年戦争】
- 1339〜1453年の約100年間、イギリスとフランス間に断続的に行われた戦争。フランス国内のイギリス領と毛織物工業地帯のフランドルの支配をめぐる紛争が原因。1430年ごろまではイギリスが優位にあったが、ジャンヌ=ダルクの活躍によりフランスが攻勢に転じ、カレーを除く全土を回復。封建貴族の勢力は衰退し、王権が伸張した。Hundred Years' War
- ひゃくねん‐め【百年目】
- ①第100年にあたる年。the hundredth year
- ②のっぴきならない場合。it's all up with...〈用例〉ここで会ったが〜。
- ひゃく‐パーセント【百パーセント】
- ①10割。a hundred percent
- ②満足な状態。完全であること。満点。perfection〈用例〉宣伝効果〜。
- ひゃく‐はち【百八】
- ①仏教で、人間の煩悩(ぼんのう)の数。
- ②《108個の珠(たま)の数から》→数珠(じゅず)のこと。
- ③1年の十二月・二十四気・七十二候を合わせていう語。
- ひゃくはちじゅう‐ど【百八十度】
- ①1直線のなす角度。180 degrees
- ②正反対の方向。opposite direction〈用例〉方針を〜転換する。
- ひゃくはち‐の‐かね【百八の鐘】
- 仏教の寺院で、大みそかの夜、百八煩悩(ぼんのう)をはらうためにつく鐘。除夜の鐘。
- ひゃくはち‐の‐じゅず【百八の数珠】
- 《「数珠」は、「ずず」とも》ボダイジュの実などを珠(たま)にして、それを108個つづって作った数珠。百八(ひゃくはち)。また、単に数珠。
- ひゃくはち‐ぼんのう【百八煩悩】
- 《仏教語》人間のもつあらゆる煩悩の総称。
- びゃく‐ぶ【百部】
- ビャクブ科の半つる性の多年草。薬用としても栽培され、高さ約80cm。葉は広楕円(だえん)形。7月に、淡緑色の四弁花が咲く。根を薬用。中国原産。
- ひゃく‐ぶん【百聞】
- 何度も聞くこと。hear often
- 百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
- 《『漢書』「趙(ちょう)充国伝」にあることば》百聞するよりも、1度でも実地に見ることのほうがまさっている。Seeing is believing.
- ひゃくぶん‐りつ【百分率】
- 全量の100分の1を単位として表した割合。記号%。百分比。パーセンテージ。パーセント。percent
- ひゃく‐まん【百万】
- ①1万の100倍。
- ②数のたくさんなこと。millions
- ひゃくまん‐げん【百万言】
- 多くのことば。〈用例〉〜を費やす。
- ひゃくまん‐だら【百万▼陀羅】
- 《陀羅尼(だらに)を100万回もとなえる意》同じことを何度も繰り返すこと。
- ひゃくまん‐ちょうじゃ【百万長者】
- 大金持ち。富豪。millionaire
- ひゃくまん‐とう【百万塔】
- 奈良時代、神護景雲(じんごけいうん)4年(770)に称徳天皇の勅によって、法隆寺をはじめ南都十大寺に10万基ずつ納められた木製の三重塔。国の安泰を祈念したもので、中に百万塔陀羅尼(だらに)が納められている。現在、法隆寺に4万余基が残る。
- ひゃくまんとう‐だらに【百万塔▼陀羅尼】
- 日本に現存する世界最古の印刷物。百万塔に納められた4種の陀羅尼。無垢浄光大陀羅尼経(むくじょうこうだいだらにきょう)の根本・自心・相輪・六度の4種の陀羅尼を木版または銅版で印刷したもの。
- ひゃくまん‐べん【百万遍】
- ①100万回。
- ②10人の僧が念仏を称えながら、大数珠を100回繰りまわす京都知恩寺の仏事。百万遍念仏。
- ③②から、京都知恩寺の通称。