- ピョートル【〈1世〉Pyotr I】
- (1672-1725)ロシア皇帝(在位(1682-1725))。西欧の技術文化の摂取、富国強兵に努めた。北方戦争でバルト海岸に進出。新都ペテルブルグを建設。官僚機構を整備、中央集権制を確立。農奴制度を強化し、官営諸工場を設置するなど産業育成にも尽力。啓蒙(けいもう)専制君主の典型。大帝と称された。ピーター大帝。
- ピョートルたいてい‐わん【ピョートル大帝湾】
- (Zaliv Petra Velikogo)ロシア、極東地方南端、日本海に臨む湾。東のウスリー湾と西のアムール湾に2分。湾奥にウラジオストク港がある。
- ひ‐よく【比翼】
- ①2羽の鳥が翼を並べること。wings abreast
- ②「→比翼仕立て」の略。
- 比翼の鳥(ひよくのとり)
- ①中国の想像上の鳥。雌雄がそれぞれ1目1翼で、常に一体になって飛ぶという。
- ②男女の、仲むつまじいことのたとえ。〈類似〉連理の枝。
- ひ‐よく【肥▼沃】(名・形動)
- 土地がよくこえていること・さま。地味が豊かなこと・さま。fertility〈用例〉〜な土地。〈派生〉ひよくさ(名)
- び‐よく【尾翼】
- 飛行機の機体の後部についている翼。水平尾翼と垂直尾翼がある。飛行中の機体の安定と操縦のために必要な装置。tail assembly
- び‐よく【鼻翼】
- 鼻の両端のふくれた部分。こばな。wings of the nose
- ひよく‐じたて【比翼仕立(て)】
- ①和裁で、襟・袖口(そでぐち)・裾(すそ)など、表から見える部分が2枚の着物を重ねたように見える仕立て方。人形仕立て。
- ②洋裁で、上前ボタンかけの部分を二重にし、ボタンやファスナーを隠すようにした仕立て方。fly front
- ひよく‐そう【比翼草】
- ゴマノハグサ科の多年草。日当たりのよい草地にはえる。高さ約50cm。葉は長卵形。初夏、淡紫色花の細長い総状の花序が対になってつく。
- ひよく‐づか【比翼塚】
- 《中国で比翼の鳥が雌雄とも1目1翼で、常に一体となって飛ぶという伝説から》心中をした相思相愛の男女を、いっしょに葬った塚。
- ひよく‐どり【比翼鳥】
- フウチョウ科の鳥。全長16cm、翼長約10cm。雄の背は朱赤色で、腹は白色。胸に緑色の飾り羽がある。中央2枚の尾羽は針金状で長く、先端に緑色の羽弁がある。雄は飾羽を使い求愛ディスプレーをする。ニューギニアに分布。
- ひよくな‐みかづきちたい【肥▼沃な三日月地帯】
- 中東の古代文明の発祥地帯。チグリス・ユーフラテス両川流域から、シリア・パレスチナにわたる三日月形の地帯。アメリカのエジプト学者ブレステッドの命名。Fertile Crescent
- ひよく‐ひば【比翼▼檜葉】
- ヒノキ科サワラの園芸変種。ヒノキに似ているが小枝は細長く下垂し、葉は鱗片(りんぺん)状で粉白色。イトヒバ。
- ひよく‐るい【皮翼類】
- ヒヨケザル目の哺乳(ほにゅう)類。大きな飛膜(ひまく)をもち滑空する。植物食性で、樹上にすみ夜行性。現存するのは、ヒヨケザル科の2種だけ。dermatopteran〈参照〉ヒヨケザル。
- ひよく‐れんり【比翼連理】
- 《「比翼の鳥」と「連理の枝」から》夫婦の仲むつまじいこと、男女のちぎりの深いことのたとえ。
- ひ‐よけ【日▽除け】
- ①直射日光をさえぎるもの。すだれ・カーテン・よしずなど。sunshade; blind
- ②日傘。parasol
- ひ‐よけ【火▽除け】
- ①火事の広がるのを防ぐこと。また、その設備。protection against fire
- ②火事除けの護符。
- ひよけ‐ざる【日▽避猿】
- ヒヨケザル科の動物。体側に発達した飛膜(ひまく)で長距離を滑空する。体長約45cm。暗灰褐色に白斑(はくはん)が散在する。樹上にすみ夜行性。果実が主食。マレーヒヨケザルとフィリピンヒヨケザルの2種。colugo
- ひよ‐こ【▼雛】
- =ひよっこ。
- ①鳥の子。とくに、ニワトリのひな。chick
- ②未熟者・若者をののしる語。fledgeling〈用例〉〜のくせに何を言うか。
- ひょこ‐ひょこ(副)
- ①→ぴょこぴょこ。
- ②身軽に歩きまわるさま。lightly〈用例〉〜出歩く。
- ぴょこ‐ぴょこ(副)
- ①小刻みにはねたり、動いたりするさま。ひょこひょこ。〈用例〉カエルが〜はねる。〜とおじぎをする。
- ②次々に現れるさま。successively〈用例〉巣穴からひなが〜と出てくる。
- ひよこ‐まめ【▼雛豆】
- マメ科のつる性一年草。高さ約50cm。さやは約2cm。種子は先がとがり、ひよこの頭の形に似る。若いさやは野菜として食べる。種子は煮豆やあんの原料、コーヒーの代用ともなる。イラン原産。chick-pea
- ぴょこん‐と(副)
- ①軽く勢いよく動くさま。sprightly〈用例〉〜おじぎする。
- ②不意に、ひとつだけあらわれるさま。come out suddenly〈用例〉ツクシが〜顔を出す。
- ひよし【日▽吉】
- 〈町〉京都府中央部、丹波(たんば)高地にある町。農林業の町で、丹波マツタケの主産地。肉牛や乳牛飼育もさかん。天若(あまわか)ダムがある。人口6064(1994)。
- ひよし【日▽吉】
- 〈町〉鹿児島県薩摩(さつま)半島北西部、甑(こしき)海峡に臨む町。農業と、かわら・焼酎(しょうちゅう)・漁網を生産する。人口6365(1994)。
- ひよし【日▽吉】
- 〈村〉愛媛県南部、高知県境の村。村域ほとんどが山林で農林業が主体。ユズの産地で知られる。人口2086(1994)。
- ひよし【日▽義】
- 〈村〉長野県南西部、伊那(いな)市の西に接する村。林業が主体。木曽駒(きそこま)高原がある。人口2662(1994)。
- ひよし‐じんじゃ【日▽吉神社】
- →日吉大社の旧称。
- ひよし‐たいしゃ【日▽吉大社】
- 滋賀県大津市坂本にある旧官幣大社。比叡山(ひえいざん)を神体とする古社で、祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)と大己貴神(おおなむちのかみ)。延暦寺(えんりゃくじ)の守護神とされる。近江国(おうみのくに)一の宮。日吉神社。
- ヒヨス【hyos】
- ナス科の一年草。高さ約1m。全体に粘毛がある。葉は羽状で、浅く裂け目が入っている。初夏に、鐘形の花が咲く。有毒植物だが葉は鎮痛剤となる。ヨーロッパ・シベリア・中国に分布。
- ひょっこり(副)
- 思いがけなく、出会ったり、現れたりするさま。ひょっくり。unexpectedly〈用例〉紛失物が〜と見つかる。
- ひょっ‐と(副)
- ①不意に。suddenly〈用例〉忘れていた事を〜思い出す。
- ②もしも。万一。possibly〈用例〉〜お会いできたらと思って来てみました。
- ひょっとこ
- 《「ひおとこ(火男)」の転か》
- ①口をとがらせ曲げているこっけいな顔つきの仮面。里神楽(さとかぐら)・獅子舞(ししまい)・風流(ふりゅう)踊りなどに登場する。〈対義〉おかめ。
- ②男をののしっていうことば。
- ひょっと‐したら(連語)
- もしかしたら。あるいは。possibly〈用例〉〜明日は休むかもしれません。
- ひょっと‐して(連語)
- 偶然に。何かのはずみで。もしかして。by chance〈用例〉〜わたしのせいでしょうか。
- ひょっと‐すると(連語)
- もしかすると。万一。〈用例〉〜遅れるかもしれない。
- ひよ‐どり【▼鵯・▽白▽頭鳥】
- ヒヨドリ科に属するツグミ大の鳥。秋冬、山林や市街地でよく見られる。翼長約12cm。青灰色。ヤツデ・ナンテンなどの実や昆虫などを食べる。ピーヨピーヨと鳴く。日本全土に分布。ひよ。ひえどり。black bulbul
- ひよどりごえ【▼鵯越】
- 神戸(こうべ)市夢野から六甲山地を越え、坂本にいたる山道。源義経(みなもとのよしつね)が山麓(さんろく)一ノ谷の平氏の陣営を奇襲した、鵯越の逆落(さかお)としで知られる。
- ひよどり‐じょうご【▼鵯上戸】
- 山地にはえるナス科の多年草。全体に毛が多く、茎はつる状。果実は球形で光沢があり、赤く熟したものをヒヨドリが好む。
- ひよどり‐ばな【▼鵯花】
- キク科の多年草。山にはえ、高さ約2m。葉は卵形で対生。8〜10月に、枝先に多数の白小花が密に咲く。果実は白い冠毛をもち風に飛ぶ。
- ひよ‐ひよ(副)
- ①こめかみなどが脈打つさま。ひくひく。twith
- ②ひよこなどの鳴き声。ぴよぴよ。peep
- ひよみ‐の‐とり【日読みの▼酉】
- 漢字を組み立てている部分の名。「配」「酸」などの左にある「酉」。
- ひよ‐めき【▼顋▽門】
- 乳児の前頂部の骨と骨がまだ完全に癒合(ゆごう)しないで、脈がうつたびに動く部分。おどりこ。しんもん。
- ひ‐より【日和】
- ①空模様。天気。weather
- ②晴天。fine weather
- ③物事のなりゆき。形勢。situation
- ④「→日和げた」の略。
- ひより‐げた【日和下▽駄】
- 晴れの日にはく、足駄より低い差し歯の下駄。現在はつま皮をつけて雨下駄としても用いる。
- ひより‐まじ【日和真▽風】
- 《「まじ」は、南風のこと》春、南から吹いてくる暖かい風。桜まじ。
- ひより‐み【日和見】(名・サ変自)
- ①天気を予測すること。weather forecast
- ②有利な側につこうと形勢を見ていて、態度を決めないこと。opportunism
- ひよりみ‐かんせん【日和見感染】
- エイズなどで、からだの免疫機能が極端に低下したときに、健康状態なら発病しないウイルス・真菌・原虫などによる病気にかかること。opportunistic infection
- ひよりみ‐しゅぎ【日和見主義】
- 対立抗争する勢力に対し、有利な方につこうと自分がどちらを支持するかを明らかにせず、形勢を傍観している立場。opportunism
- ひよ・る【日▽和る】(五自)
- 《「日和見(ひよりみ)」から。学生語》日和見をする。態度をはっきり決めないまま、自分に有利なほうにつこうとする。
- ビョルリング【Jussi Björling】
- (1911-60)スウェーデンのテノール歌手。とくにイタリア‐オペラのレパートリーが広いことで知られる。
- ビョルンソン【Björnstjerne Björnson】
- (1832-1910)ノルウェーの詩人・小説家。イプセンとともにノルウェー文学最盛期の担い手。国民の指導者的存在としても活躍。1903年ノーベル文学賞受賞。国歌となった詩『しかり永遠にこの国を愛す』、小説『日向丘(ひなたがおか)の少女』、戯曲『手袋』など。
- ひょろ‐つ・く(五自)
- 足取りがしっかりしていない。ひょろひょろする。stagger
- ひょろ‐なが・い【ひょろ長い】(形)
- ひょろひょろと長い。細長くて弱々しい。lanky〈用例〉〜手足。〈派生〉ひょろながさ(名)
- ひょろ‐ひょろ(副・形動・サ変自)
- ①ふらついて、たおれそうなさま。totter〈用例〉空腹をかかえて〜と歩く。
- ②細長く、弱々しく伸びたさま。tall and slender〈用例〉やせて〜した子ども。枝が〜のびる。
- ひょろり‐と(副)
- ①よろめいて定まらないさま。〈用例〉〜よろけそうになる。
- ②細長く弱々しそうなさま。ひょろひょろ。tall and lanky〈用例〉〜のびた草。
- ひ‐よわ【ひ弱】(形動)
- 弱々しいさま。weak〈用例〉〜なからだ。〈派生〉ひよわさ(名)
- ひ‐よわ・い【ひ弱い】(形)
- もろくて弱々しい。か弱い。weak〈派生〉ひよわげ(形動)ひよわさ(名)
- ビヨン【François Villon】
- (1431-?)フランス最大の叙情詩人の一人。切実な感情をこめた、完璧(かんぺき)な詩法の傑作を残す。詩集『形見の歌』『遺言詩集』など。
- ぴょん‐と(副)
- 身軽に跳び上がったり、跳びこえたりするさま。ぴょいと。hop〈用例〉〜跳び上がる。
- ひょん‐な(連体)
- 《俗語》思いもよらない。意外な。とんでもない。妙な。unexpected〈用例〉〜ことで知り合う。
- ひょん‐の‐き【ひょんの木】
- →イスノキの別名。虫こぶのできた葉を笛にして吹くときの音からこの名がある。
- ぴょん‐ぴょん(副)
- 繰り返し身軽に跳び上がったり、跳びこえたりするさま。jumping〈用例〉カエルが〜はねる。
- ピョンヤン【平壌】
- (Pyǒngyang)北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の首都。朝鮮半島の北西部、大同江に沿う同国最大の商工業都市で、政府の特別直轄市。427年に高句麗(こうくり)の都となって栄えた古い歴史をもつ。人口235.5万(1987)。
- ひら【平】
- [一](名)
- ①たいらなこと・所。plain〈用例〉〜屋根。
- ②ふつう。なみ。common〈用例〉〜の社員。
- ③「→平椀(ひらわん)」の略。
- ④「→平入り」の略。
- ⑤書籍の表と裏の平らな部分。
- [二](接頭)ただいちずに、ひたすらに、の意を表す。〈用例〉〜押し。
- ひら【▽曹▽白▽魚】
- 浅海にすむニシン科の魚。全長約50cm。体は著しく扁平(へんぺい)で、背面は暗青色、腹部は銀白色。食用。南日本以南、インド洋に分布。
- ひら【▽片・▽枚】(接尾)
- 薄く切ったもの、また平たく小さいものなどを表す語。〈用例〉雪が一〜、二〜舞う。花〜(はなびら)。
- びら【▽片】
- 宣伝・広告のための文や絵を刷った紙片。ポスター。ちらし。〈用例〉〜をはる。〜をまく。
- ひら‐あみ【平編(み)】
- 棒針編みの基本的な編み方の一つ。編み地の片側がすべて表目、もしくはすべて裏目に仕上がる。機械編みでは天竺(てんじく)・ジャージー、手編みではメリヤス編みともいう。plain knitting
- ひら‐あやまり【平謝り】(名・サ変自)
- ただひたすらに謝ること。humble apology〈用例〉〜に謝る。
- ビラール【Jean Vilar】
- (1912-71)フランスの俳優・演出家。アビニョンの演劇祭・国立民衆劇場を主宰。古典を現代化した。
- ビラールト【Adrian Willaert】
- (1490ごろ-1562)イタリアの作曲家。フランドル生まれ。ネーデルラントの多声音楽とイタリアの響きを融合させ、ベネチア楽派の祖とよばれる。
- ひ‐らい【飛来】(名・サ変自)
- 飛んで来ること。come by air〈用例〉渡り鳥が〜する。
- ひ‐らい【避雷】
- 雷を避けること。建物には避雷針を付けて雷電流を大地へ流す。
- ひらい‐き【避雷器】
- 落雷による被害を免れるための装置。電圧が急に上昇したとき、放電回路により電気機器を保護する。lightning arrester
- ひらい‐しん【避雷針】
- 落雷の被害をさけるため、屋上や煙突に設ける突針。導線で、落雷の大電流を直接大地に導く。保護範囲は突針を頂点とする頂角60度の円錐(えんすい)内。lightning rod
- ひらいずみ【平泉】
- 〈町〉岩手県南西部、北上川と衣(ころも)川が合流するところに開かれた町。奥州藤原(ふじわら)3代にわたる平泉文化や源義経(みなもとのよしつね)の史跡で知られる観光地。人口9531(1994)。
- ひらいで‐いせき【平▽出遺跡】
- 長野県塩尻(しおじり)市宗賀にある集落跡。縄文時代中期のほかに古墳時代から平安時代初期にかけての竪穴(たてあな)住居跡や遺物が発見された。
- ひら‐いり【平入り】
- 建物の大棟(おおむね)と平行な面(平側(ひらがわ))に主要な出入口のある形式。日本の宮殿や寺院の主要な建物にこの形式がみられる。〈比較〉妻入り。
- ひらいわ‐ゆみえ【平岩弓▽枝】
- (1932-)小説家。東京生まれ。日本女子大卒。庶民感情に密着した作中の会話で人気を博し、脚本も多く手がける。昭和34年(1959)『鏨師(たがねし)』で第41回直木賞受賞。作品『狂言師』『御宿(おんやど)かわせみ』など。
- ひら‐うち【平打ち】
- ①ひもを平たく編むこと。plait
- ②金属などを平たく打つこと。打った物。plating
- ③かんざしの一種。花鳥・定紋を透かし彫りにしたもの。
- ひらお【平生】
- 〈町〉山口県南東部、瀬戸内海沿岸の町。農漁業が主であるが、木材コンビナートなどもある。人口1万3948(1994)。
- ひらおか‐じんじゃ【▽枚▼岡神社】
- 東大阪市出雲井(いずもい)町にある旧官幣大社。祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)ほか3神。河内国一の宮。
- ひらお‐だい【平尾台】
- 福岡県北九州市、小倉区南東端にある石灰岩台地。カルスト地形で、ドリーネや鍾乳洞(しょうにゅうどう)などがみられる。
- ひら‐およぎ【平泳ぎ】
- 泳法の一種。水面に伏した状態で、両腕を開きながら円を描くように水をかく。脚はカエル足を用いる。公式の競泳種目としては、男女とも100m・200mがある。ブレスト。breast stroke
- ひら‐おり【平織(り)】
- 織物三原組織の一つ。縦・横糸が1本ごとに上下に交差している組織。また、その織物の総称。変化したものでは、畝織り・斜子(ななこ)織りがある。平地。タビー。plain weave
- ひらか【平▽賀】
- 〈町〉青森県南部、黒石市南隣の町。西部は津軽(つがる)平野、東部は十和田(とわだ)湖へつづく丘陵・山地。米・リンゴの産地。人口2万3489(1994)。
- ひらか【平▼鹿】
- 〈町〉秋田県南東部、横手盆地中央部の町。中心は浅舞(あさまい)。稲作・リンゴ栽培がさかん。人口1万6095(1994)。
- ひらが‐げんない【平賀源内】
- (1728-79)江戸中期の科学者・本草(ほんぞう)学者・戯作(げさく)者。文名は風来山人・福内鬼外。高松の人。江戸に出てエレキテル(摩擦発電機)・寒暖計・石綿(いしわた)などを製作。のち戯作に没頭。誤って人を殺し獄死。著書『風流志道軒伝(ふうりゅうしどうけんでん)』など。
- ひらかた【▽枚方】
- 〈市〉大阪府北東部、淀(よど)川左岸の市。大阪市の衛星住宅都市として発展したが、トラクターなどの機械工業もさかん。吉向焼(きっこうやき)の産地でもある。人口39万4066(1994)。
- *ひら‐がな【平仮名】
- 仮名の一種。音節文字で、漢字とともに現代の日本語表記の主流となっている。字源は万葉(まんよう)仮名の草体をもっと簡略にしたもので、10世紀に成立。11世紀には、いろは四十七字に整理され、明治30年代に、教育上での標準の字体が定められた。〈対義〉片仮名。
- ひらがなせいすいき【ひらがな盛衰記】
- 浄瑠璃(じょうるり)。時代物。文耕堂らの合作。元文(げんぶん)4年(1739)初演。『源平盛衰記』に取材。源義仲(みなもとのよしなか)の滅亡から一ノ谷合戦までの史実を、義仲の遺臣や梶原景時(かじわらかげとき)親子に焦点を当てて描く。のち歌舞伎(かぶき)化された。
- ひらが‐もとよし【平賀元▽義】
- (1800-65)江戸末期の地方歌人。岡山藩士。賀茂真淵(かものまぶち)に私淑して万葉調の歌を残す。歌集『平賀元義歌集』。
- ひらが‐ゆずる【平賀譲】
- (1878-1943)造船学者・軍艦設計者。広島県生まれ。東大卒。海軍中将。東大教授・総長。戦艦長門(ながと)・陸奥(むつ)など八八艦隊の主力艦を設計。
- ひらかれたしょじょち【開かれた処女地】
- 《原題Podnyataya tselina(ロシア)》ショーロホフの小説。第1部は1932年、第2部は1960年に発表。農村集団化のテーマを描く。
- ピラカンサ【Pyracantha(ラテン)】
- バラ科トキワサンザシ属の総称。葉は皮針形で、新しく出る短枝はとげになる。5〜6月に白色の花を開き、冬に橙紅(とうこう)色の扁球(へんきゅう)形の実をつける。南ヨーロッパから中国西部にかけて分布。日本では、タチバナモドキなどの3種が植栽され、いずれも常緑低木。トキワサンザシ。
- ひらき【開き】
- ①開くこと。あけること。opening
- ②開き戸。hinged door
- ③隔たり。差。difference〈用例〉年齢の〜が大きい。
- ④《忌みことば。閉じる・終わるというのを忌み嫌っていう》会が終わること。散会。おひらき。adjournment
- ⑤魚を切り開いて干した食品。
- 開きがつく(ひらきがつく)
- ①2つの物事の間に隔たりができる。
- ②生気が戻る。気が晴れる。我に返る。
- びらき【開き】(接尾)
- ①開くこと・もの、の意を表わす。〈用例〉両〜の戸棚。
- ②閉じていた状態のものを開く意を表わす。〈用例〉プール〜。
- ③始める、の意を表わす。〈用例〉店〜。
- ひらき‐ど【開き戸】
- 建具の竪框(たてがまち)に取り付け、蝶番(ちょうつがい)などによって開閉する戸。hinged door〈対義〉引き戸。
- ひらき‐なお・る【開き直る】(五自)
- 急に改まった態度になる。観念して、いなおる。〈用例〉〜・って質問する。
- ひら‐ぎぬ【平絹】
- 平織りの絹織物。上質のものは生糸で、下級品は玉糸で織る。紅色・紺色などに染色。主として羽織裏に使用。へいけん。plain silk
- ひらき‐ふう【開き封】
- 半分封をした郵便物。開封(かいふう)。unsealed mail
- ひらき‐まめ【開き豆】
- 大豆を軟らかく水煮したもの。正月の祝儀用。
- ひら‐く【平句】
- 連歌や俳諧(はいかい)で、発句(ほっく)・脇(わき)・第3と挙句(あげく)以外のすべての句の称。
- *ひら・く【開く】(五自他)
- ①(自)
- (ア)閉じていたものが、あいた状態になる。あく。ひろがる。open〈対義〉閉じる・閉まる。〈用例〉戸が〜。
- (イ)数量・距離・価値などが大きく隔たる。differ〈用例〉差が〜。実力が〜。
- (ウ)《「発く」とも》花が咲く。bloom〈用例〉つぼみが〜。
- (エ)会合などが終わって解散する。be over
- ②(他)
- (ア)閉じていたものを、あいた状態にする。あける。解放する。open; uncover〈対義〉閉じる・閉める。〈用例〉包みを〜。ふたを〜。心を〜。
- (イ)物事を始める。新しく起こす。begin; open; found〈対義〉閉じる。〈用例〉店を〜。流派を〜。
- (ウ)《「拓く」とも》切り開く。open up〈用例〉道を〜。山を〜。
- (エ)《「展く」とも》会などを催す。hold〈対義〉閉じる。〈用例〉展覧会を〜。
- (オ)《「啓く」とも》教え導く。enlighten〈用例〉蒙(もう)を〜。
- (カ)数学で、平方根を求める。extract the square root
- び‐らく【微落】(名・サ変自)
- 物価などがわずかに下がること。fractional decline〈対義〉微騰(びとう)。
- ひらくき‐な【平茎菜】
- →ヒロシマナの別名。葉の中央脈が扁平(へんぺい)なのでこの名がある。
- ひら‐ぐけ【平▼絎】
- ①平らにくけること。
- ②「→平ぐけおび」の略。
- ひらぐけ‐おび【平▼絎帯】
- しんを入れない、幅の狭い帯。
- ひら‐くさ【平草】
- 紅藻類テングサ科の海藻。紫紅色で扁平(へんぺい)な樹状体。テングサのなかでは大形で約1m。比較的暖かい深海に生育する。寒天の材料。イタイタグサ。
- ひら‐ぐし【平▼串】
- ①平たく、やや幅のせまい串。
- ②魚などを焼くときのくしの打ち方の一つ。まっすぐに打つ方法。
- ひらぐし‐でんちゅう【平▼櫛田中】
- (1872-1979)彫刻家。本名、倬太郎。岡山県生まれ。伝統的木彫技術を守る。昭和37年(1962)文化勲章受章。作品『転生(てんしょう)』『鏡獅子(かがみじし)』など。
- ひら‐ぐも【平▼蜘▼蛛・▼扁▼蜘▼蛛】
- →ヒラタグモの異名。
- 平蜘蛛の様(ひらぐものよう)
- 平身低頭するようすに言う。〈用例〉社長の前で〜になる。
- ひらけずり‐ばん【平削(り)盤】
- 長大な工作物の平面を削る工作機械。機械部品の基準面やすべり面の切削に利用。鉋(かんな)盤。光盤。planing machine
- ひら・ける【開ける】(下一自)
- ①広く開いた状態になる。open〈用例〉海外交流が〜。
- ②見通しが明るくなる。open out〈用例〉前途が〜。
- ③展望が広がる。spread〈用例〉視界が〜。
- ④《「拓ける」とも》生活しやすい状態になる。開発される。be cultivated〈用例〉土地が〜。
- ⑤つかえていたものがとれて気持ちよくなる。feel relief〈用例〉胸が〜。
- ⑥人情に通じ、新しいものにも理解がある。sensible〈用例〉〜・けた老人。
- ⑦進歩する。進展する。〈用例〉世の中が〜。
- ヒラコテリウム【Hyracotherium(ラテン)】
- ウマの最古の祖先。北アメリカとヨーロッパの始新世初期に生息。大きさはキツネくらいで、前肢は4指、後肢は3指。植物食性。エオヒップス。
- ひら‐ざま【平様】
- 手紙のあて名に用いる「様」の字体の一つ。草書体で、目下の人に対して用いる。つくばいざま。〈比較〉永様(えいざま)・美様(びざま)・次様(つぎざま)。
- ひら‐ざら【平皿】
- 浅く平たい皿。flat dish
- ひら‐さんち【比▽良山地】
- 滋賀県西部、琵琶(びわ)湖西岸を南北に走る地塁山地。最高峰は1214mの武奈ケ岳(ぶながたけ)。近江(おうみ)八景の比良の暮雪(ぼせつ)は名高い。