ひれ【鰭】
①水生動物の体から膜状に突出した運動器官。背・胸・腹・尻(しり)・尾にある。魚類でよく発達しているが、イカ・ヤムシなどの無脊椎(むせきつい)動物にも見られる。fin
②クジラの前肢(ぜんし)
③料理で、魚のひれの近くの肉。
④本体に付属するもの。addition
ひれ【巾・巾】
①古代、虫害などを除く呪術(じゅじゅつ)に用いた布。
②女性の服飾品で、項(うなじ)から肩にかけた薄く細長い布。大和(やまと)時代から奈良時代にかけて用いられた。
③儀礼用の矛(ほこ)に付ける小旗。
ヒレ【filet(フランス)
牛・豚の腰から背にかけての最上等の肉。脂肪が少なくて柔らかい。フィレ。
ピレア【Pilea(ラテン)
イラクサ科ミズ属の総称。常緑の多年草で、約200種ある。おもに温室栽培される観葉種をさす。縮緬(ちりめん)状の丸葉のインボルクラタ、花粉を射出する斑(ふ)入りのカディエレイなどがある。
ひれ‐あざみ【薊・薊】
キク科の二年草。高さ約1m。日当たりのよい山野にはえる。茎に鋸歯(きょし)のある翼がある。アザミに似た葉で、頭花が咲く。
ひれあし‐しぎ【鰭脚鷸】
ヒレアシシギ科の鳥の総称。3本の足指に弁状のひれがある水鳥。3種があり、全長18〜24cm。嘴(くちばし)は細くて長い。夏、北半球北部や北極圏で繁殖し、冬は暖海域に南下。日本沿岸にはアカエリヒレアシシギ・ハイイロヒレアシシギが春秋2回旅鳥として立ち寄る。phalarope
*ひ‐れい【比例】(名・サ変自)
①例をあげて比べること。comparison
②ある数または量が増加・減少するのに伴い、他の数または量が一定の割合で増加・減少する関係。正比例。proportion〈対義〉反比例。
③物の形の各部分相互、または全体と部分との割合がつり合っていること。proportion
ひ‐れい【非礼】(名・形動)
礼儀にはずれること・さま。失礼。impoliteness; discourtesy〈用例〉〜をわびる。
び‐れい【美麗】(名・形動)
美しいこと・さま。うるわしいこと・さま。beauty〈用例〉容顔まことに〜。
ひれい‐しき【比例式】
比例関係を表す式。abcdなど。proportional expression
ひれい‐じゃく【比例尺】
ある尺度を同じ割合で拡大または縮小した尺度。proportional scale
ひれいじゅんび‐せいど【比例準備制度】
銀行券発行制度の一つ。銀行券発行高に対して一定率以上の正貨準備の保有を義務づける制度。proportional reserve system〈比較〉最高発行額制限制度。
ひれい‐ぜい【比例税】
課税対象のすべてに対して同じ税率で課される税。法人税など。proportional tax〈比較〉累進税・累減税。
ひれいだいひょう‐せい【比例代表制】
得票数に比例した議席数を各党派に保障する選挙制度。死票を減少させる長所があるが、小党分立を助長するなどの欠点もある。日本では昭和58年(1983)から参議院について拘束名簿式比例代表制を導入。proportional representation system
ひれい‐ちゅうこう【比例中項】
a:bb:cのとき、の比例中項という。の相乗平均である。比例中数。mean proportional
ひれい‐ていすう【比例定数】
変数の関係がyax (a≠0) または、xya (a≠0) で表されるときのを比例定数という。比例常数。constant of proportion
ひれい‐はいぶん【比例配分】
ある量を、与えられた比または連比に等しくなるように分けること。案分比例。proportional distribution
ピレウス【Piraeus】
→ピレエフス
ピレエフス【Piraiévs】
ギリシアの首都アテネ郊外の港湾都市。アテネの外港で同国の代表港。軍港。人口17.0万(1991)。ピレウス。
ひ‐れき【披瀝】(名・サ変他)
隠さずにうち明けること。開陳。state〈用例〉胸中を〜する。
ひれ‐こだい【鰭小鯛】
体が赤く、マダイに似たタイ科の海水魚。全長約40cm。背鰭(びれ)の第3〜5棘(きょく)が糸状に伸びる。チダイに似た味で美味。マダイの代用品。南日本以南に分布。
ひれ‐ざけ【鰭酒】
乾燥したフグなどのひれをあぶって、熱燗(あつかん)の酒にひたしたもの。
ひ‐れつ【卑劣・鄙劣】(名・形動)
性質・行いがいやしく、公明でないこと・さま。meanness〈用例〉〜な行為。〈派生〉ひれつさ(名)
ピレトリン【pyrethrin】
除虫菊に含まれる殺虫成分。人畜には毒性が低く、昆虫の神経を麻痺(まひ)させるため主として家庭用殺虫剤として使う。
ピレネー‐さんみゃく【ピレネー山脈】
(Pyrénées)スペインとフランスの国境をなす山脈。最高峰はアネート山で標高3404m。
ひれ‐ふ・す【平伏す】(五自)
からだを伏せ、頭を地につけるようにする。prostrate oneself〈用例〉〜・して拝む。
ひれふり‐やま【巾振山】
→鏡山の別称。
ひ‐れん【悲恋】
かなしい結果に終わる恋。tragic love
び‐れん【尾聯】
中国古典詩の詩法の一つ。律詩の第7句と第8句をいう。あるいは排律の末尾の2句。結聯。結句。落句。〈比較〉首聯・頷聯(がんれん)・頸聯(けいれん)
ひ‐れんじゃく【緋連雀】
尾の先端と風切り羽の先端が紅色のレンジャク科の鳥。全長約18cm。頭上に長い冠羽がある。シベリア南東部で繁殖し、中国・日本全土で越冬。農耕地ですごし市街地にも現れる。果実などを食べる。Japanese waxwing
ピレンヌ【Henri Pirenne】
(1862-1935)ベルギーの歴史家。ガン大学長。中世の社会・経済史の研究にすぐれ、とくに中世都市成立論は学界に大きな影響を与える。著書『中世都市』『マホメットとシャルマーニュ』など。
ひろ【尋】(名・助数)
日本の慣習的な長さの単位。1尋は、両手を左右にまっすぐ広げたときの指先から指先までの長さ。明治5年(1872)から1尋は曲尺(かねじゃく)の6尺、約1.8m。また、水深の単位としても用いられる。魚網など水産関係では、1尋は曲尺の5尺、約1.5m。
ヒロ【Hilo】
アメリカ、ハワイ州ハワイ島東岸の港湾都市。観光都市。周辺はコーヒーの栽培地。人口3.8万(1990)。
ひろい【拾い】
①拾うこと。pick up
②歩くことの敬語。お拾い。
*ひろ・い【広い】(形)
〈対義〉狭い。
①面積・幅がその中のものや活動に必要な程度、また基準より大きく余裕がある。wide; broad; large〈用例〉〜部屋。〜道路。〜海。
②よく行きわたっている。spread〈用例〉顔が〜。知識が〜。視野が〜。
③寛大である。ゆったりしている。こせつかない。generous〈用例〉心が〜。
④大きくひらけている。wide open〈用例〉〜視界。
⑤限定がゆるい。〈用例〉〜意味で。〈派生〉ひろが・る(五自)ひろさ(名)ひろめ(名・形動)
ひろい‐あ・げる【拾い上げる】(下一他)
①拾って手に取る。pick up
②特定のものを選び出す。取りあげる。ピックアップする。pick up
③不遇な人の才能を認めて登用する。pick out〈用例〉閑職から〜・げてもらう。
ひろい‐あし【拾い足】
泥道などで、足をおきやすい所を選んで歩くこと。
ヒロイズム【heroism】
①英雄的行為を愛し、英雄をあがめる考え方。英雄主義。
②英雄気どり。
ひろい‐だ・す【拾い出す】(五他)
見つけ出して取り出す。特定のものを選び出す。pick out〈用例〉該当者を〜。
ヒロイック【heroic】(形動)
勇ましいさま。英雄的。
ひろい‐ぬし【拾い主】
落とし物を拾った人。finder
ひろい‐もの【拾い物】
①拾った物。拾得物(しゅうとくぶつ)。found article
②思いがけないもうけ物。bargain〈用例〉思わぬ〜をする。
ひろい‐や【拾い屋】
《俗語》捨てられた不用品を拾って回ること。また、その商売。くず拾い。rag-picker
ひろい‐よみ【拾い読み】(名・サ変他)
①通読しないで、あちこち飛び飛びに読むこと。read here and there
②文字を1字ずつたどって読むこと。
ヒロイン【heroine】
小説・映画・演劇などの、女主人公。〈対義〉ヒーロー。
ひ‐ろう【披露】(名・サ変他)
①広くおおやけに知らせること。ひろめ。announcement〈用例〉開店〜。
②宝物や文書を開いて見せること。showing
ひ‐ろう【卑陋・陋】(名・形動)
①身分が低いこと・さま。
②心や行いがいやしいこと・さま。卑劣。
③下品。
ひ‐ろう【疲労】(名・サ変自)
①つかれること。つかれ。
②肉体的または精神的な活動の継続によって生体の機能が低下する現象。肉体または精神の疲労感、能率の低下、生理機能の変調などが現れる。つかれ。fatigue〈用例〉1日の〜。〜が蓄積する。〜を回復する。
③固体材料に繰り返し力が加えられた結果、本来耐えられる力より、小さな応力で破壊する現象。fatigue〈用例〉金属〜。
*ひろ・う【拾う】(五他)
①落とした物、落ちている物を手に取る。pick up〈対義〉捨てる。〈用例〉道端で万年筆を〜。
②たくさんある中から選んで取り上げる。select; pick up〈用例〉秀句を〜。
③かろうじてとりとめる。have a narrow escape〈用例〉命を〜。
④タクシーなどを止めて乗る。pick up〈用例〉タクシーを〜。
⑤途中で見つけて車などに乗せる。pick up〈用例〉客を〜。
⑥バレーボールなどで、ボールを落とさないで受ける。receive〈用例〉〜・いまくって攻撃につなげる。
⑦思いがけず得がたい物、いい物を手に入れる。gain by chance〈用例〉勝ちを〜。
び‐ろう【尾籠】(名・形動)
《「おこ(痴)」の当て字「尾籠」を音読したもの》
①人前ではばかること・さま。汚いこと・さま。vulgarity〈用例〉〜な話で恐縮ですが…。
②礼を失すること・さま。失礼。無礼。不敬。impoliteness
び‐ろう【榔・葵】
亜熱帯の海岸にはえシュロに似るヤシ科の常緑高木。高さ3〜10m。葉は径1mほどの扇状で深裂する。5月に、黄花が多数咲く。果実は球形。葉は団扇(うちわ)・笠(かさ)などに用いる。庭木・街路樹とする。九州から沖縄に分布。ビンロウジュとは別種。
びろう‐げ【榔毛】
→檳榔毛の車」の略。
びろうげ‐の‐くるま【榔毛の車】
牛車(ぎっしゃ)の一種。ビロウの葉を裂いてさらし、車の箱全体に張ったもの。上皇・親王・大臣など高位の貴人の乗用だった。檳榔車。びりょうのくるま。
ひろう‐こんぱい【疲労困憊】(名・サ変自)
くたくたに疲れること。be dead exhausted
びろう‐じま【榔島】
鹿児島県大隅(おおすみ)半島東岸、志布志(しぶし)湾内にある島。面積0.2km2。全島に茂るビロウなどの亜熱帯植物は特別天然記念物。
びろう‐ながら【尾乍(ら)】(連語)
話題が汚らしくて、失礼ではあるが。
ひろ‐えり【広襟】
女物長着の襟の一種。表襟と裏襟からなる幅広のもの。襟肩あきの位置で二つ折りにし、体形に合わせて幅を広げる。
ひろ‐えん【広縁】
①幅の広い縁。
→広びさし
ひろお【広尾】
〈町〉北海道南東部、太平洋に臨む町。産業はサケ・マス漁や酪農。十勝(とかち)港は重要港湾。人口1万0031(1994)。
ピローケース【pillowcase】
(まくら)カバー。
ビロード【veludo(ポルトガル)・天鵞絨】
パイル(添毛)織物の一種。表面に短い毛羽や輪奈(わな)をつくった織物。柔軟な触感・光沢・保温力がある。ベルベット。velvet〈参照〉別珍。
ビロード‐きんくろ【絨金黒】
ほとんど全身が黒い、大形の肥満した海ガモ。全長約55cm。嘴(くちばし)は鮮紅色で、鼻孔の上に黒い大きなこぶがある。目下と翼に白斑(はくはん)。ユーラシア北部で繁殖し、中部で越冬。日本へは全国の江湾に冬鳥として渡来。Eastern velvet scoter
ビロード‐しだ【歯】
ウラボシ科の多年生シダ。山中の岩、樹上に着生。高さ6〜10cm。根茎は横にはい、柄のない肉質で厚い線形の葉をまばらに出す。葉の裏には淡褐色から赤褐色の星状毛を密生する。
ビロード‐らん【蘭】
シュスランの別名。葉の表面がビロードのような光沢をもつことによる。
ピロール【pyrrole】
化学式C4H5N ポルフィリン・アルカロイドなどの構成成分となる化合物。
ひろかみ【広神】
〈村〉新潟県南東部の村。越後(えちご)山脈と魚沼丘陵に挟まれ、豪雪地帯で知られる。人口9565(1994)。
ひろがり【広がり・拡がり】
広がっていること・程度。範囲。area〈用例〉〜のある絵。
*ひろが・る【広がる・拡がる】(五自)
①範囲・規模・面積が大きくなる。広くなる。extend〈用例〉雲が〜。
②遠くまでひらけている。spread〈用例〉景色が〜。
③広く行き渡る。はびこる。広まる。get around〈用例〉評判が〜。波紋が〜。風邪が〜。
ピロカルピン【pilocarpine】
アメリカ産ミカン科の植物ヤボランジの葉に含まれるアルカロイド。副交感神経末梢(まっしょう)興奮作用があり、瞳孔(どうこう)縮小・発汗に利用される。
ピロガロール【pyrogallol】
化学式C6H3 (OH) 3 白色結晶だが、空気中では灰色。写真の現像薬、染料・医薬品製造に利用。塩基性溶液は酸素の吸収剤。焦性没食子酸(しょうせいぼっしょくしさん)
ひろかわ【広川】
〈町〉和歌山県北西部、有田(ありだ)市の南に位置する町。ミカン栽培のほか漁業もさかん。安政の津波後につくられた防潮林がある。人口8656(1994)。
ひろかわ【広川】
〈町〉福岡県南部、久留米(くるめ)市の南に接する町。農業が主で、久留米絣(がすり)・竹細工などの伝統産業もさかん。人口1万8818(1994)。
ひろがわ【広川】
〈町〉和歌山県北西部、有田(ありだ)市の南に位置する町。ミカン栽培のほか漁業もさかん。安政の津波後につくられた防潮林がある。人口8656(1994)。
ひ‐ろく【秘録】
秘密の記録。一般に公開されない記録。secret notes
ひろ・ぐ【広ぐ】
〈古語〉
[一](四他)相手をののしっていう語。しやがる。ほざく。〈用例〉うぢうぢ〜・がば町中寄せて追ひ出すと(浄瑠璃・女殺油地獄)。
[二](下二他)→ひろげる(広げる)
び‐ろく【美禄】
①よい給与。〈用例〉〜を食(は)む。
②《「天の美禄」の形で》酒の美称。
び‐ろく【微禄】
[一](名)わずかな給与。薄給。small salary
[二](名・サ変自)おちぶれること。零落。〈用例〉〜する。
ひろ‐くち【広口】
①びんなどの口の広いこと・もの。wide mouth
②生け花用の口の広い器。水盤。
ピロクテテス【Philoktētēs(ギリシア)
→フィロクテテス
*ひろ・げる【広げる・拡げる】(下一他)
①範囲・規模・面積を大きくする。広くする。enlarge; expand〈用例〉家を〜。事業を〜。見聞を〜。
②たたんだり、閉じたりしてあるものを開いてのばす。ひらく。あける。open; spread; unroll〈用例〉傘を〜。包みを〜。
③物をいっぱいに並べる。spread〈用例〉引き出しの中身を〜。
④広く行き渡らせる。普及させる。diffuse〈用例〉教えを〜。
ひろ‐こうじ【広小路】
道幅の広い街路。上野広小路や名古屋市の広小路通など。江戸時代に防火目的でつくられたもの。
ひろ‐さ【広さ】
広いこと・程度。width〈比較〉広め。
ひろさき【前】
〈市〉青森県西部、津軽(つがる)平野南部の市。津軽氏の旧城下町で、古くから津軽地方の中心地。日本有数のリンゴの産地で、集散・加工業がさかん。稲作も行う。津軽塗や8月のねぷた祭りが有名。人口17万6849(1994)。
ひろさきがくいん‐だいがく【前学院大学】
私立女子大学。昭和46年(1971)創立。同25年(1950)創立の弘前学院短期大学併設。所在地は青森県弘前市稔(みのり)町。
ひろさき‐だいがく【前大学】
国立大学。大正9年(1920)創立の弘前高等学校を前身とし、昭和24年(1949)より現制。本部は青森県弘前市文京町。
ひろさわ‐さねおみ【広沢臣】
(1833-71)幕末の長州(ちょうしゅう)藩士。討幕運動に活躍。維新後、政府の要職につき版籍奉還に尽力したが、暗殺。
ひろさわ‐とらぞう【広沢虎造】
浪曲師。現在3代まで。2代(1899-1964)は本名山田信一。東京生まれ。舞台・映画・放送に活躍。『清水次郎長(しみずのじろちょう)伝』中の石松代参のくだりなど、独特の虎造節で一世を風靡(ふうび)した。
ひろさわ‐の‐いけ【広沢池】
京都市右京区の嵯峨野(さがの)にある池。平安中期、寛朝(かんちょう)僧正が遍照(へんしょう)寺を開いたときに開削(かいさく)されたといわれる。観桜・観月の名所。
ひろ・し【広し】(形ク)
〈古語〉
→ひろい(広い)
ピロシキ【pirozhki(ロシア)
ロシア料理の一つ。揚げまんじゅう風のもの。小麦粉・卵などをこねた皮で、肉・野菜・ジャムなどを包み、揚げるかオーブンで焼く。piroshki
ひろしげ【広重】
→うたがわひろしげ(歌川広重)
ひろしま【広島】
〈県〉中国地方中部、瀬戸内海側の県。県庁所在地は広島市。大半は中国山地が占め瀬戸内海に面して平野が広がる。広島湾周辺・備後(びんご)地区中心に石油化学・自動車工業が発展。広島湾ではカキの養殖、内陸部では牧畜や稲作がさかん。面積8466km2、人口286万1699(1994)。
ひろしま【広島】
〈市〉広島県南西部、広島湾に臨む市。県庁所在地。政令指定都市。中国地方の中心地。浅野氏の旧城下町。世界最初の原爆被災地として、再建後は国際平和文化都市宣言をした。海岸部は重工業地帯で、自動車・機械・造船工業が主。カキの養殖もさかん。人口107万6619(1994)。
ひろしま【広島】
〈町〉北海道、札幌(さっぽろ)市の東南に接する町。千歳(ちとせ)空港・苫小牧(とまこまい)港に近いため都市化が進む。農業のほか金属・化学などの工場も立地。人口5万2093(1994)。平成8年(1996)9月より北広島市となる。
ひろしまぎんこう【(株)広島銀行】
金融業。地方銀行。昭和20年(1945)設立。本店は広島市中区紙屋町。
ひろしま‐けいざいだいがく【広島経済大学】
私立大学。昭和42年(1967)創立。所在地は広島市安佐(あさ)南区祇園(ぎおん)
ひろしま‐けんりつだいがく【広島県立大学】
公立大学。昭和63年(1988)創立。所在地は広島県庄原(しょうばら)市七塚町。
ひろしま‐こうぎょうだいがく【広島工業大学】
私立大学。昭和36年(1961)創立の広島工業短期大学を前身とし、同38年(1963)より現制。所在地は広島市佐伯(さえき)区三宅(みやけ)
ひろしましゅうどう‐だいがく【広島修道大学】
私立大学。昭和35年(1960)広島商科大学として創立、同48年(1973)より現名。所在地は広島市安佐(あさ)南区沼田町。
ひろしまじょがくいん‐だいがく【広島女学院大学】
私立女子大学。昭和7年(1932)創立の広島女学院専門学校を前身とし、同24年(1949)より現制。所在地は広島市東区牛田東。
ひろしま‐じょしだいがく【広島女子大学】
公立女子大学。昭和3年(1928)創立の広島女子専門学校を前身とし、同40年(1965)より現制。所在地は広島市南区宇品(うじな)東。
ひろしま‐しりつだいがく【広島市立大学】
公立大学。平成5年(1993)創立。所在地は広島市安佐(あさ)南区沼田町。
ひろしまそうごうぎんこう【(株)広島総合銀行】
金融業。地方銀行。昭和16年(1941)設立。本店は広島市中区胡(えびす)町。
ひろしま‐だいがく【広島大学】
国立大学。明治35年(1902)創立の広島高等師範学校を前身とし、昭和24年(1949)より現制。本部は広島市中区東千田町。
ひろしま‐でんきだいがく【広島電機大学】
私立大学。昭和42年(1967)創立。所在地は広島市安芸(あき)区中野。
ひろしま‐な【広島菜】
アブラナ科の葉菜。広島地方の特産。葉は濃緑色で、切れこみはない。葉の中央脈は扁平(へんぺい)で、結球しない。年末に収穫して、漬物とする。ヒラクキナ。
ひろしまぶんきょう‐じょしだいがく【広島文教女子大学】
私立女子大学。昭和23年(1948)創立の可部(かべ)女子専門学校を前身とし、同41年(1966)より現制。所在地は広島市安佐(あさ)北区可部東。
ひろしま‐へいや【広島平野】
広島県南西部、太田川の下流域にできた沖積平野。代表的な三角州で、広島市の市域が広がる。江戸時代から干拓が始まる。
ひろしま‐わん【広島湾】
広島県南西部、瀬戸内海北西部にある湾。大部分が水深30m以下の浅海で、湾内にはカキの養殖場が広がる。
ひろせ【広瀬】
〈町〉島根県東部の山間の町。旧城下町。戦国武将山中鹿之助(やまなかしかのすけ)ゆかりの地。シイタケ・ワサビの産地。酪農もさかん。人口1万0099(1994)。
ひろせ‐いぜん【広瀬惟然】
→いぜん(惟然)
ひろせ‐がい【広瀬貝】
→ギンタカハマガイの別名。
ひろせ‐がわ【広瀬川】
宮城県中部を流れる川。長さ40km。奥羽(おうう)山脈の船形(ふながた)山に発し、仙台市街を貫流して南の名取川に合流する。
ひろせ‐きょくそう【広瀬旭荘】
(1807-63)江戸末期の漢学者・漢詩人。名は謙。豊後(ぶんご)の人。淡窓の弟。漢詩集『梅とん詩鈔(ばいとんししょう)』など。
ひろせ‐さいへい【広瀬宰平】
(1828-1914)実業家。近江(おうみ)の人。幼時から住友家に仕え、慶応(けいおう)元年(1865)別子銅山総支配人となり、その近代化を進める。のち住友財閥本店総理人になり、関西財界の指導者として活躍。
ひろせ‐じんじゃ【広瀬神社】
奈良県北葛城(かつらぎ)郡河合(かわい)町にある旧官幣大社。祭神は若宇迦売命(わかうかのめのみこと)ほか2神。竜田大社とともに五穀豊穣(ほうじょう)の神として崇敬される。
ひろせ‐たけお【広瀬夫】
(1868-1904)海軍中佐。大分県生まれ。日露戦争で旅順(りょじゅん)港口閉塞(へいそく)隊を指揮中に戦死。軍神とされた。
ひろせ‐たんそう【広瀬淡窓】
(1782-1856)江戸後期の儒(じゅ)者。名は建。豊後(ぶんご)の人。豊後国日田(ひた)に私塾咸宜園(かんぎえん)を創設し子弟を教育。門人に高野長英(たかのちょうえい)・大村益次郎(おおむらますじろう)ら人材を輩出。著書『約言』『迂言(うげん)』など。
ヒロセでんき【ヒロセ電機(株)】
電気機器。電機部品メーカー。昭和23年(1948)設立。本社は東京都品川区大崎。
ひろ‐そで【広袖】
和服で、袖口を袖丈いっぱいまであけた袖。ゆかた・丹前・半天・掻巻(かいま)きなどに用いる。ひらそで。
ひろた【広田】
〈村〉愛媛県中部の山間の村。農林業のほか陶石(とうせき)採掘・酒造業なども行う。人口1334(1994)。
ひろた‐こうき【広田毅】
(1878-1948)政治家。福岡県生まれ。昭和11年(1936)二・二六事件収拾の挙国一致内閣を組閣し、日独防共協定を締結。第2次大戦後、A級戦犯として死刑。
ひろた‐じんじゃ【広田神社】
兵庫県西宮市大社町にある旧官幣大社。天照大神之荒魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)を祭神とする。和歌の神として尊崇された。
ひろた‐りゅうたろう【弘田竜太郎】
(1892-1952)大正期の代表的作曲家。東京生まれ。東京音楽学校教授。童謡『靴が鳴る』『叱(しか)られて』、歌曲『小諸(こもろ)なる古城のほとり』など。
ひろつ‐かずお【広津郎】
(1891-1968)小説家・評論家。広津柳浪(りゅうろう)の次男。東京生まれ。早大卒。近代知識人の姿を鋭く描く。第2次大戦後は松川事件裁判の批判に情熱を燃やす。昭和38年(1963)『年月のあしおと』で第16回野間文芸賞受賞。小説『風雨強かるべし』『わが文学論』、評論『松川裁判』など。
ひろっ‐ぱ【広っぱ】
《俗語》広場。
ひろつ‐りゅうろう【広津柳浪】
(1861-1928)小説家。本名直人。長崎市生まれ。和郎(かずお)の父。硯友(けんゆう)社に参加。人生の暗黒面を描く悲惨小説に活躍。作品『黒蜥蜴(とかげ)』『今戸心中』など。
ピロティ【pilotis(フランス)
建物の1階または2階を列柱で支えてできた、壁のない空間。
ひろなか‐へいすけ【広中平祐】
(1931-)数学者。懸案の特異点解消の問題、解析多様体の問題を解決。昭和45年(1970)フィールズ賞受賞。昭和50年(1975)文化勲章受章。
ヒロネーリャ【José María Gironella】
(1917-)スペインの小説家。ある家族を通してスペイン内戦を描いた『糸杉は神を信ず』などが有名。
ピロネマ【pyronema】
《「ピロ」は、ギリシア語で火の意》子嚢菌(しのうきん)類チャワンタケ目のキノコ。たき火跡などに発生する。赤紅色の子嚢盤の集塊をつくるので赤く見える。