ふき‐ぶり【吹(き)降り】
強い風とともに雨が激しく降ること。driving rain
ふき‐ほんぽう【不羈奔放】(名・形動)
才能・学識にすぐれていて、押さえつけにくいこと・さま。常識にとらわれないこと・さま。
ふき‐まく・る【吹(き)捲る】(五自他)
①(自)風が強く吹き回る。blow about
②(他)思いきりほらをふく。brag
ふき‐まわし【吹(き)回し】
①風の吹いてくるぐあい。風の吹き方。
②そのときの心境・調子。stroke of fortune〈用例〉どういう風の〜か。
ぶ‐きみ【不気味・無気味】(形動)
不安で恐ろしいさま。気味が悪いさま。weird; uncanny〈用例〉〜な音。〜な気配。〈派生〉ぶきみが・る(五自)ぶきみさ(名)
ふき‐みだ・れる【吹(き)乱れる】(下一自)
風に吹かれて乱れる。be disarranged by the wind
ふき‐や【吹(き)矢】
つつに小形の矢をこめて、息で発射させる狩猟具・武器。また、その矢。blowpipe
ふきや‐こうじ【虹児】
(1898-1979)挿し絵画家・詩人。新潟県生まれ。大正から昭和初期の叙情派を代表。『蕗谷虹児詩画集』。
ブキャナン【James Buchanan】
(1791-1868)アメリカの政治家。第15代大統領(在任(1857-61))。奴隷問題について明確な態度を示さず、南北戦争を回避できなかった。
ブキャナン【James Mcgill Buchanan】
(1919-)アメリカの経済学者。新たな政治経済学を追求し、1986年ノーベル経済学賞受賞。著書『財政理論』など。
ふき‐や・む【吹(き)止む】(五自)
吹いていた風がやむ。stop blowing
ふ‐きゅう【不休】
少しも休まないこと。without rest〈用例〉不眠〜。
ふ‐きゅう【不朽】
いつまでも滅びないこと。後世にまで伝わること。immortality〈用例〉〜の名作。
ふ‐きゅう【不急】(名・形動)
急がなくても間に合うこと・さま。not pressing
ふ‐きゅう【普及】(名・サ変自他)
広く行き渡ること。行き渡らせること。spread〈用例〉教育が〜する。
ふ‐きゅう【腐朽】(名・サ変自)
くさってくずれること。
ふきゅう‐ばん【普及版】
値段を安くして、より多くの人に読まれるようにした本。popular edition
ふきゅう‐ふよう【不急不要】(名・形動)
さしあたって必要のないこと・さま。不要不急。
ぶきゆしゅつ‐さんげんそく【武器輸出三原則】
日本の武器輸出の基準。共産圏、国連の禁じた国、紛争当事国への武器輸出を禁止したもの。昭和42年(1967)佐藤(さとう)内閣が表明。同51年(1976)三木内閣は、三原則に規定した地域以外へも武器輸出は慎む、関連設備も武器輸出に準じる、との三原則基準強化方針を打ち出した。
ふ‐きょ【不許】
許可しないこと。not permitted〈用例〉〜複製。
ふ‐きょう【不孝】
《「きょう」は呉音》
→不孝(フコウ)
②律令(りつりょう)制の、八虐の一つ。
③中世、親が子に対して相続などの親子関係を断つこと。義絶。勘当。
ふ‐きょう【不況】
経済活動の沈滞状態。生産減退・失業増大・物価下落・利潤低落などを特徴とする。不景気。depression〈比較〉恐慌。〈対義〉好況。
ふ‐きょう【不興】
①興のさめること。displeasure〈用例〉〜をかこつ。
②目上の人の機嫌を損じること。disgrace〈用例〉〜を買う。
ふ‐きょう【布教】(名・サ変他)
宗教を広めること。宣教。propagation
ふ‐きょう【富強】
①富んで強いこと。wealth and power
②「→富国強兵」の略。
ふ‐ぎょう【俯仰】(名・サ変自)
地を見下ろすことと天をあおぐこと。look up and down
俯仰天地に愧じず(ふぎょう、てんちにはじず)
《『孟子(もうし)』「尽心」のことばから》自分の行動に少しもやましいところがない。
ぶ‐きよう【不器用・無器用】(名・形動)
〈対義〉器用。
①手先の技がへたなこと・さま。ぶきっちょ。不器(ぶき)。clumsy〈用例〉〜な手つき。
②物事の処し方がへたなこと・さま。tactless
ぶ‐ぎょう【奉行】
《もと仏教語。仏の教えを実行すること、の意》
[一](名・サ変他)主君の命令で物事を行うこと・人。magistrate
[二](名)武家時代の職名。命を受けて事務を担当した。鎌倉(かまくら)幕府以降、部局の長の職名に用いられた。
ふきょう‐カルテル【不況カルテル】
特定商品の供給過剰などによる不況にさいし、生産調整や価格管理を行うための同業者間協定。公正取引委員会の認可により、独占禁止法の適用をうけない。anti-depression cartel
ふ‐ぎょうぎ【不行儀】(名・形動)
行儀が悪いこと・さま。bad manners
ふきょう‐げ【不興気】(形動)
不快なさま。不機嫌。a bad humor
ぶぎょう‐しょ【奉行所】
中世・近世、武家の職制で各種の政務担当者が事務を執った役所。奉行の執務する所。
ふ‐ぎょうじょう【不行状】(名・形動)
品行が悪いこと・さま。身持ちが悪いこと・さま。不品行。不行跡。misconduct
ふ‐ぎょうせき【不行跡】(名・形動)
→不行状。misconduct
ふぎょう‐ほう【俯仰法】
書道で、筆を運ぶ方向へ筆の軸頭を傾けながら書く筆法。左に運ぶときが俯、右が仰。
ふきょうわ‐おん【不協和音】
①音楽で、同時に出る2つ以上の音が、溶け合わない感じである音。協和音の美しさを引き立たせるために用いることもある。discord〈対義〉協和音。
②2つ以上のものが、うまく溶け合わない感じ。discord〈用例〉〜を生じる。
ふ‐きょか【不許可】
許可しないこと。not permitted〈用例〉〜になる。
ふ‐きょく【布局】
碁石を、碁盤の上に並べること。局面の配置。
ふ‐きょく【負極】
→いんきょく(陰極)
ぶ‐きょく【部曲】
上代、豪族(ごうぞく)に属した私有民。かきべ。
ぶ‐きょく【部局】
①官庁や企業などの事務を分担する、局・部・課などの組織の総称。department
②一部分。局部。part; section
ぶ‐きょく【舞曲】
①舞と楽曲。
②舞踏の伴奏音楽。また、舞踏のリズムや形式を借りて作った、舞踏を目的としない演奏用の楽曲。dance music
ぶきよさらば【武器よさらば】
《原題A Farewell to Arms》ヘミングウェーの小説。1929年刊。第1次大戦時のアメリカの青年将校とイギリスの看護婦との恋愛を通して、戦争への幻滅と戦争の悲惨を描く。
ふき‐よせ【吹(き)寄せ】
①各種材料をとりあわせ、彩りよく吹き寄せられた落ち葉の感じを出した料理。ぎんなん・キノコ・湯葉(ゆば)などを用いる。前菜・口取り用。
②数種類の食物を1つの折りに詰め合わせたもの。佃煮(つくだに)・菓子などにもいう。
③寄席(よせ)演芸の一つ。種々の曲からぬき出して演ずること。
ふき‐よ・せる【吹(き)寄せる】(下一自他)
①(他)風が吹いて寄せ集める。drift〈用例〉落ち葉を〜。
②(自)風が吹いてくる。blow on
ふきょ‐ふくせい【不許複製】
許可を得ずに、同じものをつくってはならないの意で、著作物の奥付けなどに載せることば。All rights reserved.
ふ‐ぎり【不義理】(名・形動)
①義理にはずれること・さま。ingratitude〈用例〉〜を重ねる。
②借りたお金を返さないこと・さま。welsh on
ぶ‐きりょう【不器量・無器量】(名・形動)
①顔かたちが美しくないこと・さま。ugly〈用例〉〜な娘。
②才能や能力がないこと・さま。incompetent〈派生〉ぶきりょうさ(名)
ふき‐わ・ける【吹(き)分ける】(下一他)
①風が吹いて物をあちこちに分ける。blow apart
②鉱物を溶かして含有物を分ける。smelt
ふき‐わた・る【吹(き)渡る】(五自)
風が吹き通っていく。また、風が一面に吹く。blow across〈用例〉草原を〜風。
ふ‐きん【付近・附近】
近く。あたり。近辺。近所。around; neighborhood〈用例〉この〜。
ふ‐きん【布巾】
食器や食卓をふく小切れ。調理にも使う。麻・木綿・紙・不織布のものを使い分ける。dish towel
ふ‐ぎん【経】
《仏教語。「ぎん」は唐音》
①声を出して経典を読むこと。〈対義〉看経(かんきん)
②禅宗で、仏前の勤行(ごんぎょう)
ふ‐きんこう【不均衡】(名・形動)
つりあいがとれていないこと・さま。アンバランス。unbalance〈派生〉ふきんこうさ(名)
ふ‐きんしん【不謹慎】(名・形動)
つつしみのないこと・さま。ふまじめ。indiscretion〈用例〉〜な態度。〈派生〉ふきんしんさ(名)
フク【伏】6画
部首 人・𠆢にんべん 常用
区点 4190・JIS 497A・シフト 959A
[音] フク・ブク
[訓] ふせる・ふ
→ 字形参照

①ふせる。ふす。かくれる。かくす。〈対義〉起(き)。「起伏・潜伏(せんぷく)」「伏角(ふっかく)・伏線・伏兵」
②まけて、したがう。服従する。〈比較〉服(ふく)。「降伏(こうふく・ごうぶく)・調伏(ちょうぶく)
フク【服】8画
部首 月つきへん 教育小3
区点 4194・JIS 497E・シフト 959E
[音] フク
→ 字形参照

①きる。きるもの。きもの。「衣服・制服・粗服・洋服」「服飾・服装」〈用例〉(名)〜を新調する。〜を仕立てる。
②したがう。〈比較〉伏(ふく)。「屈服(くっぷく)・敬服・承服・心服(しんぷく)」「服役(ふくえき)・服従・服属・服務・服喪(ふくも)
③うちかつ。したがわせる。「克服・征服」
④薬などをのむ。「頓服(とんぷく)」「服薬・服用」
⑤薬の包みや、茶・タバコなどをのむのを数えるのに用いる語。〈用例〉(助数)1〜いただく。
⑥身につけてはなさない。まもる。「着服」
フク【副】11画
部首 㔾りっとう 教育小4
区点 4191・JIS 497B・シフト 959B
[音] フク・
→ 字形参照

①ひかえ。つぎの。〈対義〉正(せい)。「副業・副使・副手・副署・副将」〈用例〉《接頭的》〜議長。
②そう。そえ。そえもの。よけい。つきもの。〈対義〉主(しゅ)。「副因」〈用例〉《接頭的》〜作用。〜産物。〜食物。
フク【匐】11画
部首 勹つつみがまえ
区点 5022・JIS 5236・シフト 99B4
[音] フク・ホク

はう。はらばう。ふせる。ふす。地面にふせる。「匍匐(ほふく)
フク【袱】11画
部首 覀ころもへん
区点 7464・JIS 6A60・シフト E5DE
[音] フク

ふくさ。ふろしき。「袱紗(ふくさ)
フク【幅】12画
部首 巾はばへん 常用
区点 4193・JIS 497D・シフト 959D
[音] フク
[訓] はば
→ 字形参照

①はば。横のひろさ。面積。「振幅(しんぷく)・全幅(ぜんぷく)」「幅員」
②へり。ふち。「辺幅(へんぷく)
③うわべ。みかけ。「辺幅」
④かけもの。「画幅」〈用例〉(名)結構な〜ですね。
⑤かけものを数えるのに用いる語。〈用例〉(助数)1〜の名画。
フク【復】12画
部首 彳ぎょうにんべん 教育小5
区点 4192・JIS 497C・シフト 959C
[音] フク
→ 字形参照

①かえる。かえす。いった道をかえる。〈対義〉往(おう)。「往復」「復路」
②もとにもどる。「一陽来復・回復・本復(ほんぷく)」「復学・復活(ふっかつ)・復帰(ふっき)・復旧(ふっきゅう)
③こたえる。もうす。「拝復」「復命」
④くりかえす。ふたたびする。「反復(はんぷく)」「復習・復唱」
⑤むくいる。「報復」「復讎(ふくしゅう)
⑥また。二度と。
フク【蔔】14画
部首 ⻌くさかんむり
区点 7289・JIS 6879・シフト E4F7
[音] フク

ダイコン。アブラナ科の一、二年草。
フク【愎】12画
部首 ⺗りっしんべん
区点 5631・JIS 583F・シフト 9CBD
[音] フク・ヒョク

もとる。そむく。さからう。意地をはる。
フク【腹】13画
部首 月にくづき 教育小6
区点 4202・JIS 4A22・シフト 95A0
[音] フク
[訓] はら
→ 字形参照

①はら。おなか。〈対義〉背(はい)。「空腹・満腹(まんぷく)」「腹痛」
②こころ。かんがえ。「剛腹・立腹(りっぷく)」「腹案」
③もののなかごろ。「山腹(さんぷく)・中腹」
④ふところ。「私腹・船腹(せんぷく)
⑤うみの母。「異腹・同腹」
フク【福】13画
部首 禸しめすへん 教育小3
区点 4201・JIS 4A21・シフト 959F
[音] フク
→ 字形参照

しあわせ。さいわい。めでたい。〈対義〉禍(か)。「幸福・祝福」「福運・福徳」
福は内、鬼は外(ふくはうち、おにはそと)
《節分の夜、豆をまくときに唱えることば》幸福は家に入ってこい、災いは家から出ていけ。Fortune in, Devils out!
フク【箙】14画
部首 竹たけかんむり
区点 6825・JIS 6439・シフト E2B7
[音] フク

えびら。やなぐい。矢を入れて背におう武具。
フク【複】14画
部首 覀ころもへん 教育小5
区点 4203・JIS 4A23・シフト 95A1
[音] フク
→ 字形参照

①かさねる。かさなる。二重。〈対義〉単(たん)。「重複(じゅうふく・ちょうふく)」「複合・複雑」
②2つ以上。2人以上。「単複(たんぷく)」「複数・複複線」〈用例〉《接頭的》〜比例。
③ふたたびする。くりかえす。「複刻(ふっこく)・複写・複製」
フク【蝠】15画
部首 虫むしへん
区点 7385・JIS 6975・シフト E595
[音] フク

①「蝙蝠(へんぷく)」は、コウモリ。コウモリ目に属する哺乳(ほにゅう)類。かわほり。こうぼり。
②マムシ。クサリヘビ科の爬虫(はちゅう)類。
フク【蝮】15画
部首 虫むしへん
区点 7393・JIS 697D・シフト E59D
[音] フク

マムシ。クサリヘビ科の爬虫(はちゅう)類。
フク【輹】16画
部首 車くるまへん
区点 7754・JIS 6D56・シフト E775
[音] フク

とこしばり。軸しばり。車の車軸と輿(こし)を連結させるもの。
フク【輻】16画
部首 車くるまへん
区点 7753・JIS 6D55・シフト E774
[音] フク

や。車のや。車軸から放射状にでて、車輪をささえる多くの棒。「輻射・輻湊(ふくそう)・輻輳(ふくそう)
フク【覆】18画
部首 𧾷あがしら 常用
区点 4204・JIS 4A24・シフト 95A2
[音] フク・フ・フウ
[訓] おお・くつがえ・くつがえ
→ 字形参照

①おおう。おおい。「被覆(ひふく・ひふ・ひふう)」「覆面(ふくめん・ふうめん)
②くつがえす。ひっくりかえす。くつがえる。「転覆(てんぷく)」「覆水」
③もとの形のままをつくる。「覆刻(ふっこく)
④くりかえす。〈比較〉複(ふく)。「反覆(はんぷく)」「覆審」
フク【馥】18画
部首 香かおり
区点 8138・JIS 7146・シフト E965
[音] フク

かおる。かんばしい。よいにおいがする。また、かおり。か。よいにおい。「馥郁(ふくいく)
フク【鰒】20画
部首 魚うおへん
区点 8256・JIS 7258・シフト E9D6
[音] フク

①アワビ。ミミガイ科の軟体動物。
②フグ。フグ目に属する魚。
*ふ・く【吹く】(五自他)
①(自)
(ア)風が一定の方向に流れる。blow〈用例〉〜風。
(イ)草木の芽が出る。芽ぶく。sprout〈用例〉芽が〜。
(ウ)かび・粉(こ)などが表に出る。〈用例〉かびが〜。
②(他)
(ア)口をすぼめて、息を強く出す。breathe out〈用例〉ろうそくを〜・き消す。
(イ)息を出して鳴らす。blow〈用例〉笛を〜。
(ウ)芽を出す。芽ぐむ。sprout; play〈用例〉ヤナギが芽を〜。
(エ)かび・粉(こ)などを表に現し出す。be coated with〈用例〉柿(かき)が粉(こ)を〜。
(オ)金属を溶かして物を作る。鋳造する。smelt〈用例〉小判を〜。
(カ)大げさなことを言う。brag〈用例〉ほらを〜。
吹けば飛ぶよな(ふけばとぶよな)
《ちょっと風が吹いただけで飛んでしまいそうに》軽い。頼りない。また、身分がきわめて低く、能力も財産もないさまなどにもいう。吹けば飛ぶ様(よう)な。light; mere
*ふ・く【噴く】(五自他)
①(自)液体・気体などが、内部から勢いよく出る。ほとばしる。spout〈用例〉水が〜。火が〜。
②(他)液体・気体などを、内部から勢いよく出す。emit〈用例〉火山が煙を〜。
*ふ・く【拭く】(五他)
布・紙などでこすって、汚れ・水分などを取り去る。ぬぐう。wipe〈用例〉汗を〜。
ふ・く【葺く】(五他)
①かわら・板・茅(かや)などで屋根をおおう。roof
②草木などを軒に差し飾る。
ふ・く【更く】(下二自)
〈古語〉
→ふける(更ける)
ふぐ【豚・鰒】
フグ科および近縁の海水魚の総称。卵巣・肝臓・腸などに猛毒テトロドトキシンをもつものがある。食道の一部に特別な袋があり、水や空気を吸いこんで腹部を風船のようにふくらませる。食用。秋から春の産卵期前が旬(しゅん)。ふく。globe fish; puffer
河豚食う無分別、河豚食わぬ無分別(ふぐくうむふんべつ、ふぐくわぬむふんべつ)
フグには毒があるのにかまわず食うのは無分別だが、毒を恐れてフグの美味を賞味しないのもまた、分別のないことである。フグの毒の恐ろしさと、その身が美味であることとが併存していることをいったもの。
河豚は食い度し命は惜しし(ふぐはくいたしいのちはおしし)
利益は欲しいが、危険な目にはあいたくない。
ふ‐ぐ【不具】
①《卑語》身体の一部に障害のあること。deformity
②《文意を尽くさない、の意》手紙を終わるときの語。不一。不尽。
ブク【茯】9画
部首 ⻌くさかんむり
区点 7210・JIS 682A・シフト E4A8
[音] フク・ブク

「茯苓(ぶくりょう)」は、サルノコシカケ科のキノコ。また、それが形成する菌糸のかたまり。
ぶ‐ぐ【武具】
戦いの道具。とくに、よろい・かぶとのこと。
ふく‐あん【腹案】
あらかじめ心に持っている考え・案。plan〈用例〉〜を練る。
ふく‐い【復位】(名・サ変自)
もとの位置・地位に戻ること。
ふく‐い【腹囲】
腹のまわりの寸法。girth of the abdomen
ふくい【福井】
〈県〉中部地方、北陸西部の県。県庁所在地は福井市。東部は両白(りょうはく)山地で、九頭竜(くずりゅう)川などの流域に盆地・平野が開ける。福井平野では稲作・繊維工業などがさかん。西部はリアス式海岸の若狭(わかさ)湾で観光・漁業地域。原子力発電所が多い。面積4191km2、人口82万3198(1994)。
ふくい【福井】
〈市〉福井県北部、福井平野中央の市。県庁所在地。松平氏の旧城下町。合繊織物業のさかんな日本有数の機業地で、織物流通の中心地。景勝の越前(えちぜん)海岸、サクラ・ツツジの名所足羽山(あすわやま)公園がある。人口25万1460(1994)。
ふくい‐いかだいがく【福井医科大学】
国立大学。昭和53年(1978)創立。所在地は福井県吉田(よしだ)郡松岡(まつおか)町。
ふく‐いき【覆域】
覆っている地域。また、物事の働きなどがおよんでいる地域。coverage〈用例〉レーダーの〜。
ふくい‐きゅうぞう【福井久蔵】
(1867-1951)国文学者。兵庫県生まれ。中世連歌の研究で著名。著書『大日本歌書綜覧(そうらん)』『連歌の史的研究』など。
ふくいぎんこう【(株)福井銀行】
金融業。地方銀行。明治32年(1899)設立。本店は福井市順化。
ふく‐いく【郁】(形動トタル)
よいかおりのするさま。fragrant〈用例〉〜たるウメの香り。
ふくい‐けんいち【福井謙一】
(1918-98)化学者。奈良県生まれ。京大卒。フロンティア電子理論を完成させ、R=ホフマンとともに昭和56年(1981)ノーベル化学賞受賞。同年文化勲章受章。
ふくい‐けんりつだいがく【福井県立大学】
公立大学。平成3年(1991)創立。本部は福井県吉田(よしだ)郡松岡(まつおか)町。
ふくい‐こうぎょうだいがく【福井工業大学】
私立大学。昭和38年(1963)創立の福井女子短期大学を前身とし、同40年(1965)より現制。所在地は福井市学園。
ふくい‐だいがく【福井大学】
国立大学。大正12年(1923)創立の福井高等工業学校を前身とし、昭和24年(1949)より現制。所在地は福井市文京。
ふくい‐どうけつ【福井洞穴】
長崎県北松浦郡吉井(よしい)町福井にある遺跡。洞穴と呼びならわしているが、岩陰に近い。旧石器文化から縄文文化への変遷を層位的に示す。最古の土器を出す層は放射性炭素年代測定で約1万2000年前と判明。
ふくい‐なおあき【福井直秋】
(1877-1963)音楽教育家。富山県生まれ。東京音楽学校卒。創成期の洋楽教育に大きく貢献。昭和4年(1929)武蔵野音楽学校を創設。
ふくい‐へいや【福井平野】
福井県北部、九頭竜(くずりゅう)川流域の沖積平野。最北部は隆起海岸平野。穀倉地帯で、都市部では合繊織物工業がさかん。
ふくい‐りきちろう【福井利吉郎】
(1886-1972)美術史家。岡山県生まれ。京大卒。論文『光琳(こうりん)考』など。
ふくいり‐ぞうに【福入(り)雑煮】
→ふくわかし(福沸かし②)
ふく‐いん【副因】
二次的な原因。secondary cause〈対義〉主因。
ふく‐いん【幅員】
道・船などの、横の長さ。はば。
ふく‐いん【復員】(名・サ変自)
〈対義〉動員。
①軍隊を戦時の編制から平時の編制に戻し、召集した兵の軍務を解くこと。
②召集された軍人が軍務から解放されて帰ること。
ふく‐いん【福音】
①うれしい知らせ。〈用例〉天来の〜。
②《キリスト教で、喜びのおとずれの意》『新約聖書』で、イエス=キリストの死と復活に結びついてもたらせられる人間の救い。gospel
ふくいん‐きょうかい【福音教会】
16世紀の宗教改革に由来するプロテスタントの諸教会。Evangelical Church
ふくいん‐しゅぎ【福音主義】
16世紀の宗教改革の主要理念。聖書に記されているイエス=キリストの生涯とその言行、すなわち福音のみが唯一の規範であるとする思想。プロテスタンティズム。Evangelicalism
ふくいん‐しょ【福音書】
『新約聖書』中のイエス=キリストの生涯と言行の記録。マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネによる4つの福音書。Gospel
ふくいん‐しょう【復員省】
軍の解体、復員事務を取り扱った官庁。昭和20年(1945)12月設置。陸軍・海軍別に第一・第二復員省があった。同21年(1946)復員庁へ改組。同23年(1948)廃止。
ふくう【不空】
(705-774)中国、唐代の僧。インドあるいは西域の出身。真言宗付法八祖の第6。四大訳経家の一人。金剛智(こんごうち)に師事。741年セイロンに渡って多くの密教経典を中国にもたらし、漢訳した。不空金剛。
ふ‐ぐう【不遇】(名・形動)
才能がありながら報いられないこと・さま。misfortune〈用例〉〜な晩年。〜をかこつ。
ふくうけんさく‐かんのん【不空羂索観音】
七観音、また六観音の一つ。羂索で魚鳥を捕らえるように、慈悲でもって迷いの世界にいる衆生をもれなく救うという観音。ふくうけんじゃくかんのん。
ふくうじょうじゅ‐にょらい【不空成就如来】
五智(ごち)如来の一つ。大日如来の五智の一つである成所作智(じょうしょさち)を象徴するもので、北方に位置する。
ふく‐うん【福運】
①幸福と幸運。good fortune
②しあわせな運勢。good luck
ふくえ【福江】
〈市〉長崎県五島(ごとう)列島の、福江島東部と属島、男女(だんじょ)群島などを含む市。五島列島の中心都市で、西海(さいかい)国立公園の中心。人口2万9243(1994)。
ふくえ【福栄】
〈村〉山口県北部、萩(はぎ)市の北東に接する村。農林業が主で、白菜・シイタケなどを産出。佐々連鍾乳洞(さざれしょうにゅうどう)がある。人口3014(1994)。
ふく‐えき【服役】(名・サ変自)
①兵役についていること。military service
②懲役についていること。penal servitude
ふくえ‐じま【福江島】
長崎県五島(ごとう)列島の主島。面積324km2。農漁業と牧牛の島で、五島牛の産地として知られる。
ふく‐えん【復円】(名・サ変自)
日食または月食が終わって太陽面または月面がもとの丸い姿にもどること。
ふく‐えん【復縁】(名・サ変自)
離縁・離婚した者が、もとの関係に戻ること。reinstatement〈比較〉再婚。〈用例〉〜を迫る。
ふく‐えん【複塩】
2種類以上の塩が結合してできた化合物。水溶液中では元の塩が出すイオンと同じイオンに分かれる。カリみょうばんなど。double salt