- ふく‐すい【腹水】
- 腹腔(ふくこう)内に異常にたまった液体。結核性または癌(がん)性の腹膜炎、肝硬変(かんこうへん)、ネフローゼ型の腎炎(じんえん)、心不全などが原因。ascites
- ふく‐すい【覆水】
- ひっくり返った器からこぼれた水。
- 覆水盆に返らず(ふくすい、ぼんにかえらず)
- 《中国、周で、復縁を願ってきたかつての妻に呂尚(りょしょう)(太公望)が、盆から水をこぼしてみせ、その水を元に戻したならかなえてやろうと答えたという故事から。前漢の朱買臣の話とする故事もある》1度別れた夫婦は、二度と元のようにはならない。また、1度してしまったことは、取り返しのつかないことのたとえ。It is no use crying over spilt milk.〈類似〉破鏡再び照らさず。落花枝に返らず。
- ふくすい‐き【復水器】
- 蒸気タービンから排出される蒸気を冷却して凝結させるための装置。凝縮器。凝結器。コンデンサー。condenser
- ふく‐すう【複数】
- 〈対義〉単数。
- ①2つ以上あること。plural
- ②英語などの文法で、物の個数が2つ以上あることを示す語形。the plural
- ふく‐すけ【福助】
- ①招福縁起物の人形。異常に大きい頭に髷(まげ)を結い裃(かみしも)姿で正座している。所願をかなえるとして「叶(かのう)福助」ともいわれる。
- ②《転じて》異常に大きな頭の人。
- ふくすけ【福助(株)】
- 繊維業。衣料品会社。とくに靴下。大正8年(1919)福助足袋(株)として設立。昭和39年(1964)現社名。大阪本社は大阪市港区弁天。
- ブクステフーデ【Dietrich Buxtehude】
- (1637-1707)ドイツの作曲家・オルガン奏者。幻想的なオルガン曲を多く残す。バッハやヘンデルに影響を与えた。
- ふく・する【伏する】(サ変自他)
- =伏す。
- ①(自)
- (ア)かがむ。平伏する。stoop〈用例〉神前に〜。
- (イ)従う。obey〈用例〉権力に〜。
- (ウ)隠れる。hide〈用例〉野に〜。
- ②(他)
- (ア)かがませる。bend
- (イ)従わせる。subdue
- (ウ)ひそませる。隠す。hide
- ふく・する【服する】(サ変自他)
- =服す。
- ①(自)
- (ア)従う。服従する。心服する。obey〈用例〉命令に〜。師の説に〜。
- (イ)従事する。つく。serve〈用例〉任務に〜。
- (ウ)喪にこもる。mourn〈用例〉喪に〜。
- ②(他)
- (ア)従わせる。つかせる。subdue
- (イ)茶・薬などを飲む。take〈用例〉薬を〜。
- (ウ)衣服を着る。身につける。put on
- ふく・する【復する】(サ変自他)
- =復す。
- ①(自)もとの状態に返る。戻る。return; recover〈用例〉原状に〜。健康が〜。
- ②(他)
- (ア)もとの状態に返す。戻す。restore
- (イ)答える。返答する。reply
- ふく‐せい【復姓】(名・サ変自)
- もとの姓に戻ること。return to one's former surname
- ふく‐せい【複製】(名・サ変他)
- ①もとの物と同じようなものをつくること。また、そのつくったもの。reproduction〈用例〉〜画。
- ②法律で、もとの著作物を思わせるつくりもの。また、その行為。copy; copying
- ③遺伝物質が、分裂して親の分子を鋳型(いがた)としてまったく同じ内容のものをつくる現象。自己増殖。自己複製。replication
- ふく‐せい【覆製】
- 書誌学で、もとの形のとおりに再製すること。また、その物。〈用例〉〜本。
- ふくせい‐かざん【複成火山】
- 休止期をはさんで、噴火活動を繰り返しながら形成された火山。polygenetic volcano
- ふくぜい‐せいど【複税制度】
- 多種類の租税で構成される租税制度。日本の現代の租税制度は、収得税・財産税・流通税・消費税によって構成されている。〈対義〉単一税制度。
- ふく‐せき【復席】(名・サ変自)
- もとの席に帰ること。
- ふく‐せき【復籍】(名・サ変自)
- 離婚・離縁・復学などで、もとの戸籍・学籍に戻ること。return to the original domicile
- ふく‐せん【伏線】
- あとの事にそなえて、あらかじめ設けておくこと。また、その事柄。とくに、推理小説などで、あとに述べる事件などの準備として前もってほのめかしておくこと。foreshadow〈用例〉〜を張る。〜を敷く。
- ふく‐せん【複占】
- 寡占(かせん)のもっとも単純な形。市場に同じ商品を供給する企業が2つしかなく、両者が競争を行っている状態。duopoly
- ふく‐せん【複線】
- 〈対義〉単線。
- ①2本またはそれ以上の線。plural lines
- ②「→複線軌道」の略。
- ふくせん‐きどう【複線軌道】
- 上りと下りの列車の軌道が、平行して別々に設けられているもの。複線。double track〈対義〉単線軌道。
- ふく‐そう【服装】
- 衣服や装飾品を身につけたようす。衣服と人間の一体化を意味し、時代・民族・階級・職業・性別・年齢などを象徴する。よそおい。みなり。dress
- ふく‐そう【副葬】(名・サ変他)
- 死者の生前愛用していた品などを、遺体とともにほうむること。
- ふく‐そう【福相】
- 福々しい人相。happy look〈対義〉貧相。
- ふく‐そう【複相】
- 染色体数が基本数(n)の2倍の状態であること。2nと表す。多くの生物の栄養体の核相である。diploidphase〈対義〉単相。
- ふく‐そう【▼輻▼湊・▼輻▼輳】(名・サ変自)
- 《車の輻(や)が轂(こしき)に湊(あつま)る、の意》多くのものが、1か所に寄り集まること。こみいること。雑踏。〈用例〉事務が〜する。
- ふく‐ぞう【腹蔵】
- 自分の考えを心中に包み隠すこと。reservation〈用例〉〜のない意見。
- ふくそう‐ガラス【複層ガラス】
- 2枚の板ガラスの間に乾燥空気を封入し、周囲を帯状金属で接合したもの。断熱・遮音・結露防止にすぐれる。double glazing
- ふくそう‐しょくぶつ【複相植物】
- 生活環の中で、核相が複相の世代だけをもつ植物。ミルやヒバマタなど数は少ない。diplont〈対義〉単相植物・単複相植物。
- ふくぞう‐な・い【腹蔵無い】(形)
- 隠し立てをしない。率直であるさま。without reserve〈用例〉〜なく話す。
- ふくそう‐ひん【副葬品】
- 埋葬時に死者にそえて、棺(かん)や墓に納めた品。生前に故人の使用したもの、死後の世界で必要と考えられたもの、葬儀に使ったものなどがある。grave goods
- ふく‐そうり【副総理】
- 内閣総理大臣に事故のあるとき、または欠けたとき、臨時にその職務を代行するよう指定された国務大臣の通称。vice prime minister
- ふくそかんしき‐かごうぶつ【複素環式化合物】
- 環状構造に炭素以外の原子を含む環式化合物の総称。ピリジンなど。heterocyclic compound
- ふく‐ぞく【服属】(名・サ変自)
- ①付き従うこと。
- ②臣下・属国となること。
- ふくそく‐るい【腹足類】
- マキガイ綱の軟体動物。体の腹面は広く、筋肉が発達して足となる。らせん状の貝殻をもつものが多く、また多くは海産であるが、淡水産・陸産もある。マキガイ類。gastropod
- ふく‐そすう【複素数】
- 実数a、bと虚数単位i=\sqrt{-1}を用いてa+biと表される数。complex number
- ふくそ‐へいめん【複素平面】
- 複素数a+biを平面上の直交座標 (a, b) で表した平面。ガウス平面。complex plane
- ふく‐たい【腹帯】
- 妊婦の腹部に巻く帯。保温、子宮・胎盤の位置保持、腹壁弛緩(しかん)の予防などを目的とする。岩田帯(いわたおび)。
- ふく‐だい【副題】
- 表題のわきに添えた題。サブタイトル。subtitle〈対義〉表題・主題。
- ふ‐ぐ‐たいてん【不▼倶▼戴天】
- 《ともに天をいただかず、の意から》どうしてもあだを討たずにはおかれないこと。終生忘れられない恨みがあること。mortal enemy〈用例〉〜の敵。
- ふく‐たいりついでんし【複対立遺伝子】
- 相同染色体の相対応する場所に位置し、少しずつ作用を異にする3つ以上の一群の対立遺伝子。ヒトのABO式血液型など。multiple alleles
- ふくだ‐ぎょうかい【福田行▼誡】
- (1806-88)浄土宗の僧・歌人。江戸生まれ。諸宗を広く学び、明治維新時の宗教界を指導、仏教の復興につとめた。浄土宗管長。『校訂縮刷版大蔵経』を刊行。
- ふくだぐみ【(株)福田組】
- 建設業。建築・土木会社。昭和2年(1927)設立。本社は新潟市一番堀通町。
- ふくだ‐しげお【福田▽繁雄】
- (1932-)グラフィックデザイナー。東京生まれ。独特な表現力をもち、おもちゃ・絵本なども製作。
- ふくだ‐たけお【福田▼赳▽夫】
- (1905-95)政治家。群馬県生まれ。東大卒。大蔵省主計局長をへて衆議院議員。農相・蔵相・外相を歴任。昭和51〜53年(1976〜78)自民党総裁・首相。
- ふくだ‐つねあり【福田▼恆▽存】
- (1912-94)評論家・劇作家・演出家。東京生まれ。東大卒。劇団「雲」「欅(けやき)」を統率。シェークスピアの翻訳や、演出に活躍。戯曲『竜を撫(な)でた男』など。
- ふくだ‐とくぞう【福田徳▽三】
- (1874-1930)経済学者。東京生まれ。東京高商卒。イギリス新古典派の立場からマルクス主義を批判した。著書『厚生経済研究』など。
- ふくだ‐とよしろう【福田▽豊四郎】
- (1904-70)日本画家。秋田県生まれ。作品『滝』など。
- ふくだ‐ひでこ【福田▽英子】
- (1865-1927)婦人解放運動の先覚者。旧姓景山(かげやま)。岡山県生まれ。自由民権運動で活躍し、大阪事件で入獄。のち『世界婦人』を発刊。著書『妾(わらわ)の半生涯(はんせいがい)』など。
- ふくだ‐へいはちろう【福田平八郎】
- (1892-1974)日本画家。大分市生まれ。昭和36年(1961)文化勲章受章。作品『鯉(こい)』『雨』など。
- ふくだ‐まさお【福田正▽夫】
- (1893-1952)詩人。神奈川県生まれ。東京高師中退。大正期の民衆詩派の一人で詩誌『民衆』を舞台に活躍。詩集『農民の言葉』など。
- ふくだ‐よしゆき【福田▽善▼之】
- (1931-)劇作家。東京生まれ。東大卒。劇団青年芸術劇場を結成。戯曲『真田(さなだ)風雲録』など。
- ふくち【福地】
- 〈村〉青森県南東部、八戸(はちのへ)市の南西に接する村。農業が主で、米のほかにリンゴ栽培がさかん。人口6837(1994)。
- ふくち‐げんいちろう【福地源一郎】
- (1841-1906)明治初期の新聞記者・文筆家・歌舞伎(かぶき)作者。号は桜痴(おうち)。長崎の人。『東京日日新聞』の主筆・社長。演劇改良運動をすすめる。
- ふく‐ちじ【副知事】
- 知事を補佐する官職。また、その人。知事が議会の承認のもとに選任し、知事に事故のあるとき、または欠けたとき、臨時にその職務を代行する。assistant governor
- ふく‐ちゃ【福茶】
- 若水をわかしていれた煎茶(せんちゃ)に、黒豆・山椒(さんしょう)・小梅・結び昆布などを入れたもの。正月・節分・大晦日(おおみそか)などに用いられる。
- ふくちやま【福知山】
- 〈市〉京都府北西部、福知山盆地にある市。丹波(たんば)地方の中心的商工業都市で、丹波牛の集散地。人口6万6326(1994)。
- ふくちやま‐おんど【福知山音頭】
- 京都府福知山地方の民謡。歌詞は明智光秀(あけちみつひで)をうたったものが多く、毎年盆踊りでうたわれる。
- ふくちやま‐ぼんち【福知山盆地】
- 京都府北西部、丹波(たんば)高地にある断層盆地。中心は福知山市と綾部(あやべ)市。由良(ゆら)川沿いに水田・桑畑が多い。
- ふくちゃん【フクちゃん】
- 横山隆一(よこやまりゅういち)の漫画の代表作。その主人公。昭和11年(1936)10月から同19年(1944)3月まで『朝日新聞』、戦後は『毎日新聞』に連載。
- ふく‐ちゅう【腹中】
- ①はらの中。inside of an abdomen
- ②心の内。at heart〈用例〉〜を探る。
- ③度量。〈用例〉大〜。
- ふく‐ちょう【副長】
- ①長を補佐する役。assistant
- ②軍艦で艦長を補佐する役・人。commander
- ふく‐ちょう【復調】(名・サ変自)
- ①調子がもとにもどること。recovery
- ②送られてきた変調波から原信号を取り出すこと。検波。demodulation
- ふく‐ちょうせいしつ【副調整室】
- 放送スタジオの隣で、ガラス窓からスタジオの動きを見ながら、放送の指図や録音などを行う部屋。
- ふぐ‐ちり【▽河▽豚ちり】
- フグの中落ちとあらのほかに、豆腐や春菊などを入れて煮るなべ料理。てっちり。
- ふ‐くつ【不屈】(名・形動)
- 屈しないこと・さま。意気のくじけないこと・さま。fortitude〈用例〉不撓(ふとう)〜。
- ふく‐つう【腹痛】
- 腹部におこる痛みの総称。原因は種々。臓器自体には痛みを感ずる神経が直接分布していないので、自律神経を介して痛みが伝わる。abdominal pain
- ぷくっ‐と(副)
- ある部分だけがふくらんでいるさま。ぷくりと。swell up
- ふくで【福▽田】
- 〈町〉静岡県西部、遠州灘(えんしゅうなだ)に臨む町。別珍・コールテンの生産で知られる織物の町。温室メロンも産出。人口1万9169(1994)。
- ふく‐てつ【覆▼轍】
- 《くつがえった車輪のあと、の意から》前人の失敗。失敗の前例。〈参照〉覆車。
- ふくでんほう【福田方】
- 南北朝時代の代表的な医書。12巻。常陸国(ひたちのくに)鹿島(かしま)の東福寺開山の僧、有隣(?-1410)が和文で著したもの(1363年ごろ)。疾病(しっぺい)別に整然と記述。
- ふく‐ど【覆土】(名・サ変自)
- まいた種子に土をかぶせること。また、その土。
- ふく‐とう【復党】(名・サ変自)
- もと属していた党に戻ること。rejoin the party
- ふく‐とく【福徳】
- 幸福と財産。happiness and prosperity〈用例〉〜円満。
- 福徳の三年目(ふくとくのさんねんめ)
- 久しぶりで、幸運に恵まれること。
- ふく‐どく【服毒】(名・サ変自)
- 毒を飲むこと。take poison〈用例〉〜自殺。
- ふぐ‐どく【▽河▽豚毒】
- フグの卵巣や肝臓に含まれる猛毒。筋肉と知覚の麻痺(まひ)をおこし、最悪の場合は死をもたらす。鎮静薬として神経痛に用いる。テトロドトキシン。tetrodotoxin
- ふくとくぎんこう【(株)福徳銀行】
- 金融業。地方銀行。昭和24年(1949)設立。平成10年(1998)合併、翌11年(1999)経営破たん。
- ふく‐とくほん【副読本】
- 主となる教科書に添え、補助的に使う教科書。サイドリーダー。ふくどくほん。supplementary reader
- ふく‐としん【副都心】
- 大都市の周辺に発展し、都心の副次的な役目を果たす中心地区。郊外への交通機関と都市内の交通機関の結節点にある場合が多い。東京における新宿・渋谷・池袋など。
- ふくとみ【福富】
- 〈町〉広島県中部、東広島市の北に接する山間の町。沼田川上流にあり、農業と畜産がさかん。人口2995(1994)。
- ふくどみ【福富】
- 〈町〉佐賀県南部、有明(ありあけ)海に臨む町。中世以来の干拓地で、れんこんの産地で知られる。稲作・海苔(のり)養殖もさかん。人口6097(1994)。
- ふくなが‐たけひこ【福永▽武▼彦】
- (1918-79)詩人・小説家。福岡県生まれ。東大卒。仏文学に詳しく、西欧20世紀文学の移植を試みた。作品『風土』『海市』『死の島』など。
- ふく‐にゅう【副乳】
- 通常の乳房のほかに乳腺(にゅうせん)が退化しないで残った乳房の数の過剰。腋窩(えきか)に多く現れ、乳汁の分泌はほとんどない。副乳房。多乳房。accessory mamma
- ふくの【福野】
- 〈町〉富山県西部、砺波(となみ)平野中部の町。市場町として発展した町で、織物やアルミ加工などの工業がさかん。人口1万5238(1994)。
- ふく‐の‐かみ【福の神】
- 幸福を持って来るという神。ふくじん。the God of Wealth〈対義〉貧乏神。
- ふく‐はい【復配】(名・サ変自)
- 株券などの配当を復活すること。resumption of dividends
- ふく‐はい【腹背】
- ①前と後ろ。前方と後方。back and front〈用例〉〜に敵を受ける。
- ②心の中でそむくこと。〈用例〉面従〜。
- ふくば‐びせい【福羽美静】
- (1831-1907)国学者。石見(いわみ)の人。尊攘(そんじょう)倒幕運動に参加。維新後、神道の国教化に努める。
- ふくはら【福原】
- 神戸(こうべ)市兵庫区東部の地区。新開地とならぶ西神戸の歓楽街で、かつて平清盛(たいらのきよもり)が遷都(1180年)の地。
- ふくはら‐しんぞう【福原信▽三】
- (1883-1949)アマチュア写真家。東京生まれ。日本のサロン写真を指導した。作品集『西湖風景』など。
- ふくはら‐せんと【福原遷都】
- 治承(じしょう)4年(1180)6月、平清盛(たいらのきよもり)が行った摂津国(せっつのくに)福原への遷都。同年11月には京都へ戻った。
- フクバラハップ【Hukbalahap Rebellion】
- 第2次大戦中結成されたフィリピンの抗日武装集団。正称は抗日人民軍。フクバラハップはそのタガログ語の頭文字による通称。戦後は人民解放軍(フクボン)と改称。1950年代、政府の平定策でほとんど壊滅。フク団。
- ふくはら‐りんたろう【福原▼麟太郎】
- (1894-1981)英文学者。広島県生まれ。東京高師卒。東京教育大教授。機知あふれる随筆でも有名。著書『叡知(えいち)の文学』『トマス=グレイ研究抄』など。
- ふく‐びき【福引(き)】
- ①くじ引きのように金品を綱などにつけておいて引かせる正月の遊び。lottery
- ②宴会や商店の大売り出しなどのとき、くじ引きで景品をつけること。lottery
- ふくびくう‐えん【副鼻▼腔炎】
- 副鼻腔におこる炎症。鼻づまり・鼻汁・頭重などがあり、とくに蓄膿(ちくのう)という状態は上顎(じょうがく)洞炎でよくみられる。蓄膿症。empyema
- ふく‐びこう【副鼻▼腔】
- 《医学では、「ふくびくう」》鼻腔の周囲の骨内に発達した空気を含む腔所。前頭洞(ぜんとうどう)・上顎(じょうがく)洞・篩骨(しこつ)洞・蝶形(ちょうけい)洞に区分される。paranasal sinus
- ふく‐ひれい【複比例】
- 2つ以上の比、たとえば1日の労働時間の比a:bと労働日数の比c:dで、ac:bdのことを複比といい、この複比が他の単比・複比と等しいことを複比例するという。compound proportion
- ふく‐ぶ【腹部】
- 胴の胸部に続く部分。胸部のように肋骨(ろっこつ)などの骨格による保護がなく、軟らかい。なお背部の対語としても用いられる。腹。belly
- ふく‐ふく(副・サ変自)
- 柔らかくふくらんださま。ふっくら。〈用例〉〜したふとん。
- ぶく‐ぶく
- [一](副)泡が水中から浮き上がる音・さま。物が水の中に沈む音・さま。hubble-bubble; bubble〈用例〉〜と泡を吹く。
- [二](副・形動・サ変自)しまりなく肥え太るさま。水分を多く含んでふくれたさま。fat〈用例〉〜太る。〜に着ぶくれる。
- ぷく‐ぷく(副)
- ①小さな泡が水中からわきあがる音・さま。bubble up
- ②こぶなどがふくれあがるさま。swell up
- ふくぶく‐し・い【福福しい】(形)
- 顔がまるくて、おだやかな感じのするさま。plump and happy-looking〈用例〉〜顔つき。〈派生〉ふくぶくしさ(名)
- ふく‐ふくせん【複複線】
- 複線を2組み並行して設けた鉄道線路。four-track line
- ふく‐ぶくろ【福袋】
- 中に色々のものを詰めて、封をし、余興などで各人に選び取らせるもの。また、正月などにそれを安く売るもの。
- ふくぶ‐げか【腹部外科】
- 腹部内臓の病気を取り扱う外科。消化管・肝臓・膵臓(すいぞう)・脾臓(ひぞう)・腹部大血管の手術などを行う。abdominal surgery
- ふくぶ‐ぼうまん【腹部膨満】
- 腹部が張ること。胃腸に内容物がいっぱい入っている感じで、ガス貯留・腹水によるものが代表例。また胃炎でも感じる。abdominal fullness
- ふく‐ぶん【副文】
- ①手紙であとから付けたす文。追って書き。二伸。post-script
- ②条約書・契約書などの正文に添えた、解釈の基準にならない文章。
- ふく‐ぶん【復文】
- ①返事の文章。返事の手紙。
- ②仮名交じり文になおした漢文を、またもとの漢文にすること。
- ふく‐ぶん【複文】
- 構造の上から見た文の一種。主語・述語の関係が成り立っている文で、さらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「子どもの泣く声が聞こえる」など。complex sentence〈比較〉重文。〈対義〉単文。
- ふく‐ぶんかい【複分解】
- 化学反応の一種。2種の化合物が、その成分を交換して新しい2種の化合物を生じる。double decomposition
- ふくべ【▼瓠・▼瓢】
- ①ユウガオの変種。直径約30cm、重さ20kg余の大きな果実をつける。かんぴょうの原料。中身をくり抜いて容器とする。
- ②ヒョウタンの果実の中身を抜いて容器としたもの。gourd
- ふくべ【福▽部】
- 〈村〉鳥取県北東部、鳥取市の北東に位置する村。日本海に臨み、鳥取砂丘がある。二十世紀ナシ・ラッキョウの産地。人口3549(1994)。
- ふく‐へい【伏兵】
- ①相手の不意を襲うため、相手が気づかないところに隠れて待機している軍勢。伏せ勢。ambush
- ②《転じて》予期しない結果をもたらす人や障害。unexpected obstacle or a person〈用例〉思わぬ〜が現れる。
- ③陰陽(おんよう)道で、いくさや刑罰をつかさどる神。歳ごとに居所を変え、その方角への出師(すいし)・行軍・修造を忌(い)む。
- ふく‐へき【腹壁】
- 腹腔(ふくこう)の内壁。abdominal wall
- ふく‐ほう【副砲】
- 軍艦に装備した、主砲以外の砲。ただし対空砲は含まない。secondary gun
- ふく‐ほう【複方】
- 2種以上の薬品を調合すること。また、その薬剤。
- ふく‐ぼつ【覆没】(名・サ変自)
- ①船がひっくり返って沈むこと。
- ②全く滅ぼされてなくなること。
- ふく‐ほん【副本】
- ①原本のうつし。copy
- ②法律で、正本(せいほん)と同一事項を記載した文書。事務整理などのために作成される。duplicate〈対義〉正本。
- ふく‐ほん【複本】
- ①1つの手形上の権利を表す、同内容の数通の手形証券。
- ②→副本。duplicate
- ふく‐ほんい【複本位】
- 2種類以上の金属貨幣を本位貨幣と認める制度。ふつうは金と銀の2種からなる場合をさす。両本位。bimetallic standard〈対義〉単本位。
- ふくま【福間】
- 〈町〉福岡県北部、玄界灘(げんかいなだ)に臨む町。福岡市と北九州市のほぼ中間に位置するため両市への通勤者が多い。人口3万8520(1994)。
- ふく‐まく【腹膜】
- 腹腔(ふくこう)と骨盤腔の内壁や内腔に突き出た内臓の表面をおおっている薄い膜。漿膜(しょうまく)。peritonaeum
- ふくまく‐えん【腹膜炎】
- 腹膜の炎症。化膿(かのう)性・結核性・癌(がん)性・外傷性などがあるが、急性は腹痛・嘔吐(おうと)などの症状が激しく、早期の処置が必要。peritonitis
- ふくまく‐かんりゅう【腹膜▼灌流】
- →腹膜透析のこと。
- ふくまく‐とうせき【腹膜透析】
- 人工透析法の一つ。腎(じん)不全などで、体内に有害物質が蓄積したとき、腹腔(ふくこう)内に液を出し入れして、半透膜の腹膜を利用して血液中の有害物質を除去する。腹膜灌流(かんりゅう)。peritoneal dialysis
- ふくま‐でん【伏魔殿】
- ①魔物の住むごてん。pandemonium
- ②悪人のいる所。悪だくみの根源地。pandemonium
- ふく‐まめ【福豆】
- 節分にまくいり豆。大晦日(おおみそか)に宮中で行われた追儺(ついな)の儀式で、悪鬼を追い払い疫病を除くためにまいたものが起源。
- ふくま・れる【含まれる】(下一自)
- 含められている。中に入っている。be included