- ぶ‐ざま【無様・不様】(名・形動)
- ぶかっこうなこと・さま。醜態。disgracefull behavior〈用例〉〜な負け方をする。〈派生〉ぶざまさ(名)
- ふさ‐も【▽総藻】
- アリノトウグサ科の多年草。池や沼にはえ、長さ約50cm。葉は羽状に切れ、4枚輪生。夏に、水面上に白色五弁花が穂状花序に咲く。
- ふさ‐ようじ【房▼楊枝・▽総▼楊枝】
- 楊枝の一種。柳の枝や竹の棒の先端を細かくたたいてほぐして房状にし、歯を掃除するもの。
- フザリウム【Fusarium(ラテン)】
- 不完全糸状菌綱に属する菌の一属。植物の病原体が多く含まれる。イネの馬鹿苗(ばかなえ)病菌からはジベレリンがとれる。
- ふさわし・い【▽相▽応しい】(形)
- 質的・価値的に適当である。よく似合っている。つりあっている。becoming; suitable; proper〈用例〉〜仕事。その場に〜・くない発言。〈派生〉ふさわしさ(名)
- ふ‐さん【不参】(名・サ変自)
- 参加・出席しないこと。不参加。
- ふざん【▼巫山】
- 中国、四川(しせん)省東端の都市。東方に長江(ちょうこう)三峡の一つ巫山峡や巫山十二峰がある景勝地。ウーシャン。
- ふざん【▼釜山】
- 韓国(かんこく)南東部、朝鮮海峡に臨む政府直轄市。同国屈指の都市で第1の貿易港。古来日本との関係が深い。人口379.8万(1990)。プサン。
- ブザンソン【Besançon】
- フランス東部、ジュラ山脈西麓(せいろく)の都市。ドゥー県の県都。古建築が多い。時計工業の中心地。人口11.9万(1990)。
- ぶざん‐は【▽豊山派】
- 新義真言宗の一派。覚鑁(かくばん)を派祖とし、専誉を中興とする。奈良県桜井市初瀬(はせ)の長谷寺(はせでら)が総本山。
- ふし【節】
- ①竹などの茎の区切りで、もりあがった部分。joint〈用例〉〜の上で切る。
- ②人間・動物の関節。joint〈用例〉〜という〜が痛む。
- ③区切り。段階。ふしめ。step; point〈用例〉〜になる仕事。人生の〜。
- ④縄や糸のこぶの形になっている所。knot
- ⑤木の幹の、枝の出たあと。〈用例〉〜のある柱。
- ⑥箇所。点。point〈用例〉疑わしい〜がある。思いあたる〜はない。
- ⑦おり。機会。occasion〈用例〉折〜。
- ⑧音楽・歌の節回し。旋律。メロディー。melody〈用例〉〜をつけて歌う。
- ⑨「→かつおぶし」の略。〈用例〉土佐〜。
- ⑩なんくせ。言いがかり。
- 節を付ける(ふしをつける)
- ①旋律をつける。メロディーをつける。set a verse to music
- ②言いがかりをつける。なんくせをつける。find fault with
- ふ‐し【不死】
- 永久に死なないこと。immortality〈用例〉不老〜。
- ふ‐し【父子】
- 父と子。おやこ。father and his child
- ふじ【▼藤】
- ①マメ科のつる性落葉樹。山野にはえ、観賞用にも栽培。長さ約10mに達する。幹は分枝し右巻き。葉は奇数羽状複葉。春に淡紫色の小花が穂状に咲く。つるは縄の代用や細工物に、樹皮の繊維は衣料にした。ノダフジ。wisteria
- ②ふじ色。purple; violet
- ③紋所の名。フジの花や葉の形を紋章化したもの。藤原氏の家系で多用。
- ④襲(かさね)の色目の名。表は薄紫、裏は青。ふじがさね。
- ふ‐じ【不▽二】
- [一]
- ①2つとないこと。ただ一つ。ふに。unique
- ②《手紙の終わりに用いる語》じゅうぶんに意を尽していませんが。不一(ふいつ)。
- [二]→富士山。
- ふ‐じ【不治】
- 病気のなおらないこと。ふち。incurability〈用例〉〜の病。
- ふ‐じ【不時】
- 思いがけないとき。unexpected〈用例〉〜の出費。
- 富士は磯(ふじはいそ)
- 《それに比べると富士山も磯同然に低い、の意》比較にならないほどそれが大きい、高い、また、すぐれているさまを、ほめていうときに使う語。
- ふじ【富士】
- 〈市〉静岡県東部、富士山南麓(なんろく)、駿河(するが)湾に臨む市。製紙工業で知られるが、田子ノ浦港に化学繊維・医薬品・電気機器産業なども発展。人口22万8270(1994)。
- ふじ【富士】
- 〈町〉佐賀県北端、脊振(せふり)山地南麓(なんろく)の町。北山(ほくざん)ダムや発電所がある。人口5878(1994)。
- ぶ‐し【▽付子・▽附子】
- 生薬(しょうやく)の一つ。トリカブトの塊根や支根を乾燥したもので猛毒。鎮痛・抗痙攣(けいれん)・強壮作用がある。ぶす。
- ぶ‐し【武士】
- 武芸にすぐれ、戦闘に専心した身分の人。武者(むしゃ)。もののふ。
- 武士に二言無し(ぶしににごんなし)
- 武士は約束を重んじるもので、1度言ったことは決して取り消さない。
- 武士の情け(ぶしのなさけ)
- 武士が、自分より弱い者の心や人の立場を思いやって、恩恵を施すこと。
- 武士は相身互い(ぶしはあいみたがい)
- 同じ立場にあるものは、互いに思いやりをもち、助け合わねばならないということ。
- 武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)
- 体面を重んじて、たとえ空腹などであってもそれを態度に表さないこと。
- ぶ‐じ【武事】
- 武士の行う事柄。戦争に関する事柄・技術。〈対義〉文事。
- ぶ‐じ【無事】(名・形動)
- ①変わったことがないこと・さま。不幸や事故がないこと・さま。平穏なこと・さま。peace〈対義〉有事。〈用例〉〜を祝う。〜に到着する。事件は〜に解決した。
- ②無病で健康なこと・さま。good health〈用例〉〜に過ごしています。
- ③無難なこと・さま。しくじりがないこと・さま。no problem〈用例〉〜に勤めている。
- ぶ‐じ【▼蕪辞】
- ①雑なことば。粗末なことば。
- ②自分の話・文章をけんそんしていう語。〈用例〉〜を連ねる。
- ふじ‐あざみ【富士▼薊】
- キク科の大形多年草。山の砂礫(されき)地にはえる。高さ約1m。根出葉には鋭いとげがある。夏秋に、径約7cmの赤紫色の頭花が下向きに咲く。関東・中部地方に分布。
- ふし‐あな【節穴】
- ①板などで節が抜けたあとの穴。knothole
- ②注意力が散漫で、理非・善悪が判断できないことをののしっていう語。blind〈用例〉お前の目は〜か。
- 目が有っても節穴同然(めがあってもふしあなどうぜん)
- あっても役に立たないたとえ。
- ふ‐しあわせ【不幸せ・不仕合(わ)せ】(名・形動)
- 幸せでないこと・さま。不運。misfortune〈対義〉幸せ。
- ふじい【▼藤井(株)】
- 商業。ニットなどの衣料品・手編み糸販売会社。大正8年(1919)設立。本社は大阪市中央区本町。
- ふじい‐おとお【▼藤井▽乙▽男】
- (1868-1945)国文学者。兵庫県生まれ。京大教授。江戸文学研究の開拓者。著書『近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)』『諺語(げんご)大辞典』など。
- ふじい‐けんじろう【▼藤井健次郎】
- (1866-1952)植物細胞学者。金沢生まれ。東大教授。近代細胞学、遺伝学の発展に貢献。昭和4年(1929)、国際細胞学雑誌『キトロギア』を創刊。昭和25年(1950)文化勲章受章。
- ふじい‐こうゆう【▼藤井▼浩▼佑】
- (1882-1958)彫刻家。本名、浩祐(ひろすけ)。東京生まれ。東京美術学校卒。作品『トロを待つ坑婦』など。
- ふじい‐しげお【▼藤井▽重▽夫】
- (1916-79)小説家。兵庫県生まれ。豊岡(とよおか)商業卒。昭和40年(1965)『虹(にじ)』で第53回直木賞受賞。作品『佳人』など。
- ふじい‐たかなお【▼藤井高▽尚】
- (1764-1840)江戸後期の国学者。備中(びっちゅう)の人。本居宣長(もとおりのりなが)に師事。著書『伊勢(いせ)物語新釈』『松屋(まつのや)文集』『三のしるべ』など。
- ふじい‐たけし【▼藤井▽武】
- (1888-1930)キリスト教伝道者。石川県生まれ。東大卒。内村鑑三(うちむらかんぞう)の感化を受け、無教会運動を指導。
- ふじい‐ちくがい【▼藤井竹外】
- (1807-66)江戸末期の漢詩人。名は啓。摂津国(せっつのくに)高槻(たかつき)の人。頼山陽(らいさんよう)・梁川星巌(やながわせいがん)に学び、七言絶句にすぐれた。著書『竹外二十八字詩』など。
- ふじいでら【▼藤井寺】
- 〈市〉大阪府中部の市。大阪市の住宅衛星都市で、果樹栽培もさかん。市名の起こりである葛井(ふじい)寺がある。人口6万5599(1994)。
- ふし‐いと【節糸】
- 節のある絹糸。不出来な繭(まゆ)から取るものに多い。knotted
- ふじい‐にったつ【▼藤井日達】
- (1885-1985)日本山妙法寺大僧伽山主。大正6年(1917)開宗、唱題修行を基本とし、仏舎利塔建立活動を推進。非暴力(アヒンサー)の理念のもとに、宗教平和運動の急進的指導者として活躍した。
- ふじ‐いろ【▼藤色】
- 薄い紫色。light purple
- ふじ‐うつぎ【▼藤▽空木】
- フジウツギ科の落葉低木。山野にはえ、観賞用にも栽培される。高さ約1m。葉は対生し長楕円(だえん)形。夏に紅紫色の花が多数咲く。有毒植物。
- ふじえだ【▼藤枝】
- 〈市〉静岡県中部の市。宿場町・城下町として発達。農産物の集散地で、パルプ・化学肥料・医薬品などの工業もさかん。静岡市への通勤者も多い。人口12万4474(1994)。
- ふじえだ‐しずお【▼藤枝静▽男】
- (1907-93)小説家。本名は勝見次郎。静岡県生まれ。千葉医大卒。厳しく自己を見据える私小説作家。昭和54年(1979)『悲しいだけ』で第32回野間文芸賞受賞。作品『空気頭』『欣求浄土(ごんぐじょうど)』など。
- フジエット
- 《和製語》縦糸がレーヨン、横糸がスパンレーヨンの平織りの織物。富士絹に似た風合いで、柔軟で光沢に富む。
- ふじおか【▼藤▼岡】
- 〈市〉群馬県南部、埼玉県に隣接する市。屋根がわらの産地で知られる商工業都市。古墳が多い。人口6万2658(1994)。
- ふじおか【▼藤▼岡】
- 〈町〉栃木県南部、渡良瀬(わたらせ)川に沿う町。稲作、野菜栽培が主。南部の遊水池(赤麻(あかま)沼)は釣り場で有名。人口2万0481(1994)。
- ふじおか【▼藤▼岡】
- 〈町〉愛知県北部、豊田市の北に接する山間の町。古くから陶土の産地で知られ、酪農なども行う。人口1万4308(1994)。
- ふじおか‐さくたろう【▼藤▼岡作太郎】
- (1870-1910)国文学者。金沢(かなざわ)市生まれ。東大助教授。鋭い批評眼で国文学・美術研究に業績を残した。著書『近世絵画史』『国文学全史平安朝篇(へん)』など。
- ふし‐おが・む【伏し拝む】(五他)
- ①平伏して拝む。kneel down and worship
- ②はるかに拝む。worship from afar
- ふし‐おり【節織(り)】
- 《「節糸織り」の略》節糸で織った織物。
- ふじかげ‐せいじゅ【▼藤▼蔭静樹】
- (1880-1966)日本舞踊家。藤蔭流初世家元。新潟県生まれ。新舞踊運動を推進した。
- ふじかさいかいじょうほけん【富士火災海上保険(株)】
- 保険業。損害保険会社。大正7年(1918)設立。本社は大阪市中央区南船場(せんば)。
- ふじ‐かざんたい【富士火山帯】
- 新潟県妙高(みょうこう)火山群を北端とし、八ケ岳(やつがたけ)・富士山・伊豆(いず)半島を経て、南は伊豆諸島からマリアナ諸島北部にいたる火山帯。温泉と優れた景観などの観光資源に富む。
- ふじ‐かずら【▼藤▼葛】
- ①→ふじづる。wisteria vine
- ②フジ・クズなどの、つるをもった植物の総称。creeper
- ふじ‐かわ【富士川】
- 山梨・静岡県を南流する川。長さ128km。赤石山脈に発した釜無(かまなし)川が、甲府盆地で笛吹(ふえふき)川と合流し富士川となり駿河(するが)湾に注ぐ。日本有数の急流。ふじがわ。
- ふじかわ【富士川】
- 〈町〉静岡県中部、富士川下流西岸の町。旧河港町。製紙・化学などの工業と、ミカン栽培がさかん。人口1万8173(1994)。
- ふじがわ‐の‐たたかい【富士川の戦い】
- 源頼朝(みなもとのよりとも)と、平氏の追討軍の戦い。治承(じしょう)4年(1180)源頼朝は平維盛(たいらのこれもり)の率いる平氏軍と富士川をはさんで対陣。夜半、水鳥の羽音に驚いた平氏軍は戦わずして退却。
- ふじかわ‐ゆう【富士川▼游】
- (1865-1940)医史学者。広島県生まれ。広島医学校卒。日本で最初に日本医学史を体系づけた。『日本医学史』は名著で、独訳・英訳があり、今日でも日本医学史の決定版。
- ふじかわ‐ゆうぞう【▼藤川勇造】
- (1883-1935)彫刻家。香川県生まれ。東京美術学校卒。渡仏しロダンの助手となり、帰国後二科会で活躍。作品『ブロンド』など。
- ふしき【伏木】
- 富山県高岡(たかおか)市北部の地区。古来、越中国(えっちゅうのくに)の国府・国分寺の地で、天平(てんぴょう)18年(746)には大伴家持(おおとものやかもち)が国守として赴任している。古くからの貿易港伏木港があり、パルプ工業などがさかん。
- ふ‐しぎ【不思議】(名・形動)
- 想像の及ばないこと・さま。怪しいこと・さま。不可思議。wonder〈用例〉〜な現象。〈派生〉ふしぎが・る(五自)ふしぎさ(名)
- ふじ‐き【▼藤木】
- マメ科の落葉高木。山地にはえる。高さ約15m。葉は羽状複葉。夏に、白色の小花が多数咲く。果実はさや状。
- ふしぎ‐が・る【不思議がる】(五自)
- 不思議に思う。wonder
- ふしぎ‐さ【不思議さ】
- 不思議なこと・程度。strangeness
- ふしぎ‐せんばん【不思議千万】(名・形動)
- 非常に不思議なこと・さま。very strange
- ふじ‐ぎぬ【富士絹・不▽二絹】
- 縦・横糸に絹紡糸を用いた平織りの織物。羽二重より密度が粗く、光沢がやや劣る。
- ふしぎのくにのアリス【不思議の国のアリス】
- 《原題Alice's Adventures in Wonderland》ルイス=キャロルの童話。1865年刊。非日常的な世界が展開するナンセンス‐ストーリーで、乾いたユーモアをもつ古典。
- ふじきゅうこう【富士急行(株)】
- 陸運業。バス・鉄道・観光会社。富士山麓(さんろく)が基盤。鉄道の営業キロ26.6km。大正15年(1926)設立。本社は山梨県富士吉田(ふじよしだ)市新西原。
- ふじぎんこう【(株)富士銀行】
- 金融業。大手都市銀行。大正12年(1923)設立。本店は東京都千代田区大手町。
- フジクラ【(株)フジクラ】
- 非鉄金属。電線・光ファイバーケーブルなどを製造。明治43年(1910)設立。本社は東京都江東区木場。旧称は藤倉(ふじくら)電線。
- ふしくれ‐だ・つ【節▼榑立つ】(五自)
- ①木などの節が多くて、でこぼこしている。knotty
- ②指などが骨ばって、ごつごつしている。sinewy〈用例〉〜・った指。
- ふしぐろ‐せんのう【節黒仙翁】
- ナデシコ科の多年草。山地の樹陰にはえる。高さ約60cm。茎の節が太く黒褐色。夏に、朱赤色の五弁花が咲く。
- ふじ‐こう【富士講】
- 富士山信仰の登拝・寄進の組織。江戸時代、江戸八百八講といわれるほどに盛行した。修験(しゅげん)道の影響が強く、庚申(こうしん)信仰とも習合。明治初年に組織された扶桑(ふそう)教・実行教の母胎。
- ふじこう【(株)▼冨士工】
- 建設業。建築・土木会社。昭和21年(1946)設立。本社は東京都港区高輪(たかなわ)。
- ふじこうさん【富士興産(株)】
- 石油・石炭製品。石油製品販売会社。昭和24年(1949)設立。本社は東京都千代田区永田町。
- ふじ‐ごこ【富士五湖】
- 山梨県南東部、富士山北麓(ほくろく)にある山中湖・河口湖・西(さい)湖・精進(しょうじ)湖・本栖(もとす)湖の総称。すべてが富士山噴火の溶岩による堰止(せきと)め湖。
- ふじこし【(株)不▽二越】
- 機械。軸受け・工具・工作機械などを製造。昭和3年(1928)設立。東京本社は東京都港区浜松町。
- ふじ‐ごろも【▼藤衣】
- ①ふじづるの繊維(せんい)でつくった、織り目のあらい粗末な着物。
- ②麻布でつくった喪服(もふく)。
- ふじさき【▼藤崎】
- 〈町〉青森県津軽(つがる)平野南部、弘前(ひろさき)市の北東の町。稲作とリンゴ・野菜栽培がさかん。人口1万0756(1994)。
- ふじさと【▼藤里】
- 〈町〉秋田県北西部の町。白神山地の南斜面に位置する。農林業が主体だが観光開発もさかん。素波里(すばり)ダム・太良(だいら)峡がある。人口5111(1994)。
- ふじさわ【▼藤沢】
- 〈市〉神奈川県中南部、相模(さがみ)湾に臨む市。旧宿場町。商工業がさかんであるが、住宅地としても発展。人口35万8054(1994)。
- ふじさわ【▼藤沢】
- 〈町〉岩手県南部の町。稲作などの農業が中心。キリシタンの殉教(じゅんきょう)地で知られ、処刑場跡などが残る。人口1万1141(1994)。
- ふじさわ‐あさじろう【▼藤沢浅▽二郎】
- (1866-1917)新派俳優。京都生まれ。作者も兼ね、新派発展に尽くす。東京俳優養成所を創設。
- ふじさわ‐しゅうこう【▼藤沢秀行】
- (1925-)囲碁棋士。九段。本名、保。神奈川県生まれ。昭和52年(1977)第1期棋聖戦優勝、以後、同57年(1982)まで6連覇を達成、名誉棋聖となる。
- ふじさわ‐しゅうへい【▼藤沢周平】
- (1927-97)小説家。本名は小菅留治(こすげとめじ)。山形県生まれ。山形師範卒。市井に生きる庶民の哀歓を描く。昭和48年(1973)『暗殺の年輪』で第69回直木賞受賞。作品『白き瓶(かめ)』『蝉(せみ)しぐれ』など。
- ふじさわやくひんこうぎょう【▼藤沢薬品工業(株)】
- 化学工業。医薬品会社。昭和5年(1930)設立。本社は大阪市中央区道修(どしょう)町。
- ふじさわ‐りきたろう【▼藤沢利喜太郎】
- (1861-1933)数学者。新潟県生まれ。東大卒。数学教育の理論的指導者。
- ふじ‐さん【富士山】
- 山梨・静岡県にまたがる成層火山。日本最高峰で、標高3776m。頂上には直径800m、深さ240mの火口をもち、火口壁の最高点は剣ケ峰。史上十数回噴火し、宝永(ほうえい)4年(1707)の噴火後は休止。山容の美しさは世界的に有名。富士。不二(ふじ)。富岳。
- ふじさんほんぐう‐せんげんじんじゃ【富士山本宮浅間神社】
- →浅間神社の正称。
- ふし‐しず・む【伏し沈む】(五自)
- 悲しみに打ちひしがれて元気がなくなる。griefstricken
- ふししば‐の【伏し▼柴の】
- [枕ことば]《「ふししば」は、柴(しば)。同音を繰り返すことから、また、伐(こ)る意から》「しばし・懲(こ)る」にかかる。〈用例〉つらしとは思ふ物から〜しばしもこりぬ心なりけり(新古今・恋3)。
- ふじしま【▼藤島】
- 〈町〉山形県北西部、藤島川に沿う町。庄内(しょうない)平野の一中心で、庄内米の産地。柿(かき)の栽培もさかん。人口1万2762(1994)。
- ふじしま‐たけじ【▼藤島▽武▽二】
- (1867-1943)洋画家。鹿児島県生まれ。東京美術学校教授。豪華な筆触と華麗な色彩の個性的作風。昭和12年(1937)第1回文化勲章受章。作品『天平の面影(おもかげ)』『黒扇』『東海旭光(とうかいきょくこう)』など。
- ふじしゃしんフイルム【富士写真フイルム(株)】
- 化学工業。写真感光材料製造会社。昭和9年(1934)、映画用フィルム国産化を目的に設立。東京本社は東京都港区西麻布(あざぶ)。
- ふじしゃりょう【富士車▼輌(株)】
- 機械。鉄構土木・機械製造会社。ほかに鉄道車両・産業用自動車など。昭和19年(1944)設立。本社は大阪市中央区西心斎橋。
- ふじじゅうこうぎょう【富士重工業(株)】
- 輸送用機器。自動車会社。昭和28年(1953)設立。第2次大戦時の代表的な航空機会社である中島飛行機(株)を前身とする。本社は東京都新宿区西新宿。
- ふじ‐じょしだいがく【▼藤女子大学】
- 私立女子大学。昭和36年(1961)創立。同25年(1950)創立の藤女子短期大学併設。本部は北海道札幌(さっぽろ)市北区北16条西。
- ふじしろ【▼藤代】
- 〈町〉茨城県南部、取手(とりで)市の北東に接する町。穀倉地帯。住宅団地の造成や工場進出も著しい。人口3万4124(1994)。
- ふじ‐スバルライン【富士スバルライン】
- 山梨県河口湖と富士山五合目を結ぶ、県営有料道路。長さ29.5km。昭和39年(1964)開通。
- ふじ‐スピードウェイ【富士スピードウェイ】
- 静岡県にあるモータースポーツ用サーキット。1周4.471km。昭和41年(1966)創設。
- ふじ‐せいてつ【富士製鉄】
- 製鉄会社。明治20年(1887)設立の釜石(かまいし)鉱山田中製鉄所が前身。昭和45年(1970)八幡(やはた)製鉄と合併して新日本製鉄となる。
- ふじせいゆ【不▽二製油(株)】
- 食料品。油脂会社。昭和25年(1950)設立。本社は大阪府泉佐野市住吉町。
- ふ‐しぜん【不自然】(名・形動)
- わざとらしいこと・さま。unnaturalness〈対義〉自然。〈用例〉〜な態度。〈派生〉ふしぜんさ(名)
- ふし‐そうでん【父子相伝】
- 父から子へと、代々伝えていくこと。
- フジタ【フジタ(株)】
- 建設業。建築・土木会社。昭和12年(1937)設立。本社は東京都渋谷(しぶや)区千駄ケ谷(せんだがや)。
- ふじ‐だいがく【富士大学】
- 私立大学。昭和40年(1965)奥州大学として創立、同51年(1976)より現名。所在地は岩手県花巻市下根子(しもねこ)。
- ふじたかんこう【▼藤田観光(株)】
- サービス業。ホテル・飲食店経営会社。昭和30年(1955)設立。本社は東京都港区海岸。
- ふじた‐だいごろう【▼藤田大五郎】
- (1915-)能楽囃子(はやし)方・一噌(いっそう)流笛方。東京生まれ。強い堅実な技法と感性を生かした第一人者。重要無形文化財保持者。
- ふじた‐つぐはる【▼藤田▽嗣▽治】
- (1886-1968)洋画家。東京生まれ。東京美術学校卒。乳白色の画肌と繊細な描線で、エコール‐ド‐パリの中で名声を博した。晩年フランスに帰化。洗礼名レオナルド。作品『我が画室』『五人の裸婦』など。
- ふじた‐でんざぶろう【▼藤田伝▽三郎】
- (1841-1912)実業家。山口県生まれ。西南戦争で巨利を得たのち、明治14年(1881)藤田組を設立。鉱山経営や児島湾(こじまわん)干拓など、関西財界人として活躍。
- ふじた‐とうこ【▼藤田東湖】
- (1806-55)幕末の儒(じゅ)者。水戸(みと)藩士。名は彪(たけき)。幽谷(ゆうこく)の子。徳川斉昭(とくがわなりあき)を擁立し藩政改革を推進。尊攘(そんじょう)派指導者として活躍。安政(あんせい)の大地震で圧死。著書『回天詩史』など。
- ふじた‐としや【▼藤田▽敏八】
- (1932-97)映画監督。平壌(ピョンヤン)生まれ。作品『八月の濡(ぬ)れた砂』『赤ちょうちん』など。
- ふじ‐だな【▼藤棚】
- ①庭などで、フジのつるをはわせた棚。wisteria trellis
- ②屋内の棚の一種。床の間・書院などのわきに造ったもの。
- ふし‐だに
- フシダニ科に属するダニの総称。体長約0.2mm。植物に害をおよぼし、虫こぶを作るものが多い。世界各地に分布。サビダニ。
- ふじたに‐なりあきら【富士谷成▽章】
- (1738-79)江戸中期の国語学者・歌人。御杖(みつえ)の父。京都の人。品詞分類、国語史の時代区分、活用研究などに業績を残し、後世の研究に大きな影響を与えた。著書『挿頭(かざし)抄』『脚結(あゆい)抄』など。
- ふじたに‐みつえ【富士谷▽御▼杖】
- (1768-1823)江戸後期の国学者・歌人。成章(なりあきら)の子。京都の人。言霊(ことだま)説に基づく独特の歌論を立てる。著書『古事記灯(ともしび)』など。
- ふじた‐ほけんえいせいだいがく【▼藤田保健衛生大学】
- 私立大学。昭和43年(1968)名古屋保健衛生大学として創立、平成3年(1991)より現名。所在地は愛知県豊明(とよあけ)市沓掛(くつかけ)町。
- ふじた‐ゆうこく【▼藤田幽谷】
- (1774-1826)江戸後期の儒(じゅ)者。水戸(みと)藩士。東湖(とうこ)の父。彰考館(しょうこうかん)総裁として『大日本史』編纂(へんさん)に尽力。著書『修史始末』など。
- ふ‐しだら(名・形動)
- ①だらしがないこと・さま。untidiness〈用例〉〜な生活。
- ②素行・品行のよくないこと・さま。misconduct〈用例〉〜な男女。
- ぶし‐だん【武士団】
- 武士の同族的結合を中核とした軍事集団。古代末から荘園を基礎に出現し、地方に土着した貴族を棟梁(とうりょう)とする大武士団を形成。初め血縁関係をもとにしたが、南北朝以降、地縁的結合へと変質。