ふ‐ぼ【父母】
父と母。両親。parents
父母の恩は山よりも高く海よりも深し(ふぼのおんはやまよりもたかくうみよりもふかし)
自分を生み育ててくれた親の恩は、はかり知れないほど大きい。
ふ‐ほう【不法】(名・形動)
法・道理に反すること・さま。unlawfulness〈用例〉〜所持。
ふ‐ほう【訃報】
死んだという知らせ。report of one's death〈用例〉〜に接する。
ふほう‐かんきん【不法監禁】
正当な権利がないのに他人を監禁し、自由を妨げること。刑法の逮捕監禁罪にあたる。false imprisonment
ふほうげんいん‐きゅうふ【不法原因給付】
賭博(とばく)の支払いなど、公序良俗に反する原因に基づいてなされた給付。裁判所に訴えて返還を求めることはできない。
ふほう‐こうい【不法行為】
故意や過失により他人に損害を与えること。損害賠償責任を負う。tort
ふ‐ほうわ【不飽和】
①飽和に達していない状態。
②分子内の結合に二重結合または三重結合のあること。unsaturation
③溶液において溶質がまだ溶けうる状態にあること。unsaturation
ふほうわ‐かごうぶつ【不飽和化合物】
分子内に炭素と炭素の間の二重結合・三重結合などの不飽和結合を含む有機化合物。付加・酸化・重合などの反応が起こりやすい。unsaturated compound
ふほうわ‐けつごう【不飽和結合】
2個の原子間の化学結合が二重または三重結合で形成されているもの。他の物質との間で付加反応を起こす。ふつうは炭素間のC=C,C≡Cをさす。unsaturated bond
ふほうわ‐しぼうさん【不飽和脂肪酸】
脂肪酸のうち、炭素と炭素の間に不飽和結合をもつものの総称。アクリル酸CH2CHCOOHなど。unsaturated fatty acid
ふほうわ‐たんかすいそ【不飽和炭化水素】
炭化水素のうち、炭素と炭素の間に不飽和結合をもつものの総称。unsaturated hydrocarbon
ふほうわ‐ようえき【不飽和溶液】
溶けている溶質の量がその溶解度に達していないので、もっと溶質を溶解できる溶液。unsaturated solution
ふ‐ぼく【浮木】
水に浮かんでいる木。うきき。
ふぼくわかしょう【夫木和歌抄】
鎌倉(かまくら)後期の私撰(しせん)和歌集。撰者は藤原長清(ふじわらのながきよ)。36巻。延慶(えんきょう)3年(1310)ごろ成立。従来の勅撰集にもれた一万七千余首を、600近い題に分類した膨大な歌集。夫木抄。
ふ‐ぼん【不犯】
《仏教語》出家者が戒律を犯さないこと。とくに、邪淫戒(じゃいんかい)を犯さないこと。
ふ‐ほんい【不本意】(名・形動)
自分の望むところでないこと・さま。reluctance〈対義〉本意。〈用例〉〜ながら欠席する。
ふほん‐せん【富本銭】
日本で鋳造(ちゅうぞう)した最古の銭。天武12年(683)鋳造と判断される。
ふ‐ま【不磨】
すり減らないこと。永久に残ること。不朽。〈用例〉千古〜の大典。
ぶ‐ま【不間】(名・形動)
気がきかないこと・さま。まぬけ。fool; idiot〈用例〉〜をやらかす。
ふ‐まい【不昧】
①道理をよく見通すこと。
②欲に目をくらまされないこと。
ふまい‐りゅう【不昧流】
茶道流派の一つ。松平不昧(治郷(はるさと))を祖とする。不昧は江戸中期、出雲国(いずものくに)松江藩主。石川流の伊佐幸琢(いさこうたく)に茶を学び、自らも研鑽(けんさん)につとめて一派をなした。
ふまえ‐どころ【踏まえ所】
①足で踏みしめる所。footing
②立場。よりどころ。standpoint
ふま・える【踏まえる】(下一他)
①踏む。踏みつける。tread on
②根拠・足場とする。be based on〈用例〉事実を〜・えた立論。
ふ‐まじめ【不真面目】(名・形動)
まじめでないこと・さま。lack of sincerity〈対義〉まじめ。〈派生〉ふまじめさ(名)
フマル‐さん【フマル酸】
化学式HOOCCH =CHCOOH マレイン酸のトランス異性体。無色の結晶。生物のTCA回路の一員。fumaric acid
ふ‐まん【不満】(名・形動)
思いどおりでなく、満足しないこと・さま。不満足。dissatisfaction〈用例〉〜を言う。不平〜。〈派生〉ふまんげ(形動)
ふ‐まんぞく【不満足】(名・形動)
満足できないこと・さま。納得できないこと・さま。dissatisfaction〈用例〉〜な結果に終わる。
ふみ【文・書】
①書き記したもの。書きつけ。文書。documents
②《「史」とも》書物。book
③手紙。letter
④漢詩。
⑤学問。
文は遣り度し書く手は持たぬ(ふみはやりたしかくてはもたぬ)
恋文を書きたいが、字を知らず、人に頼むわけにもいかない。
ふ‐み【不味】(名・形動)
味がまずいこと・さま。〈対義〉美味。
ふみ‐あら・す【踏み荒(ら)す・踏荒(ら)す】(五他)
踏んで荒らす。trample〈用例〉花壇を〜。
ふみ‐いし【踏(み)石】
①靴脱ぎに置く石。stepstone
②飛び石。stepping-stone
ふみ‐いた【踏(み)板】
①踏んで歩くために渡した板。敷き板。footboard
②湯殿の流し場のすのこ板。
③オルガンのペダル。pedal
④牛車(ぎっしゃ)の前後の横板。
⑤階段を上がり下りするとき、踏んで通る板。
ふみ‐い・れる【踏(み)入れる】(下一他)
①ある場所の中に入る。enter〈用例〉竹やぶに足を〜。
②踏んで中に足を押しこむ。step into〈用例〉ぬかるみに〜。
ふみ‐うす【踏(み)臼】
きねにつけた柄を踏んで上下させ、穀物をつくうす。からうす。
ふみ‐え【踏(み)絵】
江戸時代、幕府がキリシタン摘発のために、キリストやマリアなどの聖像を足で踏ませた制度。また、その用具。寛永(かんえい)5年(1628)ごろに始まり、安政(あんせい)5年(1858)廃止。
ふみ‐か・える【踏(み)替える】(下一他)
踏んばっている足を他方の足にかえる。change step
ふみ‐かた・める【踏(み)固める】(下一他)
①踏んでかたくする。tread down
②土台・足場を築く。found
ふみ‐がら【文殻】
読み終わって不用となった手紙。ふみほご。
ふみ‐きり【踏(み)切り・踏切】
①跳躍競技などで、強くけって跳び上がること・所。take off
②思いきること。ふんぎること。decision
③相撲で、足が土俵の外へ出ること。踏み越し。
④《「踏切」で》道路が鉄道線路を同じ平面上で横切る所。crossing
ふみ‐き・る【踏(み)切る】(五他)
①地面を踏んで反動をつける。take off
②思いきってする。ふんぎる。venture to do〈用例〉実行に〜。
③相撲で、足を土俵の外へ踏み出す。踏み越す。
ふみ‐ぐるま【踏(み)車】
足踏み式の揚水器。小型の水車の羽根板を踏んで回転させ、羽根で水を汲(く)み上げ灌漑(かんがい)や排水をする。
ふみ‐こ・える【踏(み)越える】(下一自)
①踏んで越える。通り過ぎる。step over
②困難を切り抜けて進む。overcome
ふみ‐こし【踏(み)越し】
相撲で、足を土俵の外に出すこと。ふみきり。
ふみ‐こた・える【踏(み)堪える】(下一他)
①足をつっぱって、倒れたりしないようにこらえる。stand firm
②がんばる。hold out
ふみ‐こみ【踏(み)込み】
①踏み込むこと。step into
②玄関などで、履物を脱いでおく所。
ふみこみ‐だたみ【踏(み)込み畳】
茶室へ茶道口から入ったところの畳。
ふみ‐こ・む【踏(み)込む】(五自)
①強く踏む。力を入れて足を前へ出す。〈用例〉アクセルを〜。
②踏んで深く入る。step into〈用例〉泥沼に〜。
③人の家へ突然入りこむ。break into〈用例〉土足で〜。
④物事の奥深くまで考えを及ぼす。think deeply〈用例〉〜・んだ解釈。
ふみ‐しだ・く【踏(み)拉く】(五他)
①踏みにじる。踏み荒らす。trample
②強く踏む。stamp
ふみ‐し・める【踏(み)締める】(下一他)
①力を入れて踏む。step firmly
②踏んで固める。harden by treading
ふみ‐だい【踏(み)台】
①足場にする台。足つぎ。footstool
②目的を達するために一時利用するもの。stepping-stone〈用例〉友人を〜にして出世する。
ふみ‐たお・す【踏(み)倒す】(五他)
①踏んで倒す。trample down
②代金や借金などを支払わないままにする。bilk
ふみ‐だ・す【踏(み)出す】(五他)
①足を一定の範囲内から出す。step forward
②歩き出す。出発する。set out
③新しい仕事・活動にとりかかる。はじめる。begin〈用例〉新しい人生の第一歩を〜。
ふみ‐だん【踏(み)段】
踏んでのぼる段。階段。step
ふみ‐ちが・える【踏(み)違える】(下一他)
①踏む所をまちがえる。take a false step
②道をまちがえる。stray from the night path〈用例〉人の道を〜。
③踏み所が悪くて足首の筋を痛める。
ふみ‐づかい【文使い】
手紙をもたせてやる使いの者。messenger
ふみ‐づき【文月】
→ふづき(文月)
ふみ‐づくえ【文机】
→ふづくえ(文机)
ふみ‐つけ【踏(み)付け】
踏みつけること。stamp〈用例〉人を〜にする。
ふみ‐つ・ける【踏(み)付ける】(下一他)
①踏んでおさえる。trample down
②人の面目をつぶす。無視する。ignore
ふみ‐つぶ・す【踏(み)潰す】(五他)
①踏んでつぶす。trample down
②敵をうち滅ぼす。crush
③人の面目をつぶす。disgrace
ふみ‐どころ【踏(み)所】
足をおろして立つ所。space to step on〈用例〉足の〜もない。
ふみ‐とどま・る【踏(み)止まる】(五自)
①足に力を入れて動かない。stop〈用例〉がけっぷちで〜。
②人の去ったあとまで残る。stay on
③思いとどまる。control oneself
ふみ‐なら・す【踏(み)均す】(五他)
土などを踏んで平らにする。level by treading down
ふみ‐なら・す【踏(み)鳴らす】(五他)
踏んで足音などを鳴り響かせる。stamp one's feet〈用例〉廊下を〜。
ふみ‐にじ・る【踏(み)躙る】(五他)
①踏んでつぶす。踏みつける。trample down
②人の面目や気持ちを無視する。trample on〈用例〉好意を〜。
ふみ‐ぬき【踏(み)抜き・踏(み)貫き】
踏んで、とげ・くぎなどが足の裏に突き刺さること。また、その傷。
ふみ‐ぬ・く【踏(み)抜く・踏(み)貫く】(五他)
①踏んだ足で物に穴をあける。put one's foot through〈用例〉床板を〜。
②踏みつけた足に突き刺す。have one's foot pricked by a nail〈用例〉くぎを〜。
ふみ‐ば【踏(み)場】
足を下ろす所。立っている場所。〈用例〉足の〜もない。
ふみ‐ばさみ【文挟み】
白木の棒の先に金具を付けた道具。中古、宮中で下位の役人から殿上の貴人に書状を渡すときに用いた。
ふみ‐はじめ【書始め】
→どくしょはじめ(読書始①)
ふみ‐はず・す【踏(み)外す】(五他)
①踏むべき場所から足がそれる。miss one's footing〈用例〉足を〜。
②正しい道からそれた行いをする。stray〈用例〉道を〜。
ふみ‐まよ・う【踏(み)迷う】(五自)
①道をどう進めばよいか迷う。踏み惑う。lose one's way
②悪い道に踏み込む。〈用例〉やくざな道に〜。
ふ‐みもち【不身持(ち)】(名・形動)
素行・品行の悪いこと・さま。不品行。不行跡。misconduct
ふみ‐やぶ・る【踏(み)破る】(五他)
①踏んで壊す。踏んで、うち破る。stamp through
②《「踏破」の訓読み》多くの山川を越えて行く。踏破する。travel over
ふみ‐わ・ける【踏(み)分ける】(下一他)
道なき道を踏んでわけながら進む。make one's way through〈用例〉山道を〜。
ふ‐みん【不眠】
眠らないこと。眠れないこと。sleeplessness〈用例〉〜症。
ふ‐みん【富民】
①国民を富ますこと。
②富んでいる人民。
ぶ‐みん【部民】
→かきべ(部曲)
ふみん‐しょう【不眠症】
睡眠の質と時間の異常。入眠困難・熟眠困難・中途覚醒(かくせい)・早期覚醒などがあり、昼間も身体の不調和感に悩む状態。sleeplessness
ふみん‐ふきゅう【不眠不休】
眠らず休まずに働くこと。without sleeping or resting〈比較〉昼夜兼行。
*ふ・む【踏む】(五他)
①《「蹈む」とも》
(ア)足の下におさえる。step on〈用例〉大地を〜。麦を〜。
(イ)その場所へ行く。walk on〈用例〉海外の土を〜。
②《「践む」「履む」とも》
(ア)実際に経験する。experience〈用例〉初舞台を〜。
(イ)順序に従って、物事を行う。履行する。go through〈用例〉手続きを〜。
③ねぶみする。みつもる。estimate〈用例〉安く〜。
④予想する。expect〈用例〉大丈夫だと〜・んだが…。
⑤詩に韻(いん)を用いる。rhyme〈用例〉頭韻を〜。
踏んだり蹴ったり(ふんだりけったり)
さんざんな目に遭うようす。have a hard time
ふ‐むき【不向き】(名・形動)
適さないこと・さま。ふさわしくないこと・さま。unfitness〈用例〉彼には〜な職業。
ふ‐めい【不明】(名・形動)
①よくわからないこと・さま。unknown〈比較〉未詳・不詳。〈用例〉原因〜。
②道理に暗いこと・さま。愚か。dull; silly〈用例〉身の〜を恥じる。
ぶ‐めい【武名】
武勇のほまれ。武人としての名誉。military fame
ふ‐めいすう【不名数】
数学で、単位の名をつけない、ふつうの数。1・2・3…など。無名数。〈対義〉名数。
ふ‐めいよ【不名誉】(名・形動)
面目を失うこと・さま。名折れ。dishonor; disgrace〈対義〉名誉。
ふ‐めいりょう【不明瞭】(名・形動)
はっきりしないこと・さま。明らかでないこと・さま。indistinct; unclear〈用例〉発音が〜だ。〈派生〉ふめいりょうさ(名)
ふ‐めいろう【不明朗】(名・形動)
明朗でないこと・さま。公正でなく、嘘(うそ)やごまかしがありそうなこと・さま。underhand〈用例〉〜な会計。〈派生〉ふめいろうさ(名)
ふ‐めつ【不滅】
ほろびないこと。不朽。immortality〈用例〉〜の栄光。
ふ‐めん【譜面】
楽曲を音符で表したもの。楽譜。音譜。score
ぶ‐めん【部面】
全体をいくつかに分けた一つの面。局面。phase
ふ‐めんぼく【不面目】(名・形動)
面目をつぶすこと・さま。不名誉。ふめんもく。dishonor
ふ‐めんもく【不面目】(名・形動)
→ふめんぼく(不面目)
ふ‐もう【不毛】(名・形動)
①地味がやせていて作物や草木が生え育たないこと・さま。sterility〈用例〉〜の土地。
②そのものから新しい発展がないこと・さま。sterility〈用例〉〜の論争。
フモール【Humor(ドイツ)
→ユーモア
ぶもおんじゅうきょう【母恩重経】
父母の恩の重いことを説き、報恩供養を勧める仏教経典。中国でつくられた偽経(ぎきょう)とされる。
ふもと【梺】11画
部首 木 和製漢字
区点 5982・JIS 5B72・シフト 9E92

→ふもと[麓・梺]
ふ‐もと【麓・梺】
山の下のほう。山すそ。the foot〈対義〉山頂。
ふ‐もん【不問】
問いたださないでおくこと。pass over
不問に付す(ふもんにふす)
過失などをとがめないでおく。take no notice
ぶ‐もん【武門】
武士の血統・家柄。武家。〈用例〉〜のほまれ。
ぶ‐もん【部門】
分類した部分・部類。class
ふもん‐ぼん【普門品】
→かんのんぎょう(観音経)