- ふん‐し【憤死】(名・サ変自)
- ①怒りのあまり死ぬこと。die of indignation
- ②野球で、ランナーが惜しくもアウトになること。〈用例〉本塁直前で〜する。
- ぶん‐し【分子】
- ①物質を構成するもので、その化学的性質を失わない最小の単位。いくつかの原子が化学結合で結びついたもの。molecule
- ②団体を組織している構成員。element〈用例〉不良〜。
- ③分数や分数式で、割られる部分。除号を表す横線の上部に書かれる。numerator〈対義〉分母。
- ぶん‐し【分肢】
- いくつかに分かれた、それぞれの部分。branch
- ぶん‐し【分枝】(名・サ変自)
- 植物が、枝を分かつこと。枝分かれすること。branching
- ぶん‐し【分▼祀・分▼祠】(名・サ変他)
- 本社の祭神を他所の新しい神社にまつること。また、その新しい神社。
- ぶん‐し【分詞】
- 《participleの訳語》インド‐ヨーロッパ語族で、動詞の変化した形。おもに形容詞の働きをする。
- ぶん‐し【文士】
- 文筆を業とする人。とくに、小説家。作家。novelist; writer〈比較〉文人。〈用例〉〜劇。
- ぶん‐じ【文事】
- 学問・芸術に関する事柄。〈対義〉武事。
- 文事有る者は必ず武備有り(ぶんじあるものはかならずぶびあり)
- 《『史記』「孔子世家」にあることば》文武は、一方に偏らないようにすべきである。
- ぶん‐じ【文治】
- ①→ぶんち(文治)。
- ②鎌倉(かまくら)初期の年号。元暦(げんりゃく)から改元。元年(1185)8月14日〜6年(1190)4月11日。次に、建久(けんきゅう)に改元。
- ぶんし‐いでんがく【分子遺伝学】
- 遺伝現象を分子レベルで解明しようとする学問。DNA・RNAによるたんぱく質合成の過程の研究が中心。molecular genetics
- ぶんし‐うん【分子雲】
- 星間分子を多く含む星間雲。星形成の場と考えられる。molecular cloud
- ぶんし‐うんどう【分子運動】
- 物質を構成している個々の分子がたえず行っている運動。並進・回転・振動の3種に分類でき、物質の性質や温度・圧力が説明できる。molecular movement
- ぶんし‐かごうぶつ【分子化合物】
- 分子が複数結合してつくる化合物。molecular compound
- ぶんしかん‐りょく【分子間力】
- 2個の分子の間に働く力。至近距離で作用する斥力(せきりょく)と、比較的遠くでも作用する引力がある。intermolecular force
- ぶんし‐けっしょう【分子結晶】
- 分子が集まってつくる結晶。分子間力は比較的弱く、熱すると容易に融解する。昇華性をもつ。蔗糖(しょとう)・パラフィンなど。molecular crystal
- ぶんし‐しき【分子式】
- 化学式の一つ。元素記号を用いて分子を構成する原子とその数を表した式。molecular formula
- ぶんし‐じょうりゅう【分子蒸留】
- 高度の真空状態で行う蒸留法。高沸点の物質や、熱に不安定な物質の精製や濃縮に利用。ビタミンAの濃縮など。molecular distillation
- ぶんし‐しんか【分子進化】
- 生体内にある核酸やたんぱく質が長い時間をかけて進化する過程。molecular evolution
- ぶんし‐スペクトル【分子スペクトル】
- 分子が放出あるいは吸収する光のスペクトル。帯スペクトル。molecular spectrum
- ぶんし‐せいぶつがく【分子生物学】
- 生命現象を分子レベルで解明しようとする学問。molecular biology
- ぶんし‐せつ【分子説】
- 気体はいくつかの原子が集まってできた分子という粒子からなるという考え方。アボガドロが1811年に発表し、アボガドロの法則の基になった。molecular hypothesis
- ぶんしちもっとい【文七▽元▽結】
- 落語の題名。三遊亭円朝(さんゆうていえんちょう)の作。左官屋(さかんや)の長兵衛が、娘を売った50両を見ず知らずの鼈甲(べっこう)問屋の手代(てだい)文七の命を助けるためにやってしまうことから、はなしが展開する人情噺(にんじょうばなし)。歌舞伎(かぶき)にもとりいれられた。
- ふん‐しつ【紛失】(名・サ変自他)
- まぎれてなくなること。なくすこと。loss〈用例〉〜物。
- ぶん‐しつ【分室】
- ①いくつかに分かれた小部屋。room
- ②本部などから分かれてつくられた事務所。branch office
- ぶんしつ‐ひんぴん【文質▼彬▼彬】(形動トタル)
- 内容と形式の調和がとれて、ともにすぐれているさま。
- ぶんし‐どけい【分子時計】
- ヘモグロビンなどのたんぱく質のアミノ酸配列の違いから、各種動物の進化の度合いや生物の分岐した年代を推定するとき、その比較に使った分子中の部分をいう。molecular clock
- ぶんし‐ねつ【分子熱】
- 物質1モルのもつ熱容量。物質の比熱に分子量をかけたものに等しい。熱量計で測定する。molecular heat
- ふん‐じば・る【ふん縛る】(五他)
- 《「ふん」は接頭語》強くしばる。手荒くしばる。tie fast
- ぶんし‐ぶんこうがく【分子分光学】
- 分子に関係ある分光学的な諸現象を研究する学問の一分野。分子の回転・振動状態などの研究に応用。molecular spectroscopy
- ぶんし‐もけい【分子模型】
- 分子の立体的な原子の配列を原子球または多面体で表し、これらの結合を棒などで示したもの。分子モデル。molecular model
- ふん‐しゃ【噴射】(名・サ変自他)
- 勢いよくふき出ること。ふき出させること。jet〈用例〉ロケットの〜。
- ぶん‐しゃ【分社】
- 本社の神霊を分けて祭った神社。branch shrine〈対義〉本社。
- ぶん‐じゃく【文弱】(名・形動)
- 文事にふけって、気風の弱々しいこと・さま。〈用例〉〜に流れる。〜の徒。
- ぶん‐しゅう【分衆】
- 《広告業界の用語。分割された大衆、の意》画一的にとらえられていた「大衆」が、それぞれ個性的な存在に分かれ始め、それに対応したマーケティングが必要という考え方から生まれた語。昭和60年(1985)の造語。
- ぶん‐しゅう【文集】
- 詩や文章を集めたもの。collection of writings〈用例〉卒業〜。
- ぶんしゅう‐りん【分収林】
- 土地所有者と造林者が別で、収益を両者で分ける契約で営まれている森林。部分林・官営造林など。
- ぶん‐しゅく【分宿】(名・サ変自)
- 一つの団体が、複数の宿所に分かれて宿泊すること。put up at other hotels
- ふん‐しゅつ【噴出】(名・サ変自他)
- 勢いよくふき出ること。ふき出すこと。gushing〈用例〉温泉が〜する。
- ぶん‐しゅつ【分出】(名・サ変自)
- わかれて出ること。
- ふんしゅつ‐がん【噴出岩】
- マグマが地表に噴出して固まった火成岩。火山岩。extrusive rock〈比較〉貫入岩。
- ふん‐しょ【▼焚書】
- 学問・思想を弾圧するため、書物を焼き捨てること。book burning
- ぶん‐しょ【分署】
- 本署に付属し、他の場所におかれた役所。substation〈対義〉本署。
- ぶん‐しょ【文書】
- 文字で書いた物。書付。書類。もんじょ。document〈用例〉〜で回答する。怪〜。〈数え方〉1通・1本・1札。
- ふん‐じょう【粉状】
- こなのようになっている状態。powdery
- ふん‐じょう【紛▼擾】(名・サ変自)
- ごたごたすること。もめごと。紛乱。紛糾。
- ぶん‐しょう【分掌】(名・サ変他)
- 仕事を手分けして受け持つこと。division of duties〈比較〉分担。〈用例〉事務〜。
- ぶん‐しょう【文章】
- ①文が集まって全体で1つのまとまりをもったもの。sentence〈比較〉文。
- ②書きことばとしての表現。writings
- ③散文。prose
- ④かざり。あや。rhetoric〈数え方〉1編・1文・1章・1節・1行。
- 文章は経国の大業、不朽の盛事(ぶんしょうはけいこくのたいぎょう、ふきゅうのせいじ)
- 《魏(ぎ)文帝「典論」にあることば》文章は、国を治めるほどの大業であり、永遠に伝えられるものであるということ。
- ぶんしょう【文正】
- 室町中期の年号。寛正(かんしょう)から改元。元年(1466)2月28日〜2年(1467)3月5日。次に、応仁(おうにん)に改元。
- ぶん‐じょう【分乗】(名・サ変自)
- 一団の人が分かれて乗りものに乗ること。ride separately〈用例〉3台のタクシーに〜する。
- ぶん‐じょう【分譲】(名・サ変他)
- いくつかに分けてゆずること。sale in lots〈比較〉割譲。
- ぶんしょうきはん【文章軌範】
- 中国、宋(そう)末につくられた科挙(かきょ)受験生のための模範文集。謝枋得(しゃぼうとく)編。7巻。韓愈(かんゆ)・欧陽修(おうようしゅう)ら唐宋の古文を主として集め、評語を付記する。日本でも江戸時代に流行した。
- ぶんしょう‐ご【文章語】
- 文章を書くときに用いることば。書きことば。written language
- ぶんじょう‐じゅうたく【分譲住宅】
- 個々に分割して売却される住宅。マンション分譲と、一戸建て土地付き分譲がある。
- ぶんしょうせかい【文章世界】
- 文芸雑誌。博文館発行。明治39年(1906)創刊。大正9年(1920)廃刊。初めは文芸投書雑誌だったが、主筆田山花袋(たやまかたい)の影響で、自然主義作家の創作を主体とする雑誌となった。
- ぶんしょうぞうし【文正草子】
- 室町時代の御伽(おとぎ)草子。作者未詳。鹿島(かしま)大宮司の下男文太が成功して富豪となり、2人の娘は貴族の北の方や妃になる。庶民勃興(ぼっこう)の世相を反映した立身談。
- ぶんじょう‐ち【分譲地】
- 広い地域をいくつかに区切って、1区画ずつ売却される土地。
- ぶんしょう‐ほう【文章法】
- 文のつくり方。syntax
- ぶんしょぎぞう‐ざい【文書偽造罪】
- 権限のない者が他人名義の文書を作成、または変更を加え、あるいは権限のある者が真実の内容と違う文書を作成する罪。forgery of documents
- ふん‐しょく【粉食】
- 小麦粉などのこなを材料にした食品をたべること。また、その食べ物。パン・うどん・そばなど。powdered food〈対義〉粒食(りゅうしょく)。
- ふん‐しょく【粉飾・▼扮飾】(名・サ変他)
- よく見せようと、うわべをかざること。embellishment〈用例〉歴史を〜する。
- ぶん‐しょく【文飾】(名・サ変他)
- ①文章をかざること。rhetorical flourishes〈用例〉〜を施す。
- ②いろどり。かざり。rhetorical ornament
- ふんしょく‐けっさん【粉飾決算】
- 企業の資産内容や経営成績を実際よりよくみせるために、貸借対照表や損益計算書の数字をごまかして発表する決算。window dressing settlement〈比較〉逆粉飾。
- ふんしょ‐こうじゅ【▼焚書坑儒】
- 中国、秦(しん)の始皇帝(しこうてい)の行った思想弾圧。紀元前213年丞相(じょうしょう)李斯(りし)の建策により、官の記録・医薬・占卜(せんぼく)・農書以外の書をすべて焼かせ、翌年、儒生・方士ら四百六十余人を捕らえて生き埋めにして殺した。
- ぶんし‐りょう【分子量】
- 炭素原子の質量を12としたときの、分子の相対的な質量。分子式が知られているときは、分子をつくっているすべての原子の原子量の総和として得られる。molecular weight
- ふん‐しん【分針】
- 時計の、分を示すはり。長針。long hand〈対義〉時針・秒針。
- ふん‐じん【粉▼塵】
- ①こなのようなこまかいちり。dust
- ②大気中に含まれるごく小さい石灰などの粒子。大量吸入で、じん肺・気管支炎・肺癌(はいがん)などを起こすことがある。particulate
- ふん‐じん【奮迅】
- 激しい勢いでふるいたつこと。bestir oneself〈用例〉獅子(しし)〜の勢い。
- ぶん‐しん【分身】
- ①あるものから、それとそっくりの形・性質などを受けついで、分かれ出たもの。other self〈用例〉親の〜であるわが子。
- ②《仏教語》仏が衆生(しゅじょう)を救うために、姿を変えて現れること。化身(けしん)。ふんじん。
- ぶん‐しん【文身】
- からだに彫り物をすること。入れ墨。tattoo
- ぶん‐じん【文人】
- ①文事に携わる人の総称。〈対義〉武人。
- ②文雅の道に携わる人。〈比較〉文士。
- ぶんじん‐いけ【文人生け】
- 華道の様式の一つ。18世紀末から19世紀にかけて興ったもので、今日の瓶華(へいか)に似たもの。
- ぶんじん‐が【文人画】
- 中国の文人士大夫(したいふ)が余技として描いた絵。水墨による山水画様式。明(みん)代では南宗画(なんしゅうが)と文人画はほぼ同義となる。日本では江戸中期に導入され、「南画」として発展した。
- ぶんしんちょうりょう【文心▼雕▽竜】
- 中国の文学評論書。南北朝の梁(りょう)の劉きょう(りゅうきょう)著。10巻50編。中国最初の体系だった文学評論書。文学の原理・文体・修辞・創作方法・作家の精神生活と作品の関係を論じる。
- ふんじん‐ばくはつ【粉▼塵爆発】
- 粉塵がある濃度で空気中に飛散しているとき、火花などで引火して生じる激しい爆発。炭鉱の坑内での炭塵爆発のほか、砂糖・穀物・プラスチックなどでも起こる。粉体爆発。dust explosion
- ぶんじん‐ぼっかく【文人墨客】
- 文人や画家などの風流人。
- ふん‐すい【噴水】
- ①水がふき出すこと。fountain
- ②人工的に水を噴出させる装置。また、噴出する水。fountain
- ぶん‐すい【分水】(名・サ変自他)
- 水の流れが分かれること。川の水を分けること。また、分かれ出た水。diversion of water〈用例〉〜路。
- ぶんすい【分水】
- 〈町〉新潟県中部、信濃(しなの)川と大河津(おおこうづ)分水路の分岐点にある町。稲作が主で、サクラの名所として知られる。人口1万6038(1994)。
- ぶんすい‐かい【分水界】
- 隣接する2つ以上の流域の境界。一般に稜線(りょうせん)に沿う。分水線。divide; watershed
- ぶんすい‐き【分水器】
- 水道本管から各住宅へ、水道管を引き込むさいに使われる器具。corporation cock
- ぶんすい‐れい【分水▼嶺】
- ①分水界となっている山の尾根。オーストラリアのグレート‐ディバイディング(大分水嶺)山脈が有名。watershed
- ②《比喩(ひゆ)的に》物事がきまる分かれめ。
- ぶん‐すう【分数】
- 整数aを0でない整数bで割った商をa/bで表したもの。aを分子、bを分母という。fraction〈対義〉整数。
- ぶんすう‐かんすう【分数関数】
- 変数の分数式で表される関数。fractional function
- ぶんすう‐しき【分数式】
- 2つの整式A、Bに対して、Bが0でないとき、A/Bを分数式という。fractional expression
- ふん・する【▼扮する】(サ変自)
- ①よそおう。変装する。disguise
- ②役者がその役の姿になる。play the role of〈用例〉ロミオに〜。
- ぶん‐せい【文政】
- ①教育・文化に関係する政策。
- ②江戸末期の年号。文化(ぶんか)から改元。元年(1818)4月22日〜13年(1830)12月10日。次に、天保(てんぽう)に改元。
- ぶんせい【文清】
- (?-?)室町中期の画僧。周文(しゅうぶん)流の水墨画を得意とする。作品『山水図』『維摩居士(ゆいまこじ)像』など。
- ぶんせい‐し【分生子】
- 菌類の菌糸にできる無性胞子の一般名。菌糸(きんし)が特別に分化した柄の上に生じ、形は球・楕円(だえん)・線形などさまざま。分生胞子。conidiospore
- ふん‐せき【▼糞石】
- ①動物の糞が石化したもの。地質時代の動物の糞が地層中に保存された「糞の化石」も含める。動物の活動の記録として重要で、食性の推定に有効。coprolite
- ②虫垂内にできる結石。虫垂炎や虫垂の屈折によって、糞と石灰塩などが沈着してできたもの。腸石。enterolith
- ぶん‐せき【分析】(名・サ変他)
- ①事物や概念を、その多様な構成要素に分解して明らかにすること。アナリシス。analysis〈対義〉総合。〈用例〉社会情勢を〜する。
- ②化学的・物理的な方法で物質の組成を明らかにしたり、物質の検出・識別を行うこと。analyze〈用例〉定量〜。
- ぶん‐せき【文責】
- 書かれてあるその文章についての責任。responsibility for the wording〈比較〉言責。〈用例〉〜在記者。
- ぶんせき‐かがく【分析化学】
- あらゆる物質を研究対象として検出・識別し、その化学組成を知る方法と理論を探究する化学。analytical chemistry
- ふんせき‐きゅう【噴石丘】
- 火山砕屑丘(さいせつきゅう)の一種で、おもにスコリア(岩滓(がんさい))質の砕屑物からなるもの。中程度の爆発的噴火により、火口周辺に形成される。cinder cone
- ぶんせき‐ざいきしゃ【文責在記者】(連語)
- 《雑誌などで、談話を記者がまとめた文章に添える語》この文章の内容についての責任は記者にあって話し手にはない、という意を示す。
- ぶんせき‐しんりがく【分析心理学】
- ユングが創始した深層心理学。無意識を個人的な無意識と普遍的無意識に分け、普遍的無意識の内容を、主として夢分析を通じて意識化する個性化の過程を重視する。analytical psychology
- ぶんせき‐てき【分析的】(形動)
- ①分析するさま。analytical〈用例〉〜研究。
- ②分析にこだわって、総合を忘れるさま。〈用例〉〜に過ぎる。
- ぶんせき‐てつがく【分析哲学】
- 現代哲学の主流の一つ。言語の意味や用法などの分析から哲学の問題を解こうとする、さまざまな哲学の総称。論理実証主義に対する批判から出てきたもので、第2次大戦後に一般化。アメリカの人工言語学派と、イギリスの日常言語学派に大別される。analytic philosophy
- ぶんせき‐はんだん【分析判断】
- 《das analytische Urteil(ドイツ)の訳語》哲学で、主語の示す概念と述語の示す概念とが結びついても、新しい知識のつけ加えられない判断。カントの用語。〈対義〉総合判断。
- ぶん‐せつ【分節】
- ①→調音の別称。
- ②言語学で、言語活動を分析するさいに、ある語形に結びつく共通の単位として記号素を取り出すこと、および、記号の能記の分析により音素を抽出すること。それぞれ、第1次分節、第2次分節という。マルチネの用語。articulation
- ぶん‐せつ【文節】
- 文を構成する要素の一つ。文を意味上・発音上、不自然でない程度に分解した場合の、いちばん小さな単位。「白い‐花が‐咲く」は3文節からなる文。文素。語節。〈参照〉文の成分・自立語・付属語。
- ふん‐せん【噴泉】
- ①→噴水。
- ②噴出するわき水や、地上にわき出る地下水・鉱泉。
- ふん‐せん【奮戦】(名・サ変自)
- 力いっぱい戦うこと。desperate fight
- ふん‐ぜん【紛然】(形動トタル)
- いりまじって、ごたごたしているさま。
- ふん‐ぜん【憤然・▼忿然】(形動トタル)
- むっとして怒るさま。indignant〈用例〉〜として席を立つ。
- ふん‐ぜん【奮然】(形動トタル)
- ふるい立つさま。rouse oneself up〈用例〉〜として敵に立ち向かう。
- ぶん‐せん【文選】
- 活版印刷で、植字の前工程として活字を原稿どおりに拾い出す作業・人。type-picking〈比較〉植字(しょくじ)。
- ブンゼン【Robert Wilhelm Bunsen】
- (1811-99)ドイツの化学者。セシウム・ルビジウムを発見。ブンゼン電池の製作、ブンゼン‐バーナーの発明、分光分析法の完成など。
- ふんせん‐とう【噴泉塔】
- 温泉の噴出口の周囲にできる塔状の沈殿物。間欠泉に多くみられる。炭酸カルシウムや珪酸(けいさん)で構成されている。sinter cone
- ブンゼン‐バーナー【Bunsen burner】
- 1850年ごろドイツのブンゼンが発明した実験室用ガスバーナー。ブンゼン灯。
- ふん‐そう【▼扮装】(名・サ変自)
- 身なりや顔を変えること。また、その変えた姿。makeup; disguise
- ふん‐そう【紛争】
- あらそい。もめごと。ごたごた。dispute; quarrel; trouble〈用例〉学園〜。
- ぶん‐そう【文藻】
- ①詩文の才能。文才。〈用例〉〜豊か。
- ②文章のあや。
- ③物のあや。いろどり。模様。
- ふんぞう‐え【▼糞掃▽衣】
- 《仏教語》ぼろぎれを縫い合わせてつくった僧衣。
- ぶん‐そうおう【分相応】(名・形動)
- 身分・実力にふさわしいこと・さま。within one's means〈用例〉〜な暮らし。
- ふん‐そく【分速】
- 1分間に進む距離で示した速さ。speed per minute
- ふんぞり‐かえ・る【踏ん反り返る】(五自)
- 《「踏み反り返る」の転》
- ①足を前につっぱって反り返る。
- ②いばる。いばった態度をとる。be haughty
- ぶん‐そん【分村】(名・サ変自)
- ①1つの村が2つ以上に分かれること。divide a village into two
- ②本村から離れた飛び地にある村。でむら。divided village
- ③村の多くの者が集団移住して新しい村を作ること。また、その新しい村。establish a new village
- ぶん‐そん【分損】
- 保険をかけている対象物がこうむる損害のうち、部分的な損害。partial loss〈対義〉全損。
- ふん‐たい【粉▼黛】
- ①おしろいとまゆずみ。化粧。
- ②美人。〈用例〉六宮の〜、顔色なきが如し(白居易・長恨歌)。
- ぶん‐たい【分隊】
- ①本隊から分かれた隊。分遣隊。detachment
- ②軍隊の最小単位。squad; division
- ぶん‐たい【文体】
- ①文章の形式。口語体・文語体、散文体・韻文体など。
- ②個々の文章における書き手の文章のスタイル。語彙(ごい)・文法・表現の型・表記上の特徴などに現れる。style
- ぶん‐だい【文台】
- 高さ10cm前後で長方形の小机。連歌・和歌・俳諧(はいかい)の席で懐紙や短冊(たんざく)をのせる。また、書き物にも用いる。ふだい。
- ぶん‐だい【文題】
- 作文の題目。文章の表題。subject
- ぶんたいめいべん【文体明弁】
- 中国の詩文の文体例集。明(みん)代の徐師曾(じょしそう)撰(せん)。1570年成立。詩文の例をあげて文体を論じた書。
- ふんたい‐りゅう【粉体流】
- 地震や噴火などで崩れ落ちた大量の土砂や岩石が、水を含まずに乾燥状態で山からなだれ落ちる現象。〈参照〉土石流。
- ぶんたい‐ろん【文体論】
- 文体についての理論・研究。stylistics
- ブンタウ‐みさき【ブンタウ岬】
- (Vung Tou)ベトナム南東部、ホーチミン市南東70kmにある岬。サイゴン港への入り口。旧称サンジャック岬。
- ふん‐だく・る(五他)
- 《俗語》
- ①乱暴に奪い取る。ひったくる。〈用例〉ハンドバッグを〜・られる。
- ②普通の値段よりも高く払わせる。〈用例〉1万円も〜・られた。
- ふんだり‐けったり【踏んだり▼蹴ったり】(連語)
- ひどい仕打ちが重なること。give a hard time of it〈用例〉〜の仕打ち。
- ふん‐たん【粉炭】
- つぶ状・こな状の石炭。dust coal
- ふん‐だん(形動)
- 《「ふだん(不断)」の転》豊かなさま。ありあまるさま。たくさん。abundant〈用例〉食べ物が〜にある。
- ぶん‐たん【分担】(名・サ変他)
- 仕事・費用・責任などを分けて受け持つこと。partial charge〈比較〉分掌。〈用例〉作業を〜する。
- ぶん‐だん【分団】
- ①本部から分けて設けられた小さな集団。branch〈対義〉本部。
- ②細かく分かれた集団。branch
- ぶん‐だん【分断】(名・サ変他)
- 細かく断ち切ること。寸断。cut into pieces〈用例〉水害で〜された交通網。
- ぶん‐だん【文壇】
- 文士の社会。文学界。literary world
- ぶんだん‐こっか【分断国家】
- 第2次大戦後の冷戦のもとで、民族・国民の意思に反して領土を引きさかれ、分断状態になった国家。1990年に統一されるまでの東西ドイツなど。split country
- ぶんだん‐しょうじ【分段生死】
- 《仏教語》迷いの世界にいる衆生(しゅじょう)がうける生死の繰り返し。限定された寿命や身体を与えられて、六道に輪廻(りんね)すること。〈対義〉変易(へんにゃく)生死。