ぶん‐ち【分地】(名・サ変自)
土地を分けること。また、その土地。
ぶん‐ち【文治】
学問や法制の力で世をおさめること。ぶんじ。〈対義〉武断。
ぶん‐ち【聞知】(名・サ変他)
聞いて知ること。聞いていること。
ぶんち‐しゅぎ【文治主義】
武力を背景に政治を行う武断政治に対し、教化または法令による政治を行うこと。中国漢代に儒教が国教となって以来、起こる。
ぶんち‐せいげんれい【分地制限令】
江戸幕府が出した、農地の分割相続を制限した法令。農民の零細化による年貢(ねんぐ)滞納を防ぐことが目的。
ぶん‐ちゅう【文中】
①文や文章の中。in the sentences
②日本の南北朝で、南朝の年号。建徳(けんとく)から改元。元年(1372)4月?日〜4年(1375)5月27日。次に、天授(てんじゅ)に改元。
ぶんちゅうし【文中子】
中国、隋(ずい)の儒者王通の著書。『論語』を模して儒教の伝統的道徳思想を説いたもの。中説。
ぶん‐ちょう【文鳥】
カエデチョウ科の鳥。翼長約7cm。スズメと同大。嘴(くちばし)は太く、淡紅色。人になれやすく、巣引きも容易で広く飼われる。東南アジア・中国南部の原産。Java sparrow
ぶんちょう【文晁】
→たにぶんちょう(谷文晁)
ぶん‐ちょうめい【文徴明】
(1470-1559)中国、明(みん)代中期の文人・書家・画家。名は璧(へき)。徴明は字(あざな)、号は衡山(こうざん)。山水画を得意とし、呉派の南宗(なんしゅう)画風を確立。明四大家の一人。
ぶん‐ちん【文鎮】
文房具の一つ。紙・書物の上に置いて、おさえにするもの。paperweight
ぶん‐つう【文通】(名・サ変自)
手紙などをやりとりすること。correspondence
ぶんづけ‐ひゃくしょう【分付(け)百姓】
江戸時代の下層農民の一種。検地帳(けんちちょう)に「…分…作」と記載された下層農民のこと。年貢(ねんぐ)請負の義務を有する分付主(本百姓(ほんびゃくしょう))名義の田畑を、実際に耕作する小農民。
ふん‐づ・ける【踏ん付ける】(下一他)
→踏み付ける」の転。
ふん‐づまり【糞詰(ま)り】
《俗語》便秘。秘結。constipation
ぶん‐てい【文帝】
(541-604)中国、隋(ずい)の建国者(在位(581-604))。廟号(びょうごう)は高祖。名は楊堅(ようけん)。北周の外戚(がいせき)として実権を握り、静(せい)帝の禅譲(ぜんじょう)を受けて即位。589年陳(ちん)を滅ぼし南北朝を統一。諸制度を整備し中央集権を強化。
ぶん‐てん【文典】
文法の本。grammar
ぶん‐てん【文展】
《「文部省美術展覧会」の略》明治40年(1907)設置された美術総合展。第2次大戦後の日展はその後身。
ぶん‐てんしょう【文天祥】
(1236-82)中国、南宋(なんそう)末の忠臣。1275年義軍をおこして元(げん)軍にあたり、南宋室滅亡ののちも抗戦を続けたが、捕虜となり獄死。獄中の作『正気歌(せいきのうた)』は有名。
ぶんでん‐ばん【分電盤】
配電盤の一つ。屋内配線の幹線から分岐する回路の分岐点に取りつけられる配電盤。distribution switchboard
ふん‐ど【憤怒・忿怒】(名・サ変自)
→ふんぬ(憤怒)
ふん‐ど【糞土】
①悪い土。きたない土。
②きたないもの、つまらないもののたとえ。
糞土の牆はぬる可からず(ふんどのしょうはぬるべからず)
《『論語』「公冶長(こうやちょう)」にあることば。きたない土でつくった塀は、塗り直すことができない、の意から》怠け者は教育するかいがない。
ブント【Wilhelm Wundt】
(1832-1920)ドイツの心理学者・哲学者。科学としての心理学をめざし、実験心理学を確立した。
ぷん‐と(副)
①急に強くにおうさま。get a whiff of〈用例〉〜鼻をつくにおい。
②軽くおこった顔をするさま。angrily〈用例〉すぐ〜なる。
ふん‐とう【奮闘】(名・サ変自)
力をふるって戦うこと。奮戦。desperate fight〈用例〉孤軍〜。
ふん‐どう【分銅】
①はかりなどで、物の重さを測るときに重さの基準として用いるおもり。weight
②①の形の金銀塊。貯蔵用。
③紋所の名。①を紋章化したもの。
ぶん‐とう【文頭】
文や文章のはじめの部分。the beginning of a sentence〈対義〉文末。
ぶんどう【文同】
(1018-79)中国、北宋(ほくそう)の文人・画家。字(あざな)は与可(よか)。在任地にちなんで文湖州とよばれる。文人画としての墨竹図の祖型をつくった。
ぶんどう‐しゅんかい【豊道春海】
(1878-1970)書家。栃木県生まれ。天台宗大僧正。日展五科(書)を創設。六朝(りくちょう)風の気迫にみちた雄渾(ゆうこん)な書風をもつ。
ぶんど‐き【分度器】
角度をはかるための器具。半円状のセルロイドまたは金属板の周囲に角度の目盛りがつけてある。protractor
ふんどし【褌・褌】
男子の下着の一つ。腰をおおう帯状の布片。胯間(こかん)から腰部に、巻きつけたりひもで留めたりして着装する。白木綿のほか色物の布も使用される。下帯。六尺。下ばかま。〈用例〉〜をしめ直す。
褌を締めて掛かる(ふんどしをしめてかかる)
心を引き締めて物事にとりかかる。brace oneself for a task
ふんどし‐いわい【褌祝(い)】
男子が一人前になったと見なす祝い。13歳か15歳に、母方の実家などから褌を贈られることからこの称がある。へこ祝い。
ふんどし‐かつぎ【褌担ぎ】
①《関取の付き人となって、身のまわりの世話をすることから》入門後まもないような、地位の低い力士。
②その世界で、もっとも低い地位にいるもの。the lowest rank
フント‐の‐きそく【フントの規則】
原子内の電子の軌道磁気モーメントやスピン磁気モーメントの方向を決める規則。Hund rule
ぶん‐どり【分捕り】
分捕ること。また、分捕った物。capture〈用例〉〜品。
ぶん‐ど・る【分捕る】(五他)
敵・人の物を奪い取る。capture; plunder
ぶんな【文和】
《「ぶんわ」の変》日本の南北朝で、北朝の年号。観応(かんのう)から改元。元年(1352)9月27日〜5年(1356)3月28日。次に、延文(えんぶん)に改元。
ぶん‐なぐ・る【ぶん殴る】(五他)
《俗語》乱暴になぐる。beat
ぶん‐な・げる【ぶん投げる】(下一他)
《俗語》乱暴に投げる。勢いよく投げる。throw
ふん‐にゅう【粉乳】
牛乳を濃縮・粉末化したもの。保存性がよく、容量も小さい。粉ミルク。ドライミルク。dried milk〈用例〉脱脂〜。
ふん‐にょう【糞尿】
大小便。汚物。dirt; filth
ぶん‐にょう【文繞】
漢字を組み立てている部分の名。「斐(ひ)・斌(ひん)」などの「文」。ぶん。
ふん‐ぬ【憤怒・忿怒】(名・サ変自)
ひどくいかること。ふんど。rage〈用例〉〜の形相。
ぶん‐のう【分納】(名・サ変他)
何回かに分けて納めること。installments〈対義〉全納。〈用例〉授業料の〜。
ぶん‐の‐せいぶん【文の成分】
文を構成する一単位。文節を単位として、主語・述語・修飾語・独立語・並立語などの種類に分かれる。成分の間の関係としては、主語・述語の関係、修飾・被修飾の関係、並立の関係などがある。
ぶん‐ぱ【分派】(名・サ変自)
①枝分かれすること。branch
②主流から分かれて別の一派をつくること。その、つくった流派・仲間。派閥。clique; faction〈対義〉本流。〈用例〉〜活動を戒める。
フンパーディンク【Engelbert Humperdinck】
(1854-1921)ドイツの作曲家。童話を題材とした幻想的なオペラ『ヘンゼルとグレーテル』が代表作。
ぶん‐ばい【分売】(名・サ変他)
まとまっている物を分け売りすること。sell separately
ぶん‐ぱい【分配】(名・サ変他)
①分けてくばること。配分。distribution〈用例〉利益を〜する。
②義務や作業を割り当てること。assignment
③生産に参加した見返りとして、所得や富が各経済主体の間に分けられること。distribution
ぶんぱい‐こくみんしょとく【分配国民所得】
分配面からとらえた国民所得。賃金と地代・利子・利潤の合計。支出国民所得・生産国民所得と同額。national income distributed
ぶんぱい‐ほうそく【分配法則】
演算の三法則の一つ。加法と乗法の演算でa× (b+c) =a×b+a×cと (a+b) ×ca×c+b×cの2つをみたすとき、分配法則をみたすという。distributive law
ぶんぱ‐かつどう【分派活動】
ある集団のなかに排他的な小グループをつくって、集団の指導権を奪おうとしたり、その路線・方針にそむくような活動をすること。フラクション活動。factional activities
ぶん‐はく【文博】
「文学博士」の略。
ふん‐ぱつ【奮発】(名・サ変自)
①気力をふるい起こすこと。発奮。be inspired
②思いきって、お金を出すこと。indulge oneself to〈用例〉新品を〜する。小遣いを〜する。
ふん‐ばり【踏ん張り】
①両足を地面にしっかりつけて、力強く立つこと。standing firm
②どんなことがあってもがんばり抜くこと。holding out〈用例〉〜がきかなくなった。
ふん‐ば・る【踏ん張る】(五自)
《「踏み張る」の転》
①足を開いて踏みしめる。stand firm〈用例〉倒れまいとして〜。
②がんばる。屈しない。hold out
ふん‐ぱん【噴飯】
ぷっとふき出して笑うこと。おかしくて、こらえられないこと。burst into laughter〈用例〉〜もの。
ぶん‐ぱん【文範】
模範・手本とする文章。
ぶん‐ぴ【分泌】(名・サ変自他)
→ぶんぴつ(分泌)
ぶん‐ぴつ【分泌】(名・サ変自他)
細胞が生体に有用な物質を産出し、細胞外に放出すること。また、その現象。体表あるいは諸器官に導管を通して放出される外分泌と、血液・体液中に分泌される内分泌がある。ぶんぴ。secretion
ぶん‐ぴつ【分筆】(名・サ変他)
田畑・宅地などの土地の登記簿上の一区画(一筆(いっぴつ))を2つ以上に分割すること。subdivision〈対義〉合筆(がっぴつ)
ぶん‐ぴつ【文筆】
文章を書くこと。著述。writing
ぶんぴつ‐か【文筆家】
文章を書くことを職業とする人。writer
ぶんぴつ‐ぎょう【文筆業】
文章を書く職業。literary profession
ふん‐びょう【分秒】
非常に短い時間。a moment〈用例〉〜を惜しむ。
分秒を争う(ふんびょうをあらそう)
急を要する。There is no moment to lose.
ぶん‐ぶ【文武】
文と武。学問と武芸。文事と軍事。the pen and the sword〈用例〉〜両道。
ぶん‐ぷ【分布】(名・サ変自他)
①分かれて広まること。分けて広めること。dissemination
②ほうぼうに分かれて存在すること。be scattered〈用例〉方言の〜を調べる。
③1個の集団(分布対象)のなかに、ある要素(分布事象)が配分されている状態。distribution
④生物学で、動植物が生活している範囲を地理的に示したもの。distribution
⑤数学で、確率の分布・分配のこと。distribution
ぶん‐ぷく【分服】(名・サ変他)
何回かに分けて薬をのむこと。taking devided dose
ぶんぶく‐ちゃがま【文福茶釜・分福茶釜】
[一]昔話の一つ。タヌキが茶釜に化けて恩人に福をもたらす話。全国に分布するが、群馬県館林(たてばやし)市の茂林(もりん)寺の伝説が有名。
[二]ブンブクチャガマ科のウニ。内湾砂泥底にすむ。殻長約5cm。殻は心臓形で、前端は深くくぼむ。本州中部以南に分布。
文福茶釜に毛が生える(ぶんぶくちゃがまにけがはえる)
正体を現す。また、化けの皮がはがれる。
ぶん‐ぶつ【文物】
文化の産物。学問・芸術・宗教など。civilization
ぶんぶ‐りょうどう【文武両道】
文と武との両方のこと。学問や文化的なことに関する面と、武芸や戦に関する面。文武二道。
ふん‐ぷん【芬】(形動トタル)
かおりが高く強いさま。fragrant〈用例〉〜たる香気。
ふん‐ぷん【紛紛】(形動トタル)
①意見などが入り乱れるさま。confused〈用例〉諸説〜としている。
②花などが乱れ散るさま。scattering〈用例〉落花〜。
ぶん‐ぶん(副)
①ハチ・ハエなど、虫の羽ばたく音。buzz
②飛行機・車・凧(たこ)などが勢いよく風を切ってうなる音。また、物を振り回す音・さま。whir
ぷん‐ぷん(副・サ変自)
①においなどが、強く鼻をつくさま。smell strongly〈用例〉酒のにおいを〜させる。
②ひどく怒っているさま。ぷりぷり。be in a huff〈用例〉〜腹を立てる。
ふん‐べつ【分別】(名・サ変他)
《「ぶんべつ」は別語》
①経験を積んで道理をわきまえること。その能力。discretion〈比較〉考慮。〈用例〉思慮〜。
②《仏教語》感覚し推量して現象を識別すること。また、区別して判断すること。煩悩のもととされる。
分別の外(ふんべつのほか)
思慮・分別をこえたところ。常識をこえた感情に左右されやすいところ。思案の外。beyond one's discretion
ぶん‐べつ【分別】(名・サ変他)
《「ふんべつ」は別語》区分すること。よりわけること。division〈用例〉ごみの〜収集。
ぶんべつ‐がき【分別書(き)】
→分かち書き
ふんべつ‐くさ・い【分別臭い】(形)
いかにもわきまえがありそうである。scrupulous-looking〈用例〉〜顔つき。〈派生〉ふんべつくささ(名)
ぶんべつ‐けっしょう【分別結晶】
①2成分以上の溶質の溶解度の差を利用し、1成分ずつ結晶化させ分離する方法。fractional crystallization
②マグマから岩石が晶出すること。fractional crystallization
ふんべつ‐ざかり【分別盛り】
物事の道理が、もっともよくわかる年ごろ。また、その人。age of discretion
ぶんべつ‐じょうりゅう【分別蒸留】
2種類以上の物質の混合物を、その沸点の差を利用して分離する方法。石油工業で重要。分留。fractional distillation
ぶんべつ‐ちんでん【分別沈殿】
2種類以上の成分を含む混合溶液に適当な沈殿剤を加え、その溶解度の差を利用して各成分を分離する操作。fractional precipitation
ふんべつ‐らし・い【分別らしい】(形)
分別があると思われる。discreet〈用例〉〜御仁。
ふん‐べん【糞便】
大便。くそ。stool
ぶん‐べん【分娩】(名・サ変他)
子を産むこと。出産。delivery
ぶんべん‐よていび【分娩予定日】
子の産まれる予定日。基礎体温による排卵日プラス266日目、最終月経の初日から数えて280日目。臨床的研究によれば、予定日プラスマイナス約14日目までが一応、正常分娩の範囲。expected date of delivery
ふん‐ぼ【墳墓】
→ハカ。grave
墳墓の地(ふんぼのち)
①墓場。
②祖先の墓のある土地。故郷。
③自分の一生を終わるつもりの場所。青山(せいざん)
ぶん‐ぼ【分母】
分数または分数式で、割る部分。除号を表す横線の下部に書かれる。denominator〈対義〉分子。
ぶんぽ【文保】
鎌倉(かまくら)末期の年号。正和(しょうわ)から改元。元年(1317)2月3日〜3年(1319)4月28日。次に、元応(げんおう)に改元。ぶんぽう。
ぶん‐ぼう【文房】
書斎。とくに、文人の書斎。
ぶん‐ぽう【分封】(名・サ変自他)
①領地を分け与えること。分け与えられた領地。
②ミツバチの巣に新しい女王バチが誕生すると、もとの女王バチが巣を離れて、新しい巣をつくること。hiving off
ぶん‐ぽう【文法】
①音韻・語彙(ごい)・意味・文体などの分野に対して、単語の文構成上の性質や文などの構造・運用にみられる法則の体系。
②文法についての体系的学説。文法論。grammar〈用例〉橋本〜。
ぶんぽう【文保】
→ぶんぽ(文保)
ぶんぼう‐ぐ【文房具】
書斎生活に必要な調度品の総称。筆・墨・硯(すずり)・紙など。今日では鉛筆・ノートなど学習用具をさすことが多い。学用品。文具。ぶんぽうぐ。stationery
ぶんぼう‐しほう【文房四宝】
書道用具における筆・墨・硯(すずり)・紙の4つ。中国宋(そう)代ごろからの呼称。文房(文人の書斎)の文具の中でとくに大切なものとされた。
ぶんぽう‐ろん【文法論】
文法についての意見・論説。単語の性質を論ずる品詞論、文の構造を論ずる構文論など。
フンボルト【Alexander von Humboldt】
(1769-1859)ドイツの地理学者・自然科学者。自然地理学と生態学の基礎を確立。近代地理学の祖の一人。著書『コスモス』全5巻など。
フンボルト【Karl Wilhelm von Humboldt】
(1767-1835)プロイセンの政治家・言語学者。ベルリン大学を創設。諸言語を人間の精神・文化の問題として研究し、言語哲学を創始した。著書『言語の比較研究について』など。
フンボルト‐かいりゅう【フンボルト海流】
→ペルー海流の別称。
ふん‐ぽん【粉本】
①東洋画で、下書き・画稿。昔、胡粉(ごふん)で絵の下書きをしたということからの語。
②研究・制作の参考として模写された絵画。
③絵の手本。
ふんま・える【踏んまえる】(下一他)
「踏まえる」を強めた語。
ふん‐まつ【粉末】
こな。こ。powder; dust〈用例〉〜ジュース。
ぶん‐まつ【文末】
文や文章の終わりの部分。the end of the sentence〈対義〉文頭。
ふんまつ‐やきん【粉末冶金】
金属粉末を加圧成形し、その金属の融点以下で加熱焼結して製品とする加工法。高融点金属・超硬合金の製造などに応用。powder metallurgy
ぶん‐まわし【ぶん回し】
円をかくのに用いる器具。コンパス。
ふん‐まん【憤懣・忿懣】
怒ってもだえること。怒りが心中につもり、がまんできないこと。resentment〈用例〉〜やるかたなし。
ぶん‐みゃく【分脈】
主脈から分かれた、動脈・静脈・水脈・山脈・鉱脈など。branch
ぶん‐みゃく【文脈】
文章の前後の論理的な続きぐあい。叙述のすじ道。context
ふん‐みょう【分明】(名・形動)
→ぶんめい(分明)
ぶん‐みん【文民】
《civilianの訳語で、日本国憲法第66条にある語》職業軍人でない国民。同条に「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」とある。
ぶんみん‐とうせい【文民統制】
軍人以外のもの(文民)が国防に関する最高指揮権をもつこと。軍部の政治介入を防止するための原則。文官優位。文民優越制。シビリアンコントロール。civilian control
ぶんみん‐ゆうえつせい【文民優越制】
→ぶんみんとうせい(文民統制)
ふんむ‐き【噴霧機】
水や薬液を霧状にして散布する機械・器具。農作物の病虫害防除やアイロンがけなどに用いる。きりふき。sprayer
ぶん‐めい【分明】(名・形動)
明らかで、はっきりしていること・さま。ふんみょう。〈用例〉両者のちがいを〜にする。
ぶん‐めい【文名】
文学者としての名声・評判。literary fame〈用例〉〜とみに高まる。
*ぶん‐めい【文明】
①人間の知識が開け、社会が進んだ状態。civilization〈用例〉〜の恩恵に浴す。古代インド〜。
②人間の技術的・物質的活動の所産。精神的活動の所産をいう「文化」に対する語。civilization
③文化史・文化人類学で、農耕開始以後の、食糧生産から解放された専門家群による、多方面の洗練された営み。civilization
④室町末期の年号。応仁(おうにん)から改元。元年(1469)4月28日〜19年(1487)7月20日。次に、長享(ちょうきょう)に改元。
ぶんめい‐かいか【文明開化】
明治初期、政府の近代化政策に伴う西洋風文物導入の社会風潮。洋服・散髪・洋食・太陽暦・ガス灯などが普及し、欧米の近代思想による啓蒙(けいもう)が流行。
ぶんめい‐ぎ【文明戯】
中国の初期近代劇。1910年代留日学生が帰国後、上海(シャンハイ)を中心に文明戯劇団を組織し翻案劇を上演。演技・演出は通俗的だったが、この活動が刺激となって話劇が台頭した。
ぶんめい‐こく【文明国】
科学技術が発達して国民の生活が便利になり、人権などが尊重されている国。
ぶんめい‐じだい【文明時代】
未開時代に続き、音標文字の発明・使用に始まり、現代に至る時代。〈比較〉野蛮時代・未開時代。
ぶんめい‐ひひょう【文明批評】
同時代の文明の諸相を分析してその本質を探り、将来の展望を示そうとする論評。criticism on civilization
ぶんめいろんのがいりゃく【文明論之概略】
明治時代の啓蒙(けいもう)書。福沢諭吉(ふくざわゆきち)著。明治8年(1875)刊。福沢諭吉の代表的な著作で、西洋文明の精神を論じ個人の独立を説く。
フンメル【Johann Nepomuk Hummel】
(1778-1837)ハンガリー生まれのピアニスト・作曲家。作品『ピアノ協奏曲』、著書『ピアノ教則本』。
ぶん‐めん【文面】
文章・手紙に書かれた事柄。また、その趣旨。the contents of a letter〈用例〉〜から読みとる。