べっ‐こ【別個・別箇】
①別々。個別。individual
②別。separately〈用例〉〜に扱う。
べつ‐ご【別語】
別のことば。another word
べっ‐こう【別項】
別の項目。another clause
べっ‐こう【鼈甲】
《「鼈」はスッポン。近世、タイマイの使用が禁じられたので、タイマイの甲羅をスッポンの甲羅と称した》ウミガメのタイマイの甲羅を加工して作ったもの。美しい褐色で半透明。くし・めがねのふち・装飾品などに使う。tortoiseshell
べっこう‐あめ【鼈甲飴】
《色が鼈甲に似ているところから》駄菓子の一つ。ざらめ糖などを水分が2%くらいになるまで煮詰め、型に入れて薄く固めた淡黄色のあめ。
べっこう‐ばち【鼈甲蜂】
カリュウドバチの一種。クモを狩る。体長2cm内外。頭や肢など以外は黒色、翅(はね)は黄褐色。夏、炎天下の路上に多い。地中に坑道を掘り、麻酔したクモを運んで蓄え、幼虫の食物とする。日本全土のほか広く南方に分布。spider wasp
べっ‐こん【別懇】(名・形動)
とくに親しいこと・さま。じっこん。intimacy〈用例〉〜の間柄。
べっ‐さつ【別冊】
雑誌などで、本誌とは別に製本してはさみこんだ本。また、定期刊行物で、定期以外に別に発行するもの。separate volume〈対義〉本誌。〈用例〉〜付録。
ベッサラビア【Bessarabia】
黒海北西岸に臨む地域の歴史的名称。もとルーマニア領、第2次大戦後ソ連が併合。現在はモルドバとウクライナに属する。
ペッサリー【pessary】
避妊を目的に、膣(ちつ)内に装着する器具。子宮の位置矯正にも用いる。
ベッサルイース【Maria Agustina Bessa-Luís】
(1923-)ポルトガルの女流小説家。プルーストまたはカフカ風の作風。作品『神巫(みこ)』など。
ヘッジ【hedge】
→ヘッジング
べっ‐し【別紙】
①ほかの紙。another paper
②書面の本紙のほかに添える紙。annexed paper
べっ‐し【蔑視】(名・サ変他)
さげすむこと。見下げること。despise〈用例〉女性〜が問題になる。
べつ‐じ【別字】
ほかの文字。
べつ‐じ【別事】
①ほかの事。
②特別の事柄。change; something unusual〈用例〉〜なく過ごす。
べつ‐じ【別辞】
別れのあいさつ。farewell speech
べっ‐しつ【別室】
①ほかの部屋。another room
②特別の部屋。special room
べっ‐して【別して】(副)
とりわけ。とくに。ことに。especially; above all〈用例〉今年の夏は〜暑い。
べっし‐どうざん【別子銅山】
愛媛県東部、新居浜(にいはま)市の南から別子山(べっしやま)村にまたがる銅山。17世紀末発見以来、日本屈指の銅山として、住友財閥の基盤となったが、昭和48年(1973)閉山。
べっしやま【別子山】
〈村〉愛媛県北東部の村。四国山地の山村で、かつて別子(べっし)銅山で栄えた。農林業が主。観光地として銅山(どうざん)川渓谷・銅山峰がある。人口309(1994)。
べっ‐しゅ【別種】
別の種類。different kind
べっ‐しょ【別所】
①別の所。
②本寺とは別に造られた草庵(そうあん)。また、その集落化したもの。
べっ‐しょ【別書】
別の書き物・手紙・書物。
べっ‐しょ【別墅】
《「墅」は、納屋の意》別荘。下(しも)屋敷。
べっ‐しょう【別称】
別の呼び名。一名。別名。another name
べっ‐しょう【蔑称】
見下げた呼び方・名。disparaging word
べつ‐じょう【別条】
とりわけ違った事柄。〈用例〉〜なく暮らす。
べつ‐じょう【別状】
変わったようす。異状。disorder〈用例〉命に〜はない。
べっしょ‐おんせん【別所温泉】
長野県中北部、上田市の西にある温泉。歴史は古く、北向(きたむき)観音堂など文化財が多い。
べつ‐じん【別人】
ほかの人。different person
別人の観(べつじんのかん)
まるで別人のように見えること。look different from〈用例〉昔と比べると、〜がある。
ヘッジング【hedging】
つなぎ売買。株式・商品・外国為替の取り引きで、相場変動による損失を避けるために現物を空(から)売り、または空買いしておくこと。掛繋(かけつなぎ)取引。ヘッジ。
べつ‐ずり【別刷(り)】
①一部分を抜き出して、別に印刷すること・もの。
②挿し絵などを本文と違う紙に印刷したもの。
ヘッセ【Hermann Hesse】
(1877-1962)ドイツの詩人・小説家。現代文明と人間の葛藤(かっとう)を求道的に追究した。1946年ノーベル文学賞受賞。小説『ペーター=カーメンツィント』『車輪の下』『デミアン』『ガラス玉演戯』など。
べっ‐せい【別製】
とくに念入りにつくること・もの。特製。special make
べっ‐せかい【別世界】
①この世とは別の世界。地球以外の世界。another planet
②世間・現実とまったくかけはなれた所・境地。別天地。another world
べっ‐せき【別席】
①別の座席。別室。another seatanother room
②席が別々であること。
ベッセマー【Henry Bessemer】
(1813-98)イギリスの企業家・発明家。1856年転炉製鋼法を発明、企業化に成功した。
ベッセル【Friedrich Wilhelm Bessel】
(1784-1846)ドイツの天文学者。1838年に恒星の年周視差を発見し、恒星までの距離を測定した。
ベッセル‐ねん【ベッセル年】
仮想の平均太陽が赤経18時40分に達した瞬間から始まる回帰年。Besselian year
ヘッセン【Hessen】
ドイツ南西部の州。州都ビースバーデン。南西部の工業地帯を除き農業が中心。人口583.7万(1992)。
べっ‐そう【別荘】
①本宅以外に、避暑・避寒地などに建てる別宅。セカンドハウス。villa〈比較〉週末住宅。
②《隠語》刑務所。prison
べっ‐そう【別送】(名・サ変他)
別に送ること。別にして送ること。package sent by separate post〈対義〉同封。
ヘッダ‐ガブラー【Hedda Gabler】
イプセンの戯曲。1890年作。自我の強い女主人公ヘッダが自殺するまでを描く。
べっ‐たく【別宅】
別邸。detached residence; one's second home〈対義〉本宅。
へったくれ
《俗語》取るに足りないと思う事柄をののしっていう語。〈用例〉勉強も〜もあるか。
べつ‐だて【別立て】
取り扱いを別々に分けてすること。〈用例〉〜の料金。
べったら
→べったら漬け」の略。
べったら‐いち【べったら市】
東京都中央区日本橋の大伝馬町(おおでんまちょう)通りで、10月19日、恵比須講(えびすこう)の前日の晩に立つべったら漬けを売る市。くされ市。
べったら‐づけ【べったら漬(け)】
ダイコンを塩・こうじ・砂糖で浅漬けにした漬物。東京の名物。
べったり(副)
①ねばりつくさま。stick to〈用例〉〜張り付ける。
②すきまのないさま。cover the whole〈用例〉〜と墨を塗る。
③地面・床などに直接腰を下ろし、からだをくずしてすわるさま。flop down〈用例〉〜としりもちをつく。
④他人に完全に従うさま。また、仲のよいさま。obedient〈用例〉体制〜。
ぺったり(副)
→ぺたりと
べつ‐だん【別段】(副)
とりわけ。とくに。格別。especially; above all〈用例〉〜変化はない。
ベッチャマン【John Betjeman】
(1906-84)イギリスの詩人。桂冠(けいかん)詩人(在任(1972-84))。ユーモラスで洒脱(しゃだつ)な詩風が人気を博す。詩集『シオン山』など。
へっちゃら(形動)
《俗語》「へいちゃら」を強めた語。
べっ‐ちん【別珍】
《velveteenの転》綿ビロードの一種。パイル織物に属し、布面に別糸で短いけばの横パイルを作った織物。婦人・子供服地、足袋(たび)、鼻緒(はなお)に用いる。
へっつい【竈】
《「へつい」の転》→かまど
ベッティ【Ugo Betti】
(1892-1953)イタリアの劇作家。キリスト教的象徴性が特徴。戯曲『裁判所の腐敗』『牝山羊(めやぎ)ケ島の犯罪』など。
べっ‐てい【別邸】
別に建てた邸宅。detached residence; one's second home〈対義〉本邸。
ヘッディング【heading】
→ヘディング
ペッティング【petting】(名・サ変他)
男女間で性的に愛撫(あいぶ)すること。性交にまで至らない。
べつ‐でん【別伝】
①特別の伝授。
②別の言い伝え。
③《仏教語》「→教外(きょうげ)別伝」の略。
ペッテンコーファー【Max von Pettenkofer】
(1818-1901)ドイツの衛生学者。ミュンヘン大学に近代的実験科学としての衛生学を築き、その教授となる。著書『衛生学職業病学要綱』など。
べっ‐てんち【別天地】
別世界。another world
ヘット【vet(オランダ)
牛の脂肪組織や骨からとった料理用の油脂。融点はラードより高く、舌ざわりが悪い。牛脂。fallow
ヘッド【head】
①頭。頭の働き。
②頭部。物の先端。〈用例〉ゴルフクラブの〜。
③組織や集団の長・責任者。〈用例〉〜コーチ。
④「→磁気ヘッド」の略。
べっ‐と【別途】
①別の道・方法。different way〈用例〉〜に考慮する。
②使い道の違うこと。separate〈用例〉〜会計。
ベッド【bed】
①寝台。就寝用の家具。脚の付いた台枠の上にマットレスを載せたもの。
②苗床。花壇。
ペット【pet】
かわいがって飼っている小動物。
ぺっ‐と(副)
口からつばやたんなどを、急に強く吐き出すさま。spit
ヘッド‐アップ(名・サ変自)
《和製語》野球やゴルフで、ボールを打つ直前にあごが上がり、ボールから目が離れてしまうこと。
べっ‐とう【別当】
①《官についている人が別にこの職に当たった》特殊な役所の長官。
②検非違使(けびいし)庁の長官。
③東大寺・興福寺などで、事務をしめくくった職。
④盲人の官位の一つ。検校(けんぎょう)の次位。
⑤もと皇族諸家の職員の首席。
⑥《院の廏(うまや)の長官から》→馬丁(ばてい)
べつどう‐たい【別働隊・別動隊】
特別の任務を持ち、本隊とは別に行動する部隊。
ベッドカバー【bedcover】
ベッドを使わないときに掛けておくカバー。ほこり除けが目的だが、インテリアの要素にもなる。
ヘッドギア【headgear】
ボクシング・ラグビーなどで、頭部や耳を保護するために装着する皮製の防具。高校生のボクシングなどの試合では、着用が義務づけられる。
ヘッド‐コーチ【head coach】
コーチの首席。
ベッド‐シーン
《bedroom sceneから》映画・テレビなどで、ベッドを中心とした、男女の性愛の情景。
ベッド‐タウン
《和製語。住民は大都市へ通勤し、夜は帰って寝るだけなのでこうよばれた》大都市近郊の住宅地域や都市。
ヘッド‐タンク【head tank】
水力発電所の導水路と、タービンへ送水する水圧鉄管との接合部に設ける水槽。流量の調節と土砂の沈殿除去を行う。
ヘッドドレス【headdress】
頭を飾るものの総称。リボン・花・くしなどの髪飾りのほか、帽子・ベールなどのかぶりもの、さらに髪型なども含まれる。
ヘットナー【Alfred Hettner】
(1859-1941)ドイツの地理学者。近代地理学の体系化に貢献。とくに地誌学の重要性を唱えた。また日本の北アルプスに氷河の跡があることを証明。
ヘッドハンター【headhunter】
《首狩り族、の意》人材スカウト業。高級技術者や幹部級人材の他企業への引き抜きを仲介する人。
ヘッドハンティング【headhunting】
他企業の有能な幹部級人材を、高給で引き抜くこと。
ペット‐びょう【ペット病】
家庭で飼育しているペットからヒトに伝染する病気の総称。レプトスピラ症・トキソプラズマ症・鸚鵡(おうむ)病など。ペット感染症。pet-communicated infection〈参照〉人畜共通伝染病。
ペット‐フード【pet food】
愛玩(あいがん)動物用の人工配合飼料。栄養配分を発育段階に応じて変えるなど、バランスよく作られている。
ペット‐ボトル【PET bottle】
《PETはpolyethylene terephthalateの略》ポリエチレン‐テレフタレート製の瓶。ガスを通しにくく清涼飲料水・ジュースなどの容器に用いられる。
ヘッドホン【headphone】
耳に直接当てる受話器。一般には、ステレオ用のものをさす。多くは、ダイナミック型の小型スピーカーが内蔵され、密閉型とオープンエア型がある。
ベッドメーキング【bedmaking】
ベッドの毛布やシーツなどを整え、寝るための床(とこ)づくりをすること。
ヘッドライト【headlight】
自動車・電車などの前照灯。〈対義〉テールライト。
ヘッドライン【headline】
①新聞・雑誌の見出し。
②ニュース放送で、最初に言う表題。
ヘッド‐ランプ【head lamp】
機器あるいは装置などの正面側に付いている灯火。
べっとり(副)
ねばりけのあるものが一面につくさま。stick to〈用例〉血が〜つく。
ベッドルーム【bedroom】
洋式の寝室。
へ‐づな【舳綱】
船首を岸につなぐための綱。hawser〈対義〉艫綱(ともづな)
べつ‐に【別に】(副)
①《下に打ち消しをともなって》とりたてて。particularly〈用例〉〜困りはしない。
②いっしょでなく。separately〈用例〉〜申し上げます。
③ほかに独立して。わけて。independently〈用例〉隠居所を〜建てる。
べつ‐のう【別納】(名・サ変他)
料金などを、その場ではなくて別に納めること。separate payment〈用例〉料金〜郵便。
べっ‐ぱ【別派】
別の流派・党派。different party
ペッパー【pepper】
→ペパー
べっ‐ぱい【別杯・別盃】
別れのさかずき。farewell cup〈用例〉〜をあげる。
ベッヒャー【Johannes Robert Becher】
(1891-1958)ドイツの詩人。旧東ドイツの文化大臣となる。詩集『滅亡と勝利』『帰郷』など。
べっ‐ぴょう【別表】
別に添えた表。annexed list
へっぴり‐ごし【屁っ放り腰】
《俗語》
①中腰。および腰。lean over
②確信のない態度。weak-kneed
へっぴり‐むし【放虫】
①カメムシ科の昆虫の俗称。体から臭気の強い油状の液を出すことによる。
→ミイデラゴミムシの俗称。尾端から刺激臭のある液体を噴射することによる。
べつ‐びん【別便】
①その郵便物とは別にして出す郵便物。別の郵便物。by separate mail〈用例〉〜で送る。
②別に使う輸送機関。
べっ‐ぴん【別品】
格別にすぐれた品物。
べっ‐ぴん【別嬪】
《「別品」の意から》美しい女性。美人。beauty
ヘッブ【Donald Olding Hebb】
(1904-)カナダの心理学者。マギル大教授。学習・感情・動機・知覚などを、脳の機能に還元して理解する神経生理学的心理学を提唱。
べっぷ【別府】
〈市〉大分県中部、別府湾に臨む市。日本屈指の温泉・観光都市。港があり交通上の要地。九州の東の玄関口でもある。商業・サービス業がさかん。人口12万7707(1994)。
べっ‐ぷう【別封】
=べつふう。
[一](名・サ変他)別々に封をすること。separate cover
[二](名)別に封をして添えた手紙。accompanying letter〈対義〉同封。
べっぷ‐おんせん【別府温泉】
大分県別府市にある温泉。別府八湯といわれる別府温泉郷の中心で群を抜いて大きい。温泉郷全体の湧出(ゆうしゅつ)量、源泉数、泉質の種類はいずれも日本一。
べっぷ‐だいがく【別府大学】
私立大学。昭和22年(1947)創立の別府女子専門学校を前身とし、同25年(1950)より現制、同29年(1954)より現名。所在地は大分県別府市北石垣。
ヘップバーン【Hepburn】
→ヘプバーン
ヘップルホワイト【George Hepplewhite】
(?-1786)イギリスの工芸家。繊細優美な意匠を誇るヘップルホワイト式家具の創始者。
ヘップワース【Barbara Hepworth】
(1903-75)イギリスの女流彫刻家。簡潔で有機的な抽象形態を追究した。
べっぷ‐わん【別府湾】
大分県中部、国東(くにさき)・佐賀関(さがのせき)の両半島にはさまれた湾。九州と阪神・中国・四国・中京を結ぶ海上交通の要地。かんたん湾。
べつ‐べつ【別別】(名・形動)
①別れ別れであること・さま。separate〈用例〉〜に出発する。
②おのおの。それぞれ。each; individual〈用例〉〜に支払う。
ヘッベル【Christian Friedrich Hebbel】
(1813-63)ドイツの劇作家。ドイツのリアリズム演劇への道を開いた。戯曲『ユーディット』『マリーア=マグダレーナ』『ギーゲスとその指輪』など。
べっ‐ぽう【別法】
別の方法。another method
べっ‐ぽう【別報】
[一](名・サ変他)別の機会に知らせること。another report
[二](名)独立した、ほかの報告書。another report
へっぽこ(名・形動)
《俗語。見下げた気持ちでいう》技のへたなこと・人・さま。〈用例〉〜医者。
べつ‐ま【別間】
別の部屋。別室。another room
べつ‐むね【別棟】
棟を別にして建ててある家。separate building
べつ‐めい【別名】
本名のほかの名前。異名(いみょう)。べつみょう。nickname
べつ‐めい【別命】
①別の命令。
②特別の命令。〈用例〉〜を帯びる。
べつ‐もの【別物】
①違った物。別々の物。different thing
②特別の物。例外。exception〈用例〉〜扱い。
べつ‐もんだい【別問題】
異質の問題。関係のない事柄。different problem
べつやく‐みのる【別役実】
(1937-)劇作家。旧満州(現中国東北部)生まれ。早大中退。日本の不条理劇の第一人者。戯曲『象』『マッチ売りの少女』など。
べつ‐よう【別様】(名・形動)
違ったやり方・さま。〈用例〉〜の考え方。
へつらい【諂い】
へつらうこと。flattery
へつら・う【諂う】(五自)
相手の気に入るようなことをする・言う。おべっかを使う。おもねる。flatter〈用例〉上司に〜。