- べつ‐り【別離】
- 別れること。遠くはなれること。parting
- ペッリコ【Silvio Pellico】
- (1789-1854)イタリアの愛国者・小説家。カルボナリ党(炭焼(すみやき)党)員として逮捕され、牢獄につながれた。『獄中記』はロマン主義文学の代表作。
- ベツレヘム【Bethlehem】
- 新約聖書『ルカによる福音書』による、イエスの生誕地。エルサレムの南約8kmにある村。
- べつ‐わく【別枠】
- 決められた費用・人員等の範囲内では処理しきれない場合、別に設ける許容範囲。separate standing〈用例〉〜の予算。〜で考える。
- ペティ【William Petty】
- (1623-87)イギリスの経済学者。労働価値説を提唱して古典派経済学の基礎を築き、数量的方法により近代統計学の源流の一人となった。著書『政治算術』など。
- ベディエ【Joseph Bédier】
- (1864-1938)フランスの文学者。武勲詩の研究により中世文学研究に新境地を開く。著書『叙事詩伝説』など。
- ペディキュア【pedicure】
- 足を美しくするための美容法。マッサージ・爪(つめ)の手入れと化粧など。方法はマニキュアとほとんど同じ。
- ペティ‐の‐ほうそく【ペティの法則】
- 経済の発展にともなう産業間の所得の差が誘因となって、産業構造の比重が第一次産業から第二次産業へ、さらに第三次産業へ移るという法則。ペティが指摘し、のちにクラークが国際比較で実証した。ペティ‐クラークの法則。Petty's law
- ヘディン【Sven Hedin】
- (1865-1952)スウェーデンの地理学者・探検家。中央アジアを広く探検し、ロプノールの変化や古代都市楼蘭(ろうらん)の遺跡を発見。著書『中央アジア探検記』『さまよえる湖』など。
- ヘディング【heading】
- =ヘッディング。
- ①サッカーで、頭部に球を当ててとばしたり受け止めたりする技術。
- ②見出し。表題。
- ペテーフィ【Petöfi Sándor】
- (1823-49)ハンガリーの詩人。自由と愛をうたった民族主義とロマン主義の旗手。叙事詩『勇士ヤーノシュ』、叙情詩『九月の終りに』など。
- ペテガリ‐だけ【ペテガリ岳】
- 北海道南部、日高山脈の中央にある山。標高1736m。氷食地形のカールがみられる険しい山容をもつ。
- ベテラン【veteran】
- 経験を積んだ人。老練な人。古つわもの。ヴェテラン。
- ベテルギウス【Betelgeuse】
- オリオン座α(アルファ)星。和名は平家(へいけ)星。距離は約500光年。不規則変光星。直径が太陽の数百倍もある赤色超巨星。
- ヘテロ【hetero】
- 《異なった、他の、の意》生物学で、「異型」のこと。〈参照〉ヘテロ接合体。
- ペテロ【Pétros(ギリシア)】
- イエス=キリストの一番弟子で十二使徒の一人。イエスの死後、伝道に尽くし、ネロ帝のときローマで殉教。ローマ教会の設立者、最初の司教として、とくにカトリック教会で重んじられ、教皇は彼の後継者とされる。
- ヘテローシス【heterosis】
- 雑種第一代(F1)が形態・耐性・多産性などの点で、両親よりすぐれていること。この現象を育種上に利用したカイコは有名で、養蚕家の飼育するカイコは、すべて雑種第一代である。雑種強勢。
- ヘテロ‐せつごうたい【ヘテロ接合体】
- ある対立遺伝子の優性遺伝子と劣性遺伝子との両者ともあわせもつ個体。異型接合体。anisozygote
- ペテロ‐ぜんこうしょ【ペテロ前後書】
- (The First and Second Letters of Peter)ペテロの第1・第2の手紙。『新約聖書』中の公同書簡の一書。迫害に苦しむ小アジアの諸教会宛(あて)の、使徒ペテロの名前による回状。
- ヘテロフォニー【heterophony】
- 多声音楽の一種。同じ旋律を複数の声部で同時に奏するとき、原旋律とそれを装飾・変形した旋律が同時に存在する状態。東洋の音楽にこの性格をもつものが多い。インドネシアのガムランなど。
- ぺてん
- だますこと・手段。fraud〈用例〉〜にかける。
- ぺてん‐し【ぺてん師】
- 人をだます者。詐欺師(さぎし)。swindler
- へ‐ど【▽反吐・▼嘔吐】
- 食べた物を戻すこと。また、戻した物。vomit〈用例〉〜を吐く。
- ベドウィン‐ぞく【ベドウィン族】
- 中東・北アフリカの乾燥地帯に住むアラブ系遊牧民。ラクダの遊牧と、それによる通商に従事。イスラム教徒。今日、定着化が進行。Bedouin
- ベドーズ【Thomas Lovell Beddoes】
- (1803-49)イギリスの詩人。詩と詩劇により暗くゆがんだ世界を描く。詩劇『死の戯れの本』など。
- べと‐つ・く【べと付く】(五自)
- べとべとする。粘りつく。be sticky
- ベトナム【Vietnam; Viet Nam・越南】
- (Socialist Republic of Viet Nam)東南アジア、インドシナ半島東側の社会主義共和国。首都ハノイ。インドシナ戦争で南北に分離したが、ベトナム戦争をへて1976年統一された。北部のソンコイ川デルタと南部のメコン川デルタでは米作がさかん。ホンゲイは石炭産地。面積33.2万km2。人口7090.2万(1993)。正称ベトナム社会主義共和国。
- ベトナム‐きょうさんとう【ベトナム共産党】
- (Dang Cong San Viet Nam(ベトナム))1930年ホー=チミンが亡命先のホンコンで結成したベトナムの共産主義政党。ベトナム革命を指導し、解放後政権をにぎる。51年からは労働党と称していたが、76年この名に戻った。
- ベトナム‐ご【ベトナム語】
- ベトナム・ラオス・カンボジアなどに住むベトナム人の言語。中国語の影響が強く、かつては漢字から作ったチュノム(字喃(じなん))で、現今はローマ字で表記するクオックグー(国語)を使用。安南語。Vietnamese
- ベトナム‐じん【ベトナム人】
- ベトナムの主要民族。狭義にはベトナム語を話す種族、キン族。水田耕作に従事。タイ・中国文化の影響を受容。Vietnamese
- ベトナム‐せんそう【ベトナム戦争】
- ベトナム民族が1960年から15年間にわたりアメリカの軍事介入に抵抗して、傀儡(かいらい)政権であるサイゴン政府を打倒し、独立と統一をはたした民族解放戦争。Vietnam War
- ベドノルツ【Johannes Geork Bednorz】
- (1950-)ドイツ生まれの物理学者。スイスのIBMチューリッヒ研究所研究員。カール=ミュラーとともに、セラミックスの高温電導体の発見で1987年ノーベル物理学賞受賞。
- べと‐びょう【べと病】
- 藻菌類のカビによる植物の病気。葉に黄色の病斑(はん)が生じ、灰白色のカビでおおわれる。ダイズ・ホップ・ブドウ・ウリ類などの作物に発生。露菌病。downy mildew
- へと‐へと(形動)
- ひどく疲れて、からだに力のないさま。be dead-tired〈用例〉〜に疲れる。
- べと‐べと(副・形動・サ変自)
- ねばりつくさま。ねばるさま。べたべた。sticky〈用例〉汗でシャツが〜になる。
- ベトミン【Vietminh(ベトナム)・越盟(中)】
- ベトナム独立同盟(Viet Nam Doc Lap Dong Minh Hoi)の俗称。1941年日本侵略下のベトナムでホー=チミンらによって結成された、日本・フランスに対抗して民族解放を実現するための統一戦線。
- ペドメーター【pedometer】
- 歩数計。万歩計。
- へど‐もど(副・サ変自)
- あわて、うろたえるさま。まごついて、しっかりした受け答えのできないさま。get flurried〈用例〉突然に質問されて〜する。
- ペトラルカ【Francesco Petrarca】
- (1304-74)イタリアの詩人・人文学者。ヨーロッパ最高の叙情詩人の一人で、その影響はペトラルキズムといわれ、今日に及んでいる。古典古代文化の再評価に努め、イタリア人文(じんぶん)主義の先駆者となった。主著は叙情詩集『カンツォニエーレ』。ラテン語作品に叙事詩『アフリカ』、『名士列伝』『孤独な生活』など。
- ペトリ‐ざら【ペトリ皿】
- 《ドイツの細菌学者ペトリにちなんで》細菌を培養するのに用いる蓋(ふた)付きの浅いガラス皿。シャーレ。Petri dish
- ベドリントン‐テリア【Bedlington terrier】
- イヌの一品種。肩高約40cm。ふわふわした白い毛を子ヒツジに似せて刈り込む。愛玩(あいがん)用のテリア。イギリス原産。
- ペトルーシュカ【Petrushka(ロシア)】
- ストラビンスキー作曲のバレエ作品。フォーキンの振り付け。1911年パリ初演。近代バレエの傑作の一つ。踊り子と道化ペトルーシュカとムーア人の3つの人形の恋の悲劇。
- へどろ
- 河口・湖沼・湾の底に堆積(たいせき)した暗黒色の汚泥。産業廃棄物や有害物質を含む場合がある。sludge
- ペドロ【〈2世〉Pedro II】
- (1825-91)ブラジル第2代皇帝(在位(1831-89))。ブラジル独立を宣言したペドロ1世の子。15歳で戴冠(たいかん)、産業振興・奴隷解放政策を推進するが、地主層・教会の支持を失い退位。
- ペトロ‐きべ【ペトロ岐▽部】
- (1587-1639)イエズス会神父。豊後(ぶんご)出身。慶長(けいちょう)19年(1614)の「大追放」でマニラに渡航。エルサレムからローマに渡って司教となり、寛永(かんえい)7年(1630)布教のため再入国。捕らえられ同16年(1639)獄死。
- ペトロザボーツク【Petrozavodsk】
- ロシア北西部、オネガ湖西岸の港湾都市。カレリヤ共和国の首都。人口28万(1992)。
- ペトロニウス【Gāius Petrōnius Arbiter】
- (?-66ごろ)ローマの政治家・作家。皇帝ネロの寵(ちょう)を受けたが、のち自殺。長編物語『サテュリコン』は、近世のヨーロッパ小説の先駆的作品。
- ペトロパブロフスク‐カムチャツキー【Petropavlovsk-Kamchatsky】
- ロシアの極東、カムチャツカ半島南東岸の港湾都市。同州の州都。漁業基地で水産加工が中心。海軍基地。人口27.3万(1992)。
- ペトロフィナ【Petrofina s.a.】
- ベルギーの石油会社。1920年設立。本社はブリュッセル。
- ペトロ‐フード
- 《和製語。「ペトロ」はpetroleum(石油)から》石油系の原料に繁殖させた微生物のたんぱく質を素材とする食品。
- ペトロフ‐ボトキン【Kuzima Sergeyevitch Petrov-Vodkin】
- (1878-1939)ソ連の画家。舞台美術にも活躍。作品『赤い馬の水浴』など。
- ペトロベン【Petrovén】
- 《Petróleos de Venezuelaの略》ベネズエラの国営石油会社。1975年設立。
- へなし‐ざき【▼艫▽作崎】
- 青森県の西端、日本海に突き出した岬。海岸段丘が発達し、奇岩・岩礁が多い景勝地。黄金(こがね)崎。
- ベナセラフ【Baruj Benacerraf】
- (1920-)アメリカの病理学者。免疫反応で抗体の産生が優生遺伝子に支配されることを明らかにした。ドーセ・スネルとともに、1980年ノーベル生理学医学賞受賞。
- へなたり‐がい【▽香▼螺貝】
- ウミニナ科のマキガイ。殻高約3cm。黄白色と黒褐色の横縞(よこじま)がある。汽水(きすい)域の潮間帯の砂泥底にすむ。革質のふたは香の材料。本州から九州に分布。
- へな‐ちょこ【▼埴▼猪▽口】
- ①楽焼きのさかずき。外側に鬼、内側におたふくをかく。
- ②《俗語》未熟な者をののしっていう語。
- ペナテス【Penātēs(ラテン)】
- ローマの食料貯蔵庫の神。ウェスタ神・ラレス神とともに各家庭で祭られた。
- へな‐へな(副・サ変自)
- ①気力・体力が弱々しいさま。weakly〈用例〉〜と座りこむ。
- ②手ごたえなくしなうさま。bend easily〈用例〉〜したトタン板。
- ベナベンテ【Jacinto Benavente】
- (1866-1954)スペインの劇作家。スペイン近代劇の第一人者。1922年ノーベル文学賞受賞。戯曲『作りあげた利害』など。
- ペナルティー【penalty】
- 反則をした場合の罰。〈用例〉〜を科す。〜をとられる。
- ペナルティー‐エリア【penalty area】
- サッカー競技場の、ゴール前にラインで示されているゴールエリアを含む罰則区域。この区域内のプレーにのみ適用されるルールがある。
- ペナルティー‐キック【penalty kick】
- サッカー・ラグビーで、相手側の反則(サッカーではペナルティーエリア内での守備側の反則)に対して与えられるキック。
- ペナルティー‐ゴール【penalty goal】
- ラグビーで、ペナルティーキックのボールがゴールポストのクロスバー上を通過すること。得点3点。
- ベナン【Benin】
- (Republic of Benin)アフリカ西部、ギニア湾北岸に臨む共和国。首都ポルトノボ。1960年フランスからダオメーとして独立し、75年に改称。国土の大半は平原で、カカオ・パーム油などを生産。面積11.3万km2。人口489万(1993)。正称ベナン共和国。ベニン。
- ペナン【Penang】
- マレーシア北西部、マレー半島西側のペナン島の港湾都市。貿易・商業の中心地。観光地としても有名。人口24.8万(1980)。ピナン。ジョージタウン。
- ペナント【pennant】
- ①細長い三角の旗。
- ②野球リーグなどの優勝旗。〈用例〉〜を争う。
- ペナン‐とう【ペナン島】
- (Plau Penang)マレーシア北西部、マレー半島の西側にある島。面積279km2。ピナン島。
- ペナント‐レース【pennant race】
- プロ野球の公式戦。日本では毎年4〜10月をシーズンとして、優勝旗(ペナント)をかけ、セ・パ両リーグとも1球団130試合を行う。
- べに【紅】
- ①「→紅花(ベニバナ)」の略。
- ②紅花からとった鮮紅色の顔料(がんりょう)。頬(ほお)紅・口紅などの化粧品の原料や食品の着色、友禅染(ゆうぜんぞめ)の染料などに使われる。紅色。rouge
- ③頬紅。口紅。rouge; lipstick〈用例〉〜をさす。
- ヘニー【Sonja Henie】
- (1912-69)ノルウェーの女子フィギュアスケート選手。ヨーロッパ選手権8連勝、世界選手権10連勝、オリンピック3連勝。ルッツジャンプを創案。
- ペニー【penny】
- イギリスの補助通貨単位。複数はペンス(pence)。ポンドの100分の1。
- べに‐いちやくそう【紅一薬草】
- イチヤクソウ科の多年草。高山の林中にはえる。高さ約20cm。葉は円形で柄が長い。初夏に、多数の紅色の花が下向きに咲く。
- べに‐うつぎ【紅▽空木】
- スイカズラ科の落葉低木。タニウツギの変種の一つ。晩春に、紅色で、先が5裂した筒形漏斗(ろうと)状の花が咲く。観賞用として栽培。
- べに‐え【紅絵】
- ①浮世絵版画の古いかたち。黒の線画を摺(す)ったもの(墨摺り絵)に、紅を主に黄・緑・藍(あい)などの単純色を手彩色したもの。
- ②「→紅摺り絵」の略。
- べに‐おしろい【紅▽白▽粉】
- ①紅とおしろい。rouge and powder
- ②化粧すること。make up
- べに‐がい【紅貝】
- 浅海の細砂底にすむニッコウガイ科のニマイガイ。殻長約5cm。殻表は滑らかで内外面とも淡紅色。貝細工に利用。本州から九州に分布。
- べに‐がく【紅▼萼・紅額】
- ユキノシタ科の落葉低木。アジサイの一変種。高さ約1.5〜2m。葉は薄質の卵形で鋭い鋸歯(きょし)がある。初夏に、青色の集合花を開き、その周囲に白い装飾花をつけ、これが紅色に変わる。
- べに‐がら【紅殻】
- →ベンガラ。ベンガラに「紅殻」の字を当てたことからできた語。
- べに‐ぐま【紅▼隈】
- 歌舞伎(かぶき)の隈(くま)取りの一つ。荒事(あらごと)の超人的英雄などに扮(ふん)する場合に、紅で顔を赤く誇張的にかたどること。
- べに‐こ【紅粉】
- 中国から伝来した紅。唐紅(とうべに)。
- べに‐ごうかん【紅合歓】
- マメ科の低木。高さ約2m。葉は2回羽状複葉。夏に、葉腋(ようえき)に赤色、球状の小花を多数つける。メキシコ原産。ヒゴウカン。
- べにさし‐ゆび【紅差(し)指】
- 《紅をつけるとき使うことから》→薬指。
- ベニジウム【Venidium(ラテン)】
- キク科ベニジウム属の総称。葉は羽状に深裂。春に、径約6cmの頭状花を開く。中心は黒、舌状花は黄、黒色の輪が花弁に入る。切り花・鉢植え用。南アフリカ原産。ジャノメギク。
- べに‐しじみ【紅▽小▽灰▼蝶】
- シジミチョウ科のチョウ。開張約3cm。春型では朱赤色部が目立つ。春から秋、道ばたの花に飛来。日本全土、アジア・ヨーロッパに分布。
- べに‐しだ【紅▽羊▽歯】
- オシダ科の常緑シダ。若葉や若い包膜が紅紫色を呈する。葉柄には黒褐色の鱗片(りんぺん)が密生。関東以西に分布。
- べに‐したば【紅下▼翅▼蛾】
- 後翅(こうし)が赤く外縁と中央に黒帯状の紋のあるガ。開張約7.5cm。幼虫はリンゴ・ヤナギ・ポプラにつく。日本全土に分布。
- べに‐したん【紅紫▼檀】
- バラ科の半常緑または落葉低木。高さ約2m。盆栽などに仕立てられる。9月に約5mmの赤い果実を葉の脇(わき)につける。中国西部の原産で、日本には昭和の初めに渡来。
- べに‐しょうが【紅生▼薑・紅生▼姜】
- 梅酢につけて、赤く着色したしょうが。
- ペニシリン【penicillin】
- アオカビの産生する抗生物質。抗生物質としてはじめて実用化された。ブドウ球菌・肺炎球菌などの発育を阻止する作用があり、ジフテリア・肺炎・敗血症など多くの細菌性疾患に効果がある。1928年、フレミングが発見。40年分離抽出に成功。
- ペニシリン‐ショック【penicillin shock】
- ペニシリンの注射などで起こすアレルギー性のショック。投与後数分で、じんましん・胸内苦悶(くもん)などが現れ、重症では死に至る。現在では、ショック予防のための事前チェックが行われる。
- べに‐すずめ【紅▼雀】
- ①飼い鳥として知られるカエデチョウ科の鳥。フィンチの一種。全長約9cm。雄は全身深紅色で小白斑(はん)を散らすが、雌は褐色(かっしょく)で地味。姿や鳴き声が美しいので江戸時代初期から飼われるが、繁殖はむずかしい。東南アジア原産。
- ②《「紅雀蛾・紅天蛾」とも》翅(はね)と体の紅色部が鮮やかなスズメガ科のガ。開張6cm内外。食草はマツヨイグサ・ホウセンカ・ブドウなど。成虫は春秋に出現し、夜、灯火に飛来する。日本全土・中国・朝鮮半島に分布。
- ベニスのしょうにん【ベニスの商人】
- 《原題The Merchant of Venice》シェークスピアの喜劇。1596〜97年作。人肉の抵当、小箱による婿選びなど伝奇物語を巧みに統一、ロマン的叙情性にあふれる。
- べに‐すもも【紅▼李】
- バラ科の落葉小高木。葉は皮針形。早春に、淡紅色の花が咲く。果実は径約4cm、暗紅色で暗い斑点(はんてん)がある。果肉は濃黄色で多汁、酸味がある。
- べに‐ずり【紅▼摺(り)】
- 浮世絵版画で、墨のほかに、紅・緑などの色も版木でするもの。また、そうしてすったもの。
- べにずり‐え【紅▼摺(り)絵】
- 浮世絵版画の古いかたち。紅を主にしたわずかの種類の色が刷りこまれたもの。多色刷りの錦絵(にしきえ)の前段階。紅絵。
- べに‐ずわいがに【紅ずわい▼蟹】
- 鮮やかな紅色をした脚の長い海産のカニ。甲幅12cm内外。食用。日本海の水深400m以上の深海に生息。
- ベニゼロス【Eleutherios Venizelos】
- (1864-1936)ギリシアの政治家。クレタ島生まれ。反トルコの民衆運動に参加し、1910年以来数回首相になる。35年反王制蜂起に失敗し、フランスに亡命。
- べに‐たけ【紅▼茸】
- 担子菌類で、鮮赤色のベニタケ属のキノコの総称。大部分は食用。ハツタケに似ている。日本全土に分布。
- べに‐てんぐたけ【紅天▼狗▼茸】
- 担子菌植物テングタケ科の毒キノコ。かさは径10〜20cmで、表面は深紅色に白いいぼがある。9〜10月に、シラカバ・マツの林に発生する。
- べに‐の‐き【紅の木】
- ベニノキ科の落葉低木。高さ3〜8m。葉は広卵形で長柄。花は径約6cm、淡紅色または白色の五弁花。果実から赤い染料をとる。熱帯地方で栽植される。
- べに‐ばな【紅花】
- キク科の一、二年草。高さ50〜120cm。夏に咲く紅黄色のアザミに似た花は紅色素を含み、染料・薬用として珍重される。種子からは油をとり、この油のすすは墨用。山形県が主産地。中央アジア原産。クレノアイ。スエツムハナ。ベニ。safflower
- べにばな‐いんげん【紅花隠元】
- マメ科のつる性多年草。インゲンマメより大きな朱赤色の美しい花が咲き、紫黒の地に赤斑(せきはん)のある大きな豆を結ぶ。食用。観賞用としても栽培。中国原産。ハナマメ。
- べにばなつみ‐うた【紅花摘(み)▼唄】
- 山形県の民謡。村山市を中心とする最上(もがみ)川流域の紅花を摘みながらうたう唄。
- べに‐ひ【紅▼檜】
- ヒノキ科の常緑高木。台湾特産。高さ約40m。葉はヒノキに似る。材は樹脂を多く含む。心材が淡紅色のためにこの名がある。建材・器具材。
- ペニヒ【Pfennig(ドイツ)】
- ドイツの補助通貨単位。1マルクの100分の1。
- べに‐ひかげ【紅日陰▼蝶】
- ジャノメチョウ科の高山チョウ。開張約4cm。前翅(ぜんし)表面に橙赤(とうせき)色の帯状斑点(はんてん)。食草はスゲ類。本州中部以北・北海道、アジア東北部に分布。
- ベニ‐ビディ‐ビキ【Vēnī, vīdī, vīcī.(ラテン)】
- 古代ローマの政治家シーザーの出した手紙の文句で、「来た。見た。勝った」。簡潔な手紙の例として知られる。I came, I saw, I conquered.
- べに‐ひわ【紅▼鶸】
- ヒワ(マヒワ)に似るが、額が紅色のアトリ科の鳥。全長約14cm。山地の森林にすむ。東西両大陸の北部で繁殖し、冬は南下。日本へは北海道・本州に渡来。
- べに‐ましこ【紅▽猿子】
- 体が淡紅色のアトリ科の鳥。全長約15cm。草原にすみ、草の実や小昆虫を食べる。青森県以北で繁殖し、冬は本州中部以南に渡る。
- べに‐ます【紅▼鱒】
- サケ科のマスの一種。全長60〜80cm。秋の生殖期に雌雄とも紅色となる。ふだんは背は青黒色、腹は銀白色。肉はサケ類の中でもっとも赤みが濃い。北太平洋に分布。秋、川をのぼり産卵。食用。本種の陸封型がヒメマス。ベニザケ。sockeye salmon
- べにまる‐だいこん【紅丸大根】
- ダイコンの一品種。カブ形で直径約10cm。皮が赤色で中は白色。でんぷん質に富み甘味があり、やわらかい。チョウカベニマル。コウガベニマル。
- べにもん‐あげは【紅紋揚羽▼蝶】
- 中形のアゲハチョウ。開張約8cm。食草はリュウキュウウマノスズクサなど。八重山諸島ほかアジアの熱帯に分布。
- ベニヤ【veneer】
- 木材を薄くはいで、張り合わせて作った板。建築・家具用。合板。ベニヤ板。
- べに‐りんご【紅林▼檎】
- バラ科リンゴ属の落葉高木。葉は楕円(だえん)形であらい鋸歯(きょし)をもつ。白色の花を開く。果実は楕円形で紅熟。盆栽・切り花用。
- ペニロイヤル‐ミント【pennyroyal mint】
- シソ科の多年草。高さ約50cm。全草に毛が密生。夏に、葉のつけ根に小花が密生。香味料。ヨーロッパ原産。メグサハッカ。