ほう‐こ【這子】
幼児の這(は)う姿に似せて作られた布製の信仰的人形。はうこ。〈参照〉御伽(おとぎ)這子。
ほう‐こ【宝庫】
①宝物を入れる倉。treasure house
②多くのすぐれたものを生み出すもの・所。treasury〈用例〉知識の〜。
ほう‐ご【反故】
→ほご(反故)
ほう‐ご【邦語】
①自分の国のことば。
②日本語。〈用例〉〜訳。
ほう‐ご【法語】
《仏教語》仏教をやさしく説いたもの。禅宗では、師家(しけ)が修行者に与える励まし・戒めのことばなどをいう。法談。法話。
ぼう‐こ【房戸】
律令(りつりょう)制度で、一郷の単位の一つ。多くは単婚家族で、平均8人。〈比較〉郷戸(ごうこ)
ぼう‐ご【防護】(名・サ変他)
敵・災害などをふせぎ守ること。protection
*ほう‐こう【方向】
①進んで行くほう。むき。方角。direction〈用例〉右の〜へ進む。反対の〜。
②目的。方針。身の振り方。course〈用例〉〜転換。和解の〜で話を進める。
ほう‐こう【徨】(名・サ変自)
あてどなくさまよい歩くこと。うろつくこと。wander; hover
ほう‐こう【芳香】
よいかおり。fragrance〈対義〉悪臭。〈用例〉〜を放つ。
ほう‐こう【哮】(名・サ変自)
猛獣がほえさけぶこと。roar〈用例〉トラの〜。
ほう‐こう【奉公】(名・サ変自)
朝廷・国家・主人・他家などに仕えること。public service; apprenticeship〈用例〉滅私〜。
ほう‐こう【放校】(名・サ変他)
規則に違反した学生・生徒を学校から追放すること。expulsion from school〈用例〉〜処分。
ほう‐こう【砲口】
火砲の筒口(つつぐち)。弾丸が飛び出す、砲身の出口をいう。muzzle
ほう‐こう【砲熕】
おおづつ。大砲。
ほう‐ごう【法号】
《仏教語》出家後または死後受戒のとき、与えられる名。称号。戒名。法名。
ほう‐ごう【縫合】
[一](名・サ変他)
①ぬいあわせること。suture
②手術や外傷で、切断された組織をぬいあわせ結合すること。また、骨と骨の狭い間隙(かんげき)を線維性の結合組織で結合しているもの。suture〈数え方〉1針(はり)
[二](名)骨の結合部分が、鋸(のこぎり)の歯の形をして組み合わさった状態。頭骨などにみられる。sutural bones
ぼう‐こう【胱】
腎臓(じんぞう)から送られる尿をため、一定量に達したときに排出させる臓器。尿の容量平均は500mlだが、個人差が著しい。小便袋。urinary bladder
ぼう‐こう【暴行】(名・サ変自)
①人に暴力を加えること。violence
→強姦(ごうかん)。rape
ぼうこう‐えん【胱炎】
膀胱におこる炎症。主として細菌感染で起こり、頻尿・排尿痛・尿のにごりの症状を示す。腎盂(じんう)炎にともなう場合は発熱が長くつづく。cystitis
ぼうこう‐けっかく【胱結核】
膀胱におこる結核。かならず腎(じん)結核が先行する。主症状は排尿痛・頻尿・血尿・尿のにごりなど。vesical tuberculosis
ぼうこう‐けっせき【胱結石】
膀胱に結石ができる病気。排尿中に突然尿が止まったり、血尿が出たりなどの症状がある。bladder stone
ほうごう‐ご【抱合語】
言語の形態的分類の一つ。種々の文法的な要素が語の中に組み入れられて1語をなし、1語で文の形をなす言語。アイヌの言語、イヌイット(エスキモー)の言語、アメリカ‐インディアンの言語など。incorporating language
ぼうこう‐ざい【暴行罪】
他人に暴力を加えたが傷害罪までには達しないときに成立する罪。assault
ほうこう‐しじき【方向指示器】
自動車の前後に付けられ、方向を変えるときに他の自動車や歩行者に知らせるための表示器。direction indicator
ほう‐こうじゅ【方孝孺】
(1357-1402)中国、明(みん)初の学者。建文帝のもとで国政に参与。燕王棣(てい)(永楽帝)が国を奪うと、即位の詔勅の起草を拒否し、「燕賊纂位(えんぞくさんみ)」と大書したため磔刑(たっけい)に処せられる。
ほうこうすいさん【宝幸水産(株)】
水産・農林業。総合水産会社。昭和21年(1946)設立。本社は東京都中央区築地(つきじ)
ほうこうぞく‐アミン【芳香族アミン】
アンモニアの水素原子を、芳香族炭化水素基で置換した化合物。合成染料の原料として重要。aromatic amine
ほうこうぞく‐かごうぶつ【芳香族化合物】
ベンゼン核をもつ有機化合物。ベンゼンの誘導体。置換反応が容易に起こる。天然にはコールタール中に存在。aromatic compound
ほうこうぞく‐たんかすいそ【芳香族炭化水素】
ベンゼン核を含む炭化水素の総称。いずれも、特異なにおいをもつ無色の液体または固体。置換反応が起こりやすい。アレーン。aromatic hydrocarbon
ほうこう‐だ【方向舵】
飛行機の機首を左右に向けるかじ。垂直尾翼の後方に取り付けてある。rudder〈比較〉昇降舵。
ほうこう‐たんちき【方向探知機】
指向性受信アンテナを回転させて電波を受信し、その電波のくる方向を知る装置。船舶や航空機が自分の位置を知るのに用いる。direction finder
ほうこう‐でんこう【徨電光】
雷放電の樹状電光が、からまってうろつくように見える現象。
ほうこう‐にん【奉公人】
江戸時代、主家の家業などに従事した者。武家・商家・農家などにより小者・丁稚(でっち)・下人(げにん)などとよばれた。
ほうこう‐へんい【徨変異】
→かんきょうへんい(環境変異)
ぼうこう‐まく【胱膜】
哺乳(ほにゅう)類の膀胱をつくる膜。半透性があるため、浸透圧・透析などの化学実験に、牛または羊のものが用いられる。
ほう‐こく【奉告】(名・サ変他)
神や貴人に申し上げること。
*ほう‐こく【報告】(名・サ変他)
①告げ知らせること・文書。report〈用例〉現状〜。
②与えられた任務の経過や結果を述べること・内容。report〈用例〉出張の〜をする。中間〜。
ほう‐こく【報国】
国の恩にむくいるために尽くすこと。〈用例〉尽忠〜。
ぼう‐こく【亡国】
〈対義〉興国。
①国を滅ぼすこと。〈用例〉〜の徒。
②滅んだ国。〈用例〉〜の民。
亡国の音(ぼうこくのおん)
亡国の前兆ともいうべき、みだらで悲しい調子の音楽・音調。亡国の声。
ぼう‐こく【某国】
《該当する国が不明であったり、わざとかくしたりするときに用いる》ある国。
ほうこ‐ぐさ【母子草】
→ハハコグサの別名。
ほうこく‐ぶん【報告文】
事実や結果を報告する文章。レポート。report
ぼうこく‐ろん【亡国論】
国益に害を与えるものへの論難。日蓮(にちれん)の『真言(しんごん)亡国論』、明治の『ランプ亡国論』、大正の『憲政亡国論』などが知られる。
ぼうこ‐ひょうが【暴馮河】
《『論語』「述而」にあることば。トラを素手で打ち取り、大河を歩いて渡る、の意》血気にはやり、命知らずなことをすること。〈用例〉〜の勇。
ほうこ‐れっとう【澎湖列島】
台湾海峡にある島群。64の小島からなる。有名な暴風地帯。ポンフー列島。
ほう‐こん【方今】
いま。現今。現在。
ぼう‐こん【亡魂】
死者のたましい。亡霊。幽霊。soul; spirit; ghost〈用例〉〜を弔う。
ほう‐ざ【砲座】
大砲をすえつけ固定する台座。gun platform
ぼう‐さ【防砂】
土砂くずれや、砂の吹き寄せ、また、海岸の砂の移動などをふせぐこと。砂防。〈用例〉〜林。
ほう‐さい【報賽】(名・サ変自)
祈りがかなえられたお礼に神仏にお参りすること。お礼参り。
ほう‐さい【豊歳】
豊作の年。豊年。〈対義〉凶歳。
ほう‐ざい【方剤】(名・サ変他)
薬を調合すること。また、その調合方法。その薬。
ぼう‐さい【亡妻】
死んだ妻。one's deceased wife〈対義〉亡夫。
ぼう‐さい【防災】
自然現象による災害をふせぐこと。prevention against disasters〈用例〉〜に手抜かりがある。
ぼう‐さい【防塞・防寨】
とりで。陣地。fort
ぼうさい‐の‐ひ【防災の日】
国民に災害防止の認識と、対処の心がまえを訴えるための日。9月1日。大正12年(1923)のこの日、関東大震災が起き、また、例年この日は「二百十日」に当たることが多いのにちなんで、昭和35年(1960)閣議で定められた。
ぼう‐さいぼう【棒細胞】
→かんじょうたい(桿状体)
ぼう‐さき【棒先】
①棒の先。
②かごの棒の先。また、そこを担ぐ人。棒ばな。
棒先を切る(ぼうさきをきる)
頼まれた買い物などの、代金の上前をはねる。
棒先を撥ねる(ぼうさきをはねる)
→棒先を切る」と同意。
ほう‐さく【方策】
はかりごと。手段。方法。means〈用例〉〜を考える。
ほう‐さく【豊作】
作物がよく実ること。満作。good harvest〈対義〉平作・凶作・不作。
ほうさく‐びんぼう【豊作貧乏】
農作物ができすぎて、値段が生産費以下に下がり、農家の収入が悪化すること。豊作飢饉(ききん)
ぼう‐さつ【忙殺】(名・サ変他)
たいへん忙しい思いをすること。be very busy〈用例〉伝票整理に〜される。
ぼう‐さつ【謀殺】(名・サ変他)
計画した上で、人を殺すこと。premeditated murder〈比較〉故殺。
ほうさ‐ぶんこ【蓬左文庫】
尾張(おわり)徳川家の文庫名。徳川家康(とくがわいえやす)の旧蔵書をもとに、藩主の徳川義直が集書した和漢書約6万5000冊を収蔵。現在の名称は名古屋市立蓬左文庫。
ぼうさ‐りん【防砂林】
土砂の移動・流出や飛来を防ぐための林。山地の荒廃地や海岸砂地に設けられる。erosion control forest
ほう‐さん【奉賛・奉讚】(名・サ変他)
神社などの仕事を、謹んで賛助すること。〈用例〉神宮〜会。
ほう‐さん【宝算】
天皇の年齢の敬称。聖寿。
ほう‐さん【放散】(名・サ変自他)
広がり散らすこと。また、広い部分に広げ散らすこと。diffusion; radiation〈用例〉熱を〜させる。
ほう‐さん【硼酸】
化学式H3BO3 弱酸の一つで、殺菌力は弱いが、温水に溶かして眼科・泌尿器科の洗浄液とするほか、うがい薬・化粧水・防腐・消毒などに用いる。食品の防腐には使用を禁止されている。boric acid
ぼう‐さん【坊さん】
僧を親しみ敬う語。
ほう‐さんしょう【法三章】
①漢の劉邦(りゅうほう)が定めた、殺人・傷害・窃盗のみを罰する、3章だけからなる法。
②法令を、非常に簡略にすること。簡略な法令。
ほうさん‐すい【硼酸水】
硼酸の水溶液。弱い酸性を示す。1〜3%溶液をうがい水や洗眼に用いる。boric acid water
ほうさん‐ちゅう【放散虫】
珪質(けいしつ)の殻があり、浮遊生活をする海生の原生動物。殻は球状・放射状など。遺体は海底に放散虫軟泥を形成。radiolarian
ぼう‐さんぼう【謗三宝】
《仏教語》十戒の一つ。仏・法・僧を悪くいうこと。ほう。
ほう‐し【方士】
道教で、方術(神仙の術)を行う人。道士。
ほう‐し【芳志】
相手の心遣いに対する敬語。芳情。お志。〈用例〉〜かたじけなし。
ほう‐し【奉仕】(名・サ変自)
①社会・国家・公共、また他人などのために尽くすこと。奉公。service〈用例〉勤労〜。
②品物を安く売ること。サービス。bargain〈用例〉〜品。
③神仏・主君などに謹んで仕えること。
ほう‐し【奉伺】(名・サ変他)
おうかがい申し上げること。〈用例〉ご機嫌〜。
ほう‐し【奉祀】(名・サ変他)
神としておまつりすること。
ほう‐し【放恣・放肆】(名・形動)
勝手気ままで、しまりのないこと・さま。self-indulgence〈用例〉〜な生活。
ほう‐し【法師】
①仏法について、よく人を導く人。
②僧。
③《接尾的》人の意を表す。〈用例〉影〜。一寸〜。
法師の櫛貯え(ほうしのくしだくわえ)
似合わないことをすることのたとえ。
ほう‐し【法嗣】
《仏教語》法統を受け継ぐべき者。ほっし。禅家(ぜんけ)では、ふつう「はっす」。
ほう‐し【胞子】
他の細胞と合体することなく単独で新世代の植物体を形成する単一の細胞の総称。鞭毛(べんもう)や繊毛をもって運動する遊走子と、運動しない不動胞子がある。芽胞。spore
ほう‐し【褒詞】
ほめることば。ほめことば。eulogy; praise
ほう‐じ【邦字】
日本の字。漢字と仮名。〈用例〉〜新聞。
ほう‐じ【奉侍】(名・サ変自)
そば近くに仕えること。
ほう‐じ【法事】
①死者の追善供養のために行う仏事。一般に、四十九日(しじゅうくにち)までの7日ごとの仏事や、年忌(ねんき)に行う仏事をいう。
→法会(ほうえ)
ほう‐じ【捧持】(名・サ変他)
ささげ持つこと。hold up〈用例〉校旗の〜。
ほう‐じ【報時】
天文台が保持する標準時を無線電波によって公知するもの。定時報時と連続報時がある。time service
ほうじ【宝治】
鎌倉(かまくら)中期の年号。寛元(かんげん)から改元。元年(1247)2月28日〜3年(1249)3月18日。次に、建長(けんちょう)に改元。
ほう‐じ【褒じ】
(?-?)中国、西周(せいしゅう)の幽王の愛妃。
ぼう‐し【亡姉】
死んだ姉。one's deceased elder sister〈対義〉亡妹。
ぼう‐し【防止】(名・サ変他)
ふせぎ止めること。事が起こらないようにすること。prevention〈用例〉事故〜。
ぼう‐し【茨】
①チガヤとイバラ。
②チガヤで屋根をふくこと。また、それでふいた屋根。
茅茨剪らず采椽削らず(ぼうしきらず、さいてんけずらず)
《尭(ぎょう)帝が、宮殿の屋根をふいたチガヤやイバラの端を切りそろえず、切り出した木を削らずに垂木(たるき)に用いて倹約したという『韓非子(かんぴし)』「五蠹(ごと)」にある故事から》賢君の善政をいう。また、生活の質素なさまにもいう。
ぼう‐し【某氏】
《名前が不明であったり、わざとかくしたりするときに用いる》ある人。
ぼう‐し【某紙】
《名称が不明であったり、わざとかくしたりするときに用いる》ある新聞。〈用例〉〜によれば。
ぼう‐し【某誌】
《名称が不明であったり、わざとかくしたりするときに用いる》ある雑誌・週刊誌。
ぼう‐し【紡糸】
①糸をつむぐこと。また、つむいだ糸。
②化学繊維では、原料の高分子を溶融した液状物より糸をつくること。spinning
ぼう‐し【眸子】
ひとみ。
ぼう‐し【帽子】
①頭にかぶる物の総称。hat; cap〈数え方〉1個。
②物の頭にかぶせるもの。cap
ぼう‐し【鋩子】
刀剣の切っ先。また、切っ先の刃。刀工の技量がもっともよく現れるところ。point of sword
ぼう‐じ【亡児】
死んだ子ども。
ぼう‐じ【房事】
寝室での男女の交合。性交。
ぼうし‐いんこ【帽子哥・帽子音呼】
オウム科の中形インコ。全長30〜40cm。人のことばのまねがとくに巧み。約26種が中南米に分布。
ほうし‐おんせん【法師温泉】
群馬県北部、三国峠南側の谷間にある温泉。谷川岳縦走の下山口で、湯治(とうじ)や避暑にも利用される。
ほう‐しがい【豊子がい】
(1898-1975)中国の画家・散文家・翻訳家。本名、豊仁。浙江(せっこう)省生まれ。日本に留学し帰国後、漫画や散文を発表。漫画『子がい漫画』、随筆集『縁縁堂随筆』など。
ほう‐しがく【法歯学】
法医学の一分野。歯と口腔(こうこう)をおもな対象とする。個人識別・年齢判定・咬傷(こうしょう)・死因による歯の変化などを対象領域とする。歯科法医学。forensic dentistry
ほうじ‐かっせん【宝治合戦】
宝治元年(1247)北条(ほうじょう)氏と三浦(みうら)氏が鎌倉(かまくら)で争った合戦。三浦氏は敗れ、泰村(やすむら)以下一族五百余人が討死・自殺。三浦の乱。
ほう‐しき【方式】
一定の形式・手続き・方法。formula〈用例〉その〜に従う。
ほう‐しき【法式】
①儀式・礼儀などのきまり・順序。formality
②やり方。おきて。rule
ほうし‐せいしょく【胞子生殖】
植物が胞子を作り、これを散らして新しい個体をふやしていくこと。菌類・コケ植物類などにみられる。sporic reproduction
ほうし‐ぜみ【法師蝉】
→ツクツクボウシの異名。
ほうし‐たい【胞子体】
世代交代を行う植物で、胞子を作って無性生殖をおこなう世代の生物体。造胞体。sporophyte
ほうじ‐ちゃ【焙じ茶】
ほうじた番茶。青臭みがなく香ばしい。
ほうしちゅう‐るい【胞子虫類】
胞子虫綱に属する原生動物の総称。生活環の一時期に胞子を作って増殖する。すべて寄生性で、宿主は広く動物界にまたがり、害を与えるものが多い。カによって媒介されるマラリア原虫、トキソプラズマ症を起こすトキソプラズマ、ニワトリなどのコクシジウム症の原因となるエイメリアなど。
ぼう‐しつ【亡失】(名・サ変自他)
うせてなくなること。うしないなくすこと。loss
ぼう‐しつ【忘失】(名・サ変他)
①忘れてしまうこと。forget
②忘れて失うこと。
ぼう‐しつ【防湿】(名・サ変自)
湿度の高くなるのを防ぐこと。dampproof
ぼう‐しつ【房室】
①部屋。
②夫婦の寝室。
③種になる胚珠(はいしゆ)の入っているところ。子房室。室(しつ)。cell
④心臓の心房と心室をともにさす語。また、心房と心室を連絡する働きのこと。atrium and ventricle
ぼう‐じつ【某日】
《該当する日が不明であったり、わざとかくしたりするときに用いる》ある日。〈用例〉某月〜。
ぼうしつ‐ざい【防湿材】
建物内部に湿気が入るのを防ぐため使用する材料。アスファルトを用いたものが多い。dampproof material
ぼうしつ‐べん【房室弁】
心臓の左右の房室口にある弁のことで、心室から心房への血液の逆流を防ぐ役目をしている。atrioventricular valves
ほうし‐のう【胞子嚢】
袋状で内部に胞子を生じる植物の生殖器。成熟すると破れたり、溶けたりして胞子を放出する。sporangium
ぼうし‐ばな【帽子花】
→ツユクサの別名。
ぼうしばり【棒縛】
①狂言の曲名。太郎冠者(たろうかじゃ)と次郎冠者(じろうかじゃ)は、外出する主人に酒を盗み飲みできないように両手を縛られるが、工夫して酒を飲み、歌い踊っていると主人が帰宅して怒る。
②歌舞伎(かぶき)舞踊劇。狂言の歌舞伎化。長唄(ながうた)
ぼう‐じま【棒縞】
太い縦縞(たてじま)
ほう‐しゃ【放射】(名・サ変他)
=輻射(ふくしゃ)
①1点から四方八方へ射出すること。radiation
②物体から熱線・電磁波などを外にはなつこと。また、放出される電磁波・粒子線の総称。
ほう‐しゃ【砲車】
砲身をのせた台に車を付けたもの。
ほう‐しゃ【報謝】(名・サ変自)
①金品を贈って、恩にむくいること。
②僧や巡礼に金品を与えること。布施(ふせ)
ほう‐しゃ【硼砂】
化学式Na2B4O7・10H2O 水溶性の板状または柱状の結晶。溶球反応、特殊ガラスや硼酸塩の原料、医薬などに利用。borax
ほう‐しゃかいがく【法社会学】
法規範や法制度を人間の社会的行動との関連において研究する学問。sociology of law
ほうしゃ‐かがく【放射化学】
放射性の核種を研究対象とする化学の一分野。広義には、原子核化学を含む。放射性核種の分離、化学的性質の解明、トレーサーや年代測定への応用など。radiochemistry
ほうしゃか‐ぶんせき【放射化分析】
試料に中性子などを当てて放射化し、それによって生じる放射能の特性と強度の観測から、元素の定性・定量を行う分析法。検出感度がきわめてよく、微量元素の定量も可能。activation analysis
ほうしゃきゅう‐はんのう【硼砂球反応】
→ようきゅうはんのう(溶球反応)
ほうしゃ‐ぎり【放射霧】
よく晴れた夜や明け方に地表の放射冷却によって地表付近にできる霧。radiation fog
ほうじゃく【蛾】
昼間、花に飛来し、飛びながら空中に停止して花蜜(かみつ)を吸うスズメガ科のガ。一見ハチに似ているためこの名がある。開張約5cm。暗灰褐色、後翅(こうし)は橙(とう)褐色、腹端に黒い毛束がある。食草はカワラマツバ。日本全土のほか中国・インドをへてヨーロッパまで分布。
ぼうじゃく‐ぶじん【傍若無人】(名・形動)
《『史記』「刺客列伝」にあることば。傍(かたわ)らに人無きが若(ごと)し、の意》人にかまわず、気ままに振る舞うこと・さま。人を人とも思わぬこと・さま。insolent; arrogant〈用例〉〜な振る舞い。
ほうしゃ‐こう【放射光】
加速された電子が放出する、赤外線からX線領域までの幅広い電磁波。シンクロトロン放射。
ほうしゃ‐こうおんけい【放射高温計】
物体の放射輝度を測定して温度を測る装置。200〜3000℃ぐらいが測定範囲。放射温度計。radiation thermometer
ほうしゃ‐じょう【放射状】
線状のものが中心から四方八方に出ている形。radial〈用例〉道路が〜に延びる。
ほうしゃじょう‐うん【放射状雲】
雲の変種の一つ。平行に並んだ数本の帯状雲を地上からながめると、地平線上の1点から放射状に広がって見えるもの。radiatus
ほうしゃ‐せい【放射性】
物質が放射能をもっていること。radioactive
ほうしゃせい‐いやくひん【放射性医薬品】
放射線を放出する医薬品。製法・品質などに関しては基準が設けられている。放射性沃化(ようか)ナトリウム液など。radioactive medicine
ほうしゃせい‐げんそ【放射性元素】
放射能をもつ元素。天然放射性元素(ウラン・トリウムなど)と人工放射性元素がある。radioactive element
ほうしゃせい‐たんそ【放射性炭素】
放射能をもつ炭素。炭素14(14C)のことで、光合成における炭素の経路を調べたり、年代測定などに利用される。radiocarbon
ほうしゃせいたんそ‐ねんだいそくていほう【放射性炭素年代測定法】
→たんそじゅうよんねんだいそくていほう(炭素14年代測定法)
ほうしゃせい‐どういたい【放射性同位体】
放射能をもつ同位体。天然のものと人工のものがある。医学・農学・理工学などで広く利用。ラジオアイソトープ。RI。radioactive isotope
ほうしゃせい‐はいきぶつ【放射性廃棄物】
放射性物質を含む不用物質。研究・医療に使った放射性物質、原子炉の運転より生じた使用済み核燃料など。radioactive waste
ほうしゃせい‐ぶっしつ【放射性物質】
放射性元素を含む物質。ウラン・トリウム・センウラン鉱・ピッチブレンドなどがある。radioactive substance
ほうしゃせい‐ほうかい【放射性崩壊】
→げんしかくほうかい(原子核崩壊)
ほうしゃ‐せん【放射線】
①放射性物質や核反応などにより放出される、エネルギーの大きい粒子や短波長の電磁波。α(アルファ)線・β(ベータ)線・γ(ガンマ)線・中性子線など。radiation
②1点から四方八方にのびた多数の直線。radiation
ほうしゃせん‐いくしゅじょう【放射線育種場】
農林水産省所属の研究機関。γ(ガンマ)線が植物におよぼすさまざまな影響を調査研究する。ガンマフィールド。radiation breeding field
ほうしゃせん‐いでんがく【放射線遺伝学】
生物に各種の放射線を照射し、突然変異を誘発させて遺伝現象を解明しようとする遺伝学の一分野。radiation genetics
ほうしゃせん‐かがく【放射線化学】
放射線や加速した粒子などを、物質に照射したときにおこる化学変化を研究する学問。radiation chemistry
ほうしゃせん‐じゅうごう【放射線重合】
放射線の照射でおこる重合反応。触媒による重合と異なり、固体状態でも、またかなり低温でも起こる。radiation-induced polymerization
ほうしゃせん‐しゅくすい【放射線宿酔】
放射線の照射を受けたときおこる全身倦怠(けんたい)・吐き気などの急性放射線症。個人差が大きく、線量によっても程度が異なる。radiation sickness
ほうしゃせん‐しょうがい【放射線障害】
放射線被曝(ひばく)によっておこる障害。大量被曝による急性障害と、その後遺症ないし小量反復被曝による慢性障害がある。障害には、造血器障害・皮膚障害・癌(がん)・白内障などの身体障害と、遺伝的障害の2つがある。radiation hazards
ほうしゃせん‐せいぶつがく【放射線生物学】
放射線エネルギーの生物に対する作用を研究する生物学の一分野。radiation biology
ほうしゃせん‐たい【放射線帯】
→バンアレンたい(バンアレン帯)
ほうしゃせん‐とうかけんさ【放射線透過検査】
材料試験の一種。物体のX線・γ(ガンマ)線・中性子線などの透過強度を測定し、その変化によって内部欠陥を検査する。厚みも測定できる。radiograph test
ほうしゃせん‐ぶつりがく【放射線物理学】
物理学の一分野。放射線と物質の相関関係について研究する。radiation physics
ほうしゃ‐せんりょう【放射線量】
→せんりょう(線量)
ほうしゃせん‐りょうほう【放射線療法】
X線・γ(ガンマ)線・β(ベータ)線・中性子線などの放射線を用いた治療。多く、癌(がん)をはじめとする悪性腫瘍(しゅよう)に対し、単独で、または手術・化学療法・免疫療法との併用で行われる。radiotherapy
ほうしゃ‐そしき【放射組織】
植物の茎で、維管束(いかんそく)内を木部から師部へ放射状に走る細長い組織。水分・栄養を輸送する。射出髄。ray