ほん‐さい【本妻】
正式の妻。正妻。legal wife〈比較〉内妻。
ぼん‐さい【凡才】
ふつうの才能。平凡な才能。common ability; mediocrity〈比較〉天才。
ぼん‐さい【盆栽】
小鉢に草木を植え込み、自然の姿や形を保つように育てる園芸技法。好みの樹形や配植を楽しむ。〈数え方〉1鉢。
ぼん‐さい【梵妻】
寺院住職の妻。坊守。大黒(だいこく)
ぼん‐ざかな【盆魚】
盆に食べる魚。塩鯖(しおさば)が多いが、鮮魚あるいは干鱈(ひだら)や塩鮭(しおざけ)を用いる地方もある。また生見玉(いきみたま)(生御霊)といって、両親が存命中の者が盆中に魚を捕りにいき、親に届けたり自分で食べたりもする。
ぼん‐さく【凡作】
ふつうのでき。平凡な作品。
ぼん‐さく【凡策】
平凡なはかりごと。
ぼん‐さつ【刹】
→ぼんせつ(梵刹)
ほん‐ざや【本鞘】
商品・株式の先物(さきもの)取引で、受け渡し期日が先のものほど相場が上がっていること。また、その場合の当限(とうぎり)・中限(なかぎり)・先限(さきぎり)の相場の差額。margin; premium〈対義〉逆鞘(ぎゃくざや)
ぼん‐ざる【盆笊】
浅くて丸い形をしたざる。材料の水気をきったり、ゆでたものを広げてさますのに使われる。竹製・プラスチック製など。
ほんさろく【本佐録】
江戸初期の、治世の要諦を述べた書。徳川秀忠(とくがわひでただ)の求めで本多正信(ほんだまさのぶ)が著したとされる。「百姓は財の余らぬように不足なきように」のことばで知られる。
ほん‐ざん【本山】
①《仏教語》
(ア)一宗派の末寺を統轄する寺院。本寺。〈対義〉末寺。
(イ)この山・寺。当山。
②もとじめ。中心。
ぼん‐さん【讚】
《仏教語》梵語のままで唱える賛歌。〈対義〉漢讚(かんさん)・和讚(わさん)
ボン‐サンス【bon sens(フランス)
分別。良識。
ほんざん‐は【本山派】
修験(しゅげん)道の天台宗系の一派の旧称。京都の聖護(しょうご)院を本山とした。聖護院派。〈対義〉当山派。
ほん‐し【本旨】
本来の趣旨・目的。true purpose
ほん‐し【本紙】
①新聞・書類などの、中心となる紙面。main part of a newspaper; the body〈対義〉付録・号外。
②この新聞。わが新聞。this paper
ほん‐し【本誌】
①雑誌の中心となる部分。本文。magazine proper〈対義〉付録・別冊。
②この雑誌。わが雑誌。this magazine
ほん‐じ【本地】
《仏教語》現世の人を救うために神(垂迹(すいじゃく)身)の姿をして現れた仏・菩薩(ぼさつ)の本体。本地身。ほんち。〈対義〉垂迹。
ほん‐じ【本字】
①漢字。〈対義〉仮名。
②正体の漢字。〈対義〉略字。
③ある漢字のもとになった漢字。
ほん‐じ【本寺】
①本山。〈対義〉末寺。
②この寺。当寺。
ほん‐じ【翻字】(名・サ変他)
ある文字体系で書かれているものを、別の文字体系の文字に書き換えること。transliteration〈用例〉ギリシア文字を〜する。
ぼん‐じ【梵字】
サンスクリット(梵語)を表記するのに用いたインドの文字の総称。日本では、一般に→悉曇(しったん)文字をさす。Sanskrit character
ほんし‐かきょう【本四架橋】
→ほんしゅうしこくれんらくきょう(本州四国連絡橋)
ほん‐しき【本式】(名・形動)
①ほんとうの形式・やりかた。正式。regular style〈対義〉略式。〈用例〉〜のやり方。
②本格的であること・さま。〈用例〉〜に習う。
ほん‐しけん【本試験】
①主となる試験。final examination〈対義〉予備試験・模擬試験。
②この試験。this examination
ほんじ‐すいじゃく【本地垂迹】
神道(しんとう)の神は、本地の仏・菩薩(ぼさつ)がこの世の姿をとって現れたものとすること。神仏同体の説。ほんちすいじゃく。
ほんじすいじゃく‐せつ【本地垂迹説】
仏や菩薩(ぼさつ)が衆生(しゅじょう)を救うため、仮に神の姿をとって現れるとする説。
ほん‐しつ【本質】
①そのもののもっている、本来の独自な性質。substance〈用例〉問題の〜に迫る。
②哲学で、
(ア)事物に内在し、そのものをそのものたらしめている根本的性質。
(イ)現象の底にあって、それらすべての根本となっているもの。フッサールの現象学の重要概念。essence〈対義〉現象。
ほん‐じつ【本日】
きょう。こんにち。today〈用例〉〜限り。
ぼん‐しつ【凡失】
野球などで、つまらない失策。stupid error
ほんしつ‐てき【本質的】(形動)
そのものだけのもつ性質であるさま。本質にかかわりのあるさま。essential〈用例〉〜な相違。
ほんしてん‐かいけい【本支店会計】
支店や工場など各事業所が独立の会計単位として機能する場合の本・支店間取引の会計処理。inter-office account
ほん‐じま【本島】
香川県塩飽(しわく)諸島にある島。丸亀市に属する。面積6.7km2。旧塩飽水軍の根拠地。花崗(かこう)岩の採掘がさかんで、海水浴場もある。
ほん‐しめじ【本占地】
担子菌類シメジ科のキノコ。かさは径2〜10cm、灰色から淡灰色。ひだは白ないし灰色。食用。菌根性で栽培はできない。同名の市販品はブナシメジの栽培品が多い。
ほん‐しゃ【本社】
①主となっている神社。〈対義〉分社・末社。
②会社の本部。head office〈対義〉支社。
③この神社。当社。this shrine
④この会社。当社。our firm; this company
ほんじゃく‐にもん【本迹二門】
《仏教語》
①久遠(くおん)の昔に悟りを開いた仏を本門、衆生(しゅじょう)を救うため現れた仮の姿を迹門(しゃくもん)として、この2門をいう。
②天台宗で『法華経(ほけきょう)』の前半14章を迹門、後半14章を本門とし、この2門を言う。
ほん‐しゅ【本主】
①自分の仕える主人。master
②もとからの所有主。
③荘園(しょうえん)の所有者。
ぼん‐しゅ【凡手】
平凡な腕前・人。common skill
ポンジュ【Francis Ponge】
(1899-1988)フランスの詩人。自然の諸様相の分析に基づく哲学的な詩を書く。詩集『物の味方』など。
ほんしゅう【本州】
日本列島を構成する4大島の最大の島。面積約22.7万km2。東北・関東・中部・近畿・中国の5地方に大別され、地形的にはフォッサマグナを軸に東北日本と西南日本に分けられる。
ほんしゅう‐しこく‐れんらくきょう【本州四国連絡橋】
瀬戸内海を横切り、本州と四国とを結ぶ橋の総称。ルートには、神戸(こうべ)〜鳴門(なると)ルート(明石(あかし)海峡大橋、大鳴門橋)、児島(こじま)〜坂出(さかいで)ルート(瀬戸大橋)、尾道(おのみち)〜今治(いまばり)ルート(因島(いんのしま)大橋、大三島(おおみしま)橋など)の3ルートがある。本四連絡橋。本四架橋。
ほんしゅうせいし【本州製紙(株)】
パルプ・紙。製紙・紙製品加工会社。昭和24年(1949)設立。本社は東京都渋谷(しぶや)区東。
ほんしゅう‐ぞうざんうんどう【本州造山運動】
古生代後期に日本列島の骨組み(本州区)をつくったとされる造山運動。本州地向斜に堆積(たいせき)した地層が変成・変形をうけ、日本列島の褶曲(しゅうきょく)山脈が形成されたとされる。しかし現在では、秩父(ちちぶ)地向斜における秋吉(あきよし)造山運動の局所変動とみなされている。
ボンジュール【bonjour(フランス)】(感)
おはよう。こんにちは。
ほん‐しゅつ【奔出】(名・サ変自)
激しい勢いで出ること。gush out〈用例〉水が〜する。
ホンジュラス【Honduras】
(Republic of Honduras)中央アメリカ、カリブ海に臨む共和国。首都テグシガルパ。1839年スペインから独立。北部はかつてのマヤ帝国の一部。農業国でバナナ・コーヒー生産が中心。面積11.2万km2。人口514.8万(1993)。正称ホンジュラス共和国。
ほん‐しょ【本初】
もののはじめ。もと。
ほん‐しょ【本所】
《「ほんじょ」は別語》
①事務所など所(しょ)とよばれるところの主となるもの。〈対義〉支所。
②この所。この事務所。当所。
③本来の居所。本邸。本居。
ほん‐しょ【本書】
①おもな文書。main document; main text
②正式の文書。formal document
③原本。original text
④この文書・本。this document; this book
ほん‐しょ【本署】
①警察署・消防署などで、支署・分署・派出所などを統轄する署。principal station
②この署。当署。this station
ほん‐じょ【本所】
《「ほんしょ」は別語》荘園(しょうえん)制下、名義上の最上級の荘園領主。領家の上位。院宮・摂関(せっかん)・大社寺など。本家。〈比較〉領家。
ほんじょ【本所】
東京都墨田(すみだ)区南西部、隅田(すみだ)川の東側の一地区。工業地域となっており機械・時計などの工場が多い。江戸時代は幕府御家人(ごけにん)の用地で、地名は荘園(しょうえん)時代の名残といわれる。旧本所区。
ほん‐しょう【本生】
《仏教語》釈迦牟尼(しゃかむに)の前生。
ほん‐しょう【本性】
①本来の性質。生まれつきの性質。天性。ほんせい。nature; one's true character〈用例〉〜を現す。
②本心。正気。seriousness
ほん‐しょう【本省】
①中央の最高官庁。各省を、それぞれの管下の役所に対していう。
②この省。当省。
ほん‐しょう【本証】
訴訟の当事者が、挙証責任を負う事実を証明するために提出する証拠。〈対義〉反証。
ほんじょう【本庄】
〈市〉埼玉県北西部の市。中山(なかせん)道の宿場町として繁栄。生糸・絹織物の産地。近年は化学・電気・機械などの工業も発展。人口5万9767(1994)。
ほんじょう【本匠】
〈村〉大分県の南東部、番匠(ばんじょう)川上流域の村。村域の大部分が林野で、林業が主。シイタケ・薬草オウレン・茶なども産出。小半(おながら)鍾乳洞(しょうにゅうどう)がある。人口2308(1994)。
ほんじょう【本荘】
〈市〉秋田県南西部、日本海に臨む市。旧城下町で、周辺地域の中心地。本荘米で知られ、製材・塗り物などの工業もある。人口4万4694(1994)。
ほんじょう【本城】
〈村〉長野県中北部の山間の村。農林業が主で、高原野菜・肉牛などを産出。西条・東条城跡がある。人口2528(1994)。
ぼん‐しょう【凡小】(名・形動)
人物が、平凡で小さいこと・さま。〈用例〉〜の批評家。
ぼん‐しょう【凡聖】
《仏教語》迷っている凡夫と迷いを超越した聖者。
ぼん‐しょう【梵鐘】
寺のつりがね。
ぼんしょう‐いちにょ【凡聖一如】
《仏教語》悟りの世界からみると、迷っている凡夫(衆生)と迷いを超越した聖者(仏)とは、本質的には同一であるということ。
ほんじょう‐しげる【本繁】
(1876-1945)陸軍軍人。兵庫県生まれ。満州(まんしゅう)事変勃発(ぼっぱつ)時の関東軍司令官。陸軍大将から、のち侍従武官長。第2次大戦後、自決。
ほん‐じょうぞうしゅ【本醸造酒】
糖分を添加せず、醸造アルコールの添加量が、白米の重量の10%を超えない、日本酒。
ほんしょう‐たん【本生譚】
→ジャータカ
ほんしょう‐づめ【本省詰(め)】
本省に勤務すること。
ほんじょう‐へいや【本荘平野】
秋田県南西部、子吉(こよし)川下流域の沖積平野。中心は本荘市。本荘米の産地として知られ、果樹栽培もさかん。
ほんじょう‐むつお【本男】
(1905-39)小説家。北海道生まれ。青山師範卒。左翼文学活動から転じて北海道開拓民を描く。作品『白い壁』『石狩川』など。
ほん‐しょく【本色】
①もとの色。本来の色。original color
②もちまえの性質。original nature
ほん‐しょく【本職】
[一](名)
①本来の職業・職務。one's regular job〈対義〉兼職。
②専門家。くろうと。professional; expert〈用例〉〜はだし。
[二](代)官吏の自称。本官。
ほんしょ‐しごせん【本初子午線】
時刻・経度測定の基準となる子午線。グリニッジ天文台を通る経度零度の子午線。prime meridian
ほんし‐れんらくきょう【本四連絡橋】
→本州四国連絡橋」の略。
ほん‐しん【本心】
①本来の正しい心。one's conscience
②本気。正気。seriousness
③ほんとうの気持ち。真意。one's real intention〈用例〉〜を明かす。
ほん‐しん【本震】
前震や余震に対して、地震のもっとも大きな部分。
ほん‐しん【翻身】
身をひるがえすこと。
ほん‐じん【本陣】
①昔、戦いのとき、大将のいた陣屋。本営。headquarters
②江戸時代、宿駅で大名などが泊まった、公認の宿舎。大名宿。
ぼん‐じん【凡人】
普通の人。平凡な人。ordinary person
ポンス【pons(オランダ)
①《柑橘(かんきつ)類の汁、の意》ダイダイのしぼり汁。なべ物・あえ物などに用いる。ポン酢。
→ポンチ→パンチ
ポン‐ず【ポン酢】
→ポンス」①の転。
ほん‐すじ【本筋】
中心的な筋道。main subject〈用例〉〜からはずれる。
ほん‐ずり【本刷(り)】
校正刷りや試し刷りが終わって正式に印刷した物。
ポンセ【Ponce】
西インド諸島にある、アメリカ自治領プエルトリコ島南部の港湾・商工業都市。新大陸最古の礼拝堂がある。人口18.8万(1990)。
ほん‐せい【本姓】
①生家の名字。one's real surname
②本当の名字。one's original surname
ほん‐せい【本性】
本来の性質。ほんしょう。one's true character
ほん‐ぜい【本誓】
→ほんがん(本願)
ほんせい‐ぼん【本製本】
折り本を糸で綴(と)じ、丸背または角背に背を固め、表紙でくるんで、見返しを表紙の裏に貼って接着したもの。full-bound book
ほん‐せき【本夕】
今夕。今晩。this evening
ほん‐せき【本籍】
人の戸籍がある場所。届け出によって自由に定め、変更できる。戸籍はその市区町村で編成され、そこの戸籍簿に収められる。原籍。〈対義〉寄留・居留・現住。〈用例〉〜地。
ぼん‐せき【盆石】
盆上に自然石や砂をあしらって、山水などの風景を表現するもの。それを作る作法が定められ、細川流・石州(せきしゅう)流などがある。盆景。
ぼん‐せつ【刹】
《brahmakṣetra(梵)から》仏教の寺院。ぼんさつ。
ボンゼルス【Waldemar Bonsels】
(1881-1952)ドイツの詩人・小説家。児童文学『蜜蜂(みつばち)マーヤの冒険』が有名。紀行文『インド紀行』など。
ほん‐せん【本船】
①付属する船に対して、主となる船。もとぶね。親船。mother ship
②この船。this ship
ほん‐せん【本選】
予選をとおった人の中から、優勝者を選ぶ審査会。final screening
ほん‐せん【本線】
主幹となっている線。鉄道・高速道路・電信線などにいう。幹線。main line; trunk line〈対義〉支線。
ほん‐ぜん【本然】
人工を加えず、自然のままであること。本来そうであること。ほんねん。
ほん‐ぜん【本膳】
①客の正面に置く膳。飯・みそ汁・煮物・膾(なます)・香の物などからなる。一の膳。
②「→本膳料理」の略。
ほん‐ぜん【翻然】(形動トタル)
①ひるがえるさま。flutter
②心を突然に改めるさま。change mind suddenly〈用例〉〜と心を改める。
ぼん‐せん【凡戦】
内容がつまらない試合。平凡な試合。dull game
ほんぜん‐りょうり【本膳料理】
もっとも本格的な日本の供応料理。一客ごとに料理を膳にのせて出す。室町時代に確立。一汁三菜・二汁五菜・三汁七菜が基本の献立で、本膳・二の膳・三の膳からなり、与(四)の膳・五の膳まで出されるものもある。
ほんせん‐わたし【本船渡し】
→エフオービー(FOB)
ほん‐そ【本訴】
民事訴訟で、最初に起こした訴訟。original suit
ほん‐そう【本葬】
正式の葬儀。formal funeral〈対義〉仮葬・密葬(みっそう)
ほん‐そう【奔走】(名・サ変自)
目的を実現するために、関係先をせわしく走り回ること。いろいろ世話をやくこと。busy oneself about〈用例〉職さがしに〜する。国事に〜する。
ほん‐ぞう【本草】
①木と草。植物。plants
②薬草類。また薬用となる動・植・鉱物の総称。
ほんぞう‐がく【本草学】
昔の中国の薬物学。薬になる動植物・鉱物を採取し、効能を研究。植物を主としたので本草の名がある。日本では、江戸時代にもっともさかんとなる。herbalism
ほんぞうこうもく【本草綱目】
中国の代表的本草書。明(みん)の李時珍(りじちん)の編。52巻。1596年初版刊行。薬用となる約1900種の動植物・鉱物を収録。日本でも翻刻され広く読まれた。
ほんぞうこうもくけいもう【本草綱目啓蒙】
文化文政期に小野蘭山(おのらんざん)が『本草綱目』をもとに日本本草学を集大成したもの。本草学だけでなく、日常生活一般、方言までも集録した国民的生活事典。
ほん‐そく【本則】
①根本の法則。原則。principle
②法令の本体にあたる部分。main rules〈対義〉付則。
ぼん‐ぞく【凡俗】
[一](名・形動)平凡で世間並みなこと・さま。vulgarness〈用例〉〜な人物。
[二](名)仏の道を悟らないこと・人。凡人。俗人。ordinary person
ボンソワール【bonsoir(フランス)】(感)
こんばんは。
ほん‐ぞん【本尊】
①礼拝(らいはい)の対象として、中心とされる尊像。
②組織で、中心的役割をになう人・物。
③本人。〈用例〉ご〜そっちのけ。
ぼん‐だ【凡打】
野球で、安打または犠打にならない打球。
ほん‐たい【本体】
①本当の形。仮の姿で現れているものの真の姿。true form
②付属物をのぞいた主体となる部分。〈用例〉カメラの〜。
③神社・寺院にまつってある神体・本尊。
④哲学などで、現象の背後にある、超越的な実体をいう。プラトンでは、知覚の対象である現象に対し、理性によってとらえられるイデア。カントでは、人間の認識を超越する物自体。noumenon〈対義〉現象。
ほん‐たい【本隊】
①軍隊で、前衛の後方にあって、司令部のある主隊。中心となる隊。main force〈対義〉支隊。
②この隊。当隊。this force
ほん‐たい【本態】
本当のようす。実態。
ほん‐だい【本代】
書籍や雑誌を買うお金。本の代金。payment for books
ほん‐だい【本題】
中心となる題目。main subject〈用例〉話の〜にはいる。
ぼん‐たい【凡退】(名・サ変自)
野球で、打者が安打や犠打にできずにアウトになること。be easily put out〈用例〉3者〜。
ホンタイジ【皇太極】
(huángtàiji)(1592-1643)中国、清(しん)朝第2代の皇帝(在位(1626-43))。廟号(びょうごう)は太宗。太祖の没後、後金(こうきん)国のハンとなり、朝鮮・蒙古(もうこ)を征し、1636年国号を大清とした。中国本土にも数度にわたり進攻。六部(りくぶ)制を採用するなど制度・文物を整備、国力を充実させた。
ほんたいせい‐こうけつあつしょう【本態性高血圧症】
原因となる基礎疾患が不明の高血圧症。成人高血圧患者の90〜95%を占める。遺伝傾向が強く、食塩摂取量の多い地域は患者発生の頻度(ひんど)が高い。essential hypertension
ほんだぎけんこうぎょう【本田技研工業(株)】
輸送用機器。自動車・オートバイ会社。昭和23年(1948)設立。本社は東京都港区南青山。
ほん‐たく【本宅】
ふだん住む家。本邸。one's principal residence〈対義〉別宅。
ほんだ‐こうたろう【本多光太郎】
(1870-1954)物理学者。愛知県生まれ。東大卒。東北大学総長。KS鋼・新KS鋼を発明し、日本の金属研究者の指導育成につくす。昭和12年(1937)、第1回文化勲章受章。
ほんだ‐しゅうご【本多秋五】
(1908-2001)文芸評論家。愛知県生まれ。東大卒。転向問題・白樺(しらかば)派研究・戦後文学論に業績を示す。評論『転向文学論』『物語戦後文学史』など。
ほんだ‐せいろく【本多静六】
(1866-1952)林学者。武蔵(むさし)の人。東大卒。東大教授。日本最初の林学博士。日比谷公園を設計、また私財を投じ育英事業や公共事業にも尽力する。
ほんだ‐そういちろう【本田宗一郎】
(1906-91)実業家。静岡県生まれ。浜松高工中退。昭和23年(1948)本田技研工業を設立。オートバイの世界的トップメーカーに育て、自動車生産も開始。
ほんだ‐ただかつ【本多忠勝】
(1548-1610)安土(あづち)桃山・江戸初期の武将。通称平八郎(へいはちろう)。三河(みかわ)の人。徳川(とくがわ)四天王の一人。伊勢国(いせのくに)桑名15万石を領した。
ほん‐だち【本裁ち】
大人物の和服を仕立てること。また、その裁ち方。並幅1反(11.4m)全部を使って裁つ。大裁ち。
ほん‐たて【本立て】
立てた書物を支えるもの。ブックエンド。bookends
ほん‐たで【本蓼】
→ヤナギタデの異名。
ぼん‐だて【盆点】
①茶道の習い事の一つ。唐物(からもの)・拝領物・名物など特別な茶入をあつかう点前(てまえ)
②略式の点前の一つ。茶道具を盆にのせ、火鉢(ひばち)の鉄瓶(てつびん)の湯を使って茶をたてる簡略な方法。
ほんだ‐としあき【本多利明】
(1744-1821)江戸後期の経世家。越後(えちご)の人。和算・天文・航海学を学び、日本各地を調査、蝦夷(えぞ)地にも足跡を残す。通商交易の必要を説き、重商主義思想を提唱。著書『経世秘策(けいせいひさく)』『西域物語(さいいきものがたり)』など。
ほん‐だな【本棚】
本を並べて置く棚。書架(しょか)。bookshelf
ぼん‐だな【盆棚】
盂蘭盆(うらぼん)に、先祖の霊を家に迎えて祭るためにつくる祭壇。供物(くもつ)や位牌(いはい)を載せたりする。
ほんだ‐まさずみ【本多正純】
(1565-1637)江戸初期の大名。正信(まさのぶ)の長男。徳川家康(とくがわいえやす)・秀忠(ひでただ)に仕え権勢をふるうが、元和(げんな)8年(1622)失脚して出羽(でわ)に配流。
ほんだ‐まさのぶ【本多正信】
(1538-1616)江戸初期の大名。三河(みかわ)の人。徳川家康(とくがわいえやす)・秀忠(ひでただ)に仕え、幕府創建に貢献。『本佐録(ほんさろく)』の著者とされる。
ほんだ‐よういつ【本多庸一】
(1848-1912)牧師・教育家。陸奥(むつ)の人。横浜バンドの一人。弘前(ひろさき)公会を設立、自由民権運動も指導し青森県議となる。のち青山学院初代院長・日本メソジスト教会初代監督など歴任。
ボンダルチュク【Sergei Bondarchuk】
(1920-94)ソ連の映画俳優・監督。『オセロ』に主演、『戦争と平和』は監督・主演。
ほん‐だわら【藻・藻】
ホンダワラ科の多年生海藻。長さ1m以上。茎は樹枝状に分枝し、葉・浮き袋・生殖器床をもつ。潮間帯下部から干潮線下の岩上に生じる。干して正月の飾りに用いたり、肥料などに利用。ホダワラ。ハマモ。
ほん‐たん【奔湍】
急な流れ。はやせ。
ぼん‐たん【旦】
→ザボン