ぼんち【坊ち】
《方言》おもに北陸や関西で、未成年の男子。良家の若主人。坊ちゃん。ぼんぼん。
ぼん‐ち【盆地】
周囲を山または高地に囲まれた盆の底のような低く平らな土地。basin
ポンチ【punch】
①工作物の中心や交点などに目印を打つための器具。
②鍛造(たんぞう)で、孔(あな)あけに使う工具。孔貫(あなぬき)
③ブランデー・ウイスキー・ラム酒などに果実の汁や砂糖を加えた飲み物。ポンス。〈用例〉フルーツ〜。
④《雑誌名Punchから》→ポンチ絵。また、ポンチ絵に描かれるような人物。〈用例〉いかれ〜。
ポンチ‐え【ポンチ絵】
《英国の雑誌名から》→風刺画→漫画
ポンチャートレーンこ‐きょう【ポンチャートレーン湖橋】
(Lake Pontchartrain Bridge)アメリカ、ルイジアナ州のポンチャートレーン湖東部にかかる有料橋。長さ38.4km。
ポンチョ【poncho】
①1枚の布地の中央に穴をあけ、そこから頭を出して着る方式の衣服の総称。貫頭衣のうちもっとも単純で基本的な服型。もとは中南米のインディオの着用した織物名だが、服型の名称として誤って伝えられた。
②登山やハイキングで、荷物を背負ったまま頭からかぶれる雨具。
ほん‐ちょう【本庁】
→中央官庁。central government office〈対義〉支庁。
②この庁。当庁。this office
ほん‐ちょう【本朝】
〈対義〉異朝。
①日本の朝廷。
→日本
ぼんちょう【凡兆】
→のざわぼんちょう(野沢凡兆)
ほんちょうがし【本朝画史】
日本最初の総合的な画論・画史の書。5巻。元禄(げんろく)4年(1691)刊。狩野山雪(かのうさんせつ)の手録を子の永納(えいのう)が編述。
ほんちょうこうそうでん【本朝高僧伝】
江戸初期の仏教書。臨済宗の僧、卍元師蛮(まんげんしばん)著。75巻。元禄(げんろく)15年(1702)刊。日本の高僧1662人の伝記を漢文体で叙述したもの。
ほん‐ちょうし【本調子】
①三味線の基本的な調弦法。第一弦と第二弦の音程が完全4度、第二弦と第三弦とが完全5度の関係に調弦される。本格的で、豪快な気分を表すとされる。〈比較〉二上がり・三下がり。
②本当の調子が出ること。本格的。
ほんちょうしょじゃくもくろく【本朝書籍目録】
日本最古の図書目録。1巻。編者未詳。13世紀ごろ成立。493の書目を神事・帝紀など20部門に分類。
ほんちょうすいこでん【本朝水滸伝】
建部綾足(たけべあやたり)の読本(よみほん)。前編のみ安永(あんえい)2年(1773)刊、後編は未刊。中国小説『水滸伝』の翻案。後期読本へ影響を与えた。
ほんちょうせいき【本朝世紀】
平安末期の歴史書。藤原通憲(ふじわらのみちのり)編。朝廷の記録や貴族の日記などを素材に、六国(りっこく)史につぐ国史の編纂(へんさん)を目的としたが未完。現存するのは承平(じょうへい)5年(935)から仁平(にんびょう)3年(1153)の間の計20巻のみ。
ぼん‐ぢょうちん【盆灯】
盂蘭盆(うらぼん)に仏を供養(くよう)するためにともす提灯。墓へ仏を迎えに行くときは、ほおずき提灯を用いる。新盆(にいぼん)見舞いの提灯は盆棚の前や軒先に飾り、仏の目印とする。
ほんちょうつがん【本朝通鑑】
江戸時代の歴史書。全273巻。寛文(かんぶん)10年(1670)成立。幕府の命により林家(りんけ)が編纂(へんさん)。神代から慶長(けいちょう)16年(1611)までの漢文体編年史。
ほんちょうにじゅうしこう【本朝廿四孝】
浄瑠璃(じょうるり)時代物。近松半二(ちかまつはんじ)らの合作。明和(めいわ)3年(1766)初演。武田・上杉争いの渦中での両家の子女の恋や忠臣の活躍を描く。のち歌舞伎(かぶき)化。
ほんちょうもんずい【本朝文粋】
平安中期の漢詩文集。14巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)(せん)。嵯峨(さが)天皇から後一条天皇まで17代200年間の427編を『文選(もんぜん)』にならい39部門に分ける。当時の名文集で、後代文学に大きく影響した。
ほんちょうもんぜん【本朝文選】
森川許六(もりかわきょりく)編の俳文集。宝永(ほうえい)3年(1706)刊。のち『風俗文選』と改題。蕉風(しょうふう)俳人の文章を集めて分類・配列。俳文を一つのジャンルとして確立した。
ポンツーン【pontoon】
①底の平らな小舟。木製・鋼製・鉄筋コンクリート製などがあり、起重機・浚渫(しゅんせつ)ポンプの台船、浮き桟橋などに利用。
②上陸・渡河などに用いる軍用の鉄舟。
③水上飛行機のフロート。
ぽん‐つく(名・形動)
《俗語》間の抜けていること・人・さま。ぼんくら。
ほん‐つげ【本楊】
→ツゲの別名。→イヌツゲに対する名。
ほん‐つや【本通夜】
通夜が2、3夜にわたるとき、葬儀の前夜の通夜。
ほん‐て【本手】
①もちまえの技量。
→くろうと
③正しい手法。
④邦楽で、
(ア)三味線(しゃみせん)や箏(そう)の合奏における基本の旋律。〈対義〉替え手。
(イ)三味線組み歌のうち、最古の種類のもの。本手組み。
ほん‐てい【本邸】
いつも住むやしき。本宅。〈対義〉別邸。
ポンディシェリー【Pondicherry】
インド南部、インド中央政府の直轄領の中心都市。ベンガル湾に臨む港湾都市。繊維工業がさかん。人口20.3万(1991)。
ボンデッド‐ファブリック【bonded fabric】
織物と織物、または織物とメリヤス地など、適宜に張り合わせた生地。軽くて両面が使用できる。
ボンテボック【bontebok】
ウシ科の哺乳(ほにゅう)類、レイヨウの一種。肩高約1.2m。体は赤褐色(せきかっしょく)で、頭・尻(しり)・四肢に白斑(はくはん)がある。長さ約70cmの角はややねじれる。個体数が少なく、国際保護動物。南アフリカの乾燥地帯にすむ。
ほん‐てん【本店】
①1つの経営事業体のなかで中心となる店。head office; head store〈対義〉支店。
②この店。当店。this store
ほん‐でん【本田】
①なえを本式に植える田。rice paddy〈対義〉苗代(なわしろ)
②荘園(しょうえん)制下、もとからあった田。〈対義〉新田。
③江戸時代、田地の新旧区分の一つ。元禄(げんろく)検地までに村高として確認された田。
ほん‐でん【本伝】
主になる伝記。〈対義〉外伝。
ほん‐でん【本殿】
神霊を安置した社殿。もとみや。〈対義〉拝殿。
ぼん‐てん【梵天】
①バラモン教で、宇宙の最高原理であるブラフマン(梵)を神格化したもの。
②《仏教語》色界の初禅天に住する仏法の守護神。初禅天の総称としても用いる。
③修験(しゅげん)道で、棒の先につける大きな御幣(ごへい)。神霊の依代(よりしろ)とされ、祭礼の行列に捧げ持つ。幣束(へいそく)
ぼんてん‐うり【梵天瓜】
→マクワウリの異名。
ぼんてん‐か【梵天花】
アオイ科の低木。葉は掌状に5深裂。裂片は倒卵形。表面は緑色で裏面は粉白色。夏に、紅色の五弁花が咲く。九州・沖縄、および熱帯地方に分布。
ボンテンペッリ【Massimo Bontempelli】
(1878-1960)イタリアの小説家・劇作家。ファシズム期に「魔法のレアリズム」を唱えた。作品『時代の人びと』など。
ほん‐と【本当】(名・形動)
→ほんとう」の約。
ほん‐ど【本土】
→本国。mainland; one's home country
②属国や離島などに対し、主となる国土。main land〈用例〉中国〜。
→本州
ほんど【本渡】
〈市〉熊本県、天草(あまくさ)上島(かみしま)・下島にまたがる市。天草諸島の中心都市。中世の天草氏居城跡やキリシタン遺跡があり、観光産業がさかん。ミカン類も産出。人口4万0785(1994)。
ボンド【bond】
→公債証書→債券→社債
②電気鉄道のレールとレールを電気的に接続する電線。
③《Bondで。商標名》接着剤の一種。
ぽん‐と(副)
①軽くたたく音・さま。lightly〈用例〉〜肩をたたく。
②軽く物を投げるさま。lightly〈用例〉ボールを〜投げる。
③勢いよく抜けたり、はじけたりするときの音・さま。〈用例〉ワインの栓を〜抜く。
④惜しげもなく物や金を差し出すさま。generously〈用例〉〜多額の寄付をする。
ポンド【pound・封度・听】
①ヤード‐ポンド法の重さの基本単位。英斤。記号lb。ふつう1ポンドは16オンス。約453.6g。商業用では500g。
②薬剤・貴金属などの重さをはかる単位の一つ。1ポンドは12金量オンス、約373.2g。記号lb。
③イギリスの通貨単位。1ポンドは100ペンス。ポンドスターリング。スターリング。記号£またはL。
*ほん‐とう【本当】(名・形動)
=ほんと。
①偽りや見せかけではないこと・さま。まこと。真実。実際。ほんもの。true; veal; genuine〈対義〉嘘(うそ)。〈用例〉〜の話。〜とは思えない。
②本来の状態・調子。また、本来そうであるべきこと。perfect condition〈用例〉体調がまだ〜でない。父親が来るのが〜だ。
ほん‐とう【本島】
①群島・列島の、主となる島。main island
→本州
③この島。this island
ほん‐とう【奔騰】(名・サ変自)
非常な勢いで上がること。
ほん‐どう【本堂】
寺院で、本尊を安置する堂。
ほん‐どう【本道】
①主たる道。本街道。〈対義〉間道。
②漢方で、内科。
③人間としての正しい道。
ぼんとう【梵灯】
→ぼんとうあんしゅ(梵灯庵主)
ぼんとう‐あんしゅ【梵灯庵主】
(1349-1417ごろ)室町前期の連歌師。俗名、朝山師綱(あさやまもろつな)。足利義満(あしかがよしみつ)に仕え、のちに出家。連歌を二条良基(にじょうよしもと)に学ぶ。作品『梵灯連歌合十五番』など。
ほんど‐ぎつね【本土狐】
イヌ科の哺乳(ほにゅう)類。体長70cm前後。北海道産のキタキツネよりも小形で、毛色も褐色味を帯びて地味。平地から低山にすみ、夜行性で、ネズミ類が主食。本州・四国・九州に分布。
ぼんとく‐たで【ぼんとく蓼】
タデ科の一年草。水辺にはえる。高さ約70cm。葉は深緑色で八の字形をした黒斑(こくはん)がある。秋、紅色の小花をまばらにつけた花穂を垂らす。ヤナギタデに似るが辛味はない。
ほんど‐けっせん【本土決戦】
第2次大戦末期、軍部が日本本土を戦場として想定した最終的作戦計画。昭和20年(1945)大本営陸軍部は1億玉砕を唱えて国内に約300万人の大軍を配置した。
ほん‐どこ【本床】
①一段高い畳敷きの、かまちのある床の間。かまち床。
②本式につくってある畳の床。
ボンド‐し【ボンド紙】
麻や綿のぼろや化学パルプなどを原料とし、強力なプレス仕上げを施した良質の加工紙。厚く耐久性があり、証券などに用いる。bond paper〈参照〉局紙。
ポンド‐ちいき【ポンド地域】
→ポンドブロック
ぽんとちょう【先斗町】
京都市の中心部、鴨(かも)川西岸沿いの三条・四条間の地区。江戸初期からの色里で、舞妓(まいこ)などの伝統風俗が残る。その名はポルトガル語のポント(先端)からといわれる。
ポントピダン【Henrik Pontoppidan】
(1857-1943)デンマークの自然主義の小説家。農村を舞台に社会の不正や矛盾を追究。1917年ノーベル文学賞受賞。作品『幸福なペーア』『死者の国』など。
ポンド‐ブロック【pound bloc】
英ポンドを貿易決済に用い、金融的・経済的に結びついている諸国。1930年代におけるもっとも大規模で強力な経済圏。ポンド地域。スターリングブロック。
ほんと‐ものなり【本途物成】
江戸時代、田畑に課せられた租税。田方物成と畑方物成がある。主税に相当するもので、幕府・諸藩の財政の基盤を形成。
ポントリャーギン【Lev Semyonovich Pontryagin】
(1908-)ソ連の数学者。モスクワ大教授。14歳で失明。位相群論での双対定理の業績で知られる。
ポントルモ【Jacopo da Pontormo】
(1494-1556/57)イタリアの画家。マニエリズモの代表的存在。肖像画にすぐれ、異色ある鋭い細密描写を示す。作品『十字架降下』など。
ほん‐なおし【本直し】
しょうちゅうに糯米(もちごめ)・米麹(こめこうじ)を入れて醸造した甘い酒。直し。
ほんなみ【本弥】
室町時代以降、刀剣の鑑定・研ぎ・ぬぐいの「本阿弥三事」を代々家職とした家の名。室町初期の始祖妙本以来、幕府や朝廷の御用をつとめた。ほんあみ。
ほんなみ‐こうえつ【本弥光悦】
→ほんあみこうえつ(本阿弥光悦)
ほん‐に【本に】(副)
本当に。まったく。
ほん‐にん【本人】
①その人。当人。the person oneself
→張本人。ringleader
ほん‐ぬ【本有】
《仏教語。「ほんう」の変》
①本来的な存在。初めからあること。実在。
②生まれてから死ぬまでの身。四有(しう)の一つ。
③修行以前から先天的にもっているもの。ほんゆう。
ほん‐ぬい【本縫い】
《縫いかえない、の意》裁縫で、仕上げ縫いのこと。final sewing
ボンヌ‐ずほう【ボンヌ図法】
地図投影法の一つ。円錐(えんすい)図法を、面積が正しく表せるように変形したもの。緯線は等間隔の同心円、経線は中央経線以外は曲線となる。Bonne's projection
ボンヌフォア【Yves Bonnefoy】
(1923-)フランスの詩人。硬質な詩で楽園追放以前の宇宙・永遠を喚起した。翻訳・評論にも活躍。詩集『ドゥーブの動と不動』など。
ほん‐ね【本音】
①本当の音色。
②本心から出たことば。real intention〈対義〉建て前。〈用例〉〜をはく。
ボンネット【bonnet】
①婦人・子ども用の帽子の一種。前部だけに広いつばがあり、リボンをあごの下で結んでかぶる。
②自動車のエンジンおおい。
ほん‐ネル【本ネル】
→フランネル。〈対義〉綿ネル。
ほん‐ねん【本年】
→ことし」の改まった言い方。this year
ほん‐ねん【本然】
→ほんぜん(本然)
ほん‐の【本の】(連体)
まったくわずかの。ほんとうにそれだけの。only〈用例〉〜2、3日。〜おしるし。
ほん‐のう【本能】
①動物が先天的にもっている性質や能力で、種に固有なもの。模倣や練習なしに行うことができ、種や個体の維持のためにそなわっている。instinct〈用例〉動物の〜。
②非理性的で感覚的であること。instinct〈用例〉〜のおもむくままに行動する。
ぼん‐のう【煩悩】
《仏教語》衆生(しゅじょう)の心身を悩ませ、悟りの妨げとなる心の働き。貪(とん)・瞋(しん)・痴(ち)の三毒を基本とする。
煩悩の犬(ぼんのうのいぬ)
まつわりついて、身から離れない煩悩を、犬がつきまとうのにたとえたことば。
ほんのう‐じ【本能寺】
京都市中京(なかぎょう)区寺町通にある法華(ほっけ)宗本門流の大本山。応永(おうえい)22年(1415)日隆が本応寺として五条坊門に開創、のち改称。天正(てんしょう)10年(1582)の本能寺の変で焼失し、のち現在地に再建。
ほんのうじ‐の‐へん【本能寺の変】
織田信長(おだのぶなが)が天正(てんしょう)10年(1582)6月2日、本能寺に宿泊した夜、明智光秀(あけちみつひで)に急襲され、自害させられた事変。
ぼんのう‐そく‐ぼだい【煩悩即提】
《仏教語》大乗仏教の基本的な思想。煩悩と悟り(菩提)は別のものではなく、迷いの中にこそ悟りの世界が開かれるということ。
ほんのう‐てき【本能的】(形動)
本能に近いさま。動物的。instinctive〈用例〉〜に恐れる。
ぼん‐の‐くぼ【盆の窪】
うなじに見られるくぼみ。筋肉が両側に走っているため、そのあいだがくぼんでみえる。項窩(こうか)の俗称。ぼんのくど。
ほんのり(副・サ変自)
かすかにあらわれるさま。うっすら。dimly〈用例〉東の空が〜と明らむ。
ほん‐ば【本場】
①あることがさかんに本式に行われている場所。〈用例〉〜仕込みのファッション。
②ある産物のおもな産地。home
③取引所で、午前中の立ち会い。前場(ぜんば)。morning session
ほん‐ば【本葉】
発芽した苗で、子葉の開いたあとに出る葉。
ほん‐ば【奔馬】
①勢いよく走る馬。あばれ馬。wildly galloping horse
②激しい勢いのたとえ。
ぼん‐ばい【盆梅】
盆栽のウメ。
ぼん‐ばい【唄】
仏徳をたたえる歌唱。梵語・経文などを、節をつけて唱える。声明(しょうみょう)
ほん‐ばこ【本箱】
書籍を収納するための戸棚。戸のないものは本棚ということが多い。bookcase〈数え方〉1個・1本。
ほんぱしき‐えもん【翻波式衣文】
平安前期の木彫りに見られる衣の襞(ひだ)の表現形式。刀の切れ味を生かして、丸みのある大きな襞と縞(しま)模様の小さな襞とを交互に繰り返し、波のような律動的な美しさを示す。
ほん‐ばしょ【本場所】
大相撲の公式興行。15日間を1場所とし、1年間に東京で3回、大阪・名古屋・福岡で各1回の計6場所。力士の地位や給金は、すべて本場所の成績が基準となる。
ポンパドゥール【pompadour(フランス)
《ルイ15世の愛妾(あいしょう)ポンパドゥール夫人愛用の髪型から》女性の髪型の一つ。前・横・後ろにふくらみを出し、1束にした毛を後頭部でまとめる。
ポンパドゥール【Jeanne Antoinette Poisson' Marquise de Pompadour】
(1721-64)フランス王ルイ15世の愛妾(あいしょう)。国政にも影響力をもち、膨大な国費を費消するなど、国家に損害を与えた。一方では学術・芸術の保護に努めた。
ぼん‐ばな【盆花】
①盂蘭盆(うらぼん)に精霊(しょうりょう)に供える山野の花。
②《花が盆のころ咲くことから》→オミナエシの異名。
→キキョウの異名。
ほん‐ばん【本番】
①正式の持ち番。
②映画・放送などで、正式の撮影・放送。take〈対義〉リハーサル。
ホンパン【紅幇(中)】
(Hóng Bāng)中国の秘密結社。清(しん)末の1860年代に、太平天国の残党を中心に組織されたといわれる。長江(ちょうこう)流域に勢力をもち、労働者・下層民の間に拡大。青幇(チンパン)と並称された。その中核とされる哥老会(かろうかい)は孫文(そんぶん)の革命運動に結びついた。
ぽん‐びき【ぽん引き】
①土地不案内の人や素人をだまして金品をまきあげたり、女性を誘拐したりすること。また、その者。swindler
②売春の客引き。猥褻(わいせつ)な興行などの客引きも兼ね、法的な取り締まりの対象となる。ぽんぴき。ぽんひき。pimp
ポンピドー【Georges Pompidou】
(1911-74)フランスの政治家。ド=ゴール内閣官房長・首相を歴任し、1969年ド=ゴール退陣後大統領に当選。フラン切り下げ・イギリスのEC加盟承認などを断行するが、任期中病死。
ぼん‐ぴゃく【凡百】
いろいろ。もろもろ。諸種。
ほん‐びゃくしょう【本百姓】
江戸時代、検地帳などに登録され、百姓株を所有して年貢(ねんぐ)・諸役を負担した農民層。初期は上層農民に限定されたが、中期以降は土地・屋敷を所有し年貢を納める、村の基本的構成員をさす。
ほん‐ぶ【本部】
①中心となる部分。事業の中核になる組織。headquarters〈対義〉支部・分会・分団。〈用例〉捜査〜。
②この部。当部。
ほん‐ぷ【本夫】
正式の夫。
ほん‐ぷ【本譜】
五線紙に表した楽譜。〈対義〉略譜。
ぼん‐ぶ【凡夫】
=ぼんぷ。
①《仏教語》煩悩(ぼんのう)に汚(けが)され、迷っている愚かな者。
→凡人
ぼん‐ぷ【凡夫】
→ぼんぶ(凡夫)
ポンプ【pomp(オランダ)・喞筒】
エネルギーを利用して低水位または低圧の流体を、連続的に高水位または高圧にする装置。うず巻きポンプ・往復ポンプ・回転ポンプなど。しょくとう。pump〈用例〉消防〜。
ボンファ【Luiz Bonfa】
(1922-)ブラジルのギタリスト・作曲家。1959年ジョビンと映画『黒いオルフェ』の音楽を担当。ボサノバやムード音楽の分野で名をあげる。
ポンフー‐れっとう【ポンフー列島・湖列島】
(Pénghú)→ほうこれっとう(澎湖列島)
ほん‐ぷく【本復】(名・サ変自)
病気が全快すること。recover completely
ポンプ‐ざ【ポンプ座】
南天の星座。日本では、南天の低い位置に見える。4月17日ごろの午後8時ごろに南中。面積239平方度。Antlia
ほん‐ぶし【本節】
①カツオを三枚におろし、さらに片身を背と腹に分けて作る上等のかつおぶし。背側のものを雄節(おぶし)、腹側のものを雌節(めぶし)という。
②正式の節回し。正調。
ほん‐ぶしん【本普請】
本式の普請。本格的な土木建築の工事。〈対義〉仮普請。
ポンプ‐すいしゃ【ポンプ水車】
水をくみ上げるポンプと、水流から動力を取り出す反動式水車とを組み合わせたもの。揚水式発電などで使用。reversible pump-turbine
ほん‐ぶたい【本舞台】
①歌舞伎(かぶき)の劇場で、花道に対して、正面の舞台。
②本式の場所。
ボンブ‐ねつりょうけい【ボンブ熱量計】
物質の燃焼熱を測定する装置。強靭(きょうじん)な鋼製の容器中に一定量の物質と高圧酸素を封入し、それを熱量計に入れて物質を燃焼させて測定する。bomb calorimeter
ほん‐ふのり【本布苔】
→マフノリの別名。
ほん‐ぶり【本降り】
雨のやむ見込みのない降り方。downpour〈対義〉小降り。〈用例〉とうとう〜になった。
ホンブルク【Homburg(ドイツ)
《ドイツのホンブルクで作られたところから》フェルト製の中折れ帽子。本来は男性用帽子だが、女性もかぶる。
ほん‐ぶん【本分】
人として尽くすべき義務。one's duty〈用例〉学生の〜。
ほん‐ぶん【本文】
→ほんもん(本文)
ぼん‐ぶん【梵文】
①梵字の文章・経文(きょうもん)
②古代のインド文学。
ボンベ【Bombe(ドイツ)
高圧のガスや液体を封入しておくための円筒形・瓶(びん)状の鋼鉄製容器。高圧液化ガス用・高圧圧縮ガス用など。bomb; cylinder
ボンベイ【Bombay】
インド西部、アラビア海に臨む港湾都市。同国最大の商工業都市で陸・海・空の交通の要地。人口991.0万(1991)。
ポンペイ【Pompeii】
イタリア南部、ベスビオ火山南麓(なんろく)の古代都市遺跡。紀元前6世紀におこり、ローマの支配下に発展したが、79年ベスビオ火山の噴火で埋没。18世紀以来発掘が続けられている。古代都市が、建造物・家財道具などとともに当時のままに出土。
ポンペイウス【Gnaeus Pompēius Mag-nus】
(BC106-BC48)ローマ共和政末期の軍人・政治家。地中海の海賊を平定するなど軍事面で名声を高め、紀元前60年カエサル・クラッススと第1回三頭政治を結成。のちカエサルと対立し、エジプトで暗殺された。
ポンペイさいごのひ【ポンペイ最後の日】
《原題The Last Days of Pompeii》ブルワー=リットンの歴史小説。1834年刊。ローマ時代のポンペイを舞台にしたロマン。
ポンペイ‐とう【ポンペイ島】
(Pohnpei Island)太平洋西部、カロリン諸島東部にある火山島。ミクロネシア連邦に属する。考古学的遺跡が多い。面積330km2。旧称ポナペ島。
ほんべつ【本別】
〈町〉北海道南東部、十勝(とかち)地方の東部にある町。産業は、ジャガイモなどの野菜栽培のほか酪農・林業など。人口1万0871(1994)。
ボンヘッファー【Dietrich Bonhoeffer】
(1906-45)ドイツ告白教会の牧師。神学者。ナチス非公認の神学教育と抵抗運動のため逮捕・処刑された。著書『交わりの生活』『服従』など。
ほん‐ぺん【本編・本篇】
①本体となる文章。text〈対義〉付録。
②この編・文章。this part