マイ‐ファニー‐バレンタイン【My Funny Valentine】
ロレンツ=ハート作詞・リチャード=ロジャーズ作曲。1937年のミュージカル『ベイブス‐イン‐アームズ』中の恋の歌。
マイ‐フェア‐レディ【My Fair Lady】
アメリカのミュージカル。原作はバーナード=ショーの風刺喜劇『ピグマリオン』。台本ラーナー、作曲ロウ。1956年初演。64年映画化。
まい‐ふん【毎分】
1分ごと。1分につき。minutely
マイ‐ペース
《和製語》その人なりの進度・速度。at one's own pace
マイ‐ホーム
《和製語》借家に対して、自分の家。持ち家。また、自分の家庭。one's (own) house; one's (own) home
マイホーム‐しゅぎ【マイホーム主義】
個人の生活領域を仕事から切り離し、自分や家族の生活をより重視する考え方や意識。家庭第一主義。家族個人主義。
まい‐ぼつ【埋没】(名・サ変自)
①うずもれて見えなくなること。be buried〈用例〉土砂に〜する。
②世に知られないこと。unknown
まいぼつ‐りん【埋没林】
かつて陸上に成育存在していた林が海中に没し、その痕跡(こんせき)をとどめているもの。
まい‐まい【舞舞】
①《殻(から)の形状を表現する「巻き巻き」が転じたとも、「舞え舞え」とはやしたことからの転とも》→カタツムリの異名。まいまいつぶり。まいまいつぶろ。
②「→マイマイガ」の略。
まい‐まい【毎毎】(副)
いつも。たびたび。毎度。always; often; every time
まいまい‐が【舞舞蛾】
夏に出現するドクガ科のガ。雄は開張約5cmで淡灰色、雌は開張約8cmで褐色から黒褐色。幼虫は果樹や森林の害虫。名は、雄が日中活発に飛び回るのに由来。性に関する遺伝の実験材料。本州から九州に分布。マイマイ。gypsy moth
まいまい‐かぶり【被】
地表にすむオサムシ科のコウチュウ。体長約5cm。体色は地域による違いが大きい。左右の翅(はね)が癒着していて飛べない。動物食性でカタツムリなどを捕食。日本特産。
まいまい‐つぶり【舞舞螺】
→カタツムリの異名。
まいまい‐つぶろ【舞舞螺】
→カタツムリの異名。
まいまい‐むし【舞舞虫】
→ミズスマシの異名。
→カタツムリの異名。
まい‐もど・る【舞(い)戻る】(五自)
もとの場所に帰る。come back〈用例〉昔の会社に〜。
マイモニデス【Moses Maimonides】
(1135-1204)ユダヤ人哲学者。スペイン生まれ。イスラム教徒の圧迫を逃れエジプトに定住。聖書やタルムードをアリストテレスの哲学で合理的に理論づける。著書『悩める者の導き』など。
マイヤー【Conrad Ferdinand Meyer】
(1825-98)スイスの詩人・小説家。おもにルネサンス時代を題材とする小説を書いた。『詩集』、小説『聖者』『ペスカラの誘惑』など。
マイヤー【Julius Robert von Mayer】
(1814-78)ドイツの物理学者・医学者。熱帯では、静脈血がいちだんと鮮紅色であることを観察。また、「エネルギー保存則」の提唱者。
マイヤー【Otto Mayer】
(1846-1924)ドイツの法学者。行政法学の基礎を築く。ドイツ行政法の父といわれ、明治憲法下で日本の行政法学にも影響を与えた。著書『ドイツ行政法』など。
マイヤー【Victor Meyer】
(1848-97)ドイツの化学者。チューリヒ工大・ハイデルベルク大教授。有機化学の研究で知られ、気体分子量測定法を考案、また複素環式化合物チオフェンなどを発見。
マイヤー‐フェルスター【Wilhelm Meyer-Förster】
(1862-1934)ドイツの小説家。自作の小説『カール=ハインリヒ』を脚色した劇『アルト‐ハイデルベルク』で有名。
マイヤーホーフ【Otto Meyerhof】
(1884-1951)ドイツの生化学者。細胞内呼吸の研究や筋収縮にともなう乳酸発生を研究。1922年ノーベル生理学医学賞受賞。マイエルホフ。
マイヤベーア【Giacomo Meyerbeer】
(1791-1864)ドイツの作曲家。豪華なグランド‐オペラを作曲。オペラ『ユグノー教徒』『アフリカの女』など。マイエルベール。
まい‐ゆう【毎夕】
毎日の夕方。夕方ごと。まいせき。every evening
まい‐よ【毎夜】
毎日の夜。夜ごと。毎晩。every night
マイヨール【Aristide Maillol】
(1861-1944)フランスの彫刻家。古典的な静穏さとみずみずしい情感をたたえた女性寓意像(ぐういぞう)を追求。作品『地中海』『イル‐ド‐フランス』など。
マイラー【miler】
競馬で、1マイル(約1600m)前後の中距離レースを得意とする馬をいう。中距離はふつう1500〜2200m。
まいら・す【参らす】
〈古語〉
[一](下二他)《「まいる」の未然形に謙譲の助動詞「す」が付いて1語化したもの》さしあげる。献上する。〈用例〉薬の壺に御文そへて〜(竹取)。
[二](補動下二)動作の対象を敬う意を表す。…し申しあげる。…させていただく。〈用例〉捨てられ〜・せて後、また誰にかはみゆべきに(平家・7・維盛都落)。
まいらせ‐そろ【参らせ候】
[一](連語)主として女性の手紙に用いた敬語。…ております。…てございます。
[二](名)手紙。恋文。
まいら‐ど【舞良戸】
建具の一種。框(かまち)の間に板(綿板(わたいた))を張り、それに細い桟(舞良子)を水平に小間隔にとりつけた引き違い戸。
マイリンク【Gustav Meyrink】
(1868-1932)オーストリアの小説家。怪奇小説を得意とする。作品『ゴーレム』など。
マイル【mile・哩】
ヤード‐ポンド法の長さの単位。1マイルは1760ヤードで、5280フィート、約1609m。記号mil
*まい・る【参る】
[一](五自)
①「行く・来る」の謙譲語。〈用例〉そちらへ〜・ります。
②「行く・来る」の丁寧語。〈用例〉お車が〜・りました。
③《「詣る」とも》社寺に参拝する。worship at〈用例〉お墓に〜。
④降参する。負ける。be defeated〈用例〉一本とられて〜・った。
⑤大変な事態・困難に出会って閉口する。be embarrassed〈用例〉長雨には〜。
⑥《多く「まいっている」の形で》異性に心を奪われる。be captivated by〈用例〉彼女に〜・っている。
⑦肉体的・精神的に弱くなる。weaken〈用例〉足・腰が〜。
⑧死ぬ。多く相手をいやしめていう。die〈用例〉あいつもとうとう〜・ったか。
⑨《終止形で》婦人の手紙の脇付(わきづけ)の一つ。〈用例〉山田様〜。
[二](補動)《「…てまいる」の形で》補助動詞「行く・来る」の謙譲語・丁寧語。〈用例〉見て〜・ります。雪が降って〜・りました。
〈古語〉
[三](四自他)
①(自)
(ア)貴人の所へ行く。うかがう。参上する。〈対義〉まかる。〈用例〉をりをり内裏(うち)へ〜・り(枕・おひさきなく)。
(イ)宮仕えに出る。〈用例〉しはすになりて、また〜(更級)。
(ウ)天皇の妻として宮中に入る。入内(じゅだい)する。〈用例〉左大臣殿の三の君〜・りたまひぬ(源氏・梅枝)。
②(他)
(ア)「遣(や)る」の謙譲語。物を差し上げる。〈用例〉親王(みこ)にむまの頭(かみ)、大御酒(おほみき)〜(伊勢・82)。
(イ)「着る・食ふ・飲む」などの尊敬語。〈用例〉大御酒〜・り御遊びなどし給ふ(源氏・藤裏葉)。
(ウ)格子のあげおろしをする。〈用例〉とく御格子〜・らせ給ひて(源氏・朝顔)。
(エ)…してさしあげる。〈用例〉加持〜僧ども近う参り(源氏・柏木)。
ま‐いるか【真豚】
日本近海でみられる典型的なイルカ。体長約2m。背面は黒または暗褐色、腹面は白い。体側に灰・黄・白の波状の縦斑(じゅうはん)がある。遊泳力に優れ、たいへん速い。全世界の暖海域に分布。common dolphin
マイルストーン【milestone】
①道路に1マイルごとに置かれる里程標。
②記録的事件。
マイルストン【Lewis Milestone】
(1895-1980)アメリカの映画監督。ロシア生まれ。作品『西部戦線異状なし』『凱旋(がいせん)門』など。
マイルド【mild】(形動)
①人柄がやさしく、温厚なさま。
②天候などが、穏やかでのどかなさま。
③口当たりやのどごしが、やわらかく軽いさま。〈用例〉〜な味。
マイロ【milo】
イネ科の一年草。草丈は2〜3m。茎葉はトウモロコシに似る。子実は黒や赤など。飼料用としてアメリカ・アルゼンチンから輸入。
ま‐いわし【真鰯】
ニシン科の海水魚。体側中央に7個前後の黒斑(こくはん)が1列に並ぶ。イワシ類の代表。全長約20cm。沿岸を大群で回遊。食用として重要。日本沿海・東シナ海に分布。イワシ。ナナツボシ。ヒラゴ。sardine
マイン‐がわ【マイン川】
(Main River)ドイツ南部から北西部に流れるライン川の支流。バイエルン州北部を西に流れ、マインツで本流に注ぐ。長さ524km。
マインツ【Mainz】
ドイツ南西部、ライン川左岸の商工業都市。ラインラント‐ファルツ州の州都。ぶどう酒の集散地。人口18.3万(1992)。
マインド‐コントロール【mind control】
個人の人格を分裂させ、思考・信念・行動などを人為的に操作して変えること。
ま・う【舞う】(五自)
①音楽に合わせて、ゆったりと美しく手足などを動かす。舞をする。dance〈用例〉神楽を〜。
②空中をくるくる回る。ひらひら飛ぶ。flutter; flit〈用例〉花びらが〜。トビが〜。
③《「眩う」とも》目がまわる。くらくらする。feel dizzy〈用例〉目が〜。
マウイ‐とう【マウイ島】
(Maui Island)アメリカ、ハワイ島につぐハワイ州第2の島。中心都市ワイルク。面積1890km2。東部にハレアカラ火山国立公園がある。
ま‐うえ【真上】
ちょうど上。すぐ上。right above
ま‐うしろ【真後ろ】
ちょうど後ろにあたる所。right behind
マウス【mouse】
①ハツカネズミの飼育品種。医学・生物学・遺伝学などの実験用。ナンキンネズミ・マイネズミなども含む。
②コンピューター使用時に、ディスプレイ画面上の矢印を移動させ命令を伝達する道具。
マウスピース【mouthpiece】
①ボクシングなどで、選手が試合のときに口中に入れ、舌や歯などを保護するためのゴム製の用具。
②管楽器の吹管。
マウナケア‐さん【マウナケア山】
(Mauna Kea)アメリカ、ハワイ州南東端、ハワイ島北部の火山。標高4205mで、州内の最高峰。
マウナケア‐てんもんだい【マウナケア天文台】
(Mauna Kea Observatory)ハワイ島マウナケア山頂にある天体観測所の総称。
マウナロア‐さん【マウナロア山】
(Mauna Loa)アメリカ、ハワイ州南東端、ハワイ島南部の活火山。標高4169m。
マウマウ‐だん【マウマウ団】
(Mau Mau)1950年代イギリス領ケニアでキクユ族を主体に組織された秘密テロ集団。2度にわたって反英暴動を起こし、ケニア独立運動の発火点となった。
ま‐うら【真裏】
ちょうど裏にあたる所。すぐ裏。right behind
マウリヤ‐ちょう【マウリヤ朝】
インド最初の統一王朝。紀元前317年ごろ、チャンドラグプタがナンダ朝を倒して建国。パータリプトラに都し、第3代アショーカ王はほぼインド全域を征服。彼は仏教に帰依(きえ)し法による統治を行い、仏教文化が繁栄した。前180年ごろジュンガ朝により滅亡。中国では孔雀(くじゃく)朝と称した。Mauryan dynasty
マウンティング【mounting】
サルが他のサルの尻(しり)に乗りかかって交尾のかっこうをとること。雌雄に関係なく行われる順位の確認の行為で、上に乗ったサルが優位を示す。サル目一般にみられる。
マウンテン‐ゴリラ【mountain gorilla】
ゴリラの一亜種。もう一つの亜種ローランドゴリラより大きく、雄は体長約1.8m、体重約200kg。壮年の雄は背中が銀白色の毛でおおわれ、シルバーバックと呼ばれる。植物食性。見かけよりもおとなしい。ザイール東部、ウガンダなどの山地にすむ。コウチゴリラ。ヤマゴリラ。
マウンテン‐バイク【mountain bike】
オフロード走行用の自転車。頑丈な車体、太く溝の深いタイヤ、強力なブレーキ、直線状のハンドル、10段以上の変速機を備える。MTB。
マウンテン‐ミュージック【mountain music】
アメリカのアパラチア山脈地帯南部の農民やきこりの間におこった民俗音楽。編成はコーラスと5弦バンジョー・フラットマンドリン・フィドル・ギターなど。電気楽器は用いない。
マウント【mount】
①写真を張りつける台紙。スライド用フィルムの保護枠。
②カメラの交換レンズを本体に固定する金具部品。
マウンド【mound】
野球で、投手が投球のとき立つ、土を盛り上げた所。
マウント‐アイザ【Mount Isa】
オーストラリア北東部、クイーンズランド州西部の鉱山都市。銅・鉛・銀などの世界的生産地。人口2.4万(1981)。
マウント‐バーノン【Mount Vernon】
①アメリカ北東部、ニューヨーク州南東部の工業都市。ニューヨーク市のベッドタウンでもある。人口6.7万(1990)。
②アメリカ南部、バージニア州北部の地名。ジョージ=ワシントンの家と墓がある。
マウントバッテン【Louis Mountbatten, 1st Earl Mountbatten of Burma】
(1900-79)イギリスの海軍軍人。元帥。ビクトリア女王の曾孫(ひまご)。第2次大戦中、東南アジア連合軍最高司令官として活躍。のちインド総督・参謀総長など歴任。IRAにより暗殺される。
*まえ【前】
[一](名)《「目方(まへ)」の意》
①顔の向いているほう。おもて。さき。進行方向。front〈対義〉後ろ。〈用例〉〜を見る。〜をふさがれる。
②続いているものの初めのほう・部分。forepart〈対義〉後ろ・あと。〈用例〉本の〜のほうに書いてある。
③時間的に早いほう。
(ア)現在より昔。過去。〈用例〉20年〜のできごと。〜に来たことがある。
(イ)基準となる行為・事態の時点より早いほう。〈用例〉食事の〜に手を洗う。寝る〜に歯を磨く。
(ウ)順序が1つ早いほう。さき。〈用例〉〜の総理大臣。〜の年。
④正面にあたる部分・場所。また、ある物と向かい合う部分・場所。front〈用例〉家の〜の道路。スクリーンの〜。
⑤ある事柄に直面している状況。〈用例〉この事実を〜に、言うことは何もない。
⑥着物の前の部分。front〈用例〉〜がはだける。〜下がり。
→陰部。private parts〈用例〉〜を隠す。
⑧《俗語》→前科。〈用例〉〜がある。
⑨《「…の前」の形で》…のうえで、あえての意を表す。〈用例〉そんなことは覚悟の〜だ。
⑩身分の高い婦人の名に添える敬称。〈用例〉玉藻の〜。
[二](接尾)
①それに相当する分量を表す。〈用例〉5人〜。
②それ相当のもの、相応の価値の意を表す。〈用例〉腕〜。男〜。
まえ‐あし【前足・前脚】
〈対義〉後ろ足。
①歩こうとして踏み出した方の足。
②動物などの前方の足。fore-leg
まえ‐いわい【前祝(い)】
物事の成功・成立を見通して、前もって祝うこと。その祝い。celebrate in advance
まえ‐うしろ【前後ろ】
①前と後ろ。あとさき。front and back
②前後の位置が逆になること。後ろ前。front side back; back to front〈用例〉セーターを〜に着る。
まえ‐うり【前売(り)】(名・サ変他)
切符・入場券などを、当日よりも前に売ること。advance sale〈対義〉当日売り。
まえ‐おき【前置(き)】(名・サ変自)
本論に入る前に述べること・ことば。introductory remark〈用例〉長い〜。
まえ‐かがみ【前屈み】
上半身を前に折るように曲げること。まえこごみ。bend forward〈用例〉〜になって歩く。
まえ‐がき【前書(き)】
本文の前に書き添える文章。序。preface〈対義〉後(あと)書き・奥書・本文(ほんもん)
まえ‐かけ【前掛(け)】
衣服の汚れを防ぐために用いる長方形の布にひもをつけたもの。体の腰から下の前部をおおい、ひもを腰に結んで使う。前垂れ。apron
まえ‐がし【前貸し】(名・サ変他)
お金を渡す期日よりも前にその分を貸すこと。advance〈比較〉前払い。〈対義〉前借り。
まえ‐がしら【前頭】
大相撲で、三役と十両との間の階級。また、その力士。平幕。
まえ‐かた【前方】
[一](名)その時より前。
[二](副)あらかじめ。前もって。
まえ‐がみ【前髪】
①額の上の部分の髪。結髪で、額の上で束ねた髪。forelock〈対義〉後ろ髪。
②元服(げんぷく)前の男子。
まえがみ‐だち【前髪立ち】
昔、元服前の男子が前髪を立てていたこと。また、その若者。前髪立て。
まえ‐がり【前借り】(名・サ変他)
お金を受け取る期日以前に借りること。ぜんしゃく。have an advance〈対義〉前貸し。
まえかわ‐くにお【前川国男】
(1905-86)建築家。東京生まれ。東京大学卒業後、パリでル=コルビュジエに師事。作品に、紀伊国屋(きのくにや)書店・東京文化会館・京都会館などがある。
まえかわ‐さみお【前川佐美雄】
(1903-90)歌人。奈良県生まれ。東洋大卒。佐佐木信綱(ささきのぶつな)に師事。歌誌『日本歌人』主宰。歌集『植物祭』『白木黒木』など。
まえ‐かんじょう【前勘定】
代金を前もって払うこと。pay in advance
まえ‐きん【前金】
物を受け取る前に、その代金を支払うこと。ぜんきん。advance〈対義〉後(あと)金。
まえ‐く【前句】
連歌・俳諧(はいかい)の付け合いで、付け句をするようにと出題された句。〈対義〉付け句。
まえ‐くち【前口】
より早い順番・申し込み。先口(せんくち)。〈対義〉後(あと)口。
まえく‐づけ【前句付(け)】
七・七の句を題にし、その前に五・七・五の句を付けるもの。川柳の前身。「斬(き)りたくもあり斬りたくもなし」に付けた「ぬす人をとらえてみればわが子なり」の類。
まえ‐げい【前芸】
本芸の前の、ちょっとした芸。小手調べとして行う芸。curtain raiser
まえ‐げいき【前景気】
事が始まる前の景気。prospect〈用例〉〜をあおる。
まえ‐こうじょう【前口上】
本題・本芸に入る前に言う口上。preliminary remarks; prologue〈用例〉〜を述べる。
まえ‐こごみ【前屈み】
→まえかがみ(前屈み)
まえ‐さばき【前捌き】
相撲の立ち合いの攻防の中で、巧みに自分に有利な差し手にもっていく動きや技。
まえさわ【前沢】
〈町〉岩手県南部、北上川沿いの町。かつては河港として栄えた。稲作が中心で、近年では畜産も盛ん。人口1万5781(1994)。
まえ‐じて【前ジテ・前仕手】
能で、中入りの前に出るシテ。〈対義〉後(のち)ジテ。
まえじま‐ひそか【前島密】
(1835-1919)近代郵便制度の創始者。越後(えちご)の人。外遊後、駅逓頭(えきていのとう)などを歴任し、「郵便」「切手」などの名称を創案。国字改良論の先駆者としても有名。
マエストゥ【Ramiro de Maeztu】
(1874-1936)スペインの批評家。評論『ドン=キホーテ、ドン=ファン、ラ=セレスティーナ』など。
まえ‐ずもう【前相撲】
大相撲で、番付外の新弟子たちの取り組み。また、その地位。
まえ‐だおし【前倒し】
予算などを年度の上半期に集中して使うこと。とくに、需要誘発効果の大きいとみられる公共事業費をはやく消費すること。
まえだ‐かんじ【前田寛治】
(1896-1930)洋画家。鳥取県生まれ。東京美術学校卒。作品『裸婦』『海』『棟梁(とうりょう)の家族』など。
まえだ‐げんい【前田玄以】
(1539-1602)安土(あづち)桃山時代の武将。織田信長(おだのぶなが)・豊臣秀吉(とよとみひでよし)に仕え、丹波(たんば)亀山(かめやま)城主。豊臣五奉行の一人。関ケ原の戦いでは西軍に属したが、徳川家康(とくがわいえやす)に通じて領地の所有を保証された。
まえだけんせつこうぎょう【前田建設工業(株)】
建設業。建築・土木会社。昭和21年(1946)設立。本社は東京都千代田区富士見。
まえだこう‐ひろいちろう【前田河広一郎】
(1888-1957)小説家。仙台市生まれ。プロレタリア文学運動に参加し、『文芸戦線』の代表作家となる。作品『三等船客』、評伝『蘆花(ろか)伝』など。
まえだ‐じょうさく【前田常作】
(1926-)洋画家。富山県生まれ。武蔵野(むさしの)美術学校卒。作品『人間誕生』『観想マンダラ』など。
まえだ‐せいそん【前田青邨】
(1885-1977)日本画家。岐阜県生まれ。本名、廉造。東京芸大教授。大和絵風の線描と古い様式を生かした知的な装飾的構成。昭和30年(1955)文化勲章受章。作品『竹取物語』『洞窟(どうくつ)の頼朝(よりとも)』など。
まえだ‐つなのり【前田綱紀】
(1643-1724)江戸中期の大名。第5代加賀(かが)藩主。藩政改革を行って民政の安定に尽力。学問・武芸を奨励し、古典の保存・収集に努め、尊経閣(そんけいかく)文庫を開く。
まえ‐たて【前立て】
①ブラウス・ジャケット・コートなどの前開きにつける細長い布。
②ズボンの前開きにつける持ち出し。
→身返し。front
まえ‐だて【前立(て)】
《「前立て物」の略》かぶとの前に立てる、くわ形・半月などの金具。crest
まえだどうろ【前田道路(株)】
建設業。とくに舗装工事。昭和5年(1930)設立。本社は東京都品川区上大崎。
まえだ‐としいえ【前田利家】
(1538-99)安土(あづち)桃山時代の武将。加賀(かが)藩主前田家の祖。尾張(おわり)の人。織田信長(おだのぶなが)・豊臣秀吉(とよとみひでよし)に仕え、秀吉没後は五大老の一人として豊臣秀頼(ひでより)を補佐し、豊臣・徳川の融和に努力。
まえだ‐ふら【前田普羅】
(1884-1954)俳人。本名、忠吉。東京生まれ。高浜虚子(たかはまきょし)門下。山岳の句が多い。句集『春寒(しゅんかん)浅間山』など。
まえだ‐ゆうぐれ【前田夕暮】
(1883-1951)歌人。本名、洋造。神奈川県生まれ。尾上柴舟(おのえさいしゅう)に師事。清新な自然主義的歌風。一時期、自由律短歌を実践。歌集『収穫』『水源地帯』など。
まえ‐だれ【前垂れ】
→まえかけ(前掛け)
まえつえ【前津江】
〈村〉大分県西端、福岡県境の村。津江山系にあり、筑後(ちくご)川の水源地帯の一つ。農林業を主とする。人口1726(1994)。
まえ‐つ‐きみ【卿・卿・夫】
《「つ」は「の」の意の格助詞》天皇の前に伺候(しこう)する身分の高い人の敬称。もうちぎみ。
まえ‐づけ【前付(け)】
書物の本文の前に付けるもの。序文・目次など。front matter〈対義〉後(あと)付け。
まえ‐つぼ【前壺】
下駄(げた)の、前の緒をすげる穴。また、その緒。
まえ‐のめり【前のめり】
前のほうへたおれるようにかたむくこと。fall forward〈用例〉後ろから押されて〜になる。
まえの‐りょうたく【前野良沢】
(1723-1803)江戸中期の蘭方(らんぽう)医。豊前(ぶぜん)の人。家業の中津(なかつ)藩医を継ぐが、47歳で蘭学を志し青木昆陽(あおきこんよう)に師事。杉田玄白(すぎたげんぱく)らと『ターヘルアナトミア』(解体新書)を翻訳。
まえ‐ば【前歯】
①歯の前部中央の上下各4本の歯。歯科では「ぜんし」という。門歯(もんし)。front tooth
②下駄(げた)の前方の歯。
まえばし【前橋】
〈市〉群馬県中南部、利根(とね)川に臨む市。県庁所在地。古くは上野国(こうずけのくに)の中心地で、近世は城下町。明治以降は製糸の町として発展。繊維などの伝統工業や電気器具などの近代工業・商業もさかん。人口28万4918(1994)。
まえばししりつ‐こうぎょうたんきだいがく【前橋市立工業短期大学】
公立短期大学。昭和27年(1952)創立。所在地は群馬県前橋市上佐鳥(かみさどり)町。
まえはた‐ひでこ【前畑秀子】
(1914-95)元水泳選手。和歌山県生まれ。現姓、兵藤(ひょうどう)。1936年(昭和11)ベルリン‐オリンピック200m平泳ぎで優勝。日本女子水泳界初の金メダリスト。
まえ‐ばらい【前払い】(名・サ変他)
=ぜんばらい。〈対義〉後払い。
①支払い期日より前に代金を支払うこと。先払い。prepaid〈比較〉前貸し。
②物を受け取る前に代金を支払うこと。prepaid
まえばら‐いっせい【前原一誠】
(1834-76)明治初期の政治家。長州(ちょうしゅう)藩出身。尊王攘夷(そんのうじょうい)運動に参加。新政府の参議、兵部(ひょうぶ)大輔を歴任したが下野(げや)。明治9年(1876)萩(はぎ)の乱を起こし、敗れて処刑。
まえばる【前原】
〈市〉福岡県西北部、福岡市の西に接する市。農業が主。宅地化も著しい。志登(しと)支石墓群(ドルメン)、怡土(いと)城址(じょうし)などの史跡が有名。人口5万6186(1994)。
まえ‐び【前日】
前の日。事が始まる、すぐ前の日。
まえ‐びき【前弾き】
語り物や謡い物などで、語りや歌の始まる前に弾く、楽器の演奏の部分。前奏。
まえ‐ひょうばん【前評判】
実際に行われる前の評判。public reception of forthcoming event or performance〈用例〉〜の高いオペラ。
まえ‐ぶれ【前触れ】
①前もって知らせること。予告。さきぶれ。advance notice
→前兆。sign; omen〈用例〉地震の〜。
まえ‐まえ【前前】
以前。ずっと前。a long time ago; previously〈用例〉〜から。
まえ‐みごろ【前身頃】
胴部を包む衣服の前面部分。また、ワンピース・コートなどの、肩から裾(すそ)まで続く前面部分。front body〈対義〉後ろ身頃。
まえ‐みつ【前褌】
相撲の回しの、しめたときに身体の前にあたる部分。