- まし【増し】
- [一](名)追加すること。extra; addition〈用例〉焼き〜。〜刷り。
- [二](形動)比べてみて特別によくはないが、まさっているさま。better〈用例〉死んだほうが〜だ。少しは〜なことをしろ。
- [三](接尾)増すこと、増加の意を表す。〈用例〉1割〜。
- まし(助動特殊型)
- 〈古語〉
- 《用言の未然形に付く》
- ①実際はそうでないことを、仮に想像していうのに用いる。多くの場合、「ましかば…まし」「ませば…まし」「せば…まし」の形をとる。もし…だったら…だろう。〈用例〉鏡に色・形あら〜かば、うつらざら〜(徒然・235)。
- ②実際とは反する事柄を、あえて希望する意を表す。もし…だったらいいのに。〈用例〉外(ほか)の散りなむ後ぞ咲か〜(古今・春上)。
- ③《疑問の意を表す語とともに》思い迷う意を表す。…しようかしら。…したものだろうか。〈用例〉これになにを書か〜(枕・この草子、目に見え心に思ふ事を)。
- ④《中世以降の用法》単なる推量を表す。…だろう。〈用例〉花やこよひのあるじなら〜(平家・9・忠度最期)。
- ま‐じ【真▽風】
- 春から夏にかけて吹く南寄りの風。太平洋岸で穏やかなよい風として好まれている。まぜ。
- まじ(助動形シク型)
- 〈古語〉
- 《「べし」を打ち消した意に当たる。用言の終止形に付く。ラ変型には連体形に付く》=ましじ。
- ①打ち消しの推量の意を表す。…ないだろう。〈用例〉さて冬枯れのけしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ(徒然・19)。
- ②打ち消しの当然の意を表す。…するはずがない。〈用例〉かの国人、聞き知るまじくおもほえたれども(土佐)。
- ③不適当・禁止の意を表す。…すべきではない。〈用例〉人はただ、無常の身に迫りぬる事を心にひしとかけて、束(つか)の間(ま)も忘るまじきなり(徒然・49)。
- ④打ち消しの意志を表す。…しないつもりだ。〈用例〉敵の手にはかかる〜(平家・11・先帝身投)。
- ⑤不可能を予測する意を表す。…できそうもない。〈用例〉親と思ひきこゆる人の御心だに、うちとくまじき世なりければ(源氏・藤袴)。〈参考〉現代語の「まい」に当たる。
- マシアス【Enrico Macias】
- (1938-)シャンソン歌手・ギター奏者・作曲家。アルジェリア生まれ。東洋風の曲調が特色。作品『恋心』など。
- マシーセン【Francis Otto Matthiessen】
- (1902-50)アメリカの文芸批評家。進歩派の批評家として活躍。著書『アメリカのルネサンス』など。
- マシーナ【Giulietta Masina】
- (1920-94)イタリアの映画女優。主演作『道』『カビリアの夜』『魂のジュリエッタ』など。
- マシーニング‐センター【machining center】
- プログラムされた数値に基づき、工具を自動的に交換しながらいくつかの加工を行う工作機械。
- マシーン【Léonide Massine】
- (1895-1979)アメリカの舞踊家・振付師。ロシア生まれ。シンフォニック‐バレエを開拓。映画にも出演。
- まじ・える【交える】(下一他)
- ①《「雑える」とも》あるものの中に他のものをいっしょに入れる。include〈用例〉子を〜・えて行く。私情を〜。
- ②交差させる。cross〈用例〉枝と枝とを〜。ひざを〜・えて語る。
- ③やりとりする。exchange〈用例〉ことばを〜。
- ④戦いなどをする。fight with〈用例〉砲火を〜。
- ま‐しかく【真四角】(名・形動)
- 正方形であること・さま。regular square
- ましき【▽益▽城】
- 〈町〉熊本県中部、熊本市東隣の町。旧城下町。稲作・畑作中心の農業地帯であるが、宅地化も進む。人口3万0056(1994)。
- まじき
- 《助動詞「まじ」の連体形》…べきではない。…てはならない。〈用例〉す〜ものは宮仕え。警官にある〜行為。
- ま‐じきり【間仕切(り)】(名・サ変他)
- 部屋をしきること。また、そのしきり。partition
- まじきり‐かぐ【間仕切(り)家具】
- 独立した部屋をさらに区分して利用するときなど、間仕切りに利用される家具。食器戸棚・飾り棚・本棚など。
- まじきり‐かべ【間仕切(り)壁】
- 屋内空間を仕切る壁。固定壁がふつう。可動式や家具を利用した壁もある。partition wall
- ましけ【増毛】
- 〈町〉北海道西岸中部の町。日本海に臨む漁業の町で、かつてニシンの漁場として栄えた。人口7088(1994)。
- ましけ‐さんち【増毛山地】
- 北海道西岸中部の山地。最高峰の暑寒別(しょかんべつ)岳は1491m。西側は断崖絶壁をなす雄冬(おふゆ)海岸、東側には雨竜(うりゅう)沼の湿原がある。
- まし‐こ【▽猿子】
- 体全体が赤みがかったアトリ科の小鳥類。翼長6.5〜11cm。ベニマシコ・オオマシコ・ギンザンマシコなど。穀物を食べる。多くは冬鳥として日本に渡来。
- ましこ【▽益子】
- 〈町〉栃木県南東部、小貝(こかい)川に沿う町。窯業(ようぎょう)の町で、江戸後期以来の伝統をもつ益子焼の産地で有名。人口2万5439(1994)。
- ましこ‐やき【▽益子焼】
- 栃木県益子町に産する陶器。嘉永(かえい)5年(1852)の創始と伝える。明治時代には堅牢(けんろう)な日常雑器で好評を博した。のち浜田庄司(はまだしょうじ)の努力で民芸品として有名となる。
- ましじ(助動形シク型)
- 〈古語〉
- 《上代語。「まじ」の古い語形》打ち消しの推量を表す。…まい。〈用例〉直(ただ)に逢(あ)はば逢ひかつ〜(万葉・2・225)。
- ま‐しじみ【真▼蜆】
- シジミ科に属する淡水性ニマイガイ。殻長約4cm、殻高約3.5cm。黄緑色から黒褐色で鈍い光沢がある。胎生種。旬(しゅん)は冬。本州から九州の水のきれいな河川に分布。貝塚からも多量に発見されている。
- マジソン‐がい【マジソン街】
- (Madison Avenue)アメリカのニューヨーク市にある街区。広告代理店が集中し、その代名詞にも使われる。
- ま‐した【真下】
- すぐ下。ちょうど下。直下。right under; right below
- ました‐ながもり【増田長盛】
- (1545-1615)安土(あづち)桃山時代の武将。尾張(おわり)の人。豊臣(とよとみ)氏五奉行の一人。太閤(たいこう)検地・朝鮮出征などの功により大和郡山(こおりやま)城主となる。関ケ原の戦いでは西軍に属し、所領没収・追放となり、大坂の陣後自殺させられる。
- マジック‐アイ【magic eye】
- 《商標名。魔法の目、の意》グリッド電圧の変化を目で見ることのできる蛍光(けいこう)真空管。受信機の同調の指示、検流計などに利用。同調指示管。蛍光指示管。
- マジック‐インキ
- 《商標名。magicとinkから》油性フェルトペン。marker
- マジック‐テープ
- 《商標名。magicとtapeから》押し付けるだけで簡単に密着する開閉テープ。合成樹脂製で表面が鉤(かぎ)状のものと輪状のものを1対として使う。面ファスナー。ベルクロ。
- マジック‐ナンバー【magic number】
- プロ野球で、首位のチームがあと何勝すれば優勝が決定するかを示す数字。2位チームの勝敗によって出たり消えたりすることからの名称。
- マジック‐ハンド
- 《和製語》人間の腕や手先と同じような運動機能をもつ人工の手。遠隔操作によって放射性物質のような危険物を安全に取り扱うことができる。マニピュレーター。manipulator
- マジック‐ミラー【magic mirror】
- ①未来をうつし出す鏡。
- ②ガラスに銀や錫(すず)をめっきした半透膜の鏡。暗い側から明るい側を見通せて、反対側からは見えない。
- まし‐て【▽況して】(副)
- 《「増して」の意》程度の軽いものをあげて、それでさえそうなのだから、後述の事柄の場合はなおのことの意を表す。なおさら。いっそう。いわんや。much less〈用例〉君で駄目なのに、〜ぼくにやれるものか。
- まし‐て【増して】(連語)
- 他よりも一段と。なおいっそう。さらに。still more〈用例〉前にも〜寒くなった。
- まして‐や【▽況してや】(副)
- 「→まして」を強めた語。much more; to say nothing of
- まじ‐ない【▼呪い】
- 神仏・精霊などの力を借りて、災いを免れたり起こしたりしようとすること。また、その術。呪文(じゅもん)。呪術。呪法。spell
- まじ‐な・う【▼呪う】(五他)
- ①神仏の力を借りて、災いを起こさせ、または、免れさせようと祈る。
- ②病気を治す。
- まし‐にん【麻子▽仁】
- 生薬(しょうやく)の一つ。クワ科アサの果実を乾燥したもの。緩やかな下剤。七味唐辛子の一成分。苧美(おのみ)。火麻仁。大麻仁。
- マジノ‐せん【マジノ線】
- フランスがドイツとの国境に構築した大要塞(ようさい)線。1927〜36年、陸相マジノの計画により建設。ドイツのジークフリート線と並称されたが、40年ドイツ軍の電撃作戦で突破された。Maginot Line
- マジパン【marzipan】
- アーモンドをすりつぶし、砂糖・香料・卵白などを加えて練ったアーモンドペースト。製菓材料。
- マシフサントラル‐さんち【マシフサントラル山地】
- (Massif Central)フランス中南部の山地。中央高地の意。最高峰サンシー山は標高1885m。
- まじ‐まじ(副)
- 一心に眺めるさま。じっと見つめるさま。stare at〈用例〉相手の顔を〜と見つめる。
- まし‐ま・す【▼坐します・▽在します】
- 〈古語〉
- [一](四自)「あり・居り」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。〈用例〉神仏明らかに〜・さば、この愁(うれ)へやすめたまへ(源氏・明石)。
- [二](補動四)補助動詞「あり」の尊敬語。…ていらっしゃる。〈用例〉あきれてたたせ〜・したる所に(平家・灌頂・大原御幸)。
- まじま‐りこう【真島利行】
- (1874-1962)化学者。漆(うるし)の主成分ウルシオールを研究。『日本化学総覧』誌創刊。昭和24年(1949)文化勲章受章。
- まし‐みず【増し水】
- ①水が増すこと。また、その水。出水。flood; high water
- ②水を加えること。また、その水。adding water
- まじめ【真▽面目】(名・形動)
- 〈対義〉不まじめ。
- ①ふざけていず、本気であること・さま。真剣にすること・さま。serious〈用例〉〜に話す。〜な顔。冗談を〜にとる。
- ②まごころのあること・さま。誠実なこと・さま。honest〈用例〉〜に働く。〜な人柄。〈派生〉まじめさ(名)
- まじめ‐くさ・る【真▽面目腐る】(五自)
- いかにもまじめであるというようすをする。look solemn
- マジャール‐じん【マジャール人】
- 現在のハンガリー民族の自称。ウラル系原マジャール人とアルタイ系西トルコ人が混血したものと考えられる。9世紀にウラル地方から移動・定着。ハンガリー人。Magyar
- ま‐しゃく【間尺】
- ①建築の寸法。
- ②わり。計算。
- 間尺に合わない(ましゃくにあわない)
- わりに合わない。損だ。do not pay
- マジャパヒト‐ちょう【マジャパヒト朝】
- 13世紀末から16世紀初めにジャワ島東部を中心に繁栄した王朝。シンガサリ朝の王族ラーデン=ビジャヤが元(げん)軍来攻の混乱に乗じ、マジャパヒトを都に創始。Majapahit Empire
- マジャンディ【François Magendie】
- (1783-1855)フランスの生理学者。生気論を排し、近代実験生理学の始祖の一人となる。ベルの法則を再確認した。
- ま‐しゅ【魔手】
- ①悪魔の手。魔の手。evil power
- ②人を災いにおとしいれる手段。evil design〈用例〉敵の〜にかかる。
- ましゅう‐こ【摩周湖】
- 北海道東部、阿寒(あかん)国立公園の東端にあるカルデラ湖。面積20km2、最深211.4m。透明度が高い。
- ま‐じゅつ【魔術】
- ①人の心をまどわす術。不思議な術。witchcraft
- ②→手品。magic
- マシュハド【Mashhad】
- イラン北東部、トルクメニスタンとアフガニスタンの国境近くの商業都市。イスラム教シーア派の聖地。人口146.4万(1986)。メシェド。
- マシュマロ【marshmallow】
- 洋菓子の一種。卵白・砂糖・ゼラチンなどで作る。ふわふわと軽くてねばり気がある。マシマロ。
- ま‐じょ【魔女】
- ①ヨーロッパの民間伝説で、悪魔と交わり、その魔力を借りて呪術(じゅじゅつ)を行い、人に害悪をおよぼすとされた女性。witch
- ②悪魔のような女。また、男を惑わすふしぎな力をもった女。she-devil
- ③中世〜近世のヨーロッパで、魔女裁判にかけられた人たち。〈用例〉〜狩り。
- ま‐しょう【魔性】
- ①悪魔の性質。evil spirit〈用例〉〜のもの。
- ②人をたぶらかす性質。seducing〈用例〉〜の女。
- ま‐しょう【魔障】
- 《仏教語》修行の邪魔となるもの。
- ましょ‐う(連語)
- 《丁寧の助動詞「ます」の未然形「ませ」に推量の助動詞「う」の付いた「ませう」の変化した語》
- ①話し手の意志を丁寧に表す。
- ②勧誘の意を丁寧に表す。
- ③推量の意を丁寧に表す。…でしょう。
- ま‐しょうじき【真正直】(名・形動)
- 少しの嘘(うそ)も偽りもないこと・さま。真っ正直。正直一辺。completely honest
- ま‐しょうめん【真正面】
- ちょうど正面。まむかい。真っ正面。right in front
- マショー【Guillaume de Machaut】
- (1300ごろ-77)フランスのアルス‐ノバの重要な作曲家・詩人。四声のミサ曲・モテット・バラードなどの作品。長詩『真実物語』。
- マジョーレ‐こ【マジョーレ湖】
- (Lago Maggiore)イタリア北部、スイス国境にまたがる氷河湖。面積210km2。周辺の景色が美しく、湖岸は別荘地。
- まじょ‐がり【魔女狩(り)】
- ①14〜17世紀のヨーロッパで、ある人を魔女とみなして裁判し火刑に処したこと。中世社会の政治・宗教的崩壊からくる不安を背景に流行した一種の集団ヒステリー現象。witch hunt
- ②多数者が異端分子を感情的に非難して排斥すること。
- マジョリティー【majority】
- ①大多数。多数派。過半数。〈対義〉マイノリティー。
- ②投票などにおける得票の勝差。得票差。
- ましら【▽猿】
- →サルの異名。歌語などに用いられる。
- まじらい【交じらい】
- つきあい。交際。まじわり。association
- まじら・う【交じらう】(四自)
- 〈古語〉
- ①まじりあう。まじる。〈用例〉楠(くす)の木は、木立おほかる所にも、ことに〜・ひたてらず(枕・花の木ならぬは)。
- ②人々の中にまじる。交際する。仲間に入る。〈用例〉御心ばへの類なきを頼みにて〜・ひ給ふ(源氏・桐壺)。
- まじり【混じり・交じり】
- 《接尾的》混じること。混じったもの。〈用例〉雨〜。砂〜。
- まじり‐け【混じり気・交じり気】
- 別のものが加わっていること。そのもの。まじりっけ。mixture〈用例〉〜なし。
- まじり‐もの【混じり物・交じり物】
- 中に混じっているもの。混ざり物。something mixed in; mixture
- *まじ・る【交じる】
- [一](五自)あるものの中に他のものがはいる。別のものがいっしょになる。交ざる。mingle〈用例〉白髪が〜。漢字が〜。
- 〈古語〉
- [二](四自)
- ①野や山などに分け入る。〈用例〉野山に〜・りて竹を取りつつ(竹取)。
- ②参加する。つき合う。〈用例〉さらに世にも〜・らずして(古今・哀傷・詞書)。
- *まじ・る【混じる】(五自)
- 別々のものがあわさって区別できなくなる。一体化する。混ざる。get mixed〈用例〉雑音が〜。青と黄が〜・って緑になる。
- ま‐じろぎ【▽瞬ぎ】
- まじろぐこと。またたくこと。まばたき。blink〈用例〉〜もせず見つめる。
- ま‐じろ・ぐ【▽瞬ぐ】(五自)
- まばたきする。まばたく。
- まじわり【交わり】
- ①つきあい。交際。まじらい。association
- ②数学で、2つの線が交叉する点。intersection
- ③→性交。intercourse
- まじわ・る【交わる】(五自)
- ①入り乱れる。まじる。mix〈用例〉善悪が〜。
- ②数学で、2つの線が1点を共有する。交差する。intersect
- ③つきあう。交際する。associate〈用例〉友人として深く〜。
- ④性交する。intercourse
- 交わる友を見て其の人柄を知る(まじわるともをみてそのひとがらをしる)
- つきあっている友人を見れば、その人の人柄がわかる。
- マシン【machine】
- =マシーン。
- ①→機械。
- ②→機関銃。
- ③競走用自動車。
- ま‐じん【魔神】
- わざわいをもたらす神。魔の神。ましん。evil spirit
- マシン‐ガン【machine gun】
- →機関銃。
- マシンジャー【Philip Massinger】
- (1583-1640)イギリスの劇作家。シェークスピア以後の人気作者。風刺喜劇『新式旧債返済法』など。
- マシン‐ゆ【マシン油】
- 一般機械の軸受けや車軸など、広く回転摩擦部に用いられる軽質の潤滑(じゅんかつ)油。精製石油製品の一つ。機械油。machine oil
- ます【▼枡】8画
- 部首 木きへん 和製漢字
- 区点 5938・JIS 5B46・シフト 9E65
※旧字・異体字あり
- →ます[枡・升・桝・斗]
- ます【▼桝】11画→▼枡の異体字/和製漢字
- 木きへん
- 区点 4381・JIS 4B71・シフト 9691
- ます【▼枡・升・▼桝・▽斗】
- ①容積をはかる器具。箱形・つつ形など。
- ②ますではかった分量。ますめ。
- ③劇場・相撲場などの四角にしきった見物席。ます席。
- ④《「斗」で》→ますがた②。
- ⑤四角い枠。ますめ。〈用例〉原稿用紙の〜。
- ⑥水道などの樋(ひ)の相接するところの箱。
- ⑦下水管の相接するところに設け、土砂をためるための箱。〈用例〉排水〜。
- ⑧紋所の名。①を紋章化したもの。正方形に右上から1本の斜線が入った形。丸に枡・入れ子枡、重ね枡など。
- 枡で量る程有る(ますではかるほどある)
- きわめて多量にあることのたとえ。
- ます【▼鱒】
- サケ科の魚の一群またはその一種。在来種ではサクラマス・ビワマス・ヒメマス・カラフトマスなど。移入種ではニジマス・カワマス・ブラウントラウトなどを含む。単にマスという場合はサクラマスを指すことが多い。いずれも食用、遊漁用として重要で各地で養殖、放流される。trout〈数え方〉1尾(び)。
- マス
- ①《massで》
- (ア)集団。集まり。〈用例〉〜ゲーム。
- (イ)大量。多数。〈用例〉〜プロ教育。
- (ウ)→大衆。〈用例〉〜メディア。
- ②《和製語》「→マスターベーション」の略。
- ま・す【増す・▽益す】(五自他)
- ①(自)数量がふえる。加わる。また、程度が強まる。increase〈用例〉水が〜。負担が〜。可能性が〜。
- ②(他)数量をふやす。加える。また、程度を強める。increase; add〈用例〉威厳を〜。速度を〜。
- ま・す【▼坐す・▽在す】
- 〈古語〉
- [一](四自)
- ①「あり・居り」の尊敬語。いらっしゃる。〈用例〉王(おほきみ)は千歳(ちとせ)に〜・さむ白雲も(万葉・3・243)。
- ②「行く・来(く)」の尊敬語。おでましになる。〈用例〉わが背子が国へ〜・しなば霍公鳥(ほととぎす)(万葉・17・3996)。
- [二](補動四)補助動詞「あり」の尊敬語。…ていらっしゃる。〈用例〉人の植うる田は植ゑ〜・さず今更に(万葉・15・3746)。
- ます(助動特殊型)
- 《動詞および助動詞「れる・られる・せる・させる」の連用形に付く》丁寧の意を表す。聞き手に対する話し手の敬意を直接に表現する語。〈用例〉思い〜。行かせ〜。〈参考〉命令形の「まし・ませ」は、「なさる・いらっしゃる・おっしゃる・くださる」などの類の動詞にしか付かない。
- *まず【▽先ず】(副)
- ①他のものに先んじて。最初に。第1に。first〈用例〉〜君からどうぞ。
- ②何はさておき。ともかく。anyway〈用例〉〜は乾杯。
- ③だいたい。おおよそ。おそらく。maybe〈用例〉〜まちがいない。〜駄目だろう。
- 先ず隗より始めよ(まずかいよりはじめよ)
- 提案した本人から実行にとりかかるべきだ。隗より始めよ。
- ま‐すい【麻酔・▼痲酔】
- 生体の感覚を、主として薬によって一時的に失わせること。また、その方法。手術・検査・処置にあたり、身体的・精神的苦痛をなくすため、また、手術中の呼吸・循環管理をはじめとして患者の全身的管理を行うために利用。全身麻酔と局所麻酔がある。anesthesia
- *まず・い【▽不▽味い】(形)
- ①味がよくない。bad-tasting〈対義〉旨(うま)い。〈用例〉〜食べもの。しめって〜タバコ。
- ②《「拙い」とも》するのが下手だ。poor〈用例〉〜英語で書く。やり方が〜。
- ③具合が悪い。つごうがよくない。awkward〈対義〉旨い。〈用例〉彼と〜・くなった。今それを話すのはいかにも〜。
- ④形が醜い。ugly〈用例〉〜顔。〈派生〉まずが・る(五自)まずげ(形動)まずさ(名)
- *まず・い【▽拙い】
- 技術がとくに劣っている。技がへただ。poor; unskillful〈対義〉巧(うま)い。〈用例〉〜絵。芸が〜・くなる。〈派生〉まずげ(形動)まずさ(名)
- ますい‐ざい【麻酔剤】
- 中枢神経系や末梢(まっしょう)神経系の働きを抑制して感覚や意識を消失させる薬物。全身麻酔は中枢神経系、局所麻酔は末梢神経系を麻痺させる。亜酸化窒素(笑気)・チオペンタールなど。anesthetics
- マスウーディー【al-Mas‘ūdī】
- (896ごろ-956)アラブの歴史家・地理学者。インド・アラビア半島・エジプトなどを周遊し、30巻におよぶ百科全書『時代の情報』を著す。この要約本『黄金の牧場と宝石の鉱山』が現存する。
- マズーリ【Mazury】
- ポーランド北東部、ビスワ川とネマン川の間に広がる地方。保養・観光地。
- ます‐おとし【▼枡落(と)し・升落(と)し】
- ネズミ取りの仕掛けの一つ。下向きにした枡を1本の棒で支え、下に餌(えさ)を置いて、ネズミが触れると枡が落ちてネズミを捕らえるもの。
- マスカーニ【Pietro Mascagni】
- (1863-1945)イタリアの作曲家。ベリズモ(真実主義)‐オペラの傑作『カバレリア‐ルスティカーナ』を作曲(1890年初演)。ほかに『イリス』など。
- ます‐かがみ【真▽澄鏡】
- ①《「真澄(ますみ)の鏡」の略》きれいに澄んだ鏡。まそかがみ。
- ②[枕ことば]「見る・向かふ・面影」などにかかる。〈用例〉里遠み恋ひわびにけり〜面影去らず夢(いめ)に見えこそ(万葉・11・2634)。
- ますかがみ【増鏡】
- 南北朝時代の歴史物語。作者は二条良基(にじょうよしもと)説が有力。永和(えいわ)2年(1376)までに成立。17巻本が古態とされる。後鳥羽(ごとば)天皇誕生から後醍醐(ごだいご)天皇の隠岐(おき)からの還幸まで、15代154年間の宮廷の歴史を編年体で述べる。文章は優雅な擬古文。四鏡の一つ。
- ます‐かき【▼枡▼掻(き)】
- ますに盛った米・麦などを、縁と平らにならす棒。
- ます‐がた【▼枡形・升形】
- ①枡のような箱形。
- ②《多く「斗形」で》寺院建築などの柱の上に置く平面が正方形または長方形の木。肘木(ひじき)と組み合わせて組み物を構成する。斗(ます)。
- ③城の一の門と二の門の間にある方形または矩形(くけい)の土地。
- ④宿場町の出入り口で直角に曲がった道。
- マスカット【muscat】
- ブドウのなかの南ヨーロッパ系「マスカット‐オブ‐アレキサンドリア」の略。黄緑色の果実は大きく、品質は極上、多収で、9月上旬に熟す。
- マスカット【Muscat】
- アラビア半島南東部、オマーンの首都。ナツメヤシ・干魚・真珠などの輸出港。人口44.4万(1990)。
- マスカラ【mascara】
- 目元を美しく見せるための化粧品。まつげに塗ってまつげを反(そ)り返らせる。液状で油性のもの・水性のものなどがある。
- マスキー‐ほう【マスキー法】
- 自動車の排ガスの量を規制したアメリカの法律。1970年成立。正称、70年改正大気清浄法。マスキーは法案を提出した上院議員の名前。Muskie Act
- マスキング【masking】
- ①写真製版で、写真のコントラストや色調を調整すること。
- ②写真の焼き付けのさいに、型紙を重ねて焼き付けること。
- ③電波などが雑音や妨害電波により検出できない現象。
- マスク【mask】
- ①→面(メン)。〈用例〉デス〜。
- ②→顔だち。〈用例〉ほりの深い〜。
- ③鼻と口をおおうもの。鼻腔(びこう)・咽頭(いんとう)からのほこり、刺激性ガス、病原体の侵入を防ぐなどが目的。
- ④防毒マスク。
- ⑤野球で、捕手・球審のかぶる防具。またフェンシングの試合でかぶる防具。
- ます‐ぐみ【▼枡組(み)・升組(み)】
- 障子などの骨を四角に組むこと。その組んだもの。
- マスクメロン【muskmelon】
- ウリ科マクワウリのなかのアミメロンの品種の一つ。果実の外皮に美しい網目が見られ、果肉は淡緑色で芳香がある。
- マスクラット【muskrat】
- キヌゲネズミ科の大形のネズミ。体長約30cm。北アメリカの河川・湖沼などの水辺にすむ。体はこげ茶色で、尾は長いが、体長より短い。泳ぎがうまく、後ろ足の指の間には、みずかきの役をはたす硬毛がある。毛皮獣として世界各地で飼育される。日本でも移入されたものが野生化している。ニオイネズミ。
- マス‐ゲーム【mass game】
- 集団で行う徒手体操・競技・ダンスなどの総称。集団体操。団体競技。
- マスコット【mascotte(フランス)】
- ①幸運をもたらすと信じられているもの・人。
- ②《転じて》守り神として身辺においたり、またかわいがったりする愛玩(あいがん)物。mascot
- マス‐コミュニケーション【mass communication】
- 不特定多数の人々に、新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・映画などのマスメディアを通じて大量の情報を伝達すること。大衆伝達。マスコミ。
- マスコン【mascon】
- 《mass concentrationの略》月面や地球上において重力が異常に大きい地点。地下に密度の高い物質が存在すると考えられている。
- ます‐ざけ【▼枡酒・升酒】
- ①枡についだ酒。
- ②枡売りの酒。
- *まずし・い【貧しい】(形)
- 〈対義〉豊か・富む。
- ①金銭・財産が少なすぎる。びんぼうである。poor〈用例〉〜家。〜暮らし。
- ②不足している。少なすぎる。乏しい。poor〈用例〉〜才能。心が〜。語彙(ごい)が〜。
- ③十分にお金や手間をかけていない。poor〈用例〉〜食事。〜施設。〈派生〉まずしげ(形動)まずしさ(名)