まっ【真っ】(接頭)
「真(ま)」を強めた言い方。〈用例〉〜最中。〜ぱだか。
マツ【末】5画
部首 木 教育小4
区点 4386・JIS 4B76・シフト 9696
[音] マツ・バツ
[訓] すえ
→ 字形参照

①すえ。おわり。〈対義〉本(ほん)・始(し)。「始末・終末・本末」「末代・末尾・末路」〈用例〉《接尾的》年度〜。世紀〜。
②こまかい。些細(ささい)な。つまらない。「瑣末(さまつ)・枝葉末節」「末技・末輩(まっぱい)
③こな。くず。「粉末」
→バツ[末]
マツ【茉】8画
部首 ⻌くさかんむり 人名用
区点 7193・JIS 677D・シフト E49D
[音] マツ・バツ・マ
→ 字形参照

「茉莉花(まつりか)」は、モクセイ科の常緑低木。白色の花は芳香が高く、中国では、茶に入れる香料として用いられる。
マツ【抹】8画
部首 氵てへん 常用
区点 4385・JIS 4B75・シフト 9695
[音] マツ・バツ
→ 字形参照

①けす。ぬりけす。こすってけす。「一抹(いちまつ)・塗抹」「抹殺・抹消」
②する。すって粉にする。「抹香・抹茶」
マツ【沫】8画
部首 氺さんずい
区点 4387・JIS 4B77・シフト 9697
[音] マツ・バツ

①あわ。あぶく。水のあわ。「泡沫」
②つばき。よだれ。
③とばしり。しぶき。水しぶき。「飛沫」
マツ【秣】10画
部首 禾のぎへん
区点 6734・JIS 6342・シフト E261
[音] マツ・バツ

①まぐさ。かいば。牛馬にたべさせる草・わら。「糧秣」
②まぐさかう。牛馬にかいばをたべさせてやしなう。
マツ【靺】14画
部首 革つくりがわ
区点 8060・JIS 705C・シフト E8DA
[音] マツ・バツ

「靺鞨(まっかつ)」は、隋(ずい)・唐時代に、中国東北地方に居住していたツングース系の民族。
まつ【松】
①マツ科マツ属の植物の総称。アカマツ・クロマツなどで、常緑針葉高木。葉は長針状。心材の着色が明瞭。雄花序は若枝の基部、雌花序は先端につく。球果は開花の翌年成熟。世界に約100種、日本に6種。ゴタイフ。コトヒキグサ。ジュウハチコウ。タユウ。チヨミグサ。チヨギ。トカエリノハナ。ハツミグサ。ヒメマツ。ユウカゲグサ。ユウミグサ。pine
②かどまつ。〈用例〉〜立てわたして。
→たいまつ。torch
④紋所の名。マツの幹・枝・葉・松かさを紋章化したもの。
松が取れる(まつがとれる)
松の内があけて、松飾りがはずされる。
*ま・つ【待つ】(五他)
①人・物が来ることや事態の実現を望む。また、そのためにその場にとどまる。wait〈用例〉機会を〜。電車を〜。
②結果があらわれるのを期待する。ようすをうかがう。wait and see〈用例〉出方を〜。結論を〜。
③実現するまでの時間を過ごす。await〈用例〉もう1日〜・ってくれ。
④やろうとしていたことを一時中止する。wait〈用例〉ちょっと〜・って。
→まつ(俟つ)
待ちに待つ(まちにまつ)
今か今かと待っている。expect every moment
待つ内が花(まつうちがはな)
期待して待っている間がいちばん楽しいもので、いざ現実になってみるとそれほどではないことをいう。
待つ間が花(まつまがはな)
→待つ内が花」と同意。
待つ身は長い(まつみはながい)
待っている時間は、ことのほか長く感じられる。A watched pot never boils.
待てど暮らせど(まてどくらせど)
待ち続けて、日々を過ごしているけれども。いつまで待っても。待つかいがなさそうな不安感を表す語。waited and waited, but...
待てば海路の日和有り(まてばかいろのひよりあり)
今は悪くても、待っていれば海が静まり航海に適した天気になる。我慢して待つことが大切だというたとえ。Everything comes to him who waits.
ま・つ【俟つ】(五他)
《「待つ」とも》
①頼みとする。期待する。depend on〈用例〉きみの努力に〜。
②必要とする。〈用例〉論を〜・たない。言を〜までもない。
まつ‐い【末位】
いちばん下の地位。数の最後の桁(けた)。the lowest rank〈対義〉首位。
まつい‐いわね【松井石根】
(1878-1948)陸軍軍人。大将。愛知県生まれ。陸大卒。日中戦争の南京(なんきん)作戦を指揮し、第2次大戦後A級戦犯として処刑された。
まつい‐げんすい【松井源水】
江戸時代から17代続いた大道芸人。浅草の奥山で客寄せに居合い抜きや曲独楽(きょくごま)を見せ、薬などを売った。
まついけんせつ【松井建設(株)】
建設業。建築会社。昭和14年(1939)設立。本社は東京都中央区新川。
まつい‐しょうおう【松居松翁】
(1870-1933)劇作家。本名、真玄(まさはる)。宮城県生まれ。演出にも活躍し、新歌舞伎(かぶき)確立に貢献。戯曲『悪源太』など。
まつい‐すまこ【松井須磨子】
(1886-1919)女優。本名、小林正子。長野県生まれ。『人形の家』のノラで脚光を浴び、新時代の女優として活躍。島村抱月(しまむらほうげつ)と芸術座を結成。『復活』のカチューシャで全国的に知られた。抱月の死後、自殺。
まついだ【松井田】
〈町〉群馬県西部、碓氷(うすい)峠の東にある町。中山(なかせん)道の旧宿場町。農林業が主だが、ベントナイトの産地としても知られる。人口1万8295(1994)。
まつうら【松浦】
〈市〉長崎県北部の市。炭鉱の町として栄えたが閉山、工業都市へと変容。観光開発も進む。人口2万3988(1994)。
まつうら‐がわ【松浦川】
佐賀県を流れる川。長さ45.6km。北西部の黒髪(くろかみ)山に発し、唐津(からつ)湾に注ぐ。古くから水運に利用された。
まつうら‐けんぎょう【松浦検校】
(?-1822)江戸中期の地歌・箏曲(そうきょく)の演奏家・作曲家。京都の地歌の手事物(てごともの)の作曲の開拓者。代表作『四季の眺め』など。
まつうら‐たけしろう【松浦武四郎】
(1818-88)北方探検家。伊勢(いせ)の人。弘化(こうか)2年(1845)から蝦夷(えぞ)地を探検。幕府御雇(おやとい)としてアイヌ居住地の地理を詳細に調査。アイヌは対等な人間であるとの立場を貫き、『近世蝦夷人物誌』で和人(わじん)によるアイヌ虐待を告発。明治維新後、開拓判官に任命され「蝦夷」の名称を「北海道」に改称するよう発案。のち、開拓使のアイヌ政策を不満として辞任。
まつえ【松江】
〈市〉島根県北東部、宍道(しんじ)湖に臨む市。県庁所在地。17世紀初め堀尾氏が築城以来、城下町として発展。山陰の行政・文化・商工業の中心。小泉八雲(こいずみやくも)の旧居がある。人口14万1890(1994)。
まつ‐えい【末裔】
子孫。descendants〈用例〉源氏の〜。
まつえ‐しげより【松江頼】
(1602-80)江戸前期の俳人。通称、大文字屋治右衛門。別号、維舟(いしゅう)。京都の人。松永貞徳(まつながていとく)に師事。著書に俳諧撰集(はいかいせんしゅう)『犬子集(えのこしゅう)』、作法書『毛吹草(けふきぐさ)』など。
まつお【松尾】
〈町〉千葉県東部、九十九里(くじゅうくり)平野にある町。稲作・園芸・酪農・養豚などが主で、商業もさかん。人口1万1518(1994)。
まつお【松尾】
〈村〉岩手県北西部、八幡平(はちまんたい)の東にある村。かつては松尾鉱山で栄えた。日本で初めて地熱発電所がつくられた松川温泉がある。人口7223(1994)。
まつおか【松岡】
〈町〉福井県北部、福井市東隣の町。旧城下町で、人絹・合繊の織物業がさかん。人口9567(1994)。
まつおか‐えいきゅう【松岡映丘】
(1881-1938)日本画家。本名、輝夫。柳田国男(やなぎたくにお)は兄。兵庫県生まれ。東京美術学校卒。大和絵(やまとえ)の復興に尽くす。作品『右大臣実朝(さねとも)』など。
まつおか‐こまきち【松駒吉】
(1888-1958)労働運動家・政治家。鳥取県生まれ。第2次大戦前および戦後初期の労働運動の指導者で、戦後は総同盟会長・社会党代議士・衆議院議長などを歴任。
まつおか‐じょあん【松庵】
(1669-1746)江戸中期の本草(ほんぞう)学者。京都生まれ。医学・薬学にも取り組む。著書『用薬須知(しゅち)』『桜品(おうひん)』など。
まつおか‐せいら【松岡青蘿】
(1740-91)江戸中期の俳人。通称、鍋五郎。姫路藩士。中興期俳諧(はいかい)の有力者の一人。句集『青蘿発句集』。
まつおか‐ゆずる【松岡譲】
(1891-1969)小説家。新潟県生まれ。東大卒。師夏目漱石(なつめそうせき)の長女筆子と結婚。小説『法城を護(まも)る人々』、『漱石先生』など。
まつおか‐ようすけ【松岡洋右】
(1880-1946)外交官・政治家。山口県生まれ。国際連盟脱退時の全権。第2次近衛(このえ)内閣外相として、日独伊三国同盟・日ソ中立条約を締結。第2次大戦後、A級戦犯として獄中で病死した。
まつおきょうりょう【松尾橋梁(株)】
金属製品。橋梁・鉄骨建築物建設会社。大正14年(1925)設立。本社は大阪市大正区鶴(つる)町。
まつ‐おさめ【松納め】
正月の門松や松飾りを取り払うこと。また、その日。松おろし。
まつお‐ばしょう【松尾蕉】
(1644-94)江戸前期の俳人。俳諧(はいかい)を革新大成した蕉風(しょうふう)の祖。本名、甚七郎宗房(むねふさ)。俳号は「はせを」と自署、他に桃青(とうせい)など。伊賀(いが)(三重県)上野の人。伊賀の藤堂良忠(とうどうよしただ)に仕えた。貞門(ていもん)俳諧を学び、のち江戸に下り談林俳諧を修業。37歳で深川芭蕉庵(あん)に入る。数度の旅を通じて、「さび」「しをり」「ほそみ」「軽み」の蕉風を確立。「にほひ」などの余韻を尊ぶ連句作法を示した。元禄(げんろく)7年(1694)51歳で大坂の旅宿で病没。蕉風代表句集は『冬の日』『猿蓑(さるみの)』『炭俵』などの『俳諧七部集』。紀行『野ざらし紀行』『笈(おい)の小文』『更科(さらしな)紀行』『奥の細道』、俳文『幻住庵記(げんじゅうあんのき)』など。
まつお‐りゅう【松尾流】
茶道流派の一つ。千宗旦(せんのそうたん)の門弟松尾宗二(まつおそうじ)の曾孫(そうそん)宗二が祖。遠祖が武野紹鴎(たけのじょうおう)の高弟であったため、初代を6代とすることも。2代宗五が、尾張(おわり)徳川家に茶道をもって仕える役(茶頭(さどう))となったことなどから、東海地方に広まる。
まっ‐か【真っ赤】(名・形動)
①まったく赤いこと・さま。真紅(しんく)。deep red〈用例〉〜なバラ。
②まったくそのとおりであること・さま。全然。downright〈用例〉〜なうそ。
マッカ【Makkah】
→メッカの別称。
マッカーサー【Douglas MacArthur】
(1880-1964)アメリカの軍人。陸軍元帥。第2次大戦でアメリカ極東陸軍司令官。ついで西南太平洋方面連合軍総司令官。戦後、連合国最高司令官として対日占領政策を実施。1951年朝鮮戦争で強硬策を主張し、トルーマン大統領と対立して解任された。
マッカーシー【Mary McCarthy】
(1912)アメリカの女流小説家。作品『グループ』『アメリカの鳥たち』など。
マッカーシズム【McCarthyism】
1950〜54年に行われた、アメリカ上院議員マッカーシーを中心とする共産主義者の弾圧。対象は政界から言論・思想・芸能界に及んだ。
まつ‐かさ【松毬・松笠】
マツ類の果実。卵形または円柱形で、長さはいろいろ。木質で盾状の鱗片が密にならび、なかに有翼の種子を包む。熟すると開裂する。まつふぐり。まつぼくり。まつぼっくり。pinecone
まつかさ‐いか【松賊】
《熱すると松かさのような形になることから》イカの身に、斜めの格子(こうし)に切り目を入れたもの。
まつかさ‐うお【松毬魚】
沿岸に多いマツカサウオ科の海水魚。全長約15cm。体は堅いこうら状のうろこでおおわれる。下あごに発光器があって光る。ねり製品の原料。本州中部以南の日本海側および太平洋に分布。pinecone fish
まつ‐かざり【松飾り】
正月の飾りとして門に立てる松。門松。〈数え方〉1揃(そろ)い・1門。
まつ‐かぜ【松風】
[一]
①松に吹く風。その音。しょうふう。松籟(しょうらい)
②茶の湯で、茶がまの湯がにえたぎるときの音。
[二]
①謡曲の曲名。三番目物。観阿弥(かんあみ)作・世阿弥(ぜあみ)改作。『熊野(ゆや)』とともに女物の典型。須磨(すま)の浦で、海女(あま)の松風の霊は、昔寵愛(ちょうあい)を受けた在原行平(ありわらのゆきひら)への恋慕に狂い、形見を身につけて舞う。
②能『松風』に取材した歌謡・戯曲など。松風物。
まつかぜ‐そう【松風草】
ミカン科の多年草。山地にはえる。高さ約60cm。葉は羽状複葉で臭気がある。初秋に白花を枝先に密集。果実は4つに分かれる。本州中部以西、四国・九州に分布。
まつかた‐コレクション【松方コレクション】
第1次大戦前後、実業家松方幸次郎がヨーロッパで収集した絵画・彫刻・工芸品のコレクション。収集品の多くは散逸し、フランスから返還されたものは国立西洋美術館に収蔵されている。アンリ=ベベル旧蔵の浮世絵は東京国立博物館に収められた。
まつかた‐ざいせい【松方財政】
明治前期、大蔵卿(おおくらきょう)松方正義(まさよし)により推進された財政政策。紙幣整理、兌換(だかん)制度の確立、日本銀行の設立など国家財政の確立を推進。
まつかた‐まさよし【松方正義】
(1835-1924)明治・大正の政治家。薩摩(さつま)藩出身。明治14年(1881)大蔵卿(おおくらきょう)となり、紙幣整理、日本銀行の設立、金本位制の実施など、日本資本主義の発展に尽力。
まっかつ【鞨】
中国、隋(ずい)・唐時代に中国東北部から朝鮮北部に居住したツングース系民族。周代に粛慎(しゅくしん)、漢代にはゆう婁(ゆうろう)、南北朝時代には勿吉(もっきつ)と称された。有力7部族があり靺鞨七部と呼ばれ、そのうちの粟末(ぞくまつ)靺鞨の大祚栄(だいそえい)は渤海(ぼっかい)を興し、黒水靺鞨は金(きん)を建国した女真(じょしん)の前身。
まつがね‐の【松が根の】
[枕ことば]《松の根が長くのびる意と、同音を繰り返すことから》「絶ゆることなく・待つ」などにかかる。〈用例〉あが恋ふる心のうちを人に言ふものにしあらねば〜待つこと遠み(万葉・13・3258)。
マッカラーズ【Carson McCullers】
(1917-67)アメリカの女流小説家。人間の生の孤独と愛を描く。作品『心は寂しい猟人』『金色の眼(め)に映るもの』『針のない時計』など。
マッカリ
(makkǒlli)《酒、の意》うるち米・アワ・サツマイモなどからつくる酒。農民が愛飲したことから農酒とも呼ばれる。
まっかり【真狩】
〈村〉北海道南西部、羊蹄(ようてい)山南麓(なんろく)の村。畑作地帯で、ジャガイモ・アスパラガス・食用ユリ・花ユリを産出。人口2643(1994)。
まつ‐かれは【松枯葉蛾】
幼虫がマツの葉を食害するガ。雄の開張約5cm、雌はより大きい。翅(はね)の地色は褐色系であるが、色彩・斑紋(はんもん)の個体差は大きい。幼虫は茶褐色に黒や灰色の長毛の生えた、いわゆるマツケムシで、アカマツ・クロマツなどの葉を食害。また、幼虫の毛が人の皮膚に刺さると炎症を起こす。日本全土・朝鮮半島・中国などに分布。
まつかわ【松川】
〈町〉長野県中南部、飯田(いいだ)市の北東に接する町。農業の町で、稲作のほか果樹栽培もさかん。中央自動車道のインターチェンジがある。人口1万3781(1994)。
まつかわ【松川】
〈村〉長野県北西部、大町(おおまち)市の南東にある村。農林業が中心。人口8954(1994)。
まつかわ‐うら【松川浦】
福島県相馬市の太平洋岸にある潟湖(せきこ)。面積5.8km2、最深5.5mで、南北に長い。景勝地で、海苔(のり)・カキを養殖。
まつかわ‐じけん【松川事件】
昭和24年(1949)東北本線松川駅付近で起きた列車の脱線転覆事故で乗務員3人が死亡した事件。政府は共産党の陰謀と声明したが、2度目の最高裁判決で被告の全員無罪が確定した。
まつかわ‐びし【松皮菱】
紋所の名。菱紋の一種。大形の菱を中央に、小形を上下に、3個の菱を配置した形。ちょうど松の皮のような文様なのでこの名がある。
まっ‐き【末期】
《「まつご」は別語》
①終わりの時期。すえごろ。last period〈対義〉初期。〈用例〉室町時代〜。
②世のすえを思わせる堕落したもの。decadence
まつ‐ぎ【末技】
①重要でない末梢(まっしょう)的な技芸。学術から見た、茶・香・生け花など。
②未熟な技芸・技術。
マッキーバー【Robert Morrison MacIver】
(1882-1970)アメリカの社会学者・政治学者。スコットランド生まれ。コロンビア大教授。多元的国家論とコミュニティ論で著名。著書『コミュニティ』など。
まっき‐てき【末期的】(形動)
もう世もすえのさま。救いがたく不健全なさま。decadent; terminal〈用例〉〜な症状。
まつ‐きり‐ぼうず【松桐坊主】
花札(はなふだ)の遊びで、花合わせの出来役の一つ。松・桐・芒(ぼう)(坊主)の20点札を3枚そろえたもの。松桐芒。
マッキンダー【Halford John Mackinder】
(1861-1947)イギリスの地理学者。オックスフォード大学教授。新しい政治地理学の道を開いた。著書『ブリテンとその海洋』。
マッキントッシュ【Charles Rennie Mackintosh】
(1868-1928)イギリス近代建築運動の一つであるグラスゴー派の代表的建築家。作品に、グラスゴー美術学校など。
マッキンリー【William McKinley】
(1843-1901)アメリカの政治家。第25代大統領(在任(1897-1901))。共和党員。高率保護関税政策を推進。米西戦争、ハワイ併合を行い、門戸解放政策を主唱。無政府主義者により暗殺された。
マッキンリー‐さん【マッキンリー山】
(Mount McKinley)アメリカ、アラスカ州南部、アラスカ山脈の火山。標高6194mで、北アメリカ大陸の最高峰。デナリ。
マック【MAC】
《Military Airlift Commandの略》アメリカの空輸軍団。軍の輸送業務を世界的規模で担当し、気象観測・救難・航空測量も行う。
マックィーン【Steve McQueen】
(1930-80)アメリカの映画俳優。主演作『大脱走』『ゲッタウェイ』『パピヨン』など。
まつくい‐むし【松食虫・松喰虫】
マツ類の害虫の総称。とくに樹皮下の材部を食害するもので、キクイムシ科のマツノキクイ、ゾウムシ科のマツノシラホシゾウ、カミキリムシ科のマツノマダラカミキリなど。ときに葉を食べるマツカレハの幼虫である松毛虫も含める。
マックス【マックス(株)】
機械。産業用機械・事務機製造会社。昭和17年(1942)設立。本社は東京都中央区日本橋箱崎町。
マックス‐フォン‐バーデン【Max von Baden】
(1867-1929)ドイツの政治家。第1次大戦末宰相に就任。米大統領ウィルソンに休戦を申し入れ帝政維持に尽力するが、ドイツ革命により辞任。
まつ‐ぐみ【松子】
ヤドリギ科の常緑低木。モミ・アカマツなどに寄生。葉は皮針形。夏に、濃赤色の花を開く。翌年、果実が赤熟する。
まっ‐くら【真っ暗】(名・形動)
①まったく暗いこと・さま。しんのやみ。pitch-dark〈用例〉〜な闇(やみ)
②希望が持てないこと・さま。total darkness〈用例〉お先〜。
まっ‐くらがり【真っ暗がり】
まっくらなこと・所。まっくらやみ。complete darkness
まつくら‐しげまさ【松倉政】
(?-1631)江戸時代初期の武将。豊臣秀吉(とよとみひでよし)・徳川家康(とくがわいえやす)に仕え、大坂の陣後肥前島原藩主となる。厳しいキリシタン弾圧と農民搾取で、島原の乱の原因を作る。
まっ‐くらやみ【真っ暗闇】(名・形動)
まったく暗いこと・さま。まっくらがり。pitch-dark〈用例〉あたり一面〜。
マックレーカー【muckraker】
《堆肥(たいひ)用の熊手(くまで)をもつ人、の意》公的事件にひそむ堕落・腐敗を暴露するジャーナリスト。ニューヨーク市当局の腐敗をあばいた記者をルーズベルト大統領がこう呼んだことから。
まっ‐くろ【真っ黒】(名・形動)
まったく黒いこと・さま。真っ黒け。deep black
真っ黒になる(まっくろになる)
①物が焼け焦げる。be scorched black
②日に焼けて肌が黒くなる。be tanned
③なりふり構わずよく働く。一生懸命になる。work hard
まっ‐くろ・い【真っ黒い】(形)
まったく黒い。deep black〈用例〉〜煙。〈派生〉まっくろさ(名)
マッグロー【Ali MacGraw】
(1939-)アメリカの映画女優。主演作『ある愛の詩(うた)』『ゲッタウェイ』など。
まっくろ‐け【真っ黒け】(形動)
《俗語》→真っ黒。pitch-black
マッケ【August Macke】
(1887-1914)ドイツ表現主義の画家。「青騎士」の一人。オルフィスムの影響をみせる繊細で色彩豊かな画風。作品『ショーウインドーの前の婦人』など。
まつ‐げ【睫・睫毛】
上下のまぶたの前縁にはえている毛。上が約150本、下は上のほぼ半数。eyelashes〈用例〉〜に宿るつゆ。
睫を濡らす(まつげをぬらす)
だまされないよう用心する。まゆにつばをつける。
睫を読まれる(まつげをよまれる)
①だまされる。
②みくびられる。
まつ‐けむし【松毛虫】
マツカレハの幼虫。マツ類の葉を食べる害虫。胸部に毒毛をもつ。成虫は初夏から夏に出現。日本全土に分布。
マッケンジー【Alexander Mackenzie】
(1755-1820)イギリスの探検家。北アメリカ北部を探検し、マッケンジー川を発見。
マッケンジー‐がわ【マッケンジー川】
(Mackenzie River)カナダ北西部、ロッキー山脈から北西に流れ、北極海に注ぐ川。長さ4000km。
まつ‐ご【末期】
《「まっき」は別語》一生の終わり。最期。臨終。
末期の水(まつごのみず)
臨終のとき、口にふくませる水。死に水。
まっ‐こう【真っ向】
①額の真ん中。forehead
②まむかい。真正面。right in front〈用例〉〜から反対する。
③かぶとの鉢の正面。
まっ‐こう【抹香・末香】
シキミの葉と皮を乾かして作った粉末の香。古くは、ジンコウとセンダンの粉末。incense powder
まっこう‐くさ・い【抹香臭い】(形)
①抹香のにおいがする。smell of incense
②雰囲気・ようすなどが、仏教的な感じである。よくない意味で用いられる。〈用例〉〜話。〈派生〉まっこうくささ(名)
まっこう‐くじら【抹香鯨】
ハクジラ類中で最大の種。前頭部が大きく、体長は最大約20m。まれに腸の中に竜涎(りゅうぜん)香という香料をもつことがある。世界の暖海域に分布。sperm whale
まっこうくじら‐ゆ【抹香鯨油】
マッコウクジラの油から固体部分を分別除去した液状のもの。成分的には油でなく液体ろう。採取した部分により、脳油・皮油・骨油・臓油などに分類される。sperm oil
まっこう‐ほう【真っ向法】
健康体操の一つ。仏教の礼拝の姿などを基本に、おもに股関節を柔軟にするために4種類の動作を繰り返すもの。
マッコルラン【Pierre Mac Orlan】
(1882-1970)フランスの小説家。裏町の人生模様を描いた。作品『女騎士エルザ』『国際的ビーナス』など。
まつ‐ざ【末座】
下位の人のすわる席。末席。lowest seat〈対義〉上座(かみざ・じょうざ)
マッサージ【massage】(名・サ変他)
手指などを使い、摩擦・伸展・圧迫・振動などの機械的な力を律動的に作用させ、皮下や筋肉の血行をよくする治療法。
まっ‐さいちゅう【真っ最中】
動作や状態がいちばんさかんな時。さなか。in the midst of; at the height of
まっ‐さお【真っ青】(名・形動)
①まったく青いこと・さま。deep blue〈用例〉〜な海。
②顔から血の気が引くこと・さま。pale〈用例〉〜な顔。
まつさか【松坂】
《『松坂節』または『松坂音頭』の略》民謡の一つ。祝儀唄(うた)または踊り唄として全国各地に分布。
まつさか【松阪】
〈市〉三重県中部の市。旧城下町で、伊勢(いせ)商人の本拠地として繁栄。商工業がさかんで、松阪牛の産地でも知られる。本居宣長(もとおりのりなが)の生地。人口11万9882(1994)。
まつさか‐うし【松阪牛】
三重県松阪市とその周辺で飼育される食肉用牛。筋肉繊維中の脂肪沈着がよいため品質がよいとされる。
まっ‐さかさま【真っ逆様】(名・形動)
①まったくさかさまなこと・さま。upside-down
②頭が下になって落ちること・さま。fall headlong
まつさか‐だいがく【松阪大学】
私立大学。昭和57年(1982)創立。所在地は三重県松阪市久保町。
まつざかや【(株)松坂屋】
商業。百貨店。明治43年(1910)設立。本社は愛知県名古屋市中区栄。
まっ‐さかり【真っ盛り】(名・形動)
①花の盛んに咲く最中。in full bloom〈用例〉サクラの〜。
②物事のもっとも盛んなこと・時・さま。at its best〈用例〉夏の〜。
まっ‐さき【真っ先】
いちばん先。先頭。first of all
まつざき【松崎】
〈町〉静岡県、伊豆(いず)半島南西岸の町。農漁業と観光の町で、桜餠(さくらもち)用の桜の葉の産地。温泉や海水浴場がある。人口9327(1994)。
まつざき‐こうどう【松崎慊堂】
(1771-1844)江戸後期の儒者。名は復。肥後(ひご)の人。掛川(かけがわ)藩の教授となり、蛮社(ばんしゃ)の獄では門人の渡辺崋山(わたなべかざん)の赦免(しゃめん)運動に尽力。日記『慊堂日暦』。
まっ‐さつ【抹殺】(名・サ変他)
①すり消すこと。消してなくすこと。消殺。erase
②人・事実などを無視すること。また、存在を否認して消し去ること。deny〈用例〉社会から〜される。
まっ‐さら【真っ新・真っ更】(名・形動)
《「さら」は、新しいことの意。「さら」を強めていう語》真新しいこと・さま。まだ一度も使われたり触れられたりしないこと・さま。brand-new〈用例〉〜のシーツ。
まっ‐し【末子】
すえの子。ばっし。youngest child〈対義〉長子。
まつ‐じ【末寺】
本山の支配下にある寺。〈対義〉本山・本寺。
まっしぐら【地】(副)
《多く「まっしぐらに」の形で》激しい勢いで進むさま。いちもくさん。ましぐら。at full speed〈用例〉〜に走る。
まつしげ【松茂】
〈町〉徳島県北東部、鳴門(なると)市の南の町。旧吉野(よしの)川と現吉野川の間にあり、れんこん栽培やウナギの養殖がさかん。徳島空港がある。人口1万3071(1994)。
まっし‐そうぞく【末子相続】
末子が家督を引き継ぐ相続形態。年長者は成長とともに分家独立する。西日本各地・モンゴルなどで見られる。ばっしそうぞく。〈比較〉長子相続。
まつした‐けんりん【松下見林】
(1637-1703)江戸中期の儒医・国学者。大坂の人。和漢の学に通じた。著書『異称日本伝』など。
まつした‐こうのすけ【松下幸之助】
(1894-1989)実業家。和歌山県生まれ。松下電器産業の創設者。
まつしたことぶきでんしこうぎょう【松下寿電子工業(株)】
電気機器。映像・音響機器メーカー。昭和35年(1960)設立。本社は香川県高松市古新町。
まつしたせいこう【松下精工(株)】
電気機器。空調機器メーカー。昭和31年(1956)設立。本社は大阪市城東区今福西。
まつした‐ぜんに【松下禅尼】
(?-?)北条時氏(ほうじょうときうじ)の妻、時頼(ときより)の母。秋田城介(あきたじょうのすけ)安達景盛(あだちかげもり)の娘。寛喜(かんぎ)2年(1230)夫と死別して出家。
まつしたつうしんこうぎょう【松下通信工業(株)】
電気機器。通信・音響機器メーカー。昭和33年(1958)設立。本社は神奈川県横浜市港北区綱島東。
まつしたでんきさんぎょう【松下電器産業(株)】
電気機器。総合電機メーカー。とくに家庭電化製品。大正7年(1918)創業、昭和10年(1935)設立。本社は大阪府門真市門真。
まつしたでんこう【松下電工(株)】
電気機器。電気機器、建築・電子機器材料メーカー。昭和10年(1935)設立。本社は大阪府門真市門真。
まつしたれいき【松下冷機(株)】
電気機器。冷蔵庫・空調機器メーカー。昭和14年(1939)設立。本社は大阪府東大阪市高井田本通。
まつ‐じつ【末日】
最後の日。last day〈用例〉1月〜。
まつしま【松島】
宮城県、仙台湾中央部にある景勝地で特別名勝。海食による奇岩などからなる、二百六十余の島が点在し、美しい景観をつくる。天橋立(あまのはしだて)・厳島(いつくしま)とともに日本三景の一つ。伊達政宗(だてまさむね)が造営した瑞巌(ずいがん)寺がある。
まつしま【松島】
〈町〉宮城県中部、松島湾に臨む町。松島観光の基地で、旅館が多い。海苔(のり)・カキの養殖がさかん。人口1万7376(1994)。
まつしま【松島】
〈町〉熊本県、天草(あまくさ)上島北東部の町。雲仙(うんぜん)天草国立公園に属する観光の町で、本土と天草五橋で結ぶ。人口9880(1994)。
まつしま‐わん【松島湾】
宮城県仙台湾の支湾。日本三景の一つ、松島で知られるところで、丘陵が沈水してできた湾。海苔(のり)・カキを養殖し、種(たね)ガキの産出は全国有数。
まっ‐しゃ【末社】
本社に付属する神社で、格式が摂社に次ぐもの。えだみや。〈対義〉本社。
マッシュ【mash】
料理に用いる、すり潰したもののこと。
マッシュ‐ポテト【mashed potato】
ジャガイモをゆでて裏ごししたもの。バター・牛乳を混ぜて調味する。乾燥フレーク状のものもある。肉・魚料理のつけ合わせ、菓子などに用いる。
マッシュルーム【mushroom】
ハラタケ科のツクリタケ。料理用。かさは径10cm内外、表面は白色のちに淡褐色。セイヨウマツタケ。シャンピニョン。
マッシュルーム‐カット
《和製語》髪型の一つ。きのこ形に髪全体を丸く、顔を包み込むようにした髪型。