まっ‐しょ【末書】
もとになる書物に自分の説を加え、または注釈した本。先学の書を祖述した本。
まつ‐じょ【末女】
すえの娘。
まっ‐しょう【末梢】
①枝の先。tip of a twig
②端。先。tip
まっ‐しょう【抹消】(名・サ変他)
文字・記載事項などを消すこと。消去。erase〈用例〉名簿から名前を〜する。
まっ‐しょうじき【真っ正直】(名・形動)
うそやいつわりがなく、しんから正直なこと・さま。completely honest〈派生〉まっしょうじきさ(名)
まっしょう‐しんけい【末梢神経】
中枢(ちゅうすう)神経から分かれて、身体各部や諸器官に達する神経線維。運動神経・知覚神経・自律神経の3種がある。peripheral nerve
まっしょう‐てき【末梢的】(形動)
①すえであるさま。もとでないさま。unimportant〈対義〉根本的。
②ささいなさま。trivial〈用例〉〜な問題。
まっ‐しょうめん【真っ正面】
→ましょうめん(真正面)
まっ‐しろ【真っ白】(名・形動)
まったく白いこと・さま。真っ白け。pure white〈用例〉〜なシーツ。
まつしろ【松代】
長野市南東部の地区。真田(さなだ)氏の旧城下町で、武家屋敷などが残る。群発地震で広く知られるようになる。地震観測所がある。
まっ‐しろ・い【真っ白い】(形)
まったく白い。まぶしいほど白い。pure white〈派生〉まっしろさ(名)
まっしろ‐け【真っ白け】(形動)
《俗語》→真っ白
まつしろ‐じしん【松代地震】
昭和40年(1965)8月から、長野市松代を中心にして頻発(ひんぱつ)した群発地震。
まっ‐しん【真っ心・真っ芯】
物の、もっとも中心。core; the center〈用例〉バットの〜でとらえる。
マッス【masse(フランス)
《塊(かたまり)・量塊、の意》絵画・建築などで、塊として視覚などにうったえかける色・明暗・形などのあるまとまり。
まつ‐すぎ【松過ぎ】
正月の松飾りを取り去ったあと、まもないころ。〈対義〉松の内。
まっ‐すぐ【真っ直ぐ】(名・副・形動)
①少しも曲がっていないこと・さま。straight〈用例〉〜な線路。右へ〜1km行け。
②寄り道をしないこと・さま。straight〈用例〉〜帰る。
③すなおで正直なこと・さま。honest〈用例〉〜な性格。〜に育つ。
まっ‐せ【末世】
①《仏教語》仏法の廃れた世の中。世のすえ。末法。
②道義が廃れ、乱れた世の中。degenerate world
まっ‐せき【末席】
末座。ばっせき。
末席を汚す(まっせきをけがす)
=ばっせきを汚す。
①「出席する」の謙譲語。
②「同列に連なる」の謙譲語。
まつせ‐せいせい【松瀬青々】
(1869-1937)俳人。本名、弥三郎(やさぶろう)。大阪生まれ。正岡子規(まさおかしき)門下。関西俳壇の重鎮。句集『妻木(つまき)』など。
まっ‐せつ【末節】
重要でない事柄。どうでもよいこと。枝葉。trifle〈用例〉枝葉〜。〜にこだわる。
まつ‐ぜみ【松蝉】
→ハルゼミの異名。
まっ‐そん【末孫】
遠い子孫。血筋の末。後裔(こうえい)。ばっそん。descendant; posterity
マッソン【André Masson】
(1896-1987)フランスの画家。夢幻的作風のシュールレアリスムの画家として知られる。作品『虐殺(ぎゃくさつ)』『変身』など。
まっ‐た【待った】(名・感)
勝負事で、相手に待ってもらうときのかけ声。Wait!〈用例〉〜をかける。
待った無し(まったなし)
猶予しないこと。Time is up!
まつだ【松田】
〈町〉神奈川県西部、秦野(はだの)市の西に接する町。鉄道と高速道路が通る交通の要地で、丹沢(たんざわ)登山の基地でもある。人口1万3354(1994)。
マツダ【マツダ(株)】
輸送用機器。自動車会社。大正9年(1920)東洋コルク工業として設立。昭和2年(1927)東洋工業に社名変更、同6年(1931)三輪トラックの製造を開始。本社は広島県安芸(あき)郡府中町新地。
マッターホルン【Matterhorn】
スイス、イタリア国境、アルプス山脈の主峰。標高4478m。急峻(きゅうしゅん)な北壁で知られる。
まった・い【全い】(形)
完全である。〈用例〉〜形。
まつ‐だい【末大】
木の枝やこずえが、大きく生育しすぎること。また、幹に比べて過大であること。
末大必ず折る(まつだいかならずおる)
下につく者の勢力が強大になると、上の者はきっと滅びる。
まつ‐だい【末代】
①すえの世。後世(こうせい)。〈用例〉〜までのほまれ。
②死後の世。
③末世。末法。
まつだい【松代】
〈町〉新潟県南西部、東頸城(ひがしくびき)丘陵にある町。稲作中心の農業の町で、肉牛も飼育。豪雪地帯。人口4901(1994)。
まつだい‐もの【末代物】
子孫の代まで末長く使える品物。
まつだいら‐かたもり【松平保】
(1835-93)幕末の大名。会津(あいづ)藩主。幕府参与を経て京都守護職となり、公武合体を推進。鳥羽伏見(とばふしみ)の戦いののち帰藩、若松城で官軍に抗戦したが降伏。
まつだいら‐さだのぶ【松平定信】
(1758-1829)江戸後期の大名。白河(しらかわ)藩主。田安宗武(たやすむねたけ)の子。老中(ろうじゅう)として寛政(かんせい)の改革を断行。楽翁と号し、和歌・絵画にもすぐれた。著書『宇下人言(うげのひとこと)』『花月草紙』『集古十種』など。
まつだいら‐し【松平氏】
徳川(とくがわ)氏の旧姓。三河(みかわ)国賀茂(かも)郡松平郷から起こる。家康(いえやす)にいたって徳川と改姓。以後一族のうち将軍家・三家・三卿(きょう)のみ徳川を許され、他は松平を称した。
まつだいら‐しゅんがく【松平春嶽】
(1828-90)幕末の大名。福井藩主。名は慶永(よしなが)。将軍後嗣(こうし)問題で一橋(ひとつばし)(徳川)慶喜(よしのぶ)を推し、大老(たいろう)井伊直弼(いいなおすけ)と対立、謹慎処分をうける。のち幕政改革に尽力。明治政府では議定(ぎじょう)・民部卿(みんぶきょう)・大蔵卿(おおくらきょう)などを歴任。
まつだいら‐のぶつな【松平信綱】
(1596-1662)江戸初期の大名。川越(かわごえ)藩主。伊豆守(いずのかみ)。将軍徳川家光(とくがわいえみつ)・家綱(いえつな)に仕え、老中(ろうじゅう)として島原(しまばら)の乱、慶安(けいあん)事件などを処理。「知恵伊豆」と称された。
まつだいら‐はるさと【松平郷】
→まつだいらふまい(松平不昧)
まつだいら‐ふまい【松平不昧】
(1751-1818)江戸後期の大名。松江藩主。名は治郷(はるさと)。藩財政の再建に努めた名君。石州(せきしゅう)流の茶を学び、不昧流を創始。茶器収集でも知られる。
まつだいら‐よしなが【松平慶永】
→まつだいらしゅんがく(松平春嶽)
まつだいら‐よりつね【松平則】
(1907-)作曲家。雅楽を現代的手法で処理した作品が国際的に評価される。作品『舞楽』など。
*まったく【全く・完く】(副)
《形容詞「まったい」の連用形から》
①《否定表現をともなって》全然。まるっきり。not at all〈用例〉〜知らない。フランス語は〜駄目だ。
②完全に。残りなく。すっかり。quite〈用例〉〜同じだ。
③その判断にうそや誇張のないことを示し、強調する。実に。本当に。indeed〈用例〉〜夢のようだ。
④《感動詞的に》たしかに。なるほど。indeed〈用例〉困ったもんだね。〜。
まったく‐の‐ところ【全くの所】(連語)
《「まったく」を強めた語》ほんとに。ほんとのところ。to tell the truth〈用例〉〜信じられない。
まったく‐もって【全く以て】(連語)
《「まったく」を強めた語》ほんとうに。実に。〈用例〉〜迷惑千万。
まつ‐たけ【松茸】
①キシメジ科のキノコ。高さ10〜30cm。かさは径10〜20cmで表面は茶褐色、肉は緻密(ちみつ)で香気が高く美味。秋アカマツ林・ツガ林の地上に発生する。また、人工栽培も試みられている。食用。
②《形が似ていることから》陰茎の異称。
まつだ‐ごんろく【松田権六】
(1896-1986)漆芸家。石川県生まれ。東京美術学校卒。伝統蒔絵(まきえ)の第一人者。重要無形文化財保持者。昭和51年(1976)文化勲章受章。作品『草花鳥獣紋小手箱』など。
まっ‐ただなか【真っ直中・真っ只中】
→真ん中。center
→真っ最中。in the middle of〈用例〉青春の〜。
まつたに‐みよこ【松谷みよ子】
(1926-)児童文学者。東京生まれ。坪田譲治(つぼたじょうじ)に師事。作品『竜(たつ)の子太郎』『ちいさいモモちゃん』など。
まったり(副・サ変自)
こくがあって、口の中で味わいがゆっくり広がるさま。〈用例〉〜した味。
まっ‐たん【末端】
①ものの先。はし。tip
②組織の下のほう。下部。lower part〈用例〉〜価格。
まったん‐かかく【末端価格】
消費者が商品を買うときの価格。小売価格。end price〈比較〉生産者価格・卸売価格。
まったんひだい‐しょう【末端肥大症】
→せんたんひだいしょう(先端肥大症)
マッチ【match】
[一](名)
①《「燐寸」の字を当てた》軸木の頭に燐(りん)などの発火剤をつけ摩擦によって点火する道具。軸木の頭を塗布した薬剤で摩擦して、発火させる安全マッチと、軸頭に黄燐などを混ぜ、どこで摩擦しても発火する摩擦マッチがある。〈数え方〉1本。
②競技。試合。〈用例〉タイトル〜。
[二](サ変自)つりあうこと。似あうこと。〈用例〉時と場所に〜した服装。
マッチ一本火事の元(マッチいっぽんかじのもと)
たった1本のマッチの火の不始末が、火事をおこす。火の用心の標語。
ま‐つち【真土】
耕作にもっとも適した土壌。
マッチ‐プレー【match play】
ゴルフの試合方法の一つ。2人でホールごとに打数を競って勝負を決め、ラウンドでの勝ったホール数で最終的に勝敗を決める。〈比較〉ストロークプレー。
マッチ‐ポイント【match point】
バレーボールやテニスなどで、試合の勝負を決める最後の得点。
マッチ‐ポンプ
《和製語》一方では問題に火をつけ、裏では水をかけるようにもみ消しに動いて、不当な金品を手に入れること。
まっ‐ちゃ【抹茶】
茶の湯などに用いられる粉茶。良質の茶葉を蒸し、乾燥させ、葉肉のみを臼(うす)でひいて微粉としたもの。碾茶(ひきちゃ)
まつち‐やま【真土山・待乳山】
[枕ことば]《同音を繰り返すことから》「待つ」などにかかる。〈用例〉いで吾(あ)が駒(こま)早く行きこそ〜待つらむ妹(いも)を行きてはや見む(万葉・12・3154)。
マッツィーニ【Giuseppe Mazzini】
(1805-72)イタリアの革命家。リソルジメントの中心人物。1849年ローマ共和国の指導者の一人となるが崩壊して亡命。共和制による国家統一を目ざすが失敗に終わる。
まっ‐てい【末弟】
→ばってい(末弟)
マッテゾン【Johann Mattheson】
(1681-1764)ドイツの音楽理論家・作曲家。啓蒙(けいもう)期の音楽思想家として重要な存在。著書『完全なる楽長』など。
マット【mat】
①比較的小さい敷物。部分的な防汚・保温などの機能があり、浴室や玄関などの出入り口、台所の足元などに使う。
②シュロ製のくつぬぐい。
③体操やレスリングなどのスポーツで用いる厚い敷物。
マットに沈む(マットにしずむ)
ボクシングで、リングのマットに倒れる。ノックアウトされて負けることにもいう。be knocked out
マット【matte】
→かわ
まつど【松戸】
〈市〉千葉県北西部、東京都の東に接する市。江戸川水運の河港、水戸(みと)街道の宿場町として発達。東京の衛星都市として人口増が著しい。人口45万4832(1994)。
まっとう【松任】
〈市〉石川県中部、金沢市の南西にある市。手取(てどり)川扇状地中央にあり、米の集散地として発達。工業地化、宅地化が著しい。加賀の千代女(ちよじょ)の生地。人口6万2371(1994)。
まっ‐とう【真っ当】(形動)
まじめで正しいさま。honest〈用例〉〜な暮らし。〈派生〉まっとうさ(名)
まっとう・する【全うする】(サ変他)
《「まったくする」の転》
①完全に果たす。成し遂げる。fulfill〈用例〉責任を〜。天寿を〜。
②完全に保つ。〈用例〉終わりを〜。
マットレス【mattress】
①ベッドの枠組みの上にのせるクッション。
②ふとんの下に敷くクッション補助材。
まつ‐な【松菜】
アカザ科の一年草。海岸に自生し、また栽培される。高さ約1m。茎は直立して枝分かれが多い。葉は狭い線形。夏秋に、枝先に緑色の小花が咲く。若葉や芽を食用。
まつなが‐せきご【松永尺五】
(1592-1657)江戸初期の儒者。名は昌三。貞徳(ていとく)の子。京都の人。藤原惺窩(ふじわらせいか)の高弟。京都に春秋館・講習堂を開き、人材を養成。門弟多く、木下順庵(じゅんあん)、貝原益軒(かいばらえきけん)らを輩出。
まつなが‐ていとく【松永貞徳】
(1571-1653)江戸初期の俳人・歌人・歌学者。名は勝熊(かつぐま)。京都の人。貞門(ていもん)俳諧(はいかい)の祖。和歌を細川幽斎、連歌(れんが)を紹巴(じょうは)に学ぶ。俳諧から前代の奔放な卑俗味を去ることを提唱。式目書『俳諧御傘(ごさん)』により俳諧式目を定め、俳諧のジャンルを確立した。『新増犬筑波(いぬつくば)集』編集。俳諧集『紅梅千句』など。
まつなが‐ひさひで【松永久秀】
(1510-77)戦国時代の武将。三好長慶(みよしながよし)の家臣であったが、主家を滅ぼし、将軍足利義輝(あしかがよしてる)を自殺させた。織田信長(おだのぶなが)入京後、降伏。のちそむいて敗死。
まつなが‐やすざえもん【松永安左ヱ門】
(1875-1971)実業家。長崎県生まれ。慶大中退。福博電気軌道設立に参加、その後も九州電灯鉄道・東邦電力などを設立経営する。第2次大戦後は電気事業再編成審議会会長として民間九電力体制を確立、「電力の鬼」といわれる。
まつなが‐わふう【松永和風】
長唄(ながうた)唄方の芸名。現在4世目。初世(?-1808)忠五郎が和楓(わふう)を名乗る。4世(1874-1962)は美声と独特の節回しで有名。
まつ‐なみき【松並木】
マツの並木。
まつね‐とうようじょう【松根東洋城】
(1878-1964)俳人。本名、豊次郎(とよじろう)。東京生まれ。京大卒。夏目漱石(なつめそうせき)に師事。『渋柿(しぶがき)』を創刊・主宰。著書『漱石俳句研究』『俳諧(はいかい)道』『東洋城全句集』など。
まつ‐ねん【末年】
①1つの時代の最後の年。〈用例〉明治〜。
②すえの世。末世(まっせ)
まつの【松野】
〈町〉愛媛県南部、高知県との境にある山間の町。広見(ひろみ)川に沿う農業の町で、茶・ウナギ・アユなどを産出。景勝の滑床(なめとこ)渓谷がある。人口5324(1994)。
まつ‐の‐うち【松の内】
正月の門松や松飾りを立てておく期間。年神が家にいる期間とされ、ふつう七日(なぬか)正月までをいう。注連(しめ)の内。〈対義〉松過ぎ。
まつのお‐たいしゃ【松尾大社】
京都市西京区嵐山宮町にある旧官幣大社。祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。賀茂神社と並ぶ平安京の守護神とされた。社殿奥に霊泉があり、酒造家に尊崇される。松尾神社。
まつ‐の‐くらい【松の位】
①《秦(しん)の始皇帝が雨やどりした松に大夫(たいふ)の位を与えた故事から》→大夫
②三位の官人。
③遊女の→太夫(タユウ)職。
まつ‐の‐こけ【松の蘿】
→サルオガセの古名。
まつのざい‐せんちゅう【松材線虫】
マツに寄生し枯死させる線虫。体長0.6〜1mm。マツノマダラカミキリ(いわゆる松食い虫の一種)によりマツに運ばれて樹皮下に侵入し、繁殖するためにマツは衰弱し枯死する。
まつのは【松の葉】
江戸前期の歌謡集。5巻。秀松軒編。元禄(げんろく)16年(1703)刊。近世初頭の上方(かみがた)の三味線歌謡を集成した最初の書。
まつのは‐の【松の葉の】
[枕ことば]《マツの葉は常に緑であることから》「散り失(う)せず・久し」などにかかる。〈用例〉あをやぎのいとたえず、〜ちりうせずして(古今・仮名序)。
まつのまだら‐かみきり【松牛】
幼虫がマツの材部を食害する、触角の長いカミキリムシ。体長2.5cm内外。暗赤褐色か黒色で、黄褐色などの斑紋(はんもん)を散らす。マツを枯らすマツノザイセンチュウを運ぶ。本州以南に分布。
まつのみどり【松の緑】
①長唄(ながうた)の曲名。4世杵屋六三郎(きねやろくさぶろう)作。遊女が松の太夫(たゆう)に昇格するのになぞらえて栄達を祝う祝儀物。
②うた沢の『松寿千年』をいう。祝儀物でうた沢芝派だけの作品。
まつのやま【松之山】
〈町〉新潟県南部の山間の町。農林業と温泉の町で、豪雪地帯でも知られる。人口3596(1994)。
まつ‐のり【松苔】
紅藻類ムカデノリ科の海藻。下部が円柱状で、上部は平たい。二叉(ふたまた)に分枝を繰り返し、扇状に広がる。質は硬く、色は紅紫色。食用。マツバノリ。
マッハ【Mach(ドイツ)
→マッハすう(マッハ数)
マッハ【Ernst Mach】
(1838-1916)オーストリアの物理学者・哲学者。経験批判論を唱え、実在するものは実際に経験するものだけとしてニュートン力学を批判、アインシュタインにも影響を与えた。超音速気流を研究し、マッハ数の概念を導入。
まつ‐ば【松葉】
①松の葉。pine needle
②《「松葉色」の略》松の葉のような暗い黄緑色。deep green
③針。needle
まつば‐あげ【松葉揚(げ)】
キス・サヨリ・エビなどに、乾燥させた茶そばや茶そうめんをつけて揚げたもの。
まっ‐ぱい【末輩】
地位・身分の低い人。技術などが劣る人。つまらない人。
まつば‐うど【松葉活】
→アスパラガスの和名。
まつば‐がに【松葉蟹】
①オウギガニ科のカニ。甲長約15cm。個体数は少ない。食用。
②クモガニ科の→ズワイガニの別名。鳥取・島根両県での呼び名。
まつば‐ぎく【松葉菊】
ツルナ科の常緑多年草。高さ約20cm。葉は多肉で細かい。初夏に、径5〜6cmの桃・白・黄色の花が咲き、夜は閉じる。花壇・鉢植え用。南アフリカ原産。
マッハ‐しゅぎ【マッハ主義】
19世紀末、エルンスト=マッハらによって主張された実証主義的認識論。実在は直接所与(純粋経験)の結合によるものと説いた。経験批判論。machism
マッハ‐すう【マッハ数】
空気中の飛行物体の速度と音速の比。空気の圧縮性の影響の度合いを表す尺度。エルンスト=マッハが発見した。マッハ1は音速に等しく、秒速約340m。Mach number
まつばせ【松橋】
〈町〉熊本県中部、宇土(うと)半島基部にある町。大野川の河港として繁栄。国道の分岐する交通の要地で、熊本市への通勤者も多い。人口2万3153(1994)。
まっ‐ぱだか【真っ裸】
まるはだか。すっぱだか。stark-nakedness
まつば‐ちらし【松葉散らし】
和服の織り柄や染め模様に使われる図案の一つ。松葉を図案化したもの。こぼれ松葉。
まつば‐づえ【松葉杖】
松葉形に二股(ふたまた)になっているつえ。両方または片方の脇(わき)にはさみ足の不自由な人が歩行時の補助として用いる。crutch
まつば‐ぼたん【松葉牡丹】
スベリヒユ科の春まき一年草。高さ約20cm。茎は地ぎわで分枝して広がる。葉は線形で多肉。夏に、紫・紅・黄・白などの五弁花が咲く。八重咲き品種もある。花径2〜3cm。ブラジル原産。ヒデリソウ。
まつばめ‐もの【松羽目物】
歌舞伎(かぶき)舞踊の一系統。能舞台を写して松・竹を描いた羽目板模様の背景(松羽目)の前で演じられるもの。『勧進帳(かんじんちょう)』『船弁慶(ふなべんけい)』など。
まつ‐ばやし【松囃子・松囃・松拍子】
[一]
①中世の芸能。正月に行う。めでたい歌詞に歌・舞をつけたもの。
②郷土芸能の一種。博多の松囃子は有名。
[二]
①《松囃子》狂言の曲名。正月を祝う内容の曲。
②《松囃》薩摩琵琶(さつまびわ)の曲名。正月を祝う内容の曲。
まつばやし‐けいげつ【松林桂月】
(1876-1963)日本画家。本名、篤。山口県生まれ。近代日本南画界の重鎮。昭和33年(1958)文化勲章受章。作品『長門峡』『晩秋』など。
まつ‐ばら【松原】
マツが多くはえている所。
まつばら【松原】
〈市〉大阪市の南、堺(さかい)市の東に接する市。古代には難波(なにわ)と飛鳥(あすか)を結ぶ交通の要地。現在は大阪市の住宅衛星都市化しているが、軽工業も発達。人口13万2787(1994)。
まつばら‐きよまつ【松原喜代松】
(1907-68)魚類学者。兵庫県生まれ。魚類をその骨格系から分類し、日本産全種の検索を完成した。
まつばら‐こ【松原湖】
長野県東部、八ケ岳の北東麓(ほくとうろく)にある火山の堰止(せきと)め湖。面積0.1km2、水深8m。夏はキャンプ場、冬はスケート場。
まつば‐らん【松葉蘭】
マツバラン科の常緑性シダ。岩や樹上に着生する。根を欠き、長さ約20cmの地上茎を根茎から分枝する。葉は退化。盆栽用。
まつ‐び【末尾】
すえ。終わり。最後。end
まっ‐ぴつ【末筆】
手紙などの、終わりに用いる語。〈用例〉〜ながら。
まっ‐ぴら【真っ平】(副)
①ひとえに。ひらに。by any means〈用例〉〜ごめん。
②まったく、嫌だ。No way!〈用例〉もう〜だ。
まっ‐ぴるま【真っ昼間】
まひる。白昼。in broad daylight
マップ【map】
地図。天体図。〈用例〉道路〜。
まつ‐ぶさ【松房】
マツブサ科のつる性落葉植物。山地の樹林に生じ、卵形の葉が短い枝上に集まってつく。初夏に、長い花柄の先に花を下垂し、果実は黒色。
まつぶし【松伏】
〈町〉埼玉県南東部、春日部(かすかべ)・越谷(こしがや)両市の間にある町。米どころで知られたが、都市化が進む。人口2万6972(1994)。
まっ‐ぷたつ【真っ二つ】
①勢いよく2つに割れること。right in two
②きっちり半分に割れること。right in half〈用例〉〜になる。
まつ‐ぶん【末文】
①手紙の終わりの文。「まずは右、御礼まで」など。
②文章の終わりの部分。
まっ‐ぽう【末法】
《仏教語》三時の一つ。釈迦(しゃか)入滅(にゅうめつ)後を3期に分けた第3期。仏法がおとろえて、教・行・証のうち教法しかなくなり、修行も悟りもない濁世(じょくせ)とされる。1000年間。また、1500年あるいは2000年間。
まっぽう‐しそう【末法思想】
仏教の歴史観。釈迦(しゃか)入滅後、正法(しょうぼう)、像法(ぞうほう)に次ぐ末法の時期には仏教がすたれ、教えのみあって行ずる人・悟りを得る人がないとする思想。日本では永承(えいしょう)7年(1052)がその始まりであるとして、当時の社会不安と相まって平安末から鎌倉(かまくら)時代に流行し、浄土教などの鎌倉新仏教の出現につながった。
まつ‐ぼっくり【松毬・松嚢】
→まつかさの別称。まつぼくり。pinecone
まつ‐ほど【松塊】
→ぶくりょう(茯苓)