まみ【猯】
→アナグマまたは→タヌキの俗称。
ま‐み【目見】
①目つき。まなざし。look
②目もと。the eyes
まみ・える【見える】(下一自)
①《「会う」の謙譲語》お目にかかる。お目通りする。meet;see〈用例〉天子に〜。
②会う。対面する。meet;see〈用例〉戦場で〜。
まみ‐じろ【眉白】
ヒタキ科の小鳥。翼長約12cm。まゆの位置に白線がある。夏、北海道・本州の山林で繁殖、中国南部・マレー半島で越冬。
ま‐みず【真水】
塩分などの、混じり物のない水。fresh water〈対義〉塩水。
まみず‐くらげ【真水母】
淡水生の小形クラゲ。直径約2cm。池・沼・貯水槽などに発生する。世界各地の温帯から亜熱帯域に分布。freshwater jellyfish
まみちゃ‐じない【眉茶じない】
ヒタキ科の鳥。全長22cm、翼長12cm。胸と脇(わき)はきつね色、翼は褐色。眼の上に白色の眉(まゆ)のような斑(はん)がある。シベリア東部で繁殖し、9月下旬に日本に渡来。
ま‐みなみ【真南】
ちょうど南にあたる方角。true south
まみや‐かいきょう【間宮海峡】
→タタール海峡の別称。
まみや‐りんぞう【間宮林蔵】
(1775/80-1844)江戸時代後期の北方探検家。常陸(ひたち)の農家の出。計数の才を見いだされ幕府普請(ふしん)雇いとなり、伊能忠敬(いのうただたか)に測量術を学んだ。文化(ぶんか)5年(1808)幕命により松田伝十郎とともにサハリン(樺太(からふと))を探検。翌年樺太からシベリアに渡り、樺太が島であることを確認。タタール海峡(間宮海峡)はその名に由来。著書『東韃(とうだつ)紀行』。
まみ・ゆ【見ゆ】(下二自)
〈古語〉
→まみえる(見える)
まみれ【塗れ】(接尾)
《名詞に付いて》それが一面について汚れる意を表す。〈用例〉血〜。泥〜。
まみ・れる【塗れる】(下一自)
汗・泥などがついてよごれる。be covered with
一敗地に塗れる(いっぱい、ちにまみれる)
完全に負けて、二度と立てない。
ま‐むかい【真向(か)い】
正しく向かうこと。正面。just in front of
ま‐むき【真向き】
①正しく向かうこと。まとも。right opposite
②船尾の正面。
まむし
《京阪地方で「塗(まぶ)し」の転、また「間蒸し」からとも》うなぎ飯。
ま‐むし【蝮】
クサリヘビ科の毒ヘビ。全長60cm内外。卵胎生。沖縄を除く日本全土の山野・耕地にすむ。まむし酒・むし焼きなど薬用にする。クチバミ。タジヒ。ハミ。
まむし‐ぐさ【蝮草】
サトイモ科の多年草。山中の樹陰にはえる。茎は太い肉質で、高さ約1m。5〜6月、淡緑紫色で白い縦筋のある仏炎苞(ぶつえんほう)につつまれた花をつける。
まむし‐ざけ【蝮酒】
マムシをしょうちゅうにひたした薬用酒。強壮剤。
まむし‐ゆび【蝮指】
指の第1関節がマムシのかまくびのように曲がった指。また、マムシのように自由に曲がる指。また、そのしぐさ。
マムルーク‐ちょう【マムルーク朝】
13世紀半ばから16世紀初め、エジプト・シリアを支配したイスラム王朝。奴隷のイズッディン=アイバックが創始。首都カイロ。シリアでは十字軍を、エジプトではイル‐ハン国軍の侵入を撃退。1517年オスマン帝国により滅亡。Mamluk dynasty
まむろがわ【真室川】
〈町〉山形県北部の町。民謡『真室川音頭(おんど)』で知られ、商業・製材業がさかん。人口1万2030(1994)。
まむろがわ‐おんど【真室川音頭】
山形県の民謡。明治・大正にかけて北海道・サハリン(樺太(からふと))に流行した『ナット節』が真室川の鉱山に入ったもの。
*まめ【豆・荳・菽】
[一](名)
①マメ科植物の種子。形は球形・楕円(だえん)形など。内部には胚乳(はいにゅう)がなく、養分は子葉(しよう)に貯蔵。pulse
②①のうち、ダイズ・アズキ・エンドウ・ソラマメなど食用となるものの総称。beans; peas〈用例〉〜を煮る。
③マメ科植物のうちその種子を食用とするものの総称。〈用例〉〜を植える。
[二](接頭)《名詞に付いて》小さい、の意を表す。little〈用例〉〜電球。〜記者。
豆を植えて稗(まめをうえてひえ)
よい結果を得ようと努力したのに、思ってもいない悪い結果に終わるたとえ。
豆を煮るにまめがらを焚く(まめをにるにまめがらをたく)
《昔、中国の曹植が、その才をねたんだ兄の曹丕(そうひ)に、7歩あるくうちに詩を作らなければ罰すると言われて、作った詩の句》兄弟が傷つけ合うたとえ。〈比較〉七歩(しちほ)の才。
まめ【刺】
打撲・摩擦など、機械的な刺激によって、表皮と真皮(しんぴ)の接合がこわれてできた水疱(すいほう)。内容が血性のものを血まめという。blister
まめ【実】(名・形動)
①まじめでかげひなたのないこと・さま。誠実。sincerity〈用例〉〜に働く。
②きちょうめんなこと・さま。勤勉。diligence〈用例〉〜に足を運ぶ。
③健康なこと・さま。達者。healthy〈用例〉〜に暮らす。
④《接尾的》億劫(おっくう)がらないことを表す。〈用例〉筆〜。手〜。
まめ‐いた【豆板】
①駄菓子の一種。アズキなどの豆をいり、砂糖を溶かして混ぜ、丸や四角に平たく固めたもの。
②「→豆板銀」の略。
まめいた‐ぎん【豆板銀】
江戸幕府が鋳造(ちゅうぞう)した銀貨の一つ。豆粒状で丁銀(ちょうぎん)の補助的役割をし、慶長(けいちょう)6〜安政(あんせい)6年(1601〜1859)に鋳造された。まめいた。つぶぎん。こつぶ。
まめ‐いり【豆炒り】
①豆をいること・道具。parch beans
②豆をいり、砂糖をまぶした菓子。
まめ‐うち【豆打ち】
→まめまき(豆撒き)
まめ‐うら【豆占】
年占(としうら)の一つ。節分に豆を焼き、その年の各月の気象を占うもの。豆焼き。
まめ‐おとこ【豆男】
①背丈の低い男。
②節分に豆まきの役をつとめる男。
まめ‐がき【豆柿】
→シナノガキの別名。
まめ‐かす【豆粕】
ダイズから油を絞り取ったあとのかす。肥料・飼料用。bean cake
まめ‐がら【豆幹・豆殻】
豆の実を取り去ったあとの、くき・さやなど。
まめ‐きんかん【豆金柑】
ミカン科の常緑低木。中国南部原産。果実はミカン類のなかで最小で、径約1cm。種子が多いために食用とはならず、観賞用。キンズ。
まめ‐こがね【豆黄金】
豆類やブドウの葉を食害するコガネムシ科の小形コウチュウ。体長1cm前後。体は黒緑色で上翅(じょうし)は黄褐色。日本全土に分布。20世紀初め北アメリカに侵入し、作物の大害虫としてジャパニーズビートルの名で嫌われた。
まめ‐ざくら【豆桜】
バラ科の落葉小高木。高さ3〜8m。富士山周辺に多いことからフジザクラともいう。葉の出る前に白色または淡紅色で5弁の花を開く。
まめ‐じか【豆鹿・鹿】
マメジカ科の哺乳(ほにゅう)類の総称。シカの仲間ではなく、ラクダやイノシシに近縁。体長50〜100cm。角はなく、上顎(じょうがく)の犬歯が牙(きば)状に発達。水辺近くの茂みに隠れすみ、おもに植物食性。東南アジアに6種、中央アフリカに1種が分布。ネズミジカ。chev rotain
まめ‐しぼり【豆絞(り)】
豆粒大の小円を表した絞り染め。〈用例〉〜のてぬぐい。
まめぞう【豆蔵】
《江戸時代の中ごろ、京坂方面で力持ちや手品などを行った乞食の名から》
①おもしろおかしい身振りや口上をまじえて、手品や曲芸をした大道芸人。
②よくしゃべりまくる男。
まめ‐ぞうむし【豆象虫】
マメゾウムシ科のコウチュウの総称。体長5mm以下。マメ類の種子を食害。アズキゾウムシなど。世界各地に分布。seed beetle
まめ‐たいふう【豆台風】
小型の台風。1000ヘクトパスカルの等圧線で囲まれる区域が半径100km未満のもの。small typhoon; midget typhoon
まめ‐だおし【豆倒】
ヒルガオ科の一年草。原野にはえる。つる性の寄生植物で、高さ約50cm。全体が黄色をおび、葉は鱗片(りんぺん)状。夏に2mm程の黄色い鐘形の花が咲く。
まめ‐たにし【豆田螺】
河川や沼にすむマメタニシ科のマキガイ。殻は卵形で、淡黄色から黄褐色。殻高1cm内外。肝吸虫の第一中間宿主。本州・九州、朝鮮半島・中国大陸に分布。
まめ‐たん【豆炭】
無煙炭・木炭などの粉末をねり固めた鶏卵大の燃料。〈参照〉練炭(れんたん)
ま‐めつ【摩滅・磨滅】(名・サ変自)
すりへってなくなること。wear out〈用例〉歯車が〜する。
まめ‐づた【豆蔦】
ウラボシ科の常緑のシダ。岩または樹上に着生。根茎が長くはい、円形肉質の栄養葉と、線形の胞子葉がでる。
まめ‐つぶ【豆粒】
豆の一つぶ。また、小さなもののたとえ。a bean
まめ‐でっぽう【豆鉄砲】
弾の代わりに豆を使って撃つ、おもちゃの鉄砲。peashooter
まめ‐でんきゅう【豆電球】
おもに、携帯用電灯に使用される小型の白熱電球。midget lamp
まめのしんくい‐が【豆心食蛾】
幼虫がダイズの実を食害する小さいガ。開張1.5cm内外。8〜9月に出現し、ダイズのさやに産卵。日本全土に分布。北海道で被害が大きい。
まめ‐はんみょう【豆猫】
ツチハンミョウ科のコウチュウ。体長約1.5cm。体は細形で黒色、頭は赤い。豆類の葉を好む。乾燥したものは薬用。本州・四国・九州に分布。
まめ‐へん【豆偏】
漢字を組み立てている部分の名。「豌」などの左にある「豆」。
まめ‐ほん【豆本】
趣味的に作られる、きわめて小形の本の総称。miniature book
まめ‐まき【豆蒔き・豆播き】
豆の種を畑にまくこと。
まめ‐まき【豆撒き】
節分の夜、いり豆をまいて鬼を追い払う行事。豆打ち。
まめまめ‐し・い【実しい】(形)
①いかにも忠実だ。very faithful
②実によく働いている。very diligent〈用例〉〜・く立ち働く。〈派生〉まめまめしげ(形動)まめまめしさ(名)
まめ‐めいげつ【豆名月】
《エダマメを供えることから》陰暦9月13日の夜の月。エダマメ・団子・クリ・ススキなどを供えて名月を愛(め)でる。栗(くり)名月。十三夜。〈比較〉芋名月。
まめ‐もち【豆餠】
黒豆・大豆などを入れてついた餠。
まめ‐やか【実やか】
[一](形動)まじめであるさま。誠心誠意であるさま。sincere〈派生〉まめやかさ(名)
〈古語〉
[二](形動ナリ)本式・本格的であるさま。〈用例〉〜に降ればかさもなき男(をのこ)ども、ただ引き入れつ(枕・五月の御精進のほど)。
ま‐もう【摩耗・磨耗】(名・サ変自)
こすれてへること。wear out〈用例〉シャフトが〜する。
まもう‐しけん【摩耗試験】
材料の耐摩耗性を調べる試験。材料どうし、または材料を砥石(といし)・サンドペーパーなどとすり合わせ、摩耗の度合いや摩擦抵抗を測定する。abrasion test
ま‐も‐なく【間も無く】(副)
あまり時間をおかずに。ほどなく。じきに。soon〈用例〉父は〜参ります。
ま‐もの【魔物】
①悪魔。devil
②魔性のもの。化け物。magic creatures
まもり【守り・護り】
①守ること・もの・人。守護。守備。defense〈対義〉攻め。〈用例〉〜を固める。
→おまもり
まもり‐がたな【守り刀】
護身用の短刀。sword for self-defense
まもり‐がみ【守り神】
災いから身を守ってくれる神。守護神。
まもり‐ふだ【守り札】
神仏のお札。身を守ってもらうため、社寺から授かって、身につけたり門口に張ったりしておく。
まもり‐ほんぞん【守り本尊】
身の守りとして信仰する仏。
*まも・る【守る】
[一](五他)《「目(ま)(も)る」の意》
①《「護る」とも》侵されないように防ぐ。defend; protect〈対義〉攻める。〈用例〉身を〜。陣地を〜。
②約束・規則などを、そのとおり行う。保つ。keep; obey〈対義〉破る。〈用例〉法を〜。平和を〜。
③野球などで、守備につく。〈対義〉攻める。〈用例〉内野を〜。
〈古語〉
[二](四他)じっと見つめる。見守る。〈用例〉いとよう似奉れるが〜・らるるなりけり(源氏・若紫)。
ま‐や【真屋・下】
古代建築の切り妻屋根。また、その建物。神社の本殿などに用いられ、格式が高い。
マヤーノ【Benedetto da Maiano】
(1442-97)イタリアの彫刻家・建築家。ストロッツィ邸の建築などのほか多くの祭壇・墓碑を制作。作品『フィリッポ=ストロッツィの胸像』など。
まやかし
①ごまかし。deception〈用例〉〜の論理。
②にせもの。fake〈用例〉〜物。
まやか・す(五他)
ごまかし迷わせる。だます。deceive
ま‐やく【麻薬・痲薬】
鎮痛、麻酔作用があり、習慣性をもちやすい薬物。アヘン・モルヒネ・コカインなど。医療では鎮痛・麻酔剤として使用。嗜好(しこう)的使用は害があるので禁止されている。narcotic; drug〈比較〉覚醒(かくせい)剤。
→表(おもな麻薬の種類と作用)
まやくとりしまり‐ほう【麻薬取締法】
麻薬の輸出入・製造・所持などの取り締まりと、取扱免許や中毒者の措置などについて定めた法律。昭和28年(1953)公布。麻薬法。the Narcotic Control Law
まやく‐はんざい【麻薬犯罪】
麻薬の習慣作用と禁断症状とが原因で行われる犯罪。narcotics crimes
マヤ‐ごぞく【マヤ語族】
アメリカ‐インディアン語族の一つ。ユカタン半島を中心に分布するマヤ語とメキシコ東海岸に分布するワステク語の併称。古代マヤ文字は未解読。Maya languages
マヤコフスキー【Vladimir Vladimirovich Mayakovsky】
(1893-1930)ソ連の未来派詩人。独自な詩法、斬新(ざんしん)なことば・イメージにより世界の現代詩に影響を与えた。悲劇『ウラジーミル=マヤコフスキー』、長詩『ズボンをはいた雲』『ウラジーミル=イリイッチ=レーニン』『すばらしい!』、劇詩『ミステリヤ‐ブッフ』、戯曲『南京(なんきん)虫』など。
まや‐さん【摩耶山】
兵庫県神戸市北部の山。標高702m。六甲山地に属し、釈迦(しゃか)の生母摩耶を祭るとう利天上(とうりてんじょう)寺がある。
マヤ‐ぞく【マヤ族】
メキシコ南部・グアテマラ・ホンジュラスに住むインディオ。紀元前3世紀から15世紀までマヤ文化を築く。焼き畑農耕を基礎に、象形文字を持ち、数学・天文学・建築・彫刻などにすぐれた。Maya
まや‐ぶにん【摩耶夫人】
釈迦(しゃか)の生母。6牙の白象が胎内に入る夢をみて懐妊。ルンビニー園で釈迦を出産、7日後に亡くなった。摩耶。マーヤー。
マヤ‐ぶんか【マヤ文化】
中米ユカタン半島からグアテマラ高地にかけてマヤ族が築いた文化。紀元前300年ごろからおこり、4〜9世紀が最盛期。天文・暦・石彫・石造建築などにすぐれる。9世紀以降は小国家乱立の時代となり、16世紀前半のスペイン人の侵略時には衰退していた。Mayan culture
まやま‐せいか【真山青果】
(1878-1948)小説家・劇作家。本名は彬(あきら)。宮城県生まれ。旧制第二高等学校中退。独自の歴史観による重厚な歴史劇を発表。昭和演劇界の重鎮。昭和16年(1941)第1回野間文芸賞受賞。作品『玄朴(げんぼく)と長英』『元禄(げんろく)忠臣蔵』など。
まやま‐みほ【真山美保】
(1922-)劇作家・演出家。東京生まれ。青果(せいか)の長女。日本女子大卒。新制作座を結成。戯曲『馬五郎一座顛末(てんまつ)記』など。
まゆ【眉】
①額とまぶたの境に、弓形にはえている毛。平均約650本。眉毛。eyebrow〈用例〉〜を寄せる。
②眉に似た形のもの。
→眉墨。eyebrow pencil〈用例〉〜を引く。
眉に迫る(まゆにせまる)
目の前にさし迫る。
眉に唾を付ける(まゆにつばをつける)
《眉につばを付けると、キツネにだまされないということから》だまされないように、用心する。眉に唾を塗る。keep one's wits about
眉に火が付く(まゆにひがつく)
危難が迫っている。焦眉(しょうび)の急。
眉も動かさない(まゆもうごかさない)
少しも驚かないようす。without batting an eye
眉を釣り上げる(まゆをつりあげる)
眉じりを、上方へ引き上げる。怒る。眉を上げる。with a fierce look in one's eyes
眉を曇らす(まゆをくもらす)
心配事・悩み事があったり、不快を感じたりして、顔をしかめる。knit one's brow〈類似〉眉を顰(ひそ)める。
眉を顰める(まゆをしかめる)
→眉をひそめる」と同意。
眉を顰める(まゆをひそめる)
①心配する。worry〈対義〉眉を開く。
②嫌だと思う。不快に思う。frown
眉を開く(まゆをひらく)
ほっと安心する。〈類似〉愁眉(しゅうび)を開く。
眉を読む(まゆをよむ)
相手の表情からその人の心を推し量る。
まゆ【繭】
《「まよ」の転》昆虫の幼虫が蛹(さなぎ)になるとき、保護のために繊維状の物質で作る包被物。また、とくにカイコのものをいう。cocoon
まゆ‐あい【間】
眉と眉との間。みけん。
眉間の延びた奴(まゆあいののびたやつ)
間のぬけた者。
まゆ‐がしら【眉頭】
眉毛の、みけんに近いほうの端。眉のつけね。まゆね。
まゆ‐げ【眉毛】
眉の毛。眉。eyebrow
眉毛を読まれる(まゆげをよまれる)
自分の本心を、他人に知られる。
まゆ‐じり【尻】
眉毛の、こめかみに近いほうの端。end of an eyebrow〈対義〉眉根。
まゆ‐ずみ【眉墨・黛】
①眉の形を整えたり、眉毛の色を濃く見せるための化粧品。茶系・灰色系・黒色系などがある。eyebrow pencil
②眉を墨でかくこと。また、その眉。
③連山が遠くに見えるさまの形容。
まゆずみ‐としろう【敏郎】
(1929-97)作曲家。神奈川県生まれ。東京音楽学校卒。日本で最初にミュージックコンクレートや電子音楽を手がける。伝統音楽にも強い関心を示す。作品『涅槃(ねはん)交響曲』など。
まゆ‐せんい【繭繊維】
昆虫、とくにカイコの繭の糸。カイコの場合、繭は完全に1本の糸からなり、長さ2000mにおよぶ。糸は大部分が硬たんぱく質フィブロインからなり、それをセリシンが包んだもの。
まゆ‐だま【繭玉】
小正月の飾りものの一つ。繭が豊かにできることを願い、繭の形にした団子や餠(もち)を木の枝につけて屋内や外に飾ったもの。
まゆつば‐もの【唾物】
だまされないように用心しなければならないこと・もの。いかがわしいこと・もの。fake〈用例〉そんなうまい話は〜だ。〈参照〉眉に唾を付ける。
まゆ‐ね【眉根】
眉毛の根元。みけんに近いほう。まよね。〈対義〉眉尻。〈用例〉〜を寄せる。
まゆ‐はらい【眉払い】
成人儀礼の一種として、少女が眉毛を抜いたり剃(そ)ったりすること。のちには出産直前にした。
ま‐ゆみ【檀・真弓】
①ニシキギ科の落葉低木。高さ約3m。葉は対生し、長楕円(だえん)形で長さ約8cm。5月に黄緑色の小花が咲く。秋に紅葉し、果実は紅熟する。
②①でつくった丸木の弓。
まゆん‐がなし【真世加那志】
沖縄県石垣(いしがき)島の川平(かびら)で、村を訪れ豊穣(ほうじょう)をもたらすとされる仮装の来訪神。8月の節祭(せつまつり)の初日の戊戌(つちのえいぬ)の日の夜、蓑笠(みのかさ)姿で顔を隠し、杖(つえ)をついた神が各戸を回る。