- まわき‐いせき【真▼脇遺跡】
- 石川県鳳至(ふげし)郡能都(のと)町にある縄文(じょうもん)時代前期から晩期に至る漁労集落遺跡。環状にめぐる巨大な木柱列や大量のイルカの骨を出土。日本海側の縄文文化の特異な側面をあきらかにした。
- まわし【回し・▼廻し】
- ①他へ移すこと。また、順に送ること。pass around〈用例〉〜読み。
- ②相撲の力士が身につける競技用のふんどし。ふつうは木綿だが、大相撲で十両以上の力士は、稽古(けいこ)のとき以外には絹製の繻子(しゅす)を用いる。締め込み。褌(みつ)。
- ③遊女がかけもちで客をとったこと。
- まわし‐がね【回し金】
- 旋盤で、主軸からの回転を工作物に伝えるために取り付ける工具。ケレ。ドッグ。dog
- まわし‐ぎり【回し切り】
- 料理で、ニンジンやゴボウなどの野菜を、回しながら斜めに切る切り方。煮物などに向く。
- まわし‐げり【回し▼蹴り】
- 空手(からて)や拳法(けんぽう)の技の一つ。腰を十分に回して足の甲、または、つま先で相手の頭部(上段)・体幹部(中段)・脚(あし)(下段)を攻撃する方法。
- まわし‐のみ【回し飲み】(名・サ変他)
- 酒などの入った器(うつわ)を順次に回して飲むこと。
- *まわ・す【回す・▼廻す】(五他)
- ①円を描くように動かす。回転させる。turn〈用例〉ダイヤルを〜。手を〜。
- ②周囲を取り巻くようにする。enclose〈用例〉腰に手を〜。
- ③順に送り渡す。移動させる。pass round〈用例〉読んだ本を次の人に〜。
- ④別のところに移す。さし向ける。send〈用例〉会計に〜。車を〜。
- ⑤そこまで及ぶようにする。すみずみまで行き渡らせる。pay attention to〈用例〉気を〜。
- ⑥金銭を運用して利益を得る。invest one's money in〈用例〉年利8分で〜。
- ⑦《動詞の連用形に付いて》辺り一面に…する。〈用例〉車を乗り〜。
- ま‐わた【真綿】
- くず繭(まゆ)を引きのばして作った綿。やわらかくて、軽く、保温力が大きい。防寒用衣類・紬(つむぎ)織物用糸などに用いる。floss
- 真綿で首を締める(まわたでくびをしめる)
- 遠回しに、じわりじわりととがめ、いじめるたとえ。
- 真綿に針を包む(まわたにはりをつつむ)
- 表面は優しいが、底意地の悪いたとえ。be a wolf in sheep's clothing
- *まわり【回り・▼廻り】
- [一](名)
- ①まわること。回転・周回すること。turn; round〈用例〉〜をよくする。
- ②次々に行くこと。広がること。spread〈用例〉火の〜が早い。得意先〜。
- ③回り道。roundabout way〈用例〉遠〜。
- ④見回ること・人。take a round〈用例〉夜〜。
- [二](接尾)そこを通ること、立ち寄ることを表す。via〈用例〉北極〜ヨーロッパ便。
- [三](助数)
- ①回る度数を数える語。〈用例〉2(ふた)〜。
- ②年齢で、12年を1区切りとする数え方。〈用例〉1〜上の兄。
- *まわり【周り】
- [一](名)
- ①物事の外がわのあたり。周囲。へり。ぐるり。surroundings〈用例〉池の〜。口の〜をふく。
- ②付近。近所。近く。neighborhood〈用例〉駅の〜に銀行がある。
- [二](助数)ものの周辺の大きさを比べるときの語。〈用例〉1(ひと)〜大きい。
- まわり‐あわせ【回り合(わ)せ】
- 自然に回ってきた境遇。運命。めぐり合わせ。luck; fate
- まわり‐えん【回り縁】
- 部屋・家・堂の外がわをめぐっている縁。
- まわり‐くど・い【回り▼諄い】(形)
- やり方などが遠回しで、めんどうである。roundabout〈対義〉手っとり早い。〈用例〉〜方法。〈派生〉まわりくどさ(名)
- まわり‐こ・む【回り込む】(五自)
- 周囲をまわって入りこむ。go round to
- まわり‐しょうぎ【回り将棋】
- 将棋の遊び方の一種。金将4枚を振り駒(ごま)として、その出方により自分の駒を進める。歩(ふ)から始まり1周ごとに駒の位が上がり、早く王となったものを勝ちとするなど、遊び方は種々ある。振り将棋。
- まわり‐ずみ【回り炭】
- 千家(せんけ)茶道の七事式(しちじしき)の一つ。まず亭主が炉の下火(したび)を揚げ、続いて正客から順に、交互に炭をつぎ替えていく。炉の季節に限られる。炭手前(てまえ)の修練が目的。
- まわり‐どうろう【回り灯▼籠】
- 中枠に絵の切り抜きを張り、外枠の紙・布に影絵が動いて映るようにしたとうろう。走馬灯(そうまとう)。
- まわり‐どお・い【回り遠い】(形)
- ①遠回りである。
- ②回りくどい。もどかしい。〈用例〉〜話。〈派生〉まわりどおさ(名)
- まわり‐ばな【回り花】
- 千家(せんけ)茶道の七事式(しちじしき)の一つ。亭主・客ともに、二重切り・三重切りなどの花入れに、花を順番にいけていく。茶花(ちゃばな)の稽古(けいこ)が目的。
- まわり‐ばん【回り番】
- ①順々に受け持ちを交替すること。輪番。
- ②見回りをする番。
- まわり‐ぶたい【回り舞台】
- 歌舞伎(かぶき)で考案された舞台機構。舞台中央を円形に切り、回転させて場面転換を行う。revolving stage
- まわり‐みち【回り道】
- 遠回りになる道。roundabout way〈対義〉近道。
- まわり‐もち【回り持ち】
- 順々に受け持つこと。by turns〈用例〉〜で自治会役員をする。
- まわり‐ろうか【回り廊下】
- 部屋と部屋の間の廊下。
- *まわ・る【回る・▼廻る】(五自)
- ①物自体が軸や点を中心にして、円を描くように動く。回転する。turn; revolve〈用例〉風車が〜。こまが〜。
- ②周囲を円を描くように移動する。めぐる。go round〈用例〉月が地球を〜。
- ③順々に歩く。わたる。go round; pass〈用例〉得意先を〜。杯が〜。当番が〜・ってくる。
- ④別のところに移る。swing over〈用例〉敵に〜。反対側に〜。
- ⑤すみずみまで行き渡る。take effect〈用例〉酒が〜。毒が〜。
- ⑥十分に働く。行き届く。attend to〈用例〉気が〜。手が〜・らない。
- ⑦回り道をする。途中で立ち寄る。go round〈用例〉友人の所へ〜。
- ⑧投資したものが利を生む。bear interests〈用例〉1割で〜。
- ⑨ある時刻が過ぎる。be past〈用例〉9時を〜。
- ⑩《動詞の連用形に付いて》その辺りを…する。〈用例〉探し〜。
- 回れ右(まわれみぎ)
- ①右回りで後ろを向くこと。また、後ろ向きの姿勢をとること。主として号令で用いる。about-face
- ②物事の進行を、それまでの方向から転じること。また、元にもどることや後退すること。turn back
- マン【万】3画
- 部首 一いち 教育小2
- 区点 4392・JIS 4B7C・シフト 969C
- [音] マン・バン
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①よろず。千の10倍。〈用例〉(名)〜をもって数える。
- ②はなはだおおい。たくさん。「巨万・千万言(せんまんげん)」「万病」
→バン[万]
- マン【▼萬】12画→万の旧字
- ⻌くさかんむり
- 区点 7263・JIS 685F・シフト E4DD
- 万に一つも(まんにひとつも)
- ①万あるうちの、1つだけでも。絶対に。〈用例〉〜そういうことがあってはならない。
- ②ひょっとして。もしも。〈用例〉〜あればいいほう。
- マン【▼卍】6画
- 部首 十じゅう
- 区点 5036・JIS 5244・シフト 99C2
- [音] マン・バン
- まんじ。
- ①昔、インドで瑞兆(ずいちょう)を示す印。仏教で、仏・菩薩(ぼさつ)の像の胸にかき、吉祥・万徳のあつまるところとする。
- ②仏書で用いる「万」の字。
- ③仏教・寺院のシンボル。
- ④まんじ形のもの。
- ⑤卍をかたどった紋所の名。
- マン【▼孟】8画
- 部首 子こ 人名用
- 区点 4450・JIS 4C52・シフト 96D0
- [音] モウ・ボウ・マン
→ 字形参照
- みだり。とりとめがない。正気でない。
→モウ[孟]
- マン【▼曼】11画
- 部首 曰ひらび
- 区点 5056・JIS 5258・シフト 99D6
- [音] マン・バン
- ①のびる。ながびく。
- ②ながい。ひろい。
- ③うつくしい。つやつやした。きめこまかい。
- マン【満】12画
- 部首 氺さんずい 教育小4
- 区点 4394・JIS 4B7E・シフト 969E
- [音] マン・バン
- [訓] みちる・みたす
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①みちる。一杯になる。みたす。「充満」「満員・満開」〈用例〉(名)〜を持す。
- ②潮がみちる。〈対義〉干(かん)。「満潮」
- ③十分にたりる。ゆたか。「円満・不満・豊満」「満足(まんぞく)」
- ④満州(現在の中国東北地区)のこと。「満蒙(まんもう)」
- ⑤生まれてからの実際の年月を用いる、年齢の数え方。まるまる。〈対義〉足かけ・数え年。〈用例〉(名)〜で3歳になる。(接頭)〜9歳。〜5年5か月。
- マン【▼滿】14画→満の旧字
- 氺さんずい
- 区点 6264・JIS 5E60・シフト 9FDE
- 満は損を招く(まんはそんをまねく)
- 絶頂に達したものは次には衰える。
- 満を持す(まんをじす)
- =満を持して放たず・満を引く。
- ①弓をいっぱいに引きしぼって、すぐ矢を射ることができる状態である。
- ②じゅうぶん用意ができている。watch for an opportunity
- 満を引く(まんをひく)
- ①「→満を持す」と同意。
- ②なみなみと杯についだ酒を一息に飲みほす。
- マン【▼幔】14画
- 部首 巾はばへん
- 区点 5479・JIS 566F・シフト 9BED
- [音] マン・バン
- ①まく。ひき幕。とばり。「幔幕」
- ②おおい。おおいの布。
- マン【慢】14画
- 部首 ⺗りっしんべん 常用
- 区点 4393・JIS 4B7D・シフト 969D
- [音] マン
→ 字形参照
- ①いばる。おごる。「高慢・自慢・増上慢」「慢心」
- ②のびる。ながびく。〈対義〉急(きゅう)。「慢性」
- ③ゆるむ。ゆるい。ゆるやか。「緩慢」
- ④なまける。おこたる。「怠慢」
- ⑤あなどる。ばかにする。
- マン【漫】14画
- 部首 氺さんずい 常用
- 区点 4401・JIS 4C21・シフト 969F
- [音] マン・バン
→ 字形参照
- ①ひろい。ながい。「漫漫」
- ②とりとめがない。みだりに。「散漫・冗漫・放漫」「漫談・漫筆(まんぴつ)」
- ③そぞろに。あてがない。深いわけもない。「漫然・漫歩(まんぽ)・漫遊」
- マン【▼蔓】14画
- 部首 ⻌くさかんむり
- 区点 4402・JIS 4C22・シフト 96A0
- [音] マン・バン
- ①つる。つるくさ。かずら。「蔓草」
- ②のびる。ひろがる。はびこる。「蔓延」
- ③まく。まきつく。からむ。
- マン【▼瞞】16画
- 部首 目めへん
- 区点 6654・JIS 6256・シフト E1D4
- [音] マン・バン
- ①目じりがたいらなさま。
- ②目がくらむ。
- ③だます。あざむく。いつわる。「欺瞞」「瞞着」
- マン【▼縵】17画
- 部首 糸いとへん
- 区点 6960・JIS 655C・シフト E37B
- [音] マン・バン
- ①模様のないきぬ。
- ②ゆるむ。ゆるい。ゆるやか。
- ③ぐずぐずして、きまらないさま。
- マン【▼懣】18画
- 部首 心こころ
- 区点 5680・JIS 5870・シフト 9CEE
- [音] マン・モン
- もだえる。思いわずらう。なやみ苦しむ。「憤懣」
- マン【▼謾】18画
- 部首 言ごんべん
- 区点 7584・JIS 6B74・シフト E694
- [音] マン・バン
- ①だます。あざむく。いつわる。
- ②あなどる。みくびる。ばかにする。
- ③なまける。
- マン【▼蹣】18画
- 部首 辵あしへん
- 区点 7710・JIS 6D2A・シフト E749
- [音] マン・ハン・バン
- ①よろめく。よろける。ひょろつく。「蹣跚(まんさん)」
- ②ふらふら歩くさま。
- ③こえる。かきねをのりこえる。
- マン【▼鏝】19画
- 部首 金かねへん
- 区点 7924・JIS 6F38・シフト E857
- [音] マン・バン
- こて。壁・しっくいなどをぬる道具。
- マン【▼饅】20画
- 部首 食しょくへん
- 区点 8129・JIS 713D・シフト E95C
- [音] マン・バン
- 「饅頭(まんじゅう・マントウ)」は、小麦粉をこね、餡(あん)をつつんで、むした菓子。
- マン【▼鬘】21画
- 部首 髟かみかんむり
- 区点 8203・JIS 7223・シフト E9A1
- [音] マン・バン
- ①かずら。かつら。
- (ア)かみかざり。また、くびかざり。「華鬘(けまん)」
- (イ)かもじ。そえがみ。いれがみ。婦人の髪にそえる毛。
- (ウ)髪の毛で、さまざまの形につくった、かぶりもの。
- ②髪の美しいさま。
- マン【▼鰻】22画
- 部首 魚うおへん
- 区点 1723・JIS 3137・シフト 8956
- [音] マン・バン
- ウナギ。ウナギ目に属する魚。
- まん【▽間】
- 《「間(ま)」の転》しあわせ。運。〈用例〉〜がいい。
- マン【man】
- ①人間。男子。
- ②《接尾的》その職業などを表す。…に従事する人。〈用例〉ビジネス〜。スポーツ〜。
- マン【Heinrich Mann】
- (1871-1950)ドイツの小説家。鋭い感性と風刺、文明批評が特色。トーマス=マンの兄。作品『ウンラート教授』『アンリ四世の青春』など。
- マン【Herbie Mann】
- (1930-)アメリカのジャズフルート奏者。民俗音楽を消化した新演奏スタイルで人気を得た。
- マン【Horace Mann】
- (1796-1859)アメリカの教育家。マサチューセッツ州議会議員・教育長として普通教育の普及や教育養成制度の確立、社会教育の振興などに貢献。「アメリカ公立学校の父」といわれる。
- マン【Thomas Mann】
- (1875-1955)ドイツの小説家。自然主義から一種象徴的な作風に移り、芸術と人生との乖離(かいり)の主題を追究した。1929年ノーベル文学賞受賞。長編『ブッデンブローク家の人々』『魔の山』『ヨゼフとその兄弟』『ファウスト博士』、短編『トニオ=クレーゲル』『ベニスに死す』、評論集など。
- まんあんほう【万安方】
- 鎌倉(かまくら)時代の代表的な医書。62巻。梶原性全(かじわらしょうぜん)が漢文で著したもの。嘉暦(かりゃく)2年(1327)完成。『聖済総録』などの宋(そう)医学を抄出し、自家の経験をもとに批判を加えた。
- まん‐いち【万一】
- =万が一。
- [一](名)1万分の1。まずないが、ごくまれにあること。非常の場合。〈用例〉〜に備える。父に〜のことがあれば。
- [二](副)もしかして。ひょっとして。万々一。by any chance〈用例〉〜困ったときは。
- まん‐いん【満員】
- 定員に達すること。また、人がいっぱい入っていること。be full of people〈用例〉大入り〜。
- まん‐えつ【満悦】(名・サ変自)
- 満足して喜ぶこと。satisfaction
- まん‐えん【▼蔓延・▼蔓▼衍】(名・サ変自)
- 病気などがはびこり広がること。spread
- まんえん【万延】
- 江戸末期の年号。安政(あんせい)から改元。元年(1860)3月18日〜2年(1861)2月19日。次に、文久(ぶんきゅう)に改元。
- まんえん‐けんべいしせつ【万延遣米使節】
- 日米修好通商条約批准(ひじゅん)書交換のため万延元年(1860)渡米した使節。正使は新見正興(にいみまさおき)。このとき幕艦咸臨丸(かんりんまる)が随行し、日本人初の太平洋横断に成功。
- まん‐が【漫画】
- ①いたずらがきの絵。
- ②絵とふきだしの会話を主体にして、1枚ないし4こま、または長いこま数で描いたものの総称。風刺・諧謔(かいぎゃく)・ナンセンスを主眼にした戯画・風刺画・カリカチュアから、物語性に比重をおいた劇画・コミックスまで、すべて含まれる。cartoon
- ③滑稽(こっけい)であること。〈用例〉きみのヘアスタイルは、まるで〜だ。comics; cartoon
- まん‐かい【満会】
- 無尽・頼母子(たのもし)講などの会期が終了すること。
- まん‐かい【満開】
- 花がすっかり咲くこと。花ざかり。full bloom
- まんが‐か【漫画家】
- 漫画をかくのを職業とする人。cartoonist; comic artist
- まん‐がく【満額】
- 予定したり、要求したりした金額に達すること。その金額。full amount〈用例〉〜回答。
- マンガノ【Silvana Mangano】
- (1930-89)イタリアの映画女優。主演作『にがい米』『アポロンの地獄』など。
- まん‐かぶ【満株】
- 株の申し込み数が、募集した数に達すること。fully subscribed
- まん‐かん【満干】
- みちひ。満潮と干潮。干満。ebb and flow
- まん‐がん【万巻】
- 多くの巻き物・書物。vast number of books
- まん‐がん【満願】
- かけた願が満たされること。また、その日。
- マンガン【満貫(中)】
- (mǎnguàn)麻雀(マージャン)で、役満を除いた最高の得点。手役に比例させる得点が高くなりすぎないように決められた上限の点数。〈参考〉当て字で「満款」とも書く。
- マンガン【Mangan(ドイツ)】
- 金属元素。元素記号Mn原子番号25。原子量54.9。比重7.42。赤みを帯びた灰色で、鉄より硬くもろい。製鋼用脱酸剤、鉄・銅・アルミニウムなどの合金用材料に使用。manganese
- マンガン‐かんでんち【マンガン乾電池】
- 乾電池の一つ。陰極を亜鉛板とし塩化アンモニウム‐塩化亜鉛溶液を電解液とし、陽極を炭素棒で構成。減極剤に二酸化マンガンを用いる。安価で取り扱いが容易。もっとも広く使われている。manganese dry cell
- マンガン‐こう【マンガン鋼】
- マンガンを含む合金鋼。マンガン含有量1%程度の低マンガン鋼は高張力鋼に、11〜14%の高マンガン鋼は特殊レールなどの耐摩耗部品に使用。manganese steel
- まんかん‐しょく【満艦飾】
- ①儀式などのとき、船を旗・電灯などでかざること。be fully dressed
- ②女性が派手に着かざること。be all dressed up
- まんかん‐ぜんせき【満漢全席】
- 山海の珍味を集めた豪華な中国料理。満州族と漢民族の料理を一同にそろえたという意味で、2、3日にわたって食べる。クマの掌(てのひら)、ツバメの巣、ゾウの鼻なども材料として用いられる。
- マンガン‐だんかい【マンガン団塊】
- 水深4000〜6000mの深海底に存在する塊状の鉱物。マンガンと鉄の酸化物のほかに微量のニッケル・銅・コバルトなどを含む。manganese nodule
- まん‐き【満期】
- 契約などの一定期間が完全に終わること・日。maturity〈用例〉10年〜。
- マンキウィッツ【Joseph Leo Mankiewicz】
- (1909-)アメリカの映画監督。作品『イブの総(すべ)て』『裸足(はだし)の伯爵夫人』など。
- まん‐きつ【満喫】(名・サ変他)
- ①じゅうぶん飲み食いすること。have one's fill of
- ②じゅうぶん味わうこと。たんのう。satisfaction〈用例〉満開の桜を〜する。
- まん‐きん【万金】
- たくさんのお金。千金。a lot of money
- まん‐ぎん【漫吟】(名・サ変他)
- ①なんとなく詩・歌を口ずさむこと。
- ②自分のつくった詩・歌をけんそんしていう語。
- マングース【mongoose】
- ジャコウネコ科の動物食性哺乳(ほにゅう)類。体長約35cm。ヘビ・ネズミ類を好んで捕食。インドからアフリカに分布。
- マンクス‐ねこ【マンクス猫】
- ネコの一品種。短毛で、尾がなく、前肢よりも後肢が長いので腰が高い。イギリスのマン島原産といわれる。Manx cat
- マングローブ【mangrove】
- 熱帯や亜熱帯の内湾や河口付近の浅瀬にできる林。メヒルギ・オヒルギ・ヤエヤマヒルギなどからなり、気根や支柱根が発達し特有の景観を示す。紅樹林。
- まんげ‐きょう【万華鏡】
- 玩具(がんぐ)の一つ。細長い3枚の平面鏡を管状に合わせて色紙片などを入れてのぞくと、きれいな模様が見えるもの。カレードスコープ。kaleidoscope
- まん‐げつ【満月】
- 欠けていない月。月齢14.8前後。もちづき。full moon
- まん‐げん【万言】
- 多くのことば。thousands of words〈用例〉〜を費やす。
- まん‐げん【漫言】
- 思いつきでいい加減に言うことば。漫語。
- まんげん‐こ【万元戸】
- 中国で、年収が1万元を超える農家。1982年以来の農業生産責任制の推進で、農家が魚や家禽(かきん)の養殖・園芸など高利潤の副業に重点をおくようになって実現した。
- まん‐こう【満▼腔】
- からだじゅう。全身。whole-hearted〈用例〉〜の謝意を表す。
- まん‐ごう【万▼劫】
- 非常に長い年月。永久。〈用例〉〜末代(まつだい)。
- マンゴー【mango】
- ウルシ科の常緑果樹。高さ10〜20m。果実は腎臓(じんぞう)形で中に1個の大きな核があり、多汁。初夏に熟し、甘くて美味。南アジア原産。
- まんごく‐どおし【万石通し】
- 玄米ともみとをふるい分ける道具。千石どおし。万石。
- マンゴスチン【mangosteen】
- オトギリソウ科の常緑果樹。高さ約10m。果実は径4〜7cmで球形。果皮は紫褐色で厚い。果肉は白く多汁で美味。「くだものの女王」といわれる。マレー原産。
- まん‐ざ【満座】
- その場にいる者全部。満場。the full house〈用例〉〜興に入る。
- マンサール【François Mansart】
- (1598-1666)フランスの建築家。中世以来のフランス邸宅の伝統とルネサンス様式を融合し、典雅で抑制されたフランス古典様式を完成。マンサード屋根(2段勾配(こうばい)の屋根で、腰折れ屋根ともいう)は、彼の名にちなむ。
- マンサール【Jules Hardouin Mansart】
- (1646-1708)フランスの建築家。フランソワ=マンサールの甥(おい)。ルイ14世の宮廷建築家として、ベルサイユ宮殿などで膨大な工事を行った。雄大な構想と豊かな技巧を駆使し、フランス‐バロックの代表的な一人。
- まん‐さい【満載】(名・サ変他)
- ①車・船などに、人・荷物などをいっぱいのせること。
- ②新聞・雑誌などに記事・読み物などをたくさん掲載すること。fully loaded with; full of
- まん‐ざい【万歳】
- ①万年。永い年月。
- ②正月におどけた歌や舞を演じる門付(かどづ)け芸人。烏帽子(えぼし)素襖(すおう)姿の太夫(たゆう)と才蔵(さいぞう)が1組みとなって巡演する。三河(みかわ)・尾張(おわり)万歳が有名。
- まん‐ざい【漫才】
- 2人1組みとなって滑稽(こっけい)な対話をする寄席(よせ)演芸。とぼけた才蔵(さいぞう)役をぼけ、常識人としての太夫(たゆう)役を突っ込みといい、これをコンビの基本パターンとして笑いをつくる。
- まんざいきょうかしゅう【万載狂歌集】
- 江戸後期の狂歌集。天明(てんめい)3年(1783)刊。2冊。四方赤良(よものあから)・朱楽菅江(あけらかんこう)編。当時勃興した天明調狂歌のほか、天明以前のものなど約700首を収める。
- まんざ‐おんせん【万座温泉】
- 群馬県北西部、嬬恋(つまごい)村の温泉。草津白根山の西麓(せいろく)にあり、標高1800mで日本有数の高地温泉。スキー場としても知られる。
- まん‐さく【満作】
- ①穀物がよく実ること。豊作。good harvest
- ②マンサク科の落葉小高木。山地にはえる。高さ約10m。葉は菱形(ひしがた)状楕円(だえん)形。春先に、葉に先だって黄色4弁の花が咲く。庭木や生け花用。
- まんさく‐おどり【満作踊(り)】
- 関東地方の農村に伝わる民俗芸能。村の青年によって、「豊年満作」などの手踊りや芝居が行われる。小念仏。あめ屋踊り。
- まん‐ざら【満更】(副)
- 《下に打ち消しをともなって》必ずしも。not altogether〈用例〉〜いやでもなさそうな顔。
- 満更でもない(まんざらでもない)
- 必ずしもいやではない。まったく悪いということもない。まあまあよい。not altogether displeasing
- まん‐さん【▼蹣▼跚】(形動トタル)
- よろめき歩くさま。〈用例〉酔歩〜。
- まん‐ざん【満山】
- ①山の全体。
- ②寺全体。寺の僧全部。
- まん‐じ【▼卍・▼卍字・万字】
- ①古代インドで、吉祥のしるし。ビシュヌ神の胸の旋毛に由来し、仏教では仏の胸や手足に現れる瑞相(ずいそう)を表す。
- ②仏教・寺院のシンボル。
- ③卍のような形。swastika
- ④紋所の名。卍をかたどったもの。超能力や魔除(まよ)けなどの意味がある。
- まんじ【万治】
- 江戸初期の年号。明暦(めいれき)から改元。元年(1658)7月23日〜4年(1661)4月25日。次に、寛文(かんぶん)に改元。
- マンシーニ【Henry Mancini】
- (1924-94)アメリカの作曲家・編曲者・指揮者。モダンな感覚とムード音楽に定評。映画音楽『ムーン‐リバー』など。
- まん‐しつ【満室】
- 旅館・ホテル・アパートなどで、すべてのへやがふさがること。no vacancies
- まんじ‐ともえ【▼卍▼巴】
- 卍や巴の模様のように入り乱れること。また、そのようす。まんじどもえ。
- まん‐しゃ【満車】
- 駐車場などが、自動車でいっぱいになって、あきがないこと。be full
- まん‐じゅ【満珠】
- 海に投げ入れると潮を満ちさせる呪力(じゅりょく)があるという伝説上の珠(たま)。〈対義〉干珠(かんじゅ)。
- まんじゅ【万寿】
- 平安中期の年号。治安(じあん)から改元。元年(1024)7月13日〜5年(1028)7月25日。次に、長元(ちょうげん)に改元。
- まんしゅう【満州・満▼洲】
- ①中国東北部一帯の旧地域名。黒竜江(こくりゅうこう)省・吉林(きつりん)省・遼寧(りょうねい)省などの総称。
- ②→満州国の略称。
- まん‐じゅう【▼饅▽頭】
- 《「じゅう」は唐音》小麦粉などの粉をこね、餡(あん)や肉・野菜などの具を包んで蒸した食べ物。皮にはふくらし粉・甘酒・山の芋などを入れる。
- まんしゅう‐いみん【満州移民】
- 満州(現中国東北部)への日本の農業移民。昭和6年(1931)の満州事変以後、満州国の中核となすべく国策として農業移民を推進。
- まんじゅう‐がい【▼饅▽頭貝】
- 浅海の砂底にすむタマガイ科のマキガイ。殻高約3cm、濃褐色。殻は扁平(へんぺい)な円形で厚い。紀伊(きい)半島以南に分布。
- まんじゅう‐がさ【▼饅▽頭▼笠】
- かぶり笠の一種。饅頭を横に平たく切ったような丸く浅い形の笠。籐(とう)・菅(すげ)・竹などで作る。古くは、おもに女性用。
- まんじゅう‐がに【▼饅▽頭▼蟹】
- オウギガニ科マンジュウガニ属のカニの総称。甲は楕円(だえん)形で甲幅5〜10cm。海産で有毒種もある。房総(ぼうそう)半島以南に分布。
- まんしゅう‐ご【満州語】
- 満州族の言語。アルタイ諸語のツングース諸語に属する。現在は、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区などで使用。Manchu
- まんしゅう‐こく【満州国・満▼洲国】
- 日本が中国東北部に建てた傀儡(かいらい)国家。昭和7年(1932)清(しん)朝の廃帝溥儀(ふぎ)を執政(しっせい)に迎えて建国。首都を新京(しんきょう)(長春(ちょうしゅん))に定めた。同9年以降帝政となり、同20年(1945)日本の敗戦で消滅。
- まんじゅうこわい【▼饅▽頭怖い】
- 落語の題名。饅頭がこわいという男に、意地悪(いじわる)をしようといろいろな饅頭を買ってくると、これが計略で、「こわい」といいながら全部食べてしまうはなし。
- まんしゅう‐じへん【満州事変】
- 昭和6年(1931)9月18日、柳条湖(りゅうじょうこ)事件に始まる日本の満州侵略戦争。この結果、満州国を建国。さらに日中戦争へ発展。
- まんしゅう‐ぞく【満州族】
- 満州(現中国東北部)に居住したツングース族系の種族。中国史上、粛慎(しゅくしん)・ゆう婁(ゆうろう)・勿吉(もっきつ)・靺鞨(まっかつ)・高句麗(こうくり)・女真(じょしん)などと称された。Manchu
- まんしゅう‐もじ【満州文字】
- 満州族が満州語の表記に用いた文字。蒙古(もうこ)文字を基本として、清(しん)の太祖が制定し、太宗が改良したもの。縦書きで左から右へ書く。清の国字であったが、現在は新疆(しんきょう)ウイグル自治区の錫伯(シベ)族の間でだけ使われている。Manchu script
- まんしゅうり【満▼洲里】
- 中国、黒竜江(こくりゅうこう)省の西部にある都市。ロシア・モンゴルとの国境近くにあり、軍事・交通の重要地点。マンチョウリ。
- まんじゅ‐さん【万寿山】
- 中国、北京(ペキン)の北西郊にある景勝地。清朝(しんちょう)の離宮を改修した頤和園(いわえん)は公園として市民に開放されている。ワンショウシャン。
- まんじゅしゃげ【▼曼珠▼沙華】
- ①《仏教語。mañjūṣaka(梵)の音写》天上に咲くとされる架空の赤い花。
- ②→ヒガンバナの別名。
- まん‐じょう【満場】
- その場にいる人全部。満堂。the full house〈用例〉〜一致。
- マンション【mansion】
- ①大邸宅。
- ②《転じて》賃貸や分譲の中高層共同住宅の呼称。
- まんじり(副)
- ちょっと眠るさま。うとうとするさま。
- 満更でもない(まんざらでもない)
- 心配ごとなどのために、一睡もしない。do not sleep a wink
- まん‐しん【慢心】(名・サ変自)
- 自分を偉いと思うこと・気持ち。うぬぼれ。conceit〈用例〉1位になって〜する。
- まんしん‐そうい【満身創▼痍】
- ①からだじゅう傷だらけであること。have wounds all over one's body
- ②《比喩(ひゆ)的に》手ひどく非難されること。