まん‐めん【満面】
顔全体。顔中。the whole face
満面朱を濺ぐ(まんめんしゅをそそぐ)
激しく怒って、顔を真っ赤にする。with face red with rage
満面に笑みを湛える(まんめんにえみをたたえる)
顔中に微笑をうかべている。満面に笑みを含む。beam with joy
まん‐もう【満蒙】
満州(現中国東北部)と蒙古(もうこ)(現モンゴル)の旧呼称。
まんもうかいたく‐せいしょうねんぎゆうぐん【満蒙開拓青少年義勇軍】
かつての満州国建国後、関東軍の「満州農業移民百万移住計画」推進のため入植した武装移民団の一つ。昭和12年(1937)以降の派遣。
まんもう‐かいたくだん【満蒙開拓団】
昭和7年(1932)のかつての満州国の建国以来、関東軍の軍事的要請と日本国内の農業問題打開のために推進された、満州国入植の武装移民団。第2次大戦末期にはその数27万人に達した。
まん‐もく【満目】
見渡す限り。〈用例〉〜荒涼の原野。
マンモス【mammoth】
[一](名)洪積世に生息し、寒冷気候に適応したゾウ科の化石哺乳(ほにゅう)類。シベリアのケナガマンモスなど。肩高約3m。牙(きば)が大きく湾曲している。
[二](接頭)巨大なもの、の意。〈用例〉〜都市。
マンモスケーブ‐こくりつこうえん【マンモスケーブ国立公園】
(Mammoth Cave National Park)アメリカ南部、ケンタッキー州中部にある国立公園。面積200km2。世界最大の鍾乳洞(しょうにゅうどう)がある。
マンモス‐スタジアム【mammoth stadium】
巨大な競技場。
マンモス‐タンカー【mammoth tanker】
昭和30年代に建造された、原油を4万5000トンから10万トン程度積載できるタンカー。〈比較〉スーパータンカー。
マンモン【Mammon】
①シリアの富の神。
②《mammonで》
(ア)財産。
(イ)財界の大立て者。
まん‐ゆう【漫遊】(名・サ変自)
気の向くままにあちこち旅行すること。tour〈用例〉諸国〜の旅。
まん‐よ【万余】
1万あまり。きわめてたくさん。〈用例〉〜の大観衆。
まん‐よう【万葉】
《連声(れんじょう)で、「まんにょう」とも》
①すべての草木の葉。
②すべての世。
③『→万葉集』の略。
まんよう‐がな【万葉仮名】
古代日本で、国語表記のために表音文字として用いた漢字。音仮名・訓仮名に大別される。平仮名・片仮名の生まれるもととなった。『万葉集』に多く用いられたところからの呼称。真仮名(まがな)
まんよう‐しゅう【万葉集】
《万(よろず)の世、の意で、古今にわたる歌の集、永く伝われとの願いをこめたとの説、また多くの歌、の意との説も》現存最古の和歌集。20巻。奈良末期か平安初期の成立とも。撰者(せんじゃ)不明ながら大伴家持(おおとものやかもち)の手が加えられていることは確か。長歌・短歌・旋頭歌(せどうか)など四千五百余首収録。歌は内容別に雑歌(ぞうか)・相聞(そうもん)・挽歌(ばんか)などに分類。仁徳天皇のころから天平宝字(てんぴょうほうじ)3年(759)まで約3世紀半の、あらゆる階層の生きた声が率直に表現されている。
まんよう‐しょくぶつ【万葉植物】
『万葉集』の歌のなかに詠(よ)みこまれている植物。約150種が登場する。
まんようだいしょうき【万葉代匠記】
江戸時代の『万葉集』の注釈書。契沖(けいちゅう)著。元禄(げんろく)元年(1688)ごろ初稿本成立。『万葉集』の考証的研究における画期的著作。
まんよう‐ちょう【万葉調】
『万葉集』に特徴的な歌風。力強く、おおらかで、飾り気のない美しさがある。
マンリーケ【Jorge Manrique】
(1440-ごろ79)スペインの詩人。挽歌(ばんか)『父ドン=ロドリーゴの死を悼(いた)む歌』で有名。
まん‐りき【万力】
①工具の一つ。工作物を両側からはさみつけて固定させるもの。バイス。vise; vice
②巻き上げ式のろくろ。windlass
③綱の一端に引っ掛けるためのかぎをつけた船具。かぎのお。
④もみこき用農具。
まん‐りょう【万両】
ヤブコウジ科の常緑低木。高さ約50cm。葉は長楕円(だえん)形。夏に白い小花が咲く。果実は赤熟。林下にはえ、観賞用にも栽培される。
まん‐りょう【満了】(名・サ変自)
期限に達して終わること。expire〈用例〉任期〜。
まん‐るい【満塁】
野球で、一、二、三塁にすべて走者がいること。フルベース。
まんる‐そう
→ローズマリーの和名。
マン‐レイ【Man Ray】
(1890-1976)アメリカの写真家・画家。ダダイスム運動に参加。フォトグラム・ソラリゼーションなどの写真技法を考案。前衛映画を製作。商業写真にもすぐれる。
まんれき【万暦】
→ばんれき(万暦)
マンロー【Neil Gordon Munro】
(1863-1942)イギリスの医師・人類学者。明治25年(1892)来日。同38年帰化。横浜での病院長としての勤務のかたわら、日本民族形成に関心をもつ。昭和5年(1930)から北海道の二風谷(にぶたに)コタンでアイヌのイオマンテを調査、のち同地に永住してアイヌ文化研究に傾注。同時にアイヌに対する衛生思想の普及や無料診療に尽力。著書に『先史時代の日本』など。
マンロー【Thomas Munro】
(1897-1974)アメリカの美学者。比較美学「美的形態学」を提唱。著書『諸芸術とその相互関係』など。
まん‐ろく【漫録】
折に触れて書き付けること。書き付けたもの。漫筆。随筆。