みず‐ぐき【水茎】
《みずみずしい茎、の意》=みずくき。
①筆。
②筆跡。
③手紙。
水茎の跡(みずぐきのあと)
=みずくきの跡。
①筆跡。
②手紙。
みずくき‐の【水茎の】
[枕ことば]《同音の繰り返しなどから》「水城(みづき)・岡(をか)」にかかる。〈用例〉大夫(ますらを)と思へるわれや〜水城の上に涙拭(のご)はむ(万葉・6・968)。
みず‐くさ【水草】
水生植物。すいそう。みくさ。water plant
みず‐くさ・い【水臭い】(形)
①よそよそしい。他人行儀だ。stand-offish; distant〈用例〉黙っていたとは〜。
②水分が多くて味が薄い。水っぽい。watery〈派生〉みずくささ(名)
みず‐ぐすり【水薬】
液状の薬。すいやく。liquid medicine〈対義〉粉薬。
みず‐ぐち【水口】
①水を引き入れ、または落とす所。みなくち。
②台所で、水をくみ入れる口。
みず‐くみ【水汲み】(名・サ変自)
水をくむこと・人。draw water〈用例〉川へ〜に行く。
みず‐ぐも【水雲】
水滴だけからなる雲。氷晶核が十分にないと、水滴は零下40℃くらいまで氷晶にならず、過冷却の状態のままである。water cloud
みず‐ぐも【水蛛】
淡水中に巣を作るミズグモ科のクモ。体長1〜1.5cm。藻の間に網を張り、空気の泡を運びこむ。まれな種だが、ヨーロッパ・アジアに分布。water spider
みず‐くらげ【水母】
ミズクラゲ科の刺胞動物。ふつうの海生のクラゲ。直径約30cm。浅い皿状で寒天質は無色透明。腕は4本。日本全土に分布。aurelia
みず‐ぐるま【水車】
水力を利用して回す車。動力に使う。すいしゃ。waterwheel
みず‐け【水気】
物にふくまれている水分。湿り気。すいき。moisture
みず‐げい【水芸】
水を用いて行う日本の手品。仕掛けを使って扇・剣・衣服などにつけた管から水を吹き上げる芸。おもに裃(かみしも)姿の女性が演じる。みずからくり。
みず‐けむり【水煙】
①煙のように飛び散るしぶき。spray
②水上に立つ霧・もや。mist over the water
みず‐げんか【水嘩】
田へ引く水をめぐってのけんか。水争い。水論(すいろん・みずろん)
みず‐こ【水子・稚子】
=みずご。
①生まれたばかりの子。あかご。
②流産や、堕胎した胎児。〈用例〉〜供養。
みず‐ごえ【水肥】
液状の肥料。すいひ。
みずこ‐くよう【水子供養】
流産したり、堕胎した胎児を供養するもの。地蔵信仰に由来。
みず‐ごけ【水蘚・水苔】
ミズゴケ科のコケの総称。高さ5〜15cm。亜高山や高山の湿地に多く、高層湿原を形成する。鉢植えなどに使う。sphagnum
みず‐ごころ【水心】
①泳ぎの心得。
②《「魚心有れば、水心有り」の略》こちらの気持ちは、先方の気持ち次第であるということ。
水心有れば魚心(みずごころあればうおごころ)
「魚心有れば、水心有り」と同意。
み‐すご・す【見過(ご)す】(五他)
=見過ぐす。
①見ながら、そのままにする。overlook〈用例〉いたずらを〜。
②見たのに気がつかない。見落とす。miss〈用例〉店の看板を〜。
みず‐こぼし【水翻し】
茶わんを洗った水をこぼす茶器。建水(けんすい)。こぼし。
みず‐ごり【水垢離】
願いごとがあって、水をかぶること。こり。〈用例〉〜をとる。
みず‐さいばい【水栽培】
植物を水や培養液で栽培する方法。水耕栽培。水耕。aquiculture
みず‐さかずき【水杯・水盃】
酒のかわりに水をついだ盃をやりとりすること。再び会えないと思われる別れのときなどに行う。〈用例〉〜をして別れる。
みず‐さき【水先】
①水の流れて行く方向。direction of a current
②船の進むべき水路。course
③「→水先案内」の略。
みずさき‐あんない【水先案内】
海峡・港の出入り口・河川など航行に危険な水域を、船舶が出入り・通過するさいに、水路の案内をすること。また、その資格をもつ人。pilotage
みずさき‐にん【水先人】
法令で指定された港湾内などの水域で、船舶に乗り込み水路を案内する人。資格を必要とする。水先案内人。pilot
みず‐さし【水差(し)・水指(し)】
①ほかの容器に水を注ぐ器。
②《「水指」で》茶の湯で、水を入れておく器。
みずさわ【水沢】
〈市〉岩手県中南部の市。旧城下町。県下屈指の穀倉地帯で、胆沢(いさわ)米の産地。農産物の集散や伝統の鋳物(いもの)工業もさかん。国際緯度観測所があり、胆沢城の城柵址(じょうさくし)は古代史跡として知られる。人口5万8932(1994)。
みずさわ‐いどかんそくじょ【水沢緯度観測所】
国立天文台(旧東京天文台)の付属施設。地球の極運動の解明をめざす国際緯度観測事業の一翼を担う。
みずさわ‐はん【水沢藩】
江戸時代、陸奥国(むつのくに)胆沢(いさわ)郡水沢地方におかれた仙台藩の一支藩。主城は水沢城。1万1000石、のち1万6000石。寛永(かんえい)6年(1629)伊達宗利(だてむねとし)が入封して立藩、後代に留守(るす)氏を称した。
み‐すじ【三筋】
①3本の細い線。
→三味線。3筋の糸。
三筋の糸(みすじのいと)
三味線。
みず‐し【水仕】
①水仕事をすること・人。
②台所で働くこと・人。みずしめ。
みず‐しげん【水資源】
鉱物資源・土地資源とともに基礎資源の一つ。日本の年間降水量は、約1600mm、その総量は6000億m3。water resources
みずしげん‐かいはつこうだん【水資源開発公団】
水資源開発基本計画に基づく水資源の開発・利用のための事業の実施を目的とする、国土庁所管の法人。昭和37年(1962)に設立。
みず‐しごと【水仕事】
①水を使う仕事。scrubbing and washing
②台所の仕事。kitchen work
みすじ‐ちょう【三蝶】
黒褐色の地に3本の白帯が目だつタテハチョウ科のチョウ。開張約6.5cm。広葉樹林にすみ、樹冠のまわりを飛び回る。花を訪れることは少ない。食草はカエデ類。宮崎県以北の日本各地、朝鮮半島・中国に分布。
みず‐しぶき【水沫】
とびちる細かい水玉。splash
みずしま【水島】
岡山県倉敷(くらしき)市の臨海部にある地名。工業地域が形成されている。〈参照〉水島臨海工業地域。
みすじ‐まいまい【三筋牛】
淡黄白色の殻に3条の黒帯をめぐらすカタツムリ。殻径約3.5cm。右巻き。平地の林や庭などにすむ。おもに関東地方に分布。
みずしま‐さんいちろう【水島三一郎】
(1899-1983)化学者。双極子モーメント・ラマン効果などにより分子構造を研究し、日本に構造化学を確立。昭和36年(1961)文化勲章受章。
みずしま‐りんかいこうぎょうちいき【水島臨海工業地域】
岡山県倉敷市の水島地区の埋め立て地に形成された重化学工業地域。石油精製・製鉄を中心に関連産業がコンビナートを形成。
みず‐しも【水霜】
→露霜(つゆじも)
ミス‐ジャッジ
《misjudgmentから》
①スポーツで、審判員が間違った判定を下すこと。また、その間違った判定。誤審。
②物事を判断するとき、間違った判断をすること。また、その間違った判断。
みず‐しゅうし【水収支】
地球上の水の循環系のなかで、降雨や蒸発および地下流入などの自然要因と、灌漑(かんがい)や各種用水などの人為的要因による水量変化を明らかにすること。water balance
みず‐しょう【水性】
①水の性質。
②五行(ごぎょう)の一つ。水の性質を持つこと・人。
③女の浮気な性質。
みず‐しょうばい【水商売】
客の人気でなり立っていく商売。接客業。待合・料理屋など。chancy business; bar and restaurant business; service industry
みず‐しらず【見ず知らず】(連語)
まったく見知らないこと。まだ一度も顔を合わせたことがないこと。strange〈用例〉〜の人。
み‐すず【篶・三篶】
→スズタケの異名。
みすず‐かる【三篶刈る】
[枕ことば]《「万葉集」2・96の「水薦(みこも)」、2・97の「三薦(みこも)」を後世「三篶(みすず)」と訓(よ)んだことから。現代では「みこもかる」と訓む。スズタケの産地であることから》「信濃(しなの)」にかかる。〈用例〉〜しなのの不自由なる我が里は(父の終焉日記)。
みず‐すぎ【水杉・草】
ヒカゲノカズラ科の多年生常緑シダ。暖地の湿地にはえ、高さ約30cm。硬質の茎は直立。葉は鱗片(りんぺん)状の線形で密生。
みすず‐こ【美鈴湖】
長野県松本盆地の東、女鳥羽(めとば)川の支流を塞(せ)き止めた農業用の人造湖。面積0.1km2、標高約1000m。スケート場。
みず‐すまし【水澄】
水面を旋回するミズスマシ科のコウチュウ。体長約7mm。目は上下に二分され、水中と空中を別々に見る。日本全土・朝鮮半島・台湾に分布。マイマイムシ。whirligig beetle
みず‐せっけん【水石鹸】
ヤシ油やオリーブ油を原料としたカリせっけんの15%水溶液に、炭酸カリウム・グリセリンなどを加えたもの。手洗い用など。liquid soap
みず‐ぜめ【水攻め】
給水路を断ったり、川の水を引いて水浸しにしたりして、城を攻めること。また、その戦法。flooding tactics〈対義〉火攻め。
みず‐ぜめ【水責め】
拷問の一種。水を使って人を苦しめるもの。torture by water〈対義〉火責め。
みず‐た【水田】
水をたたえた田。すいでん。paddy field
ミスター【mister; Mr.; Mr】
①男性に対して使われる敬称。日本語の「氏」に当たる。〈対義〉ミス・ミセス・ミズ。
②ある組織を代表するような男性。
みず‐たがらし【水田芥】
アブラナ科の多年草。高さ約30cm。水田などにはえる。葉は羽状複葉。春に、白色の小花が咲く。
みず‐たき【水炊き】
味つけをしないで、煮るなべ料理。若鶏(わかどり)を骨ごとぶつ切りにし、野菜などと煮ながらポン酢じょうゆで食べる。薬味は、アサツキ・もみじおろしなど。
みず‐だこ【水蛸】
タコ類中の最大種。体長約3m。体は赤褐色で柔らかく、皮膚に細かいしわがある。深さ100〜200mの海底にすむ。食用。東北地方から北太平洋に分布。
みず‐だし【水出し】
①コーヒー豆などを水に浸しておいて、うま味などを浸出させること。
②昆布やシイタケなどを水にしばらく浸しておいて作っただし汁。
みず‐たで【水蓼】
[枕ことば]《タデ科の一年草。秋に穂状の花が咲くことから》「穂積(ほづみ)」にかかる。〈用例〉幣帛(みてぐら)を奈良(なら)より出(い)でて〜穂積に至り鳥網(となみ)張る坂手を過ぎ(万葉・13・3230)。
みず‐だに【水だに】
水中生活をするダニ類の総称。体長1mm内外。よく泳ぎ、ミジンコなどを捕食。幼虫は水生昆虫などに寄生。世界各地に分布。
みずたに‐やえこ【水谷八重子】
(1905-79)新派女優。東京生まれ。新派の大黒柱的存在だった。主演作『婦系図(おんなけいず)』『鹿鳴館(ろくめいかん)』など。
みず‐たま【水玉】
①水の、玉の形になったもの。しぶき。水滴。splash; waterdrop
②ガラス玉に水を入れたもの。かんざしなどに用いる。
③「→水玉模様」の略。polka dots
みずたま‐かび【水玉黴】
ケカビ科のカビ。植物食動物の糞(ふん)上に生じる。長さ2〜3cmの太い柄の先端がふくらみ、その頂点に黒色に光る胞子嚢(ほうしのう)ができる。
みずたま‐そう【水玉草】
①アカバナ科の多年草。山野の日陰にはえる。高さ約50cm。葉は楕円(だえん)形で対生。夏に、柄のある白色の二弁小花を穂状につける。
→ホシクサの別名。
みずたま‐もよう【水玉模様】
水玉を散らした模様。水玉。polka dots
みず‐たまり【水溜(ま)り】
地面などのくぼみに水がたまった所。puddle
ミスタンゲット【Mistinguett】
(1875-1956)フランスの女性シャンソン歌手。脚線美と強烈な個性でレビューの大スターとなる。
みずち【蛟】
想像上の動物。竜の一種で水の中にいるもの。
みず‐ちどり【水千鳥】
ラン科の多年草。山間の湿地にはえる。茎は高さ約80cm。線状皮針形の葉を数枚つける。初夏に、白花を多数穂状につけ、花に芳香がある。
みず‐ちゃや【水茶屋】
江戸時代、路傍や社寺の境内などで、茶や菓子を売って休息させた茶店。みずぢゃや。
みず‐つぎ【水注ぎ】
→水差し。pitcher
みずっ‐ぱな【水っ洟】
水のような鼻じる。水ばな。snivel
みずっ‐ぽ・い【水っぽい】(形)
水気が多くて味が薄い。watery〈用例〉〜酒。〈派生〉みずっぽさ(名)
ミスティ【Misty】
ジャズピアノ奏者エロール=ガーナーが1954年に作曲し、ジョニー=バークが55年に歌詞をつけたポピュラー曲。
ミスティ‐さん【ミスティ山】
(Volcán Misti)ペルー南部、アンデス山脈にある火山。標高5835m。
ミスティシズム【mysticism】
神秘主義。神秘性。
ミスティック【mystic】(形動)
神秘的。
ミステーク【mistake】
①誤解すること。思いまちがい。
②しくじり。ミス。
みず‐でっぽう【水鉄砲】
玩具(がんぐ)の一つ。水を筒の先の穴から押し出して飛ばす。squirt gun
ミステリアス【mysterious】(形動)
なぞの多いさま。不思議なさま。神秘的。〈用例〉〜な事件。
ミステリー【mystery】
→神秘
→推理小説
③怪奇小説。
み‐す・てる【見捨てる・見棄てる】(下一他)
①見込みがないと考えて、相手にしなくなる。見はなす。見限る。abandon; give up; turn one's back〈用例〉医者に〜・てられる。
②人の苦難などを知りながら、そのままにする。leave in the lurch
みず‐てん【見ず転・見転】
《俗語》芸妓(げいぎ)が、相手を選ばず、お金しだいで売春すること。また、その芸妓。
ミスト【mist】
液体の噴霧、液体とガスとの接触、蒸気の凝縮、化学反応などで生成された液体微粒子。
みず‐とうりょう【水当量】
ある物質の熱容量を、それに等しい熱容量をもつ水の質量で表したもの。すなわち、物質の熱容量を水の比熱で割ったもの。water equivalent
ミスト‐き【ミスト機】
送風式の液剤噴霧機械。噴霧した液剤を、高速気流で遠距離まで散布する。mist blower
みず‐どけい【水時計】
器の中の水があなから流出する量、または水面の下降によって時間の経過を測る時計。漏刻(ろうこく)。water clock
ミストラ【Mystrá】
ギリシアのラコニア地方、タイゲトス山脈北端の村。ビザンチン文化の都市遺跡が残り、スパルタ平野を望む景勝地。
みず‐とらのお【水虎尾】
シソ科の多年草。湿地にはえる。茎の高さ約50cm。線形葉が4枚輪生。夏秋に、茎頂に円柱状の花穂が出て、紫色の小花が密生。
ミストラル【mistral(フランス)
フランスを中心とする地中海北岸の地方に、北から吹き下ろす寒風。農作物に被害を与える。
ミストラル【Frédéric Mistral】
(1830-1914)フランスの詩人。南仏プロバンス語の詩歌の復活を主張。1904年ノーベル文学賞受賞。叙事詩『ミレーユ』、辞典『フェリブリージュ宝典』など。
ミストラル【Gabriela Mistral】
(1889-1957)チリの女流詩人。普遍的な愛の詩人。1945年ノーベル文学賞受賞。詩集『荒廃』『愛情』など。
みず‐とり【水取(り)】
→おみずとり(御水取り)
みず‐とり【水鳥】
①みずかきがあって水上を遊泳する鳥類。ガン・カモ・ハクチョウ・カモメなどの、いわゆる遊禽(ゆうきん)類。water bird; waterfoul
②水辺にすむ鳥。ツル・サギ・シギ・チドリなど水中を歩いて餌(えさ)をあさる、いわゆる渉禽(しょうきん)類をも含める。水禽(すいきん)。shorebird
みずとり‐の【水鳥の】
[枕ことば]《水鳥の、羽の色の青いこと、飛び立つことなどから》「鴨(かも)・青葉・立つ」などにかかる。〈用例〉〜鴨の羽(は)色の春山のおほつかなくも思ほゆるかも(万葉・8・1451)。
みず‐とんぼ【水蛉】
ラン科の多年草。湿原にはえる。花をトンボに見立てたことからのよび名。高さ約50cm。葉は線形。7〜9月に、十字形で大きな淡緑色の花が10個ほど咲く。
みず‐な【水菜】
①ミブナの異名。
②キョウナの別名。
③イラクサ科の多年草。山地の陰湿地にはえる。高さ約35cm。茎は多肉。長楕円(だえん)形の葉を互生。雌雄異株(いしゅ)。食用。ウワバミソウ。ミズ。
みずなぎ‐どり【水凪鳥・水薙鳥】
ミズナギドリ科の鳥の総称。翼長約24cm。灰黒色。翼で水をなぐようにして飛ぶ。太平洋の熱帯域に分布。日本では迷鳥。Christmas Island shearwater
みず‐なし【水梨】
ナシの品種。日本ナシの古い品種で、水分が多い。ケシナシ・ユキナシ・コウスイナシなど。
みずなし‐がわ【水無(し)川】
水が流れていない川。降雨のあとは水が河床を表流するが、まもなく地下にしみ込んで伏流する。扇状地の中央でよく見られる。dried-up river
みずなみ【浪】
〈市〉岐阜県南東部、土岐(とき)川流域の市。室町時代の守護大名土岐氏発祥の地。窯業都市で、輸出用の洋食器の生産が多い。人口4万1000(1994)。
みず‐なら【水楢】
ブナ科の落葉高木。山地にはえる。樹皮は暗褐色で縦裂。葉は卵形で約15cm、大きな鋸歯(きょし)がある。5月ごろ、小さな単性花を穂状につける。堅い果実は楕円(だえん)形。オオナラ。
みず‐に【水煮】
味をつけないで水だけで煮ること。また、煮たもの。
みず‐にら【水韮】
ミズニラ科の落葉多年生シダ。水底の泥に生育する。30cmほどの細長い葉を多数つける。夏秋に、葉の基部に胞子嚢(のう)をつける。沖縄を除く日本全土に分布。quillworts
みず‐の‐あわ【水の泡】(連語)
①はかないたとえ。bubble
②努力がむだになるたとえ。come to nothing〈用例〉せっかくの苦労が〜だ。
みず‐の‐え【壬】
《「水の兄(え)」の意》十干の第9。じん。
みずの‐ただくに【水野邦】
(1794-1851)江戸後期の大名。肥前(ひぜん)唐津(からつ)藩主忠光(ただみつ)の子。のち浜松藩に転封(てんぽう)。大坂城代(じょうだい)・京都所司代(しょしだい)を経て老中(ろうじゅう)。天保(てんぽう)の改革を指導したが失敗し、辞任。
みず‐の‐て【水の手】
①火事を消すときの水路。
②城内に引く飲用水。
水の手が切れる(みずのてがきれる)
資金を断ち切られる。
みず‐の‐と【癸】
《「水の弟(と)」の意》十干の第10。き。
みず‐の‐はな【水の花・水の華】
①淡水の静水中で植物性プランクトンが大増殖する現象。水面に緑の粉をまいたようになる。夏から秋に発生。water-bloom
②《女房ことば》鱸(すずき)や鮎(あゆ)
③ハスの花。
みずの‐ひろのり【水野広徳】
(1875-1945)海軍軍人・軍事評論家。愛媛県生まれ。日露(にちろ)戦争に従軍し、戦後日露海戦史を編纂(へんさん)。のち平和主義の立場から軍事を評論。著書『此一戦(このいっせん)』など。
みず‐のみ【水飲み・水呑み】
①水を飲むこと。また、その器。コップ・茶わんなど。glass
②「→水呑み百姓」の略。
みずのみ‐びゃくしょう【水呑(み)百姓】
①江戸時代、土地をもたない零細農民の蔑称(べっしょう)。本百姓の田畑を借りて耕作、または出稼ぎ・日雇いに従事。無高百姓。水呑み。
②《卑語》貧しい人。poor person
みずの‐ようしゅう【水野葉舟】
(1883-1947)歌人・詩人・小説家。本名、盈太郎(みつたろう)。東京生まれ。早大卒。詩文集『あららぎ』、短編集『微温(びおん)』など。
みず‐は【瑞歯・稚歯】
①みずみずしく美しい歯。
②老人になってからはえた歯。長寿のめでたいしるしとされた。
③年をとること。老いること。
みず‐ば【水場】
①野鳥や獣が水を飲む場所。watering place
②登山などで、飲み水を補給する場所。water station
みず‐ばかり【水秤】
ある面が水平かどうかを測定する道具。水準器。みずもり。
みず‐はけ【水捌け】
水の流れぐあい。水が流れてなくなるぐあい。drainage〈用例〉〜が悪い。
みず‐はこべ【水縷】
アワゴケ科の一年草。沼地や水田にはえる。高さ約15cm。水中に生育することもある。茎は細長く、狭い卵形の葉をまばらにつける。花柱・花糸ともに長い。
みず‐ばしょう【水蕉】
サトイモ科の多年草。中部以北の山地の湿原にはえる。葉は長楕円(だえん)形で長い柄がある。長さ約1m。春に白い仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた花序を出す。カンノンバス。
みず‐ばしら【水柱】
柱を立てたように高く上がった水。〈用例〉〜を立てて、飛び込む。
みず‐ばな【水洟】
→みずっぱな(水っ洟)
みず‐ばら【水腹】
①水をたくさん飲んだときの腹ぐあい。
②水で、ひもじさをしのいでいること。水っぱら。〈比較〉茶腹。
みずはら‐しゅうおうし【水原秋桜子】
(1892-1981)俳人。本名、豊。東京生まれ。東大卒。高浜虚子(たかはまきょし)に師事、のち新興俳句の口火を切る。『馬酔木(あしび)』主宰。句集『葛飾(かつしか)』『残鐘(ざんしょう)』など。
みず‐ばり【水張り】
①布などのしわをのばすため、糊(のり)はつけずに、水にひたして板に張ること。
②水彩画などをかくとき、あらかじめ画紙を水でしめらせること。ポスターを張るときなどにも行う。
みず‐ばん【水番】
灌漑(かんがい)用水が盗まれないように番をすること・人。