みず‐ひき【水引】
①細い紙縒(こより)に糊(のり)をつけて干し固めたもの。進物(しんもつ)の包み紙などを結ぶ。〈用例〉〜を掛ける。
②タデ科の多年草。林の日陰にはえる。高さ50〜80cm。葉は広楕円(だえん)形。夏〜秋に長さ約30cmの花穂に、上半分が紅、下半分が白色の小花が咲く。種子は衣服につく。ミズヒキグサ。
みずひき‐がに【水引蟹】
外観が水引に似るミズヒキガニ科のカニ。脚が非常に細長いうえに、赤い地に黄赤色のしま模様が入っている。三角形の体は小さく、甲長約1.5cm。突き出ている長い柄の先端に目がある。青森以南の海底にすむ。
みずひき‐も【水引藻】
ヒルムシロ科の多年草。湖や沼にはえる。長さ約50cm。根茎と茎は糸状。水中葉も糸状で、浮上葉は長楕円(だえん)形。夏に、黄色の小花を穂状につける。
みず‐びたし【水浸し】
すっかり水に浸すこと。水につかること。flooded
みず‐ぶき【水拭き】(名・サ変他)
水をふくませた布などでふくこと。〈比較〉からぶき。
みず‐ぶき【水蕗】
→オニバスの異名。
みず‐ぶくれ【水膨れ】
①皮下に水分がたまって皮膚が、ふくれること。blister〈用例〉〜になる。〜ができる。
②水をたくさん含んで、ふくれ上がること・もの。blister
みず‐ぶた【水豚】
筋肉や脂肪が軟らかく弾力に乏しい豚。また、その肉。不味。ウオータリーポーク。ふけ豚。
みず‐ぶとり【水太り】
からだが、しまりなく、ぶよぶよと太っていること。fat and flabby
みず‐ぶね【水船】
①飲み水を運ぶ船。水天馬。水取り船。
②水を入れる大きな箱。水おけ。
③水をたたえて魚を飼(か)う水槽。生け船。
④水が中にいっぱい入ったまま浮いている船。浸水した船。
ミスプリ
→ミスプリント」の略。
ミスプリント【misprint】
印刷のまちがい。誤植。ミスプリ。
みず‐ぶろ【水風呂】
わかしていない、水のままのふろ。cold bath
みず‐べ【水辺】
海・川・湖などの水の寄せる所。水際。水のほとり。岸。すいへん。waterside
みずへび‐ざ【水蛇座】
南天の星座。南天の低い位置にあり、日本では一部しか見られない。12月27日ごろの午後8時ごろに南中。面積243平方度。Hydrus
みず‐ほ【瑞穂】
みずみずしい稲の穂。
みずほ【瑞穂】
〈町〉東京都北西部、狭山(さやま)丘陵の西にある町。中心は箱根ケ崎で、南部は米軍横田基地の一部。狭山茶で有名。人口3万2363(1994)。
みずほ【瑞穂】
〈町〉京都府西部、丹波(たんば)高地にある町。兵庫県に接し、国道9号と173号が通る。マツタケ・クリの産地で、質志(しずし)鍾乳洞(しょうにゅうどう)がある。人口5665(1994)。
みずほ【瑞穂】
〈町〉島根県南部、広島県境の町。中国山地にある農業の町で、ハクサイなどの野菜・シイタケなどを産出。人口5365(1994)。
みずほ【瑞穂】
〈町〉長崎県島原半島北西部、有明(ありあけ)海に臨む町。稲作のほかミカン・ジャガイモ栽培などが行われ、工業化も進む。人口6330(1994)。
みず‐ぼうそう【水瘡】
水痘(すいとう)ウイルスによっておこる急性の伝染病。小児に多い。全身にアズキ大の赤い丘疹(きゅうしん)や水疱(すいほう)が多発し、かゆみが激しい。水痘。chicken pox
みずほ‐こうげん【みずほ高原】
(Mizuho Plateau)南極大陸沿岸の昭和基地背後に広がる氷雪原。海抜1500〜3000m。
みずほ‐の‐くに【瑞穂の国】
日本国の美称。
み‐すぼらし・い【見窄らしい】(形)
外見が貧弱だ。貧しく見苦しい。shabby〈用例〉〜身なり。〜体格。〈派生〉みすぼらしげ(形動)みすぼらしさ(名)
みず‐まき【水撒き】(名・サ変自)
庭や店先、路地などに水をまくこと。散水。打ち水。watering
みずまき【水巻】
〈町〉福岡県北九州市の西隣、遠賀(おんが)川沿いの町。炭鉱の町として栄えたが、軽工業・住宅の町に変容。人口3万1207(1994)。
みず‐まくら【水枕】
ゴムなどの袋に冷たい水を入れて枕としたもの。発熱のときなどに使う。water pillow
みず‐まし【水増し】(名・サ変自他)
①水を加えて、見かけだけふやすこと。water down
②実際の数・量をごまかして量が多いように見せかけること。dilution〈用例〉〜報告。
み‐すま・す【見澄ます】(五他)
①気をつけて見る。心にとめて見る。observe carefully
②見て確かめる。見とどける。make sure of〈用例〉だれもいないのを〜。
ミスマッチ【mismatch】
組み合わせで、釣り合わないこと。不適合。食い違い。
み‐すまる【統】
上代の、首飾り・腕輪。曲玉(まがたま)・管玉(くだたま)を、ひもに通して輪にしたもの。
みず‐まわり【水回り】
建物の中で、浴室・洗面所・台所など水を使う所。
みすみ【三角】
〈町〉熊本県宇土(うと)半島西端の町。天草(あまくさ)五橋の基点で、三角港は長崎県島原への中継港。別府(べっぷ)・阿蘇(あそ)・雲仙(うんぜん)を結ぶ九州国際観光ルートの一拠点でもある。人口1万1663(1994)。
みすみ【三隅】
〈町〉島根県西部、日本海に臨む町。農業・漁業の町で草花・果樹栽培が行われ、和紙(石州(せきしゅう)半紙)の産地でもある。人口8566(1994)。
みすみ【三隅】
〈町〉山口県中北部、萩(はぎ)市西隣の町。日本海沿岸で仙崎湾に臨み、漁業と農業が中心。人口6721(1994)。
みすみ‐かん【三角寛】
(1903-71)小説家。本名は三浦守。大分県生まれ。新聞記者を経て作家生活に入り、犯罪実話・山窩(さんか)小説を執筆。著書『怪奇の山窩』など。
みす‐みす【見す見す】(副)
目の前に見ていながら。知りながら。before one's very eyes〈用例〉〜取り逃がした。
みずみず‐し・い【瑞しい】(形)
つやがあって若々しい。新鮮である。fresh〈用例〉〜果物。〜感覚。〈派生〉みずみずしさ(名)
みすみ‐そう【三角草】
キンポウゲ科の多年草。山地の樹下にはえる。高さ5〜10cm。葉は3裂し、先がとがる。2〜3月に、細い花茎の先に1個の花が咲く。早春に咲くことからユキワリソウともいわれる。
みず‐みまい【水見舞(い)】
水害にあった人を見舞うこと。
みず‐むけ【水向け】(名・サ変他)
①話を誘い出すように仕向けること。
②仏に水を供えること。
みず‐むし【水虫】
①池沼にすむミズムシ科の小昆虫。体長約1cm。夏の夜、灯火に飛来。近縁種に小形のコミズムシがある。日本全土に分布。boat bug
②白癬(はくせん)菌の感染による皮膚病。足に水疱(すいほう)が多発する水疱型、指の間がふやけてただれる趾間糜爛(しかんびらん)型、手足の角質がかたくなる角化型の3型がある。dermatophytosis
みず‐め
→ヨグソミネバリの別名。
みず‐めがね【水眼鏡】
水中で物を見ることができるようにした眼鏡。goggles
みず‐も【水藻】
水中にはえる植物の総称。とくに、→キンギョモのこと。water plant
みず‐もち【水餠】
水に浸して保存したもち。
みず‐もの【水物】
①水気のある食品。くだもの。
②液体。流動物。
③状況・相手によって変わりやすいもの。matter of chance〈用例〉勝負は〜。
みず‐もり【水盛(り)】
水準器。また、面が水平であるかどうかを定めること。
みず‐もれ【水漏れ】(名・サ変自)
わずかのすきまから水がにじみ出すこと。水漏り。漏水。leak
みず‐や【水屋】
①社寺で、参拝人が手や口を洗い清める所。みたらし。
②茶室に付属して建てられた台所。茶道具類を整頓(せいとん)し、使用後に洗浄したりする場所。
③飲み水を売る人。
④夏、氷水などを売る店。
⑤食器などを入れる、たんす形の家具。
⑥屋敷の奥に盛り土をして高くし、洪水のとき避難するための2階建ての物置。
みず‐ようかん【水羊羹】
あんに寒天を加えてやわらかく練り、冷やし固めた、水分の多いようかん。
みずら【髪・子・鬟】
上代の男性の髪型の一つ。髪を中央から左右に分け、耳のあたりで輪の形に結ぶ。皇族子弟の髪型となった。
ミスリード【mislead】(名・サ変他)
①誤った方面に導くこと。迷わせること。
②新聞や雑誌などで、見出しと本文がはなはだしくちがうこと。
み・する【魅する】(サ変他)
不思議な力で、人の心をひきつける。うっとりさせる。魅す。charm〈用例〉人を〜。美しい音楽に〜・せられる。
ミズル【mizzle】
《mist(もや)とdrizzle(霧雨(きりさめ))の合成語》もやの中で霧雨の降る現象。
みず‐ろう【水牢】
水をたたえた牢屋。また、その牢屋に入れる刑罰。
みず‐ろん【水論】
田へ引く水についてのもめごと。水争い。すいろん。
みず‐わくせい【水惑星】
《太陽系の中で、海洋などの水をもつ唯一の惑星であることから》地球。
みずわけ‐とうげ【水分峠】
大分県中部、大分川と筑後(ちくご)川の分水嶺(ぶんすいれい)にある峠。標高716m。国道210号が通り、別府(べっぷ)・阿蘇(あそ)道路の分岐点にあたる。
みず‐わらび【水蕨】
ミズワラビ科の水生シダ。水田や湿地などに生育する。高さ約40cm。栄養葉とこれより長い胞子葉があり、2、3回羽状複葉。観賞魚の水槽に水草として使われる。
みず‐わり【水割(り)】(名・サ変他)
①酒などに水を入れて薄めること・もの。water
②量を増して内容・実質を薄く貧弱にすること。watered-down
*みせ【店・見世】
①商品や飲食物を販売したり、サービスを提供するところ。たな。商店。store(米); shop(英)〈用例〉〜を出す。〜を開く。
②江戸時代の遊郭で、遊女が並んで客を誘った格子構えの座敷。
店を仕舞う(みせをしまう)
①閉店する。close a store
②商売をやめる。close business
店を畳む(みせをたたむ)
商売をやめる。close business
店を張る(みせをはる)
①店を開く。商売を続ける。
②遊女が見世に出て並んで客を待つ。
店を引く(みせをひく)
①店をしまう。
②遊女がつとめを休む。
店を広げる(みせをひろげる)
①店を大きくする。extend one's business
②商品・品物などを、あたり一面に広げる。lay out
み‐せい【未成】
まだ完成していないこと。unfinished〈対義〉既成。
み‐せいねん【未成年】
[一]まだ成年に達しないこと・人。未丁年者。20歳にならない者。minority〈対義〉成年。
[二]《原題Podrostok(ロシア)》ドストエフスキーの小説。1875年発表。大人の世界に足を踏み入れたアルカージーの、自己発見と父親発見を描いた小説。
みせいねん‐しゃ【未成年者】
満20歳に達しない者。法律上、行為無能力者とされ、法律行為をするには原則として法定代理人(親権者・後見人)の同意を要する。infant
みせ‐がかり【店懸(か)り】
店の造り方・構え。
みせ‐かけ【見せ掛け】
それらしくとりつくろうこと。外見。見え。appearance〈用例〉〜だけで実質が伴わない。
みせ‐か・ける【見せ掛ける】(下一他)
うわべを飾って、よく見えるようにする。pretend
みせ‐がね【見せ金】
①信用を得るため、相手に見せる金銭。みせきん。show money
②株式会社の設立や新株発行などにさいして、株式払込取扱銀行以外から金を借りて払込金にあて、登記完了後すぐ引き出して借入金の弁済にあてること。違法となる。
みせ‐がまえ【店構え】
店の構え方。商店の規模。appearance of a shop〈用例〉りっぱな〜。
みせ‐ぐち【店口】
店のおもてぐち。
みせ‐けち【見せ消ち】
字句の訂正で、もとの字が読めるように消す方法。
みせ‐さき【店先】
店の前。店頭。shop front
みせ‐じまい【店仕舞(い)】(名・サ変自他)
=閉店。〈対義〉店開き。
①店を閉めて、その日の商売をやめること。close a store
②廃業。close one's business; retire
みせ‐しめ【見せしめ】
人々に見せて、いましめとすること。example
ミセス【Mrs.; Mrs】
《mistressの略》
①結婚している女性の姓の前につけて使われる敬称。〈対義〉ミス・ミスター。
②結婚している女性。夫人。奥様。
み‐せつ【未設】
まだ設けられてないこと。〈対義〉既設。
みせ‐つ・ける【見せ付ける】(下一他)
これ見よがしに見せる。見せびらかす。show off〈用例〉仲のよいところを〜。
ミゼット【midget】(接頭)
非常に小型の、の意。豆…。ミジェット。〈用例〉〜ハウス。
みせ‐どころ【見せ所】
①見せる場所。
②ぜひ見せたい得意なところ。highlight〈用例〉腕の〜。
み‐ぜに【身銭】
自分の所有しているお金。one's own money
身銭を切る(みぜにをきる)
自分のお金を使う。自腹を切る。pay out of one's own pocket
みせ‐ば【見せ場】
①芝居などで、とくに人に見てもらいたい場面。highlight
②見る値打ちのある場面。highlight〈用例〉〜をつくる。
みせ‐ばや【見せばや】
ベンケイソウ科の多年草。高さ約30cm。葉は多肉、円形で3枚ずつ輪生し緑白色。秋に、淡紅色の小花が球状に咲く。観賞用。本州北部原産。タマノオ。
みせ‐ばん【店番】(名・サ変自)
店の番をし、客の応対などをすること・人。shop clerk
みせ‐びらか・す【見せびらかす】(五他)
自慢して見せる。見せつける。show off
みせ‐びらき【店開き】(名・サ変自他)
=開店。〈対義〉店仕舞い。
①新しい店で商売を始めること。open a store
②店を開けて、その日の商売を始めること。open a store
みせ‐もの【見世物】
①盛り場や社寺の祭礼などで、大衆を相手に珍しい物品・動物・演芸などを見せる小屋掛けの興行。show
②大勢の人の興味本位の目にさらされること。show
見世物にされる(みせものにされる)
大勢の人々の前でさらしもの・笑いものにされる。be made a fool of
みせ‐や【店屋】
商店。みせ。
ミゼラブル【miserable】(形動)
みじめなさま。悲惨なさま。
ミセル【micell】
ある濃度以上の界面活性剤などの水溶液で、数十から百数十の分子やイオンが、親水基を外に、親油基を内に向け、球状のコロイド粒子を形成したもの。
*み・せる【見せる】
[一](下一他)
①人が見るようにする。見させる。show〈用例〉姿を〜。
②感情などをおもてに表し出す。express; show〈用例〉誠意を〜。
③そのように見えるようにする。ふりをする。pretend〈用例〉病人のように〜。
④経験させてよくわからせる。〈用例〉目に物を〜。
⑤診察してもらう。consult a doctor〈用例〉医者に〜。
[二](補動)《「…てみせる」の形で》
①自信・決意などを表す。かならず…する。〈用例〉みごと勝って〜。
②人に見せるためにわざとそう行動する。〈用例〉驚いて〜。
み‐せん【弥山】
奈良県大峰山脈にある修験者(しゅげんじゃ)道場の一つ。標高1895m。紀伊(きい)山地の最高峰八剣(はっけん)山の北に位置する。
み‐せん【弥山】
広島県厳島(いつくしま)にある山。標高530m、原始林がよく保存され、天然記念物に指定されている。
み‐ぜん【未然】
①まだそうならないこと。before anything happens〈用例〉〜に防ぐ。
②文法で、「→未然形」の略。
みぜん‐けい【未然形】
活用形の一つ。口語の未然形は、ふつう「ない」「れる」「られる」が付く形「書か」と、「う」「よう」の付く形「書こ」とをあわせているが、後者をとくに志向形などとよんで区別することもある。文語では、「雨降らば」と「雨降れば」が対立して、「降ら」は仮定条件に用いられる。これを、まだそうならない状態をいうとして、未然形と名づけたもの。〈参照〉已然形(いぜんけい)