- み‐そ【味▼噌】
- ①蒸した大豆(だいず)にこうじと塩を混ぜて発酵させた、日本古来の調味料。色、塩分の多少、原料・産地などで分類される。胡麻(ごま)みそ・仙台みそ・信州みそ・八丁みそなど。miso〈数え方〉1キログラム・1樽(たる)。
- ②カニなどの内臓で、殻の中にあるみそ状のもの。かにみそ。paste
- ③得意の箇所。特色。feature; strong point〈用例〉全国どこでも使えるのが〜だ。
- 味噌が腐る(みそがくさる)
- 歌う声が悪かったり、調子はずれの歌いぶりなどを、あざけっていうことば。
- 味噌も糞も一緒(みそもくそもいっしょ)
- 善悪・清濁などを、区別せずに同一視する。confuse good and bad things
- 味噌を擂る(みそをする)
- ①みそをすりつぶす。
- ②おべっかを言う。へつらう。lick one's boots; flatter
- 味噌を付ける(みそをつける)
- しくじる。面目(めんぼく)を失う。make a mess of it; fail
- みぞ【溝】
- ①水を流すために掘って造った水路。どぶ。ditch
- ②敷居・鴨居(かもい)などに造った、くぼんだ筋。groove
- ③細い彫り込んだ筋。groove〈用例〉レコードの〜。
- ④感情のへだたり。gap〈用例〉〜ができる。
- みそ‐あえ【味▼噌▽和(え)】
- 魚・野菜などをみそであえること。また、その料理。
- みそ‐あん【味▼噌▼餡】
- 白あんに味噌をまぜたもの。
- み‐ぞ‐う【未▼曾有】
- 《仏教語で「みぞうう」とも読み、すばらしいことの形容にのみ用いたことから》まだ一度もなかったこと。空前。unprecedented〈用例〉古今〜。〜の大事件。
- みそ‐おでん【味▼噌▽御田】
- 《東京で》こんにゃく・焼き豆腐などを煮て、みそを付けて食べるもの。〈比較〉田楽(でんがく)焼き。
- みそ‐か【三▽十日・▼晦日】
- その月の第30日。転じて、月の最後の日。つごもり。last day of the month〈対義〉ついたち。〈用例〉大〜。
- 晦日に月が出る(みそかにつきがでる)
- ありえないことのたとえ。
- みそ‐か【▽密か】(形動ナリ)
- 〈古語〉
- ひみつであるさま。ないしょ。〈用例〉いとかしこくたばかりて、難波(なには)に〜にもて出でぬ(竹取)。〈参考〉「ひそか」と同じ意だが「みそか」は仮名文に用いられ、「ひそか」は漢文訓読に用いられる。
- みぞ‐がい【溝貝】
- 浅海の砂泥底にすむマテガイ科のニマイガイ。長さ約3cm。殻は角を欠いた長方形で、薄い。本州以南に分布。
- みそか‐そば【三▽十日▼蕎▽麦・▼晦日▼蕎▽麦】
- 毎月末日に食べるそば。とくに大みそかに食べる→年越しそば。
- みそがわ‐そう【味▼噌川草】
- シソ科の多年草。湿った山腹にはえる。茎は方形で、高さ約1m。葉は卵形。夏に、茎頂に紫色の唇形の花が咲く。
- みそぎ【▼禊】
- 神道で、水による祓(はら)い。身体に罪やけがれのあるとき、または神事にたずさわる前に、水で身体を洗い清めること。沐浴(もくよく)。水垢離(みずごり)。〈比較〉祓(はら)い。
- みそぎ‐きょう【▼禊教】
- 教派神道十三派の一つ。武蔵国(むさしのくに)足立郡の神職井上正鉄(まさかね)が天保(てんぽう)11年(1840)に唱えた、白川神道系の神道説に始まる。幕府に弾圧されたが、明治維新後公許され、明治27年(1892)一派として独立。
- みぞくち【溝口】
- 〈町〉鳥取県西部、日野川に沿う町。大山(だいせん)南西麓(なんせいろく)の農林業の町で、スキー場がある。人口5799(1994)。
- みぞぐち‐けんじ【溝口健二】
- (1898-1956)日本の代表的映画監督。東京生まれ。女性を描くことにすぐれた。作品『浪華悲歌(なにわエレジー)』『祇園(ぎおん)の姉妹』『西鶴一代女(さいかくいちだいおんな)』『雨月(うげつ)物語』『山椒大夫(さんしょうだゆう)』など。
- みぞ‐ごい【溝五位】
- 外形はゴイサギ(背が緑黒色)に似るが背が暗栗(あんりつ)色のサギ科の鳥。全長約50cm。典型的なサギ類に比べて頸(くび)と脚が短い。渓流付近の森林に単独ですみ、夜間ウォーウォーと怪しげに鳴く。本州で繁殖し、冬は四国・九州、さらに南方に渡る。
- みぞ‐こうじゅ【溝香じゅ】
- シソ科の二年草。畔(あぜ)や路傍の湿地にはえる。高さ30〜70cm。長楕円(だえん)形の葉を対生。5〜6月、葉の脇(わき)から出る枝先に淡紫色をした唇形の小花を穂状につける。ユキミソウ。
- みそ‐こし【味▼噌▼漉し】
- みそ汁を作るとき、だし汁にみそを溶き入れるときなどに使う目の細かいざる。
- み‐そこな・う【見損なう】(五他)
- ①見まちがえる。mistake〈用例〉数字を〜。
- ②評価を誤る。misjudge〈用例〉あの男を〜・った。
- ③見る機会をなくす。fail to see〈用例〉見たい番組を〜。
- みそ‐さざい【▼鷦▼鷯】
- ミソサザイ科の小鳥。翼長約5cm。春から秋は渓流沿いのやぶに多く、「チョロロロロ」と高音の美声でさえずる。日本では全土に分布する。ショウリョウ。ミソサンザイ。wren
- みそ‐じ【三▽十路】
- ①30。thirty
- ②30歳。thirty years old
- み‐そしき【未組織】
- まだ組織されていないこと。unorganized
- みそしき‐しゅうだん【未組織集団】
- 多くの人々から構成されているが、組織性を欠いている集団。群集・公衆・大衆など。非組織集団。unorganized group
- みそしき‐ろうどうしゃ【未組織労働者】
- 労働組合に加盟していない労働者。unorganized labor〈対義〉組織労働者。
- みぞ‐しだ【溝▽羊▽歯】
- オシダ科のシダ。林中にはえる。根茎から高さ30〜70cmの1回羽状複葉が出る。裏面に長楕円(だえん)形の胞子嚢(のう)群をつける。
- みそ‐しる【味▼噌汁】
- みそをだし汁にといて各種の実を入れた汁物。おつけ。おみおつけ。〈数え方〉1杯・1椀(わん)。
- 味噌汁で顔を洗え(みそしるでかおをあらえ)
- 《ぼけていたり、つまらない失敗をしたりした者に対していう》ぼんやりするな。
- みそ‐すり【味▼噌▼擂り】
- ①みそをすること・人。
- ②へつらうこと・人。flatterer
- みそすり‐ぼうず【味▼噌▼擂り坊主】
- ①寺院の炊事など、雑用をする下級の僧。
- ②僧を見さげていう語。
- みぞ‐そば【溝▼蕎▽麦】
- タデ科の一年草。水辺にはえる。高さ約70cm。茎に小さなとげがあり、葉は、ほこ形。夏から秋に淡紅色の小花が枝先に密集。
- みそっ‐かす【味▼噌っ▼滓】
- ①みそをこしたかす。
- ②役に立たない者。a good-for nothing
- ③一人前に扱われない者。green hand
- みそ‐づけ【味▼噌漬(け)】
- みそに鳥獣魚肉や野菜などを漬け込んだもの。ふつう、野菜は辛めの上質赤みそ、肉や魚は甘い白みそにつける。
- みそっ‐ぱ【味▼噌っ歯】
- 乳歯が欠けたり、虫歯になったりして、黒い歯根だけが残った歯。decayed milk tooth
- みそ‐なおし【味▼噌直】
- マメ科の小低木。山野にはえる。高さ30〜90cm。葉は3出複葉。夏、茎上部に総状花序がつき、白色の蝶形(ちょうけい)の花が咲く。みそが悪くなったときに入れるとよくなるという。
- みそなわ・す【見そなわす・▼臠す】(四他)
- 〈古語〉
- 「見る」の尊敬語。ご覧になる。〈用例〉いまも〜・し、のちの世にもつたはれとて(古今・仮名序)。
- みそ‐に【味▼噌煮】
- みそを使った煮物。サバやイワシなどくせの強い魚や、里芋・こんにゃくなどの野菜に用いられる。みそ炊き。
- み‐その【▽御園】
- 中世の皇室・大神社に属す荘園(しょうえん)で、主として野菜・果樹・桑(くわ)・漆(うるし)などを植えた土地。
- みその【▽御▼薗】
- 〈村〉三重県東部、伊勢(いせ)湾に臨む村。園芸農業がさかんな農村で、ゴムなどの工業も発達。人口8373(1994)。
- みその‐ざ【▽御園座】
- 名古屋市にある劇場。商業演劇を上演。明治29年(1896)創設。
- みそ‐はぎ【▼禊▼萩】
- ミソハギ科の多年草。山野の湿地にはえる。高さ約1m。葉は対生で、長楕円(だえん)形。8月に紅紫色の花が葉腋(ようえき)に数個ずつ咲く。乾燥した全草を千屈菜といい、止血剤とする。ミゾハギ。
- みぞ‐はこべ【溝▽繁▼縷】
- ミゾハコベ科の一年草。水田や湿地にはえる。一科一種。長さ約10cm。茎は地をはう。葉は対生、楕円(だえん)形で長さ約1cm。夏に、淡紅色で径1mmほどの三弁花が咲く。
- みぞべ【溝辺】
- 〈町〉鹿児島県中央部の町。シラス台地上の畑作地帯で、畜産もさかん。鹿児島空港があり、上床(うわとこ)山は行楽地として有名。人口8289(1994)。
- みぞ‐ほおずき【溝▽酸▼漿】
- ゴマノハグサ科の多年草。山地の渓流付近にはえる。高さ10〜30cm。葉は対生し広卵形。夏に、淡黄色で長さ約2cmの花が横向きに咲く。
- みそ‐まめ【味▼噌豆】
- ①みその原料として煮たダイズ。
- ②《みその原料となることから》→ダイズの別名。
- み‐そ・める【見初める】(下一他)
- ①はじめて見る。see for the first time
- ②異性を一目見て、好きになる。fall in love at first sight
- み‐そら【身空】
- 身の上。〈用例〉若い〜で、かわいそうに。
- み‐そら【▽御空】
- 空の美称。the sky〈用例〉〜も晴れて。
- みそら‐ひばり【▽美空ひばり】
- (1937-89)歌手。神奈川県生まれ。ヒット曲『悲しき口笛』『リンゴ追分(おいわけ)』『柔(やわら)』など。平成元年(1989)国民栄誉賞受賞。
- ミゾラム【Mizoram】
- インド、アッサム州の南にあるインド政府直轄地。アラカン山脈北西部の丘陵地域で、密林におおわれる。
- みぞれ【▼霙】
- ①雪がとけかけて雨と入り混じって降るもの。また、その状態。氷雨(ひさめ)。sleet〈比較〉雪しぐれ。
- ②蜜(みつ)をかけたかき氷。
- みぞれ‐ず【▼霙酢】
- 大根おろしに、二杯酢や三杯酢などの合わせ酢を加えたもの。カキ・ナマコなど、味がしみにくい材料によい。
- み‐そ・れる【見▽逸れる】(下一他)
- ①見ていながら、うっかり気がつかない。見落とす。overlook; fail to recognize
- ②相手の力量などを、あやまって低く見る。〈参考〉通常、「お見それする」の形で使う。
- み‐そん・じる【見損じる】(上一他)
- 見そこなう。見誤る。見損ずる。見損ず。fail to see; make a mistake
- み‐た【▽御田・▽屯田】
- ①大化の改新以前、皇室の直轄領。田令(たづかい)の管理のもとに農民に耕作させた田といわれる。
- ②→神田(シンデン)。
- みた【三田】
- 東京都港区、田町駅西側一帯の地区。台地上は学校・外国公館・邸宅・寺院の多い住宅地区で、慶応義塾大学がある。低地は商工業地域。
- み‐だい【▽御台】
- ①貴人の食物をのせた台。また、その食物。
- ②「→みだいどころ」の略。
- みたい‐だ(助動形動型)
- 《体言、形容動詞の語幹、および活用語の終止形に付く》
- ①ようすや形などが他のものと似ている意(比況)を表す。look like〈用例〉猫みたいな犬。
- ②不確かな断定の意を表す。seem〈用例〉もう帰った〜。
- ③例示する場合に用いる。like〈用例〉君みたいに頑固な人間は見たことがない。〈参考〉丁寧に言う場合は、「だ」の代わりに「です」を用いて、「帰ったみたいです」の形をとる。
- み‐だいどころ【▽御台所】
- 公家(くげ)・将軍・大名などの夫人の敬称。江戸時代には将軍家に限定。
- みたか【三▼鷹】
- 〈市〉東京都西郊、杉並・世田谷区の西に接する市。住宅都市で、商業もさかん。地名は江戸時代に天領の3つの鷹場があったことに由来。国立天文台がある。人口16万0135(1994)。
- みたか‐じけん【三▼鷹事件】
- 昭和24年(1949)中央線三鷹駅構内で無人電車が暴走、26人が死傷した事件。検察は共産党員らの共同謀議による犯行と主張したが裁判で否定され、同30年(1955)被告の1人に死刑、他の無罪が確定した。
- みだ‐が‐はら【▼弥▼陀ケ原】
- 富山県南東部、立山(たてやま)の西側山腹にある溶岩性の台地。標高1500〜2000m。草原帯で、高山植物が多い。
- みたがわ【三田川】
- 〈町〉佐賀県北東部、筑紫(つくし)平野にある町。長崎本線と国道34号が通り、陸上自衛隊の九州地区補給処がある。人口9540(1994)。
- み‐たけ【身丈】
- ①身長。height
- ②和服で、長着の身頃(みごろ)の長さ。襟の下から裾(すそ)までをはかる。
- みたけ【三岳】
- 〈村〉長野県南西部の山間の村。御嶽(おんたけ)山の東麓(とうろく)に位置し、古くから信仰の町として発展。農林業を主とし、木曽ヒノキを産出。人口1995(1994)。
- みたけ【▽御岳】
- 東京都西部、青梅(おうめ)市の御岳山(929m)にある小集落。山頂に御岳神社があり、関東の山伏(やまぶし)信仰の中心地。秩父(ちちぶ)多摩国立公園に属する。
- みたけ【▽御▼嵩】
- 〈町〉岐阜県、美濃加茂(みのかも)市の東方、可児(かに)川沿いの町。旧宿場町で、陶磁器などの工場立地で発展。飛騨(ひだ)木曽川国定公園に含まれ、観光地も多い。人口1万9706(1994)。
- みたけ‐きょう【▽御▼嶽教】
- 教派神道十三派の一つ。木曽の御嶽神社の信仰に基づき、明治6年(1873)下山応助が御嶽教会を設立。のち大成教会と合同したが、同15年(1882)独立。
- みたけ‐さん【▽御岳山】
- 東京都西部、奥多摩にある山。標高929m。古生層からなり、山頂に御岳神社がある。武州御岳。
- み‐だし【見出し】
- ①多くの中から選び出すこと。
- ②文章の前に、文章の中身をもとにつけた題目。headline〈用例〉新聞の〜。
- ③本などの中の事項を並べたもの。目次。contents
- みだし‐ご【見出し語】
- 辞書で、項目ごとに、見つけやすいように太字などで示した語形。entry word
- み‐だしなみ【身▼嗜み】
- ①身なりをきちんと整えること。また、その心がけ。keep oneself neat〈用例〉〜がよい。
- ②心がけとして、教養や技芸などを身につけること。
- みた・す【満たす・▽充たす】(五他)
- ①容器などに入れていっぱいにする。あふれるようにする。fill; pack〈用例〉水を〜。腹を〜。
- ②要求・要望などを満足させる。satisfy〈用例〉条件を〜。希望を〜。
- ミダス【Midas(ギリシア)】
- ギリシア神話のフリュギアの王。ディオニュソスに願って、触れるものを黄金に変える力を得たが、食物も黄金になるので願いをさげた。また、アポロンをけなし、ロバの耳をつけられた。Midas
- みだ・す【乱す・▼紊す】(五他)
- ①きちんとしていたものをごちゃごちゃにする。put into disorder〈用例〉列を〜。髪を〜。秩序を〜。
- ②平静さを失わせる。迷わす。tempt; corrupt〈用例〉心を〜。
- ③騒動を起こす。disturb〈対義〉治める。〈用例〉平和を〜。世を〜。
- み‐だ・す【見出す】(五他)
- ①見つけ出す。見いだす。find out
- ②すぐれた者を選んで引き立てる。見いだす。select
- ③見はじめる。begin to see
- み‐たて【見立て】
- ①物事をよく見て選ぶこと。choice〈用例〉着物の〜がよい。
- ②医師が病気を診断すること。diagnosis
- み‐た・てる【見立てる】(下一他)
- ①見て、選ぶ。choose〈用例〉着物を〜・ててもらう。
- ②鑑定する。judge; estimate
- ③診断する。diagnose〈用例〉ぜんそくと〜。
- ④なぞらえる。compare〈用例〉雪を花に〜。
- みたに‐たかまさ【三谷▽隆正】
- (1889-1944)哲学者・教育者。神奈川県生まれ。東大卒。六高・一高教授。新渡戸稲造(にとべいなぞう)・内村鑑三(うちむらかんぞう)に学び、無教会主義クリスチャンとして神学・法哲学を研究。信仰に基づく使命感で学生を指導。著書『幸福論』など。
- みたぶんがく【三田文学】
- 文芸雑誌。明治43年(1910)慶大文学部の機関誌として創刊。断続しつつ今日に至る。第1期の永井荷風(ながいかふう)以後、久保田万太郎(くぼたまんたろう)・佐藤春夫(さとうはるお)らが輩出した。
- み‐たま【▽御霊・▽御▽魂】
- たましいの敬称。神の霊。神霊。
- みたま【三▽珠】
- 〈町〉山梨県中央部、笛吹(ふえふき)川東岸の町。産業は養蚕、果樹栽培のほか生糸・メリヤス工業など。人口4386(1994)。
- みた‐まさひろ【三田▽誠広】
- (1948-)小説家。大阪生まれ。早大卒。昭和52年(1977)『僕って何』で第77回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『Mの世界』『龍(りゅう)をみたか』など。
- み‐たましろ【▽御霊代】
- 神霊の依代(よりしろ)として祭る物。榊(さかき)・御幣(ごへい)・鏡・鉾(ほこ)など。御神体。
- みたま‐や【▽御霊屋】
- 祖先の霊や貴人の霊を祭ってある所。お霊屋。
- みたむら‐えんぎょ【三田村▼鳶魚】
- (1870-1952)江戸風俗・文学の考証家。本名、玄竜。東京生まれ。編書『未刊随筆百種』、著書『大奥の女中』『江戸雑話』など。
- みたむら‐とくしろう【三田村篤志郎】
- (1887-1963)病理学者。和歌山県生まれ。東大卒。ツツガムシ病病原体の組織培養を行い、ウイルスの組織培養の先駆をなす。日本脳炎の蚊伝染説を確立した。
- みた‐め【見た目】
- 見たところ。外観。appearance〈用例〉〜には美しい。
- みだら【▼淫ら・▼猥ら】(形動)
- 男女のつきあいが乱れているさま。わいせつ。いんわい。obscene〈用例〉〜なことば。
- みたらい【▽御手▽洗】
- 広島県南部、大崎下島豊(ゆたか)町の一部。瀬戸内海の潮待ち港として知られ、江戸時代の歓楽地。海運業・ミカン栽培が中心。
- み‐たらし【▽御手▽洗】
- ①神社の入り口で、参拝人が手や口などを清める所。
- ②「→みたらし川」の略。
- みたらし‐がわ【▽御手▽洗川】
- 神社のそばを流れていて、参拝者が手や口などを清める川。みたらし。
- みたらし‐だんご【▽御手▽洗団子】
- 《京都の下鴨(しもがも)神社の神事、葵(あおい)祭り・御手洗会(え)などのときに作られたのに由来》米粉でつくった団子をくしに刺し、しょうゆでつけ焼きにしたもの。
- みたらし‐まつり【▽御手▽洗祭(り)】
- 京都の北野天満宮で7月7日に行う祭り。角盥(つのだらい)に水をたたえ梶(かじ)の葉を添えたものを、手水(ちょうず)として、神前に供える。
- み‐たり【三▽人】
- さんにん。three persons
- みだり【乱り・▽妄り・▽濫り・▼猥り】(形動ナリ)
- 〈古語〉
- 物事に秩序がないさま。しまりがなくてだらしのないさま。〈用例〉国の成敗〜なるに依て国人こぞってこれを背(そむ)きけるにや(太平記・38)。
- みだり‐がわし・い【▽濫りがわしい・▼猥りがわしい】(形)
- =みだりがましい。
- ①だらしがない。slovenly
- ②みだらである。obscene〈用例〉〜話。〈派生〉みだりがわしさ(名)
- みだり‐ごこち【乱り心地】
- ①取り乱した心地。気分が悪いこと。feel ill
- ②病気。disease
- みだり‐に【▽妄りに・▽濫りに・▼猥りに】(副)
- ①善悪のけじめも考えず勝手に行動するさま。やたらに。わけもなく。unnecessarily〈用例〉〜立ち入るべからず。〜事を構える。
- ②思慮のないさま。無分別に。without permission〈用例〉〜人の悪口など言うものではない。
- みだれ【乱れ・▼紊れ】
- [一]
- ①乱れること。disorder〈用例〉列車ダイヤの〜。心の〜。
- ②さわぎ。騒動。disturbance〈用例〉世の〜。
- ③能の囃子(はやし)事。テンポの変化が激しく、太鼓も入る。『猩々(しょうじょう)』と『鷺(さぎ)』に用いられる。
- [二]箏(そう)曲の曲名。『乱輪舌(みだれりんぜつ)』の略。八橋検校(やつはしけんぎょう)作曲。
- みだれ‐あ・う【乱れ合う】(五自)
- 互いに乱れる。互いに入り交じり、乱れる。be mixed in together
- みだれ‐がみ【乱れ髪】
- [一]ばらばらに乱れた髪。unkempt hair
- [二]《みだれ髪》与謝野晶子(よさのあきこ)の第1歌集。明治34年(1901)刊。399首を収録。恋愛賛美の歌が多く、艶麗(えんれい)な夢幻世界を示す。近代短歌の出発を飾り、明治浪漫(ろうまん)主義に決定的影響を与えた。
- みだれ‐と・ぶ【乱れ飛ぶ】(五自)
- 入り乱れて飛ぶ。あちこちに飛ぶ。spread; diffuse〈用例〉うわさが〜。
- みだれ‐ばこ【乱れ箱】
- 衣類や手回り品などを入れるふたのない浅い箱。古くは、打乱匣(うちみだりのはこ)といい、くしけずった乱れ髪を入れた。
- みだ・れる【乱れる・▼紊れる】(下一自)
- ①きちんとしなくなる。らんざつになる。go out of order〈用例〉順番が〜。秩序が〜。
- ②冷静さが失われる。迷い悩む。get confused〈用例〉心が〜。
- ③騒動が起こる。be disturbed〈対義〉治まる。〈用例〉世が〜。
- ミタンニ‐おうこく【ミタンニ王国】
- 古代オリエントのインド‐イラン系民族の国。紀元前16世紀ごろには、馬と馬車戦術をもって北メソポタミアから北シリア一帯を征服。前13世紀にヒッタイトとアッシリアに滅ぼされた。Mitanni Empire