- ミレイ【John Everett Millais】
- (1829-96)イギリスの画家。ラファエル前派の創始に参加。丹念な筆法で文学・歴史主題の作を描いたが、のちこの派を離脱。作品『オフィーリア』など。
- ミレー【Edna St. Vincent Millay】
- (1892-1950)アメリカの女流詩人。古典的表現の中に個性的で新鮮な感覚を示す。詩集『竪琴(たてごと)で織る人』など。
- ミレー【Jean François Millet】
- (1814-75)フランスの画家。バルビゾン派の代表者で、農民生活が主題の敬虔(けいけん)な作品を残す。作品『落穂拾い』『晩鐘』など。
- ミレトス【Miletos】
- 小アジア西岸、イオニア地方の古代ギリシア都市。紀元前8世紀以降、黒海(こっかい)沿岸などに活発な植民活動を行った。前5世紀、ペルシアに対する反乱で敗れ衰退。タレスなど自然哲学のミレトス学派の学者を輩出。
- ミレトス‐がくは【ミレトス学派】
- 紀元前6世紀、小アジアのミレトスで活躍したギリシア最古の哲学学派。タレス・アナクシマンドロス・アナクシメネスが代表的な存在。Milesian school
- み・れる【見れる】(下一自)
- 見ることができる。〈参考〉見る(上一段動詞)の可能動詞形として一般的に用いられだした語型。五段動詞「漕ぐ」「取る」などの可能動詞形「漕げる」「取れる」などからの類推で発生した語であるが、規範的な文法の立場からは「見られる」というべきもの。
- み‐れん【未練】(名・形動)
- ①あきらめきれないこと・さま。心残り。regret〈用例〉〜を残す。
- ②{古語}まだ練達しないこと・さま。未熟。〈用例〉〜の狐(きつね)、ばけ損じけるにこそ(徒然・230)。
- 未練未酌が無い(みれんみしゃくがない)
- 同情する心がない。冷淡である。
- みれん‐がまし・い【未練がましい】(形)
- いかにも未練なようである。regretful〈用例〉〜・く後を追う。〈派生〉みれんがましさ(名)
- みれん‐たらし・い【未練たらしい】(形)
- いかにもあきらめきれないようすである。みれんがましい。regretful
- ミロ【Joan Miró】
- (1893-1983)スペインの画家。シュールレアリスムの画系を継ぐ代表者の一人。形と色彩の純粋な調和のもとに独自の優雅な幻想絵画を展開。作品『星座』など。
- みろく【▼弥▼勒】
- ①(?-?)インド大乗仏教瑜伽行(ゆがぎょう)派の開祖。無着の師。古来、弥勒菩薩(ぼさつ)と混同された。『瑜伽師地論』『弁中辺論頌』などを説いたとされる。
- ②→弥勒菩薩の略称。
- みろく‐おどり【▼弥▼勒踊(り)】
- 弥勒菩薩(ぼさつ)をたたえて踊る民俗芸能。沖縄地方の弥勒に仮装して練り歩く踊りや、関東地方の鹿島(かしま)踊りなどがある。
- みろく‐ぼさつ【▼弥▼勒▼菩▼薩】
- 釈迦(しゃか)入滅後、56億7000万年(厳密には57億6000万年)に兜率天(とそつてん)からこの世に現れ、仏となって衆生(しゅじょう)を救うとされる未来仏。弥勒仏。マイトレーヤ。慈氏。慈尊。
- ミロシュ【Oscar Vladislas de Lubicz-Milosz】
- (1877-1939)フランスの詩人・小説家。リトアニア生まれ。象徴主義の影響の濃い神秘的な詩を書く。詩集『デカダンスの詩』など。
- ミロス‐とう【ミロス島】
- (Mílos)ギリシア、キクラデス諸島南西部の火山島。面積151km2。ミロのビーナス像の出土で有名。ミロ島。
- ミロ‐の‐ビーナス
- 古代ギリシアのビーナス像(大理石)。制作年代はヘレニズム後期、紀元前2世紀後半という。1820年ミロ(ミロス)島で発見され、現在、フランスのルーブル美術館蔵。Venus of Milo
- ミロンガ【milonga】
- アルゼンチンの4分の2拍子のダンスリズム。1860年ごろハバネラから派生。
- ミロン‐はんのう【ミロン反応】
- フェノール性の水酸基をもつチロシン・ジオキシフェニルアラニンが示す呈色反応の一つ。試料にミロン試薬を加えて加温すると赤橙(せきとう)色を呈する。Millon's reaction
- みわ【三和】
- 〈町〉京都府西部、兵庫県境の町。丹波(たんば)高地にある古くから知られるタオル機業地で、マツタケ・クリの産地でもある。人口4840(1994)。
- みわ【三和】
- 〈町〉広島県中央部、三次(みよし)市の南に接する町。馬洗(ばせん)川の支流に沿う農林業の町で、国道375号が通る。人口4198(1994)。
- みわ【三輪】
- 奈良県桜井市の地区。三輪神道で知られる大神(おおみわ)神社の鳥居前町(とりいまえまち)で、古くからの「山辺(やまのべ)の道」の出発点。三輪そうめんは有名。
- みわ【三輪】
- 〈町〉福岡県中央部、甘木(あまぎ)市の西に接する町。農業と食品工業の町で、イチゴの産地。人口1万0898(1994)。
- みわ【▽美和】
- 〈町〉愛知県西部の町。住宅と工業の町で、菊・ネギの産地としても知られる。人口2万3585(1994)。
- みわ【▽美和】
- 〈町〉山口県東端、広島県境の山間の町。農林業の町で、クリ・シイタケ・茶などを産出。人口5557(1994)。
- みわ【▽美和】
- 〈村〉茨城県北部、八溝(やみぞ)山地の村。農林業が主体。鳥の子紙の産地。人口5245(1994)。
- み‐わく【魅惑】(名・サ変他)
- 不思議な力で人をひきつけ、迷わすこと。charm
- み‐わけ【見分け】
- 見分けること。見て区別すること。distinction〈用例〉〜がつかない。
- み‐わ・ける【見分ける】(下一他)
- 見て区別する。tell...from; distinguish〈用例〉服で〜。
- みわ‐しんとう【三輪神道】
- 中世に興った両部(りょうぶ)神道の一つ。大神(おおみわ)神社の神宮寺の大御輪寺で創唱された説。
- み‐わす・れる【見忘れる】(下一他)
- ①見たことがあるのに忘れる。forget〈用例〉顔を〜。
- ②見ることを忘れる。forget to see〈用例〉メモを〜。
- み‐わたし【見渡し】
- 見渡すこと。見渡せる所。展望。view
- み‐わた・す【見渡す】(五他)
- 広く遠くを見る。look out over
- みわたす‐かぎり【見渡す限り】(連語)
- 目のとどく範囲のすべて。as far as the eye can reach〈用例〉〜一面の雪。
- みわた‐まさこ【三輪田真佐子】
- (1843-1927)教育者。伊予(いよ)の人。明治35年(1902)東京に三輪田高女を創設、国家主義・良妻賢母主義の教育を行う。
- みわ‐やま【三輪山】
- 奈良県桜井市北部の山。標高467m。山容は美しい円錐(えんすい)形で、全山が伝説や三輪神道で知られる大神(おおみわ)神社の神体となっている。
- ミン【民】5画
- 部首 氏うじ 教育小4
- 区点 4417・JIS 4C31・シフト 96AF
- [音] ミン
- [訓] たみ
→ 字形参照
- たみ。ひとびと。官位など身分のない大衆。公の機関に所属していないもの。〈対義〉官(かん)・君(くん)。「国民・人民(じんみん)」「民家(みんか)・民間・民族・民度(みんど)・民話」〈用例〉(名)官も〜もあげて。(接尾)開拓〜。避難〜。
- ミン【▽明】8画
- 部首 日ひへん 教育小2
- 区点 4432・JIS 4C40・シフト 96BE
- [音] メイ・ミョウ・ミン
- [訓] あかり・あかるい・あかるむ・あからむ・あきらか・あける・あく・あくる・あかす
→ 字形参照
- 中国の王朝の一つ。1368〜1644年。紅巾(こうきん)軍のなかから朱元璋(しゅげんしょう)(洪武帝)が台頭し、征服王朝の元(げん)を追った。都は南京(ナンキン)。永楽帝のとき、北京(ペキン)に遷都。李自成(りじせい)によって滅亡した。→メイ・ミョウ[明]
- ミン【眠】10画
- 部首 目めへん 常用
- 区点 4418・JIS 4C32・シフト 96B0
- [音] ミン・ベン・メン
- [訓] ねむる・ねむい
→ 字形参照
- ①ねむる。ねる。やすむ。ねむり。〈比較〉寝(しん)。「安眠・睡眠・冬眠」
- ②しぬ。亡くなる。「永眠」
- みん【▼旻】
- (?-653)飛鳥(あすか)時代の学僧。推古(すいこ)16年(608)遣隋(けんずい)留学僧として中国に渡る。帰国して藤原鎌足(ふじわらのかまたり)らを教え、大化の改新のとき、国博士(くにはかせ)となり新政府を補佐する。
- みん‐い【民意】
- 人民の意志。will of the people〈用例〉〜に問う。
- みん‐えい【民営】
- 民間の経営。private〈対義〉官営・公営・国営。
- みんえい‐てつどう【民営鉄道】
- 私企業が経営する鉄道。日本では昭和62年(1987)4月からすべて民営となった。nongovernmental railroad; private railroad
- みん‐おく【民屋】
- →民家。private house
- みん‐か【民家】
- 一般民衆の住居。農家と町家(まちや)に大別される。農家では、合掌造り・くど造り・高塀(たかべい)造り・中門造り・土蔵造り・本棟(ほんむね)造り・曲がり屋造りなど、地方の生活様式に見合った形式が発達した。町家は桃山時代の京都に発達したおもて造りが、江戸時代になって全国に広まった。
- みん‐が【民画】
- 《風俗画・民俗絵などをまとめた語》民衆の間に生まれた絵。浮世絵・大津絵など。
- みん‐かい【民会】
- ①古代ギリシアの市民総会。ポリスにより名称はちがったが、いずれも最高議決機関であった。アテネのエクレシアがもっとも有名で、自由民の成年男子全員を成員とした。スパルタでは、アペラ。
- ②古代ローマの市民総会。クリア会・兵員会・平民会の3会があった。コミティア。
- ミンガス【Charlie Mingus】
- (1922-79)アメリカの黒人ジャズ‐ベース奏者・作曲家。モダンジャズの巨匠の一人。作品『直立猿人』など。
- みん‐かつ【民活】
- 《「民間活力」の略》民間企業の大型設備投資、および人材やノウハウなどを活用すること。大規模な公的事業に導入し、財政負担を軽くしながら経済の活性化や内需拡大が図られる。
- みん‐かん【民間】
- ①民衆のあいだ。private
- ②公的な機関に所属していないこと。〈用例〉〜人。
- みんかん‐がいこう【民間外交】
- 公的な機関によらず、民間人どうしが直接行う国際交流。civilian diplomacy
- みんかん‐しほん【民間資本】
- 個人や私企業に属する資本。private capital
- みんかん‐しんこう【民間信仰】
- 民間に発生し、伝承されている民族固有の信仰。原始信仰と通じるものが多く、教理や宗派組織はもたない。稲荷(いなり)・田の神・水神信仰など。folk belief
- みんかん‐せつわ【民間説話】
- 民間に口から口へと伝えられた物語。民話。昔話。folktale
- みんかん‐でんしょう【民間伝承】
- 民間で受け継がれてきた技術や知識。民衆の中に伝わっている社会慣行・ことわざ・俗信・遊び・儀礼など。folklore
- みんかん‐ほうそう【民間放送】
- →商業放送の別称。
- みんかん‐やく【民間薬】
- 古くから民間の伝承によって用いられてきた薬物。各民族に固有の薬物があり、ほとんどが天然物。folk medicine
- みんかん‐りょうほう【民間療法】
- 民間で受けつがれてきた治療法。呪術(じゅじゅつ)的なものから、鍼(はり)・炙(きゅう)・湯治(とうじ)などの経験的に獲得されて科学的意味のある療法まで、種々ある。folk remedy
- みん‐ぎょう【民業】
- 民間・民営の事業。〈対義〉官業。
- みん‐きょく【▽明曲】
- 中国、明(みん)代の戯曲・演劇の総称。狭義には明曲を代表する伝奇(でんき)。元(げん)代雑劇のあとをうけて戯曲構成がより進歩し、長編多幕で自由奔放な作風となった。
- ミンク【mink】
- イタチ科の動物食性哺乳(ほにゅう)類。体長は雄33〜43cm。毛皮獣として名高く、約100年前から養殖される。北アメリカ原産。
- みん‐ぐ【民具】
- 一般民衆が日常生活の必要から製作・使用してきた身近な道具の総称。昭和初期に渋沢敬三(しぶさわけいぞう)が提唱した呼称で、今日では学術用語として定着。
- ミンク‐くじら【ミンク鯨】
- 《ノルウェー人の呼称ミンキーから》ナガスクジラ科の小形のヒゲクジラ。全長10m以下。背は黒、腹は白で、胸びれ外側に白色帯がある。コイワシクジラ。minke whale; piked whale
- みん‐げい【民芸】
- ①《民衆工芸・民衆的工芸品、の意》民衆の生活に必要な実用工芸の分野の総称。大正末、柳宗悦(やなぎむねよし)の造語。folk craft
- ②劇団民芸の通称。
- みんげい‐かぐ【民芸家具】
- 地方特産の素材を用い伝統的技法で作られた家具。folk furniture
- みんげい‐ひん【民芸品】
- その国、地方独特の手工芸品。郷土芸術品。article of folk art
- みん‐けん【民権】
- ①人民が政治に加わる権利。suffrage〈用例〉〜の伸張。
- ②人民の基本的人権。身体・財産の保持など。civil rights
- みんけん‐しゅぎ【民権主義】
- 孫文(そんぶん)が唱えた三民主義の一つ。民権の伸張を基本に政治的平等を説く。
- みんけん‐とう【民権党】
- 明治時代、自由民権主義を唱えた民権派政党。板垣退助(いたがきたいすけ)を中心に設立された立志社など自由民権の政治結社、またはその運動家たちの呼称。
- みん‐ごと【見ん事】(副)
- 《「みごと」の転》「みごと」を強めた語。りっぱ。
- ミンコフスキー【Hermann Minkowski】
- (1864-1909)ドイツの数学者。ロシア生まれ。解析数論で業績をあげ『数の幾何学』の名著がある。特殊相対性理論を4次元空間(ミンコフスキー空間)の幾何学として示すミンコフスキーの時空の概念を導入。
- みんさあ
- 沖縄県八重山地方の織物。綿糸を藍(あい)などで染め、絣(かすり)の図柄などを織り込んだもの。婚約のときに女性が細帯に織って男性に贈る風習があった。
- みん‐さい【民際】
- 政治学者坂本義和(さかもとよしかず)の造語。国家間ではなく、日常的な生活感情で外国の住民との間に共通性が自覚され定着すること。〈用例〉〜外交。
- みん‐じ【民事】
- ①民法・商法などの私法上の法律関係における現象や事柄。civil affairs〈対義〉刑事。
- ②「→民事事件」の略。
- みんじ‐がいしゃ【民事会社】
- 鉱業・農林業・漁業などの営利事業を目的とするが、商行為はしない社団法人。〈対義〉商事会社。
- みんじ‐さいせいほう【民事再生法】
- 経営が行きづまった中小企業が再建をめざす手続きを規定した法律。平成12年(2000)従来の和議法を廃して施行された。
- みんじ‐さいばん【民事裁判】
- 民事事件についてなされる裁判。civil trial〈対義〉刑事裁判。
- みんじ‐じけん【民事事件】
- 民事に関する事件で、民事訴訟法の対象となるもの。民事。civil case
- みんじ‐しっこう【民事執行】
- 民事債権の執行機関による強制執行を中心とする、民事執行法に基づく裁判手続きの総称。
- みんじ‐せきにん【民事責任】
- 違法行為によって他人の権利または利益を侵害した場合に、被害者のうけた損害を賠償する私法上の責任。civil liability
- みんじ‐そしょう【民事訴訟】
- 私人の間で起きた生活関係についての紛争を、法律によって強制的に解決するための裁判手続き。民訴。civil suit
- みんじ‐そしょうほう【民事訴訟法】
- ①民事訴訟に関する手続きを定めた法律。明治23年(1890)公布。大正15年(1926)大幅改正。
- ②民事訴訟の制度にかかわる法律の総称。
- みんじ‐ちょうていほう【民事調停法】
- 民事紛争の調停に関する手続きを定めた法律。昭和26年(1951)それまでの各種調停制度を整理統合して制定。
- みんじ‐とくべつほう【民事特別法】
- 民事に関する特別法。一般法である民法に対する借地法など。the civil trial special law
- みんしゃ‐とう【民社党】
- 昭和35年(1960)に結成された民主社会党が同44年(1969)改称して成立した政党。階級政党を否定、国民政党を標榜(ひょうぼう)し、自民党の政策に是々非々の立場をとる。平成6年(1994)新進党の結成にむけ解党。
- みん‐しゅ【民主】
- 一国の主権が国民にあること。democracy
- みん‐じゅ【民需】
- 民間の需要。civilian demand〈対義〉官需・軍需。
- みん‐しゅう【民衆】
- 国民の大多数。一般の人民。people〈比較〉大衆・庶民・人民。
- みんしゅう‐えき【民衆駅】
- 旧国鉄が、民間に駅舎を建てさせ、それを借り受ける形をとってできた駅。
- みんしゅう‐か【民衆化】(名・サ変他)
- 民衆のものとすること。popularization
- みんしゅうし‐は【民衆詩派】
- 大正デモクラシーを反映し、民衆の生活や労働を人道主義的立場でうたった流派。口語体自由詩を書いた。福田正夫(ふくだまさお)・白鳥省吾(しろとりせいご)・百田宗治(ももたそうじ)らが集まり、詩誌『民衆』を中心に活躍。
- みんしゅう‐てき【民衆的】(形動)
- 民衆に根ざしているさま。民衆に受け入れられるさま。〈用例〉〜基盤に立つ。
- みんしゅ‐か【民主化】(名・サ変自他)
- ①人民が権力をもった社会にすること。
- ②機構や組織などを改革し、運営にさいし下部の意見を反映しやすくすること。democratization
- みんしゅ‐カンボジア【民主カンボジア】
- (Democratic Kampuchea)カンボジアの政権の一つ。1976年クメール‐ルージュとシアヌーク派などが連合して成立。ポルポト政権。
- みん‐しゅく【民宿】
- 民家が副業的に経営する宿泊施設。許可制で、旅館やホテルなどの少ない地域で、特定シーズンにスキーや海水浴などのレクリエーション客に提供される場合が多い。
- みんしゅ‐しゃかいしゅぎ【民主社会主義】
- ソ連・東欧型社会主義を否定し、階級闘争の否定や労資協調路線を特徴とする改良主義的な社会主義。第2次大戦後、イギリス労働党などを軸に国際的潮流を形成。democratic socialism
- みんしゅ‐しゃかいとう【民主社会党】
- 昭和35年(1960)日本社会党から分裂して結成された政党。左右の独裁を排し、議会制を通じて漸進的に社会主義を実現することを唱えた。同44年(1969)民社党と改称。
- みんしゅ‐しゅうちゅうせい【民主集中制】
- マルクス‐レーニン主義政党の組織原則である民主主義的な中央集権制。党員の創意性を高める党内民主主義と、党の団結力を保障する中央集権制とが結合したものとされる。democratic centralism
- みんしゅ‐じゆうとう【民主自由党】
- 昭和23年(1948)日本自由党と民主党の一部が合同して結成した保守政党。同25年(1950)自由党と改称。民自党。
- みんしゅ‐しゅぎ【民主主義】
- =デモクラシー。〈比較〉全体主義。
- ①人民が主権をもち、自分たちのための政治を行う政治原理や政体。市民革命をへて19世紀後半に正統的政治原理として定着し、20世紀に入り普通選挙の実現で政治制度として確立。democracy
- ②人間の自由と平等を尊重する考え方や体制。democracy
- みんしゅ‐せいじ【民主政治】
- 国民に主権があり、その意思に基づいて行われる政治。democratic government〈対義〉独裁政治。
- みんしゅ‐てき【民主的】(形動)
- ①国民の主権を尊び、自由・平等になるように、お互いを尊重するさま。democratic〈対義〉独裁的・封建的。
- ②公平で、開放的で、協調的なさま。democratic〈用例〉〜に話し合う。
- みんしゅてき‐ざいせい【民主的財政】
- 政府の経済活動の内容やそのための費用負担の選択が、民主的な手続き(国会や選挙など)を通じて国民の意思により決定される財政。
- みんしゅ‐とう【民主党】
- ①アメリカの政党。共和党と並ぶ二大政党の一つ。独立後成立した民主共和党が1828年に改称。29〜61年のほとんどの期間、政権を独占。奴隷制問題をめぐって分裂し、以後沈滞。1933〜53年、ルーズベルト・トルーマンによる第2次大戦指導、戦後政策により地位を確立。以後ケネディ・ジョンソン・カーター・クリントンと続いた。Democratic Party
- ②平成8年(1996)鳩山由紀夫(はとやまゆきお)らによって結成された民権政治をめざす政党。
- みん‐じょう【民情】
- ①人民の実情。〈用例〉〜視察。
- ②人民の気持ち。
- みん‐しん【民心】
- 人民の心。国民の心情。popular feelings
- みんしん‐がく【▽明▽清楽】
- 日本に伝来した中国の明・清時代の民間の音楽、明楽と清楽の総称。明楽は17世紀半ば日本に伝来。清楽は江戸後期に伝わり盛行。曲例『九連環』など。
- ミンスク【Minsk】
- ヨーロッパ東部、ベラルーシの首都。11世紀以来の商業都市で、鉄道・道路交通の要地。人口163.4万(1991)。
- ミンスク【Minsk】
- ロシアの航空母艦。3万7100トン。1979年ウラジオストクを根拠地とする太平洋艦隊に配属。ソ連が太平洋艦隊を飛躍的に増強した象徴といわれた。
- ミンストレル【minstrel】
- 中世ヨーロッパの職業音楽家・芸人。楽器を演奏したり詩歌をうたったりした。
- ミンストレル‐ショー【minstrel show】
- 1820年代のアメリカにおこった大衆演芸。白人が黒人に扮(ふん)し、歌・踊り・寸劇などを演じた。
- みん‐せい【民青】
- 《「日本民主青年同盟」の略》日本共産党指導下の大衆的青年組織。第2次大戦前の共産青年同盟を昭和24年(1949)再建し、同31年(1956)改称して成立。
- みん‐せい【民政】
- ①国民の生活に関する政務。administration
- ②文官がする政治。civil administration〈対義〉軍政。
- みんせい‐いいん【民生委員】
- 都道府県の推薦により、厚生大臣が委嘱する名誉職の委員。生活困窮者の保護指導を行い、社会福祉事業に協力する。もと、方面委員。local welfare commissioner
- みんせい‐しゅぎ【民生主義】
- 三民主義の一つ。経済綱領にあたるもので、経済機構の改革に基づく人民の生活安定を唱えたもの。
- みん‐せん【民選】(名・サ変他)
- 人民の選挙によって選ぶこと。election by the people〈対義〉官選。
- みん‐せん【▽明銭】
- 室町時代、明から貿易船によって流入した銅銭。永楽通宝・宣徳通宝などで、室町時代の日本の通貨の主流となった。
- みんせん‐ぎいん【民選議院】
- 国民による選挙で選出された議員が構成する議院。板垣退助(いたがきたいすけ)・後藤象二郎(ごとうしょうじろう)・副島種臣(そえじまたねおみ)らが明治7年(1874)に民選議院設立建白(けんぱく)書を提出、自由民権運動へ発展した。
- みんせん‐ぎいん【民選議員】
- 国民が選んだ議員。representative elected by the people
- みんせんぎいん‐せつりつけんぱくしょ【民選議院設立建白書】
- 明治初期、政府に提出された国会開設要求の意見書。明治7年(1874)板垣退助(いたがきたいすけ)らが太政官(だじょうかん)左院に建白。自由民権運動の発端となる。
- みん‐ぞく【民俗】
- 民間の生活に結びついた信仰・習慣・風俗・技術・伝承文化などの総称。folklore
- みん‐ぞく【民族】
- ①人種・言語・文化・宗教などに多くの共通点をもつ社会的集団。race; people〈用例〉北方の〜。
- ②領土・経済・運命を共通にし、国家を形づくっている社会的集団。国民。race; nation〈用例〉〜の祭典。
- みんぞく‐いしき【民族意識】
- 同じ民族に属しているということの自覚。自民族への親和感とともに他民族への対立・排外意識を生む。national consciousness
- みんぞく‐いしょう【民族衣装】
- 人種的あるいは文化的同質性をもつ人間集団、つまり民族における、類型的な服装。native costume
- みんぞく‐うんどう【民族運動】
- 少数民族が抑圧からの解放を求める運動や、植民地などにおける被支配民族の独立運動。民族解放運動。national liberation movement
- みんぞく‐おんがく【民俗音楽】
- 芸術音楽に対して社会の基層文化に属する音楽の総称。広義には民族音楽に含まれる。folk music
- みんぞく‐おんがく【民族音楽】
- 各民族がもつ民族的特徴を示す音楽。芸術音楽に対して、一般民衆の音楽(民俗音楽と同義)、各民族がもつ固有の伝統的芸術音楽、特定の民族意識をもった芸術音楽、自然民族の音楽などに大別される。ethnic music
- みんぞくかいほう‐うんどう【民族解放運動】
- 植民地で展開される、宗主国の支配からの民族独立をもとめる社会運動。異民族支配とともに長い歴史があるが、第2次大戦後の発展がめざましい。national liberation movement
- みんぞくかいほう‐せんそう【民族解放戦争】
- 抑圧された民族が政治的独立や自由を達成・回復するために行う戦争。第2次大戦後のアジア・アフリカがおもな舞台となった。national liberation war
- みんぞく‐がく【民俗学】
- 文明諸国において、自国の民族の日常生活文化を研究する学問。イギリスに始まり、フランスやドイツで発達。日本では柳田国男(やなぎたくにお)が創始者。フォークロア。folklore〈比較〉文化人類学。
- みんぞく‐がく【民族学】
- 諸民族の文化を比較検討し、人類文化の総合理解をめざす学問。多くヨーロッパで用いられる概念で、アメリカで用いられる文化人類学と基本的に同義。ethnology
- みんぞく‐げいのう【民俗芸能】
- 民間の生活の中で維持伝承されてきた芸能の総称。長寿・豊作祈願・悪霊退散などの信仰から生まれたもので、それを職業としない神主(かんぬし)や巫女(みこ)、一般の人々などが行う。郷土芸能。民間芸能。folk entertainment
- みんぞく‐ごい【民俗語▼彙】
- 地域社会の生活を知る手がかりになる用語。親族関係・人事・行事などの名称、昔話・民話・ことわざ・なぞ・唱え言・歌謡・わらべことば・俗言などにみられる。folkloric vocabulary
- みんぞく‐こっか【民族国家】
- 民族を基盤に国民経済を形成し政治的統一をなしとげた近代国家。racial nation
- みんぞく‐さべつ【民族差別】
- 特定の民族を宗教・文化や肌の色などで差別すること。racial discrimination
- みんぞく‐し【民族誌】
- 現存する諸民族の生活様式(文化)全体を、フィールドワークに基づいて体系的に記述したもの。ethnography
- みんぞく‐じけつ【民族自決】
- それぞれの民族が政治的に独立し、独自の政治・社会制度をつくる権利。国民国家の形成をめざす主張で、第1次大戦後、アメリカ大統領ウィルソンが唱道したことに始まる。racial self-determination
- みんぞくじけつ‐けん【民族自決権】
- 民族がその政治的運命を自分で決める権利。フランス革命とともに主張され、第1次大戦でアメリカ大統領ウィルソンが唱え、第2次大戦後の国際社会において普遍的な原則となる。right of racial self-determination
- みんぞく‐しほん【民族資本】
- 発展途上国や植民地が自力で蓄積した資本。外国資本の支配力に対抗する土着の資本。native capital〈対義〉買弁(ばいべん)資本。
- みんぞく‐しゅうきょう【民族宗教】
- 特定の民族に固有の宗教。原始宗教・ヒンズー教・日本の神道など。
- みんぞく‐しゅぎ【民族主義】
- ①《一般に》ある民族の独立・統一・発展・繁栄をめざすイデオロギーや運動。nationalism
- ②孫文(そんぶん)が唱えた三民主義を構成する要素の一つ。
- みんぞく‐せいしん【民族精神】
- 《Volksgeist(ドイツ)の訳語》個人を超えて特定の民族に固有の思考や観念。ヘーゲルがその存在を主張、歴史を牽引(けんいん)する力であるとした。national spirit
- みんぞく‐だいいどう【民族大移動】
- 4〜6世紀、ゲルマン諸民族が西ヨーロッパに大挙して流入、定着した現象。東方のフン族が東・西ゴート族を圧迫したのを契機に、西ゴート族がローマ領内に侵入し、以後次々と諸族が各地に移動。部族国家を建てたが、いずれも短期で滅亡。この間に西ローマ帝国も滅んで、フランク王国のみが大勢力を形成、中世ヨーロッパ世界形成のきっかけとなった。the migration of nations
- みんぞく‐てき【民族的】(形動)
- ①民族全体についての。national〈用例〉〜要望。
- ②民族に固有の。racial〈用例〉〜な祭り。
- みんぞく‐ぶよう【民俗舞踊】
- 民衆の間で踊られている伝統的な舞踊の総称。盆踊りなど。フォークダンス。folk dance
- みんぞく‐ぶよう【民族舞踊】
- 特定の民族・国民固有の舞踊芸術(伝統様式をもつ古典舞踊)をいう。日本舞踊・フラメンコなど。エスニック‐ダンス。ethnic dance
- みんぞく‐ぶんか【民族文化】
- その民族特有の文化。national culture
- みんぞく‐もんだい【民族問題】
- ある民族が他民族の圧迫や干渉を排し民族的統一を実現する過程で起こる諸問題。近代国家形成期に多民族国家内の被支配民族の独立要求をめぐって発生し、帝国主義時代にはアジア・アフリカを中心に植民地・半植民地で多発。racial problem
- みんぞく‐りょうり【民族料理】
- その民族固有の料理。ethnic cuisine